「この道、五体満足のまま通ること叶わずーーー。」
鵺(ヌエ)と言う名のバケモノがはびこる世界。
容赦無く人肉を喰らう彼らの手から逃れるべく、人類は離散し、巨大な岩壁の中へと身を隠した。
僕たちはもう、この壁の中でしか暮らせない。外の世
界へ出る事は叶わない。
…鵺(ヌエ)に食われるから?
……それだけじゃ、ない。
僕らと外界を繋ぐのは、地獄へと続く一本の道、ただそれだけ。
その道に一歩足を踏み入れれば、僕らは必ず失う事になる。
心、身体、記憶……。
運が悪ければ、その全てを。
誰もが何かを、奪われる。
…そう。神に祝福された【祈り子】を除いた、誰もが。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-28 18:28:14
19068文字
会話率:32%
かつて、第二次異世界大戦で、六大魔王のひとり、アメシストアイズを滅ぼした勇者、権俵寅吉のひ孫で、勇者軍団――通称『レギオン』のソードファイターである俺、霧島光一は、ある日、魔界からきた魔王族、ミレイユの護衛をすることになる。
そこへ襲い
かかってくる魔族のドゾ。なんとか追い返すも、今度は魔族のトリナが、クラスメートの宮古梢枝を人質にとって俺を殺しにかかった。そこに乗り込んできてトリナを魔界へ追い返したのは、『レギオン』アメリカ本部からきたソードファイター、セイラだった。
しかし、これは罠であった。セイラの正体は、六大魔王のひとり、ブラッディハウリングと下級魔族の混血だったのである。
「私が魔界で、どれだけ嘲笑されてきたのか、想像できる? 魔王城で調べてわかったわ。私が魔王族の血肉を喰らえば、純粋な魔王族と同じ素養、器が手に入るわ」
こいつの狙いは、魔王族のミレイユを喰らうことだったのだ。
そんなことをさせる訳にはいかない。死闘の末、俺はなんとかセイラを魔界へ追い返すことに成功したのだった。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-24 20:07:17
88232文字
会話率:63%
――人を喰う狼の化け物が出る。
その噂を近隣の村で知らぬ者は居なかった。
化け物は村境の山にある大きな洞窟に棲み、通り掛かる女子供を襲うのだと。人の姿に化け狡猾に誘い込み、よく肥えた舌に合う獲物を吟味して喰らうのだと--
なろうラジオ大
賞に応募するために書いた作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-24 14:26:04
920文字
会話率:16%
『悪夢の夜(アルプトラオム)』ー それは、まさしく人間を喰らう悪夢の刻。
人間を淘汰する化け物が闊歩する魔の時間。
その刻の中で、超常の力を振るい化け物を殺すひとりの少女がいた…
人ならざる力で怪物を狩る少女と、その少女を敬愛する従者
の物語。
◇◇◇◇◇
注)ほぼ月一投稿です。ごく稀に月に二話投稿します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-24 02:23:20
18732文字
会話率:43%
ダークファンタジーのような、現実の中の夢模様のような、あるひとつの愛の形
最終更新:2019-07-21 20:44:53
574文字
会話率:0%
流星に強い願いを祈ると開くとある狭間の空間
長き時間を現世と幽世の狭間の世界で生きる銀髪の妖狐がいた。
悩みを喰らうというその妖狐は一人の人間の娘と出逢い、彼等の運命は大きく動き出す
人と妖と神となどの種々多様な出逢い。出会いと別れ縁と縁。
絡み合う縁の糸が織りなす物語。
出逢いで広がる物語。 想いで深まる物語。 苦悩で絡みあう物語。
笑いあり涙ありバトルありの伝奇
之より開幕
いざ…照覧あれ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-19 22:50:06
53205文字
会話率:72%
突然幽霊になった僕。目の前に現れた彼女は、僕を貪り喰らう妖怪だった。
なろうラジオ大賞へ応募するために、「妖怪」のテーマで書いてみました。良かったら読んでみてやってください。注:ホラーです
最終更新:2019-07-12 20:11:58
925文字
会話率:0%
とあるところに、とある化物が舞い降りた。その化物は、地を食み、天を呑み、魔を喰らう。この世の森羅万象を喰らい尽くす。眼光は鋭く、一睨みされれば動きを封じられ、その声を聞けばたちまち震えが止まらなくなると言う。その化物が何処へ向かい、何を成す
のか。それは誰にもわかr「あらすじ詐欺もそこまでだ!!!」───────────────────────
フルダイブ型VRMMO〈アウターヘイヴン〉。それは、最初に与えられるたった1つの特殊なスキル以外は、アーツやレベルといった他のVRMMOであれば何れかは必ず存在するはずのものが殆どないという。ちょっと頭のおかしいゲームであった。なので、〈アウターヘイヴン〉をプレイする者は、相当のドMか頭のネジが何本かどっか行ってしまっているなどと噂される程であった。だが、「このクソゲー感がいい」とか「不自由な自由がンンギモヂィィィ」とかいう猛者たちが多く、予想だにしない人気を博してしまった。主人公はそんなゲームを第四陣としてプレイをはじめる。主人公が授かったスキルは《美食世界》というよくわからないスキルであった。
※※※※※※※※※※※※※※
この小説のコンセプトは異世界転移をゲームで。少し荒廃した世界でたった一人だけト〇コやっている。というコメディーです。頭空っぽにして気長に読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-29 15:48:52
2431文字
会話率:31%
人の心を侵食し、喰らう獣。心喰獣、通称"ナイトメア"に侵略された現代。
人々は、心の力、"心力"を手に抵抗を続けていた。
心力を糧に心喰獣へ対抗する武器"レガリア"を手に戦う守護騎
士"ガーディアン"。
心力を歌に込めることでガーディアンをサポートし、人々を勇気付ける歌姫"ディーヴァ"。
彼らによって、人々は仮初めの平和を過ごしていた。
そんな世界のある所で、少女は傷だらけの少年と出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-27 11:46:44
19439文字
会話率:28%
——この世界の秩序と安寧は、魔法士が支えている——
序列0位の最強魔法士として、皇帝陛下直属の近衛師団で暗躍する(?)、主人公の累。
彼は特異な命のサイクルの中に生きていた。
……穢れや、魔を、喰らうことが出来るのだ……。
圧倒的な
力を隠し持った超級魔法士が、身分を隠して魔法学校に潜入調査!
体術はてんでダメで、ちょっぴり世間知らずの主人公が、
従者に崇拝されながら、優雅な全寮制の学生生活を送ったり、
時々は穢れを殲滅すべく、戦ったりするお話です。
第1幕、完結しました!!
※最近は週一更新になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-24 12:18:10
173752文字
会話率:42%
肉屋の息子として生まれたダート・ハナマサは、冒険者に憧れていた。
だが街の外は危険な【ドラゴン】が大空を飛び交い、危険だった。
色々と考えた結果、ダートは"答え"に辿り着く。
「あ、ならドラゴンの肉を喰いながら冒険すれ
ばいいじゃん」
実家の肉料理レシピを全て覚え、ダートの冒険は始まる。
しかし彼は知らなった。
【ドラゴン】の肉は想像以上に美味いということを……
【ドラゴン】の肉を喰うほどに、レベルUP効果&とんでもないスキルを得られるということを……
無能な肉屋の息子でしかなかったダートは、竜の肉で最強の冒険者になる――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-22 20:46:51
41737文字
会話率:27%
アルル・ジョーカー、十三歳。
盗賊団の下で育ったろくでなしの少女は、新しい人生を求めて冒険者となることを決意する。期待に胸膨らませ、馬車に飛び乗り、大きな街を目指して走り出す。
リンネ・アルミウェッティ、神官。
"捕食者を喰らう
者"との二つ名を冠し、ベテラン冒険者へと上り詰めた悪食な神官は、しかし孤独な日々を謳歌していた。
女神の導きにより、出会ってしまった異端な少女たちは、共にコンビを組んで冒険へと繰り出していく。美味なるスライムを求めて彷徨う、飽くなき冒険心が織り成す、一大巨編超大作的なファンタジーの幕開けである。
「お味の方はいかがでしょう?」
「なにこれ、唾液味? それとも胃液味?」
「スライム本来の味です」
これは意外、美味でした。
だいたいこんな感じ!
Copyright(C)2019-ユエ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-22 09:00:00
151438文字
会話率:42%
異能と呼ばれるものに目覚める人間が増え続けている現代。異能事案管理局に所属している科戸空奏はある夜、一つの事件の最中に人間の魂を喰らう存在ソウルイーターと対峙する。
不可解な言動と話を残して去っていくソウルイーター。そちらを気にする間も
なく、空奏は道の途中で何者かに襲われている一人の少女、北野彩那を保護する。
何故少女が狙われるのか、ソウルイーターによってもたらされた不可思議な情報と共に空奏が動き出そうとした矢先、彩那が行方不明になったという情報が入る。
病室から抜け出した彩那を追った先で出会ったのは友魂同盟という団体のメンバーだった。
誰にも頼らずに自らの力だけで乗り切ろうとする彩那の小さな姿に、空奏は見失っていた想いを見出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-19 17:00:00
108342文字
会話率:49%
「うわ、マジで和と洋が一瞬でできたわ。おばあちゃん、これほんとスゴイね」
「上手にできたなあ。カノンちゃんの作ったシチュー美味しそうだわ」
「って、ルー入れただけだからっ」
すると、おばあちゃんは笑って、言った。
「ばあちゃんだって、野菜
切って、水で茹でただけだがね」
おばあちゃんはユリが作った肉じゃがの味を見ながら、ぽつりと言った。
「料理なんてそんなもんだ」
✳︎✳︎✳︎
私、堂本カノンと羽崎ユリは高校の天文部に所属する二人だけの部員。ちょっとだけ離れていると感じる母と私の距離。そんな時私はいつも、夜の空をこの胸いっぱいに吸い込んで満たしている。顧問のマッチャンやユリのおばあちゃんとの交流を大切にしながら、今日も私は星空を喰らう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-18 09:23:02
9313文字
会話率:47%
【魂を喰らう者(セイレーン)】——。
それは、人の強い欲望と弱り切った心を喰らう影である。
幼い頃にセイレーンによって母を無くしてしまった青年は【魂の帰る場所(エデン)】と呼ばれる対セイレーンの特殊任務組織に加入することになった。
《任務》
は人を殺さずのセイレーン討伐。
これは青年の過去と未来を描く『一生』である。
「——さぁ、わたくしと踊りましょう?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-12 00:05:23
20170文字
会話率:29%
黒明彰は仕事の依頼をうける。人を喰らう怪物が現れたので手を貸してほしいとのことであった。彰は現地で仲間たちと合流し怪物の捜索に当たる。時を同じくして仲間である天笠良介は一人の中学生――深川幸雄に出会う。生きる気力の感じられない彼であったが
、ある日を境に人が変わったように雰囲気が明るいものとなる。
怪物を見つけることが出来なかった彰達であったが、深川の周囲で大勢の人間が殺害され始めたことに気が付き、調査を開始する。そんな中、深川のことを知る天笠だけは乗り気にはなれない。怪物と深川に何らかの関係があることは明白であった。だが、生まれ変わりたいと強く願っていた深川の境遇を考えれば、周囲の人間を守るために調査を進めることで、やっと彼が得られた幸せを奪うというのは躊躇われた。考えの異なる彼等は衝突しながらも深川とコンタクトを取り、そして得られた手がかりを元に怪物の討伐を行う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-02 23:48:56
73065文字
会話率:45%
厖獸(ボウシュ)と呼ばれる巨獣狩りを生業としていた男は、死の淵で白く美しい女に命を救われる。女は、魂を喰らう雪山姥(ゆきやまんば)であるというが、妖と思えないほど優しく感情豊かだった。
実直男とこじれ女子のすれ違い和風ファンタジー。舞
台、設定はスパイス程度に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-25 09:56:48
14075文字
会話率:45%
とある喫茶店のマスターとメイドのお話。
■竜が人を喰らうアンソロジー「人食い竜と腹の中の君」収録作品です。
最終更新:2019-05-25 01:00:00
3577文字
会話率:25%
世間を騒がせた話題の二人の間に産まれたリュカは、継母の王妃に疎まれていた。幼い内から何度も死線を彷徨い、人から蔑まされる魔法使いに落とされる。
次の王として育つはずだったリュカは、地位にあった扱いを受けることなく、魔法使いと罵られる。
頼みの綱である父王はリュカに助けを差し伸べることもなく、王妃の言いなりだった。
魔法使いには災害と同じ扱いをされるドラゴンを退治する使命がある。そして、過度な魔法の酷使は寿命を削った。
希望のない中で育ったリュカは真っ赤な髪の娘と出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-25 00:14:20
131575文字
会話率:23%
社会科教師の島村が、突然人を喰らう狂人になり生徒に襲いかかった。
パニックの中、命かながら教室から脱出すると、他にも島村のような狂人が生徒を喰らっており、街全体がパニックに陥っていた。
一緒に逃げた隣の席の子であるサキはある考えを示す。
それは
「自己肯定感の低い人間が怪物になる」
という仮説だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-24 16:33:09
2129文字
会話率:25%