王妹の娘ルーフィナは、八歳の時に両親を事故で亡くした。大人達がルーフィナの引取り先で揉める中、ルーフィナはヴァノ侯爵の令息クラウス・ヴァノ(二十歳)へと嫁ぐ事に決まる。だが嫁いだその日、ヴァノ家本邸から随分と離れた別邸に連れて行かれ、クラウ
スは何も言わず帰って行った。それから八年間、クラウスは一度も会いに来る事はなくルーフィナは広い屋敷で使用人達と共に暮らしていた。周囲からは別居している事も白い結婚という事も認知されており、婚姻しているにも関わらずルーフィナの元には日々お見合いの話が舞い込んで来る。そんな中、ルーフィナは十六歳となり社交界デビューする事になる。そして八年振りに夫のクラウスから連絡がきた。どうやら舞踏会でルーフィナをパートナーとしてエスコートしてくれるらしいが……ルーフィナはそれを断った。その理由をクラウスの執事はこう説明をする。
「既に別の方とお約束なさったと仰っていらっしゃるらしく……クラウス様とご一緒は出来ないと……」
「……は?」
自分の妻に振られたクラウスは呆気に取られるが「何時も通り、彼女にお願いするから問題ないよ」としれっと話す。
ヴァノ侯爵夫妻は、それぞれ別のパートナーを伴い舞踏会へと向かう。
※この作品はアルファポリス、エブリスタにも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 18:22:36
184446文字
会話率:42%
森の奥でひっそりと暮らしている少女、ミズキの正体は、実は最強の魔法使いで、街で噂のフードの救世主。さらに、他の世界からやってきた特別な人間。
中三の秋、学校に行けず進路に悩み、何もかもが嫌になってしまった彼女は、自らの手で自分自身を異世界に
召喚した。
それから、共に暮らす家族を集め、白竜の竜人、猫耳族のメイド、エルフの執事、職人と料理人のドワーフ夫婦と異世界ライフを送っているうちに、彼女は国一番の魔法使いになっていた。個性豊かな“家族″と共に、森の奥の屋敷でスローライフを送る最強魔法使いの異世界ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 15:57:23
45880文字
会話率:36%
卒業式直後の舞踏会において、私、チチェローネ・サットヴァ公爵令嬢は、婚約者のオネスト・ランブルト王太子によって、いきなり婚約破棄を宣言されてしまった。
しかも、平民あがりのリリアーナ嬢に対して、私が主導して嫌がらせをし、暴漢を雇って襲い、毒
殺を試みたなどの「告発」を、学友の令嬢方や馴染みの侍女、実の弟、宰相や騎士団長の子息たちからされてしまったのだ。
さらには、執事や教師、修道女からも、私がカンニングした、生徒会の募金を着服した、動物を虐殺し、黒ミサによる悪魔崇拝を行なったなど、まったく身に覚えのない嫌疑をかけられ、私は投獄されてしまった。
婚約者や家族、友人、顔馴染みの者たちから、よってたかって私は濡れ衣を着せられたのだ。
しかも、両親も国王夫妻も、王太子の主張ばかりを鵜呑みにして、私に死刑判決を下す始末。
冗談じゃない。許すものか!
こうなったら大悪魔を召喚して、すべてをひっくり返し、国ごと滅ぼしてやる!
〈聖なる怒り〉によって、稀代の悪役令嬢となったチチェローネ嬢による、滅国に至る復讐劇が、今、始まる!
※ざまぁ系のストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 14:10:00
68360文字
会話率:20%
桜ヶ丘高等学校には、灰かぶり姫《シンデレラ》がいる。
学校で話題の超絶美少女、冬木氷香は、残念なことに、家事が致命的にできない埃かぶり姫だった。
彼女のゴミの始末や掃除スキルのなさが原因で、学校でとある事件が勃発するが、隣席の男子生徒、春道
かおるが、彼女の失態をフォローする。
事件の解決を機に、二人は徐々に絆を深め、お互いを支え合う同居生活が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 12:10:00
88143文字
会話率:50%
阿須加家のお嬢様である結月は、親に虐げられていた。将来をなにもかも決められ、まるで人形のように生きる日々。
だが、そんな結月の元に、新しく執事がやってきた。背が高く整った顔立ちをした彼は、まさに非の打ち所のない完璧な執事。
だが、その執
事の正体は、幼い頃に結婚の約束をした結月の『恋人』だった。レオが執事になって戻ってきたのは、結月を救うため。
だが、そんなレオの記憶を、結月は全て失っていた。
✣✣✣
カクヨムにて完結済みです。
第6回comicoお題チャレンジ『空』入賞作品
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 07:40:00
602902文字
会話率:39%
武雄(35)は気が付いたら魔法あり、魔物ありの中世的な世界に居た。
右も左もわからないまま、人と出会い、人と話し、生活を向上させていく。
ご厄介になっている先の孫娘と婚約していたり、食文化を広げたり、知り合いは大物だったり、仲間を探しに行き
大物を引き当てたりしていきます。
中年男性が異世界で基本のんびりと過ごしていきます。
波乱万丈ではない、ちょっと刺激の強い日常を書いていけたらと思います。
《概要項目》
※下欄に関連された方(登場人物)のコメントを記載しています。
・居候先の内政に口を出してみよう
某執事より:すみません、予算というものを考えていただけませんでしょうか。
いえ、もちろん発想は大事です。
なので事前に相談をして頂き皆で話し合いましょう。
・街の住民を説得して物を作ってみよう
某商店主より:出来たら半年に1個程度の発想をして・・・いえ、嫌じゃないんです。
いつでもお越しください。
・交渉は基本です、臆することなく話してみよう
某施政者より:その・・・やりすぎるなよ?
・依頼があればこなしてみよう
上記某施政者より:些か自由な結果を・・・いや、頼んだのは我だ、不満はない。
・優秀な部下を探してみよう
某部下:助けて頂きありがとうございます。25年間尽くさせていただきます。
・可愛い子には食事を与えてみよう
某貴族息女より:皆、食べっぷりが良いですからね。
新作料理期待しています。
某部下より:美味しそうな匂いが厨房から漂ってきます。
※かなりの長編になってしまっています。
1話辺り2000~3000文字以内で投稿させていただいています。
毎朝の通勤・通学時にふと読んでいただければ幸いです。
※出来るだけ毎日7時の連載を上げられるように努力していきますので、よろしくお願いいたします。
※皆様からのご意見、ご指摘、ご声援ありがとうございます。
本文を書く時間を確保をする為、今後はご感想・ご意見を頂いても基本的には、返答は差し控えたいと考えております。
ですが、作者的にご返答が必要と感じた物については、感想欄を通じてご返答をいたします。
また、誤字・脱字のご報告につきまして、今後ともご報告いただければ確認し、直す物は直すように心がけて参ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 07:00:00
7570978文字
会話率:46%
主人公のシンは、地球と異世界を行き来する能力を持っている。しかし、実はその異世界は、ゲームの物語が始まる前の世界だった。そして、シン自身がそのゲームに登場する重要なキャラクターだった。この世界で、執事としての役割を持つシンと、皇女様との学園
生活と冒険が幕を開ける折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 02:26:52
9577文字
会話率:58%
半年前、突然両親が行方不明になった主人公のところに、義妹だと名乗る美少女が訪ねてくる。聞けば少女の母親も主人公の両親と共に行方がわからなくなっているという。共に暮らし始めた二人だったが、ある日黒塗りの高級車と強面の執事がやってくる。雇い主で
あるという名家の令嬢はなんと二人目の義妹。そして――――主人公が16歳の誕生日を迎えた日、行方不明の父から手紙が届く。その衝撃の中身に驚く彼らの元にやってくる三人目の義妹。彼女にはある秘密があって――――果たして主人公の両親、そして義妹たちの母の行方は? 少しずつ解明されてゆく謎と人気モデル、お嬢さま、最強の生徒会長、個性あふれる三人の義妹たちとのイチャラブにほんのりファンタジー風味を乗せて。ストレスフリーのハッピーエンド作品です。
この作品は、ノベルアップ+様でも同時連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 22:00:00
218215文字
会話率:53%
魔王城のねこ、ごましおちゃん第3弾です。
いきなり婚約破棄!? 勘違いから始まる恋もあるのかも。
最終更新:2021-06-01 10:16:14
1593文字
会話率:65%
お嬢様の家から逃げ出した、執事の俺。
それを拾ってくれたのは、それもまた、お嬢様でした。
最終更新:2024-11-20 20:00:00
23762文字
会話率:40%
「ジャンルを、ハイファンタジーから、異世界/恋愛に変更してほしいです!」
「ええ、わかりました。よろしいですよ。前の前のマスターの時はそうでしたので」
疲れ果てて帰ってきて、どうやら漫画を読みながら寝落ちしたらしい。気が付くと私は読んでいた
漫画の中に転生?転移?いや、その夢を見ていた。ちょうどチートを使って建国をした直後。この続きは好きにやっていいというので、ジャンル変更と、ヒーローの指定をお願いした。のだが、なにせ建国直後。いろいろな問題が勃発する中、やたらと食い込んでくる恋愛問題。どうやらこの夢は私が満足しないと終わらないらしい。私の満足は、サポート役である執事と恋愛関係になる事、の、はずなのだが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 09:38:17
9979文字
会話率:50%
転生した先は陰鬱としていた前世でも覚えのない世界で、しかも貧乏娘!
そんなエイシャにも美しく優しいと評判の王子を見られそうな機会ができるけど、それが面倒事に発展して…。
エイシャに一目惚れした専属執事(高性能)に狙われ翻弄される病み気味のお
話。
更新不定期、常に暴走する妄想メモ。読者を何度でも振り落としていく要素多し。
※挿絵はキャラ設定程度。字下げ程度の工事中。話数振ったところまで工事できてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 09:12:55
448192文字
会話率:32%
異世界転生。
それは悲運な死を遂げた善人だけに許された特権だった。
久遠遊斗もそんな善人の一人として転生者に選ばれたかに思えたのだが…?
泣く子も黙るクズ主人公と無敵の聖女さまが織りなす型破りな王国再建記、開幕です!
最終更新:2024-11-20 07:30:38
219694文字
会話率:50%
異世界の伯爵令嬢に転生した旅行会社の元会社員セシリーナ・シュミット。
職場の後輩と共に転生した異世界は長きに渡る聖騎士と竜王の宿命の戦いが終わり、平和ボケして経済的に不景気に苛まれていた。
セシリーナは前世の知識を活かして異世界で初の
旅行会社を立ち上げ、聖騎士や神官、執事の青年たちと力を合わせて旅行事業で成り上がる――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 07:30:18
123666文字
会話率:48%
世界有数の財閥である伊集院財閥会長の一人娘である伊集院雫の側近兼執事を務めている万能執事久遠瑛二。いつものように学校に行き、委員会の仕事へと向かおうとしていた時、突如床に召喚陣が出現し、クラスにいた全員が異世界へとクラス召喚されてしまう。こ
の二人は異世界でどう生きるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 01:00:00
72873文字
会話率:66%
ニンジャであるボクは、友人である勇者から突然、「好きだから追放する」と告げられた。
豪邸にかくまわれたけれど、そこでは女性用の衣装しかない!
本格的にボクを女性として扱うつもりだ。
ボクは逃げようと画策するも、魔族が襲撃に来た。
執事の女エ
ルフさんと共に、魔族たちを撃退!その足で脱出した!
どうも、勇者がボクに惚れたのに理由があるらしい。
謎を探るべく、エルフさんと旅に出る。
でも、勇者の方もボクが心配で追いかけてきちゃってる!?
勘弁してよぉ~。
男の娘っ気のある主人公と、男装の麗人エルフの逃避行!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 20:10:00
35624文字
会話率:49%
貴族のガキと結婚させられそうになった令嬢は、婚約を破棄して家出! 地位の高い身分も捨てた。
引退して爵位を受けた元勇者の屋敷に押しかける。
コワモテ執事の試練を受けて、見事メイドの資格を得る。
だが、魔王復活を目論む魔族が、容赦
なく男爵に襲いかかる。
男爵を妬む貴族共が、闇の勢力に手を貸したのだ。
許せねえ! まとめて始末《オシオキ》してやる!
魔女と契約し、令嬢は戦闘マシーンに!
果たして、ヘンタイ令嬢は老紳士のハートを射止めることはできるか?
アルファポリス ファンタジー小説賞 応募作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-30 06:00:00
169740文字
会話率:46%
「シンデレラに魔法をかけられるのは魔女ばかりではありません。私に任せてください。――ガラスの靴はありませんけどね」
豪奢な部屋の暖炉のだいだい色の柔らかな明かりの下で、その近くの小さなテーブル。
執事、リーガルはちびちびとウィスキーのロック
を飲んでいた。
変わっているのは彼の主人である若き第九王女ユージェまで向かいのイスで足を組んでいることだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 19:23:00
4189文字
会話率:26%
「これは、成るべくしてなった事だと思う」
そう言った彼が口にしたのは豆乳だった。
「俺がのんびり筋トレに励む事が出来る環境を手に入れる事は!」
「何言っているんですか、貴方は」
引っ越しの途中に立ち寄った食堂にて。思わずツッコミを入れてきた
幼馴染みに笑う。
「だって、ずっと気にしてんじゃん。都から俺を引き離す事になったって」
「それはそうですが……。貴方はムキムキだろうが脳筋だろうが王族です。辺境の領地に移るとは」
「はいはい、止め!何か貶された気もするが、感謝してるんだ、ホント。俺だけだったら城から出られてないかもしれない」
それを聞いて彼女は溜め息をついた。本当、いつもほしい言葉をくれる。この男は。
「それにしても、よく彼女たちが着いてくる気になりましたね。自称執事はともかく」
彼女の視線の先には母親と2人の子供が和やかに料理を食べている。その横のテーブルに着いているのが、自称執事の美丈夫と彼らのもう1人の幼馴染みだ。
「そろそろ拠点変えようと思っていたから、丁度よかったんだって。俺の影響なくなるし。だから、成るべくしてなったって思ってる。王位継承権云々関係なくな。ともかく王都脱出お疲れ様」
「貴方こそ」
「俺は馬車の中で腕立てと腹筋していただけだからなぁ」
「そういえばそうでしたね。流石に引きました」
「仕様がないだろ、暇だったんだし。……ん、何かアイツ酔ってる?」
そう言って視線を向けた先は幼馴染みの男。何故か手から水を噴出させている。
「ちょっと!何でお酒飲んでいるのですか!?」
子供たちは喜んでいる。が、彼は普段ならこんな事しない。
「水芸しない!床が濡れる!自称執事、なぜ止めない!「無理」って、最初から諦めるなぁぁっ!」
布巾をひっ掴み、そちらに駆け寄る彼女。
それを見ながら平和だなー、と彼は思った。
--と、いうメンバーでお送り致します。やんごとなき筋肉アニキとその護衛で幼馴染みの筋肉ダルマと幼馴染みのインテリ令嬢、王子様な外見の美中年、母親な料理人とその子供のウサミミフードと義理の息子の辺境のんびり生活(ただし筋トレ重視)。恋愛なんてない!チートもない!あるのは楽しい筋肉生活だけだ!!
筋肉の筋肉による筋肉のための隠遁生活 (スローライフ)、開幕します。
「明日は俺、馬車に乗らずに走るから」
「止めて下さい!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 01:00:00
552526文字
会話率:36%
執事のアルムは、幼馴染の王女リシテアの専属として働いていた。しかし、彼女はパワハラが酷い。罵詈雑言は当たり前で、アルムは心身共に疲弊してしまう。ある日のこと、「あんたみたいな無能が幼馴染なんて恥ずかしいわ」「なら、辞職します」。パワハラに
耐えかねたアルムはリシテアと絶縁して国を出ることに。これからどうしよう? あてのない旅を始めると、ふとしたことから隣国の王女と知り合い、彼女の元で世話になることに。心機一転、新しい国でがんばろう! そう決意すると、今までの生活が嘘のように、なにもかもうまくいく。これは、とある少年のやり直しの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 12:00:00
389018文字
会話率:43%
✿.•¨•.¸¸.•¨•.¸¸❀✿❀
禁を犯し魔界から追放され
魔力ほぼゼロになり
モフモフになっていた
悪魔ヴェルゼを
令嬢ルピナスは
幼きころに偶然助けていた。
それから年月が経ち
失っていた魔力を取り戻し
本来の姿に戻ったヴェルゼ
は
一年後結婚するルピナスを迎えにいく。
天界、魔界、人界の三界では
時間を操作する行為が
固く禁じられていた。
だがヴェルゼは時間を操作する。
三界を統べる神から裁きを受け
地位や魔力全てを失ってまで
禁を犯していた。
その理由は全てルピナスの為――。
悪魔と人間というだけでも
壁を感じていたのにさらなる壁が
ふたりを襲う。
⁎ .。❀ *⁎ .。❀ *
令嬢ルピナス
花魔法が使えて花を愛する女の子
義姉たちに虐げられて自信がなかったけれど
ヴェルゼに迎えに来てもらってからは
段々と自分の意思で行動出来るように。
悪魔ヴェルゼ
冷酷な悪魔。
三界最強と言われる程の
魔力を持つ。
魔界を牛耳っていたけれど
禁を犯し人界へ堕ち
その魔力を失った。
ルピナスだけにデレる。
執事エアリー
仕事の出来る悪魔
悪魔界では珍しく髪などが白い。
それが原因で劣性な悪魔と
言われ続けていたが
ヴェルゼに誘われ、ヴェルゼの執事に
なってからは優秀な悪魔と
周りから認められる。
✿.•¨•.¸¸.•¨•.¸¸❀✿❀.•¨•.¸¸.•
お読みくださり
反応もしていただいたり
ありがとうございます。
ベリーズカフェ様
おすすめと、短編コンテスト最終選考
いただきました✨折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 07:10:00
17269文字
会話率:50%
ハル・カルパンティエは、ボワモルウチェ王国の王女である。同国の国王は、彼女の同腹の兄のフィリップ。「白薔薇の貴公子」と異名を持つ、それはもう美しく聡明な兄である。が、彼はハルの悩みのタネだった。なぜなら、超々シスコンだから。どうしようもなく
妹を溺愛するおバカな兄なのだ。そんな兄フィリップが、政略結婚の為バタンテール帝国の皇女を迎えることに。当然、兄フィリップは結婚を拒否するわけで……。無情にも結婚相手の皇女がやってきた。皇女は、この大陸一の美貌の持ち主で才女と誉れ高い。
その皇女イヴェット・バダンテールに執事のふりをしてくっついてきたのは、皇女の兄でありバタンテール帝国の皇帝ジェラルド・バタンテールだった。しかも、ジェラルドもまた超々シスコンだった。
「なんなの? 面倒くさいのが一人増えたわ」
ハルは呆れ返る。
しかも、政略結婚の対象はハルの兄フィリップと皇女イヴェットだけではなかった。
ハルと皇帝ジェラルドも対象だった。
「嘘、でしょう?」
ハルは、戸惑う。
それでも、目先の兄フィリップの婚儀をどうにかしなければ。自分より、兄に幸せになってもらいたいから。
健気な妹たちと、能天気なシスコン兄たちが織り成すラブ(コメディ)ストーリー、いざ開幕。
※全三十六話。ハッピーエンド確約です。ゆるゆる設定、ご容赦下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 00:00:00
59146文字
会話率:22%