もう負け組なんて言わせない。やり直しの能力で幸せになってみせます!
婚約者には恋人がいた──幸せになれるはずの婚約披露パーティーの日、最悪な形で婚約者の第二王子から婚約破棄されてしまったヴァイオレット。なんの才能もなく、家柄しか誇れる
ものがなかったヴァイオレットは負け組と蔑まれ、プライドをズタズタにされてしまう。
しかもそれまでの自分の行いのせいで友人を失い、家族からも捨てられてしまう。誰からも信用されず、全てを失くしたヴァイオレットは幽閉された屋敷で火事に巻き込まれ、孤独に死のうとしていた──。
それまでの行いを反省し、人生をやり直したいと強く願った時、ヴァイオレットに『やり直し』という加護が発現。目覚めると婚約披露パーティーの一年前に戻っていた。
ヴァイオレットは心を入れ替え、『やり直し』を使いこなしながら、今度こそ幸せになるための行動を始める。そんなヴァイオレットが出会ったのは、筆頭魔術師でありながら魔力が強すぎるあまり『化け物魔術師』と呼ばれて周囲から忌避されているユリシーズだった。
しかしユリシーズは紳士的で優しく、かつての婚約者とは正反対だった。ヴァイオレットはだんだんユリシーズに惹かれていく。ついでに言うと、そのもっさもさの髪を切りたい。しかしユリシーズの髪は呪われていて──?
さらにヴァイオレットは『やり直し』の能力で王太子妃の暗殺を防いだことから、何者かが暗躍するキナ臭い事件に巻き込まれていくのだった。
※アルファポリスでも連載しています。完結済みなため手直ししつつ順次更新していきます。ハッピーエンド確約ですが、辛いシーンが入ることがあります。
※ざまぁは因果応報レベルで中盤以降からです。過剰なざまぁは期待しないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 21:39:02
144510文字
会話率:46%
少女はある日、人喰いと呼ばれる化け物に大切な幸せを全て奪われてしまう。
心臓に傷を負ったものの、なんとか一命を取り留める¥た彼女は憎き人喰い共をこの世から残らず殺すため、自分のような境遇に誰も陥ってしまわないようにと、騎士になりたいと育
ての親の元を飛び出して早一年が過ぎた。
だが、少女は騎士になれなかった。代わりに騎士たちの日常を支える雑用係として騎士団で働くことになってしまう。
血の気が多い騎士たちに手酷い扱いをされようと、少女はただひたすらまじめに働いた。人喰いを直接殺すことはできないが、殺してくれる騎士のために働けばそれは人喰いを殺すことに繋がっていると、腐りそうになる自分にそう言い聞かせながら。
これは、騎士を夢見る少女が人々を守る物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 20:56:12
300662文字
会話率:51%
子どもの頃からずっと、教会の一員になることを夢に見ていた。そして、やっと一員になって一年。まだまだ覚えることは多いが、だんだん慣れてきていた。
そんなある日、彼女の平和でずっと望んでいてやっと手に入れた生活は一変してしまう。
戦う力なん
てない彼女は新たな世界へと引きずり込まれ、そして、彼女の相棒となった少女と共に様々な依頼をこなし、見ることとなるだろう。
信じた世界の新たな一面を。
そして、それらに直面した時、彼女たちは選択しなければならない。
誰の言葉に耳を傾け、誰の言葉を信じるか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-16 20:23:36
121237文字
会話率:42%
“ありのままでいいんだよ――そう教えてくれたのは、カウンセラーの女子高生だった”
弁論で、悩める人の背中を押してきた高校三年生の望月陽莉は、新一年生の小波未羽の弁論を指導することになった。そんな彼女は、かつて出場した弁論大会での失敗で、
自信を喪失しているようで……。
合奏で上手く演奏できない、管弦楽部の友人。
娘の夢を応援できずに、諍いに疲弊する弁論部の顧問。
三人の悩みに向き合いながら、陽莉は最後の大会である【合文祭】に挑む!
しかし、彼女にも深い闇が迫っていて――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 20:53:10
186799文字
会話率:38%
短い話は超短いです。ちょっとした息抜きに、お酒のおつまみに。そんな何でも屋の<俺>の日常。2017年12月12日、改題してみました。一話完結です。
■□元のあらすじ□■
一日ヒマ無し忙しい。太陽が逃げる、月が追う。そしてまた太陽は昇り、西に
向かって逃げて行く。そんな忙しない日々を送る、真面目でぽややんなバツイチ子持ちの何でも屋<俺>の日常──。
こちらには、『逃げる太陽 一年で一番長い日』本編後のお話を置いていきます。楽天の自ブログからの転載です。<俺>の名前は出てきません。作者は、ブロンジーニの『名無しの探偵』テレビシリーズと『金鳥小説・父子水』のファンです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 19:56:32
405511文字
会話率:30%
*一話完結*
一日ヒマ無し忙しい。太陽が逃げる、月が追う。そしてまた太陽は昇り、西に向かって逃げて行く。そんな忙しない日々を送る、真面目でぽややんなバツイチ子持ちの何でも屋<俺>が出会ったのは、ちょいと地味な男前、古美術雑貨取扱店慈恩堂の真
久部さん。その怪しくも胡散臭い笑みに、気がつきゃころころ転がされ、<俺>は一体どうすれば。ほんのり不気味、ほんわり怖い。これはそんなお話です。
『一年で一番長い日』の続編ですが、そちらを読まなくても大丈夫です。
楽天の自ブログからの転載です。<俺>の名前は出てきません。作者は、ブロンジーニの『名無しの探偵』テレビシリーズと『金鳥小説・父子水』のファンです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 21:16:01
798812文字
会話率:48%
*本編完結済み*
目覚めれば、そこは見知らぬ部屋。そして隣に女の死体。何故だ! ─パニックから始まる、何でも屋のハードな夏。依頼された行方不明人探し、謎の双子、そして─警察官だった弟が追っていたらしい、紫色した残酷なドラッグ<ヘカテ>…。
どぶ浚いに迷子ペット探し、買い物代行、草刈り、大雨の後の樋掃除など、日々平和なよろず事に明け暮れていたはずの<俺>。実は裏の顔があって…などということもなく。うっかり会社をリストラされてしまうくらい、真面目でぽややんなバツイチ子持ちの何でも屋・<俺>は、真相にたどり着くことができるのか?
ドラッグや衣装倒錯、回想シーンに少々スプラッタな描写が出てきますが、基本は健全です。楽天の自ブログからの転載です。シリアス寄りのコメディ、なのかも。
<俺>の名前は出てきません。作者は、ブロンジーニの『名無しの探偵』テレビシリーズと『金鳥小説・父子水』のファンです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-01 06:24:19
594806文字
会話率:40%
私立中高一貫櫻風学園の高校一年副会長白木誠はインテリ眼鏡で大がつくほどのゲーム好き
放課後のゲームが日課な彼が出会った最強ゲーマー“もくめ”が実は学園の生徒で……?!
出会いはゲーム!!
リアルは最弱?!
ゲームから始まる副会長と陰キャ最強
ゲーマーな彼女のハラハラ?ラブコメディ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 16:33:13
7472文字
会話率:28%
幼い頃の病がもとで白髪になった王女エステリーゼは、政略結婚の駒として嫁いだ先で、一夜のうちに離縁を告げられた。
その一年半後、彼女に舞い込んだのは、国内最南端の島を治める伯爵に、書生として厄介にならないかという話だった。
だが、新たな主人は
、今まで接したことのない種類の人物で……
己の誇りと純情(!)をかけて島を襲う大小の危機に立ち向かう、王女と伯爵の物語。
*この作品はアメーバブログ『*Aurora Luce**』
(https://ameblo.jp/moon-of-the-dawn/)にも掲載しています。ブログの方がストーリーは先行しています。ブログ独自の機能を使ったエピソードは割愛したり、この機会に加筆修正したものをこちらに掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 16:04:07
261266文字
会話率:29%
このボクが新体操少女に!?
目が覚めたら、そこは10年前。しかも、ボクが女の子として生まれた世界だった――
正愛学院高校特進科で受験勉強に明け暮れる日々を送っていた、御手洗 稔(みたらい みのる)。
成績不振、受験へのストレスで心身疲
れ果てていた稔(みのる)は、みかねた正愛学院高校教師かつ新体操部顧問の三日月知代の不思議な力で稔(みのる)から美乃理(みのり)へと転生する。
しかも、転生先は10年前。
稔は時空を超え、小学一年生の女子児童・美乃理(みのり)となって、一度は卒業したかつての小学校に、再び通うことに。
同じクラスメイトたちではあるが、女子児童となった美乃理(みのり)は、女子の忍やさやかと仲良くなったり、かつて親しかった男子とは喧嘩をしたりと、稔とは全く違った学校生活を送ることとなる。
女子としての生活に戸惑ったり失敗したりしつつも、新しい日々を送る美乃理。
だが、転生前、美乃理は三日月と約束をしていた。
「女子になったら、正愛学院の女子新体操部に入る」と。
そして美乃理(みのり)は、三日月先生との約束を果たすため、勉強にうるさい母と、無関心な父に新体操をやることを告白する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 11:00:00
389127文字
会話率:30%
わたくし、どこぞの異世界に転生してしまったようです。
中世というよりは、近世。そして、近世よりも倫理観の進んだ都合のいい世界。所謂、乙女ゲームだとかナーロッパと称されるような異世界なのだと思います。
まあ、だからなんだという感じなのです
が。
一応、幼少期からどこぞの異世界に転生してんなー? とは、思っていた。
でも、それがどこの異世界だなんて知らなかった。
だが、今日。貴族学園中等部へ一年生が入学して来て、確信へ変わった。
それというのも……
「だから、平民ヒロインのあたしが攻略対象の王子様達と結ばれるには悪役令嬢にイジメられないといけないの! あなたが、あたしに一切興味無い的な態度だと、王子様達もあたしに興味持ってくれないじゃない! 嫉妬心剥き出しの、イヤミったらしい態度であたしにネチネチと嫌がらせしてよ!」
と、自称平民ヒロインという生徒に絡まれた。
ちなみに、わたし……わたくしは、二年生だ。しかも割と高位貴族ぞ? 先輩に対する態度とか以前の問題だ。そして、
「ストーリー通りに行動しないということは、さてはアンタ転生者ね! 悪役令嬢のクセにヒロインを差し置いて逆ハー狙いとはいい度胸ね!」
とか、頭おかしい奴に絡まれて、滔々とこの乙女ゲームの世界を語られている感じだ。
「あの、これは疑問なのですけど」
「なによ?」
「あなたって、被虐趣味でもありますの?」
設定はふわっと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 02:26:24
3756文字
会話率:55%
ある日、黒い光の柱が現れた。
その日を境に、日本を始め各国では犯罪が急激に増え始めた。
中には、怪奇現象や非現実的な事件も姿を現し始めたのだ。
東京の高校に通う一年生の奏汰 英士(かなた えいし)はこれからの学生生活に順風満帆を感じるが、
全てはある事件に巻き込まれて一変した……。
これは、いずれ宇宙をも巻き込む世界の命運を賭けて戦う人間達の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 00:59:52
14858文字
会話率:33%
俺の名前は袴田恭。通称『ダヤン』と呼ばれている。一年前のある日、水溜りを歩いていたら、なぜか異世界に転移してしまった。右も左も分からない異世界で、なんとか情報を得て、知識を総動員し、ファンタジー世界を生きていこうと決めたが、ラノベなんかのテ
ンプレにある、転生者や転移者に与えられる特別なスキルというものを、俺は一切持っていなかった。それからというもの、冒険者の荷物持ちとして働き、日々生き抜いてきた。ある夜、あまりに辛いことが起きた俺に、運命を司る女神様が、スキルと加護を与えてくれた。俺の保有スキルは『双六』。一見地味だが、意外に使えるスキルだった。女神様の使いと話したり、従魔の願いを聞き入れたり、剣と対話したり、いろいろ忙しい日々が続いて、なかなか双六の発動条件をクリアできないでいる。今のところ、いい目が出たりしてはいるが、これもどうなることやら…。そして、俺の絶好の楽しみ、食レポなんかもあって、周りはより賑やかだ。いつか行きたいと願った地に、果たして辿りつくことができるのだろうか?神のみぞ知る!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 20:28:19
26166文字
会話率:34%
文政十一年の夏。
御様御用(おためしごよう)の山田朝右衛門の門人、源八郎はある子供と出会うことになる。その子の名は亀若丸。年齢は十才だ。一見して百姓の子らしいが、亀若丸は何者かに命を狙われていた。理由は判然としない。それを源八郎は撃退する。
その後、二人は共に生活することになる。彼らは互いの境遇を知らないが、だんだんと親交を深めていく。そして亀若丸の出生を知ったとき、二人は否応にも巻き込まれる。運命は節操なく人間を飲み込んでいく――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 16:46:52
75716文字
会話率:46%
皿屋敷学園の中等部の学生、望月従吾は一年生にして番長である。しかしオカルト研究会の会長、景川ひかげと出会うことで世にも奇妙な体験をすることになった。不気味で不可思議な事件を解決するために二人は協力関係となる。
最終更新:2025-01-20 16:54:45
74201文字
会話率:52%
“この願いが、正しかったとは限らない。
でも、あの子の笑顔を、ただ守りたかったんだ――”
少女に拾われた白い犬は、静かにそばにいることしかできなかった。
声も届かず、想いも伝えられず。
それでも願った。
「人間になれたら、彼女を救えるのに
」と。
その夜、謎めいた存在との契約が交わされる。
条件はひとつ――
「一年後、お前はこの世界から消える。誰の記憶にも残らずに」
名前を与えられた少年・白津智紀として、最後の一年が始まった。
少しずつ近づいていく距離。初めての戸惑いと、芽生えかけた感情。
けれど、その背後には、彼の行く末を静かに見つめる者がいた。
それは“監視者”なのか、“導く者”なのか。
それとも――。
これは、一人の少年の恋と、
もう一つの想いが交差する物語。
消えることすら赦された願いは、
誰かの犠牲の上に、そっと灯り続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 12:33:32
47861文字
会話率:31%
有名私立大に通う安原カズマは、孤立したくない一心で身の丈に合わぬ交流を続けるうちに消費者金融で百万円の借金を作ってしまった。
カズマは手っ取り早く借金を返済しようと「転生バイト」と言うサイトにアクセス、戦隊ヒーローが実在する世界に転生し、間
瀬真一郎と言う人物になってしまった。星博士と言う怪しげな中年男性から「あらゆる負債をチャラにしてやるから、悪の組織『ガルファー団』を一年以内に全滅させろ」と変身ブレス「フェーマウォッチ」を渡され、他の4人と共に「新星戦隊フェーマスターズ」として戦いに身を投じる事となるのだが・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 09:50:44
48937文字
会話率:63%
高校二年生になった小砂智奈は、警察官を父に持つ浅間美沙を通じて警部補・蒲生恭治を特別学習「社会人に聞く職業体験」の講師として依頼した。
一年前、校外学習で障害者施設を訪れた時に美沙が人質になったのだが、蒲生と智奈の連携プレーによって美沙は救
助されたのだ。
蒲生の本性を知る美沙は断固反対するが、智奈の熱意に押されて非公認宗教団体・魂の家族の教祖・生谷源四郎との対談と言う形を取ることで同意した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 19:21:39
9717文字
会話率:68%
高校一年生の須佐宣は家庭の事情から地元を離れて祖父と住むことになった。中学時代思いっきり剣道ができなかったため、高校こそはと意気込んでいたが進学した青波工業高校には剣道部がなかった。同じく剣道部を復活させたい瀬良垣流星と出会い部員集めに奔走
することに。宣はどうしようもない家庭の事情に振り回されながら仲間を集め思いっきり剣道ができる青春を目指す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 06:10:00
58320文字
会話率:38%
『僕たちを指導していただけませんか』
日本長距離界では
指折りの指導者である
岡林裕正に届いた1通のメール…
送り手は、
ユニフォームカラーの
シグナルレッド色しか目立たない
城西拓翼大学・陸上競技部で、
唯一、
長距離ブロック男子
部員の
一年生・斧田謙信からであった。
この物語は、
その『斧田メール」から始まり、
後に、箱根駅伝で
『シグナルレッドの快進撃』と
呼ばれる伝説を成し遂げた
箱根メンバー達の
苦難と栄光の物語である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 21:36:49
10435文字
会話率:8%
長い入院生活をしていた病弱美少女、五十鈴蘭子。
中学一年で学生デビューを果たす。
右も左も分からない学生生活で待っているのは未知の連続。入院中に書き残した「元気になったらやりたい100のこと」を達成できるのか?
頼りになるのは
主人公、園田庭人だけである。
五十鈴さんと出会う前は平凡な毎日を送っていた園田くん。薄幸の美少女五十鈴さんに頼られ、周囲から集まるのは嫉妬の眼差しだった。
しかも二人が入学した華岡学園は、生徒誰しもが主人公になれるほどの個性派揃い。発展途上な天才たちに囲まれ、果たして二人は普通の学生生活を送れるのか?
緊張で周囲から誤解されがちな、高貴な見た目のノルウェー系ヒロイン五十鈴さん。そんな美少女が学校に通う夢を叶え、様々な騒動を巻き起こす学園ストーリー!
一年編 コメディー
二年編 ミステリー
三年編 ラブコメ
高校編 アオハル
学年ごとにを区切って執筆しますので、プロローグを読んで頂けたらお好みのジャンルだけ読めます。
“㋨”はやりたいことノート達成の印です。
ノート達成残り“76”
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
週に一話更新します。
感想の返信は控えています。
感想、いいね、誤字報告、いつもありがとうございます!
注意
一年生は完結していますが、構成に問題があったので再投稿しています。二年生編の再開は六月頃を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 20:00:22
262717文字
会話率:48%
血液に惹かれる少女アンナは、自身の欲望を満たす為に空想の恋人を作りだす。だがある日、その空想の恋人と瓜二つな少女、カーヤと出会う。
カーヤは果たして幻覚か、それとも別の『何か』なのか。そしてアンナが血液に惹かれる原因とはなんな
のか。果たして、それらの謎が紐解かれてゆくのは、アンナにとって幸福なことなのだろうか?
……………………………………………………………
【登場人物】
⬛︎アンナ
本作の主人公。血に惹かれる性癖を持つ。恋愛感情というものもよく分からない。大の人間嫌い。
⬛︎カーヤ
アンナが生み出した幻覚(?)。銀髪に銀色の瞳を持つ幼い美少女。外見年齢と比べると言動が幼く、どこか掴みどころがない。
⬛︎ルーカス
キノコの描画が趣味な大学生。トビ色の髪が印象的。本人は童顔なことを少し気にしている。なんだか悪運高そう。
⬛︎ホルテンジア
金髪碧眼の美人。家庭環境が複雑な為か、少々自己中な面がある。
……………………………………………………………………………………………………………
生々しい人間ドラマや主人公の特殊性癖など、非常に読む人を選ぶ作品です。
一年半ほどプロットを練っていたので、おそらく完結すると文庫本三冊分ほどの大ボリュームになるかと思います。ようするに、めちゃくちゃ長い話です。
暇つぶしに読むには重たい内容ですが、ヒューマンドラマや謎解きが好きな方にはぜひ読んで欲しい作品です。ミステリー要素を入れているつもりですので、洞察力に自信のある方はどうぞ挑戦してみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 19:26:15
12753文字
会話率:18%
妖が嫌いな木枯柚子(こがらしゆず)に、妖との契約結婚の話が舞い込んだ。化狸である古里無奈(こさとむな)という男は、廃家寸前の木枯家に莫大な富と商売繁盛が約束する代わりに一年間、娘の柚子を嫁にくれというのだ。柚子は妖嫌いのあまり妖の接触を拒
否する異能を持つほどだが、家のためと心を決めて契約結婚を受け入れることになった。
人間であることを村長に認めさせるため「嫁」が必要なのだと言う彼。人前ではお飾りの妻になり家の中では「異能」を使えば指一本触れることはできないので、良い条件だろうという提案をなんとか飲み込んだ柚子は、お飾りの妻を演じながら人間大好きな化狸たちと共に不思議な生活を送ることになる。
いまだに妖が生き残る明治末期を舞台に、妖嫌いな令嬢と人間になりたい妖たちのすれ違い恋愛物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 00:10:00
67296文字
会話率:53%
大学生活最後の一年間。
僕は卒業に向け、授業と論文作成に追われていた。
いよいよ社会人になることへの期待と不安、興奮と焦燥。
友人との青春を謳歌し、恋人との日常を満喫している。
きっと今が一番幸せだ。それなのに。
同じゼミナールの後輩、清水
さんの失踪をきっかけに、そんな幸福が崩壊していく。
清水さんはどこに消えたのか。僕は懐中電灯を握りしめた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 22:34:07
7302文字
会話率:25%
高校入学を期にアルバイトをして悠々自適な毎日を過ごそうとしていた新一年生の進藤弓(しんどうゆみ)。ひょんな事から弓道部へ入らざるを得なくなる。
「絶対弓道部は嫌だ!」
「駄目よ、あなたは昔から落ち着きがないのよ、弓道部へ入りなさい。どんな
試合でもいいから、その試合で一番中(あ)てられたら辞めてもいいわよ」
母親にそんな事を言われるが、弓にはどうしても弓道部に入りたくない理由があった。
「もう私に顔を見せないでちょうだい!」
部活説明会の一週間前に、中体連弓道大会で優勝をした事のある姫木文(ひめぎあや)に、初対面にも関わらずそんな事を言われていたのだ。
しかしまったく知らなかった弓道という世界に飛び込んだ弓は、徐々にその魅力にのめり込んでいく。
したくて始めたわけでもない弓と、弓道を極めたい姫木。
まったく正反対の二人の運命は、次第に交差していく。
――朝早くにさ、芝生に寝っ転がったのよ、そしたらさ、芝のほっそーい先端のとこに、夜露が降りてて、その水滴がしぶとく落ちないのよ。私もそんな風にしぶとく生きていきたいって、ね――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 19:00:00
76515文字
会話率:30%