真面目で頭が固い女子高生、上村衣緒は男が嫌い。特にチャラ男が最も嫌いだ。男子はみんなチャラいと決めつけ、恋人も作る予定なしだ。しかしある夜、恐ろしい出来事が起こり、それからだんだんと人生が変わり始める。
最終更新:2022-10-15 12:37:31
355142文字
会話率:69%
リン、リン、、、という音を聞いたと思いながら目を開けると、そこはスイートルームのような寝室。頭痛と共に思い出すと、元会社員の朋子だった私は『世界の中心で魔法を叫ぶ』の乙女ゲームの悪役令嬢リーネ(14歳)になっていた。
でもゲームの内容は
15歳の学園生活から。それまでに悪行を辞めて、普通に過ごせば、ただただ女神のような美しい少女かつ公爵令嬢という最高の立ち位置で幸せに暮らせるはず。
そんな夢見た生活は、半年後にはもう、うんざりしていた。
可愛すぎるがゆえに外にでたら誘拐されるらしく、家では軟禁状態。食べ物も高級ながら同じようなものばかりで、もう飽きた。
食べたいものはジャンクフード。
外に出て立ち食いがしたい。
でも可憐な公爵令嬢という立場がそれを邪魔する。
ううん、私は決して諦めない。
だって私は、頑固で諦めの悪くて有名な悪役令嬢なんだからね!
絶対に外に出て、焼鳥を買い食いしてやる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-09 21:21:27
804508文字
会話率:30%
やあ、今日も暑いねぇ。
冷たい水を汲んできたから、遠慮せずに飲みなよ。蝉時雨がうるさくて静かなこんな日は、本家の庭で散々に叱られていたことを思い出す。
日差しの底、半泣きで捨ておかれた僕に、きみは無言で麦湯を出してくれたっけ。手
に取るまで頑固にお盆を差し出したままでさ。
涙のせいじゃなく、なんとなく世界が輝いて見えていたあのころは、純粋に正義だとか使命だとか誇りだとかを信じていた。
きみと出会ったころ、僕は青くさい餓鬼だったよね。でも、一番しあわせだったのかもしれない。なにも知らなかったあの頃が。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-23 14:06:34
62845文字
会話率:32%
昨日の朝喫茶店で体験したお話。めちゃくちゃ怖かったです。話を聞くだけなら面白いかもしれません。
最終更新:2022-09-03 14:51:53
1245文字
会話率:10%
ある日の夜中、あまり寝付けなかったヴィンセントは自宅の側で小瓶を見つける。字が読めない彼はてっきりお酒だと勘違いし、その小瓶の中身を飲み干してしまった。
しかし、翌日。体調不良と共に両親と少女が争う声が外から聞こえてきて行ってみると、どうや
らその小瓶は少女にとってとても大切な物だったようで、なんと〈魔導士〉になるための液体だったようだ。ヴィンセントは少女アニータに説教されたが飲んでしまったものは仕方ないと言われ、彼の頑固な両親を説得し、とにかく魔導士本部へ連れ帰ることに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 21:13:39
6525文字
会話率:52%
フリーライターの中塚裕治は北浜邸のルポの仕事を得る。北浜邸はかねて噂のパワースポットで、人によって異なる超常現象が起こる。中塚の場合は故人である父が食堂に現れる。父に七年前に死んだことを自覚させようとするが頑固に聞き入れない。一夜明けて食堂
のカウンターに大きめのラジオがあった。スイッチを入れると昔の番組をやっている。録音放送ではなく本チャンである。中に仕掛けがあるにちがいないと中塚はラジオを開けてみようとする。内部にあったのは真空管とその奥になんと父の眼があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-25 22:19:25
16314文字
会話率:55%
私が初めてあなたに会ったのは、たしか5歳の頃だったと思います。世間一般では目に入れても痛くないといって溺愛されがちな初孫に対するあなたの第一声は、たった二文字の「フン」でした。
最終更新:2022-07-14 20:49:05
1255文字
会話率:17%
私は生まれてこの方、純文学というジャンルに砂粒大の興味すら持ったことがない。むしろ、苦手という枠を逸脱して嫌悪していると言ってもいいだろう。まるで文学の世界で我こそが格調高き王道だとふんぞり返り、権威をひけらかしているかのような名称がまず
気に食わないし、ストーリーや登場人物の魅力ではなく、文章の芸術性だけを楽しむことを読者に強いる様は、頑固で気難しく押しつけがましい職人気質の店主のようでうんざりする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-31 20:00:40
1068文字
会話率:0%
パワーストーン、それはある種の特殊な力が宿っていると考えられている石のこと。その石を身に付けるなどしていると不思議な能力などがもたらされると愛好家などから信じられている。しかし、その能力を悪用した犯罪、パワーストーン犯罪が横行していた。警視
庁は所轄内にパワーストーン犯罪対策課を設置し、パワーストーン犯罪の取締りを開始した。この物語はパワーストーン犯罪対策課に入った一人の男性の成長と人情の物語である。
~登場人物~
海原恭弥 本作の主人公。ある事件がきっかけでパワーストーン犯罪対策課に入ることになる。人情が厚く、優しい性格。正義を貫き、どんな事件にも前向きに挑んでいく熱血屋。使用パワーストーンは真珠。
日野ひかり ヒロイン。パワーストーン犯罪対策課の新米警官。おっちょこちょいな性格でたまに失敗してしまうことも。いつも恭弥に助けられてばかりいる。使用パワーストーンは瑪瑙。
赤崎秀和 パワーストーン犯罪対策課のベテラン警官。前までは他の部署に所属していたが異動により現在の課に配属となった。強がりな性格でたまに激しくなるが正義を貫く姿勢は誰にも負けない。使用パワーストーンは珊瑚。
大山真二郎 パワーストーン犯罪対策課の課長。頑固な性格で悪は絶対に許さないという考え。剛腕の持ち主で一人で複数人の犯人を捕まえられるほど。使用パワーストーンは翡翠。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 23:27:37
1500文字
会話率:0%
雨の降る日曜日、床屋の店に初めての客が次々にやってきて、大急ぎで髪を刈って行く。
頑固そうな老人、いい匂いのする男女、双子のようなおばさん……。
そして次の日、風邪をひいたおかあさんの看病から帰って来た床屋の奥さんが受け取った電話は……。
最終更新:2022-06-09 05:38:12
18459文字
会話率:26%
主人公と殿下、悪友たちとの身分差友情物語
生来の布団と食への執着を諦めながらも何とか模索する、頑固で天邪鬼の主人公。
負けず劣らず、一風変わった侍従や友人達に翻弄されながらも学園生活を乗りきっていく。
主人公は最強ではありません、
最強
無双物では御座いませんのでその点は御留意下さい。
キャンプ(野営)等のキーワードに関してまだ散りばめられる程度にしか出ていないものもあります。今後に期待していただければ幸いです。
*流血、監禁、戦闘等の表現があります。
*用語、単語に関して独自の解釈があります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-20 17:02:44
1423861文字
会話率:37%
抱きしめた 前編の続き。
こちらは完全書き下ろし。
最終更新:2022-05-12 16:48:42
1648文字
会話率:20%
神と人の間に生まれた半神シュト。身勝手で非常識で頑固な少年の数奇な運命をたどる。
最終更新:2022-05-05 20:20:57
1218文字
会話率:50%
侯爵家次男という身分に生まれたルシア・ブラドスキーはかつて日本人として生きた意識を持っていた。非力な彼が頼れるのは自身の頭脳と人脈。数奇な運命へと巻き込まれていくルシアは,もがきながらも知恵を絞って,自身の運命と対峙しなければならなかった。
◇
天は彼に恵みを与えた。美しい所領の風景。ひろいひろいブラドスキーの土地は季節とともに移ろいゆく。その土地の輝きを独占するかのように佇むブラドスキーの屋敷。彼は少年期をそこで過ごした。兄が居た。頑固で融通の利かないが,聡明な兄が居た。美しい姉君がいた。とてつも無い魔法の力をその身に宿して人々に恐れられ,誰よりも心優しい姉がいた。活発な異母弟がいた。屋敷の庭をよく駆け回っては転んでよく泣く弟がいた。無口で不思議な愛らしい異母妹もいた。彼女はなにか人に知られざる者を知るかのようだった。優しい継母がいた。あかるい中庭でよく兄弟たちと一緒にお茶をした。厳しいがどこか憎めない|女家庭教師《ガヴァネス》がいた。彼は自分の方が本当は年上なのだと思うと居たたまれなかった。美しい屋敷の中で愛すべき人たちと共に,退屈で素晴らしい日々を過ごした。だが,それも過去のこと。恵まれた日々は過去のこと。彼が自身の運命を知ったその日から……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 10:08:14
378157文字
会話率:48%
ウクライナがロシアから侵略を受けてしばらくになる・・・・・・。
戦争が終わり、一日でも早くウクライナに平和が戻ることを心から祈る。
さて、今回、考えてみるのは「昔と未来について」である。
昔を懐かしむことは悪いことではない。
しか
し、頑固に重んじることで、未来を進む妨げになることもしばしばである。
どうやったら、世界が平和になるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-02 01:17:17
729文字
会話率:6%
「うちの妻が人質?身代金が3億?安く見られたもんだな。一昨日きやがれ!」
頑固一徹な、喫茶の店主が放った言葉に、ムキになった誘拐犯が次に要求したのは身代金ならぬ、身代品だった。
「かすみを食わせろ。」
3億円を払った方が楽だったと
思わせる難題に、店主が出した答えとは。
頑固な店主に、強気な妻、憎めない誘拐犯がおりなす、少しおかしな物語。
*カクヨム様にも投稿している作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 17:00:00
7573文字
会話率:38%
僕の親父は町の豆腐屋。リーゼントをした頑固な父と離れる為に上京するが……。
親子の絆を描いたヒューマンドラマです。
最終更新:2022-03-15 20:16:29
997文字
会話率:10%
彼は今日も淡々と仕事をこなす。
頑なに頑固を貫き通す彼の姿勢はまさにプロフェッショナル。だがその裏には彼の過去、そして矛盾した生きざまがあった。
最終更新:2022-02-23 10:43:28
6659文字
会話率:44%
天使は今日も仕事——死確者(=死が確定した者)の未練を死ぬまでに無くすこと——をしに、現世へ向かう。
今回の死確者は、老人ホームに身を置く老婆。頑固で偏屈で口が悪く、誰しもが距離を置くような人間だ。
なかなかに癖のある人物であり、手を焼く天
使であった。
会話すらままならなかった死確者であったが、ある事をきっかけに不思議と心を開き始める。
しかし、運命は悪戯に、彼女の置いてきた過去を連れてきたのであった……
これは、少しズレた天使とある老婆の物語——
※本作は、番外編です。そのため……
⑴本編である『天使と〇〇』とはコンセプトが異なり、天使の持つ特性や制約を活かした独自の物語となっています。
⑵物語独自の用語・設定は、進行上支障にならぬ程度にしか説明をしておりません。詳しいことは、『天使と〇〇』(:https://kakuyomu.jp/works/1177354054883408046)の「天使と女」編(特に、第2話〜第4話)に書いています。
本作を気に入った方は、本編も是非。
※この他にも番外編(『天使とヒーロー』:https://ncode.syosetu.com/n2202ef/、
『天使と刑事』:https://ncode.syosetu.com/n6253fh/)があります。気に入った方は、そちらも是非。
この作品は「カクヨム」でも、掲載をしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 00:05:33
32763文字
会話率:54%
「そういうところが嫌なんですよ」
グッと泣くのを堪えて、俺に怒りをぶつける君。
不器用で頑固同士の喧嘩・和解の仕方とは。
最終更新:2022-01-30 17:55:53
1169文字
会話率:34%
僕の幼馴染は、蜂蜜色の綺麗な髪、澄み切った湖のような碧い目、陶器のような白い肌を持つ美少女だ。だけど同時に、無口で、頑固で、マイペースで、とても手のかかる子でもあった。
これまで彼女とはずっと一緒で、これからもそうかもしれないと思うこと
もあった。でも、いつかは離れるのだろう。だって、彼女は僕と付き合う気は無いらしいから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-24 19:24:33
6365文字
会話率:62%