先祖が作った家の人形神が改築によりうっかり放置されたままで、気付いた時には家は没落寸前。
ピンチを救うべく普通の中学2年生、依る(ヨル)が不思議な扉の中へ人形神の相方、姫様を探しに旅立つ。
自分の家を救う為に旅立った筈なのに、古の予言に
巻き込まれ翻弄されていく依る。旅の相方、家猫の朝(アサ)と不思議な喋る石の付いた腕輪と共に扉を巡り旅をするうちに沢山の人と出会っていく。
知ったからには許せない、しかし価値観が違う世界で、正解などあるのだろうか。
特別な能力なんて、持ってない。持っているのは「強い想い」と「想像力」のみ。
悩みながらも「本当のこと」を探し前に進む、ヨルの恋と冒険のお話。
今日も矛盾の中で生きる
全ての人達に癒しを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 07:13:20
5265672文字
会話率:30%
<もう何処にも楽器が無い世界のとある酒場に、ぽつんとピアノがある話。>
作者ホームページ【edge-W | https://edge-w.takandan2.net/】と重複掲載しています。
※セクシャルな行動、会話の場面が存在しますので
、苦手な方は引き返してください。
----------------------------
20年以上前に書き始め、終わりが見え始めた頃に手が止まってかなり間が空いたのですが、何事もなければ2025年中に完結出来そうなめどがついたので、「小説家になろう」には小分けにしたものを掲載してくことにしました。
「~なろう」では、エピソードタイトルに通算の番号を添えています。[(ここ)]
更新はホームページ上の1ファイル分で行いますので、大抵の場合は、複数エピソードが追加されます。
----------------------------
>21世紀始まった年に未来物として書き始めたものなので、今の人にはもうピンとこなかったりかなり的外れに思えたりするかもしれませんが、そういうものだとあらかじめ御了承ください。
>ホームページ掲載分とは差異があります。画面デザインや演出等の点で、「ほぼ完全版」と云えるのはHPのものです。宜しければそちらも見て頂けると嬉しいです。
※加筆修正は、ホームページ上のファイルを優先しますので、「~なろう」に必ずしも反映されるとは限りません。恐れ入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 23:00:00
390303文字
会話率:39%
アンティークショップの長椅子で眠りから覚めるターシャ。そして宮廷での生活が始まると自分の立場が悪役令嬢であることに次第に気づき始めると、王女や侍女たちとの人間関係が次第にギスギスとなり始めるのだった。そんな悪役令嬢だらけの宮廷に突如として
現れたイケメン貴公子の略奪に巻き込まれてゆく……☆☆☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 12:12:10
254299文字
会話率:35%
中央に湖があり、それを中心に放射線上に道が走る。
湖を大きく囲むように大小12の山があり、山頂には神社が立つ。
湖の中央には、小島が一つありそれ自体が神宮となっており一本の橋でつながっている。
更に湖に沿って走る道の脇には8つの寺が存
在している町
遠くから見れば、いや上から見れば町が時計の文字盤のように見える街。---市。
戦国時代には難攻不落の自然の要塞と言われたり、
戦いの無い世では、水路もあるので自然都市なんて都合のいい言われ方もしている。
太古からある町。別名アンティーククロック(年代物の時計盤)と呼ばれ現在は観光都市になっている。
交通の便もよくまた治水もしっかりとしており、住むにはいいのだが昔ながらの村制度が未だに根ずく面倒な土地でもある。
京都、大阪、奈良の県境あたりに位置し、程よく大都市から離れており
多少高地でもあるので寒いのは玉に瑕(キズ)である。
その街で行われる儀式に巻き込まれた少年と
その儀式に巻き込まれることを嫌がる少女が、理不尽な存在に立ち向かう。そんな物語。
アンティーククロック(年代物の時計盤)という別名で呼ばれる街で起きる不可解な現実。
そして、12の刻印者で奪い合う理(ことわり)と方位の欠片。
禍(わざわい)が夜を走るとき、凶刃が不幸をまき散らす。
そんな中、少年は、怒りのまま叫ぶ「お前らが弄んだ人たちに詫びてこい!」
少年は、現実世界で非常識な存在相手に戦いを挑む。
自ら手に入れた非常識な能力を使って。
短期でやります。
もし、評判が良ければ続けます。
その時は、皆さんに助言を追わせていただきますのでお願いしますね折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 06:57:37
117891文字
会話率:19%
『不可思議を。思い議りましょう』
阿僧祇那由多は霊能力者である。そして同時に探偵でもある。謂わば『何でも屋』であり、日頃から様々な依頼を受けてはそれを解決する。全く以ってよくある話。不思議な事などなにもない。……の、だろうか? 今日もアン
ティークショップ兼探偵事務所兼霊能事務所『恒河沙』には客が来る。『執着』という名の『のぞみ』を、めいっぱいに携えて。客が求めるのは不可思議か、それとも思い議ることか……。
━━━━━━━━
※本連載は外部サイト『カクヨム』にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 06:22:14
4637文字
会話率:31%
アンティークなデスクの向こう、革製のロッキングチェアに収まっている小柄な女の子。に見える成人女性。その『記録的な』低身長と童顔は、『如何にも人生経験豊富なご老体が座っていそうな椅子』に似つかわしく無い筈なのに、今日もやけに様になっている。
きっとバレンシアオレンジを彷彿とさせるようなハッキリとしたオレンジ色の革と、彼女のパーソナルカラー(所謂スプリングカラーとかイエベ春と言われるようなタイプ)が調和しているのだろう。
ブラブラと足を放り出して、完全に椅子に抱き込まれている様な彼女には、似合うかどうかはさておき、実用性の意味であの椅子は不釣り合いなのだが、本人曰く、『地に足つかないのが楽しい』らしい。
僕も『彼女が楽しいなら何より』と思っている。
軽いパーマの掛かったロングヘアーは栗色で、恐らく亜麻色という言葉を連想する人もいるのだろう。
つまり阿僧祇那由多は今日も可愛いということだ。
阿僧祇那由多は霊能者のようなもので、僕は彼女の助手のようなものである。彼女は独特な視点で物事を見、様々な事について疑問を抱き、それを僕に語ってくれる。ブレインストーミングにも通ずる点があるそういう話し合いは、僕に取っては彼女と関われる至福の時間でもあるのだが、これは彼女は知らないだろうし、気づかれないようにしないとね。
今日も彼女との談義が始まる。それはいつも、『ツッコミどころ』から始まるのだ。
━━━━
※本連載は外部サイト「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 04:08:23
17725文字
会話率:62%
【イケメンで優しくてオバカな兄と、彼に振り回される金髪美青年な弟のクレイジーで明るい日常】
日本で錬金術の研究をしながらアンティークの店を経営している、仲良し兄弟のアレクとジェル。
彼らの日常は英雄や神様が来店したり、異世界に飛ばされたり、
宇宙人に遭遇したりといつも不思議なことばかり。
ゆる~く読めて毎回ハッピーエンドなコメディ短編集です。
一話完結のオムニバス形式でどの話から読んでも大丈夫です、気になったタイトルからどうぞ!
【人物紹介】
アレクサンドル:愛称「アレク」兄。
黒髪碧眼の超絶イケメンだけど、無邪気でやんちゃなトラブルメーカー。
ロボットアニメが大好き。
アンティークの仕入れでたまに海外に出かけている。
ジェルマン:愛称「ジェル」弟。
アンティークの店「蜃気楼」の店主。読書家で物知りな錬金術師。
金髪碧眼の超美形だけど、お金の事にうるさめでオカン気質。
白ノ守尊:愛称「シロ」
「蜃気楼」がある土地の守護をしている氏神様。アレクやジェルとは友達。
見た目は子ども、でも実際は495歳。
ジン:愛称「ジンちゃん」
ランプの魔人。ガチムチのオネェ。
「蜃気楼」のお得意様。
※この小説はノベルアップ+とアルファポリスにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 17:00:00
406354文字
会話率:55%
【不老不死がこんなに楽しくていいの⁉お気楽癒し系コメディ!】
不老不死が叶って三百年以上も生きているアレクとジェルの兄弟。
明るく勇敢で心優しい兄。
世間知らずでちょっと高慢だけど、魔術と錬金術を使いこなす弟。
そんな二人が日本で錬金術の研
究をしながら、アンティークの店をオープンした。
そこへやってきたのはなんと神様と魔人。
彼らは兄弟に次々といわくつきの品や難題をもってくる。
そして兄弟の行動範囲は世界中だけでなく、悪魔たちが暮らす魔界にまで広がって……?
長い人生をハッピーに面白おかしく生きている彼らの、普通じゃないドタバタな日常を描いたオムニバス形式の癒し系コメディ短編集。
ジェル(ジェルマン):金髪碧眼。知識豊富だけど世間知らずでチョロい美形。
アレク(アレクサンドル):黒髪碧眼。ジェルマンの兄。無邪気で可愛い脳筋イケメン。
※この作品は「それは非売品です!~残念イケメン兄弟と不思議な店~」をコンテスト応募用に改稿+再編集したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 22:20:00
104754文字
会話率:55%
現代ファンタジーコメディ「それは非売品です!」の番外編です。
1話完結で予備知識ナシでも読めます。
アンティークの店を経営する仲良し兄弟のアレクとジェル。
今日はふたりでショッピングモールにやってきたのですが、好き勝手にあちこち行こうとする
アレクにジェルは振り回されっぱなしで……彼らのコミカルな日常をお届けします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-05 19:30:47
6285文字
会話率:58%
夜の帳が静かに街を包み込むころ、誰もが見落とすような裏路地に、小さなカフェがひっそりと佇んでいる。
「Café Fallen」
昼間は通り過ぎる人々の目にも留まらないこの店も、夜が訪れると、不思議なことにふと足を踏み入れる者が現れる
。まるで導かれるように、あるいは引き寄せられるように。
店内に入ると、そこには穏やかな時間が流れている。
暖色のランプが優しく照らし、古びた木製のカウンターには艶やかな光が滲む。壁に並ぶのは色褪せた古書の数々。アンティークの時計が静かに時を刻み、レコードプレイヤーからは低く甘やかなジャズが流れている。
カウンター席と、小さなテーブル席がいくつか。決して広くはないが、それがかえって店全体に秘密めいた親密さを与えている。
そして、何よりも――この店には、奇妙な力があった。
「ここに入ると、人は悩みを話したくなる」
それは、無理やり引き出されるものではない。けれど、気づけば心の奥に沈めていた言葉がするりと口をつく。まるで、この店そのものが、訪れた者の魂にそっと触れるかのように。
ルイス・ファーレンは、そんな店の主だった。
黒髪に整った顔立ち。洗練された黒いベストに白いシャツ。長身の彼がカウンターの向こうに立ち、優雅な所作でカップを磨く姿は、どこか貴族のような気品をまとっている。
彼の微笑みは穏やかで、声は落ち着いていて心地よい。
しかし、客は誰も知らない。
彼の微笑みの奥に、もう一つの顔が潜んでいることを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 12:36:34
19782文字
会話率:39%
男子高校生、浅桜幸臣はとある休日に友人と東京へ旅行に行く。上野、浅草、スカイツリーなど様々な場所を巡って、一行は一日を満喫した。
夕方になり、帰ろうという話になった彼らは、駅へ向かう道すがら蚤の市が開かれているところに通りがかった。どう
せならと見て回る中で、幸臣は奇抜な見た目に惹かれ一体のアンティークベアを購入する。
家への帰路につき、部屋で荷物を広げる幸臣。お菓子やキーホルダーなどの土産物を傍にどけ、蚤の市で買った人形を飾り、人形の入っていた袋を捨てようとしたときに、幸臣は袋の中に、奇妙な石がひとつ転がっていることに気がついた。
石は、その内側にかすかな光を孕んでいる。
幸臣がそれに気づいた瞬間、狙い澄ましたかのように部屋の明かりが消えた。
月明かりだけが照らす部屋。暗がりの中に幸臣は奇妙なものを見る。
暗がりより、なお黒い影──ソレは、幸臣の買ったアンティークベアから伸びていた。四肢を歪に動かし、這うように動く身体を突き破るようにして。
「……ッ!!?」
部屋を飛び出た幸臣は衝動に任せて走り、そのまま外の夜闇へ逃げこんだ。
手の中で明滅を繰り返し、輝きを増してゆく石に気付かぬままに──。
※ホラー小説ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 17:30:00
95234文字
会話率:21%
自然の中に生まれた、全宇宙を構成する十二の現象。これらの現象は古くより「ANTIQUE(アンティーク)」と呼ばれ、畏敬の対象とされてきた。
果てしない闇の空間、「虚無」より生まれた不自然な存在である”魔族”がその闇を抜け出し、現宇宙を支
配しようと活動を開始する。
この動きに気づいた世界を司るANTIQUEの精霊達は、自らの相棒となって戦う十一人の人間を見つけ出し、魔族に立ち向かう事を決意する。
宇宙の誕生と同時に生まれた最古のANTIQUE、”始まりの存在”は、プレアーガと呼ばれる惑星にあるアスビティ公国のその公爵令嬢であるココロをバディと定め残りの仲間を探し始める。
始まりの存在から全てを聞かされた十四歳の少女ココロは、この運命を受け入れANTIQUEの能力をその身に宿し、世界の未来を賭けて魔族と戦う決意を固める。
果たしてココロはまだ見ぬ仲間、ANTIQUEの能力者達を無事見つけ出し、恐るべき魔族の手からこの世界を守る事ができるのか?全宇宙の未来を賭けた人と精霊達の壮大な冒険が幕を開けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 15:40:39
2793324文字
会話率:53%
もう世間ではおじさんと言われる年齢の男が、暇つぶしに登録したサイトはもしも犯罪者ならを語り合うサイトだった。主人公はそのサイトで登録した名前はかつて犯罪界のナポレオンと評された男の名前。その名前に惹かれ数々の事件が主人公を動かしていく物語
そして主人公が事件を通じ過去に立ち止まってしまった自分の時間を再び動かす
日々変わる空の色。でも忘れられない空もある
主人公の空の色は再び塗りかわることはあるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 18:36:25
37185文字
会話率:62%
退屈なひと時から始める冒険は、選ばれた者しか出来ない
選ばれる者とは?
それは退屈である事が条件である
主人公も、その日はいつもと変わらない日だった。
毎日のように携帯をいじり、退屈な時間をなんとかやり過ごしていた。
しかし、おか
しな携帯アプリゲームをインストールしてしてしまった。
周りの評判は悪かったが、始めてみた所、いつの間にかこのゲームに世界に心が入り込んでしまい。
単純でありふれたゲームの中だからこそ、それぞれの価値観の違う人と出会う
一方的に自分の価値観を押し付けてしまうのか?
その中で出会う者たちは、敵?味方?
そして今日会う職業は?
そのスキルは一体どんなスキル?役に立つの?
日々変化を探そうと考えだす物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-26 20:25:16
10629文字
会話率:21%
ある一人の教師が部屋から不自然な音を聞く。
あきらかに誰もいないはずの部屋、疑問に思い建物自体の過去を探ろうと資料を探す。
しかし、見つかる資料はどれも遠い過去に辿り着けない。
不思議に思い建物の持ち主である父に相談するが、父は過去を知る者
であり、過去を隠そうとしている人物だった。
やがて教師は建物に入ることが出来ないようにされてしまう。
教師は隠そうとした過去を探るため、好奇心が強く、底知れない潜在能力を持ち、仲間に恵まれた生徒が現れるのを待ち、行動に移る。
生徒は予定通り過去を知ることに成功する。
しかし、生徒の好奇心と戦闘センスが、この大地に存在しない魔法を習得してしまい、過去を知ってしまったことを父に悟られる
生徒の存在は過去に通じ、今後の計画に支障を来すと考えた父は、モンスターを利用して生徒と共に存在を消す計画を実行する。
消された生徒の仲間達は、生徒の残した手掛かりから、この島は仲間達を見捨て世界から逃げ出した島である過去を知り、生徒の救出作戦と過去から逃げ出した原因である呪いの解放をめざし、人間以外の生き物と心をかわし冒険して行く。
仲間と協力し過去をにあった出来事を清算する中で、出会い、別れを経験し辛いことにも向き合う大切さから、すべて失ってはいけない事を考えるようになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-08 21:55:42
159916文字
会話率:17%
あらすじ
「あらまあ、世界が滅んでしまったの?」
長い封印を破り、目を覚ましたのは、かつて人々に恐れられた呪いの人形。
復讐の時を迎えた――はずだったが、世界はすでにゾンビの群れに蹂躙され、崩壊していた。
だが、彼女にとっては、そんな
ことどうでもいい。
何しろ、人形は**“生きていない”**のだから。
ゾンビたちは、血の匂いもしない彼女には見向きもしない。
「まあ、便利ですこと。」
終わった世界を悠々と歩く、呪いの人形。
誰も止める者のいないこの新世界で、彼女は自由気ままに”死者たちの世界”を満喫することに決めた。
壊れた町でアンティークドールの衣装を漁り、乗り捨てられた車を走らせ、時折、ゾンビの少女を冷蔵庫で保存しながら――。
これは、不老不死の人形が、終末の世界で気ままに旅をする物語。
ちょっぴり不気味で、だけどどこか可愛らしい”ほのぼの崩壊コメディ”、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 08:00:00
7401文字
会話率:18%
変わったものが好き、人とは違う視点でものを見つめる事をこよなく愛する風変わり女子高生、岩久琴美(イワヒサ コトミ)。
進路も決まって卒業を控えた早春に、偶然巡り会ったとあるVRMMORPG。そのゲームは、いったい彼女に何をもたらすのか?
異境の都市で出会う、我が道を行く人たち。こだわりある曲者達との交流が織り成す【好き勝手セカンドライフ】、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 09:18:39
735613文字
会話率:35%
高柳の忘れられ令嬢、姉の燈子(とうこ)は物や人を素手で触るとその過去や未来が視える。
妹とは違う扱いを受ける彼女は着物や家具を高く売るために実家が商う老舗、高柳に商品の買い付けけに父に利用されていた。
ある日、燈子は父の命令で格下の新参
、輪島の若社長の輪島(わじま)カイに嫁ぐように言われるがカイは縁談に心当たりはないと言う。
カイは先代の父や母を最近亡くし、また友人に金を借りては逃げられ輪島の財は乏しかった。
優しい彼の力になりたい燈子はある歯切れを「視て」新しい商品を作るよう提案する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 20:37:30
41390文字
会話率:37%
遥か昔、光と調和に満ちた世界「ルナティア」は、闇の力によって脅かされていた。予言では、異世界から現れる「月の聖女」が世界を救うとされていた。
東京で活躍するデザイナー、月詠ルナは、幼い頃から不思議な夢を見ていた。ある日、彼女はアンティークシ
ョップで手に入れた機械式時計をきっかけに、ルナティアへと導かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 16:23:03
53281文字
会話率:32%
19歳の女子大学生・水瀬(みなせ)凛は、ある日、不思議な銀色の懐中時計を拾う。その時計には「運命を変える者」と刻まれていた。時計を手にした瞬間、彼女の周囲で奇妙な現象が起こり始める。
夢の中で見知らぬ美しい青年**「黎(れい)」**と出会
い、彼は凛にこう告げる。
「君は、一度僕を愛した。でも、それを忘れたんだ」
戸惑う凛の前に、現実世界でも黎にそっくりな青年・朝霧(あさぎり)怜が現れる。彼は有名なアンティークショップの店主で、どこか影を帯びた謎めいた雰囲気を持っていた。
「その時計に触れ続ければ、君の“忘れた記憶”が戻るかもしれない」
そう告げる怜。しかし、記憶が戻るにつれて、凛は“この時計に関わるべきではない”という強烈な違和感を覚え始める。
──私は、一体、何を忘れてしまったの?
夢と現実が交差し、凛は少しずつ黎との過去を思い出していく。しかし、その記憶が明らかになるにつれ、彼女の命が狙われ始める。時計に秘められた“運命の代償”とは? そして、黎と怜、どちらが本当に自分の運命の相手なのか?
「君が思い出すその時、世界はもう元には戻らない」
運命に翻弄される恋と、失われた記憶の謎を巡るファンタジーロマンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 16:20:00
13837文字
会話率:43%
鍛冶場には淡々と錬成をする娘がいた。
……ここは『とある異世界』にある鍛冶場だ。
鍛冶職人は屈強な『男』がタンクトップと筋肉を見せびらかしながら、熱い鉄を打つイメージがあるが、この世界の鍛冶屋は少し違っていた。
『本』と『ドール』
を可憐に扱い、美しい『剣』を錬成していた。
街の小川の一角に『大きな水車』と『錬成用の釜の煙突』設備がある鍛冶場だ。
鍛冶場の建物には『オシャレな立て看板』が建てられ……
『冒険初心者大歓迎!鍛冶士 柊<ひいらぎ>』と書かれていた。
カフェとして見ればオシャレな建物で、入り口には満開に咲いた手入れの行き届いたガーデニング、入口のドアは木製のアンティーク調の扉。屋根の横には大きなタンクが設置されていた。
鍛冶屋の扉の奥から店主の『女の子』が出迎えた。
「いらっしゃいませ!鍛冶屋 柊へ!」
この物語は『本』と『魔法』・『ドール』と『武器』を可憐に扱う『鍛冶士 シズク』の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 12:39:27
337747文字
会話率:42%
子爵の家に生まれたアンティークは、前世の知識を使って家や婚約者の役に立とうとしていた。
しかし彼女がいるのは「女と鏡台は、静かで美しいものに限る」とされるイースタリア神国。
彼女のがんばりで婚約者は出世したものの、その功績は認められること
はなかった。
それどころかアンティークはまわりから【古家具令嬢】と蔑まれてしまう。
そして迎えた結婚式では実の妹に飛び入りされ、婚約者からも婚約破棄を言い渡される。
このイースタリアでは婚約破棄された女に未来はない。
絶望に打ちひしがれるアンティークだったが、その前に【暴君】と呼ばれるファルネロ公爵が現われる。
「新婦が飛び入り参加したんだ、なら新郎が飛び入り参加しても問題ないはずだ」
これは古家具と呼ばれた令嬢が、暴君の手によって本当の幸せを手に入れる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 12:05:13
31447文字
会話率:30%
“無骨な騎士団長”と縫い合わさるように心まで結ばれていくなんて――?
誰にも見向きされなかった服飾オタクの私がアンティークドレスを触ったら異世界召喚!?
魔獣だらけの国を救う鍵は、仕立てと刺繍と私のオタク知識!?
誰にも理解さ
れなかった服への愛が、ここでは最強の武器になる――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 15:34:57
8997文字
会話率:31%
もしもいつもの道のわきに小道が現れたなら。
もしもその道からハーブの香りが漂っていたのなら。
もしもその道の先に小さなアンティークの家があるのなら。
もしもその中に自称(?)本物の魔女と透き通った笑顔を持つ少女がいるのなら。
そこ
は間違いなく魔女のクルミの魔法屋。
さぁ、魔法で人々を助ける魔女の話をお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 06:52:31
617文字
会話率:28%
地味で目立たない19歳の紗綾(さや)は、クリスマスイブの夜も予定が無くなり、成り行きでバイトのシフトを入れてしまう。
彼氏ナシの冴えない毎日なのに、一枚の古い着物が家に持ち込まれたのをきっかけに、奇妙な夢にまで悩まされるようになる。
そ
のひどく昭和レトロな夢には、いつもきまって「優しくて素敵な近所のお兄さん」が登場。
恋を知らない紗綾(さや)なのに、戦闘機乗りを目指す彼にはなぜかときめく。
そんなある日、その夢の「お兄さん」そっくりなイケメン男性がバイト先に現れて…。
一枚の着物をめぐる、転生恋愛ストーリー。
(ハッピーエンドですが、中盤以降は時代的にしんどいシーンがあります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 10:03:44
64357文字
会話率:29%