異世界に行くなら何を持っていく? ある日俺は、異世界召喚されたときに持っていくものを集めていた。災害みたいなものだからな。召喚対策だ。けど、それを見て安心して召喚する奴がいるかもしれない。それで念のため召喚条件を書いておくことにした。まさか
、これで召喚する奴はいない……よな?
注:以前に投降したものを見直しました。順次アップロードしていきます。また、カクヨムにも置いています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 17:11:26
637056文字
会話率:43%
目が覚めると、そこは異世界でした――――。
ただの女子高生である高村陽奈子は、気付くと知らない世界の空を飛んでいた。
そこには地球上のどこにもあるはずのない景色が広がっていて、突然のファンタジー世界に混乱するばかり。
異世界ものは大好きだけ
れど、状況を受け入れられるかどうかは別問題だ。
混乱する頭で自分の姿を確認すると、そこには人間ではない巨大で強靱なドラゴンがそこにいた。
ショックを受け入れられないまま、体力の限界を感じて、陽奈子は休める場所を探し回る。
どこへ行っても向けられる敵意に恐怖を感じながら、やっと人気のない場所へたどり着いた陽奈子は、夢であればいいと願いながら眠りにつく。
翌日、やはりそこは相変わらず知らない世界で、自分の姿はドラゴンのままだった。
落ち込む陽奈子の前に、一人の王子様の様な青年が現れる。
マティスと名乗ったその青年は、ドラゴンである陽奈子を恐れる事なく、しかも「可愛い女の子」だと受け入れてくれた。
この世界で初めて会った言葉の通じる相手に、陽奈子は縋る様な気持ちでマティスに状況を相談する。
元の姿を取り戻し、元の世界に戻る方法を探る手伝いをしてくれるというマティスに、陽奈子は次第に惹かれていく。
気持ちは大きくなっていくが、別の世界の人間でありかつ今はドラゴンの姿の陽奈子が、想いを告げて良いはずがない。
陽奈子は、自分の気持ちを無意識のうちに封じ込めるしかなかった。
こんな私が、貴方を好きになっても許されますか?
ドラゴンになった少女が、元に戻る方法を探しながら恋をする物語。
謎の青年×ドラゴンになった少女(異世界転移者)
異世界転移もの。
他サイトへも、順次掲載予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 18:07:36
96758文字
会話率:21%
渡会絢哉が恋人・藤ヶ谷紗絵の死を知ったのは高校二年の春であった。失意の底にいた絢哉に声を掛けたのは紗絵の叔母・眞緒である。曰く、宇霊羅の隠れ里には死者を蘇らせる秘祭がある。里には紗絵の実母が営む旅館があるため紹介できる、と。旅館から滞在の
許可が下りてすぐ絢哉はバイクに乗り出発した。だが道中の事故により渓谷に転落して――。
屍人が蘇る北東北の隠れ里を舞台に、亡き恋人の面影を追う少年の、破滅的な恋情と篤い友情を描いた幻想文学。
※この物語は作者の妄想に基づく完全なる虚構です。登場する団体、職名、地名、氏名、その他名称において万一符号することがあっても、創作上の偶然であることをお断り致します。
※書き溜め保有済み。約二十万文字。一頁40*40計算で180頁。纏め次第順次投稿予定。
※本作品は2023年上期メフィスト賞に応募したものです。タイトルを検索すれば似た文言がヒットしますが、決して模倣したものではないことをここに明言致します(え、結果ですか? それ聞いちゃう? ええそうですとも。橋にも棒にもかかりませんでした。座談会にも印象に残った作品にも選ばれませんでした! ……まあメフィスト向けのミステリかと言われれば違うから、残当でもなく当然ですね、はい)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 15:02:33
203972文字
会話率:43%
何やら世界観がぐちゃちゃな世界に転生したけど色々あってもう平穏に暮らしたいと思っていた主人公が美味しいポジにいる兄さんとして色んなジャンルに巻き込まれていく話。
魔法少女の家の近所のお兄さんとか伝奇ものの通りすがりの意味ありげな兄ちゃんとか
。そういう美味しいポジが好き。
ハーメルンにも投稿。順次更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 18:16:54
440984文字
会話率:34%
伯爵令嬢である私、セシリア・イレーザーは、幼馴染である侯爵家のカラーラスお兄様の事が大好きだった。
なのに、ここ最近何故だかお兄様にずっと避けられてしまっていて、大好きなお兄様と、まともにお話も出来ないのだ。
(あぁ、どうしたら子供の頃のよ
うにお兄様とお話が出来るのかしら……)
思い悩んだ私は、なんでも悩みを解決してくれると噂のご令嬢エルレイン様を頼ったのだが、
けれどもこれが間違えだった。
彼女の使う、強力な”おまじない”によって、なんと私はカラーラス様の前でだけ、声が出なくなってしまったのだ。
どうしてこうなった。
大好きな人と話すことが出来ない絶望の淵に立たされた私は、それでもカラーラス様を想い、
そっと彼を見つめた。
『貴女の想いが成就したら、”おまじない”は解けて、カラーラス様とまたお話し出来るようになりますわ。』
エルレイン様から言われた、その言葉を信じて……
##全6話です。順次UPします。
##このお話しはカクヨム、アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 22:13:07
20255文字
会話率:38%
田舎の地サーフェス領の伯爵令嬢アイリスは、領地の過疎化に頭を悩ませながらも、大好きなサーフェスの地で穏やかに暮らしていた。
そんなある日、父である伯爵が浮かない顔である依頼をアイリスに持ちかけたのだった。
“明日、サーフェス領に訪れる賓
客をアイリスが管理する月影の森に案内するように”
そして父からの依頼を受けて出迎えた三人の男性は、揃いも揃って全員仮面を付けて、偽名の名乗るなど身分を明かさないように徹底していたのだが、その中の一人が森の中で急に倒れた事で、アイリスの穏やかな生活は一変してしまった。
「アイリス様、試しにどうか、主君に口付けをしてみてください。」
呪いで眠ってしまった主君を起こすために、側近の一人が、偶々その場にいた女性と言うだけで、アイリスに無茶な要求をしたのだ。
見返りに支払うと約束してくれた領地の運営資金と、自分のファーストキスを天秤にかけて、悩んだ末にアイリスはお金を取ったのだが、これが全ての始まりだった。
ここから、アイリスの16年間のサーフェス領での穏やかな暮らしが終わり、王宮でのいざこざに巻き込まれる事になったのだった。
##完結まで書き上げているので、順次アップしていきます##折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-04 22:30:44
148955文字
会話率:41%
叔父に命を狙われて屋敷を逃げ出した男爵令嬢のアンナは、冒険者に身を置き、日々ギルドの仕事で日銭を稼ぎ、弟を養いながら反撃の時を、彼女が十八歳を迎えるその時を、サナギのようにじっと待っていた。
そんなある日、ギルドの仕事にありつけなくて困っ
ていた彼女に、銀髪の美青年ルーフェスが、何故だか手を貸してくれたのだった。
それが縁で、その後も二人で一緒に仕事をしていくうちに、アンナは次第に彼に心惹かれていくが、けれど彼にも秘密があって……
これは、
少し危なっかしくも真面目で真っ直ぐなアンナと、そんな彼女を優しく見守る眉目秀麗でそつのないルーフェスの、お互いの複雑な立場からはっきりと態度を示せないそんな二人が、慕う気持ちを打ち明け合うまでの三ヶ月間の物語である。
ーーー
完結まで書き切ってあるので、一週間以内に順次アップしていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-13 09:08:44
223527文字
会話率:42%
本編全5章と外伝からなる『マージナル』の世界を、より味わうためのTipsを順次公開。
書庫の管理人は<レテ>が務める。
*カクヨムさま同時。
最終更新:2024-01-14 23:32:47
202文字
会話率:0%
虐げられた少女が愛され、幸せになっていく和風幻想婚姻譚。
幻羽族という幻の羽を出せる異能を持つ貴族階級に生まれた神楽夕花は羽が出せないため、父や後妻、腹違いの妹から「羽なし」と蔑まれ、使用人以下の扱いをされ、虐げられていた。
辛い生活でも
夕花は腐ることなく健気に生き、庶民に混じって働いていたが、それすら全て家族から搾取されていた。
ある日、夕花に恐ろしい吸血鬼との縁談が持ち上がった。
吸血鬼は幻羽族の娘の血を全て吸い殺してしまうと言われ恐れられている。
大切にしていた全てを失い、絶望していた夕花だが、相手の吸血鬼は数日前に偶然助けた見目麗しい青年、月森白夜だった。
白夜は夕花を助けにきたのだと手を差し伸べ、美しい花嫁衣装を着せて連れ去った。
その日から夕花の運命は一変した。
夕花に待っていたのは今までと真逆の幸せな生活。
夕花は秘密の多い白夜に少しずつ惹かれ、すれ違いながらも愛を育んでいく。
しかし水面下では、とある陰謀が蠢いていた──
不遇ゆえに自己肯定感が低い少女と、異能の力と謎を持つ吸血鬼のお話。
和風っぽい別の世界のファンタジーです。
キャラ文芸的なお話で、正統派溺愛の修行のつもりで書いております。
他サイトにも載せていますが、そこから大幅に改稿しています。
最後まで書き終えており、一週間程度で完結する予定です。ハッピーエンド確約。
順次更新していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 21:56:04
110863文字
会話率:49%
もう負け組なんて言わせない。やり直しの能力で幸せになってみせます!
婚約者には恋人がいた──幸せになれるはずの婚約披露パーティーの日、最悪な形で婚約者の第二王子から婚約破棄されてしまったヴァイオレット。なんの才能もなく、家柄しか誇れる
ものがなかったヴァイオレットは負け組と蔑まれ、プライドをズタズタにされてしまう。
しかもそれまでの自分の行いのせいで友人を失い、家族からも捨てられてしまう。誰からも信用されず、全てを失くしたヴァイオレットは幽閉された屋敷で火事に巻き込まれ、孤独に死のうとしていた──。
それまでの行いを反省し、人生をやり直したいと強く願った時、ヴァイオレットに『やり直し』という加護が発現。目覚めると婚約披露パーティーの一年前に戻っていた。
ヴァイオレットは心を入れ替え、『やり直し』を使いこなしながら、今度こそ幸せになるための行動を始める。そんなヴァイオレットが出会ったのは、筆頭魔術師でありながら魔力が強すぎるあまり『化け物魔術師』と呼ばれて周囲から忌避されているユリシーズだった。
しかしユリシーズは紳士的で優しく、かつての婚約者とは正反対だった。ヴァイオレットはだんだんユリシーズに惹かれていく。ついでに言うと、そのもっさもさの髪を切りたい。しかしユリシーズの髪は呪われていて──?
さらにヴァイオレットは『やり直し』の能力で王太子妃の暗殺を防いだことから、何者かが暗躍するキナ臭い事件に巻き込まれていくのだった。
※アルファポリスでも連載しています。完結済みなため手直ししつつ順次更新していきます。ハッピーエンド確約ですが、辛いシーンが入ることがあります。
※ざまぁは因果応報レベルで中盤以降からです。過剰なざまぁは期待しないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-21 12:00:00
132852文字
会話率:47%
◇弓の威力不足が理由でパーティを追われたあたしに手を差し伸べたのは、どう見ても冒険者になったばかりの年頃なのに凄腕の少女弓師だった。年下師匠に弟子入りして切なく恥ずかしい特訓を受け、力を付けていく物語。
◇小説家になろう版、アルファポリスR
15版、ムーンライトノベルズR18版を時間差で順次投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 18:00:00
36899文字
会話率:58%
※この物語はフィクションです。
防衛医科大学校青春群像劇。あらすじ順次更新予定。
最終更新:2023-12-22 13:37:01
251067文字
会話率:93%
山奥のスラン村で狩人をしている少年ダインは化け物に襲われている少女、リリアを助ける。
彼女はある目的のもと特殊な魔術を用いてこのスラン村に来たのだという。
その目的とは古代に使用された人型兵器、イクイブリードを目覚めさせる事だった。
ダイン
の持つ親の形見である白銀の横笛がその目覚めの鍵となるそうだが…
古典ファンタジーとロボット物の融合を目指して日々書いております。
(2017/5/29)
方言程度に自分なりに改造したシンダール語を作中使用する予定でしたが、作者の能力不足の為現状シンダール語をそのまま使用しております。出来次第順次差し替えていくつもりです。
作中別名称になってはおりますがシンダール語並びにクウェンヤを使っております。自作の人工言語とするつもりは毛頭ありませんので宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 10:59:51
38335文字
会話率:32%
留年し二度目の高一を過ごすメタラー・献慈(けんじ)は夏のある日、怪現象に巻き込まれる。流れ着いた先は、大正時代の日本によく似たフォズ・イムガイ国だった。さまよえる異邦人=マレビトとなった献慈は、窮地を救ってくれた剣術自慢の女性・澪(みお)と
心を通い合わせながら、不屈のメタル魂で困難に立ち向かう。 【完成済み・順次投稿予定】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 01:58:10
510516文字
会話率:46%
歴戦の傭兵グレン・ハウゼン。
その苛烈な戦い方から『狂犬』と呼ばれる彼は、生きる糧を得るために金を稼ぎながら各地を巡り歩いていた。
ある日、護衛の仕事を終えて酒場で食事をしていた彼のもとに聖女を自称する怪しげな少女が現れる。
曰く「実力を見
込んで仕事を依頼したい」とのこと。
黒き聖女に導かれ、穢れに満ちた混沌の時代を征く。
※進捗などはTwitterの方で順次ツイートしていきますので、よろしければそちらもご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 17:00:00
325002文字
会話率:22%
少女は自身を『オイ』と認識していた。
それ以外の名前を知らなかった。
少女は金で買われ、屋敷に連れてこられることになる。
そこでつけられた少女の名は、『ニエ』だった。
作者と一緒に、なんてひどいことを……!と叫んでいただけたらうれしい
です。
悪人は出ますし、消えますが、ざまあというよりは物語の主流の外側で自業自得で破滅します。
キーワードは今つけて期待してもらっても先が長いので順次つけていきますが、もふもふが出るハートフルストーリーになります。現状はハートフルボッコストーリーです。
第1章を書いている間ずっと異世界系サスペンス・スリラーという言葉が頭を回り続けましたが、異世界(恋愛)です。
ほんとうです。
第1章終了まで毎日19時公開折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-14 07:00:00
196102文字
会話率:43%
投稿小説「もふもふとむくむくと異世界漂流生活」の設定資料です。
ネタバレを含みますので、どうぞ先に本編をお読みください、
順次追加していきます。
質問などございましたら、コメント欄へどうぞ。
最終更新:2023-09-14 03:12:08
12829文字
会話率:0%
投稿小説「蒼竜と少年」の設定資料です。
ネタバレを含みますので、どうぞ先に本編をお読み下さい。
登場人物や、舞台となる場所が増えてきたので、覚え書きを兼ねて公開します。
順次、追加していきます。
質問などありましたら、コメント欄にどうぞ。
最終更新:2019-03-09 03:14:05
10115文字
会話率:0%
魔王の息子と天の御使い、交差するはずのない二人の世界が交わった……。
遺跡巡りの旅をしていた少年、ユエはある時、不思議な力を持つ少女と出会う。旅路を共にすることになった二人は、訪れた世界で様々な出来ごとに遭うが……。
――出会うはずのない
二人が出会ったことで、様々な者の運命もまた、交差する。
※次回更新は3月末になります。
※設定の調整により第20話あたりまでを順次加筆・修正予定。
※この作品は作者が管理するサイト『鳥籠』の方でも掲載しております。キャラクターのイラストもあるので、其方も見てみると一層楽しめると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 10:00:00
337425文字
会話率:33%
これはメグルユメのSSです。本編を見てからの方が楽しめます。順次追加しますが、何話までいくか分かりません。
最終更新:2023-09-07 00:00:00
28930文字
会話率:53%
主人公、伊敷誠実はどこにでもいる普通の男子高校生……ではなく。一目惚れした相手に99回告白しちゃうような、超一途?な男子高校生。
入学してから毎日のように、山瀬綺凛に告白し続けるが、ことごとく振られてしまう。
そんなある日、誠実はある決意を
する。
「俺……次の告白が駄目だったら……山瀬さんの事を諦める!」
この一言から誠実の恋愛事情は大きな変化を示す。
果たして誠実に待ち受ける変化とは?!
皆さまのおかげで、投稿開始から4日で日間恋愛ランキングで1位になれました。
これからも週四投稿を頑張りますので引き続き応援いただけると嬉しいです。
600万PV突破!!
ブックマーク登録数8000件突破!
総合評価20000ポイント突破!!
日間総合ランキング4位ランクイン!!(2017年11月17日)
第29部までの修正を完了しました。
以降も順次修正していきます。
「甘え上手な彼女」完結
「先輩はわがまま」完結
「甘え上手な彼女2」完結
「無表情男子と千変万化な少女」更新中!
こちらの作品もよろしくお願いしなす。
アマゾナイトノベルズから電子書籍化されることが決定いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 00:00:00
664701文字
会話率:57%
こちらは【小説家になろう版】となります。最新話は【カクヨム版】として先行しております。
修正加筆を終え、完成形となった話数から順次投稿予定です。
1話あたり千文字~二千文字の短話続話方式で、長編となっております。
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【タイトル】。「澪」は「零」の誤字ではありません。プロローグを終え1話の終わりに分かる仕組みになっております。
【あらすじ】
30歳の誕生日。俺は死んだ……あっけなく殺された。
犯人は知らない女。街で肩を叩かれて、振り返ったら刺された。
何を考える暇もなく一突きで心臓を抉られて、物凄い殺意をその身で受けたんだ。
気が付けば、そこはだだっ広い空間だった。
訳も分からず、死後の世界かとも思ったが、ある人物が声をかけてきた。
その人物は自分を女神と名乗り、俺を異世界に転生させてくれると言う。
しかし、その内容が衝撃的だった。
どうやら俺は、手違いで死んだらしい。俺を殺したあの女は、別の男を狙っていたと言うのだ。
まさか30歳の誕生日、魔法使いになったその日に殺されるとは。しかも手違いで。
女神は言う、お詫びに転生特典を授けると。
いわゆるチートと言う奴だ。
正直言って、これは美味しいのでは?
つまらない30年の人生、生まれ変わって人生リスタート出来るのなら、それはそれでありなのでは?
そうして、30歳から始まる異世界転生が始まる!!
そうやって息巻いたはいいものの……
まさか赤子からやり直しとは思わなかった。
しかもなんだこれ、ド田舎じゃねーか!
剣も魔法もある異世界転生のはずが……何もないド田舎だと。
無駄に広いこの村の中で始まった転生生活……ああ、もうやる気しない。
なら、何をするかって?戦うモンスターもいない、侵略してくる魔王もいないド田舎で、やる事なんてたった一つだろう。
そうだ。恋愛しよう……
生まれ変わってやり直すのなら、30年の人生で一度も出来なかった恋愛がしたい。
最強の能力とか武器なんか知った事か。もうどうにでもなれ!!
俺はスローライフをして、大恋愛をして往生してやる!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 08:00:00
1841738文字
会話率:35%
「ようこそ、世界が繋がる場所――カフヱ=クロックヴィクトリアンに」
高校1年生の夏休み。
暇を持て余して炎天下を歩いていた波須羽澪羅(はすば れいら)は、ふと見慣れない店を見つける。好奇心を抑えきれなくて、扉を開いた先に広がっていたのはカ
フェ。歯車やらぜんまいやら、なんだか変わったインテリアが多いカフェだけど、不思議な事件も舞い込んで来るようで?
澪羅とクロックヴィクトリアンの店員たち、それと個性的なお客様によって廻り出す、非日常と珈琲のお話。
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元はアルファポリスで第4回キャラ文芸大賞のときに書いた作品でしたが、結果が堂々の圏外&今年6月にアルファポリスを閉じた関係により、小説家になろうに転記することにしました。カクヨムにも同時投稿中です。
エタもしていたので順次続編執筆しており、修正加筆も多々あります。ただしなろう版は4話までアルファポリス掲載時の文章を無修正で転記する方向性なので、いただいたなろう版の誤字報告は5話以降で反映いたします。ご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 12:00:00
81161文字
会話率:37%
ジュジュは幼いころに海で溺れたことがある。
大陸へと渡る船の甲板から波の狭間に落ちたのだ。
突然の強風に煽られてのことだった。
夏に避暑のために家族でおとずれていた島。その地からの帰途のこと。
人魚に助けられた少女と人魚の少年
。純真な幼い恋心から交わしたのは再開を願う約束だった。
【全6話】描き上がっていますので、順次投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 07:00:00
13568文字
会話率:24%