フリーライターの中塚裕治は北浜邸のルポの仕事を得る。北浜邸はかねて噂のパワースポットで、人によって異なる超常現象が起こる。中塚の場合は故人である父が食堂に現れる。父に七年前に死んだことを自覚させようとするが頑固に聞き入れない。一夜明けて食堂
のカウンターに大きめのラジオがあった。スイッチを入れると昔の番組をやっている。録音放送ではなく本チャンである。中に仕掛けがあるにちがいないと中塚はラジオを開けてみようとする。内部にあったのは真空管とその奥になんと父の眼があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-25 22:19:25
16314文字
会話率:55%
※※※「【方丈治】が文章を作り、【ととろ】がプレイヤーとなって登場人物の行動を選択する」。二人で織りなす、ゲームブック風味の小説です※※※
一人の盗賊がミリバール城の宝物庫に侵入し、城内の兵士たちは大慌て。
だが、その盗賊が宝物庫を狙った
のは、ミリバール王のくわだてによることがわかった。ミリバール王が盗賊を呼んだのには、ミリバール国の存亡をかけた「あること」を依頼するためだったのだ。
盗賊とその仲間に、どんな旅が待ち受けているのか?
盗賊は無事、ミリバール王の依頼を果たすことができるのか?
一つの国から始まり、神々の世界まで広がる物語を、主人公の盗賊と一緒に歩いて行こう!
(注意)本作品にはらくがき挿絵が含まれています。苦手な方は挿絵表示機能をOFFにしてお楽しみください。
*(H26.7.4追記)挿絵の作成が追いつきません(泣)。申し訳ありませんが、文章だけ先に更新していきます。挿絵はでき次第、追って更新させていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-30 12:00:00
53834文字
会話率:44%