自称魔法使いのアリルは、見た目は17歳の可愛い女の子。
けど、その正体は、かつて世界を滅ぼした『魔法』が封印された『彷徨いの魔の森』に棲む魔女。
世界各国では国同士を牽制し、パワーバランスを保つために『兵器』の開発に踏み切った。
魔王空席に
して勇者不在の時代。
世界は、平和に見てとれたが、かつて世界を震撼させた魔王──が用いた『魔法』の『兵器転用』をめぐり、国家間の新たな争いの火種となっていた。
そんな中、アリルは『彷徨いの魔の森』の攻略を命ぜられた青年と、惚れ薬の原料となる魔性植物──コロリ茸を採りに出掛けた道中で出会う。
魔女連行を口にした青年。
生かすべきか、殺すべきか。
アリルは、魔女として一人の少女として、葛藤する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-08 19:14:43
9726文字
会話率:28%
後宮は異術渦巻く華の園ーー。
「君に他の妃と皇子を牽制する役をお願いしたい。代わりに、後宮内で好きに暮らしてくれて構わないから。贅沢もし放題だよ」
采四家という異術を操る特殊な家系に生まれながら、 異術がなく“能無し”と罵られ虐げら
れてきた少女・藍柊月(らん しゅうげつ)。異術者である妹の桃春(とうしゅん)ばかり贔屓にされ、いつも日陰で暮らしていた。
しかし、そんな柊月には特別な秘密があった。
実は柊月は普通の異術者ではない、稀物(マレモノ)と呼ばれる特別な力を持つ術者であったのだった。
“触った人間の心を読む”という特殊な術を持つ柊月は、術をいいように利用されないため、周囲にひた隠しにする。
ただ平穏に生きれる日を夢見ていた柊月だったが、桃春が皇太子の後宮へ上がることになったのを機に世界が一変する。
美貌の皇太子、黄悧珀(こうりはく)に翻弄されながら、お飾りの妃として後宮へ入ることになった柊月。
人の心が読める厄介な異術と付き合いながら、後宮の人間関係と格闘する柊月の奮闘記の開幕!
※日々執筆していたものがようやく完結したので、投稿する運びとなりました。毎日1話ずつあげていく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 18:09:55
151914文字
会話率:43%
走る文化部「吹奏楽部」では、今、ひとつの噂で女子部員たちが色めきだっていた。
それは、K-POPアイドル顔負けな美少年クラリネット奏者・東城 凪音の携帯電話の壁紙が「オンナノコ」の写真になっていたというもの。
彼は、部内女子みんなの推し
であり、不可侵条約で守られるべき国宝級イケメン!抜け駆けするような奴はシメとかなきゃ!などと盛り上がる。
……が、その一方で、彼の居るクラリネット班では、彼を断罪するかのような騒動が持ち上がり――。
吹奏楽部女子のご多分に漏れず、後輩の凪音にひそかに想いを寄せる部長・奏穏は、この問題を解決するため奔走する!
可愛い系の外面に似合わず策略家な年下後輩男子と、面倒見のいい真面目不器用な年上女子の恋の行方は!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 19:05:06
9584文字
会話率:47%
「残念なお知らせがあります」
この一言で全てが崩壊した。外宇宙からやって来た金属生命体<NEXT>との星間戦争が始まったのだ。結果、人類は地球にシールドを展開する事で痛み分けとなった。
総人口の半数以上を失いながらも、4つの兵器の元に4つ
の区を築いて人類は反撃の牙を研いでいた。
だが、人類はもたらされた兵器の力を過信し自らが救世主であると牽制し合う。
4人の兵器と共に生み出された改造人間。使命に雁字搦めにされる完璧な兵士と共に、人類は混沌を極めつつあった。
その中で、5人目の改造人間が遠い過去から目を覚ます。
王子のキスも無しに目覚めた傍若無人な白雪姫がもたらすのは平和か、混沌か、破壊か?
近未来SF改造人間アクション。
歪な繁栄に、空を睨む彼女は何者だろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 19:18:56
71431文字
会話率:45%
読みやすくするために単話にました。
ローデンハイム王国のコンモドゥス王は不安だった。
混沌勢力からマータイル平原を堅守しても、弟のリキニウスに王座を奪われるのではないかと猜疑の中にあった。
リキニウスには『英雄』と呼ばれるギガ
テスがいて、その人気がコンモドゥスには疎ましかった。
そんな彼の前に現れたエルフのヘイミルは、国内の高名な勇士達を決闘させ、最後の一人を『英雄』に祭り上げ、リキニウスを牽制する策を、進言する。
マドッグ、レイチェル、ベルリオーズ、ブローデル、ボガート、ミュルダール、異世界人・白矢。
強さで国のために貢献していたはずの勇士たたによる『勇士決闘』がはじまる。
事情があって全話を先にアップしていますが、おそらく長くて大変だろうと思うので、単話版を上げます。
楽しんでいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 18:00:00
116891文字
会話率:25%
隣国の姫だったジュリエットはある日帝国が滅んだことにより王子から婚約を破棄されてしまう。酷い扱いを受けた姫は怒りのあまりゴリラになる。
最終更新:2023-03-30 12:41:33
1487文字
会話率:52%
てのひらをかえせば、またてのひら。
卓球のラケットか!
最終更新:2023-03-09 07:00:00
221文字
会話率:0%
警戒心が強いがゆえに友達が少ない男子高校1年生雛 藤花(ひいな とうか)が成績優秀で誰との関わりも見せない黒の姫こと女子高校1年生宵宮 小夜(よみや さよ)が川で歌っているところに出会してしまう。
警戒心が強い藤花の過去には何があったのか。
小夜がなぜ黒の姫でいるのか。
そんな2人は出会うべくして出会ったのか。お互いが牽制しあった状態からどんな進展があるのか。
そんなラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 13:41:06
8946文字
会話率:40%
小さいながら強い軍事力を保持する王国レースノワレに生まれた伯爵令嬢ユースティーツィアことユツィ。彼女は周辺各国が集まる騎士学舎で頭角を現す。武力侵攻を行い、いくつもの国を併合してきたウニバーシタス帝国の第二皇子というだけで差別されていたヴォ
ックスにユツィは平等に接する。互いに切磋琢磨しあうライバルでありつつ互いに惹かれあう二人だったが、帝国がレースノワレに侵攻し関係は終焉を迎えた。敗戦日、ユツィは専属護衛をしていた心の拠り所である王女を失う。
その後、帝国穏健派皇弟が各国の騎士達の腕を競う親善試合を設け、ヴォックスが勝利を収めた。皇弟はヴォックスに褒賞を与え、彼はユツィとの婚約を申し出る。ユツィはショックを受けた。生き残ったレースノワレ王国民への示しと牽制にはなるものの、政治的に利用価値のある婚姻を申し出るとは思っていなかったからだ。
この日を境に二人の関係は悪化するが、ヴォックスはユツィに誠実に婚約者としてアプローチを始めた。彼の姿に踏ん切りのつかないユツィ。お互い好き合っているライバル同士なヒーローヒロインが敵同士になって戦った後もだもだする話。割とシリアス多め、たまにコメディもあり。
前作【元ツンデレ現変態ストーカーと亡き公国の魔女】の登場キャラ、ヴォックスとユツィのアナザーストーリー。
前作を読んでいると大変おいしいはず(前作ヒーローヒロインはあまり出ません)。全52話予定。
※アルファポリス、ノベルアップ+にも投稿しています。※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-17 20:00:00
107533文字
会話率:60%
平和な街に侵攻してくる敵部隊に対して長距離砲撃で牽制するものの、高機動部隊の侵入で街は破壊され主人公は避難しようとします。
最終更新:2022-06-18 19:48:25
383文字
会話率:0%
学年一、いや、学校一のイケメンであるハヤトは、かつては醜男だった。彼の魅力を知っているのはツグミだけのはずだったのに……。
そんなツグミにとって、バレンタインデーは気忙しい。モテる幼馴染の彼に群がる女子たちの牽制に多忙な彼女の、とあるバ
レンタインデーのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-17 04:31:29
3485文字
会話率:28%
遼州司法局も法術特捜の発足とともに実働部隊、機動隊、法術特捜の三部体制が確立することとなった。
それまで東和陸軍教導隊を兼務していた小さな隊長、クバルカ・ラン中佐が実働部隊副隊長として本異動になることが決まった。
彼女の本拠地である東和
陸軍教導隊を訪ねた神前誠に法術兵器の実験に任務が課せられた。それは広域にわたり兵士の意識を奪ってしまうという新しい発想の非破壊兵器だった。
実験は成功するがチャージの時間等、運用の難しい兵器と判明する。
一方実働部隊部隊長嵯峨惟基は自分が領邦領主を務めている貴族制国家甲武国へ飛んだ。そこでは彼の両方を西園寺かなめの妹、日野かえでに継がせることに関する会議が行われる予定だった。
一方、南の『魔窟』と呼ばれる大陸ベルルカンの大国、バルキスタンにて総選挙が予定されており、実働部隊も支援部隊を派遣していた。だが選挙に不満を持つ政府軍、反政府軍の駆け引きが続いていた。
嵯峨は万が一の両軍衝突の際アメリカの介入を要請しようとする兄である西園寺義基のシンパである甲武軍部穏健派を牽制しつつ貴族の群れる会議へと向かった。
そしてそんな中、バルキスタンで反政府軍が機動兵器を手に入れ政府軍との全面衝突が発生する。
誠は試験が済んだばかりの非破壊兵器を手に戦線の拡大を防ぐべく出撃するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-29 21:00:00
163600文字
会話率:49%
遼州司法局も法術特捜の発足とともに実働部隊、機動隊、法術特捜の三部体制が確立することとなった。そのため本異動になった小さな隊長、クバルカ・ラン中佐。その本拠地である東和陸軍教導隊を訪ねた神前誠に法術兵器の実験に任務が課せられた。実験は成功す
るが運用の難しい兵器と判明する。その結果を手に部隊長嵯峨惟基は貴族制国家胡州へとんだ。一方、南の大陸ベルルカンの大国にて総選挙が行われており、これに乗じての軍事衝突の情報が飛び交う。嵯峨はアメリカの介入を要請しようとする胡州軍部穏健派を牽制しつつ部隊の出撃を命じた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-18 20:28:45
187559文字
会話率:49%
ソアラ・リースリーの婚約破棄事件──。第2王子リリオンの公共の場での公開処刑に等しいやりとりはしかし、リースリー嬢の反撃にあいリリオンは全てを失った。しかし!とどめの瞬間に野蛮で下卑たる男ドウォームが割って入る。ドウォームは剣をチラつかせリ
ースリーを牽制しつつ、リリオンの真実の愛を向けたルシータ嬢に筆舌しがたい獣性で襲いかかり……。
ドウォームは傭兵隊長としてリリオンに忠誠し、リリオンはそんな騎士にはなれないドウォームを好いていた。リースリーは男である。名誉を一夜で失った王子の部屋で酒が開かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-24 18:35:24
4411文字
会話率:45%
ネメシス大陸の5つの国は、それぞれの特色を生かしつつ、均衡を保ちながら、今までやってきた。時折戦争があれど、大きな事態にはならず時には同盟を結び、時には牽制をしながら、5国それぞれが特徴を生かしつつ発展を遂げてきた。
しかし、その発展をして
いる世界の水面下では何者かが、何やら不穏な動きを始める。
一方、一流の魔道師になるべく、サン・イル・トマレイ国屈指の魔道師学校に入学したフレイ・リオンは、運命を受けいれ日々鍛錬に励んでいた。
少しずつ変化をしていく世界、
その不穏な動きにフレイが気づいた時、
残酷で壮大な物語が動き始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-15 20:39:28
62639文字
会話率:14%
人間だけではなく、様々な種族がいくつもの国を作り牽制しあっている世界。人間は他の種族に比べ体格も魔力も劣っていたが、ある一定の年齢になると神からスキルが授けられる。
勇者のスキルを授かった祖父や父に続いて主人公のアルも勇者のスキルを授
かる為に幼少から努力をしていたが、授かったスキルは「苦痛変換」という誰も知らないスキルだった。
周りの人間は悪口を言ってくるが、俺は気にならない。何故なら俺には苦痛は効かないから。
魔獣の攻撃など俺には効かない。何故なら俺には苦痛が効かないから。
更には苦痛を変換する事によって力を手にする事も出来た。
勇者のスキルは貰えなかったが、「苦痛変換」という珍しいスキルで魔王を倒そうとする物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-30 13:16:51
262742文字
会話率:38%
上司で同い年の長瀬が、部下のオーバーワークを心配している。
長瀬の助手を公言している私・高野が解決する。
長瀬はニブい。
最終更新:2021-12-11 18:00:00
1000文字
会話率:33%
俺がこの戦争に参加する事になったのは生まれた時代が悪かったからだ。
2019年後半、世界的に大流行したウィルスを基に、大国は裏で強力な細菌兵器を完成させた。そうして、世界の経済、及び覇権を狙った第三次世界大戦が始まるまでにはそう時間はか
からなかった。
進みすぎた科学――細菌兵器は、世界の相互牽制を意味のないものとし、100年の沈黙を経て、世界戦争の火蓋はいとも簡単に切られるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-30 23:01:16
1614文字
会話率:10%
刻益84年、主要4国を中心とした戦争の火種が燻っていた。
大国ブルースカイと五星紅天は互いに牽制し合っている。
日ノ本はブルースカイ側に有利な条約を結ばされた。
印国と日ノ本は、大国ブルースカイに対抗するために同盟を結んでいる
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-17 01:25:43
305文字
会話率:0%
__異世界勇者
神々によって召喚される異世界の人間達。殆どの場合、二十一世紀の日本の若者が選ばれる。
多種多様な意味合いで圧倒的な力を授けられることが多いが、神々には従順である。
__神
数多くの世界の『管理と維持』を掲げている上位存在の
一団。
『破壊と殺戮』を叫ぶ邪神と敵対しており、両陣営は常に牽制し合っている。
異世界勇者を召喚し、何らかの能力を与え、世界を救う使命へ導くことも役目の一つである。
__魔王
邪神の下、全ての世界の『破壊と殺戮』を目論む邪悪な存在。
目を付けられた世界には最低一人以上の魔王が存在し、邪神とともに神の淘汰をも狙っている。
邪神・魔王と神・勇者は、互いに相容れることはなく、その敵対関係はもはや絶対的なものと見なされている。
ましてや手を組むことなど、あるはずもなかった__折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-13 20:11:47
14404文字
会話率:48%
昔々この世界には、争いをやめない2人の天使と悪魔がいました。
その事を憂いた神族と魔族は2人を騙し封印することにしました。
終わると思われた争いは沢山の種族が覇権を手に入れようと激化し千年以上続き世界は4つに分かれた。
互いが牽制しあい大
きな争いは起きずとも、小さな争いは続いていた。
各国は学園と称した軍事教育機関を設立し、
学生達を代理として闘わせることで、仮初めの
平和調停にうなずいた。
そして時は流れた。
月ノ宮 優陽(つきのみやゆうひ)は
東側に位置する白亜連合国に設立された、白亜連第一魔法学園高等部に通ってい、不自由のない暮らしをしていた。
2年生になった優陽だったが、17歳になった夜、
殺人事件の現場に遭遇してしまう。
そして彼女の日常は崩れ去る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-19 16:10:52
2799文字
会話率:39%