アイシャは14歳の女の子。都市近郊の素朴な街に美少女としてゆるゆると生まれ育ったが、そろそろ将来のことも考えなければいけないお年頃。ところがひょんなことから、ある神様に目をつけられて、最強の戦闘技術を引き継ぐことにされてしまう。
その
神様、武神様が言うことには「我が人間時代に極めし最強の”技”は、我が人間時代に極めし最強の肉体など無くても最強であるはずだ。最強であるべきだ。」
「選びぬかれた、最低ポテンシャルのへなちょこ肉体と人類屈指の優良健康体を併せもつ少女・アイシャよ。我が最強の武神流を託す。この”技”をもって、我が武神流の最強を証明せよ!」
などと言われたので仕方なく証明したアイシャに、「ご苦労さまであった! あとはもう心のおもむくまま、好きに生きるがいい! 託した”技”はその助けになるであろう!」と軽く言い放った武神様。
話の流れで"技を受け継ぐ展開にならなかった未来の運命の予言"を聞かされ、そのあまりにも、あまりにもな悲劇を避けるべく、生活能力を身につけようと決意(あまり忙しくないのを希望)するアイシャ。
【特技欄:武神流】ひとつを引っ提げて歩む社会体験の旅。
自分がやりたいことって何だ。生活っていつから始めていつまでやらなきゃならないの。社会の歯車にはなりたくない!
問題だらけの人生初心者・エンジョイ勢少女の冒険はどんな着地を魅せることになるだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 12:00:00
369001文字
会話率:37%
金庸作、岡崎由美・松田京子訳(2000/5)神鵬剣侠の読書記録です。ぼちぼちつけていきます
最終更新:2024-04-27 09:54:02
4077文字
会話率:15%
李詩はおばの薦めに従って、とある「学園」に入学する。そこで彼女を出迎えたのは講師の張参だ。彼女はしばらく楽しい学園生活を送るが、ある日、気づくと教卓の下の檻に入れられていた……。そこから李詩は、生臭い争いに巻き込まれる。
最終更新:2024-02-25 11:30:52
2765文字
会話率:64%
HJノベルス様から「槍使いと、黒猫。」1~13巻まで発売中。
最新刊の「槍使いと、黒猫。」13巻が発売中!
コミックス版の「槍使いと、黒猫。2」2020年6月27日に発売されました。
コミックファイアさんで漫画版の「槍使いと、黒猫。」も連載
中!
超常現象に巻き込まれた無職の主人公。
その巻き込まれた空間でキャラクターメイキングを楽しんで異世界へと旅立つが……。
これはスケベな元無職が鎖・槍使いを原型として、契約を結んだ黒猫と共に成長していく物語。
カクヨム様とノベルアップ+様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 00:00:00
12205561文字
会話率:30%
天導引派の術士団は魔導引派を邪道とし、魔導引派の壊滅を目論む。
天導引派の殺し屋三人は、魔導引派の娘を逃してしまい追う。
一方、強くなりたい少年アロンは、天林寺の修行僧だと思った旅の坊さんに弟子入りをし、共に旅をしていると、お腹を減らし
た少女に出合い旅の共にくわえる。
天導引派を壊滅に逃げ延びた娘を追う殺し屋に、魔導引の魔王拳なる秘術、魔人や武侠、登場の東方ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 17:08:10
41876文字
会話率:67%
目が覚めると、僕は異世界にいた。
何故? どうして? そう考える間もなく、両親には捨てられた。
犬に襲われ、どうしようもない状況で、僕は魔法に目覚める。
さしあたって、求めるのは安全と知識。開拓村で魔法の力を使い、知識を求める日々。
安定
した日々の中、新たに目覚める力。
その力の代償に、僕は村から新しい街へと踏み出さなければならなかった。
これは少し臆病な少年が、知恵を使い、暴力を使い、時には運に助けられながらも懸命に生きるお話。
彼はいつしか、<奇跡>と呼ばれた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 10:18:05
5064627文字
会話率:34%
私は幽霊である。記憶はもうない。
ちなみにエキストラ専門の電脳派遣会社社員をつとめている。
要するに、脇役(モブ)である。
ゲームやアニメ、ネット小説などの異世界に脇役専門の人材を派遣する『電脳無限会社NPカンパニー』──通称『NPC』
。
ハヤメはその平社員である。
名もなきモブを演じ、それなりに充実した日々を送っていた。
ところがある日突然の電波障害により、見知らぬ異世界へ飛ばされてしまう。
そこは日本人にとってはまだなじみのない、武侠小説の中。
凶暴な狼に襲いかかられ、生命の危機に陥ったハヤメは、生前の記憶を取り戻す。
彼女が非凡な人間であったころの記憶を。
生前のスキルにより、窮地を脱することに成功。
思いがけず迷い込んだ異世界から現代へ戻るためには、小説の物語を終わらせなければならない……のだが。
ハヤメが憑依したのは梅雪(メイシェ)という作中屈指の悪役令嬢。
さらに襲いかかってきた狼の正体が、狼(ラン)族と呼ばれる獣人の長にして、のちの黒幕となる憂炎(ユーエン)で。
……待ってほしい。
梅雪が憂炎に殺される運命だったって、ほんと?
モブ専だった平社員、傾国の悪役令嬢に大抜擢。
からの、デッドエンド粉砕。
どうしようもないので、ラスボス言いくるめて新規エンドを開拓しよう。
と思ったら、ラスボスが束縛癖持ちのトンデモ魔教主だった。
待て待て、『そういうルート』は望んでない!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 02:02:31
511723文字
会話率:41%
海と山とに挟まれた、瀬戸内を一望する僻所に建つ、私立の女子校「聖ミシェール女学園」。
そこの中等部に通う一年生、自称「ごく普通の女の子」の咲山 巴(さきやま ともえ)。「取り柄といえば勉強ができる事くらい」という面白みのない女子(自称)
で、「間違っても少女漫画の主人公にはなれないタイプ(自称)」の彼女は、とある奇妙な部活――「探偵舎」に、なし崩し的に引き込まれてしまう。そこは、いわゆるミステリー研究会の類ではなく、「探偵」をする事こそが部活、主な活動内容は「推理」だった。
そんな奇妙な部活で、おかしな特技を持つ先輩たちに囲まれ、振り回される中、やがて巴は自ら「封印」していた、その類まれなき才能を発揮して行く。
それは、『安楽椅子探偵』の才能――。
やがて巴を中心に、少女たちは幾多の事件の渦中へと巻き込まれて行く……。少し不思議でややキュート、はたまたダークでデストロイな、論理のアクロバット、屁理屈と博覧強記とシニシズムとサーカズムのガーズル・ディテクティブ・ストーリー。謎と論理のエンタテインメント、ここに開幕!
★
本作品は、ケイブ社のケータイ用コンテンツ(i-mode及びEZweb、うわ懐かしいなもう!)、『探偵プレイ』内で連載され、好評を博した(←って自分で言っちゃってるよ! まあ事実ですけど!)、一話完結形式で送る連作短編ガールズ・ショート・ミステリー集、そのウェブ小説バージョンです。
(※ちなみに初出媒体は既にリリース中止、2010年より作者自ら、同人ソフトとしてノベルゲーム版をリリース中。中、といっても色々忙しくてもう5年くらい止まっていましたが! 楽しみにしていた方、どうもすみません!)
ちなみに一話完結物とはいえ、連作短編物という都合上、連載小説形式で公開いたします(もちろん連載の後半はこの類のミステリー物のお約束通り、どんどん一話完結にならなくなっていきますので!)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 19:58:47
939365文字
会話率:45%
カンフー好きの高校生男子が、異世界の武道集団の老師の影武者に無理やりさせられて、頑張って任務をこなすお話。
カンフー、中国武術好きの方に、クスっとして頂ければ幸いです。
note、カクヨム等他サイトにも掲載します。
最終更新:2023-12-14 17:22:55
12138文字
会話率:39%
留年し二度目の高一を過ごすメタラー・献慈(けんじ)は夏のある日、怪現象に巻き込まれる。流れ着いた先は、大正時代の日本によく似たフォズ・イムガイ国だった。さまよえる異邦人=マレビトとなった献慈は、窮地を救ってくれた剣術自慢の女性・澪(みお)と
心を通い合わせながら、不屈のメタル魂で困難に立ち向かう。 【完成済み・順次投稿予定】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 01:58:10
510516文字
会話率:46%
近代和風な異世界でボーイ・ミーツ・ガール。非力な少年と世話焼きお姉さんがお互いのために奮闘します。
(余分な描写・説明を削りテンポアップした改訂版です)
* * *
【あらすじ】
メタル好きの高校生・献慈(けんじ)は、迷い込ん
だ見知らぬ土地で妖怪たちに襲われる。窮地を救ってくれたのは、袴姿も麗しき剣術自慢の女性・澪(みお)であった。
「あなたは別世界からの来訪者〝マレビト〟なのかもしれない」
帰るあてもなく澪の家で居候を続けるうち、献慈は次々と異能の力に目覚めてゆく。
不安と戸惑いを乗り越えた先に、献慈が打ち立てたのは一つの決意――この力を振るうのは自分に居場所をくれた澪のため。
やがて澪とともに踏み出した旅路は、異国からの道連れも加わって賑やかさを増してゆく。
旅の道のりも半ばを過ぎた頃、禍々しき影が献慈たちの前に立ちはだかる。その者こそは、かつて澪から母親を奪った不倶戴天の仇敵であった。
揺るがぬ想いと鋼鉄の意志を胸に、献慈は愛しの澪と、心通わせた仲間たちと、共に仇敵へ立ち向かう。
© 2022 真野魚尾
* * *
サイドストーリー、設定資料は別枠にまとめました。
◆【番外編】マレビト来たりし番外地
https://ncode.syosetu.com/n0952hz/
裏設定は以下にまとめています(ネタバレ注意)。
◆【裏設定】マレビト来たりて裏話
https://ncode.syosetu.com/n2107hv/
本作のサントラはこちら。
◆『マレ来た』サウンドトラック(自作曲プレイリスト)
https://www.youtube.com/watch?v=uRGSO3vdcTk&list=PL_guDDmuRSVV59SCHPcLZoXPQNUfcJlLx
※本作は「カクヨム」様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 13:07:24
254663文字
会話率:56%
あのチートキャラの若かりし頃の物語が今、幕を開ける————!
こちらは『暴虎馮河伝』https://ncode.syosetu.com/n9555gj/の外伝となっております。
最終更新:2023-11-04 21:19:54
110692文字
会話率:59%
偉大な父を持った重圧と周囲の期待に思い悩む美少年・龍珠は、稀代の侠客の元で育てられるが、ある事件をきっかけにその運命が大きく動き始める————。
こちらは『暴虎馮河伝』https://ncode.syosetu.com/n9555gj/の
続編となっております。
よろしければ前作もご覧いただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-22 21:18:49
190084文字
会話率:54%
神仙と妖が棲まう世界「神州」。だがいつしか神や仙人はその姿を消し、人々は妖怪の驚異に怯えて生きていた。
とある田舎町で目つきと口と態度の悪い青年が、不思議な魅力を持った少女と運命的に出会い、物語が始まる。
————王道中華風バトル
ファンタジーここに開幕!
金庸とか古龍の武侠小説に少年マンガのテイストを加えたオリジナル小説です。
ご意見・ご感想・ブクマなどいただけたら励みになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-01 17:26:13
275077文字
会話率:55%
伝説の双剣は巡りあい、宿命の歯車が軋みをあげる。
大陸の東と西が交差する帝国・奥尔罕(オルハン)。
双極剣の遣い手、璃凜は母の名である藍那を名乗り、帝都の色街紅籠(ヴェロ)街で用心棒を勤めていた。そして雇われ先の金亀楼で、記憶を失った青年、
紫園と出会う。
卓越した剣の腕と清らかな心を持つ紫園にいつしか惹かれる藍那。だがそんな彼らを血塗られた宿命が飲み込もうとしていた。
第一部完結しました。第二部は年内に投稿予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 20:05:38
255527文字
会話率:39%
転生したら天魔神教の教祖の末息子であったゆえ、天下統一しようと思う。
まあ、とりあえず最初は兄弟姉妹を押しのけて小教祖(後継者)になるとしよう。
天魔神教は『弱肉強食』で『強者尊』がルール、どこまでも強くなって頂点に!
昇りつめて仙人に
……いや、神にさえなって見せよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 21:08:54
16413文字
会話率:13%
武侠モノにおける用語の解説を行います。
内功?外功?歩法?心法?武功?
武侠モノを読んでいて感じるその疑問にお答えします。
最終更新:2023-07-01 19:41:31
7584文字
会話率:3%
妹(赤の他人、年上、故人)が同居することになった。…いや、言いたい事はわかる、分かるが聞いてほしい。…大恩人の頼みだ、断るなんてとんでもない話だ。…わたしは即答で了承した。その事に後悔は無い。…生前は美しい少女だったらしい。…ただ、生まれつ
き色素とやらが少ないらしく、…白子という病気らしく体が弱くて、夭折した。…そんな娘と同居する事になったのだが、…その娘(他人行儀なので、いつも呼んでいる小姐と呼ぶ事にする)は、いろいろ拗らせていた。…目に余るのが、少年愛、いわゆるショタコンだ…わたしが道を逸れたのも、小姐の性癖のせいだと、断言できるだろう。…いっそ小姐には、成仏願ったほうが、世の為、少年の為ではなかろうか?
転生チートtueeeに食傷気味の諸兄姉、口直しに如何ですか?
(アルファポリス様ノベルバ様でも掲載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 20:36:44
433404文字
会話率:25%
皇帝だった父親が崩御し、その跡を継いだはいいものの、四年弱で弟にその地位を簒奪され殺されてしまった。
もう二度と皇位に関わるような家には生まれたくないと願ったのに、産まれた先はまさかの……。
それも、タイミング悪く男児の中では長子とし
て生まれてきてしまった。
このままでは将来、また皇帝にされてしまう。
親王になるまでは我慢できたものの、皇太子に冊封されるのは絶対に避けたい。
そのために、それらしい理由を考え、画策し、どうにか円満な話し合いの元、皇宮から逃げ出すことが出来た。
向かった先は江湖。
武侠が住まう領域。
その中でも最大の勢力を誇る鳳琅閣《ほうろうかく》で修業できることが決まった。
立派な薬術師になり、その実績をもとに放浪を続け、父には諦めてもらわなければならない。
そんな期待を胸に師匠と出会った初日に、どういうわけか正体が露見してしまった。
師匠はいわゆる普通の人間ではなかったのだ。
正直に話すしかない。
皇帝になりたくない理由を前世の思い出と共に師匠へ話すと、なんと協力してくれることになった。
やはり、会話は大事だ。
そして時は過ぎ十二年後。
弟が皇太子として冊封されることが決まった。
まさに順調そのもの……、の、はずだった。
師匠の元へ、皇宮に勤める太監から「お話したいことがあります」と連絡があったのだ。
「皇太子の冊封に、重大な問題がある」と。
そして太監の話を聞いた師匠は、それをすべて教えてくれた。
それでも、皇帝になるわけにはいかない。
無理だ。絶対に。
だから、別の方法で国を救うことにした。
少々荒っぽいが、もうこれしか選択肢はない。
国を、亡ぼすのだ。
※カクヨムにも併載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 23:00:00
127919文字
会話率:47%
十七年前、国に忠誠を誓い、命を懸けて護国のために戦ってきた常勝軍が、一夜にして壊滅した。
戦場はあまりに悲惨で、何かに食い散らかされた兵士たちの残骸だけが残っていた。
遺体は身に着けていた軍の支給品に刻まれていた名前で確かめるほかなく
、帰りを待っていた家族は絶望に見舞われた。
花丹《かたん》国を襲ったその悲劇は、ある少年たちの心に深い傷を残した。
少年の名は翠琅《すいろう》。特異な外見とその力は、ある特殊な出自に関係している。
それは十七年前の悲劇が起こした偶然と必然だった。
翠琅は誓う。「家族をこんな目に合わせた奴らを決して許さない。必ず真相を暴き、白日の下にさらすのだ」と。
その願いに呼応するように、運命は様々な人を彼に引き合わせる。
見るからに怪しい〈蒐集屋敷銀耀〉で当主を務める悪魔に、美しき九尾の王。
最初は何も持たず、人脈もなく、ただただ兄弟と誓った使命に向かっていた翠琅だったが、しだいにそれは現実味を帯びていく。
栄誉はいらない。金銀財宝もいらない。ただ、名誉と誇り、そして真実を取り戻したい。
これは二人の少年が、失ったものを勝ち取っていく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-08 18:16:26
131918文字
会話率:49%
武侠がパワードスーツ着て暴れる! 男が女とイチャコラしてる! 政治的悪だくみを主人公共がやってる! 挙げ句の果てには大艦巨砲でブッ放す! これらに心当たりがあるなら読んでみてください!
※カクヨム(https://kakuyomu.jp/
works/16816927862430174649)にて同タイトルで完結済み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 21:00:00
100501文字
会話率:48%
『武君七侠』と『獄門七科人』。
共に江湖で名を馳せる善と悪の武芸者集団である。
ある奇縁により、両者は和解することになったが、ある悲劇が襲い、互いを互いが憎しみ合う怨敵へと変わった。
三年後、父を亡くし遺言に従って江湖をさすらうことになった
少年、景小龍は数多の奇縁でその争いの渦中に身を落としていくことになる。
果たして、憎しみ合う両者が向かう先にある悲劇とは……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 20:00:00
116232文字
会話率:28%
これは、後の世に〈最後にして最初の皇帝〉と称された
ひとりの少女の物語……
三千年の長きに渡って大陸に覇を唱え、
繁栄してきた大帝国〈宙(ちゅう)〉。
しかし今や、各地で反乱が勃発、群雄が割拠し、
周辺国が侵攻してくるなどの内憂外患を抱え
、
滅亡の刻が迫っていた。
ついには帝都も敵の手に落ちてしまい、
即位間もない少女皇帝〈焔(エン)・ヨスガ〉は
帝位を奪われ、追われる身となる。
だが彼女は運命の被害者、悲劇のヒロインではなかった。
「――我に逆らう者どもは、ことごとく屈服させてくれる!」
そう、彼女は不屈の精神と卓抜な智謀を持つ稀代の傑物であった。
再起したヨスガは、あまたの謀略を駆使し、
同志の力を借り、乱れきった世を正すべく戦い続ける。
やがて彼女は、大乱の裏にうごめく陰謀へと迫っていく……
皇帝ヨスガの波乱の運命を描く、壮大なる中華風ファンタジー、今ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 18:00:00
600306文字
会話率:58%
――金が無いなら死んだ方が良い。それがこの世界が定めた絶対のルールだ
人体と電脳の融合《マン・マシン・インターフェイス》により人類が種の世代を一つ越えた世界。
科学の進歩のつけを払う様に汚染された世界もまた同じ様に世代を一つ越えた
のだろう。
空気は、空から降る雨は、最早ただの人では耐え切れない程に汚れていた。
そんな世界が人を拒絶した世界。
人々は積み重ねるようにして造られた積層都市でしか生きられなくなっていた。
電脳化すらされていないストリートチルドレン、コマヒコはそんな積層都市の一つ、カワセミの第四層の住人だった。
第四層。公的には存在しないとされている下層区画。
ゴミ溜めの様な街での暮らしは最悪だ。
いつだって飢えていた。
いつだって渇いていた。
でもコマヒコにはそこから抜ける手段が分からなかった。
その日、一人の達人《アデプト》に出会うまでは――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-01 22:00:00
138666文字
会話率:33%
闘いの末に命を失った男、次に目覚めたのは見知らぬ異界、魔法というものが技術としてあり魔力の多寡ゆえに女性が強者として君臨する世界で彼は文明・文化の違う世界にとまどいながらも新たな人生を歩んでいく。
最終更新:2022-12-31 06:20:22
301543文字
会話率:17%
空手に人生を捧げて数十年。男、松岡誠治は退屈していた。空手が好きだ。技を磨くのが好きだ。体を鍛えるのが好きだ。それらを活かして闘うのがなにより好きだ。だというのに喧嘩もままならず、体が老いるに任せる日々。ある時気が付くと、誠治は見知らぬ世界
にいた。そこは獣の爪が、牙が備わったヒトがいる世界。異形のヒトが跋扈する世界。肩書きなどなく、たたひとりの空手家となった誠治は、未知の強者を夢見て拳を握った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 23:16:38
95370文字
会話率:41%
武侠小説に憧れて空手をはじめた日本生まれ日本育ちの香港人、剛(かん)侠龍(しゃろん)。その後柔道やムエタイなどをかじりつつ、それらを使ったり使わなかったりしながら大人へと成長していた。
現状に特に不満などは持っていなかった俠龍だが、ふと
気が付くと、魔法やら悪魔やらのまかり通る異世界に転移してしまっていた。常識外れの巨体や固い甲殻の異形。超常の魔法使いたちを相手に、ちょっと頑丈になった体で白兵戦に臨んだり、逃げたり、不意討ちしたり。
これは、かつて武侠に憧れた男が恩を返したり異世界を楽しんだりしながら、拳ひとつで立身出世を目指す物語。
※習作です。主人公の口調にイライラするかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 15:28:04
119927文字
会話率:56%