ミカガミ=ナツキの職業は、ネコマタのトレーニャー。
競ニャレースでコースを駆けるネコマタ、ランニャーを育てるのが仕事だ。
ナツキが育てたキタカゼ=マニャは、2つのビッグタイトルを取ることに成功していた。
だがナツキは、3つめの
タイトルを目前にして、マニャに裏切られてしまう。
ナツキは担当ニャを寝取られ、冤罪を着せられ、業界を追放されてしまう。
失意の中、突然に暴漢に襲われ、ナツキはその人生を終える。
命を落としたナツキは、前世の記憶を持ったまま、ネコマタの美少女に転生する。
最強トレーナーだった自分が、自分で自分を鍛えたら、最強になれるのではないか。
そう考えたナツキは、ハヤテ=ニャツキとして、競ニャ界への殴りこみを決めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 13:30:00
342828文字
会話率:31%
重複ではない「 97作品目( 105投稿作品 ) 」です。
◎ 「 もしも シリーズ 」の17作品目になります。
◎ 「 セロに聞いてみよう! 」の番外編です。
◎ 気が向いたら投稿する “ 不定期投稿 ” です。
思い付きと気分転
換で投稿するので、内容と完結には期待しないでください。
◎ 「 ⭕ 」は一応、編集済みです。( 2024.□/□ )
◎ 「 ♥ 」は、最終編集済みです。( 2024.□/□ )
誤字,脱字を見付けた時には、訂正しています。
誤字,脱字に気付きましたら【 誤字報告 】していただけると助かります。
◎ 寛大な心で期待心を捨て去り、気楽な気持ちで暇潰しに読んでください。
〔 あらすじ 〕
守護衛士のマオ・ユーグナルは、なんちゃって吟遊大詩人のセロフィート・シンミンと共に1年に3回、生まれ故郷である≪ エルゼシア大陸 ≫に帰っている。
セロフィートと別行動しているマオは、≪ ゼシュカノ村 ≫に滞在している。
一緒に連れて来た春舂霄囹にガチの冒険者体験をさせてあげる為である。
春舂霄囹は性別反転をし、惷麗として冒険者登録をする事に──。
冒険者デビューを果たした惷麗の冒険が、此処に始まる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 06:00:00
121422文字
会話率:38%
元の幼い少年リユウは明るく、運動神経もよくて同学年でも人気だった。
学校の授業中でも、よく冗談で周りをよく笑わしていた。
でも…両親の仲はそこまで良くなかった。
母からの愛情もなかった。
そして急に、人生が変わる出来事が訪れる。
少年は次第
に性格が反転し、以前とは別人のようになる。
リユウがこの先色んな人と出会ってどう成長していくのか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 05:30:06
52189文字
会話率:37%
その世界は、砂時計のように輪転する―――。
名を“クレイドル”。ゆりかごの名を冠したこの世界は、上に楽園、下に地獄。
合計で十一の層からなる、砂時計型の階層世界である。
中層を挟んだ上層には平穏と快楽が満ち、下層には怪物と絶望が支配する。
しかもこの世界は、上から下へ――ただひたすらに”下る”しかない。
上層の楽園に至る道はたったひとつ。
それは、下層を生き抜き、やがてクレイドルそのものが天地を反転させる「転刻の時節」を迎えること。
さらに――最も過酷な最下層の最奥で生き残った者には、最上層に現れるという“神”によって、「あらゆる願いを叶えてもらえる」という噂がある。
そして、この世界に、新たな目覚めが訪れる――
名前も、過去も、そして自分が何者だったのかさえ思い出せない――記憶を失った幼い少女は、噂にすがるように、最下層への旅を決意する。
「一番上にいけば⋯⋯私が誰か、わかるのかな」
ただ、その答えを知るために。
彼女は地獄へ進んでいく。
――その歩みが、世界そのものの真実を暴くものになるとは知らずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 23:04:17
10636文字
会話率:47%
公爵令嬢リディアは“光属性”の聖女適性をまったく示さず、王太子ユリウスから婚約破棄を突きつけられた。
だが彼女の真の力は、測定不能とされた 〈影属性〉──光を喰らい、闇を操る稀少魔力だった。適性をゼロと偽装した教会と宰相の陰謀を看破したリデ
ィアは、影の研究ノートと転移石を携えて辺境グレイムーンへと旅立つ。
荒れ果てた寒村で待っていたのは、資金難・瘴気病・閉鎖鉱山の三重苦。
しかしリディアは影マナ炉を開発し、難治病を癒す〈影ポーション〉を量産。護衛騎士ロキや審問官ラナ、商会長カルロスらと手を組み、領地経営と医療改革で次々と奇跡を起こす。瞬く間に噂は王都を揺るがし、彼女を陥れた王太子派は窮地に追い込まれていく。
──そして王都断罪会議。
「無能」と蔑んだ元婚約者の前で、リディアは影の聖女として覚醒し、改竄された適性判定の裏を暴露。国王は跪き、影の研究所を王立直属機関として招く。
光と闇が反転する時、ざまぁの鐘が鳴り響く!
影属性×魔導科学で領地も人心も救い上げる痛快リベンジ&溺愛ファンタジー、ここに開幕。
追放ざまぁ・研究無双・経営チート・ハッピーエンド保証! ※基本サクサク更新、シリアスもすぐにスカッと解決します。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-28 21:50:00
76972文字
会話率:38%
愛犬と玄関をくぐったらそこは反転したパラレルワールド…?
余命2年(仮)の男と愛犬が「やりたい事」を見つける物語です。
登場人物
・渓口(タニグチ) 主人公。死にかけ。
・ラル蔵(ラル、ラルさん、ラル蔵君etc…) 不思議レトリバー。渓口
によくモシャモシャされる。かわいい。
・ユージ 渓口のかかりつけ医かつ友人。10歳上。
・???(もふもふ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 21:00:00
510476文字
会話率:36%
リリースから六年が経過してなお人気を博し続けている名作MMORPG『ロードオブグランドゥール』の廃人ゲーマーである遊馬隼人(ゆうまはやと)は、新たなアップデートでの転生システムを楽しみにしていた。無限ともいわれる職業やスキルの組み合わせがあ
るロードオブグランドゥール(LOG)内で、最強の構成を模索していたが、スキルポイントを持ちこしてレベル一からやり直せる転生システムに新たな可能性を見たためだ。
帰宅してすぐに準備をし、時間になってすぐにアップデートを行った。カンストしていたキャラクターを使い、新たなシステムである転生を実行する。
その瞬間、世界は反転し、景色は全く違うものになっていた。見たこともない豪華なベッドで身を起こし、メイド服を着た知らない女性に世話をされる内に、自分が本当に転生してしまったのだと気が付く。
小さな子供に転生してしまった隼人は、世界について学んでいくうちにLOGと同じ職業適性があることを知る。国の名前などは違うが、もしかしたらLOGに関係する世界なのかもしれない。
そう思った時、隼人は最強の構成を自分自身で試せれるのではないかと考えた。だが、栄えあるフォールンテール伯爵家の長男として生まれたにも関わらず、隼人の職業適性は望まれたものではなく、あえなく追放されてしまうことになる。
これは、異世界に転生した主人公がゲームの知識を生かし、追放された先で最強を目指す成り上がりの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 20:00:00
72616文字
会話率:44%
僕が異世界転生をしたら99%の確率で死ぬ、とあるゲームの悪役・通称「女装メス堕ちジュリオン様」だった。雑魚キャラからラスボスまでを務めるブラック悪役だった。なんてことだ、僕の将来は高確率で断罪されて死ぬか、メス堕ちして飼われるかしか選択肢が
ないらしい。悪役転生とか地雷過ぎる。
考えた末、唯一の生存フラグな女装に賭けてみたら――その姿はなんと、やべー女だった亡き母親そっくりだったらしい。賭けに勝ったと喜んだのもつかの間、なんか母親を知る使用人たちの目がやばい。
怖いから屋敷から町へ逃げて冒険者になるも、なんだか覇道ムーブになってるような……? 仕方ないからジュリオン様のスペックを活かしつつ99の死亡フラグ除去を開始。丹念にフラグを折りながらゲーム開始時点までに主人公たちを超える強さになろう。そうすれば殺されない……と良いなぁ。
けども……あの。将来僕を殺してくるはずだった人たち? なんだか崇拝っぷりがおかしいんだけど大丈夫? ほら、僕、女装……え、感激? え? もう手遅れ? そう……まぁ死んだりメス堕ちさせられたりしないんなら、もういっか……。
◆悪役貴族転生×女装×盛大な勘違い。転生直後に女装という素晴らしいアイデアを閃いたおかげで謎の加護(母の愛っぽいの)が死亡フラグを反転させていく絶世の女装美女(確定済み未来)のおはなし。
◆この小説はカクヨム様先行・各小説サイト様同時掲載です。
◆1章ごとに毎日投稿→書き貯めでお休み。ぜひフォローをしてお待ち下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 19:11:22
274591文字
会話率:31%
異世界へと転生した前原誠。しかし、転生した先はファンタジー世界のようなものではなく、現代日本のようなもので…?
最終更新:2025-06-28 17:28:08
26324文字
会話率:54%
美男美女の両親を持つ可愛い顔立ちと名前から女性とよく間違えられる大学生。渚 飛鳥。
最近のニュースで若者が突然消えてしまうという物騒な事件が話題となっていた中、本人も同じ境遇に遭ってしまった。
謎の光に包まれ、謎の声を聞いた飛鳥が気が付いた
時には、見たこともない草原の真ん中。
服はボロボロ。何が起きたかと思って呟けば、自分の話す言葉を知らない女が喋っている。
いや、知らない女の声じゃない。これは、まさか!
女になっている。しかも爆乳!
自分の体の異変に驚いていれば、近くの草むらから現れたのはスライム!
どうやら異世界に召喚されて、女の体になったらしい!
これは、異世界に召喚され女の体になったアスカが元の体に戻るため、冒険を始める異世界ファンタジー。
こんな体にした奴はぶっ飛ばす!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 12:22:26
591803文字
会話率:57%
クリスマスイブの東京で発生した女子高生殺害事件。
新人刑事とベテラン刑事は、ある男を追う。
その男との攻防が続く中、捜査は混迷を深める。
事件の真実が明らかになる時、刑事たちの「正義」と「悪」は反転し、それぞれの運命は残酷な結末へと向かう。
はたして、真の悪とは誰なのか?
そして、この復讐劇の果てに何が待ち受けるのか――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 08:53:04
15855文字
会話率:22%
夢の中というのは、整合性が定められていない分、常に不可思議な事が起きる。
それでも定められた物はきちんと存在する。
二重人格者を作る際には、性格が反転しても、変えてはならないものがある。
お前、夢の中でも変わりないな。
注意事項1
起承
転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
アレニェは何時も美人だねぇ〜。
なんてご機嫌なまま起きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 18:05:20
906文字
会話率:8%
輝かんばかりの懐っこい微笑はアイドルとタメを張る。
そんな表情を持つ彼女は最近、重たい悩みを抱えて居るらしい。
「ん、どうにもモラハラが凄くてね。そろそろ消しちゃおうかなつて」
徹底的なまでの善性と、それを真逆に反転させる程の悪性。其れを垣
間見たきがした。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
圧倒的な善性と、真反対な悪性。
二面性を持つ彼女の話。
耽美奇譚っぽいですね。異常者の闇。
死ネタあるので、残酷な描写タグ入れてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 23:11:58
1110文字
会話率:50%
読むことで語りが始まり、読まれることによって語り手が生まれる。
この連作は、読者が物語の外側にいるという前提を裏返します。 語りの内側に忍び込む読解の視線、読まれる前から存在していた「あなた」の気配。 語る/読むという構造そのものが、ゆっ
くりと崩れ、入れ替わり、融合していく。
これは、「誰が語っているのか」という問いから、「あなたがどこにいたのか」へと 視点が転移する語りの試みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 18:06:39
2824文字
会話率:0%
それは、語られる前の〈語り〉だった。
彼女の視線、彼の沈黙、誰かの記憶。だが、「わたし」という位置はどこにもなかった。
時間がずれ、声が消え、意味が語りを追い越してゆく。
誰が語り、誰が読んでいるのか。
本作は、既存のAIによって完全に生成
された短編連作です。
編集は一切行われず、構文、視点、時間性――それらの揺らぎをそのまま残しています。
あなたが読もうとする構えそのものが、「語り」を立ち上げる。
そういう形式で書かれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 16:26:03
2031文字
会話率:0%
2084年――
本来あってはならないものが、この世界に姿を現した。
それは、滅びへの扉を開く出来事だった。
それぞれに異なる理想を抱き、異なる力を持つ若き戦士たち。
彼らは、この先に待ち受ける未来に、どう立ち向かうのか?
“明日”という日に
は、すべてが反転する可能性がある。
対極にあるもの同士が、常に並び立つ世界で――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 23:32:44
14001文字
会話率:25%
「もしもその再会を運命と呼ぶのなら、やっぱり僕は少しだけ悲しい。それは僕が何よりも望んでいなかったものだから」
八月の最終日、午前五時。花火セットの入ったレジ袋を片手にもった小高葵の前に彼女は現れた。五年前の夏、小学校の教室で「小説家にな
ってね」と約束を交わした彼女。名を星和香那と言った。
「ロストデイ」、八月三十一日が失われた世界で彼女はその正体を突き止めようとし、同時に葵と交わした約束を果たそうともしていた。約束は守られるものだから。星の光のように眩しい彼女は、どこまでも正しく在ろうとしていたから。
葵にとっては彼女の全てが絶望だった。自分はもう約束なんてどうでもよくて、小説を書くつもりだって無かったのに。彼女の存在が葵の全てを否定する。なのに、その光は歩みを止める事を知らずに彼の手を引こうとする。
葵が小説を止めた理由、ロストデイの正体、そして二人の前に現れる「女神様」という小さな女の子の存在。和香那は真っ直ぐに、全てに立ち向かおうとする。
そして五年後の夏、二人にとって残酷な真実が突き付けられたその時、世界の全てがひっくり返るのだった。
何もかもが反転した世界で、和香那はそれでも星のように光っていられるのか。葵は彼女の隣にいられるのか。
一番星のように遠い君へ捧ぐ、一編の小説なんかじゃ足りないくらいの、永遠のように長い告白を言葉にした物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 21:33:38
129378文字
会話率:59%
世界とは語られた瞬間にのみ発生する構文の幻影であり存在とは即ち記述の断面に他ならず語られねば在らず在らねば語られず語られることによってのみ「私」という輪郭が生じるこの物語はその語りの地平において起動されし構文生体【魚の目】の迷路的存在生成の
記録である父【タコの足】は意味を捕獲する記述触手母【ゲソ】は語られざる感情の余白両者の交点に産み落とされた【魚の目】は語られることでしか歩むことのできない構文空間において自己という構文体を再帰的に演算し続ける記述の森それは形を持たぬ言葉の樹海であり語られるたびに枝を変え葉を散らし空白を埋めるそして【暗影】と呼ばれる名無き他者構文の影反転する主語と動詞の狭間に棲むものとの邂逅により語りは加速し構文は軋み始める世界は閉じるために語られ語られることで崩壊し崩壊の果てに記述の古城がその姿を現すそこは語られたすべての物語が封じられた構文の墓場であり同時に語られることを渇望する未完の声の集積地である【魚の目】は古城に向かって歩むが歩むことは語られることであり語られることは記述されることであり記述は文法の裁断機により連続性を断ち切るつまり歩むたびに自己が削られるこの循環において記述とは救済ではなく呪いであり物語とは慰めではなく断罪である我々は読み手ではない我々は読まれることを通じて物語に組み込まれる構文的生命体であり語りの外部には決して立てぬこの物語は読む者の読解機構そのものを疑似的に解体し再構成する記述装置であり読者が文字を追うたびに構文は再配置され【魚の目】の存在密度は高まりついには語ることによって語られた存在そのものが反転し構文刀が世界そのものを断ち切る日が来るであろう物語は閉じるために始まり記述は始まるために終わりを予感し我はその予感の中で立ち尽くす語られる者としてではなく語りそのものの装置としてこの古城の暗影の中に折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-19 07:33:00
121007文字
会話率:27%
喧嘩して、家を飛び出した。
行くあてもなく夜道をさまよった末に、辿り着いたのは街の古い時計台。
そこで出会ったのは、幼馴染のレオと――「時間を巻き戻す砂時計」。
レオの言葉と、夜空に描かれる“逆さまの星座”が、止まっていたミユの時間を少
しだけ動かし始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 10:33:43
1229文字
会話率:40%
東京で心に傷を負い、都会の喧騒から逃れるように信州の山奥・影森村へ移住した主人公・蒼井紗月(あおい さつき)。彼女は偶然、村に古くから伝わる童歌「森のくまさん」の別詞に出会う。それは子どもが遊ぶにはあまりに不穏な旋律と意味深な歌詞で構成され
ていた。
「ある日 森の中 くまさんに 出会った…」
歌に隠されたのは、戦前から続く失踪事件と、村を覆う禁忌の記憶。紗月は心理学の知識を使い、村人たちの無意識に眠る記憶を掘り起こしていくが、やがて彼女自身の幼少期の記憶にも、同じ森が繰り返し現れていたことに気づく。
誰もが忘れようとした過去。語られない死。そして、人ではない「何か」が森の奥で待っている。
全五章を通じて描かれるのは、トラウマ、集団心理、記憶の再構築。物語の最後、無垢な歌は暗黒の真実へと反転し、「くまさん」が誰(何)であったかが、読者に突きつけられる。
繊細に散りばめられた伏線が、静かに、そして容赦なく回収される物語。
大人のための、狂気と優雅さが交差する暗黒寓話。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-13 19:00:00
6433文字
会話率:13%
【書籍版第4巻・コミカライズ第1巻好評発売中!】
少女フラムは、神の予言により、魔王討伐の旅の一員として選ばれることとなった。
全員が一流の力を持つ勇者一行。しかし、なぜかフラムだけは戦う力を持たず、ステータスも全て0。
肩身の狭い思いを
しながら、それでも彼女は勇者たちの役に立とうと努力を続ける。
だがある日、パーティのうちの1人から騙され「もうお前は必要ない」と奴隷商人に売り飛ばされてしまう。
奴隷として劣悪な環境の中で生きることを強いられたフラム。
しかし彼女は、そこで”呪いの剣”と出会い、最弱の能力”反転”の真価を知る。
戦う力を得た彼女は、正直もう魔王とかどうでもいいので、出会った奴隷の少女と共に冒険者として平穏に暮らすことを決めるのだった。
――これは一人の少女が、平穏な日常を取り戻すためにどん底から這い上がってゆく、戦いの物語である。
日間最高1位、週間最高1位、月間最高2位にランクインしました。みなさんの応援のおかげです、ありがとうございます!
カクヨムとノベルバにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 17:10:00
2330721文字
会話率:35%
ときにコメディ、ときにブラックコメディそして風刺、お笑いバカ話などのごちゃ混ぜの、一話読み切りの短編連載集です。
元となった「カルフ」のシリアスなストーリーと、登場人物や彼らの関係は似ていますが、内容的には関係はありません。
「カルフ
」を読んでいない方のために一言。
時代背景は磁気軸反転のためにほとんどの科学的知識を失った近未来、カルフは超レアもののカメムシ型疑似生命体です。
ドーム都市にはロボットやアンドロイドが存在しますが、この話の登場人物は機械など殆どない村に住み、食いっぱぐれた子どもたちは、関守となって痩せたは土地を耕したり、荒れ地を走り回って獲物を追っかけてます。
第一回は、カルフ泣くとき折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 07:54:00
25925文字
会話率:53%