「令嬢であるお前は、身の周りのことは従者なしに何もできまい」
氷薔薇姫の異名で知られるネーヴェは、王子に婚約破棄され、辺境の地モンタルチーノに追放された。
「私が何も出来ない箱入り娘だと、勘違いしているのね。私から見れば、聖女様の方がよっぽ
ど箱入りだけど」
ネーヴェは自分で屋敷を掃除したり美味しい料理を作ったり、自由な生活を満喫する。
成り行きで、葡萄畑作りで泥だらけになっている男と仲良くなるが、実は彼の正体は伝説の……だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 19:10:48
42643文字
会話率:38%
長い入院生活をしていた病弱美少女、五十鈴蘭子。
中学一年で学生デビューを果たす。
右も左も分からない学生生活で待っているのは未知の連続。入院中に書き残した「元気になったらやりたい100のこと」を達成できるのか?
頼りになるのは
主人公、園田庭人だけである。
五十鈴さんと出会う前は平凡な毎日を送っていた園田くん。薄幸の美少女五十鈴さんに頼られ、周囲から集まるのは嫉妬の眼差しだった。
しかも二人が入学した華岡学園は、生徒誰しもが主人公になれるほどの個性派揃い。発展途上な天才たちに囲まれ、果たして二人は普通の学生生活を送れるのか?
緊張で周囲から誤解されがちな、高貴な見た目のノルウェー系ヒロイン五十鈴さん。そんな美少女が学校に通う夢を叶え、様々な騒動を巻き起こす学園ストーリー!
一年編 コメディー
二年編 ミステリー
三年編 ラブコメ
高校編 アオハル
学年ごとにを区切って執筆しますので、プロローグを読んで頂けたらお好みのジャンルだけ読めます。
“㋨”はやりたいことノート達成の印です。
ノート達成残り“76”
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週に一話更新します。
感想の返信は控えています。
感想、いいね、誤字報告、いつもありがとうございます!
注意
一年生は完結していますが、構成に問題があったので再投稿しています。二年生編の再開は六月頃を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 00:00:27
154392文字
会話率:47%
わたしは、ほかの家なら二階家のつくりの、大きな屋根裏のある平屋で、おかあさんとふたりで暮らしている。大人のひととの繋がりはおかあさんとだけだったけれど、外の大人のひとたちが他の人との繋がりで拵える顔の数がどれだけあるかを見抜ける、おませな
能力が備わっている。
大人は、その人に向けた別の顔を作るたび、顔に焦げ茶色の竹筒が刺さる。5本、6本どころか顔がみえなくなるくらいの竹串だらけのひともいる。大人は大変だなと思った。
けれど、おかあさんには、それがない。おかあさんは、箱入り娘。わたしを外にやっても、自分はお家の中にずっといる人。
おかあさんの毎日の往復は、階下と屋根裏だけ。屋根裏には、わたしと双子のお兄ちゃんが住まっているから。危ない家族のいるところからお兄ちゃんを助けるため、親子3人でこの家に逃れたから、お兄ちゃんは隠さなけりゃいけない。娘のわたしにもそれは隠しさなくちゃいけない。
かわいそうなおかあさん、そして、おにいちゃん。
だから、わたしも、だんだんと知ってきたこの家の秘密も分からないふりをしなくちゃ、いけないの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 05:30:12
12883文字
会話率:1%
裕福な両親に箱入り娘として育てられた、ひとりっ子の妻。わたしは彼女に手を引かれるように両親が新婚の娘に用意しただろう新居に入いり、男の子ふたりも授かり、幸せな25年を過ごしてきた。その両親が教えてくれた妻の少しばかりの奇行を除けば、絵に描
いたような幸せな人生が続くはずだった・・・・
読み終わったあとに、「鶴の恩返し」や「羽衣天女」の男と同じような幸せだった時間を抱きしめる空虚感を味わっていただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-24 05:40:23
9477文字
会話率:19%
箱入り娘の私とエリートの夫はお見合い結婚だった。
完全な女子校育ちの私にはオトコというものが良く分からないのだけど、私に対する扱いはDVだと思う……
最終更新:2024-03-04 15:47:32
1356文字
会話率:13%
旧家の箱入り娘である“私”大河内香耶乃(おおこうちかやの)は恋人である友久さんを裏切り、彼の友人をベットに引き込んだ。
そのわけとは?……
最終更新:2023-09-12 16:06:00
2204文字
会話率:0%
紀元前以降、何千年も人々を支配してきた魔王は突如討伐された。人類に平和が訪れて何十年も経った頃、アルター王国のフェルーリン大陸を一人旅している青年がいた。名をセカイ・フェルンヴェー。彼は魔術士であり、絶滅したに思われている【永久なる一族】の
生き残りである。彼は魔王と同じほどの年月を生きてはいるが、何処かに長期間住むでも、人と積極的に関わる事もせず、ただただその日の気分でだらだらと一生を過ごしていた。セカイの趣味の一つは偉人や英雄が残したとされる聖遺物の収集である。
当てのない旅をしていたそんなある日立ち寄った街で、精霊の国、もしくは森があるという噂を聞き興味本位で足を運んだは良いものの半日以上も森を彷徨っていた。途方に暮れていた時、森の奥から声がしたので行ってみると湖の上で座って誰かと話をしている少女、名をシエル・エフェメラルと出会う。シエルは精霊とは違い【神霊族】という一族であり、彼女もまた何千年も生きており、精霊の国から出たことのない箱入り娘であったが、セカイと出会い彼の人間性に興味を持ったシエルはセカイと共に旅をしたいと申し出てきた。最初は断ったがシエルの強い押しと精霊の国の国民達の想いを聞き、彼女の同行を許可して一緒に旅をする事となった。
これはセカイと自分が変わるきっかけをくれたシエルと出会って沢山の人や新たな仲間と出会い、旅をして成長していくファンタジー物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 18:08:44
1890文字
会話率:4%
ボーフォール侯爵家には、壁の中に住まう乙女がいる――
ラスガーナ王国の社交界では、そんな噂が流れている。
この国の有力貴族であるボーフォール家は、侯爵家でありながら三大公爵家に勝るとも劣らない影響力を持つ家柄。
その名家の一人娘・ウェンデ
ィは、家族に愛され可愛がられている、いわゆる『箱入り娘』。デビュタント以来、その姿を社交界に現したことがほとんどないので、謎に包まれているご令嬢だ。それゆえ『箱入り』よりもガードが固い『壁入り娘』と噂されていた。
そんなウェンディの周りを固めるのは父と三人の兄たち。
第一の壁――父・アーサーは数多くの武勲を立てた伝説の総騎士団長。「剣聖」の称号を持ち、未だ国内最高の騎士と名高い。
第二の壁――長男・ブラッドリーは父の後を継ぎ、ボーフォール侯爵となっている。王立学院を過去最高の成績で卒業した秀才でもある。現在は国防省大臣。
第三の壁――次男・セシルはシャンベルタン侯爵家の婿養子で、近衛騎士団副団長。
第四の壁――三男・ドミニクは未だ独身だが国一番の商会を営んでおり、いずれ父が叙爵されていたラングル伯爵を受け継ぐ予定。
彼らは異母妹であるウェンディを溺愛し、外の脅威から守ってきた。
しかし兄たちの知らない間にウェンディの婚約が決まってしまった。相手は三大公爵家、スティルトン家の次男・ロードリック。国内の独身貴族令嬢の憧れの的だ。
兄たちは自分の眼鏡に適わない男には妹を渡せないと、ロードリックに試練を課すが――
ウェンディを巡る兄と婚約者の対立&共闘&溺愛のお話。
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ふんわり設定の世界観です。
R15は念のため。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 16:20:30
27922文字
会話率:43%
転生したら“船”になっていました。説明終わり。――――はぁ⁉
ブラック企業に勤め、過労のため駅のホームに転落し電車に轢かれて死んでしまった俺。理不尽な死に方をした俺が転生した先は――なんと、昔ながらの風を帆に受けて走る帆船だった! 乗
組員が居なければ動かせないこの体で、一体どうしろと?
しかし、俺はどうやらただの帆船ではなく、魔法の力で空も自由に飛べる「魔導船」であるらしい。帆船といえば冒険が付きもの! 俺もあの大空へ飛び出して、異世界を自由に旅したい! そう真に願う俺の元へやって来たのは、過去に動乱で両親を失い、奴隷に落ちぶれてしまった貴族の娘ラビだった。
ラビは、もう二度と大切なものを失わないために強くアウトローな女なることを誓い、俺はそんな彼女を乗組員として雇うことに。強い女になるための修行という名目で、俺はラビに船での過酷な生活と労働を強いるのだが、理不尽な目に遭いながらも、ラビは俺の命令にしっかりと応えてゆく。俺たちはやがて意気投合し、協力して大空へ飛び立つことに成功! やがて俺は海賊船「クルーエル・ラビ」号として、そしてラビは伝説の女船長「アズールランナー(蒼空の使者)」として、その名を世界中にとどろかせてゆく――
「私、もっと師匠の下で修行を積んで、強くてアウトローな女性になりたいです! これからも、師匠の乗組員として働かせてください!」
『よし、ならまずは床掃除からだ! それが終わったら、さっさとマストに昇って帆を張れ! 出航するぞ!』
これは、船に転生した俺が、世間知らずな箱入り娘ラビを乗せて、世界最強の女海賊船長へ成り上がらせる異世界冒険物語である――
※ステータス表記など、物語が進むにつれてちょくちょく修正入れるかもしれませんが、あまり気にせず楽しんで頂ければ幸いです。
※「◆」の付いている話は主人公以外の視点、もしくは第三者(神)視点で物語が進んでいきます。
※第3話に主人公「クルーエル・ラビ」号の全体図と各部名称を載せています。参考までにどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 12:00:00
299054文字
会話率:48%
口数の少ない少女、彩(あや)は、陽介(ようすけ)の一個下。中学三年のころから度重なるイジメに遭い、引きこもるようになってしまった。
高校にはなんとか入学できたものの、不登校が続いて留年が迫っている彼女。陽介は、何とかして彼女を救おうと
奮闘する。
すると、彼女を取り巻く闇の正体が見えてきて……?
※ハーメルンにも同一作品を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 20:23:09
109014文字
会話率:21%
両親から溺愛され大切に育てられたゴスロリが大好きな箱入り娘、"箱入姫子"。
姫子は日頃、過保護な両親にうんざりしていた。
そんなある時、姫子は両親がいない間に遊びにいでかけた。
そこで姫子は、ずっと行きたかった原宿
へ遊びに行こうと考え電車に乗った。
しかし、姫子が乗った電車は原宿行きの電車ではなく、異世界へ行く電車だった。
そして姫子が来てしまった異世界は、殺すか殺されるかの弱肉強食の最悪な世界だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 11:19:18
3818文字
会話率:47%
この物語は偏りすぎた恋愛観をもつ箱入り帰国子女の幼馴染が初めて自分が恋愛観と学んだきっかけである。
※この物語は「第5回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞」の応募作品です。
最終更新:2023-12-01 10:14:26
991文字
会話率:28%
高校受験を控える頃に、
やかましく近くに引越しをして来た金持ち家族がいた。
おかげで大事な勉強の時間は作業用BGMの度を越した騒音と共にあり、
晴れて県立の学校に落ちることになった俺は行きたくもない私立に行く羽目になった。
更に運の悪い
事にその家の娘が同じ学校で、
家も近ければクラスも同じの上に席が近いことも判明する。
そんな災難の元凶であるお嬢様がどんな奴かと思って待ち受けるが、
待てども待てどもその女が登校してくることは無かった。
そうしてそいつに放課後、連絡プリントを届け続ける役を背負っていたら
いつの間にか俺はそのご令嬢にお気に召されてしまっていたらしい。
(スマホで読みやすい、ほぼ一話一話が1000~2000字構成となっております。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-27 22:22:56
411608文字
会話率:27%
最強騎士団を統率するハミルトン公爵家の末っ子令嬢のマチルダは見た目はとても淑やかで控え目な美少女であったが、実は怪力の持ち主であった。怪力を隠し世間知らずの箱入り娘として育ったマチルダは自国のお城の王子とお見合いをするも、ふとしたことで怪
力がばれてしまう。怪力の噂が広がり、今後の縁談に支障が出てしまったハミルトン公爵はマチルダの力を有効に使える最弱国であるボルド国の第一王子マンフリードに縁談話を持ちかけるのだが……。
脳筋天然おバカワンコ系ヒロインと真面目な苦労性の突っ込み役王子のラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 23:12:56
106441文字
会話率:37%
聖殿で聖女の儀を施された私は、純真なうら若い純粋培養の箱入り娘から、くっそロクでもない異界の記憶と知識を詰め込まれたイロモノになって覚醒した。
しかたがない。こうなったら聖女として精一杯できることをするまで。
我が親愛なる殿下の諸国遍歴世
直し旅のお供をして、殿下をお助けするのだ!
ーーー
第三王子の王位継承選抜戦である世を忍ぶ仮の姿での世直し旅に、突撃強制同行する貴族令嬢聖女様視点のわりとやりたい放題なバカ話です。
不純な聖女ですが、一途な純愛!
……だと思って恋愛ジャンルですが、コメディで投稿したほうが良さげなキーワードですねw折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 18:00:00
9670文字
会話率:39%
ひょんなことから姫様の推薦でライカは魔法学園エルラードに入った。
そこは金持ちや魔法に自信のある生徒たちばかりで、ライカにとっては非常にアウェイな空間。
そもそもライカは魔法がまともに使えない。明かりをつけることさえまともにできない。
箱入
り娘ならぬ箱入り息子として大切に育てられたのだ。
ただ、これが何かのきっかけになるかもしれないと、多少の期待をしていたところで
同学年のギルマに一方的に勝負をしかけられ負けてしまう。
しかし、それがきっかけでいままで知らなかった刺激がライカに走る。
自分だけでは決して見つけられなかった魔法の使い方。
友、仲間、先生、敵、すべてを利用してライカは魔法学園で成長をしていく。
魔法使いより上の魔道者のさらに先、魔道師を目指すために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 22:06:29
146306文字
会話率:48%
※本編完結済み(外伝、番外編は不定期で連載中)
朝の来ない、明けない夜の国――極夜国――
霧に閉ざされた常夜の国に住むのは、石人と呼ばれる妖精たち。月の光を糧に生きる彼らは、左右どちらかの瞳に宝石を宿して生まれてくる。
彼らは探す。己の石
に導かれ、魂の片割れ、すべてを捧げるべき存在――半身――を。
そして悩み、疑う。その想いは本能に強制されたものなのか、真の心なのか……
これは業深き石人たちと、彼らに関わる者たちが紡ぐ物語。
※ 章ごとに主人公が変わります。各章が少しずつリンクするDQ4構成。
黒玉の章→ミオソティス(女主人公) 箱入り娘とツンデレ王子の王道少女小説風
蒸着水晶の章→ヘルメス(男主人公) 素直な少年と無垢な少女のボーイミーツガールの冒険譚
藍玉の章→マーレ(男主人公) 能天気自由人と人魚姫の童話ベース少々メリバ風
変彩金緑石の章→ミラビリス(女主人公) 強がり女とヤンデレ紳士のホムンクルスをめぐるスチームパンク風
前日譚→ファートゥム(男主人公) ハッピーエンドのためのバッドエンド
百花の章→マレフィキウム(男主人公) ポンコツ魔法使いと導かれし者たち
※ ★印のついているお話にはイラストがあります。必要ない方は挿絵機能をOFFにしてください。
※ 全5章+前日譚。百花の章で本編は完結。
※ 参考文献 アンデルセン/矢崎源九郎訳(1967) 『人魚の姫 アンデルセン童話集Ⅰ』 新潮社
※ 「MAGNET MACROLINK」「アルファポリス」にも掲載しています
※ 第2回「マグネット!」小説コンテスト銀賞受賞(権利返却され済み)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 20:15:37
767544文字
会話率:47%
俺のアレは安眠グッズ?これを握っていると私、安心してぐっすり眠れるの!
俺、赤星拓也(あかぼしたくや)は秋の夜、消灯した部屋で、
ロフトにあるベットで就寝中、みぞおちに違和感を感じて目が覚めた。
俺のモノが誰かに握られている!!
慌てて
布団を剥ぎ取ると、そこには幼馴染みの美少女、
二宮真奈美(にのみやまなみ)の姿があった。
俺自身をしっかりと握りしめて離さない、
箱入り娘のお嬢さんが、なんでそんな破廉恥なことをするんだ。
それには予想の斜め上を行く、深い理由が隠されていた……
「拓也くんのコレを握っていると私、安心してぐっすり眠れるの……」
俺の相棒、その運命は彼女に文字通り握られていた……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 23:46:24
135600文字
会話率:33%
京にある、私立の超お嬢様学校に通う高校一年の早崎満里奈は、大きな財閥の次女で、容姿端麗で性格もよく、校内一位の秀才であり、運動神経抜群で、学校の中心である、よく言う完璧お嬢様であった。
だが彼女は、そんな表の顔とは裏腹に人には言えない一面が
あった。
それは、重度のゲーマーであることだ。
彼女は今年から一人暮らしを始め、実家からこの都内の学校に進学し、借りている高級マンションの一室からこの学校に通っている。
そんな彼女が、初めて東京に来て、一人暮らしという自由を手にして、色々なものに興味を示し、色々なものに手を出した。その中でも、一番はまったものがゲームだった。
もともと、箱入り娘であった少女は、厳しい実家で勉学などを厳しく指導され、小学、中学では、成績など人より劣ることが許されなかった。そんな環境ではゲームなどの娯楽はもってのほかだった。
そんな彼女が、庶民の娯楽も体験しなければという気持ちで、ゲームいうものを体験したとき、衝撃を受けた。何故なら、まったくクリアができないからだ。今までできないことがなかった彼女にとって生まれてきて、一番の衝撃であった。そして、彼女もまた、負けず嫌いであった。そこから、彼女はそのゲームを何度も何度もプレイしついにクリアした。その瞬間、今までに感じたことのない達成感とともに喜びを感じた。
だが、高校で初めて手にしたスマホによってその喜びもボロボロに打ち砕かれてしまう。何故なら見てしまったのだ。そのゲームのRTA(リアルタイムアタック)の動画を。
昔から、人より劣ったことがない彼女は初めて敗北感を感じ、その上、負けず嫌いの彼女はRTA走者になってしまう。
だが、この様なことが実家にばれてしまえば、直ちに実家に帰されてしまう。
完璧お嬢様とRTA走者の二つの顔を持った少女の高校生活が今始まる
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 13:16:19
4838文字
会話率:37%
花のかんばせと宝石のような美しい瞳を持った伯爵令嬢、アリアネル。
彼女はただ美しいだけでなく、人びとの心を惹きつける、不思議な魅力を持っていた。
当の本人はそれに自覚がなく、優しい両親と姉兄の庇護のもと、なに不自由なく暮らしていた。
や
がてアリアネルは王太子に見初められ、婚約者として王宮に招かれる。
しかし世間知らずの箱入り娘は、王宮でうまく立ち振る舞うことができない。
王太子にはもの扱いされ、王妃からは嫌われてしまう。
また王太子の婚約者であるにも関わらず、美しい少女を我がものにしようと画策する輩もあとを絶たなかった。
しまいには暴漢に寝込みを襲われ、心にひどいトラウマを負う。
伯爵家はこれ以上は我慢ならないと、アリアネルを連れて国外へ逃げようとする。
しかしいざ家を出ようとしたところで、彼らはアリアネルを狙った人さらいの手で殺されてしまう。
アリアネルだけは、駆け付けた王太子の手によって救われるが、彼女は自分のせいで家族は死んだのだと嘆き、その両目を自らの手で焼いた。
宝石の瞳を失い、醜い火傷に覆われたアリアネルは、森に捨てられる。
彼女はそのまま死んでしまおうとしていたが、森に住む魔法使いに拾われ、生きながらえる。
魔法使いの優しさで、アリアネルは笑顔と生きる気力を取り戻していく。
アリアネルは気づけば、魔法使いを愛するようになっていた。
いつまでも共に暮らしていたいと願うようになっていた。
しかし老いた魔法使いに残されている時間は少ない。
彼は最後の力を振り絞って、アリアネルの傷を癒した。
そして自身の瞳を、アリアネルに与えた。
アリアネルは美しい顔を、視力を、宝石の瞳を取り戻した。
けれど魔法使いは、彼女のもとを離れてしまった。
光を取り戻したアリアネルは決意する。
再び王宮に向かうことを。
そして大切なものを取り戻すことを。
*****
ダークな童話風ご令嬢ものです。
やや復讐劇(ですがザマァ要素はありません)
女の子がかわいそうな目にあいます。
美青年魔法使いおじいちゃんとご令嬢の甘い関係があります。
ヤンデレ独占欲王子様がご令嬢に一方的に迫ります。
初投稿です。よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 18:16:38
62099文字
会話率:37%
「この世界はわたくしに優しくありません。それでも……自分の納得する人生を掴み取ってやるんですから!」
騎士を数多く輩出する部の領地、オルブライト伯爵家の箱入り娘、リジェットはこの世界で最弱の魔力量を表す、白い髪の女の子。この世界で生活
するために当たり前のように使う“魔力“はほぼゼロに等しいので、身の回りの家事すら行うことができない。
しかし、彼女の夢は夢は父や兄のように『国家の騎士団・王家の剣』に入隊すること。
全く納得いかない前世を歩んだ記憶を持つ彼女。今世では自分の思う通りに生きたい、それが唯一の彼女の願いだ。
何かを得るためには、何かを失わなければならない世界だけど、いつだって自分の未来を決めるのは、自分自身!
これは白い髪、赤い目をした、まるで兎みたいな諦めない女の子の取捨選択を追う物語。
他サイトにも投稿しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-15 16:15:32
909056文字
会話率:40%
ツイッターの動画からイメージした短編小説です。ある一人の箱入り娘の人生の話。
最終更新:2023-06-10 19:24:16
3294文字
会話率:50%