努力が才能を凌駕し、分家が本家を超えていく。
★作者個人でAmazonにて自費出版中。Kindle電子書籍有料ランキング「SF・ホラー・ファンタジー」「児童書>読み物」1位にWランクイン!
「お前みたいな無能は分家がお似合いだ」
幼い頃から魔法を使う事ができた本家の息子リーヴは、そうして魔法の才能がない分家の息子アシックをいつも笑っていた。
東にある小さな街を領地としている悪名高き貴族『ユーグ家』―古くからその街を統治している彼らの実態は酷いものだった。
本家の当主がまともに管理せず、領地は放置状態。にもかかわらず、税の徴収だけ行うことから人々から嫌悪され、さらに近年はその長男であるリーヴ・ユーグの悪名高さもそれに拍車をかけていた。
容姿端麗、文武両道…というのは他の貴族への印象を良くする為の表向きの顔。その実態は父親の権力を駆使して悪ガキを集め、街の人々を困らせて楽しむガキ大将のような人間だった。
悪知恵が働き、魔法も使え、取り巻き達と好き放題するリーヴを誰も止めることができず、人々は『ユーグ家』をやっかんでいた。
さらにリーヴ達は街の人間だけではなく、自分達の分家も馬鹿にしており、中でも分家の長男として生まれたアシック・ユーグを『無能』と呼んで嘲笑うのが日課だった。だが、努力することなく才能に溺れていたリーヴは気付いていなかった。
自分が無能と嘲笑っていたアシックが努力し続けた結果、書庫に眠っていた魔法を全て習得し終えていたことを。そして、本家よりも街の人間達から感心を向けられ、分家の力が強まっていることを。
やがて、リーヴがその事実に気付いた時にはもう遅かった。
アシックに追い抜かれた焦りから魔法を再び学び始めたが、今さら才能が実ることもなく二人の差は徐々に広まっていくばかり。
そんな中、リーヴの妹で『忌み子』として幽閉されていたユミィを助けたのを機に、アシックは本家を変えていってしまい…?
◇過去最高ランキング
・アルファポリス
男性HOTランキング:10位
・カクヨム
週間ランキング(総合):80位台
週間ランキング(異世界ファンタジー):43位折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 07:00:00
152083文字
会話率:53%
《あらすじ》
「リーファ・フォルナイゼンッ!!
お前との婚約をここで破棄する!」
アスカンテレス王国の第二王子ナッシュの婚約者であった
侯爵令嬢リーファは、夜会の席で突如婚約を破棄される。
その結果、彼女の義妹であるマリーダが第二王
子の新たな婚約者となり、
リーファは実家である侯爵家から手切れ金を渡されて、国外へ追放された。
だがそれも「全て計画通りよ!」と嘯くリーファであったが、
物事は彼女の計画通りには進まず、
結局、彼女は自身と従者を護る為に、
伝説の戦乙女(ヴァルキュリア)になる事を決意。
そして数々の試練を乗り越えて、
リーファは戦乙女(ヴァルキュリア)となり、
アスカンテレス王国とその周辺国を護る為に
不倶戴天の敵国であるガースノイド帝国と戦う事となる。
だがリーファの思いはただ一つ。
――このまま婚約破棄された追放令嬢として、
――周囲に蔑まれて生きていくなんて嫌よ。
――だからそんな周囲の偏見を私自身の手で変えてやるわ!
――私はその為に戦乙女(ヴァルキュリア)として戦うわ!
――そして戦乙女(ヴァルキュリア)としての使命を果たしたら、
――私は好き勝手に自由に生きるつもりよ!!
しかし彼女の思いとは別にガースノイド帝国とその同盟国との戦いは、
苛烈さを増し、彼女自身も最前線で戦う事になるのであった。
果たしてリーファが自由を掴める日は来るのであろうか?
最強の女性主人公が織り成す本格派異世界バトルファンタジー小説!
※無断転載は固く禁じます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 07:00:00
799342文字
会話率:24%
兄ライルのような冒険者に憧れ、冒険者になった主人公ラサミス・カーマイン。
しかし、冒険者としては何をやらせても、器用貧乏止まりなラサミス。
次第に冒険者稼業への熱い情熱も消え失せ、一人で雑魚モンスターを狩る日々を過ごしていた。
そんなある
日、友人達とのゴブリン狩りの帰りに見目麗しき女騎士アイラと出会う。
アイラから兄ライルが人類に叡智をもたらせた
禁断の果実・知性の実(グノシア・フルーツ)が絡んだトラブルに
巻き込まれた事を知る。 そして兄を救う為、再会する為、
ラサミスはもう一度立ち上がる事を決意した。
そして兄ライルと再会して、失われていた情熱を取り戻すラサミス。
ライルの仲間の『暁(あかつき)の大地』の団長である
猫族(ニャーマン)ドラガンや仲間達と力を合わせて、
知性の実(グノシア・フルーツ)が絡んだ事件をドンドン解決していく。
次第にラサミスはパーティ内でも色々な役割をこなせるようになり始めた。
ラサミスは器用貧乏を返上して、真の英雄(ヒーロー)になれるのであろうか!!
そして今、六百年の時を超えて、魔族が蘇ろうとしていた!
少年と少女が織り成す本格派異世界バトルファンタジー小説!
※2021年02月13日アクション部門・日間ランキング11位
※2021年03月02日アクション部門・週間ランキング24位
※2021年03月12日アクション部門・月間ランキング34位
※無断転載は固く禁じます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 07:00:00
1880063文字
会話率:28%
目が覚めたら知らない場所、これはもしや異世界転移では、ヒャッホウ!!
──と思った其処の貴方、残念ながらここは夢溢れる剣と魔法の中世ファンタジーではありません。
崩壊と汚染と破壊が満ちた”ポストアポカリプス”なんだなコレが!
これは乙
女ゲーでもファンタジーゲームでもない、ポストアポカリプスを題材にした洋ゲーの世界に迷い込んでしまった男の物語である。
※2023/05/09にカクヨムにも掲載を始めました。
https://kakuyomu.jp/works/16817330656968782657折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 07:00:00
690147文字
会話率:31%
現実とファンタジーが交差する魔法の世界、セレスティアを舞台にした物語の集まりです。この物語では、フェナカイトの結晶を巡る冒険や、宇宙のエネルギーと調和する古代の知恵、そしてセレスティアの住人たちが直面する試練と成長が描かれます。リアルな感情
とファンタジックな要素が絶妙に融合したこの物語は、読者を不思議な世界へと誘います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 07:00:00
227431文字
会話率:18%
サボり癖のあるテレビ局記者、岩木レンは、仕事を避けていた矢先に突発的な殺人事件の取材を強いられ、現場に出向くことに。そこで偶然犯人に襲われ命を落とすが、次に目を覚ましたとき、彼は異世界のテレビ局「エルドラ・ヴィジョン・テレビ」の記者として転
生していた!
ファンタジーな世界で、ドラゴン族との和平交渉や魔法使いの事件を追いかけるという非日常の取材が待っているが、レンは相変わらずのマイペース。異世界でもサボりたい気持ちを抑えつつ、嫌々ながらもカメラとメモ帳を手に現場へ向かう。現代での経験(?)が役立つのか、それとも全く新しいスキルが必要になるのか――彼の異世界記者ライフは、波乱万丈(?)の幕開けを迎える。
果たして、岩木レンはこのファンタジー世界で「ちゃんとした記者」として活躍するのか? それとも、またサボり続けるのか? 彼の転生後の物語は、予測不能な展開で始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 07:00:00
85440文字
会話率:34%
先祖が作った家の人形神が改築によりうっかり放置されたままで、気付いた時には家は没落寸前。
ピンチを救うべく普通の中学2年生、依る(ヨル)が不思議な扉の中へ人形神の相方、姫様を探しに旅立つ。
自分の家を救う為に旅立った筈なのに、古の予言に
巻き込まれ翻弄されていく依る。旅の相方、家猫の朝(アサ)と不思議な喋る石の付いた腕輪と共に扉を巡り旅をするうちに沢山の人と出会っていく。
知ったからには許せない、しかし価値観が違う世界で、正解などあるのだろうか。
特別な能力なんて、持ってない。持っているのは「強い想い」と「想像力」のみ。
悩みながらも「本当のこと」を探し前に進む、ヨルの恋と冒険のお話。
今日も矛盾の中で生きる
全ての人達に癒しを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 06:48:36
5020532文字
会話率:29%
性格が悪いクズの俺は、友達が一人もいない童貞の高校生。
トラックにはねられて死んで、剣と魔法の世界に転生したから、ウッキウキでスライム倒しまくって、死ぬほどレベルをあげて最強を目指した。
寿命で死んだら、また転生した。レベルは引き継いでい
た。
強くてニューゲーム。
二回目の転生で世界征服し、王になった。
しんどかったから、もう二度とやらないと誓った。
三回目の転生でモンスターになった。
世界征服とかダルいからもういい。
無邪気に最強だけ目指していたい。
そう思っていたが、三回目の世界は、糞な貴族が好き放題やっている地獄だった。
どいつもこいつもクソ調子こいててムカついたから、とことん苦しめてから皆殺しにすることにした。
俺は性格が終わっているのだ。
自己中心的でサイコパスなシリアルキラー。
皆殺し破滅計画の初手として、俺は、
「スペックは高いが、頭がおかしいとウワサの悪役令嬢」に目をつけた。
「こいつを女王にして、こいつの犬として暗躍しよう」
うまいこと力を隠しつつ、悪役令嬢の犬として、陰湿に、残虐に、シニカルに、ビターに、ダーティに、手際よく、小気味よく、カス貴族共に絶望を与えていく。
改めて思う。
やはり、俺は性格が悪すぎる。
俺ほどのサイコはそういない。
もはや、自分で自分が可哀そう。
※周りの声。
悪役令嬢『あなたほどの聖人は見たことがない。私ではなく、あなたが王になるべき』
手下1『あなた様こそ、正当なる支配者』
手下2『世界で一番優しいあなた様に、この世の全てを奉げたい』
手下3『この上なく尊き方。全ての生命を照らす光よ』
……なんで、こうなる……
ゲロ吐きそうなほどキモい連中だ。
どうやったら、性格最悪の俺を、いい人間だと勘違いできるんだ。
俺を善人扱いするのは、フェルマーの最終定理よりムズいだろ。
――これは、『性格最悪の俺が、ハンパなカスどもを陰湿にイジメる物語』だが、
――『絶対に王にはなりたくない性格最悪の俺』と、そんな俺を『聖人』だと誤解して王にしようとするバカ共との、『終わらない血みどろの闘争』を描いた物語でもある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 06:20:57
78945文字
会話率:30%
主人公の名前はロード。緩やかに逆立つ金髪とエメラルド色の瞳を持つ10才の少年である。
レジェンドオーブ・スライムというスライムが勇者として世界を救う物語という絵本を愛読書に、その本に影響を受け自分も故郷であるストンヒュー王国の衛兵を志すよう
になる。
しかし、十九才となった彼はその夢を捨ててしまう。
ストンヒュー王国の使用人となったロードだったが、ある日悪い竜が突如として現れる。
それはくしくも自分の愛読書と同じ展開だった。
怪我を治療する能力を得ていたロードは王様の命令により、竜の被害に遭った村や街に支援活動をしに行く。
そんな中、オオカミである友人の竜が近づけない山があると知り、その秘密を王国に持って帰ろうとする。
しかし、その情報を持っているレオリカン王国の王に帰れと言われやむなく帰る。
そんな中、近づけるはずもないミャーガン山に悪しき竜が現れロードに向かって剣を持てという。
そうしてレオリカン王国の国宝竜殺しの剣を手に入れたろーどは悪しき竜を退治しに行くが、そんな中ある違和感を覚える。それは誰も命を落としていないことだった。
悪しき竜に刺さっていた黒き剣を引き抜き、元の赤い竜に戻したロードは竜が異世界から来たことを知る。
異世界に行ってみたいというロードだったが、行けば二度と元の世界には帰って来られないと釘を刺される。
そして、悪しき竜もいなくなったことで事件は解決したかに見えたが、その裏で暗躍していたのは魔王アグロ―ニ、赤き竜の力を奪い、ストヒュー王国をのとった魔王もまた異世界の住人だった。
赤き竜の活躍により王国の民は全員避難することに成功した。
そして魔王の言う秘宝玉という特異な宝石の情報を得るため旅のオオカミと共に物知りな亀のお爺さんの元へ向かう。そこで魔王や秘宝玉の話を知り、打倒魔王に燃えるロードだった。
異世界からやって来た最強の魔王アグロ―ニvs真の強さを持ち帰って来たロードの戦いが今始まる。
それがこれから続く長い長い旅の序章であるとも知らずに…
渾身の力作です。多くの人に読んでもらいたく投稿を決意しました。
もし読んでみてお気に召しましたらお気に入りの方をよろしくお願いいたします。
アドバイスなどがあればコメントの方でお願いいたします。…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 06:13:53
1546904文字
会話率:51%
【あらすじ変更しました】オーバー・ロードとは世界最高クラスの職業である。就けば平民でさえ貴族の道が開ける。百年に一度、現れるかどうかの超レア職。主人公ユウトはオーバー・ロードを与えられて念願の冒険者としての道を突き進む……かに思われた。だが
、実際与えられた職業は老婆・ロード。老人専門のロード職で、効果が得られるのも老人だけ。オーバー・ロードと聞き間違えたユウトはあまりの落差にショックを受け、一生を介護職で終えるのかと肩を落とす。ユウトを憐れんだ父親は職業にピッタリな場所として僻地の庄屋の地位を買ってくれる。村は悲惨な状況に陥っている名も無き姥捨村。ユウトは姥捨て村の庄屋としての道を歩んでいく。しかし、老婆・ロードは介護職で留まるようなものではなかった。ユウトは国の情勢に翻弄されながらも、老婆・ロードの力を駆使して、愛着を持ち始めた姥捨村を守り、発展させるべく奔走する。さあ世界よ、刮目せよ。これが老婆・ロードに率いられた見捨てられた老人たちの力だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 06:10:00
389656文字
会話率:34%
記憶を失くした拳法家の馬尊はダンジョンの地下百層で聖獣のピーさんと出会う。馬尊とピーさんは地上への脱出を決意。ピーさんの見立てによると、馬尊は南斗戦羅漢拳の遣い手。世界のトップクラスには勝てないが雑魚には楽勝。幸い、ダンジョンの雑魚モンス
ターはそれほど強くないので地上に脱出するだけなら問題ないように思えた。
だが、ダンジョンには一癖も二癖もあるネームドモンスターやトラップがあった。命に関わるような、関わらないような、まにょまにょっとした障害を切り抜け、二人は緩く地上を目指す。果たして、地上はあるのか、出て行く決断が正解だったのか、ここに二人の漫談のような緩い冒険の旅が始まる。基本気軽に読めるコメディ・ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-07 14:45:44
37369文字
会話率:34%
【あらすじ変更しました】
2020.6.4 第一話、第二話、第三話、第四話、第五話、第六話、第七話、第八話を漫画で読めます。「目次」の下ないしは「あとがき」の下の【マンガ第〇話】をクリックしてください。
「……ご主人様と呼ぶな。俺の名は
ヘイズ」
紫色した天鵞絨(ビロード)の皮膚の羽、鋭い爪を持つ悪魔(インプ)の俺だが、元は人間。転生前の名は兵頭。褐色の肌に幼気な(いたいけ・な)涙の露……ダーク・エルフを拾ったのも、行きがけの駄賃、生贄奴隷のマリアは策略に便利な手持ちの駒だ。首尾よく謀り、ボルカニア地方のオーク軍の女少佐、氷のようなボレットと契約。サディスティックな女王然のエリートにチンケな悪魔と信じこませた。
俺の真の目的は、ただただ強くなりたいがため。戦乱に生まれ、乾いた策略を巡らせ、ずる賢く立ち回り、孤独に生き抜く……魔神サイドに着く「オーク 」VS. 神サイドの「人間」の戦い。戦場に舞い散る活きのいい魂を回収し、命の無念を吸収し、成長し続ける。
ついに俺は種の限界を超えた。でも俺の求める「強さ」に終わりは見えない。戦火をくぐり、英雄が乱立する時代の闇に巣食うーー計算高く、冷徹非情でないと生きて戻れない戦場で、黒魔術を使い、敵陣、味方陣の狭間を飛び交う、文字通りの蝙蝠だ。上手に争いごとを煽り、焚き付け、一人でも多くの死者を増やすのが目的……
だが、人に、神秘に、伝説に、魂の芯を揺さぶられる。人はなぜ生き、どこに行くのか。人でない悪鬼に生まれ変わっても俺は俺なのか。とっくに捨てたはずだった「人間の感情」に戸惑う。累々と続く見慣れた屍を踏み越え、今、ただ立ち尽くすーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-19 18:00:00
173381文字
会話率:29%
「セ界の白星配給所」ことプロ野球史上屈指の最弱球団、東京新宿イディオッツ。
大便秘打線&爆炎投手陣がガッチリすれ違い、今日も今日とてファンを怒り狂わせるのであった。
※一話完結ですので、どっから読んでも大丈夫です。
※作者的には、最新
話から遡って読んで頂くのがオススメです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 06:01:17
2472993文字
会話率:42%
Getting lost while travelling is one thing. Getting lost while homecoming is different. I would learn with time, but the
beginning sure would hurt.
But over time...
I would grow, and evolve, endlessly. Or, well, until I meet my fate.
Until then...
As an unexpected friend would tell, many years later:
There is chaos in life,
And we both like it.
So began my journey into an unexpected new world.
R.
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 06:00:00
5477555文字
会話率:0%
ここではないどこかの世界のどこかの都市に、ひとりの小柄な少年がいた。
ちょっとヲタな友達や幼馴染とのんびりと日常を過ごし、青春を謳歌する。
そう…… 彼はどこにでもいるような、平凡な男子高校生に過ぎないのだ。
彼が、とても不思議な体験をして
いるという事には、誰も気がつくまい……
これから話すのは、そんな平凡な男子高校生が体験した不思議な出来事だ。
そこは、不思議な出来事が、不思議ではなくなるかも知れないという世界。
いや、それほど御大層な話でもないか。ちょいと珍しい話ではあるけどね。
そこで彼がどのようなな体験をしたかを、知りたいかね? ……よろしい。
それでは、物語を始める事にしよう……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 06:00:00
182901文字
会話率:13%
平均寿命約40歳の獣人の国で43歳の葉月はどう生きるのか?
*「私、獣人の国でばあばになります!」を全年齢・方言なしで改稿しました。導入は一緒ですが、違うお話になりましたので、題名を変更しました。「私、獣人の国でばあばになります!」と比べて
お楽しみ下さい。
【あらすじ】
松尾葉月(43歳)は、陰キャでコミュ障のため、結婚も就職もアルバイトも経験がない。現在は亡き両親の跡を継ぎ、小規模な農業を営みながら、妹の弥生(41歳)とその双子の子供たちと共に古民家で暮らしている。
葉月はお人よしで騙されやすく、様々な詐欺被害に遭ってきたため、家族や幼馴染から過保護にされている。
ある日、葉月は自分が家族にとってお荷物だと感じ、古い手鏡の中から現れた女神に「誰も知らない所に行きたい」と願う。すると、剣と魔法のファンタジー世界に転移し、獣人の国に保護された。しかし、その国では平均寿命が約40歳で、葉月は老い先短い老人とみなされる。
役立たずとされ追い出された葉月は、ムキムキマッチョの獣人に助けられるが、日本からの転移者とわかると森に置き去りにされる。葉月は自分の居場所を探し、誰かに必要とされ愛されることを願いながら、獣人の国での新たな生活を始める。
※他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 06:00:00
11861文字
会話率:44%
(この家に私の居場所は無いの? 仲良し家族と思っていたのは私だけだったの? )
43歳にして家事手伝い。結婚も就職もアルバイトさえした事が無い葉月は家を出て自活する決心をする。
腰まで伸ばしていた長い髪を肩口まで切り、古い手鏡の
前に置くと女神が現れた。『誰も知らない所に行って普通の人になりたい』という願いを叶えてくれると言うのだ。それに、手鏡を通していつでも女神と話ができるらしい。葉月は手鏡と共に異世界に転移する事に決めたのだった。
どことなくアジアを思わせる剣と魔法のファンタジーな世界に転移して、獣人の国に保護されたが、奴隷となってしまう。しかし、激安で叩き売りされても買い手はつかない。
平均寿命約40歳の獣人の国では葉月は老い先短い老人でしかないのだ。
……それなら、好きに生きても良いよね!
ばぁばとして生きる覚悟をした葉月のおばあちゃんの知恵袋はどう活かせるのか?
そして『普通の人』になって、誰かに必要とされ愛されたいと願う葉月の居場所はどこにあるのか?
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ご都合主義です。ゆるい設定です。
女性の年齢に対して偏見のある異世界です。了承していただけた方のみお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 21:27:37
199526文字
会話率:55%
締切に追われ、完璧を求めすぎた果てに、二十七歳で命を落とした映像クリエイター・紫京院英恵。
目覚めた先は、「祝福の雫」という不思議な力が宿る光の谷。今度の人生では、エマ・ヴァンローズという織り手として生きることに。
誰かの心を温める布
を織り、大地の恵みを育て、仲間たちと笑顔を分かち合う。
前世で見失った大切なものを、今度は一針一針、丁寧に紡いでいく──。
これは魂を癒す、心温まる転生ファンタジー物語……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 06:00:00
25204文字
会話率:47%
深い森の奥に、一人の少女が住んでいた。
彼女の名はエリザ。
世間から隔絶された環境で、自然と一体となって生きてきた彼女は、知らないうちに人々から「森の魔女」と呼ばれていた。
ある日、エリザの前にルークと言う一人の少年が現れる。彼は病
に苦しむ母を救うため、ある決意を秘めてやってきたのだった。
二人の出会いは、互いの人生に大きな変化をもたらす。エリザは初めて「他者」という存在を意識し、ルークは自然の力と魔女の真の姿に魅了される。
しかし、エリザが守り続ける秘密と、ルークの背負う宿命が、二人の関係に影を落とし始める。
自然の力と人間の絆。原始の叡智と現代の葛藤。相反する要素が交錯する中、エリザとルークの物語が幕を開ける。
彼らの運命は、どこへ向かうのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 08:00:00
39049文字
会話率:34%
魔力なき無能と蔑まれ、王位継承権を剥奪され追放された第一王子ルシウス。
しかし、その運命は古代遺跡での邂逅により一変する。眠れる才能に目覚めたルシウスは、「漆黒の覇王」として世界に名を轟かせていく。
仲間との出会い、因縁の対決、そして
故国の危機。
様々な試練を乗り越え、ルシウスは理想の国家建設へと歩を進める。
果たして彼は、追放した者たちへの復讐を果たせるのか。
そして、魔術と科学が融合する新たな世界を創ることはできるのか。
王道ファンタジーの枠を超えた、壮大な魔導国家建設ストーリー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 17:20:00
9859文字
会話率:43%
令嬢フランチェスカはある日、この世界が『裏社会の男たちを攻略対象にした乙女ゲーム』の中であり、自分がその世界のヒロインであることを思い出した。
このゲームのメインストーリーでは、婚約者レオナルドこそが最大の敵。
フランチェスカの日常は、こ
の悪役に引っ掻き回されてしまう運命なのだ。
だが、問題はそんなことよりも……。
「――……私!! 前世で過ごした日本でも、『極道一家の孫娘』だったんですが!?」
女子高生だった前世でも、常に命の危険があり、恋愛はおろか友達も出来ない始末。『生まれ変わるなら、今度は普通の家庭で過ごしたい! あと友達欲しい!』そう願っていたはずなのに……?
「ファミリーは文字通り家族だわ。この家に逃げ込んで来たというのなら、たとえあなたが悪党だろうと、私は絶対に見捨てない」
前世で培った極道の仁義を、今世も発揮してしまうフランチェスカ。
挙句、婚約破棄したかった黒幕レオナルドには、何故か執着され始める。
「可愛いな、フランチェスカ。愛しているから、どうか俺を退屈させないでくれ」
「絶対に嫌! 私はあなたの玩具じゃないの!」
だって今度こそ、平穏な人生を送りたい。
フランチェスカは、婚約者を筆頭にした悪党たちに溺愛されそうになりながら、必死に『普通の生き方』を目指すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 06:00:00
606111文字
会話率:48%
『欠けている王女』と蔑まれ、辺境に幽閉されていた6歳の王女クラウディアは、その日すべてを思い出した。
自分の前世が伝説の魔女であり、数多の魔術師を従えていたこと。けれども今世では継母に追い出され、冷遇・搾取されていたが……。
「私の塔が
汚れているわ。少し『お掃除』が必要かしら」
邪魔者を一掃し、かつて世界を揺るがした魔法の実力で、悠々自適な生活を送り始めたクラウディア。
黒髪の美少年だが不愛想な従僕・ノアと共に、高度な魔法で住環境を作り変えていく。
「謝るから王都に戻ってこい? 王位継承権を与えてやる? 自分の魔法でいくらでも贅沢が出来るのだから、全然興味が湧かないわ。ふわあ、むにゃむにゃ……」
「おい。どうして俺の膝で寝るんだ」
使いまくった魔法の反動で眠たいクラウディアは、不本意そうな従僕に抱っこされ、今日もくうくうと寝息を立てるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 06:00:00
572851文字
会話率:49%
血まみれウェディングドレスで自らの婚礼に現れ、復讐を始めるつもりのお姫さまと、キスしておいて協力者にはなってくれない、冷たくて美しい夫のお話
※ハッピーエンドの恋愛ファンタジーで、強い女の子が欲しいものを手にして幸せになります。
最終更新:2024-05-25 00:16:03
133655文字
会話率:48%
治安の良いハイザンジェル王国に、ある時を境に出現し始めた魔物の群れ。魔物と戦う任務を受けた騎士修道会は日を追うごとに死者が増え、状況悪化は総長ドルドレンの手に負えないところまで来ていた。
当てにならない王城の会議の帰り道。ドルドレンは森
の泉で一人の不思議な女に出会う。実はこの女は別の世界から転移してきたのだが、女はそれを口にすることが出来なかった。
保護した不思議な女・イーアンとの距離が近づいていくドルドレン。ある日、彼女の小さな提案を受け入れたことから変化が起こり始めた・・・・・
魔物の被害と戦いを国の潤いに変えていくビジネスを起点に、大人事情あれこれ、恋愛も謎解きも混じる物語。
*以下、ご案内とご連絡です。ご一読をお勧めします。
○この物語の傾向として、誰にでも親しめるキャラクターは登場しないかも知れません。
そのため、「感情移入・共感出来ない」等の感覚は、人によって起こります。
一般的、常識的、理想等には、沿わない風合いを持つ物語かもしれませんため、ご了承下さい。
感想・ご意見にそうした内容が混じる場合、読まれませんことをお勧めしています。
○「魔物資源活用機構」はIchen個人の作品であり、どのようなご意見を受けても、内容・表現の変更はありません。文字通り、誤字脱字以外は受け付けておりません。
○気分が悪く読めない等のご感想は、個人的な感覚と判断し、ご返信対象にならない場合があります。
誹謗・中傷と思われる感想には、予告無く削除する対処をとる場合があります。ご了承下さい。
※1. 物語の内容、及び、傾向への感じ方は個人差が生じます。宜しければ最初に、物語へのご感想の項をご一読頂けますことをお勧めします。
※2. 基本設定の一部についてのご案内:登場人物年齢設定は、30代~50代の壮年・中年期です。
物語の中心人物及び、周囲人物の性質・行動について、癖や問題や過去を抱えた人々が、自分を見つめながら進む物語設定のため、ご了承下さい。
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キーワード設定は少ないです。人により『逆ハーレム』『ギャグ』と感じる場合があるようです。
ハーレムを意識もしていませんし、ギャグもいつもではないため、タグに付けません。
長い物語進行に必要なため、その傾向がある数百話を連続することがあります。一貫ではないことをご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 05:20:00
13820743文字
会話率:39%
気が付くとそこは、草の森だった。元人間の主人公は、獣の姿で目を覚ますが、そこは知らない世界、初めて見る動物、咬まれたらヤバそうな蛇、破壊しながら突進してくる、巨大なイノシシ。何もかもが初めて尽くしの中で、ラノベ知識を駆使して、生き残りを図る
。
森の中での生活に慣れた頃、人間の存在を知る。
前向きで、ワーカホリックな主人公が織り成す、自重しないファンタジー。
主人公の未来に待ち受けているのは!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 05:00:00
1262896文字
会話率:62%
アイドルとして活動する石崎美禰子はライブ中にファンタジーな歌でパフォーマンスしている最中に白い光に包まれ意識を無くす。
気がつくと、知らない世界に飛ばされ、聖女として崇めらるが、水晶に手をかざすと、聖女じゃない!?
捨てられた同然に手
切れ金とともに追い出されて、さぁどうしよう。。。
とりあえず、どうにかして生きて、元の世界に帰る方法を探さないと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 04:00:00
379167文字
会話率:33%
異世界でとりあえず格闘技でお金を稼ぎたいナオは、冒険者のアランと出会う。スライムチョップでレベルを上げたいナオだが...
どうなるか分からない系ファンタジー!
最終更新:2024-12-04 03:58:12
68922文字
会話率:39%
神々の戦い『聖邪戦争』より200年・・・。封印された邪神の復活を目論む者が現れる。
邪神復活の儀を阻止せよとの信託を受けた王達は邪神復活を阻止する為の冒険に出る。
これは神より加護を得た12人の王と、それに巻き込まれた1人の青年の物語である
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 03:34:43
790812文字
会話率:36%