「秋の歴史2024」参加作品。テーマは「分水嶺」。
分水嶺……雨水が分岐する尾根をさすことから、転じて、物事の方向性を決定づける大きな分かれ目という意味。
『だがなあ、犬よ。悪いことは言わんから、今回ばかりはおとなしくしておけ』
あやかし
ものたちの忠告を三度破った己は、破るごとに人生の大きな変化と向き合うこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 18:00:00
15628文字
会話率:37%
子供の頃から勇者に憧れ、勇者になりたかったファジル。しかし、物語に出てくるような勇者などには決してなれない。そんなことは成長するに従って、嫌でも現実がファジルに教えてくれていた。しかし、それでも十九歳となった日、その思いを抱えたままでファ
ジルは旅立つことを決意する。
そんなファジルの旅路にその強引さで押しかけて、ついてきたきた幼馴染みのエクセラ。そして、旅の序盤で助けた天使族の少女も加わって、ファジルの旅は幕を開けたのだった。
そのような中で三人が旅の途中に訪れた小さな村。その村が魔獣の脅威にあっていることをファジルたちは知る。そして、そこに偶然居あわせた勇者一行。村人たちは所用を済ませた後で魔獣討伐をするとの約束を勇者一行と取りつけるのだったが、勇者一行が戻るよりも早く魔獣が村を襲って来たのだった。
いつの時代においてもファジルたち人族にとって、違うことはなく絶対的な善である勇者。人族にとって不倶戴天の敵である魔族を打ち払う絶対的な善である勇者。
その絶対的な善を誰が、どうして殺すのか……。
※他サイト重複掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 10:14:15
116028文字
会話率:44%
邪神封じの魔剣を操れる者として、邪神討伐を目的とした勇者一行の一員となった魔族のファブリス。様々な苦難を乗り越えてファブリスが邪神の胸に魔剣を突き立てたその時、仲間だったはずの勇者によってファブリスは背後から剣で貫かれてしまう。また同時に、
村でファブリスの帰りを待つファブリスの父母と妹も勇者たちの扇動によって、村人たちの手で惨殺されるのだった。さらには子供を身籠っていた恋人も勇者一行によって蹂躙されて殺されてしまう。畳みかけるような悲劇を目の当たりさせられ、その過程で自らの片腕をも失うファブリス。怒りと呪詛、そして悲しみ……様々な負の感情を抱えた瀕死のファブリス。その時、自らがその胸に剣を突き立てたはずだった邪神の声が頭の中で響くのだった。
一方、奴隷の身である魔族の娘、エル。いつもと何ら変わらない日常化した酷な虐待を受けたその夜、エルの前に大剣を持つ片腕の男と獣人族の女性が現れる。彼らは瞬く間に館にいたエル以外の人々を惨殺してしまう。かつて目にしたこともないような嵐の如き暴力に自らの死を覚悟したエルだったが、片腕の男と獣人族の女性と一緒に図らずもその旅に同行することになるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-20 10:46:39
125611文字
会話率:35%
また同じ夢に悩まされる、いつになれば終わるのか、夢に出てくる女性には会えるか?
なぜ俺はこの夢を見るんだ?
最終更新:2024-09-23 21:38:54
41305文字
会話率:62%
「100の巡り」。それは100年という周期で復活する魔王を、女神に選ばれし勇者が戦い、繰り返し世界を救う物語のこと。
歴代最強と称されたリウル・クォーツレイは、しかし魔王を倒す前に自殺したことでそれは狂い始める。
勇者の死を隠蔽する帝
国。
平穏を疑わない人々。
主人公の青年アルニもまた、傭兵団の仲間たちと共に平穏の中に身を置いていた。
しかし突然傭兵団は解散し、行き場を失くした彼が出会ったのは――勇者一行だった。
「人工勇者」の少女ティフィアと、8年前より以前の記憶がない「勇者嫌い」のアルニ。
それぞれの目的や想いを抱えて、彼らは世界を巡る。
そうして明らかになっていく「謎」と「真実」に、最後にはどんな答えを見いだすのか。
――これは王道であり王道ではない、絶望から足掻いて世界を救う物語。
この世界には本当に“神様”はいるのだろうか……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 18:40:16
937756文字
会話率:37%
500年前、魔王を斃したのは聖女率いる勇者一行……ではなく、自らが犠牲となって魔王と共に消えた聖女の最愛の魔法使いただ一人だった。
500年後、再び生を受けた聖女がその魔法使いを探し出して思いの丈をぶちまける、シリアスに見せかけた温かなラブ
コメディです(多分)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 15:24:40
8071文字
会話率:36%
朝倉梨央(高1♂)は、フラれた女をもう一度振り向かせるくらい強い男になる為、日々活躍するヒーローのように力が欲しいと願った。
―――すると、その願いを聞き届けた淫乱ヤンデレ女神の手により、梨央は魔法少女になった。
つまるところ、彼はエロ
い攻撃を仕掛ける悪の銀髪薄幸巨乳えちえち美少女・リカちゃんに変身できるようになり、戦うことになっちゃったのである。
そんなリカ(Fカップ)は、男女問わずヒーローたちをムフフでえちちな誘惑で翻弄する。これには大きなお友達も大喜び。一部の味方も大喜び。
…………なお当の本人、めっちゃノリッノリ。
そんなリカを含めた悪の組織、魔法少女ご一行【自由とヒステリー】、愛称じゆヒス。
他人を巻き込んで欲望の限りを尽くす癖に、なんだか絶妙にラブコメの香りが漂う彼女たちは、今日もヒーローたちに迷惑をかける。
目標はただ1つ!愛をぶち撒けヒーローをボコボコにして、誰より目立つために!!
※カクヨム様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 10:08:45
35143文字
会話率:54%
辺境騎士団員アラフは、親友ゴルディルと騎士団へ入って三月目で、慣れぬ魔物討伐に苦労する日々だ。
そんな中、癒しは娼館で馴染の娼婦、メリーナを抱く事である。
魔物を討伐して、メリーナを抱く日々。そんな日常が永遠に続くと信じていた。
それが、勇
者一行が娼館を訪れてから、事件は起きる。
辺境騎士団がどうして、屑達を仕置きする騎士団になったのか、真実が今、明かされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 14:50:34
8933文字
会話率:38%
タイムマシンで比較的自由に時間旅行が可能になった未来。何故か時間旅行が許可されないある時代がありました。それは、40億年ほど前の冥王代と太古代の境目のある特定の時代。
その遥か昔の時代に唯一行ったことのある老学者に、歴史ジャーナリストがイ
ンタビューをすることに・・・果たして、その時代に一体何があったのでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 14:01:53
3456文字
会話率:50%
いわゆる自由律俳句です。
ちょっとシュールな19弾。
最終更新:2024-09-20 07:16:24
585文字
会話率:0%
いわゆる自由律俳句です。
書けば詩になる18弾。
最終更新:2024-07-06 10:01:36
363文字
会話率:0%
いわゆる自由律俳句です。
いいなと言って17弾。
最終更新:2024-05-08 13:26:48
438文字
会話率:34%
世界に魔族が溢れ出した時、王宮の床に刺さった剣の宝石が輝く。剣に宿る精霊に選ばれた者は勇者と呼ばれる。
元は書店店主のロイは、伝説に従って”勇者”に選ばれた。勇者だからといって容易に世界を救う事など出来ないと分かっているのでロイは正直乗
り気ではなかった。しかし国王に脅され、嫌々世界を救う旅に出る事になった。
出発する前夜、幼馴染のカナがやってきた。彼女はロイの旅に同行すると言った。彼女は魔法使いを先祖に持つ、現在は食堂の看板娘だった。旅は危険だと知るロイは断固拒否するが、結局旅の料理人として同行を許す事になる。
戦闘どころか訓練経験も無いロイは、ある山で巨大な猪に襲われる。もちろん手も足も出ず逃げ回っていたところ、勇者を求めて旅する戦士ジョーに助けられる。
ジョーはロイの旅に同行を申し出てきた。屈強で手練れの戦士が仲間になれば任務達成の確率も、自分が生き延びる可能性も高くなると思い、渡りに舟と承諾する。
一行は魔族に襲われている村に到着した。血に飢えた鬼族に襲われ、村人が次々と消えていく被害に遭っていた。
ロイは罠を仕掛けて鬼を捕らえ、また魔族の言葉を扱うカイと一緒に魔族の住む世界に侵入する。
魔族が人間世界に侵攻をする理由は食料問題だと分かった。ロイは人間世界の食料を輸出するという契約を魔族の長と結び、人間世界への侵攻を止めた。
また村も、そこを輸出入起点とする事で莫大な利益を上げられるように画策した。
問題を解決して王都に帰ったロイであったが、その活躍を恐れた国王によって新たな任務に駆り出されることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 21:17:19
93541文字
会話率:49%
瘴気が沸き続ける世界で、浄化の力を持つ聖女は、両手に銀色の爪を持って生まれる。リラは左手の爪だけが銀色という特異さから、『半聖女』と陰口される微妙な立場に居た。それでも所属する聖騎士団で懸命に使命を果たしてきたリラだったが、団長から疎まれ
、ついには退団に追い込まれてしまう。
寄る辺なく大路を歩いていたリラの耳に聞こえてきたのは、楽しげな音楽だった。旋律と歓声に誘われて広場に着くと、小さな音楽団が盛況の只中に居た。趣味のリュートを担いでいたリラの姿が楽団員の目に留まり、即興のデュエットが始まる。歌声を高く評価され、行く当てもなかったリラは、楽団の誘いに応じて加入を決心した。
ところが、旅の音楽団の正体は小国の王子様御一行。彼らは、瘴気の被害に喘ぐ国を救う手段を求めて、音楽団に扮して諸国を視察していたのだった。瘴気に蝕まれた傷がリラの歌声で癒えるのを目撃した王子は、彼女に救国の希望を見ていた。
立場に囚われずただ人を助ける活動をしたいと望む聖女リラ、緩やかに滅びに向かっている国を救いたい王子アルドール、そして本人すら知らなかったリラの真の力に気付かず追放してしまった騎士団長ファルサ。彼らの意志と思惑は、やがて大陸全土を巻き込む物語を紡いでいく。
※各話2000~3000字程度折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 17:10:00
346034文字
会話率:55%
魔王と戦っていたミカエル一行は、ひょんなことから異世界に飛ばされてスパイに!?
たとえスパイになっても、天界と魔界の戦争は止まらない。
諜報聖戦、開幕!
最終更新:2024-09-14 13:28:28
5717文字
会話率:60%
町内会長を務めていた会社員・浮田は事故に遭い死亡。
ところが、壊滅寸前の魔王軍の会議室に転生する。
誰も責任を取りたがらない、文句は言うけど自分は動かない。
勇者に敗北を喫したのも納得のいく組織の中に、それでも可能性をいくつか見出した浮田は
、魔王軍の会議をまとめて勇者一行に立ち向かう決意を固める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 19:00:00
7550文字
会話率:51%
何処となく中世欧州に似たような、何処でもない世界。
ヒト族以外に人ならぬ者らが居るような居ないような国を、とある理由で旅する主人公は主人公らしからぬ男。
追いつ追われつ逃避行のような探検のような、謎解きのような出落ちのような、ハーレムの様で
ハーレムでない一行を率いる腕に覚えのない元騎士の冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 17:27:09
668843文字
会話率:60%
名誉ある聖女として選ばれた元田舎令嬢テセラは、もう何年も勇者を召喚出来ていない。周囲からは「ポンコツ聖女」として虐げられ、満足な食事も与えてもらえない日々。
そんな時、ようやく召喚に成功したと喜ぶ彼女が目にしたのは、世にも恐ろしい風貌をした
悪魔のような男だった。
「ひいいぃ!止めて、私を食べないでぇ!!」
「あいにくだが、そんな趣味はねぇ」
勇者どころか、異世界からヤクザ(元)を召喚してしまったテセラは、もう駄目だと絶望するが…。
「見た目と違って、案外優しい。かも?」
ポンコツ聖女と元ヤクザ、勇者一行として魔王討伐の旅にでます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 20:38:57
22223文字
会話率:62%
金持ちの友人が所有するクルーザーに搭乗していた主人公一行だったが、荒波にのまれ座礁してしまう。
全員無事だったことに安堵するが、座礁した先の島は荒れ果てた研究所しかない無人島だった。
そこで出会った、恐怖とは…
※作者が中学生の時に書い
た小説のリメイクになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 15:22:01
959文字
会話率:23%
魔王率いる魔族軍と、マルス王国が率いる剣と魔法を操る人類によって繰り広げられていた争いは、王国から依頼を受けた勇者一行4名による魔王討伐により終結。その後は平和を求める勇者の願いにより、魔族も人類も双方平和に暮らす世の中へと変わり、世界は
穏やかに発展していった。
それから数百年後。魔族の子として生まれた少年は、とあるきっかけから前世の記憶を取り戻し、自身が勇者の生まれ変わりであることを自覚する。同時に、魔王討伐から長い年月が経つ中で、王国は勇者一行4名それぞれの子孫をリーダーとする4つの国々に分裂してしまい、各国が領土と権益を主張して日々争っていることも知ったのだった。
魔王を倒して平和を取り戻したはずが、自分達の子孫によって再び争いが起きていることに落胆した勇者は、平和な世の中を取り戻すべく、今度は1人の魔族という立場から立ち上がるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 21:17:41
77542文字
会話率:44%
世界の果てで静かに暮す魔族フェンリルの元へ勇者様御一行が訪れる。
「元の世界へ戻せ」と言うがどうも会話がすれ違う。よくよく話を聞いてみると……?
最終更新:2024-09-01 12:16:13
3670文字
会話率:58%
「俺は君のいなくなった世界に、興味はないんだ」
「禍以上に世界を壊す『破壊神』になることを、君は望んでいないだろう?」
大陸全土を滅ぼそうとした『禍』が、連合軍によって討伐されて間もなく一年。
その節目の日を迎える前に、聖女を擁するジ
ャルディーノ帝国では神殿による巡察の旅が行われていた。
一行の中心を担う少女『聖ルーチェ・プエギエーラ』ことオルテンシアは、幼いながらも救世のとまで称される大聖女である。
そしてひょんなことから隣国の第二王子であり、「大陸最強のソードマスター」・「英雄」・「破壊神」の異名を持つ婚約者(予定)と禍の欠片を探すことになるのだが……。
危険思想な司祭に引っ掻き回され、欠片の捜索は大混乱。しかもその最中、妖精に引っ張られたオルテンシアは婚約者(予定)とともに崖下へ転落——!? この旅、絶対一筋縄ではいきません!!
お仕事をまじめに頑張りたい聖女と策略系ヒーローのラブコメディ、ここに開幕。
「この手に入ったらもう二度と離してはあげられない。 だから頑張って逃げてね、俺の可愛い聖女様——……」
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*カクヨムでも公開しています。
*中編コンテスト用に6万字で完結していますが、余力があれば泣く泣くカットしたシーンや、本編で考えていた続話も投稿していきます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 10:20:00
60005文字
会話率:43%
1章のあらすじ
デビルデビデビルビルビーはリザジュウガによって660年間の間止まっていた。
ファーレに能力を奪われて、デモサディよって解放された。
デビルデビデビルビルビーは天界から落ち、ルランに拾われた。
しかしそこにゲマンはデビルデビデ
ビルビルビーを抹殺するため現れ、
ルランの家を斬ってゲマンはデビルデビデビルビルビーに敗北するのだった。
デビルデビデビルビルビーは分身を生み出しチビルビーを出した。
ルランはデビルデビデビルビルビーを倒しにきた悪魔と呪いの剣キギワと出会う。
キギワはルランを守り、悪魔はデビルデビデビルビルビーに倒された。
その後ルランの目的のラミアを探すというものでゲマンは驚き、
ゲマンはルランに正直になり、仲間となった。
メユではデビルデビデビルビルビーとチビルビーの喧嘩で
デビルデビデビルビルビーはシーヤの悪魔を見せられて
デビルデビデビルビルビーは仲直りしたのだった。
一方で放火魔に脅かされたメユでは
シープルを狙うストーカー犯行で城を燃やされてしまう。
ゲマンは城の中にいたシープルを抱えながら
脱出するのだったが、シープルは重症を負っていた。
絶望に魅入られたがデビルデビデビルビルビーの輝くと言う能力で一命を取り留め、
デビルデビデビルビルビーは気を失うのだった。
港町のタズタの病院に運び込まれたデビルデビデビルビルビーは
マキャムと出会う。
しかしそこでデビルデビデビルビルビーになりすましたファーレと
キメラを連れた死神セズザが一行に近づく。
そこでシーヤの母を殺した者がセズザと聞かされ、
シーヤは怒るがマキャムが戦った。
マキャムに敗走したセズザは指揮権を剥奪された。
ファーレと戦ったゲマンはファーレに負け重症を負った。
デビルデビデビルビルビーは能力を輝く以外の能力を失ったが
輝くを使ってゲマンを復活させてキメラを倒して、
デビルデビデビルビルビーとゲマンは気を失い
病院に運び込まれたのだった。
そんな2人は目を覚まして、
ゲマンは課題の船作りを完成して
デビルデビデビルビルビー一行は旅立つのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 14:53:26
25507文字
会話率:83%