桜花の咲き誇る弥生の候。
穏やかな春の一時を愛しい人と共に過ごしたいと願うのは、民間人も軍人も同じ事だった。
大日本帝国陸軍女子特務戦隊に所属する女性軍人の園里香上級大尉も、その例外では無い。
婚約者である帝国海軍主計将校の北中振善光大尉を
伴い、里香は桜見物に繰り出した。
神社の境内に咲き誇る桜の美しさに、北中振善光大尉は思わず頬を綻ばせるが、彼との結納を控えた里香は、桜見物以外の目的を持っていた。
何故なら二人が詣でた神社は、戦死した里香の戦友達が眠る招魂の社だったからだ…
※ 本作品は、鳴田るな様御主催の「軍服ヒロイン企画」の参加作品で御座います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-27 06:42:14
4999文字
会話率:24%
※この作品はフィクションであり、専門用語は創作です。信じないで!
「恭子はお見合い結婚したそうです。」「さて、一番年上は何歳でしょう。」「ブーケトスもそんな感じ。」「いっしょに食事をするだけの簡単なお仕事です。」「マグロ係」「七つまでは神
のうち」「店長、シフト変更してください。」「たぬきとどくだみ」「むじなとあしたば」「不思議な道具なんかより、あのあおいねこちゃんがほしいと思ったことはないか。」「職業:家政婦」「人見知りだっていいじゃない」「メンズPコート/税込13,200円」「男はどこへ消えたのか」「初乃は夢を見ない」「権助、与平、兵吾」「古井戸の底には何があり」「ギギ」「朝になれ、今すぐに」「かっこかり」の続き、もとい閑話です。
花は桜木、人は武士
歩く姿は、百合の・・・あれ?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-08 18:58:44
2296文字
会話率:14%
桜の番人である桜ノ宮家は、魔物が住んでいると言われている霞が山を守っていた。
春。暖かい日差しに恵まれ、いつもの様にゆったりとした時を過ごしていた。のだが…
突然、政府軍がやってきて…!?
親はいないし、兄も買出し真っ最中。戦えるのは
次男、紅と三男、白だけ。
どうなる桜ノ宮家!
花は桜木、人は武士。
憂い桜に妖し刀。
春はきた!みなみよ東西!
次男と三男の英雄譚
ここに開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-29 20:28:23
4739文字
会話率:55%