1978年、中学2年生になった高藤哲治は勉強が大の苦手。受験戦争についていけない哲治は新しくオープンしたゲームセンターでインベーダーゲームと出合う…。
神経症の両親が作る「心をがんじがらめに縛り付ける家庭」で、条件付きの愛情しか与えられずに
育った哲治が、外の世界で友情を培う中でどう変わっていくのかを、家族の視点を交えながら丁寧に描いていきます。
#作者自身と家族が神経症に苦しんでいた経験から誕生した小説です。テーマは「神経症は世代を超えて引き継がれる」です。
家族という小さなグループの中で、子供たちがどんな風に神経症を患っていくか、親たちが神経症でどんな苦しみを抱えて生き続けているのかを3世代にわたって描きたいと思っています。
今回お届けするのは、3部構成のうちの第2部です。
この物語で子世代にあたる高藤哲治が、「自分を本当には大切にすることができない」神経症という病を発症した両親とどのように関わっているか、自分を傷つける存在からどう逃れようとあがいていくのかを描きます。
毎週水曜日に更新する予定ですので、共感いただける方に読んでもらえたら幸せです。
長丁場ですが、引き続き精一杯書いてきます!
#第一部は夫婦の日常生活だったこともあり、念のためにR18にして「ミッドナイトノベルズ」に入れました。作品タイトルは
『Egg〈神経症一族の物語〉』第1部 1964です。
#第二部は思春期の日常生活を描いているため多少の性描写があります。また関東大震災についての描写があるシーンでは多少残酷な描写と差別的な描写があります。念のためR15をつけています。
#この作品は「あまやどり出版note(https://note.com/amayadori_syupan/m/m67001378c666)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 17:12:58
3383文字
会話率:30%
毒を集めれば薬になる。
そんな毒を吐き続けられればと思って書き始めることにしたエッセイ。
最終更新:2024-04-16 21:34:50
12358文字
会話率:5%
文章の練習も考えて、読んだ本の感想を書いていこうと思います。
以前は四回目でやる気をなくしてしまったので、今回はもう少し根気を持って書いていきたいです。
小説やノンフィクション、興味のある統合失調症や神経症についての本、ノベルゲーム(本では
ないですが)など、その時々に応じていろいろ書くと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-09 08:01:32
15235文字
会話率:1%
女性の写真集にはありがちなケースかもしれない。
写真によって、同一人物かと疑うほど、別人のようなテイストを感じるときがある。
長野の戸隠高原のキャンプ場に来ていた山県と保阪。
最近、保阪はふさぎ込んでいた。2週間前、購入した女優、見座リ
ツコの写真集を見てから違和感を憶え、まるで自分の足元が崩れていくようだと不安を訴えるのだ。
山県は、その写真集を自分の眼で確かめる。
なるほど、保阪の言うことも頷ける。写真集特有の振れ幅の大きさは否めず、どれが本来の見座 リツコの容姿であったか、混乱してしまうほど。
よくよく考えてみれば、二人は女優、見座について詳しいことを知らない。というか、見座についての記憶があやふやなのだ。まるで脳をまさぐられ、なんらかの施術を受けたかのように……。
見座 リツコについて、スマホを使って情報収集を行うことにした。
SNSやネットニュースではよからぬゴシップであふれ、得体の知れない怪情報が次々と明るみに出る。
二人は点と点をつなぎ、見座が何者なのか議論を交わした。――そして、とんでもない結論にたどり着くのだった。
実は見座 リツコこそ、地球外からやってきた侵略者、あるいは植物型のミュータントではないか?
ネットの世界では、見座にまつわる怪情報が出回っているにもかかわらず、なぜ大事にならないのか?
よもや、それすら『なかったことに』できる力で、操作されているとしたら?
山県と保阪は地球の存亡を賭けて、見座の侵略に対抗すべく知恵を絞っているときだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-08 21:17:18
21336文字
会話率:27%
神経症世界で起こる興味深く愉快な出来事を詳細に記す文章群。
キーワード:
最終更新:2023-10-18 03:29:36
9375文字
会話率:65%
出てくる要素:天才、作家、編集者、厄介ファン、メンヘラ、ストーカーバトル、文鳥
――その作品のためなら、全てを賭せるのは当然だった。
文芸編集者の主人公は念願叶って、昔から大ファンだった天才若手女流作家を担当することになった。
さらに、
成り行きで交際関係になるが……。
彼女は性格に難があり生活能力皆無で、放っておけば何もしようとはしない。
その上、大人気作家のもとには入れ代わり立ち代わり厄介なファン兼ストーカーが襲い来る。
果たして、ストーカーたちから身を守ることができるのか。
天才作家の作品を読み続けることはできるのか。
主人公が大好きな作品のために奮闘する、愛のない神経症的ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-03 01:24:16
108063文字
会話率:37%
肉体は魂の牢獄であると哲学者は言った。私にしてみれば、「不安」こそが魂の牢獄だ。不安は私の思考を全てに渡って支配し、私は不安の牢獄から外に出ることができない。脱獄を図れば、必ず捕まり、さらなる「不安」という地獄の罰が与えられる。本作は「不安
」をテーマとした随筆集である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-17 22:19:18
1657文字
会話率:0%
タイトルまんま。私は心配性です!
家を出れば鍵が気になり、鍵を確認すれば窓が気になり、窓を確認すればまた鍵が気になる。
この強度の心配性、どうにか出来ないものかと思って書いてみました。
最終更新:2022-06-07 17:06:09
3173文字
会話率:4%
宗教は人類の神経症である。
牧師となった私が見つめた神経症の世界・キリスト教。
神はいる。神は愛であり善である。
そう確信を持ちつつも、私はどこに向かうのだろうか。
最終更新:2022-01-30 10:00:00
17140文字
会話率:0%
誰かの作った食べ物を、食べることができますか?
最終更新:2021-08-19 20:00:00
5706文字
会話率:34%
うつ病で神経症で音に敏感な俺は、ある日、路上のマンホールの底に落ちて異世界にやってきた。そこにはエルフ族の美少女ユミとエルフ族の者たちが暮らす世界が広がっていた。
最終更新:2021-07-01 06:55:49
2793文字
会話率:18%
【3/7(日)、ジャンル別ランキング2位獲得! ありがとうございます!】
「シジルの聖女よ。魔力を持たない聖女のなり損ないは今日限りで辺境に追放する」
《シジルの聖女》として異世界に召喚された二十七歳のオタOL、木吉小乃夜には一滴の
魔力もなかった。当然あっという間に失望され、聖女召喚に失敗した責任を取らされた意識高い系召喚師・ハイゼンと共に、王都から遥か東に位置する火山地帯へ追放されてしまう。
飢えと空腹で一歩も動けなくなっていたコノヨとハイゼンは、そこで岩の割れ目から滔々と湧き出す温泉を発見する。自他ともに認める温泉キオタクであったコノヨがそこに手を浸けた瞬間、
【名もなき野湯
浴槽名:名もなき野湯
源泉名:山岳地帯東部渓谷側1号泉
泉質:酸性硫黄泉
湧出量:毎分90L
泉温:50.8℃】
【適応症:神経症、筋肉痛、関節痛、うちみ、くじき、きりきず、慢性皮膚病、冷え性、ストレスによる諸症状、疲労回復、糖尿病、慢性消化器科症状、がん性疼痛、HP回復、MP回復、DP回復、各ステータス異常、追放性盾勇者成上症、薬屋性独白症、勇者性重度慎重病、誤認性迷宮出会渇望症、特発性蜘蛛変異症、致死性悪役令嬢転生症、痛覚回避型防御力特化症、駄女神召喚症、スライム転生症
禁忌症:急性疾患(高熱を伴う場合)、鬼滅性妹食人化症】
――コノヨの中に眠っていたチートスキル【絶対温泉感覚:略して絶対温感】が発動する。
よし、このチートスキルとこの温泉の効能を使って《癒やしの聖女》になってやろうじゃないか。そう決意したコノヨはハイゼンと共に一大温泉街建設に乗り出すのだった。
一方、敵国の王子を温泉で癒やしたことで癒やしの聖女認定されたコノヨの名声は、絶賛戦争中の相手国の方で徐々に轟き始める。何? 今更王都に聖女として戻ってこい? もう遅いよ温泉街作っちゃったし! いやいや困ったなぁ、オイオイ押すなよあんま見んなって、とやっているうちに、温泉で癒やされた隣国の兵士が続々と戦場に戻り始め、コノヨたちを追放した国は徐々に押され始める……。カクヨムにも連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-06 12:00:00
84945文字
会話率:35%
精神科問題。
医者によって、変わ月矢の病名の診断書表記。
神経症から精神分裂病へ。変わる病名。
熊本精神科医療界、庄野医師の沈黙的治療法の決定的な誤り。(本編には記述なし)
私怨から来る小説です。
最終更新:2021-02-14 07:30:42
727文字
会話率:0%
配信アプリ VOICEで人気の、
癒やし系VOICE配信者 アヤセ 24才
優しく甘い声は、唯一無二で、絶大な支持をうけている。
本名、相原 トモヤ
私生活では、精神疾患を抱える利用者が働く作業所(風)の職員をしている。
やりがいも感
じておらず、アルバイトの安月給なため、ゆくゆくは、配信のみで生活しようと考えている。
現実のトモヤは 配信中とは別人で、無口で無表情。彼女もおらず、毎日をただ淡々と過ごしている。
(風)の施設長 四宮朝子 26才
ソーシャルワーカーとして日々利用者の支援にあたっている。
精神疾患を抱えた人の生きづらさに寄り添い、毎日奮闘している。
施設長になってまだ半年なため、色々なことが上手くいかず、悩みは尽きない。
2年前にあった、利用者の、ある出来事をきっかけに、神経症に罹患する。
そのことは、社長と前任の管理者にしか伝えていない。
優しくて世話焼き。
(風)利用者 山内 緑 19才 うつ病、解離性障害
軽度知的障害があったが、大人になるまで気づかず、学生時代、社会人と、いじめられて過ごしてきた。双子の妹も同じ疾患がある。
VOICEのリスナーで、ハルのファン。
ハル
VOICEで配信をしている大学生シンガーソングライター。
元々アヤセのファンで、今はトモヤの弟分
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-06 23:19:12
10974文字
会話率:26%
神経症の治療のため静養先の田舎を訪れたフラムトン・ナトルは、訪問先のサプルトン家である話を聞かされる。その家で開けたままにされている大きな窓にまつわる怪奇譚であった。英国の作家サキ(Hector Hugh Munro, 1870-1916)
の「The Open Window」(短篇集「Beasts and Super-Beasts(1914)」所収)を翻訳したものです。サキの著作権保護期間が既に満了していることをここに書き添えておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-12 03:46:03
3561文字
会話率:41%
地下アイドルグループのヒトトキのメンバーでいようと、神経症のニクは亡き姉の分まで頑張っていた。
女性ホルモンまで、飲んで。
姉弟の共通の友でニクの恋人の鈴は、支えきれなくて逃げてしまう。
ニクは限界から自殺未遂。
その後、何年もたち再開
い
よいよラストスパートです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-27 08:08:47
4893文字
会話率:34%
地下アイドルグループに昔の友人がいた。
双子で、姉は明るい性格で弟は神経症で常に守られていた。
しかし、再会した弟のニクは明るい姉のような性格になっていた。
最終更新:2019-12-25 15:29:01
7426文字
会話率:30%
聖パトリック病院勤務の精神科医ラルフ・マーテンス医師はつい最近始まったお化け看板騒ぎに頭を悩ませていた。ただ「安売り(discount)」とだけしか書かれていない看板が市街に増殖中だというのだ。翌日、車を走らせ、病院に向かう途中、マーテン
スは真新しく、且つ、かなり大きなその看板の一つを初めて目撃した。
マーテンスには他にも懸念事項があった。最近に使用例が増えている向精神薬LLS204の副作用に関することだ。人にもよるが、その使用により、ある種の強迫観念が現れるという。更にLLS204の前駆体には、購買意欲の向上、モノが偉大に見える、といった精神的な副作用もあるらしい。鬱病を神経症にシフトさせるような症例だった。
マーテンスは知り合いの結婚記念パーティーで、集まった仲間の一人から看板についての奇妙な話を聞かされた。ついでマーテンスが巻き込まれたのは円盤騒ぎで、その円盤騒ぎは奇妙なことに例の看板と、更に聖パトリック病院にまで繋がったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-22 17:51:13
25007文字
会話率:52%
挫折をきっかけに神経症を患う父と、進路選択という岐路に立つ娘の心の交流を描くストーリー。
最終更新:2019-07-17 09:24:01
6954文字
会話率:36%
豆小説。ロンドンと日本人と神経症
最終更新:2019-04-24 17:56:27
1629文字
会話率:11%
不安神経症と統合失調症。俺は精神障がい者。
最終更新:2018-11-23 01:44:19
466文字
会話率:0%