伊織千晴は、高校卒業したばかりの18歳の少年。
所謂、イケメンだが、度を越えたひねくれ者で、友達なしのコミュ障。
父は三才の時に交通事故で、母は小学校二年生の時に病気で共に死去。
祖父祖母も死去しており、身寄りのない千晴は母方の親戚に引き
取られた。
高校を卒業したら家を出て自立して生きていくとを決めていた、
高校三年生の夏休みに差し掛かる頃、差出人の書かれていない手紙が千晴に届き、
中には家の鍵らしきものと
「あなたの祖父の家の鍵です。現在誰も住んでいませんのでどうぞご自由にお使いください。住所は... ...」というメモ書きが。
不審に思うも、事前にその家の下見をしていた千晴は、ただなら最高だと、高校卒業後移り住むことに。
到着するとそこには、
・銀髪長髪に巫女装束のようなものを着た男、
・執事風モノクルを付けた老人、
・ゴスロリで上から目線の女子、
・探偵帽子と服を着た元気幼女などがいて... ...
コスプレイヤーに占拠されている!?と思ったが、妖であった。
幼い頃に封印された陰陽師としての力が復活し、その昔、祖父と父が生業としていた、奇奇怪怪な事象が専門の探偵社を引き継ぐことに。
持ち込まれる様々な不可思議な依頼を、妖たちと一緒に解決していく中で、時折り妖と人々の優しさに触れ、千晴は人間的にも段々と成長していく。
また同時に家族に起こった信じがたい真実を知り、大きな陰謀に巻き込まれていくのだが、
全ては先祖である安倍晴明が関わった出来事が発端だった... ...
※史実、また現実社会と大きく違う内容が多く含まれています。あくまで現代ファンタジー、創造作品としてお楽しみください。
※カクヨムにも投稿しております※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 20:30:06
8598文字
会話率:26%
アリアの人生は常に谷底にいるようなものだった。
両親が亡くなり、叔父に引き取られた。
しかし親と叔父の都合からアリアは厄介者とされ冷遇された。
耐え忍んで生きてきたアリアだがなんと第二王子のお相手として見そめられた。
これまで不幸だった
分幸運が来るかと思われたがそれもまた楽ではなかった。
王族の生活は息苦しく、アリアには利益を狙う人か、アリアの足を引っ張ろうとする人しか周りにおらず、お相手である第二王子の態度も冷たかった。
そんな時に第二王子の浮気が発覚した。
いつか振り向いてくれる、王族にふさわしくと努力してきたアリアの心は折れた。
そのままなし崩しにアリアは離縁され、家に戻された。
しかしその時叔父が亡くなり、親の代わりに叔父が引き継いだ家門で家督争いが起きて家が無くなった。
家すら失ったアリアは平民としてひっそり暮らしだした。
もう生きていけるだけでもいい。
過度な期待はしない。
そう思って日々を生きていたアリアだったがある日彼女の元に兵士が押し寄せてきた。
王族の命を狙い、国家を転覆させようとした罪。
なぜなのかアリアは身に覚えのない罪によって逮捕されてしまうのであった。
そして処刑されたアリア。
けれどアリアの必死の抵抗に希望を見出した神様が世界を救ってほしいとアリアの時間を戻す。
世界を救う方法は指定されていない。
浮気者も、自分を冷遇した家も、全部ぶっ壊してやる。
世界は救って差し上げますわ。
ただし復讐もさせていただきます。
カクヨム、アルファポリスでも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 10:00:00
644856文字
会話率:31%
両親が亡くなり子爵家の叔父の家に引き取られた元伯爵令嬢のリネット。
厄介者扱いされて、叔父夫婦と従妹のジュリエッタに虐げられる日々を送っていた。
そんなある日、第二王子のレジナルドが階段から落下するという事故が王宮で起こる。
レジナルド
殿下はどうにか命は取り留めたものの失明の危機に晒されているという。
事故後、手術を受けることも拒否し、
生きる気力を失くしたかのような第二王子の様子に困った王宮の人たちは、
彼の面倒を見て元気づけてくれる令嬢の募集を身分を問わず始めることに───
これは上手く行けば玉の輿!
こぞって令嬢たちの応募が殺到する中、従妹のジュリエッタも当然のように玉の輿を狙う。
しかし、面倒ごとを嫌ったジュリエッタは自分の代わりに、
顔のよく似ているリネットを送り出すことを企む。
こうして、無理やりジュリエッタの身代わりをさせられることになり、
第二王子レジナルドの元に向かうことになったリネットは───……
全31話
✿他サイトにて投稿・完結済✿.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 23:15:30
110413文字
会話率:39%
女性に興味がなくて和歌一筋だった貴晴が初めて惹かれたのは大納言(上級貴族)の姫だった。
だが貴晴は下級貴族だから彼女に相手にされそうにない。
そんな時、祖父が話を持ち掛けてきた。
それは弾正台になること。
上手くいけば大納言の姫に相応しい身
分になれるかもしれない。
早くに両親を亡くした織子(しきこ)は叔母の家に引き取られた。叔母は大納言の北の方だ。
歌が得意な織子が義理の姉の匡(まさ)の歌を代わりに詠んでいた。
織子が代詠した歌が評判になり匡は若い歌人としてあちこちの歌会に引っ張りだこだった。
ある日、貴晴が出掛けた先で上の句を詠んだところ、見知らぬ女性が下の句を詠んだ。それは大納言の大姫だった。
平安時代初期と中期が混ざっていますが異世界ファンタジーです。
カクヨムとアルファポリスにも同じものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 13:10:00
102535文字
会話率:32%
ゲームタイトルが数十とでた西暦2040年頃、友人の紹介でプレイする事になったシセヲ。
ファンタジーオーシャンワールドオンライン、通称はFOW。
シセヲの両親は非常に厳しく、シセヲが小4にキレたシセヲの鉄バットに両親は車椅子になり、シセ
ヲは祖父母に引き取られた。
祖父母はシセヲに色々と認め、シセヲの両親は異常な教育方針を認め、シセヲの教育は行き過ぎたと認め、シセヲに自由を許した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 11:15:36
1409文字
会話率:68%
親を亡くし、伯父の家である八條伯爵家に引き取られた梔子は、珍しい銀色の髪を持つことから醜いと蔑まれ、虐げられてきた。何もかもに絶望していた梔子だったが、ある夜、美貌の青年に求婚される。
彼の名は篁紅月。
紅月は国中に名の知れた人気画家で、浮
世離れした美貌を持つことから帝都中の娘たちの憧れでもあった。
優しくいたわってくれる紅月のもとで、梔子は心の傷を癒し、まわりからも愛されていく。
しかしそんな二人に、梔子を妬んだ従姉の魔の手が迫り……
「必ず守るよ。もう二度と、貴女が何も恐れなくてすむように――」
ぼろぼろだった花嫁は溢れんばかりの愛を注がれ、本来の美しさを取り戻して幸せになっていく。
求婚から始まる溺愛シンデレラ浪漫。
*この作品はエブリスタ様にも同時投稿しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-04 18:10:00
344159文字
会話率:26%
アリーシアは生まれてすぐに教会の前に捨てられていた子供だったが10歳の時魔力があると判定されて王都の教会に引き取られた。
18歳の時はコルプス国の第2王子ロイド殿下と婚約していたが2年後いきなり婚約破棄される。そして10歳まで育てられた
辺境の地キルベートの教会に追い返される。
この国には聖獣がいてアリーシアはそのうちの一頭の飼育をしていたが彼女は聖獣の言葉が理解できた。だが、その事は誰にも話していない。
アリーシアは平民で孤児。いつもみんなから見下されていたからだ。
そんなアリーシアは辺境のキルベートに帰って来たがそこでもまた辛い立場に追いやられるがひょんなことでまた彼女の運命は上向いて行き始める。
黒翼騎士隊のリントもそんなアリーシアに少しずつ心を開いて行きふたりの関係は少しずつ変わって行く。
勝手独自の妄想異世界です。設定や登場する人物や生き物など妄想の産物です。どうぞご理解お願いします。
誤字脱字は大目に見て頂きますようお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 06:32:07
119045文字
会話率:40%
愛人であった日陰者の母は、父の正妻の怒りそのほかにより病に倒れて死んでしまった。母の一人娘であったモヴが唯一頼れたのは、母方の祖母一人。しかしその祖母も病には勝てずに亡くなった。モヴはそんな時に、よくわからないまま、祖母との約束だからと、父
の元に引き取られる前に連れ出した男、フォスの屋敷に引き取られた。待っていたのは思いもしない贅沢な暮らし。たくさんの教養を学ぶ夢のような生活だったが、結婚が可能になった誕生日、モヴはフォスに襲われた。
間一髪で自分を守ったモヴは、ぼろぼろになりながら、それまで出てはいけないと言われていた外に飛び出したのだった……! と言うどっかで聞いたことのある展開から始まるお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 19:29:40
2158文字
会話率:27%
両親に先立たれ、叔父夫婦に引き取られたカタリナは使用人同然に働かされ、虐げられる日々を過ごす。
ある日、叔父夫婦の娘、アスターシャの代わりに、彼女の許嫁である公爵家当主のレオンに嫁ぐよう命じられる。
何でもレオンは戦いの傷が元で失明して
しまったらしく、アスターシャはそんな男には絶対に嫁ぎたくないと駄々をこねているらしい。
最初はレオンから拒絶されるも、献身的なカタリナに少しずつ心を開き、やがて愛し合う。
そこに、失明を回復させる手術の話が舞い込んでくる。
しかし手術には海外に行かねばならず、一年間は戻ってこられない。
それでも失明が治るならと、カタリナはレオンを送り出す。
時期を同じくしてカタリナの妊娠が発覚。子どもを出産したところにやってきたのは、アスターシャだった。
彼女はレオンの手術が成功したことを風の噂で知り、公爵夫人に戻るためにやってきたのだ。
赤ん坊を奪われ、屋敷を追い出されるカタリナ。
果たしてレオンと、カタリナは再び夫婦の絆を取り戻せるのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 09:46:29
91051文字
会話率:49%
聖女の刻印が身体に表れたことで公爵家に引き取られた孤児のユリア。
王国では刻印を持った人物は、高位貴族の養女となる慣習があり、ユリアは一夜にして公爵令嬢に。
公爵家の跡継ぎである、10歳のヨハネとの折り合いは良くないものの、公爵令嬢とし
て相応しくなろうと日々を過ごす。
そしていよいよ、聖女としての能力が判明する時がくる。
その能力は、『浄化』。
魔物が跋扈した遙か昔には素晴らしい能力と言われていたが、平和な現代ではまったく役に立たない能力。
うちひしがられるユリア。
明らかに公爵家での扱いが変わる中、ヨハネが家を飛び出したということを知る。
他の使用人ともどもヨハネを探しに外へ出たユリアだったが、空へ生まれた赤い裂け目に遭遇。
ヨハネを助けられたものの、代わりに自分が赤い裂け目に飲み込まれる。
気がつくと、そこは15年後の魔物が跋扈しており、さらにユリアは自分が赤い裂け目に飲み込まれて死んだ悲劇の聖女と言われていることを知る。
※他のサイトにも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 11:48:49
98074文字
会話率:44%
貴族の家に引き取られた少女はしかし事あるごとに口にした。
でも、平民ならこれって普通の事よ?
平民だったらそうだもの。
平民だったら……
そんな風に貴族社会に馴染もうとしない少女の行く末。
最終更新:2025-02-21 06:00:00
19028文字
会話率:5%
伯爵令嬢のリズレナは非常に指先がしなやかで、器用だった。
夜会で自分をからかってきた令息のカフスボタンやハンカチをいつの間にか奪い取り、驚愕させてしまうほど。
その器用さは決して生来のものではなく、過酷な生い立ちによるものであった。
幼い
頃、両親を亡くし、悪辣な叔父一家に引き取られたリズレナは長年虐められていた。
ついには心の拠り所であった母の形見の指輪まで奪われてしまう。
しかし、ある時出会った少年エルシスから「欲しいものは自力で取るしかない」とアドバイスを受けた彼女は、形見の指輪を取り返し、ついには財産まで取り戻し、家の実質的な当主となった。
成長したリズレナは青年となったエルシスと再会する。
エルシスにダンスパーティーに誘われたリズレナは、そこで彼が王国の第一王子であると知る。
そして今、王家は後妻の王妃とその息子である第二王子に牛耳られつつあるという。
これを聞いたリズレナは、彼らに逆襲する策を編み出す。
「全てを手に入れましょう、この指先で」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 16:35:12
18238文字
会話率:38%
両親を亡くし、伯爵家に引き取られた少女エリナ。しかし、待っていたのは冷酷な伯爵夫人と傲慢な娘リディアによる過酷な日々だった。虐げられ、すべてを奪われた彼女は偶然手にした魔術書をきっかけに人生が変わる
最終更新:2025-02-17 07:10:00
2201文字
会話率:29%
両親を早くに亡くしたエリスは、付き合いのあったビスク侯爵家に、弟と共に引き取られた。
そこで、王太子妃候補と言われているビスク侯爵令嬢のヴァネッサの侍女として、ゆくゆくは王城で勤める事を夢見ていた。
そんなある日『王妃のお茶会』での事故によ
り、エリスはブリティシュブルーの猫になってしまった。
その時、おかしな記憶が頭に流れ込み、王太子の婚約者となったヴァネッサを幽閉し、高笑いをしている自身の姿を見てしまった。
また、第二王子や公爵子息を『攻略対象』と認識する。
ヴァネッサや侯爵家に恩のあるエリスは、その悪夢を実現させないようにと行動するのだが………、気づいてしまった。
「私、王太子になんの感情も持ってない」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 11:04:19
115829文字
会話率:21%
長らく引き取り手のなかった孤児の少女がある貴族家に引き取られた。
美少女だったが娼婦の娘だったため、名前もつけられず存在を疎んじられてきたのだ。
引き取られた貴族家では亡くなった令嬢になりかわって生きるように命じられる。
彼女の容姿は亡くな
った令嬢と瓜二つだった。
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カクヨムにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 21:00:00
182265文字
会話率:49%
<アグノリカ・ヴァーミリオン>
パーム王国騎士団の兵士長であり、数々の功績を残している女性。
元々は孤児であり、狼の群れに襲われているところをシュタインに助けられ一目惚れをした。それ以来彼を追いかけて騎士団に入団し、鍛錬を積んで今の実力を
手に入れた。
剣士としての才もあり、若くして兵士長の座についた実力派である。
剣の腕前は一流で、騎士学校では生徒代表を務めたほどである。また魔術の扱いにも長けており、基本的には無詠唱による魔法攻撃を行う。魔力量も相当多いため長期戦に持ち込まれても問題ないが、短期決戦の方が好みらしい。
幼い頃に命を救ってくれたシュタインに対して強い恋心を抱いており、いつかは隣を歩けるようになりたいと思っている。
<ミーシャ・ハーシェ>
アグノリカの後輩であり、剣の腕はイマイチだが魔術の扱いには長けている少女。
元々孤児院で育ち、その中で魔法の才能を見いだされ貴族に引き取られたが、そこでの生活に馴染めず逃げ出したところをアグノリカに拾われた。その際に名前をつけてもらい、それからはアグノリカを「姉」として尊敬している。
回復魔法が得意。
<シュタイン>
アグノリカの想い人であり、王国騎士団長。
名剣『デュランダル』を持つ剣聖の1人。
全国を巡る途中で狼に襲われていた幼少期のアグノリカを助けた。
騎士学校では首席で入学した天才であり、その実力とカリスマ性から次期団長候補とまで言われており、実際団長になった。しかし本人は乗り気ではなく、辞めたいとこっそり思っている。
アグノリカのことは「妹分」のように可愛がっており、彼女の成長を見守っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 06:00:00
4580文字
会話率:44%
親戚に引き取られた後、無事に大学を卒業した翔子。
祖父が会長を務める会社にコネ入社したものの、昔、自分をいじめていた同級生に再会して。
最終更新:2025-01-30 10:01:48
31577文字
会話率:45%
地底“スーテラン”から湧き出る魔物、“カヴァリ”と人類が戦う世界。
公爵家の養子アルエット・ドゥプルワと、平民ながら魔術師の名門に引き取られたエグレット・エルは、オワゾー魔法学園に通う双子の姉妹。優等生の妹エグレットに比べて落ちこぼれの姉ア
ルエットは、引き取られた公爵家で冷遇されていた。公爵家に居場所の無いアルエットは、いつしか学園で最も優れた成績の者に贈られる大魔女の称号を得て自由になる未来を夢見るようになる。魔法を扱うには神魂獣と呼ばれる獣を召喚して媒介とする必要があるが、強く美しい神魂獣を召喚したエグレットと対照的に、アルエットの神魂獣は子犬サイズの骸骨でーー!?
魔術至上主義の王国で大魔女を目指して魔法学園に通う双子の少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 00:30:38
17417文字
会話率:49%
伯爵令嬢フィオナ・スタニエは、この世に生を受けた瞬間に両親に見限られた。
両親のどちらにも似ていない、真白い髪色と灰色の瞳を持って生まれてきたために。
両親がこの世を去り叔父夫妻に引き取られたあともフィオナに関心を向ける人間はおらず、『亡
霊』と呼ばれ、存在しない者のように扱われていた。
そんなフィオナには、奇妙な『同居人』がいる。
なぜか生まれたときから側にいる、奇妙な白い鳥。その力を借り屋敷を抜け出す時間だけが、フィオナに許された安らぎだった。
十五歳の冬、フィオナが『聖域』と呼ぶ寂れた場所で見知らぬ青年を助けたことで、凍りついていた運命の輪が廻り始める。
ただひとりフィオナを厭わない青年とささやかな交流を重ねるが、フィオナの見た予知夢は彼が遠くない未来に戦争で落命するという残酷な結末を映し出す。
愛を知らず生きる意味を見失っていた少女と、命を救ってくれた名も知らぬ少女に焦がれ続けた騎士が、出会い、別れ、再び巡り会って、おだやかな幸せを見つけるまでの物語。
ゆるふわ設定ご容赦。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 17:35:18
63982文字
会話率:21%
海賊に襲われた船の底から助け出されたアリス。
国最高との呼び声高い鍛冶師の夫妻に引き取られた彼女は、自らも鍛冶師を目指して鎚を握り、また自ら打ち上げた剣を得物にに剣士としても研鑽を積んでいた。
鍛冶の技術も剣術も順調に成長を続けながら
、後になって生まれた弟、妹とも仲が良く、穏やかな日々が続くかと思われた。
しかしある日、両親が海難事故で消息を絶つ。
アリスはきょうだいを養いながらなんとか剣鍛冶師として両親の跡を継ごうとするが、父の仕事を知る人々からの評価は厳しく、剣鍛冶の仕事はほとんどないまま、生活の為に野鍛冶をやったり、冒険者として剣を握る機会も多かった。
どことなく悶々とした日々が続く中、上陸不可能と言われる島からボロボロの剣を携えた獣人が訪ねて来る。
島には魔王が封じられていると伝えられており、その剣は封印の要となっていたという。
かつて父が打ったというその剣を直してほしいというのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 18:10:02
222496文字
会話率:47%
森の魔女の娘であったミネアは、政治的判断から父親のもとに引き取られた。継母たちからいじめを受けて生活する毎日で、ミネアは飲用水にスライムを混ぜ始めた……。
ずっといじめられていた女の子が、幸せになる話。
最終更新:2025-01-08 04:00:00
2434文字
会話率:3%