岸和田市の銭湯の娘である友呂岐誉理は、大日本帝国陸軍女子特務戦隊の少女士官としてユーラシア大陸の戦場で雄々しく戦った末に名誉の戦死を遂げた。
そうして戦没者遺族となった友呂岐家の人々の元に郵送されてきたのは、戦地で誉理が最後に記した手紙だっ
た。
この一通の手紙に記された約束が、誉理を失った友呂岐家の人々に新たな活力をもたらすのだった。
(本作品は、家紋 武範様御主催の「約束企画」参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 07:29:29
1834文字
会話率:22%
日露戦争に従軍した周防大尉は戦闘で負った傷を癒すべく、佐世保の海軍病院を目指す病院戦の寝台に横たわっていた。
そんな周防大尉の夢枕に、旅順や奉天で死に別れた部下達の霊が現れるのだが…
※本作品は、夏のホラー2023参加作品で御座います。
最終更新:2023-08-19 09:01:17
1957文字
会話率:26%
軍人である孫娘を失った文学者の老人。
孫娘の生きた証をこの世に残そうと願った彼は、孫娘の生き様を軍歌に仕立てる事を決意した。
そのために老人は、孫娘の夫である海軍将校の青年に協力を要請する…
※ 本作品は「第4回小説家になろうラジオ大賞」の
参加作品で御座います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-22 06:25:04
1000文字
会話率:28%
ボロボロになった日章旗がある。
祖母の叔父が出征時に持っていったもの。
それは元米兵の遺族から、三年前に返還された。
もう誰も覚えている人がいない人の日章旗。
その意味を盆の入りである八月十三日に考えた。
最終更新:2022-08-13 15:38:35
5600文字
会話率:0%
ある朝目覚めると、自分は大海に浮かぶダルマ船に乗っていた。しかも記憶喪失。え?船内にはノート・・・大量殺人犯、宇宙海洋学者、心中家族の書いたノートが。自分はこのノートの筆者?わからない・・・と、嵐に、そして幽霊船に遭遇。幽霊船の少女と出会い
、潜水コンパーティブルで、海底遊覧ドライブへ。海底数万マイルの大旅行を経て、海洋宇宙人にまで遭遇し、いやな太陽と戦い・・・自分が、海洋に夢幻に拡散する記憶の粒子であることを知り、そして、希望の新生へと向かうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-01 07:18:47
94187文字
会話率:21%
警察本部から国営テレビ局に連絡が
「戦没者追悼式のビデオを見せてほしい」
最終更新:2019-05-26 17:28:22
775文字
会話率:68%
ある国で、第2次大戦の戦没者追悼式が
国家元首である大統領が、
例年通りに戦没者墓地へ
最終更新:2019-05-25 20:46:30
985文字
会話率:21%
柿沼忠志は65歳。一般には武装警察と呼ばれる警察庁重装備機動部隊に所属し、この組織の実質ナンバー2だった。そんな彼が予想外に早く終わった会議の後で立ち寄ったのは、第三次世界大戦戦没者慰霊塔。通称「東京タワー」。・・・太平洋戦争があの8月1
5日に終わらなかったパラレルワールドで展開する、もう一つの昭和、その断章。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-11-29 00:02:04
12615文字
会話率:31%
あれは小さいころ、お盆休みで田舎に帰省していたときのことだった・・・。ショッピングモールの中で迷子になった私は・・・?
最終更新:2006-08-16 16:28:56
2330文字
会話率:49%