「お前は女のくせに出しゃばり過ぎだ。よって、婚約破棄をする!」
『冰の令嬢』『笑みなき鉄仮面』などの蔑称を持つエルランド子爵家の一人娘のヒストリカは、婚約者にそう宣言された上に貴族学校時代の親友に婚約者が奪われていたことを知る。
夜会の場で
こっぴどく傷物認定されたため、もう自分の貰い手はいないだろうと令嬢人生に諦めの終止符を打つヒストリカだったが、具合が悪そうにしていた男性を助けたことにより運命が一変。
社交会では醜悪公爵と囁かれるエリクと婚約する運びとなる。
エリクはもともと王城お抱えの天才宰相と持て囃されていたが、病気を患いそれが原因でゲッソリとした容貌をしていた。
しかし、幼少期からスパルタ教育を施され辞書よりも多い知識を持つヒストリカは、エリクの病気に心当たりがあって……。
これは、頭脳明晰でメンタルつよつよだけどちょっぴりズレた女の子が、仕事中毒メンタルぼろぼろ公爵様を人間らしい生活に戻していくうちに、自分の感情を思い出したり、ざまぁしたり、幸せになったりするお話。
※最初はちょっぴり頼りないヒーローですが、主人公が漢にしていきますのでご安心を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 21:10:00
201549文字
会話率:31%
「このまま家には帰さない。覚悟はいいな?」
気づいたら異世界の令嬢でした!
何もないところで転ぶようなドジな伯爵令嬢・リーゼロッテは、領地のお屋敷に閉じこもりで引きこもりな深窓の令嬢生活を送っていた。
使用人たちから『妖精姫』と慕われ
る一方、リーゼロッテは『悪魔の令嬢』と噂され!?
日本で生まれ育った知識がありながら、チートなんてみじんも発生する様子もなく、自由度ゼロの毎日に、脳内突っ込みをいれつつ過ごしていたけれど……。
リーゼロッテが十四歳のある日、王城からお茶会の招待状が。
王妃様主催のお茶会だけど、その実、女嫌いの王太子殿下のお見合い大会。
そこには会いたくない婚約者がいたから、さぁたいへん!
待ってましたのラノベっぽい展開に、退屈な日々が変わりそうな予感です?
【チート×伏線スクランブル! 異色の異世界オカルト・ラブコメディー参上です!】
~ふたつ名の令嬢と龍の託宣【なろう版】です~
※ムーンライトノベルズにて先行して第4章投稿中٩( 'ω' )و
内容はムーンとほぼ変わりませんが、一部改稿してあります
ムーン版の方がおもしろいと思うので、抵抗がなければお立ち寄りいただければと思います!
(ムーンライトノベルズは18歳以上(高校生不可)の方のみ閲覧可能です)
※アルファポリスでも投稿始めました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 19:30:00
1947407文字
会話率:44%
この世界には魔王、魔族、魔物、人間がいる。
僕たちは『冒険者パーティー「冬の精霊」』だ。
僕と4人の仲間は4年間ずっと一緒に旅をして一緒に冒険してきた。
ある日の出来事で、僕たちは『勇者一行「冬の精霊」』と呼ばれてしまい、
その流れで僕
たち『冬の精霊』は世界の最果ての魔王城に向かって魔王を倒す、という目標が冒険者パーティー『冬の精霊』にできてしまった。
本当は僕にとって魔王とか魔族とかどうでもいいことだ。
僕にとって大事なのは「冬の精霊」のメンバーだけだ。
でも「冬の精霊」のメンバーは、勇者一行として一緒に魔王を倒そうとイキイキしていて、楽しそうにしているから、僕はみんな楽しいなら、まあいっかと思うようになった。
旅の途中に僕はなぜ自分がこうなってしまったのか時々思い出す。
僕は小さい頃から冒険者を目指していた。
なぜなら、冒険者になれば僕は堂々とたくさんの生き物を殺すことができるからだ。
たくさん殺せば殺すほど、褒め称えられるから、冒険者は素晴らしい職業だと思った。
でも勇者とは違うのだ。
僕は勇者にふさわしくないのだ。
僕の中には勇者のような善良なものは存在しないのだ。
僕の中は暗くて黒くて残酷なのだ。
勇者一行の目標は魔王を倒すことだ。
でも僕の目標は・・・・仲間の目標とは違うのだ。
※他の小説も書いているため、更新は不定期です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 17:00:00
158909文字
会話率:52%
人間最強と謳われたレオン・ガルバルドは、20年間やってきた勇者を引退した。
人間と魔族が和平を結び、平和になった世で、普通の暮らしをしてみようと小さな家を購入。新生活を送ろうとした矢先、雨の中、ひとりの少女を拾う。
家出少女だと思っ
たその女の子は、なんと、勇者時代の宿敵である魔王ロレッタだった。
彼女はどうやら訳アリで、魔王城から家出してきたらしい。
実は人見知りで、陰キャ気質だった魔王ロレッタは、20年間も自分に挑戦し続けたレオンのことを「無愛想な自分に、いつも会いに来て構ってくれる友達」と認識していた。
他に行くアテのない彼女は、唯一の友達であるレオンのもとに押しかけてきたのである。
宿敵ではあったものの、因縁や憎しみがあったわけではない。
レオンは訳アリの彼女をなんだかんだと優しく受け入れる。
しかしふたりとも、料理も家事も下手。ロレッタに至っては、買い物の仕方すらわからない。
加えて、二人暮らしするには家は狭い。トイレもお風呂もない。ロレッタには服すら足りない。
大変だけれど、ふたりはなんだかんだ新たな生活を満喫していく。
人間最強と魔族最強のふたりが、時に四苦八苦、時にのんびり、時に無双しながら送る、ハートフルなセカンドライフ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 12:50:00
97105文字
会話率:53%
「志望動機は?」「世界征服です!」ノリと勢いでそう答えた高校生・ 加藤竜馬は、なぜか異世界に転移して――魔王軍の四天王に採用されました。
部下はクセ強、上司(魔王)は少女で隠れ乙女、
同僚は人間嫌いのイケメン幹部。仕事は会議にトラブル処理に
、謎の勇者の視察対応!?戦闘力ゼロなのに責任だけはバカ高いポジションで、今日も魔王軍は大騒ぎ!
「世界征服? まずは魔王城を征服」これは、世界征服を夢見た男が、なぜか内勤寄りに魔王軍で出世していく、異世界ギャグコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 22:46:08
899文字
会話率:46%
セシアは紆余曲折を経て王立学園を卒業し、無事王城に就職した。それでもまだワケあり美女のマリアとは友情が続いているし、ひょんなことから知り合った第二王子・マーカスとの縁も続いている。しがらみから解放されて、王城士官というエリート職にも就けたと
こだし、これからは普通で、目立たず、安心安全な生活を楽しもう!と意気込むものの、今日も今日とて彼女は呼び出されて「生意気なのよ!」と罵られる。仕方がない、安泰の生活を確保する為に当然売られた喧嘩は言い値で買います。何せセシアの信条は、相も変わらず徹底抗戦!!!
拙作短編「ワケあって、変装して学園に潜入しています」の続きの連載です。前作をお読みになってから、こちらを読んでいただきたいです。どうぞよろしくお願いします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 12:11:27
265093文字
会話率:39%
「お前との婚約を破棄する!!」この国の王太子が、婚約者である聖女に婚約破棄を叩きつけた時、王城の端にある監視の塔の住人、千里眼の魔術師・レイフは悲鳴をあげていた。「なんで!?聖女にこの国に留まってもらう為にお前は餌だっつったろーが、このゆ
るふわ脳内お花畑下半身野郎!!」国の平和の為には、聖女は不可欠。魔術師はぎゃんぎゃんけたたましく悪態をつきながら、現場にいる部下にSOSを求めた。「お願いヴィオラちゃん!なんとかして!」
このお話は、王城の治安維持が役目の童貞魔法使い(ダブルミーニング)とその部下の色っぽいネーチャンがせっせとトラブルを解決する話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 21:55:25
92747文字
会話率:37%
かつて天才魔術師として名を馳せた、ラヴィニア。しかしその評判はある事件によって失墜した。地位も名誉も家族も恋人も失い、追放されて王都を去って五年。田舎の村で養い子であるツバサと共に穏やかに暮らしていたラヴィニアの元に、そのかつての恋人・ギル
が迎えにやって来た。聖女である、ツバサのことを。
戦場に連れて行かれようとしている愛娘を守る為、複雑な思いを抱えつつもラヴィニアは母として王城へと交渉に向かう!すれ違った所為で拗れている恋人達の縺れた恋情を紐解く、ハッピーエンドラブストーリーです!よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 07:00:00
175297文字
会話率:42%
孤児院育ちのアル(10)は、ある日、貴族の財布を拾ったことから、生まれてすぐに里子に出された第二王子だったと分かる。王城に引き取られたものの、食事は一日一食、ほぼ監禁状態で家族は冷たい。それでも偶然知り合った隠密達や侯爵令嬢と親しくなり、天
賦の才を開花させていく。だが、弟に嫉妬した兄王子に殺されかけ、アルは城を出ていく決心をする。一方、王太子妃候補だった侯爵令嬢セラフィーナ(8)は、優しく明るい弟王子への恋心に気づくが、王子らの誕生日前日、アルは生贄として火山に送られてしまう。自意識過剰な雑草系王子がたくましく生き抜くお話。ハッピーエンドです。全26話。アルファポリスにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 11:27:09
84684文字
会話率:58%
ゲームの終焉と共に、現実が終わった——はずだった。
30歳の社会人ゲーマー・田中守は、VRMMORPG『エクリプス・オンライン』のサービス終了を見届けるその瞬間、愛するギルド拠点ごと異世界へと転移してしまう。
目覚めた先は、かつて自らが築
き上げた魔王城《マグナ・ドミニオン》――そして傍らには、自我を持ち始めた忠誠心100%のNPCたち。
「ようこそ、お戻りになられました。我が主よ」
“深淵の召喚士”マグナスとして降り立ったこの世界で、彼は最強の魔王として恐れられ、世界を揺るがす存在となってゆく。
だが――支配か、守護か。
己が力をどう使うのか、その答えはまだ見えていない。
異形の眷属たち、迫る人類の勇者、うごめく宗教と王国の陰謀。
すべてを呑み込む“深淵”の王が、いま目を覚ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 19:00:00
200845文字
会話率:34%
聖女が召喚されて一月。王城に集められた貴族の一人であるルイはそこで言葉が通じずに自分が聖女だという事実も知らない一人の少女瑠璃に出会ったのだった。
最終更新:2025-06-23 13:00:00
5478文字
会話率:44%
辺境伯令息との政略結婚を嫌がる正妃の娘のマリアッテ。そんなマリアッテに呆れて、ずっと冷遇されていた異母妹のトリシアを王城から逃がす意味もあり、彼女を辺境伯令息との結婚を進言する第二王子クレイ。そんな異母妹からのろけのような報告の手紙が来てい
る矢先に、スタンビートの前兆が現れて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 13:00:00
8772文字
会話率:48%
魔王ボイス以外は平凡な男・肥丸英雄。
声優の夢を諦めてラーメン屋でバイトする日々を送っていたところ、ある日突然、自宅に銀髪エルフのメイド・リザが現れた。魔王の使者である彼女曰く「魔王様があなたの声を欲している」とのこと。
こうして魔王城
に転送された英雄。そこで待っていたのは、とんでもなくロリで萌え声の魔王・ミャルだった。
ただ、彼女はまだ正式な魔王ではなく、英雄の声を借りてようやく魔王に就任できるらしい。ボイスルームという魔法によって声優さながらの収録部屋に送り込まれた英雄は、嫌いだった自分の声でミャルに勇気を与えるため、声勇者として奮闘する日々が始まった。
※※※
一日2~3回更新。必ず完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 04:11:53
20579文字
会話率:44%
これは魔王に征服されたある国の王女の物語。
魔王軍に攻めこまれた国の王家一族は、亡命を企てたがうまく行かず、山奥の村に隠れ住んでいた。
しかし見つかってしまい、塔に幽閉されてしまい、そのまま数年が過ぎた。
このまま、世間から忘れられたまま、
塔の中で一生を過ごすと思っていたアリシア王女たちの前に、ある日突然、魔王が美女たちを連れて降臨した!
「アリシア王女は、母親に似て結構美人だ。将来、私のよき妻になれるやも知れない」
魔王はそう言って、アリシア王女を、彼女の|義姉《あね》で美女の誉れ高いルナレイラ王女とともに魔王城に連れて行くことを決めた。
魔王の力は絶大だ。その意思に背くことは即・死罪を意味する。
それに魔王の護衛のアマンダ魔王妃は、その存在だけで背筋が寒くなるほどの死神的女剣士だ。
魔王の“意向”を実行するためなら、武力行使も辞さないという怖い顔をしている
かくして、アリシア王女は、14歳で魔王城で暮らすことになった...
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 04:11:44
1455289文字
会話率:35%
異世界転生したが生まれる場所を失敗したクレア。いつまでも恋人気分の抜けない両親に代わって弟妹の面倒を見ていた苦労人だったが……縁あって王城の錬金術師になる事が出来た。
徹夜で仕事を終え、テンションが上がったクレアは試作のアダルトグッズ・
ぜラーム1号を使ってみようと考える。そこに、クレアを王城の錬金術師に導いてくれた恩人のルシアンがやってきて……?
【サクッと楽しみたい方向けです】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 17:10:11
7440文字
会話率:54%
伯爵家令嬢のエマは、希少な光魔法の使い手。サポーターとして守護天使までついている。
けれど、このことが世間にバレたら、もう普通には暮らせない。希少魔法士として王城に監禁されるか、他国に誘拐されるか……。だから力を隠している。
「私は普通~~
~に、心穏やかな人生を送りたいの」
そう願っているのに、我の強い異母妹は絡んでくるし、両親はお金のことしか考えてないし、守護天使はやんちゃ小僧だし、人生が忙しなさすぎる。
おまけに凱旋した英雄騎士様に、ひょんなことから気に入られてしまって――?
★中短編くらいのボリューム感。シンプルなインスタントざまぁです。おつまみにどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 19:00:00
51043文字
会話率:47%
伯爵家の令嬢クロアは、兄が犯した罪によって転落した。家は取り潰し、身分も奪われて、下級メイドとして王城で雑用に励む日々が始まる。
主人の女官にはこき使われ、同僚のメイドたちには嫌がらせを受ける生活……。
クロアは社畜だった前世に思いを馳せ、
やり場のない気持ちのはけ口としてSNSを欲する。
「好きだったなぁ、前世の呟きSNS……。社畜ならぬ城畜生活、まじつらたん……」
と、転落生活の愚痴や泣き言を、地面にこっそり落書きしてしまった。――すると、なんと翌日、誰かから返事が書き込まれていた。
そこから『見知らぬ誰か』との匿名の愚痴文通が始まり、クロアは密かに心を慰められるのだが――……その相手は、『宵闇の魔導官』と恐れられる、人嫌いの魔導士ルイヴィスだった。
匿名のやり取りなので、両者はお互いの顔も本名も性別も身分も知らない。けれど、愚痴友達として仲良くなり、次第に引かれ合っていく。
そしてついには、オフ会に至り――……
(20話くらいの中短編です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 15:05:10
72139文字
会話率:35%
主人公セフィーは、十五歳の頃、聖女になった。
セフィーは感情が、一切顔に出ない質である。いつも淡々としている、真顔の聖女だ。
王城に迎えられたり、第一王子と婚約したり、第二王子に想われたり、偽聖女なんかが現れたりしようと、セフィーはひたすら
淡々と、対応していく。
ついには国外追放をされてしまうも、いつも通り、淡々と対応した。
「たとえ追放されようと、なにがなんでも、私は聖女の祈りをやめません」
聖女は怒涛の数年間を、ひたすら淡々と、真顔でやり過ごす。
――けれど、淡々としているのは、見た目だけ。心の内には、年頃の乙女らしい気持ちがあって……?
(サクッと読める聖女恋愛。ざまぁと追放は香りづけ程度。世界観はゆるめです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-27 22:09:40
16027文字
会話率:26%
エルフ族の少女アベルは、エルフの里で除け者にされて育った。ある日、アベルが家に帰ると、そこには見知らぬ二人組がいて……。この二人との出会いが、アベルのその後の人生を変える。もちろん、良い方向に!
お転婆で甘えん坊、時々泣き虫な少女の、
ほのぼの成長物語。
理想の男性像は? 父さんみたいな人!
※『転移先が大魔王城ってどういう事よ?』『白亜の騎士と癒しの乙女』のスピンオフ作品です。前作を読まなくても楽しんで頂ける構成にはなっていると思いますが、併せて読んで頂けるとより楽しめるかと思います。
※毎週土曜日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 14:42:23
617280文字
会話率:63%
魔物に襲われたアイリス。彼女を助けたラインヴァイスは左目を失った。それに責任を感じたアイリスは、ラインヴァイスの目を治す事を誓う。師弟として過ごすうち、アイリスはラインヴァイスに対しての恋心を自覚する。しかし、ラインヴァイスには心に決めた
人がいるらしく――。
『転移先が大魔王城ってどういう事よ?』のスピンオフ作品です。前作を読まなくても楽しんで頂けるような構成にしておりますが、併せて読んで頂くとより一層楽しめるかと思います。
※毎週土曜日に更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-12 22:22:41
1083705文字
会話率:58%
ある猛吹雪の日、美大生の神崎葵は怪しげな城に迷い込む。そこは魔大陸七人の王筆頭、竜王シュヴァルツの城だった。
勇者として召喚された(らしい)主人公神崎葵と、美形だけど顔も態度も傲慢な竜王シュヴァルツ。二人の恋の行方は……?
最終更新:2016-05-20 17:45:59
503885文字
会話率:56%
各地を巡る旅芸人のひとりだった道化師は、ある日、女王の密命を受けて王城に招かれる。
与えられた役目は――『女王陛下の心を癒し、お慰めすること』。
玉座に座るその人は、腐敗した貴族たちに操られ、民の不満を一身に引き受ける、女王とは名ばかりの
ただの象徴。
感情を見せず、決して笑わぬ女王のもとで、道化師は今日も芸を披露し続ける。
なぜ女王は、火刑に処されねばならなかったのか。
道化師は、果たして彼女を笑わせることができたのか。
これは、ひとつの王国の終焉を語り継ぐ物語。
たとえすべてが灰となろうとも、胸の奥に燻り続けるこの想いだけは、決して消えはしない。
※悲恋要素あり/ハッピーエンドではありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 07:03:24
117769文字
会話率:32%
世界は8人の代表者により動かされている。
かつて、世界が争いに満ちていた時代、時の精霊女王の手により8人の代表者が立てられ、平和が訪れた。そして2000年の時が過ぎ、旧魔王城には代表者を引退した8人の"元"最強と1人の弟
子が集まっていた。
これは、かつて世界の命運を握っていた者たちが余生を謳歌するお話。
※全く同じものを『カクヨム』でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 07:00:00
202027文字
会話率:42%
カテドラル王国で旧王都と呼ばれる街、アルベイル。アルベイル大公が治めるこの街には景観に馴染まぬ不思議な食堂がある。
『名代辻そば』。通称『ツジソバ』と呼ばれるその店では、黒髪黒目という珍しい容姿をしたヒューマンの店主が、ソバというこれまた珍
しい料理を出してくれる。
驚くほど安い値段で驚くほど美味いソバの数々、酒場よりも上等で美味い酒、そしてこの店に通う皆を魅了してやまないカレーライスなどが食える最高の店だ。
ある日突然、何の前触れもなく旧王城を囲う城壁の一角に現れたこの店は、瞬く間に旧王都で一番の食堂になった。
ヒューマンだけではない、エルフも、ビーストも、ドワーフも、魔族でさえもこの店の美味に魅了されている。アルベイル大公や騎士団長が人目も憚らずこの店に通っているのがその証拠だ。噂では国王までもがこの店に来たことがあるらしい。
転生者、夏川文哉が営む『名代辻そば異世界店』。
そこでは今日も訪れた人々が美味なるそばに舌鼓を打っている。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 11:21:31
744586文字
会話率:29%
――チートも勇者もいらない。ただ君と、普通に笑っていたいだけなんだ。
平凡な高校生・風間陽斗は、ある日突然、異世界へと飛ばされてしまう。
剣も魔法も使えない彼に与えられたのは――雑用係としての、地味な日常だった。
そんな陽斗を助けてくれ
たのは、王城の雑用係を務める少女・セリナ。
料理、掃除、洗濯、全部できるけど、戦えない。そんな『普通の女の子』だった。
だがこの世界で、『普通』でいるのは案外むずかしい。
王族の横暴、騎士の誇り、貴族の偏見――すべてをやり過ごしながら、
陽斗は、少しずつセリナと心を通わせていく。
だが、セリナには過去から想いを寄せる青年アッシュの存在があって――?
「俺は、君と生きていきたい。どんなに普通でも、それが一番幸せだから」
異世界だけど、特別じゃない。
これは、勇者じゃない少年と雑用係の少女が織りなす、
世界でいちばん『ふつう』で、『愛おしい』恋の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 05:30:00
35866文字
会話率:43%
かつて現代科学を極めたトップの科学者たちが、ある事故により全員幼女に転生!?
目覚めた先は、魔法が支配する中世風の異世界――だが彼女たちは決して諦めない!
物理、化学、生物、電気、情報、地質、建築、医学…
それぞれの専門を極めた元・天才科
学者たちは、「魔法」なる不確かな力に「科学」で挑む!
異世界の王都、魔導学園、魔法省、魔王城――すべてが舞台!
可愛らしい見た目とは裏腹に、爆弾、原子炉、レールガン、サイボーグ魔導兵器、衛星通信、そして……サードインパクト!?
常識ブレイカーな科学幼女たちが、容赦なく魔法世界をぶち壊す!
しかしこれはただの征服劇ではない。
失われた文明の再建と、子供たちの未来のための教育改革が、今ここに始まる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 18:06:54
52284文字
会話率:48%
ヴァシリーサの国の王女・アレクサンドラは、武闘派の国の次期国王として剣や魔法の訓練を受ける日々である。
国一番の実力者にして母である国王・アナスタシアと、兄である隣国の王子に比べて実力が伴わないことから、一部の者からは”出涸らし王女”と囁か
れていた。
18歳となったアレクサンドラの、成人の儀の最中に、王城が得体の知れない”黒いもの”の襲撃を受けてしまう。母王アナスタシアは応戦の末落命し、城は黒いものに取り憑かれ、王都は滅んでしまった。
脱出に成功したアレクサンドラは、共に助かった、教育係にして国の総司令官であるイーゴリと、黒いものの正体を解明し城を取り戻すべく、旅に出ることを決意する。
** この作品は、拙ブログにても掲載しています。 **
** 神話等参考にした部分もありますが、設定等に関しまして広いお心でお読みいただけると助かります^^;**折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-18 07:46:44
783225文字
会話率:28%