崑崙山に棲む女仙、西王母に三つの条件を課された蒼頡は、条件の一つである『華胥の国』の秩序を再び取り戻すため、式神と共に行き方すらわからぬ仙界の地へ向かうこととなった。同時に、秀忠の赤子の魂が同じ華胥の地で囚われていることを知り、蒼頡達一向は
家康の伝令によって駿府の城へ向かうこととなる。
するべきことは二つ。ひとつは、西王母が仙界の地の四方位に布陣したはずの四匹の聖獣の行方を探し出し、乱れつつある華胥の国を再び統治させること。そしてもうひとつは、この世に生まれてくるはずの秀忠の赤子の魂を華胥の地から救い出し、母である静の腹の中の肉体に子の魂を戻すこと。
行方知れずとなった四匹の聖獣と、秀忠の和子の魂。乱れてしまった仙界の秩序。
一体何故このような不可思議な出来事が、平和であったはずの華胥の地で重なり起こってしまったのか。
最悪の事態を防ぐため、蒼頡と式神達の桃源の地での壮絶な激闘が、幕を開ける。
毎月18日更新予定。
※18日以外はランダムで更新する場合有。多忙により、基本的に月一回の更新予定です。
*こちらの小説は前作「蒼頡の言霊」の続編になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 23:35:21
28324文字
会話率:21%
時代:慶長5年9月15日(西暦1600年10月21日)
場所:美濃国不破郡関ヶ原(今の岐阜県不破郡関ヶ原町)
合戦名:関ヶ原の戦い。
布陣:明治時代に陸軍の参謀本部が推測したものを使用。
この物語で追加する事項
1,当日、いくさに参加した者
は1年後の未来を知っている。
2,ただし1年以内に逝去した者は、1年以内に自身が亡くなる事実を知らない。
3,生き残った者も何故そうなったのかまではわからない。
4,(生き残った。残る事が出来なかったを問わず)未来を変える事は可能。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 08:00:00
1179文字
会話率:49%
てのひらをかえせば、またてのひら。
卓球のラケットか!
最終更新:2023-03-09 07:00:00
221文字
会話率:0%
こんなおれでも、まだくたばっちゃいない。
最終更新:2022-12-15 07:00:00
315文字
会話率:0%
慶長二十年五月。大坂に向かって、群勢が歩いていた。そして、時を同じくして、大坂城近郊の小松山の山上に、後藤又兵衛率いる一団が布陣していた。その草叢の中に、男が二人。大和から小松山に向かう群勢を、遠くから眺めていた。
最終更新:2022-02-13 14:35:20
3289文字
会話率:50%
かつて、合衆国大統領経験者が放った名言がある
「宇宙人のように強大な敵が現れない限り人類は団結できないであろう」
二〇二〇年、その予言は現実となった。円盤襲来!宇宙大戦争!
核で世界を巻き添えにしつつ円盤の破壊を企んだホワイトハウスに対
し、航空自衛隊戦闘機パイロット出身の若き防衛大臣【荒垣健(あらがきたける)】は全世界の航空戦力による全世界同時反撃作戦【ヤタガラス作戦】を国連安全保障理事会に上程。
日本の与野党右翼左翼の団結の輪は日米、そして世界へと広がり、人類は円盤に勝ったのだ!
だが、それもつかの間だった。
二〇二二年、ロシアは旧ソ連衛星国のNATO加盟の連鎖を受けウクライナ国境に地上部隊を布陣、ウクライナを威圧。
台湾を狙う中国と連携し、同時侵攻で米軍を消耗させるシナリオだ。
強大な敵を前に団結した人類だったが、共同戦線を自ら、あっけなく解散してしまったのだ。
東の台湾、西のウクライナ。二〇二二年、第三次世界大戦が始まる──!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-26 17:21:37
5847文字
会話率:50%
南アジアの小国の国際空港で現地世話役の丸山が土岐を出迎えた。丸山はエイジアン・コンサルタンツ・インターナショナルの正規社員で土木エンジニアリングが担当だ。フィージビリティスタディに参加しているのは、土岐をのぞくと十人だ。プロジェクトマネージ
ャーが王谷、副プロジェクトマネージャーが吉川、電化エンジニア主任が松山、電化エンジニアが川野、運行エンジニアが山田、軌道エンジニアが高橋、電信エンジニアが浜田、信号エンジニアが畠山、輸送エコノミストが中井、そして土木エンジニアが丸山という布陣だ。
現地国鉄の作業所で、土岐は中井から乗客予想のレポートを受け取った。中井はかつてEUの調査会社が書いた乗客予想のレポートを下敷きに、適当に数字を加工して作業を終わらせようとしていた。プロジェクトマネージャーの王谷は定年間際で、今プロジェクトを成功させて、エイジアン・コンサルタンツ・インターナショナルの取締役就任を企てている。王谷は外務省ノンキャリアからの天下りで、権謀術数をめぐらせる極めて腹黒い男で、どこでなにをされるかわからないという。王谷には、プロジェクトを成功させたいという強い動機がある。その夜、土岐と丸山は現地国鉄の財務副部長のシュトゥーバに夕食の招待を受けた。シュトゥーバの自宅を見て貧しい生活であることがよくわかった。土岐はシュトゥーバから、公明正大な財務分析を要望された。
交通エコノミスト中井は次の仕事で東欧に去った。その作業事務所に南国バケーションスタイルの商社マン南田がやってきた。作業に必要な部品や機材は南田が勤務する巨大商社が一手に引き受けることになっている。プロジェクトが実行に移されれば、巨額の口銭が南田を経由して日本の本社に流れ込む。南田にとってこの国の駐在員であることは不本意であるが、プロジェクトにかかわる売り上げを手土産に出世することを期待している。そういう意味でプロジェクトを成功させることに強い動機が南田にはある。実際、軌道の仕様がエンジニア高橋の推す安価なバラストから南田が推奨する高価なスラブに決定された。王谷の鶴の一声だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-24 00:00:00
62199文字
会話率:48%
VRMMO内では“歌姫”──、
現実では“逃走者”。
少女は親によって勝手に将来を決められるのが嫌だった。
18歳になった己は「大人」だ。
況してや知りもしない老人の後妻など──「…僕ってみっちゃんと同い年なんだけどな…」
……。
18歳に
なった己は「大人」だ。
況してや勝手に決められた結婚など──「いや、僕から“付き合って下さい”って告白した時、みっちゃんすごく喜んでいたよね?…しかも、ギャン泣きして。あの時のみっちゃん可愛かったなあ~~♡耳まで真っ赤にしてさ。…ふふっ、そんな素直な所が僕は好きになったんだ。」
~~~~ッ!!!?
ダッ!!
「あ──」
九州行きの特急に深k──みっちゃんは飛び乗って行った。。。
…………。
「…ああ~~行っちゃったー。どうしようか?」
「いや、どうみてもお前が悪いぞ」
「可哀想に…涙目だったぞ?アイツ。」
「???」
「…あ、ダメね」「ダメだな」
「なにが?」
「「お前は乙女心ってのを分かってない(わ)!!」」
それが九州行きの特急を見送った男女の共通見解だ。時刻は……終電…か、仕方ない。
レンタカーをチャーターして(駅前に24時間営業のレンタカー屋があるので)全員で乗り込んだ。
ここにいる面々ーー20代半ばの男女、40歳前後の男女と、50代前後の初老の男性、それから──今しがた許嫁であり幼馴染みの最愛の女性…“婚約者”に逃げられたまだ年若い少年…○○は手慣れた手付きで鍵を開け運転席に座る。
ポチポチと住所を入力し、起動ボタンを押す。
「…兎に角“また”逃げられると式の段取りが遅れる。なんとかして「今度こそ」捕まえなくちゃ」
「○○…お前ーーいや…、うん。そんな好きなんだな?アイツのこと。」
「うん、大好きだよ。」
「○○…」「○○ちゃん…」
「○○君…君にならあの跳ねっ返りを任せられる。是非とも捕まえて一生面倒を見てくれ。私達親はどうしてもあの子より先に死ぬからな…誰か側に居て守って愛して欲しいんだ…頼むよ」
「…はいっ!」
……。
果たして花巻深月は「逃走者」としてではなく、「婚約者」として幼馴染みの少年に“一生”捕まえられる日は来るのだろうか──?
これは意地っ張りで面倒臭い女の子と、そんな彼女を愛し全力で捕まえようと外堀を完全に固めた最強の布陣で挑む「逃走者=花嫁」捕獲活劇である──。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 00:00:00
1015文字
会話率:6%
入学式の日に私は思い出した。
ここは乙女ゲームの世界だと!!
そして私は破滅フラグしかない悪役令嬢、シャーロットだった。
けど隣にいたのは、腹黒最恐ヒロインと、束縛最強隠しキャラという布陣。
しかもシャーロット至上主義。
破滅フラグどころ
か恋愛フラグもぶっ潰して、ヒロイン的に大丈夫なのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-27 21:38:35
23536文字
会話率:23%
今でも夢に見る。
迫り来る魔物たちを切っては捨て切っては捨て、魔力は空になり、剣はすでに血と油で切れず、力任せで叩き潰すように魔物を殺している自分。
黒の森から溢れ出てくる魔物たちとの戦いの日々。
少しずつ前線は後退し、森境
の町をひとつ捨て、荒野に布陣していた。
北の国で黒の森から魔物が溢れた時の話から、西の国の森境の町に住むディリアの前世の婚約者、王兄殿下の話となります。ディリアは出てきません。
魔物との戦いや、自殺、人が死ぬ表現があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-15 03:08:07
12096文字
会話率:17%
普通の引きこもりである古鷹伊織(フルタカイオリ)は、ゲームをしている最中に襲われて死んだ。
彼の人生は終わったかに見えたが、なんと転生出来ることになった。
彼は、転生の際に持っていける能力を一つ選べると言われ、<提督(アドミラル)>を手に入
れる。
そして、新たに転生した世界では、魔術の才能が無かったり、家は貧しかったりしたが、
前世と違いあたたかい家族や友とふれ合い日々を楽しんで過ごしていた。
だが、魔物の大軍、戦争によって平和な日常が崩れ始めた時、
彼と<提督(アドミラル)>の真価が発揮される。
「こいつ、初陣かな?布陣がへたいし、補給線がなってない」
戦略シュミレーションをやりこんだ熟練者はチートを駆使し、家族や友を守り、無双する。
よく考えたら軍系なので流血やら死んだりしますので気をつけて下さい。
自分は、銀河英雄伝説、艦これ等から結構影響を受けているため、艦隊戦は書きたいです。(最近書く自信が無くなって来ました)
(テスト等が無ければ二日に一回更新していく予定ですが、自分は勤勉ではない、怠惰なのでためがきをして
おりません。時間は20時~21時位に行う予定です。よろしくお願いします)
今、改稿オンパレード中なので、数字がダブった所まで改稿が完了しています。
足して欲しいシーン、解説などがあったら是非、
コメントなどでリクエストしてください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-20 22:17:48
16866文字
会話率:41%
語り継がれる伝説に。
最終更新:2018-12-01 16:23:15
6709文字
会話率:25%
|山岳《ハイ》エルフの軍団長サーミアの元に、連合の精錬術師からみにくい竜殺しの|精錬獣《キメラ》――カァラが送られてきた。
元はエルフの少女であったカァラは、様々な生き物と精錬させられ、ついには竜殺しの兵器として完成したのだという。カァラと
共に丘に布陣して二ヵ月。変わらない戦況にいらつくカーミアの心境をよそに、カァラは確実に竜殺しとして機能していた――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-18 13:19:33
7408文字
会話率:52%
戦国時代、最も苛烈残虐を極めた信長に依る一向衆掃討戦。
その狭間に在って御仏の道を信じ、強い絆と信仰の下、徹底抗戦の布陣を崩さない、一向衆門徒達の鮮烈果敢なる生き様、心の葛藤苦悩を描く。
最終更新:2015-01-08 12:25:23
118236文字
会話率:30%
ミールワッツ星系に移動したリギル星系軍に第19艦隊ドンファン中将は第3惑星より4光時、ADSM82跳躍点方面に後退した。リギル星系軍第2艦隊シャイン中将はペルリオン星系軍が予定より遅れていることに危惧したが、その前にミルファク星系軍の全艦隊
が集合した。ミルファク星系軍総司令官ウッドランド大将は、鉱床探査を再開すべくリギル星系軍が布陣する第3惑星方面へ進軍を開始する。そこへペルリオン星系軍が跳躍点から現れた。当初、リギル星系軍と合流すべくミルファク星系軍を迂回していたと思われていたペルリオン星系軍は、突然、ミルファク軍第17艦隊に牙をむいた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2012-12-01 17:07:17
20793文字
会話率:11%
『兄』とは、越えられない壁、辿り着きたい高み。『弟』にとっては、生涯先を行く導であり、永遠の憧れ……。騎道はこの街で、『兄』であった久瀬光輝を失った。光輝だけでなく、罪の無い命を奪った悪意の真犯人に、騎道は辿り着く。追い詰め、手の届く今。奴
は最後の生け贄に手を伸ばした……! 深まる秋の中で、雌雄を決する『兄』と『弟』。布陣殺人事件結末の物語。『BIG BROTHER』開始致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-20 22:28:39
76472文字
会話率:38%
北侵する信玄を迎え撃つために妻女山に布陣する越軍。その時の政虎の思いとは。
最終更新:2006-09-17 00:45:19
3959文字
会話率:50%