全然靡かない王女様には婚約者がいるという。
「麓の辺境伯です」
「え、それ僕だけど」
「え、嘘……あ、こ、」
「ん?」
「婚約破棄します!」
「そんな!」
ずっと好きだったから、彼女を追いかける事は止めない。止められない。
山間の小国の第
三王女ラウラは有翼人種。ずっと山の奥深くで静かに暮らしていた。ラウラには幼少期から決められた婚約者がいた。顔も見た事がない、名前も知らない麓の辺境伯。ある日、自分の事を好きだと言う目の前に現れた年若い青年は、その知りもしないはずの婚約者で、かつて自分が自身の翼と、王家にしか現れない特異能力を失うきっかけになった人物だった。
何度断っても諦めない青年ダーレは、ラウラと正反対の明るく自信に溢れていて、その眩しさにラウラは苦しくなる。私なんかが愛されていいわけないのにと。ダーレの揺るがないラウラへの想いが、ラウラの心内を変えていく話。
ドタバタあり、ただ甘やかされるだけもあり、たまにシリアスありのごった煮な恋愛もの。
視点がダーレ視点、ラウラ視点、ランダムで展開します。タイトル終わりにダーレ視点→(D)、ラウラ視点→(L)で表記します。
前作クールキャラは演じられない!と同じ世界線。なのでゆるいです。
※アルファポリス、ノベルアップ+にも投稿しています。
※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 11:31:32
148575文字
会話率:60%
「この本を読み終えたらにして下さい」
「なんだシスティ。まさかお前、解けないのか?」
一度読み始めたら止まらない読書癖のある、論理的思考の女学生システィ。そんな彼女に本を読ませまいと、いつも問題を持ち込み、どんな状況でも喋り続ける事を止
めない直感的思考の女学生ロズ。
亡国の呪われた姫として避けられていたシスティは、そんな事を気にしないロズの計らいで、学問の島に潜んでいる日常の謎を解かせられ続ける。そしてその類稀な頭脳によって、システィは次第に学園の表舞台へと押し出されていく。
何も奪われない誘拐事件、騎士の募集に隠された暗号、時間が進んでしまった景色、心が入れ替わる呪い。いつもと同じような風景の中で起こる、ちょっと不思議で、ちょっと爽快な連作短編ミステリー。
※9万文字を書き溜めています。
※人の死なない日常の謎が中心のライトミステリーです。
※スカッとする読了感を重視しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-01 20:20:17
112470文字
会話率:52%
電波な中学生である沙羅川糸姫(さらかわいとひめ)。
教室の授業中に魔女が呼んでいると公言すると、教師の制止を振り切って教室を出ていった。
裏山を散策している途中に洞窟を見つけると、スマホの明かりを頼りに洞窟に入る。
洞窟の途中
で足を滑らせて洞窟の地下に落ちる。
しかし、糸姫は洞窟の探索を止めない。
気づけば二時間くらい歩いていた。
そして辿り着いた洞窟の深層部。
そこには門があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-21 17:48:45
267文字
会話率:0%
戸惑ったら、負け。
迷ったら、負け。恋に落ちたら、負け。
藻掻いても、ただ奪われていくだけの生き様は繰り返したくない。
何処かで、ちゃんと止めないと。
今度こそ、幸せに。。。
最終更新:2021-04-04 18:39:03
21499文字
会話率:24%
人は歩みを止めない。心を閉し、他者と深い溝を作ったとしても、荒れ果てた荒野のようになったとしても、橋を作り耕す。一度見た夢を諦められるだろうか?夢を理想に落とすことがあなたにはできるだろうか?枯れた心に潤いをもたらすのは……
最終更新:2021-04-03 22:25:28
3691文字
会話率:38%
屍(かばね)ミスイ。
彼女はVtuberであり、エレワールド所属の第2期生だ。
これは彼女がいろんな人に触れて、新しい目標を見つける物語。
拙著『歩みを止めない不死の自殺願望者』の続編的な奴です。
この物語はフィクションであり、実在する人
物企業団体その他もろもろとは一切関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-26 17:00:00
8179文字
会話率:11%
少女はパソコンの前に座り、過去を思い出す。
見知らぬ男のエゴが原因で、望んだものを得られなかったあの日を。
最終更新:2021-03-10 23:47:20
5261文字
会話率:10%
豊かに栄えているセレスティン帝国。その中でも大きな力を持つセブンス家の令嬢、セブンス・ピアニスは容姿端麗、頭脳明晰、ダンスから社交界マナーまで完璧にこなす、完全無欠と周囲に言わしめるほどの貴族令嬢。だが、彼女には一つだけ欠点が。それは…
「フゥー……ああ、ダンスレッスンの後の煙草は最高ですわ」
そう、ヤニカスだったのである。
それをとがめる周囲の人々。だがピアニスは煙草を吸うのを止めない。止められない。
この物語は貴族令嬢が煙草を吸うべきではないという旧き因習を打倒するために立ち上がった、世界で唯一の煙草魔法を扱うある公爵令嬢の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-04 13:09:23
102922文字
会話率:49%
ある日、クラス全員が異世界召喚に巻き込まれかけて、ギリギリ召喚されるのを回避したんだけど、その時に全員が異なる『異能』に目覚めちゃったの。
私も『時間停止』と『無限収納』の異能が手に入ったんだけどこの異能、一切私の言うことを聞かないの
よ。これって私の能力じゃないの?
私の意思に関係なく勝手に時間は止まるし、かと言えばいきなり時間が動き出す。無限収納も時間が戻った途端に、中の物を全てまわりにぶちまけちゃうし。何なのこれっ?
異能って役に立つんじゃないの?
異能って凄いんじゃないの?
ねえ、どうして私の異能は私の言うことを聞かないの?
どうしてクラス全員が、役に立たないような異能しか貰えなかったの?
お願い私の異能さん、どうか勝手に私の時間を止めないでっ!
私の大切な時間を返してよっ!
『カクヨム』様と『ノベルアッププラス』様でも同時掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-25 21:44:40
68009文字
会話率:33%
ナージャ・ノヴィコヴァは困っていた。目覚めると貴族の娘であるナージャ・ノヴィコヴァになっていたから。一般人であるが故に合わない貴族の暮らしに、価値観が合わない両親。唯一ナージャを理解してくれたのは、専属使用人である一诺だけだった。
乙女
ゲーム「高嶺の希望」に登場するキーキャラクターであるナージャ・ノヴィコヴァ。けれど彼女にその知識は無い。懐いてくる主人公(転生者)に辟易しながら、出来るだけ関わらないようにと避けている。
一方主人公(転生者)は、転生者仲間と知らずにナージャを救おうと奮闘する。全ては原作のシナリオで描かれるナージャが悲惨過ぎたから!
酷くすれ違うこの二人。彼女達のその価値観や願いがそもそもすれ違っているというのは、神だけが知っている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 12:00:00
610139文字
会話率:42%
「報告する。勇者パーティが全員迷宮ボスとの戦闘で死亡した」
難攻不落のトラップ迷宮で勇者パーティのガイドを頼まれた非正規冒険者のヴィンセント。彼は勇者の無茶な攻略に巻き込まれ辛くも一人生き残った。しかし勇者パーティを壊滅させたとして非難を
浴びる。
「あいつが死ねば良かったのに」
駆け出し冒険者が迷宮に来ることで経済が成り立つ街。
そのうまく回っていた歯車を破壊したと責められたヴィンセントは二十年暮らした街を出ようと決意する。
ところが――
「あれ、兄さん昨日は渋々って感じだったのに早いね~」
ヴィンセントは我が目を疑った。
彼の目の前に現れたのは死んだはずの勇者パーティ。
世界は巻き戻っていた。
(おれがガイドを降りても、こいつらは迷宮攻略を止めない。結局こいつらでは迷宮を攻略できない……)
結果を知っているヴィンセントには逃げるという選択肢もあった。勇者に死地へと追い込まれた彼には勇者を救うという感情は一切なかった。
だが、自分が何もしなければ街は大きな経済的打撃を被る。
そして何より――
(こいつを死なせるわけには行かない)
ヴィンセントが生き残ったのは勇者パーティの女戦士クレアが我が身を犠牲にしたからだった。
彼女に借りを返すためヴィンセントは戸惑いつつも新たな力を駆使。
全てを賭けた迷宮攻略へと突き進む。
スキルは唯一『デジャブ』のみ。
だが異常ともいえる迷宮探索の経験、『デジャブ』による万死の記憶、高級アイテムの乱用であらゆる困難に打ち勝っていく。
何か大事件が起きても二回目で起きる前に対処するので常勝無名。
数多の偉業の立役者となるも、それに気づく者は……
「あのギルドマスター、これ未然に防がれてるんですが、もしこの人が対処してなかったら……」
「ああ、運がいいな」
「あの、こっちもなんですけど。これこの人いなかったら街一つ消えてますよね?」
「本当だな。運がいいな」
「あのー」
「あのさ、コイツ……誰?」
これはちょっぴり偏屈で完璧主義で大人気ない無名の中年冒険者が充実した冒険者ライフを送るお話。
「ちょっとヴィン! この迷宮はもう攻略したからいいんだってば!」
「何を言っているクレア。まだ迷宮ボスを殺しただけだ。全階層、全ルートを網羅しなければ」
「……チョット ナニイッテルカ ワカンナイ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 00:00:00
162506文字
会話率:40%
「ベッキー!何を言っているんだ!!」
「お父様、止めないでください!私は戦争を止めるのです!!」
バーデ伯爵家王都邸宅に未だかつてないほどの怒号と阿鼻叫喚が響き渡る。17歳の娘、アレクシア・シェリー・バーデは呆れも過ぎて最早、真顔でその
光景を見下ろしていた。何がどうなってそうなるのか、義妹の思考回路には開国以来の「秀才」と言われる彼女にも分からなかった。
私は王宮所属の魔導士でもあった。今は国一位の魔導士で、こういう時はやはり戦場に赴かなくてはならなかった。私が光の魔力を持っていたら史上最高の聖女となっただろうと言われている。だから、正直ベッキーは私より優れていると思っているのだろう。まあ、希少性からいってもベッキーの方が優れている。
アレクシアと聖女な義妹、王太子に人狼…みんなの思いが交差する…。
糖度高めです…(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-11 15:55:21
6943文字
会話率:56%
ある世界── ある場所で
人は化け物に殺された
増殖を止めない生物は時に名を呼ばれ
歴史にもこう記されている──
アリマ── 世界はこれの出現で
狂った実験を始めた、
人を兵器と変える生物実験・・・・
ぁああ 神よ───
世界はなんと醜きかな・・・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 17:00:19
4409文字
会話率:73%
誰も知らない、気にも止めない。灯火だけが知る、小さき灯火の消え行く吐露。
最終更新:2020-11-29 23:17:07
1355文字
会話率:9%
抗え、運命と呼ばれるシナリオに。
どんな事をしてでも、何が起きても。
異世界の理不尽が、自分の弱さが、圧倒的な力が私を苦しめる。それでも私は歩みを止めない。どんなことが起きたとしても、この理不尽を引き起こした神に復讐してやると誓ったから。
最終更新:2020-11-28 04:21:59
13133文字
会話率:64%
夢、成長、力、そのどれも欲しがっていい。
若者とはそういうものだ。
これは夢に向かって歩みを止めない、そんなバカ達の話。
最終更新:2020-11-17 11:18:01
14472文字
会話率:51%
___その男はある朝、魅惑的な女子高生に出会った。
【僕の心を君が殺めてくる。汚れ知らずの純白な殺意の塊だ。君は】
平凡な主人公は、その心にある何かを芽吹かせながら、
心に潜む黒い存在が大きくなり、相して歪む。
【嗚呼そうか、力尽く
で捕らえればいいのか】
加速を止めない男の結末は如何な物か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-15 12:00:00
10656文字
会話率:10%
人類軍の代表としてついに魔王を追い詰めた勇者リオン。
魔王から「我の支配する世界の半分をやるから見逃せ」と言われその条件を受け入れた。
ところが世界の半分というのは勇者が思っていたよりも大きな規模で……!?
「勇者さま〜! 私の世界をお
救いください〜」
「ちょっと! 抜け駆けしないで! 私の! 私の世界にも!」
「ふふ。2人ともはしたないわよ。神様らしく余裕を持って接しないと……」
「あんたが一番はしたないわよ! 乳を出すな! 乳を!」
「ごめんなさいね。無い神にはできないものね」
「殺すわ! 止めないでアリア」
「わーだめだって落ち着いてアランちゃん〜」
ポンコツ女神たちはまるで世界を上手くコントロール出来ておらず文明ができるには程遠い状況。
世界を救った勇者の次の仕事は……異世界オーナーだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-21 15:52:06
6502文字
会話率:63%
いわゆる宇宙人と呼ばれる存在と交流をするようになった現代日本。
ほとんどは友好的な種族であったが、中には暴力をふるうものも存在し、これを物理的に食い止めるため組織されたのが対ヴィラン特殊戦闘部隊――通称、ヒーローである。
不本意ながら、誠に
不本意ながら、そのヒーローピンクに突如抜擢された少女は、今日も戦場で泣き叫ぶ。
「前線に放り投げる幼馴染み、それを止めない同僚、おっかないヴィラン幹部――こんなとこ絶対辞めてやる!!」
そんな彼女の、唯一の救いであり癒しが、アパートの優しいお隣さんだった。
想うだけで十分と、密かにお隣さんの長男に恋をしていたが――そのお隣さんにも“秘密”がある事を、まったく知らなかった。
胃袋がっちり掴む系ヒロインのピンクと、ピンクとは知らず胃袋と恋心をがっちり掴まれたヴィラン幹部の、ほのぼの両片思い物語。
(なんちゃって特撮ヒーロー系ラブコメを目指した結果こうなりました。たまに話が増えたりしています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-28 00:00:00
39537文字
会話率:41%
「ああ、死ねなかった」
誰かが近くで困っていたら、身を挺して守り続ける少女“レン”。
この生き方を続けていたら自分が死ぬことを理解しながらもその生き方を止めない。
…そして死ぬ事を極端に恐れ、他者の死ぬという発言を聞く事も嫌な少女“クレア”
。
彼女を死なせない為に、彼女は必死で“レン”を追いかけていく。
死にたいという願いと、死なせたくないという彼女の願い。
矛盾した願いは、どちらか一つしか叶えられない。それなら……
「「……神様へ」」
神様は、どちらの願いを叶えるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-20 06:00:00
6538文字
会話率:49%
魔力――それは誰しもが持つ、未だ解明し切れていない不可思議な存在。そして魔力を武器として戦う魔導騎士が世界の平和を守るようになった現代。
魔導騎士を養成する学校、渦空魔導騎士学園に入学した宗像優輝は、生まれつき魔力を持たないという特異体質
に加え、過去の経歴が一切不明だった。
魔力が無く、魔導騎士としての能力が皆無の優輝は最弱無能(オール・ゼロ)と蔑まれるが、逆に魔力を使わない武力は学園最強と言っても過言ではなかった。
そんな優輝は周囲からの侮蔑を気にせず、学校への入学を勧めてくれた天王寺天也が小隊長を務める魔導騎士治安局第三八小隊に学生生活の傍らとして働く事にもなり……
「――あなたを殺して、僕は今日一日を生き延びます」
戦う事は止めない。生き残っていればそれで良い。
世界から“最弱”と呼ばれた少年は、そして“最強”と呼ばれるように……ならない。というか最強になる気が全くない、最弱少年が繰り広げる人生を記録した学園バトルファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-16 22:18:16
8690文字
会話率:33%