この春ちょうど高校二年生になった高峰成哉には、容姿端麗な幼馴染である夕凪灯璃がいた。
ラブコメ世界的に言えば仲がよくて~なんてことが起こりがちだが、二人はそうでもない。
喧嘩しているわけではないが、親密とは言い難い距離感。
そんな距離
感に、成哉は単純に人間的に合わないのだろうと、そう割り切っていた。
だがある日、朝家を出ると、玄関前に灯璃の姿が――
「私たち、たぶんお母さんたちが仲良くなかったら、口なんて一切聞かなくなってたよね」
「……ああ、そうだな。そうだと思う」
「成哉だって私のこと嫌いでしょ?」
「ん……あ……う、うーん……ま、まあ……な……」
「だよね。じゃあこれ、お弁当作ったから食べて」
「……え……?」
突然それまで不仲だったはずの幼馴染が手作り弁当を作ってきた。
けれど、その中には実は……ほっ、惚れ薬ぃ!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 01:36:49
60216文字
会話率:53%
新婚初夜、夫のアルダートが惚れ薬を盛ったのを知りつつ、それを飲んだペトラは意気揚々と寝室で待ち構えていたが、アルダートは「きみのことをどう愛せばいい?」と告げるのだった。——生真面目すぎて奥手かつ変人な旦那様と、ノリノリで初めての夜を迎えた
新妻のお話です。シンプルかつ短いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 14:30:14
3618文字
会話率:52%
惚れ薬を求めて店に訪れたサキュバスのフォニー。
薬屋の主・ご近所さん・魔界などなどを巻き込んで繰り広げられるマンドラゴラ一〇〇を巡る一大珍事。フォニーが最後に選択するのは惚れ薬? それとも…
最終更新:2024-04-19 19:21:39
138963文字
会話率:31%
魔女っ子ベサと皆から呼ばれる娘の祖母がしきる魔法薬店にはいつもお客様がやってくる。ある日から、用事ができた祖母に店番を任されたベサは、自分が恋心を寄せているお客様の来店に喜ぶ。猫耳としっぽの生えた人間の男性、アルヴローズ。優しくて容貌も素敵
なアルヴローズが嬉々としてベサに注文した物は、惚れ薬だった。好きな人ができたらしい。ベサは絶望するが、仕事は仕事と、彼に薬を作って渡すのだが……(アルヴローズさんの好きな人って誰だろう。あたしの知ってる人だろうか?)。
この小説は「小説家になろう」「カクヨム」「pixiv」に投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 03:16:32
3655文字
会話率:66%
公爵令嬢フルールは、十四歳のときに伯爵家の令息クロヴィスに一目惚れし、父に頼み込んで婚約者にしてもらった。
しかし肝心のクロヴィスには疎まれていて、彼の冷たい態度に悲しむ日々を送っていた。
そんなある日、フルールは魔術師を名乗る男に惚れ薬
を買わないか勧められる。
どうしてもクロヴィスを振り向かせたいフルールは、彼をさらってきて惚れ薬を飲ませることを決意。
薬を飲まされたクロヴィスは、今までと打って変わってフルールを溺愛するようになるが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 20:05:22
17139文字
会話率:42%
ある日リンカは、森に住む魔法使いの元で惚れ薬を手に入れる。
それはたった1度きり、半日しか効かず、記憶すらも残らないという儚い夢のような薬だった。
あまりにも距離が近すぎるゆえに言い出せず、密かに抱え続けた恋心。
つのる想いと薬を
手にした罪悪感に揺れながら、リンカが取った行動とは──。
※自作ゲーム【スイート・トキシン】のシナリオを元にした小説です。主人公の長い片思いがどんな形で成就するのかをお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 12:24:47
151737文字
会話率:34%
魔法学校の卒業を間近に控えたメイベルは、同級生に恋をした。しかし、メイベルの恋はすべて彼に仕組まれたことだった――。
自分に自信のない陰キャ男子が、好きな女の子にこっそり惚れ薬を飲ませた話。
三話完結予定。
最終更新:2024-02-24 23:28:08
10109文字
会話率:42%
「――うるさい。俺だって、好きでお前にこんなにも惚れている訳じゃない……」
「か、可哀想なエドガルドさま……」
◆◆◆
悪女の汚名を着せられて、神殿を追放された聖女メアリ。けれど、命懸けで働いても給金すら貰えない日々から解放された
当のメアリは大喜びだ。
「これからは、悪女として生きてみせましょう」
メアリは売り飛ばされた先から逃げるため、魅了魔法を使って逃げ出そうとする。しかしメアリを買った相手こそは、強国の冷酷な第一王子エドガルドだった。
エドガルドは『他者の魔法が一切効かない』という体質で、その特異性と残酷さから、呪われた王太子として恐れられている。彼は、「俺の妃となり、悪女として振る舞え」と持ち掛けてきた。
確実に何か裏がある、怪しい取引だが……
「――それは、私を悪女として雇ってくださるということでしょうか!?」
「……は?」
嬉々としたメアリの反応に、困惑を見せるエドガルド。
そんなふたりの視線が重なった瞬間、魅了魔法が発動してしまった。
一瞬慌てつつも、エドガルドには魔法が効かないことを思い出してほっとしていると……?
「いま、俺に何をした?」
「まさか、魅力魔法が効いちゃってますか!?」
呪われた王太子のはずが、何故かエドガルドはメアリに恋をさせられたようで!?
「お前が恋しい。……正真正銘の、この悪女め……」
(た、大変なことになっちゃった……)
◆◆◆
不本意そうなエドガルドは、渋々な割にはとんでもない溺愛をメアリに注いでくる。
メアリはそれを可哀想に思いつつ、せめて立派に悪役令嬢ならぬ悪女を勤めようと頑張ることに。
なのに、元筆頭聖女の力による精一杯の悪事は、うっかり民を幸せにしてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 00:52:17
135167文字
会話率:54%
大学の魔法薬ゼミに所属するリリアーナは惚れ薬を作った。
これで憧れの先輩、リアムに一瞬だけでも好きになってほしい。
そう思ったのに。リアムの弟のノアが惚れ薬を飲んでしまった!
薬のせいなのに、こんなに優しくされたら…ドキドキしてしまうのです
が!?
*この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 21:58:14
30955文字
会話率:30%
家族に虐げられながらも騎士団医務部で必死に働いていた魔法薬師のクレア。横恋慕していた妹が薬物の密売人から手に入れた違法な惚れ薬を、恋人オスカーに飲ませてしまう。家族から身一つで家を追い出されたクレアはオスカーの姿を見るのも辛くて、騎士団を一
方的に辞めてしまう。ひとりぼっちになってしまったクレアは流れ着いた隣国で訳ありの炎の騎士のお世話係として働き始める。炎の騎士との交流を通して、再び生きようと決めたクレア。炎の騎士はクレアを養女として保護する。クレアを探しにきたオスカーは、炎の騎士とスタリオンの脅威をはね除ける。炎の騎士に認められたオスカーは再びクレアに愛を乞う。クレアの決断は?
※「ただ幸せに、なりたかった」にいただいたご意見を元に改稿したものになります。前作泣いたという方は、泣く要素が減っているのでつまらないかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-09 19:00:00
96409文字
会話率:62%
家族に虐げられながらも騎士団医務部で必死に働いていた魔法薬師のクレア。妹に騙されて惚れ薬を作らされ、それを婚約寸前だった恋人オスカーに使われてしまう。家族から身一つで家を追い出されたクレアは、恋人オスカーの姿を見るのも辛くて、騎士団を一方的
に止めてしまう。ひとりぼっちになってしまったクレアは、魔法薬作りを止め、隣国で訳ありの炎の騎士のお世話係として働き始める。炎の騎士が呪いを受けた訳とは?クレアの幸せは、どこにあるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 19:00:00
88777文字
会話率:63%
愛のない政略結婚をしたアレクシア。でも少しくらい私だって愛されてみたい。そこで屋敷に来た怪しげな魔女と名乗る行商人から惚れ薬を買って、夫の食事に混ぜることに。せっせと薬を盛る妻と、最初から惚れている夫の話。
最終更新:2024-01-08 12:00:00
5358文字
会話率:43%
聖女を失って、いわゆる「ざまぁ的展開」に陥ってしまった領民達が、力を合わせて再起を図る異色の異世界ラブコメファンタジー。
主人公のシリルが住む『カルギス領』は、聖女と呼ばれるエルフの少女ミレイユの能力によって芳醇な恵みがもたらされていた
が、ある日領主は彼女を追放してしまう。
そして彼女が隣の『グリゴア領』に亡命したことによってシリルたちの国は加護を失い荒れ果ててしまう。
一方で聖女が逃げたグリゴア領は、まともに努力をしなくても芳醇な作物が実るようになっていき、その中で聖女ミレイユは薬屋として友人に囲まれながら、スローライフを送る生活を過ごしていた。
若い女性も大量に流出し、中高年ばかりとなってしまったカルギス領で、シリルは、使用人仲間のセドナと共に、少しでも自領を良くしようと尽力する毎日を送る。
そんな中、雑豆を用いて調合した『プロテイン』を『サブスク方式』で移動販売する商法が大ヒットしたことで、徐々にカルギス領と立場が再逆転していく。
更に自称『優しい男』であるコミュ障な獣人『ザント』や、
ミレイユの友達のふりをして惚れ薬を調合させ、シリルを自分のものにしようとするヤンデレ美少女『スファーレ』。
その他、様々なキャラの様々な思惑が、プロテインの市場を巡って波乱を引き起こしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 11:35:33
143728文字
会話率:54%
王宮魔術師のリーアは仕事が大好き。ただ、鳥の巣のようなもじゃもじゃ頭をしていて、恋愛にも結婚にも縁がない。
幼馴染のベルノルトとは犬猿の仲で、会うとすぐに口論になってしまう。
ところがそんなベルノルトが、結婚しなければならなくなって、リーア
に惚れ薬の調合を依頼してきた。どうやら片思いをしているらしく――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 04:01:03
9441文字
会話率:50%
建国以来の犬猿の仲と言われるヒュブナー家とカーマン家。あまりの対立ぶりに辟易した国王がキレて、両家の長男長女の結婚を命じた。
冗談じゃない!とその当事者であるローザリンデは思った。けれどヒュブナーの誇りがあるからこそ、逃げ出すことはできな
い。だから運命を受け入れるつもりだったけれど、相手のディートリヒには想い人がいると知ってしまう。
同情するローザリンデ。だが、ディートリヒにも誇りがあるからこの結婚を受け入れるらしい。
そんな彼は初夜を乗り切るために惚れ薬をのんだようで、おかしな言動を繰り返し――。
◇◇
ディートリヒが主人公の番外編『王命で敵対する公爵家の令嬢と結婚したのだが……。初夜のために惚れ薬を飲まされたと誤解されている。キレてもいいか?』も収録しています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 12:00:00
23457文字
会話率:35%
飲ませた相手からこれでもか、と嫌われてしまう薬……それが「逆」惚れ薬である。智勇と美貌を兼ね備えた超絶ハイスペック姫、ローザリンデ。しかし、国王のひとり娘であった以上は避けて通れない大困難があった。……そう、「婿選び」である。ローザリンデの
婚約者選びはとても難航していた。なぜならば、世界中を探してもローザリンデにふさわしい男がひとりもいなかったからだ。そんなとき、ローザリンデが救いを求めてその知恵を借りたのは、森に住まう魔法使いの友人、トビアス。トビアスは、厳しい試験を通過してきた三人の婚約者候補に、『最終試験』として「逆」惚れ薬を飲ませることを提案した。そして、婚約者候補はローザリンデの前でその本性をあらわにする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 20:05:21
5000文字
会話率:50%
国中の貴族子息が集まる魔導学院に玉の輿目的で在籍する、ど田舎の男爵令嬢ヴィオラ。幼少期のトラウマからとても卑屈な性格をしている彼女はこの学院で伴侶となる人を見つけられなければ村長の息子と結婚しなければいけない事でかなり追い詰められていた。そ
んなヴィオラの傍には貧民ながら多大な魔力を見出された特待生がいる。彼女は将来有望な有力貴族の令息達から淡い想いを寄せられているが全く気づいている気配はない。魔力は凄いけど貧民、美人でもない、頭が良い訳でもないのに、何で――そんな嫉妬に包まれたヴィオラは幼馴染シュゼムが作った惚れ……薬をきっかけに変わっていく。
※10話前後、3万5千字位で終わる中編です。完結保証。
※カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 15:09:24
46925文字
会話率:37%
ホラ吹きバァさんに渡された惚れ薬。
どうせ効かないだろうと試してみると、なんと効果抜群?!
その場でプロポーズされ、一週間後には無事結婚!
だけどその惚れ薬……
「効き目は一ヶ月。明日で効果は切れるよ……キーーッヒッヒッヒッヒ!」
な
ん で す っ て ー !!
ホラ吹きババァの言葉なんて、当てにならないよね?! と思っていたけれど。
「ロージー……どうして俺は君を抱いてしまったんだ……!」
めっちゃ後悔されました!!
この状況、どうすれば?!
どうなる、ロージー!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 20:06:30
4498文字
会話率:31%
「レティシア・オートナー! お前とは離婚だ!」
白い結婚だったけれどやっと隣国のバカ王子と離婚することが出来た私、レティシア。
やっとこの国からおさらばできると思っているところに、小さい頃遊んでもらっていたアレックス王子がなぜか私を迎えに
来た。
アレックス王子の様子が少しおかしいって、惚れ薬を飲んでしまったって?
それでどうして2年も国を離れていた私を迎えに来るの?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 15:31:42
66907文字
会話率:39%
結婚初夜に氷の侯爵と称されるフェリクスは新妻のアンネマリーに言った。
「俺は……君を、愛してはいない」
アンネマリーは思った。
(きたー!ほんとに言った!)
巷で話題のアレを実践する男がここにいたぞ。と。
そんな風に始まった二人が、何だか
んだで仲の良い夫婦になる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 07:11:37
9090文字
会話率:37%
お年玉をつぎ込んで惚れ薬を手に入れた私。
後はこれを好きな人の給食に入れるだけで……!?
※エブリスタにも掲載しております。
最終更新:2023-10-23 15:56:45
3245文字
会話率:37%
とあるマッドサイエンティストは、惚れ薬斗称する飲ませたい相手を自在に自分に惚れさせて虜にしてしまうという薬剤を発明した。その発明品を使って様々な欲望を叶えようとしていくわけであるのだが・・・。、コラはコメディなのか、官能なのか?
最終更新:2023-10-22 18:59:26
1171文字
会話率:0%