転生し、賢者になるはずが愚者だった。
しかし、ナゾの愚者スキル発動で、モンスターも人間も麻痺させてしまえる。経験値獲得。らくらくとレベルアップ。所持金も増えていく。
ただ、難点が。Lvアップに比例して性欲が増し、凶暴にもなり、どこか『
愚か者』になっていく。
彼の名はレシピット・ヴァーバ。
趣味はナンパ。三度の飯よりオンナ。目的のためなら、当たり前のように裏切り、強奪し、殺人もためらわない。自他ともに認める『愚か者』。だが、ときには人情的で、ごくごくたまには自らの犠牲もいとわない―。
仲間に従えるのは、うだつの上がらなかった魔法使い、田舎者の少年賢者、家出中の貴族少女、500年のあいだ今生をさまよう武士―。
様々な出会いと別れ、数々の冒険と騒動、そして巨大な敵。果たして愚者の彼はただの『愚か者』なのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 18:00:00
113765文字
会話率:44%
廃刀令が公布される事なく21世紀を迎えた日本において、士族階級の人々は帯刀するか否かを任意で選択する事が出来た。
若年層を中心に無刀で過ごす士族が増えれば、その反動として保守層が帯刀振興を主張するのもまた必然。
堺県岸和田市の五風高校で六月
に開催された校内演武会も、そうした保守派士族による帯刀振興運動の一環と言えた。
五風高校の新入生である先山千光もまた、旧岸和田藩士の末裔として校内演武会への参加を要請される。
校庭に設けられた特設会場に立った千光は、愛刀を用いた居合術を通じて武士の誇りを再認識するのだった…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-19 09:03:06
3260文字
会話率:21%
廃刀令が公布される事なく21世紀を迎えた日本において、士族階級の人々は任意で帯刀を選択する事が出来た。
ところが「重くて嵩張る」という物理的理由などから、若年層の士族の中には敢えて帯刀せずに一般人のように振る舞う者も少なくなかった。
そんな
「若者の帯刀離れ」が社会問題となりつつある中、士族の娘である岩屋茉穂は畿内大学への進学を機に大小の二本差しを始めるのだった。
周囲の物珍しそうな視線を物ともせずに武士道精神を貫く茉穂は、キャンパス内で運命的な出会いをする事に…
(※ 本作品は武 頼庵様御主催の「夏企画・if……物語」の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 06:23:38
4236文字
会話率:19%
桜花の咲き誇る弥生の候。
穏やかな春の一時を愛しい人と共に過ごしたいと願うのは、民間人も軍人も同じ事だった。
大日本帝国陸軍女子特務戦隊に所属する女性軍人の園里香上級大尉も、その例外では無い。
婚約者である帝国海軍主計将校の北中振善光大尉を
伴い、里香は桜見物に繰り出した。
神社の境内に咲き誇る桜の美しさに、北中振善光大尉は思わず頬を綻ばせるが、彼との結納を控えた里香は、桜見物以外の目的を持っていた。
何故なら二人が詣でた神社は、戦死した里香の戦友達が眠る招魂の社だったからだ…
※ 本作品は、鳴田るな様御主催の「軍服ヒロイン企画」の参加作品で御座います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-27 06:42:14
4999文字
会話率:24%
鉄砲大将の塙団右衛門は、激しい承認欲求に突き動かされ、ある時は転落し、またある時は名声を得るが、最期にはやはりその欲求のために滅ぶ。
最終更新:2023-07-17 19:15:55
2695文字
会話率:15%
「戦国に皇軍、来訪す」で登場している宇喜多直家や秀家に関して、商人出身で本来は武士ではない、とは小説とはいえアリエナイと指摘を受けたことから、エッセイで説明することにしました。
宇喜多直家や秀家の出身である宇喜多氏の出身の真実について、
私なりに考察しました。
推論が多く、歴史考察とするにはおこがましい、とフクロにされそうですが、ご笑覧くだされば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 08:10:21
4990文字
会話率:0%
気が付いたら、源頼家に自分は転生していました。
あの冷酷な姉弟、実母の北条政子と母方叔父の北条義時に殺される未来等、自分には真っ平ごめんですが、あの二人を相手に自分はとても勝てる気がしません。
それで、前世の天測航海術とヨットの知識を
利用して、日本国外に逃亡しようと考えて、自分は行動したのですが。
何故か部下の鎌倉武士の多くの面々も、自分に付いていきたがります。
それで、彼らと一緒に外国へ赴くことにしたのですが、何だか不味いことをした気が。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 06:29:31
104790文字
会話率:25%
借金まみれのナルシスト賞金稼ぎと武士道を捨てた酒好き武士、出会う筈のない二人が火星の地にて邂逅。
賞金目当ての銃と刀で火星都市で跋扈するヤツらに電撃を喰らわせろ!
似た者同士のデコボコバディが織りなすSFラノベ!こいつを見逃す手はないぜ?
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 10:16:41
6496文字
会話率:32%
〈円卓会議〉が設立され、〈大災害〉から半年が経った秋のある日、アキバで小さな事件が起きる。これこそが、〈ホネスティ〉の副官シゲルの運命を選択させるとは思いも知らずに……。
盗人少年ヴォルトと、銀髪の武士シゲルの短く切ない『立て直し』が、今ま
さに始まろうとしていた。
※ この作品は、橙乃ままれ先生の著作『ログ・ホライズン』の設定や世界観を基にした二次創作です。
※ 各一話ごと、5000文字以上10000文字以下を目指しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 23:13:14
43641文字
会話率:65%
カクヨムやpixivでも投稿
最終更新:2023-07-10 13:52:07
590文字
会話率:7%
この作品はpixivやカクヨムでも連載しております。
最終更新:2023-01-01 00:00:00
56761文字
会話率:21%
文久三年の夏、浦賀港付近を縄張りとするチンピラ博徒・野槌の亥吉は、ある廃寺で巨大な馬の姿を目にする。
マレンゴと言う、その野生馬をつれた武士・多田省吾に話を聞くと、南蛮渡来で極めて高価である、との事。
売れば一儲けできると企んだ亥吉は
、得意の博打でマレンゴを勝取る。
貴重な宝を奪われた筈なのに、何故か秘かな笑みを浮かべる多田。
間も無く、秘められた陰謀と狡猾な多田の企てが明らかになり、亥吉はマレンゴを殺して逃走しようかと考え始める。
でも彼の幼少時、亡父が可愛がっていた愛馬の記憶が蘇り、無抵抗な野生馬を殺す気になれない。
ある小屋に追い詰められ、逃避行は終焉を迎えるが、そこで一人と一頭の心は何時しか触合い、奇妙な友情が育まれていく。
それは亥吉にとって、孤独な生涯に嘗て無い安らぎの一時であった。
アルファポリス、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 07:59:24
14294文字
会話率:17%
江戸時代の初期、徳川家光が三代将軍となったばかりの頃。
浪人・園部多門は、妻・さきが不治の病を患っている事を知る。
思い悩んだ末、金を稼ぐ為に多門は武士を捨てる決心をするが、それに気付いたさきは怒り、離縁してくれとまで夫へ訴えた。
二十年
以上、一途に武士の妻として生きてきた信念や価値観が、死の恐怖より強く彼女を駆り立てているのだ。
共に根は頑固。
言い出すと後に引けない性分同士である。
感情的になった話し合いはこじれにこじれ、時に激しく、時に切なく、時に滑稽なやりとりが続く。
しかし、それらは全て互いに相手を思いやる気持ちの表れ。
己の本心を偽りなく曝け出した時、二人が選ぶ愛の行方は……
アルファポリス、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-25 07:55:36
8945文字
会話率:40%
時は慶応四年(1868年)。
大政奉還が行われたにも関わらず、迫る官軍の影に江戸の人々は怯え、一部の武士は上野寛永寺に立てこもって徹底抗戦の構えを見せている。
若き御家人・能谷桑二郎も又、上野へ行く意思を固めていた。
吉原へ一晩泊り、馴染
みの遊女・汐路と熱い一時を過ごしたのも、この世の未練を断ち切る為だ。
翌朝、郭を出た桑二郎は、旧知の武士・戸倉伊助が「田吾作」と名乗る奇妙な女衒相手に往来で刀を抜き、手も足も出ない光景を目の当たりにする。
長い六尺棒を豪快に振るう田吾作の動きは何処か薩摩・示現流を彷彿させるもので、もしや密偵か、と勘繰る桑二郎。
伊助の仇を打つ名目で田吾作に喧嘩を売るものの、二人の戦いの行方は、汐路を巻き込み、彼の想定とは違う方向へ進んでいくのだった……。
アルファポリス、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-29 07:34:01
10544文字
会話率:39%
瀬戸内海に浮かぶ島にあった、外様の小藩『角亀藩』。
ある朝、奇怪な地震ののちに島の周辺は陸に埋まり、見知らぬ土地と地続きになっていた。
自分たち以外の人間と顔を合わせることのない魔境に、ぽつりと移動してしまった人里。
領民たちに襲い掛かっ
てくる異形の生物。
角亀藩の武士たちは傷つきながらも異族を撃退するが、襲撃はやまない。
当時の藩主は決断を下す。
武士、農民などの区別なく、地を耕し、異族と戦う。
どうにか異族の襲撃を退け続けて三百年あまり。
角亀藩の民は立派な戦闘民族になっていた!
類まれな素質を持って生まれてきた当主の次男、銅槻鬼角。
角亀藩の枠には囚われないほどの大器は、訪れた外からの客人との出会いによって、外界への興味を抱いていく。
後代『神殺しの一族』と称された戦闘民族カッキハン。
これは、その中でも一際武名の高い大魔王オドゥンの一代記である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 20:00:00
72776文字
会話率:55%
各位
お世話になっております。
過日速報でお伝えいたしました『元亀元年人』の四月、五月分の報告書を送付いたします。
当該『旅人』は452年の過去より『旅』をしてきたにも関わらず、積極的に現代に馴染もうと
いう強い意志を見せており、関係部
署からも強い関心を持たれております。
本事案は非常に稀有なケースであり、報告内容は当該『旅人』のみならず周囲の人々に関しても
含まれております故、長文となっております。
お忙しい中大変恐縮ではございますが、是非最後までご一読の上、皆様の忌憚のないご意見、
ご評価のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
警察庁生活安全課特殊旅行課 課長 田所涼一
ryoichi.tadokoro@XXXXX.XXX.com
03-XXXX-XXXX
090-XXXX-XXXX折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 23:43:40
288622文字
会話率:39%
女の子にしかできない闘いがある
最終更新:2023-07-07 21:49:19
206文字
会話率:0%
父親の後を継ぎ、当主となった一人の武士。
しかし裏切りに逢い、火の海の中で切腹を余儀なくされる。
と思ったら異世界の神に救われ、その世界の火の神に任命されてしまった。
火の神となった武士は燃える。
"善を助け悪を挫く"と
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-03 07:09:21
30573文字
会話率:26%
すっげー過去に、主君がやらかして呪われた一族の末代の俺。でも結婚する気ないから呪い関係なく俺の代で終了〜。とか思っていたら、呪った武士が…
最終更新:2023-06-23 15:49:18
5339文字
会話率:58%
異世界で斬って斬って斬りまくる。
いざ参らん!!
最終更新:2023-06-23 00:09:38
192814文字
会話率:52%
月岡蒼汰、灘波風花、寺井星良、三人の全く異なる生活を送る日本人が、突如として異世界に召喚された。
蒼汰は歴史学の大学院生で、広範で深い知識を持つ。彼が召喚された国、ヴィタリスは古代ローマの文化を基にした国家で、軍事的な力と学問・芸術が重視
され、神秘的な生物たちと共存している。
風花は体力と闘志に優れた高校の剣道部員。彼女が召喚されたエルデリアは中世ヨーロッパ風の社会。エルデリアは騎士の秩序が高く評価され、魔法は一部の貴族や教会の高位聖職者だけが使うことが許されている。
星良は自己表現と創造性に深い情熱を持つ新進気鋭の陶芸家。彼女が召喚されたユウキヨは江戸時代の日本を彷彿とさせる国家で、武士道を重んじ、妖狐や天狗、河童といった妖怪たちと共存している。
それぞれの才能と特性を活かし、新たな世界での生活を始める彼らの冒険が、今、始まる。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-06-20 23:47:57
215804文字
会話率:20%
日本の武士は運用的に言えば軽装騎兵に近いものだったのではないか?
キーワード:
最終更新:2023-06-13 02:36:25
555文字
会話率:0%
千砂ノ国という小さな島国に竜馬という下級士族の武士がいた。ある日、千砂の国に黒船が到来する。初めて見る異国の文化、その中で、竜馬は初めて魔術というものに出会う。その光景はあまりにも美しく、竜真を魅了させた。そして、魔術との出会いは彼の人生
を変えて行くのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 18:14:57
361995文字
会話率:32%
江戸時代の大坂道頓堀が舞台。人間に化けて芝居茶屋で働く芝右衛門狸と顔見知りの武士との立ち話。
最終更新:2023-06-11 13:24:27
1315文字
会話率:47%
時は、平安時代末期。
地方では武士と呼ばれる武装集団が力を持ち始めたが、貴族たちの用心棒として雇われの身だった。
血筋という意味では、源氏の武士の中でヨリトモはナンバーワンだった。
武士の地位を用心棒から統治者に高めて、関東だけではなく日
本の武士をまとめる棟梁となる。
北条政子と大恋愛の末に結ばれて、鎌倉幕府を開き、征夷大将軍となる。
でも、弟のヨシツネは親友のカゲトキと対立しまくるし、坂東武者たちは好き勝手なことをしまくって、苦労の種は尽きそうにない。
大河ドラマ「鎌倉〇の13人」の前にこの物語を読んで、ぜひ登場人物に先入観を植え付けてください。
(この物語はフィクションです。主人公は頼朝ではなくヨリトモです。
根性なしです。オタクです。でもやる時は、やります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 17:00:00
221520文字
会話率:24%
時は室町時代から戦国時代へと移り変わる頃。主人公:蘆屋道仁は、平安時代に道摩法師とも呼ばれたかつての強力な陰陽師:蘆屋道満の末孫であり、陰陽師として近畿周辺を旅をしていた。途上で知り合った甲賀の出で、家を出奔したという武士:滝川一益と呪詛騒
ぎを一緒に解決し、意気投合した2人は、寄り道をしつつ共に尾張に居る一益の親族を目指して旅をする。一方尾張では、織田信長という、時代の傑物が尾張の虎:織田信秀の下でうつけと呼ばれ、城下を駆け回っていた。果たして、この先出会うであろう彼らは、この下天をどのように征くのか……(名前の呼び方、諱、官位などの表現がありますが、なるべく分かりやすいように表記します)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-08 12:00:00
105229文字
会話率:47%