少年は勇者になりたかった。世界に平和をもたらす勇者になりたかった。
少年は平和を望んでいた。人族と魔族が手を取り合って、一緒に笑えるような世界を望んでいた。
だけど、勇者となった少年が見たのは、もう『おあそびの世界』ではなく『殺し合いの世界
』だった。
誰かを守るためには、誰かを殺さなければいけない。決して平和が訪れない世界。
一度は夢を忘れてしまった勇者が、それでも剣を持ち直して、決して変わらない世界に抗う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 17:30:00
222080文字
会話率:33%
1978年、中学2年生になった高藤哲治は勉強が大の苦手。受験戦争についていけない哲治は新しくオープンしたゲームセンターでインベーダーゲームと出合う…。
神経症の両親が作る「心をがんじがらめに縛り付ける家庭」で、条件付きの愛情しか与えられずに
育った哲治が、外の世界で友情を培う中でどう変わっていくのかを、家族の視点を交えながら丁寧に描いていきます。
#作者自身と家族が神経症に苦しんでいた経験から誕生した小説です。テーマは「神経症は世代を超えて引き継がれる」です。
家族という小さなグループの中で、子供たちがどんな風に神経症を患っていくか、親たちが神経症でどんな苦しみを抱えて生き続けているのかを3世代にわたって描きたいと思っています。
今回お届けするのは、3部構成のうちの第2部です。
この物語で子世代にあたる高藤哲治が、「自分を本当には大切にすることができない」神経症という病を発症した両親とどのように関わっているか、自分を傷つける存在からどう逃れようとあがいていくのかを描きます。
毎週水曜日に更新する予定ですので、共感いただける方に読んでもらえたら幸せです。
長丁場ですが、引き続き精一杯書いてきます!
#第一部は夫婦の日常生活だったこともあり、念のためにR18にして「ミッドナイトノベルズ」に入れました。作品タイトルは
『Egg〈神経症一族の物語〉』第1部 1964です。
#第二部は思春期の日常生活を描いているため多少の性描写があります。また関東大震災についての描写があるシーンでは多少残酷な描写と差別的な描写があります。念のためR15をつけています。
#この作品は「あまやどり出版note(https://note.com/amayadori_syupan/m/m67001378c666)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 15:25:46
70162文字
会話率:41%
昔の将来の夢は料理人だったらしい。
定期的に味覚障害を起こす私からしたら、逸らさねばならないものである。
でも変わらず分かるものもある。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
小学生の
頃の夢は、料理人だったらしいです。
定期的に味覚障害起きるので、望んじゃいけない( ˙-˙ )
あーーーー!! 豆!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 14:11:24
1111文字
会話率:20%
色素に例えると無色透明。
音もなく侵食し、気が付いたら懐に入っている。
無垢であるが故に何も知らず、故に悪性に気が付かねば、厄災を振り撒く。
だから、えぇ、気をつけなくては。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し
訳御座いません。
注意事項2
愚かと思い、見下すべからず。
牙を向いたらきっと最悪。
そうなら無いようにしなくてはいけないんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 18:11:47
918文字
会話率:13%
ツンデレという生き物が嫌いである。
理不尽と暴力は何があっても容認してはいけない。
そう思っている私からしたら、まぁ、当然である。
じゃあ、何故、私を選んだのか。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません
。
注意事項2
うる〇やつらの、〇〇る君を想像して書きました。
こんな事言ったら、男性に怒られそうですが、あえて男性の芸人さん、YouTuberさんと同じこと言います。
そんなもんだよね。私だってそうする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 18:04:27
1053文字
会話率:34%
将来がない、選択肢もない。
そんな人生しかないと諦めていた瑠美は、乳幼児から児童養護施設で生活していた。
高校三年生の夏休みが終わり、高校卒業と同時に「箱」からも出なければいけない時が迫ってくる。
理不尽な社会のルールに、理不尽にほおり
出されることに瑠美は諦めを感じていた。
そんなとき、1人の男性が瑠美の両親やその祖先の歴史を知っていると訪れてくる。瑠美は戸惑うが、男の話を聞くことにした。
瑠美の祖先は、江戸末期から明治維新に関わる財閥の末裔だった。
ただ、その境遇は、財閥の権力や財力とは程遠いもので、悲しみでいたたまれない程冷遇された酷いものだった。
瑠美は自ら祖先を辿る決意をする。
東京下町の浅草、田原町、上野、秋葉原。いろいろな歴史を調べながら巡礼するうちに、池之端で過ごした祖先が小説を残していることに辿りついた。
その小説に残された財閥の闇と記録とは?
瑠美が高校を卒業して、巡礼する資金を得るために選択した覚悟とは?
辛い境遇の中でも、一筋の光を追って「自分の存在とは何か」に一歩ずつ近付く若い命の輝きと、それぞれの時代のそれぞれの闇を表現しながら、時代を行き来してストーリーが展開していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 01:17:14
14315文字
会話率:11%
この記録を消去する場合、以下の要項をお守りください。
1.決して、許してはいけない。
2.油断大敵である。
3.彼女には感情がない。
最終更新:2024-09-06 19:34:54
2978文字
会話率:0%
婚約者ヴァリオ様との久しぶりのお出かけの一時間前にお断りの手紙が届いた。理由は「王女の護衛があるから」。
彼がわたしと婚約したのは、ヴァリオ様の主である第二王子の専属護衛を勤め続けるために爵位を持てる妻が必要だったから。
婚約してから三
年。
少しずつ、距離を縮め信頼関係を築いてきた。社交界ではよい夫婦になるとまで言われるようになっていた。
二人の関係が揺らぎ始めたのは、不貞をしたため離縁された王女が戻ってきた三か月前からだ。少しずつ、彼との時間がなくなっていく。
そしてその理由はすべて「王女」。わたしは彼との関係をどうするか、決断をしなくてはいけない。
◆婚約者とのハッピーエンドではないし、新しいヒーローもいません。恋が終わるまでです。苦手な方、ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 18:00:00
21799文字
会話率:48%
わたしは子爵家の4女。子爵家はそれなりに成功している貴族ではあるが、4女に縁談を簡単に用意できなかった。そのため、18歳になるこの年まで恋人も婚約者もいないまま来てしまった。流石にそろそろ将来を考えないといけない。
結婚など無理にするつも
りもないけど、心配した姉夫婦に連れられて夜会に参加した。姉夫婦が挨拶回りをする間、ついうっかり庭に出てしまった。逢引きを邪魔してしまったようだ。どうしたらいいかわからないところを見知らぬ騎士が助けてくれた。
ある日、義兄の母である侯爵夫人に招待された茶会に出席するとあの時助けてくれた騎士がいた。
わたしは彼に恋していいのかしら?
◆2024-01-22に非公開設定予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-30 07:41:04
135493文字
会話率:50%
王子妃殿下の侍女をしている私に、新たに婚約を結んだと知らされた相手は、王女殿下の護衛騎士で兄の友人だった。
王宮で、いつも王女殿下の後ろを、頬を染め付いて歩いている彼。
「白い結婚でいいなら……」
この人は何を言っているのかしら
? どうして私が妥協しなくちゃいけないの?
白い結婚ならってことは、2年後に離婚する考えなのだろうか?
一人目は婚約破棄で、二人目は離婚か――。
どうせ結婚する気もなかったし、2年後に離婚したとしてバツが付いたところで何も変わらない。そう思っていたのだが――。
※すれ違う二人がハッピーエンドで終わるお話しです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 08:18:04
12783文字
会話率:37%
――この国は、大昔に死んだ龍のその亡骸の上に創られた。
今、創生の龍の復活を企む者たちが動き始めようとしている。龍は、目醒めてはいけない。目醒めれば……
現代日本のとある町。
美津野木梓(みずのき あずさ)は、スポーツが好きな男子高校生。
勉強はほぼ不得意だが、祖父の影響で日本史だけは得意だ。
ある日の放課後、友だちと別れて帰宅途中のこと。迷子らしき幼女と出会う。そして突然、正体不明の男たちに襲われる。
何とか逃げおおせた梓は、ふと祖父が何度も聞かせてくれた伝説を思い出す……。
決して目覚めてはいけない龍に見出された少年は、運命の戦いへと引きずり込まれる。
現代を舞台としたバトルファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 22:07:24
127321文字
会話率:61%
“稀代の天才”と持て囃される魔術師さまの窮地を救ったことで、気に入られてしまった主人公グレイス。
本人は大して気にしていないものの、魔術師さまの言動は常軌を逸していて……?
例えば、子供のようにベッタリ後を付いてきたり……
異性との距離
感やボディタッチについて、制限してきたり……
名前で呼んでほしい、と懇願してきたり……
とにかく、グレイスを独り占めしたくて堪らない様子。
さすがのグレイスも、仕事や生活に支障をきたすような要求は断ろうとするが……
「僕のこと、嫌い……?」
「そいつらの方がいいの……?」
「僕は君が居ないと、もう生きていけないのに……」
と、泣き縋られて結局承諾してしまう。
まだ魔術師さまを窮地に追いやったあの事件から日も浅く、かなり情緒不安定だったため。
「────私が魔術師さまをお支えしなければ」
と、グレイスはかなり気負っていた。
────これはメンタルよわよわなエリート魔術師さまを、主人公がひたすらヨシヨシするお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 19:24:54
177397文字
会話率:31%
三度の飯よりお昼寝が大好きなレイチェルは、「真実の愛を見つけた!」というヘクターに婚約破棄される。
完全に脳内お花畑状態の婚約者を引き止める気力もなく、直ぐに『元』がつく関係へ。
新たな婚約者を探さなくてはいけない状況で、あるパーティーへ
参席すると、元婚約者のヘクターが居て……?
しかも、「真実の愛」の相手である女性を引き連れていた!
嫌な予感がしてその場を離れようとするものの、時すでに遅し。
見事トラブルになった。
そこへパーティーの主催者である第二公子が現れて……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 19:23:41
98472文字
会話率:25%
人が死を迎えた時に必ず行きつく三途の川には関所がある。みんなを受け入れ善悪で振り分ける能力があるヨミがいるのは壱の関所だ。ヨミは世見であり、黄泉でもある。ヨミが判断を迷う者が振り分けられるのが弐の関所になる。そこでは本人と一緒に人生を振り返
って、その結果から裁定を下すのがゴクである。ゴクは獄でもあり極でもある。川を渡った者を振り分けるのはムクロの役目であり、罰を与えるのは奈落、炎鬼、氷鬼とその配下の鬼たちだ。
ここでは弐ノ関所でゴクによって『なぜ自分が罰を受けなければいけないのか』を知らしめる様子を描いている。
法を犯すことだけが罪ではない。
それ以外にもたくさんの罪がある。
私たちは果たして現世で一つの罪も犯すことなく一生を終えることができるのかを考えたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 17:51:54
149446文字
会話率:41%
主人公の佐藤淳は小学生の頃から恋をしている人がいる。橘明日香という人だ。小、中、高と10年間クラスが一緒である。だが彼女はいろいろとあり、脳挫傷の後遺症で「ある言葉を聞くと死んでしまう」という難病にかかってしまった。ある言葉には彼女の秘密が
関係しているらしく、その言葉を聞くに聞けない淳はどうしていくのだろうか。また淳は明日香に思いを告げることはできるのだろうか。また、ハッピーエンドなのかそれともバットエンドなのか、その結果は…。そんなありそうでなかった青春ラブストーりーを現役中学生が作成してみました。気軽にこの本に立ち寄ってみてはいかかでしょうか。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-04 18:44:22
392文字
会話率:13%
ことごとく他人の浮気現場、あるいはカップルの片方の見てはいけない意外な一面とやらに遭遇する主人公西谷英二のあだ名は、カップルクラッシャーだった。 中学からの女友達、柚子は付き合っていた男がいたが、浮気を目撃してしまう。 そっちが浮気するなら
こっちも!ってなわけで、英二は柚子と……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 16:40:07
12199文字
会話率:54%
アイシャは14歳の女の子。都市近郊の素朴な街に美少女としてゆるゆると生まれ育ったが、そろそろ将来のことも考えなければいけないお年頃。ところがひょんなことから、ある神様に目をつけられて、最強の戦闘技術を引き継ぐことにされてしまう。
その
神様、武神様が言うことには「我が人間時代に極めし最強の”技”は、我が人間時代に極めし最強の肉体など無くても最強であるはずだ。最強であるべきだ。」
「選びぬかれた、最低ポテンシャルのへなちょこ肉体と人類屈指の優良健康体を併せもつ少女・アイシャよ。我が最強の武神流を託す。この”技”をもって、我が武神流の最強を証明せよ!」
などと言われたので仕方なく証明したアイシャに、「ご苦労さまであった! あとはもう心のおもむくまま、好きに生きるがいい! 託した”技”はその助けになるであろう!」と軽く言い放った武神様。
話の流れで"技を受け継ぐ展開にならなかった未来の運命の予言"を聞かされ、そのあまりにも、あまりにもな悲劇を避けるべく、生活能力を身につけようと決意(あまり忙しくないのを希望)するアイシャ。
【特技欄:武神流】ひとつを引っ提げて歩む社会体験の旅。
自分がやりたいことって何だ。生活っていつから始めていつまでやらなきゃならないの。社会の歯車にはなりたくない!
問題だらけの人生初心者・エンジョイ勢少女の冒険はどんな着地を魅せることになるだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 12:00:00
591809文字
会話率:32%
一人の幼い少女が暗闇の中をひたすら走っている。
ハァハァと吐く息が白くなる冬の寒い時期だった。
何時から走っているのか、足は縺れる縺れる。
フラフラしながら動く足は止めない。いや、止めてはいけない。止めたら最後。
少女はずっと追いかけてくる
親だったモノをちらりと見ながら走る。
「あっ、、、」
雪に隠れていた木の根に引っかかっり、盛大に転けてしまった。幸い雪が積もっていたので大した怪我はしなかった。
怖さと寒さで我慢しきれなくなった少女は大きな声で泣いた。
助けて、怖いよ、寒いよ。
幼い子供の拙い語彙力で全部を説明するのは出来なかったが、吐き出したように叫んだ言葉は全て本心であった。
バケモンが近付き、少女を殺そうとした時、黒色の軍服を着た青年二人組がバケモンを倒していた。
倒し終えると震えている少女を一人が抱き上げ、名前を聞いた。
「君の名前は何かな?」
「、、、ルナ、、、」
「ルナちゃんか、いい名前だね」
優しく微笑む男性。
「ほら、オウバイも抱き上げてみなよ!」
ルナを抱き上げた青年は刀を持ったオウバイと呼ばれたに話しかける。
オウバイは言った。「ショウゾウ、その子はどうするんだ?」
ショウゾウはルナを抱き上げながら言った。
「本部で保護しよう」
「却下」
「え〜、、、」
却下という返答に納得いかないのか怪訝そうにオウバイに目を向ける。
「東京支部で良いだろ」
オウバイの出した案に渋々納得し、ルナは東京支部に保護されることになった。
それから十一年の月日が流れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 07:46:34
16780文字
会話率:34%
この世にはたくさんの世界線が存在する。
占術信仰の世界線、その次期統治者として生まれた阿真野 雅はなぜか普通は使えないはずのとあるものが使えることが発覚した。
神能力。
超能力に近しい、それよりも強い力。
平和な世の中にそんな能力を使
うシーンないんですけど。
……っていうか!占術がうまくないといけない次期統治者なのに、なんで超能力を扱う方が得意なんですか!?
※同性同士が主人公ではありますが、同性愛に進展させることはいたしません・ω・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 06:10:00
29141文字
会話率:25%
大人になって
自殺を考えなかった人は
自殺を考えた事のある人より少ないと思う
自殺するかしないかだけで
大半の人が抱いた事はあるであろうと推測してしまう
自殺したい気持ち
自殺というからいけないのか
死にたい
みんな
そう思っている
自分だけじゃない
実行しないで我慢してるだけ
あるいは実行する時期をずらしているだけ
自分が死にたいと思っている時
父も母も
死にたいと思った事があるなんて事は子どもの前で感じさせない顔で生きて来て
心の中では何度もそう考えていた事があったのだと
今は知っている
そんな俺はある日『自殺相談所』へ足を踏み入れた。
最初は弱った人を騙して付け込む悪徳商法だと思った。
だけどポスターを見て
新興宗教かと警戒したが違うらしい。
『ここへ来てくれたあなたへ
あなたが感じられる幸福感は今知っているよりも
もっとずっと沢山ある
全部知るのは難しいと考えるかもしれないけれど
不可能ではない
ひょっとするとあなたは世界で一番
沢山のしあわせを知る人になれるかもしれない
年齢も性別も環境も
何も関係ない
無理だと思って
何となく生きてても
しあわせな時は訪れる
どん底を知っているあなただからこそ
誰もが見落とすような
小さなしあわせにも気付く事ができ
いつの間にか一番沢山の
幸福を知る人になれると考える
自殺相談所 所長より』
やっぱり臭い
胡散臭いではなく
知ったか振り臭いとでもいうのか
FC2ブログ「sazanamiの物語」に一部掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 23:59:09
182417文字
会話率:27%
妖怪は何故、人を殺す、いじめるのだろう?
それは、絶対に感情を持ってはいけないから。
一度でも、感情を持ってしまえば、それは一生、永遠の苦しみとなる。
日本の平安時代。
十二天将と呼ばれる、最強の式神たち。
千年前、彼らは初めてある男に
感情を持つ、そしてずっと苦しめらていた。
そして千年後の今、彼らに動揺させるある女性が現れた。
彼女が娘を生んだとき、彼らは祈っていた。
この子供も力を継承して、彼らの主でいられると。
しかし、天将ですら定めを逆らうことはできない。
その女の子は、凡人として生まれてきた。
それぞれ、厳しい運命に向き合う親子。
彼女たちは何を失って、何を手に入れるのだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 21:32:22
44346文字
会話率:67%
主人公――彩音レイナは、ダンジョン配信者として活動している。
「私、才能ないのかな……」
レイナは、珍しいダンジョン食材+癒やしをコンセプトに料理配信をメインで行っていた。
しかし配信が面白くないのか、さてまた題材が良くないのか、同接
一桁でずっと伸び悩んでいた。
そんなある日の帰り道。
次の配信ネタを考えながら歩いていたレイナは、同業者の悲鳴を聞きつける。
一人のダンジョン探索者が、モンスターのスタンピードに巻き込まれていたのだ。
「い、いけない。逃げ――」
「どいてくれる? 今の私は、機嫌が悪いの」
伸びぬ同接、増えぬ登録者。
レイナは、モンスターに八つ当たりし、ボコボコに殴り倒してしまう。
「はぁ。こんなの倒しても食材にもなりやしないのに……」
ため息とともに黙って立ち去るれいな。
その瞳には、倒したモンスターの姿は映っていないのであった。
「イレギュラーモンスターをあんなに簡単に!? いったい何者!?」
――残された少女・望月雪乃は、戦慄していた。
レイナが助けたダンジョン探索者は、実はチャンネル登録者数80万を越えている超人気の配信者。
小さな少女が深層のモンスターを素手で殴り殺す信じがたい光景は、くっきり雪乃の配信に写り込んでいたのだ。
「なんだ今の!?」
「ええい、特定班はまだか!」
その切り抜きは、レイナが眠っている間にまたたく間にバズりにバズり、朝起きたら伝説になっていたのだった。
※ この小説はカクヨム様、アルファポリス様、ハーメルン様、にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 20:30:45
183386文字
会話率:25%
自分こそがヒロインだと思い込み、ライバルを排除しようとして失敗した悪女・ライア。
断罪後も「きっと私は追放された先で、もっといい男と出会うんだわ」と夢見ていたが、自分への罰が500万の罰金か5年の懲役であることを知る。
ファンタジー世界
らしからぬ現実的な罰を与えられそうになったライアは
「お願いですから、追放にしてください! それならまだ出会いがあるかもしれないし!」
と粘るが認められるはずもない。
すでに家族からも見放されたライアに500万という大金を払うのは無理だ。
(嘘でしょ!? 5年も刑務所に入らなきゃいけないの!?)
追い詰められるライアの前に
「ならば、わしがその娘の5年を500万で買い取ろう」
現れた謎の老人の目的とは?
断罪された悪女のその後を描いたノンストップコメディ。
以下、注意。
・本作は『華麗なるサファイアは悪役令嬢の汚名を着ない』の後日談です。本編の重大なネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 18:32:30
4085文字
会話率:39%
もうすぐ10歳になるレオ。
瞬間記憶能力、超記憶を備えてはいるが、幼少のころから他者とのコミュニケーションが苦手なため、隣接する寺子屋の師匠のもとで8歳から職業訓練中。
整った顔立ちであるが、人との接触を極力避けるため、長い銀髪で顔も隠し
背を丸めてローブのフードをかぶって生活をしている。
師匠はこのままではいけないと、レオに他者とコミュニケーションを取らないと生死にかかわるであろう冒険者の道を歩むことを強制する。
1,000人に1人しか魔法を使えない世界において、超記憶を活かして魔法無双にまで成長していく物語。
※無双になるまでは時間がかかります
~~~~~
「カクヨム」でも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 18:00:00
329097文字
会話率:52%