本作はイマドキのサバサバ冒険者を諸事情で改稿し、あげなおしている作品です。
少しずつ作業を進めていこうとおもいます。
また、AI画像は一切使いません。
最終更新:2023-05-28 14:38:04
95625文字
会話率:16%
「なあ、アルビノって知ってる?」
「あー、身体が真っ白なんだっけ?」
「そうそう、最近この辺にアルビノがいるらしいぜ」
「何のアルビノ?」
「それが、わからないんだよ。噂で広まっただけだからそこまでは確認できてないんだ。……もし人間だったら
、お前どうする?」
大学の広い講義室で、後ろの席に座る名前も知らない男子ふたりの会話が耳に着く。他人の話を盗み聞きするのは趣味じゃないが、授業を聞くよりかはまだ面白味があった。
バイトは辞めた。辞めさせてもらいます、と突然に僕が言うものだから、店長は酷く驚いていた。辞めた理由は酷く単純で、ただ他人の日用品や食料に音を鳴らしてお金を貰うだけの作業に窮屈さを感じていた。そしてもう一つ、このバイトをしていると目が渇き、痛むのだ。仕事中は忙しいと目薬を注すことができず、耐えるしかない。
週末には眼科に向かい、ドライアイ用の目薬を購入する。この費用だって、意外と嵩んでくる。しばらくの間は、親からの仕送りに頼るしかない。運の良いことに僕は大学デビューに失敗し、友達もいないから人付き合いなどによる出費はなかった。
暇つぶしに始めてみた読書も長くは続かなかった。昔はよく読んでいたのに、いつからか本も苦手になっていた。数日前に本屋で購入した数冊の小説や辞典、自己啓発本は今となってはどこに仕舞ったのかも忘れてしまった。
このまま何の楽しいことも起きず、それなりの成績で、何となく就活をして、卒業式にも出るか悩んだまま大学生活を終えるのだろう。終わりというのは、いつも唐突だとわかっているにも関わらず。
※魔法のiらんど、アルファポリス、エブリスタ、カクヨムにて重複投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 06:00:00
101923文字
会話率:52%
あの時、橋に身を投げ捨てて死んでいたら、きっと今もこんなことで泣くこともなかっただろうな。
明日のクリスマス前日に、私は思い出して貰えなかったら……。そんなことばかりを考え、今日も一人、部屋の中から沈んだような月を眺めていた。生きていて
良かったと思う。そして同時に、あの時死んでしまっていればとも思う。どのみち私の人生は死んでいたも同然だった。明日で、もう彼と会うこともなければ、同じ道を歩くこともないのだろうな……。
3下旬。
どうしても会いたい人がいた。何を失っても、どんな言葉をかけられようとも、私には会いたい人がいたのだ。だから私は高校一年生にして実家を離れ、無理を言って一人暮らしを始めさせてもらった。
幼稚園の卒園と共に、父の仕事の関係で突然の別れとなってしまった彼に、もう一度会いたい一心だった。そんな幼い頃の記憶だけで、一人多くのものを手放すのは馬鹿げていたかもしれない。こんな方法でしか彼と出会うことができないと思い込んでいたのだろう。
引っ越し作業も終わり、私はとある別のアパートへと向かった。彼が以前住んでいた家だ。自宅となったアパートから徒歩10分弱で記憶を頼りに目的のアパートの前へと到着したが、私の足は立ち止まったまま動けない。心臓が私の身体を強く叩くのがわかる。彼と会えたら、なんて声を掛けよう。ちゃんと笑えるだろうか。
不安を抱えるも、私は深呼吸をし、意を決して部屋横のインターホンを鳴らした。カメラのないインターホンなど、当時のままだった。
ドアノブが倒され、扉の向こうからは20代くらいの男性が現れた。鼓動が一瞬だけ止まったようだった。
「……すみません間違えました」
それもそうだった。何年も前のことだ。彼はもうどこかへ引っ越してしまったのだろう。
どうして考えなかったのだろう。この場所に戻ってきても彼がいる保証などないということを。いや、わかっていたが考えたくなかったのかもしれない。
アパートの家へ戻り、私はベッドの前で力が抜けてしまい、床に崩れ落ちるように座り込んだ。
溢れる涙を制御できない。何度拭っても、溢れかえる。私は片付け切れていない部屋の中、ベッドに顔を埋め、声を大きく吐き出した。
どうするのが正解だったのか、自分でもわからない。ただ思い出の中に囚われている自分が、憎く、悔しく、心が枯れてしまったようだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-23 21:03:24
100257文字
会話率:47%
世界滅亡は世界がバグって救われた。
その後、最初の致命的なバグに対応する時代や、最終的にバグを解決する時代もあるが、それは過去や未来の話であり、別の話だ。
現在は致命的なバグは解決したが、バグったモンスターが未だに脅威的である時代だ。
そ
んな時代で何故か3日間を繰り返すバグに陥った1人の人物。
気にせず日常を過ごしていたが、ある時繰り返しから外れた存在に気づく。
1人でどうにか対処しようとするも、既に手遅れなくらい強化され続けていたモンスター。
力不足により八方ふさがりな状況で出会ったのはかつての英雄だった。
[補足]『外伝』となっていますが、この話の開始時点で本編はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 19:14:01
225595文字
会話率:35%
世界滅亡。
冗談ではなくそのニュースは瞬く間に全世界に衝撃をもたらした。
核戦争でもなく、パンデミックでもなく、環境汚染でもなく、
突然人類及び全生命に降ってわいた脅威は人災とは無縁の完全な物理的な脅威だった。
そして、滅亡の日。世界はバ
グで救われた!
そう、バグったのだ。
そして、世界中にモンスターやダンジョンといったファンタジーが出現した。
この段階では、異世界が融合したとの主張が大部分を占めていたが、状況が判明する度、この主張も下火になった。
なんてことはない。突然出現したファンタジーがバグだらけだったためだ。
人々の間ではこの世界自体が壊れたのだと理解していった。
ただし、その後の調査でバグは解決可能だと判明した。
バグを突き詰めるとバグは斜め上の方向で改善するのである。
バグを改善するデバッガーとして動き始める人々。
ただし、そんな時代は別の話であり、過去の話である。
レベルやスキルなんてメリットの方が多いチート能力もバグとして凡そ消失し、
現在残すバグはダンジョンの存在のみになっている。
ダンジョン専用のデバッガーはダンジョンデバッガーと呼ばれている。
ダンジョンは現在特殊な方法でデバッグが進んでいる。
カードゲームをするような方法で進むデバッグ作業。
最後のバグが解決するまでの物語。
[補足]過去の時代の影響でシリアスな環境は残っていますが、結局はカードゲームなので悲惨な方向には進みません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-10 07:14:10
139931文字
会話率:24%
月末の〆の作業が終わったんで一杯引っ掛けて酔った勢いで道端に落ちていた変な女を拾っちまったのがそもそもの始まり。
エンなんとか王国の勇者がどうのこうのと宣う女でさ、やばいやつ拾ったと焦ったぜ。
それがまたいい女でさ……
※以前にカクヨムで
連載していた作品の第1部を推敲し直したものです。9話に分割してありますのでご査収下さい。毎日投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 00:00:00
18239文字
会話率:36%
新婚旅行をしていたはずが気づいたら、異世界の辺境の農民(10歳)になっていた。
色々ビックリだが、異世界の農民の生活はきつかった。
清潔感は皆無で飯はまずく、電気も車も無いどころか家畜もないから、開拓はすべて身一つである。
幸い、魔法?はあ
る世界で、俺もなんだかパワーだけはあったので、農作業の傍ら必死に訓練しました。成り上がって楽しく生きるために!
このお話は「異世界の英雄」の力を継いだ少年に転生した新婚サラリーマンの成り上がりストーリーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-17 13:36:14
50674文字
会話率:32%
神・・・それはすべてを超越した絶対的な存在である。そんな神たちが集う世界を神界といい、王であるルーンは、ある時、自分に意見する天界の神ティアに牢獄行きを言い渡す。だが、その後ルーンは突然見たこともない小屋へと飛ばされる。状況がまったく理解で
きないルーン。試しに様々な力を駆使して脱出を試みるもすべて失敗。この異世界では神の力がまったく通じないと気付き、ルーンは顔面蒼白。その時、小屋の隅にいた冥界神アビドスから驚きの事実が伝えられる。この世界から脱出するには課せられたノルマを達成すればいい。そのノルマとはある地点に穴を掘ればいいという単純なものであったのだが・・・
このお話はチート能力を持ち、すべてを思いのままにしてきた4人の神たちが穴掘り労働という単純作業にひたすら苦心する物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-13 18:19:08
21780文字
会話率:53%
ビジネス街『神野宮(かみのみや)市』には時代から孤立した廃墟が取り残されている。廃墟には「取り壊し工事の作業員が全員行方不明になった」など多くの噂がある。
そんな 「入った者に不幸がおきる」本物の心霊スポットに一人の少女『北村(
きたむら) 瑠奈(るな)』が自らの命を絶つ為に訪れる。死にたい訳では無いがこれ以上生きる事は耐えられない。
「自ら命を絶つのは嫌だ、誰かに終わりにして欲しい」
その願いが通じたのか瑠奈の人生は終わりを迎える。そして新たな人生が始まる。始まってしまう。もう耐えられない…今度はどこ…また始まるの…?
「だれか…わたしを…みつけて」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-12 23:03:16
18348文字
会話率:34%
目覚めたら見知らぬ場所にいて、ウサギたちに囲まれていた柳神霞彩。彼の家は古くから代々続くカギ職人の家系で彼自身もまたカギ職人だった。彼が連れてこられた場所、それは月であり柳神一族が友好を結んだウサギから金庫を開けてほしいという依頼を持ち込ま
れる。カギの失われた金庫の中身は重要な槍。彼は、始めてきた場所で金庫の開錠作業に挑むことになるのだった。そして、彼が金庫を開けたという噂は広がり、閉ざされた蔵のカギを開けることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-12 22:09:40
21204文字
会話率:56%
大学進学で春に引っ越しをした丸岡(まるおか)は、一人不安に苛まれていた。
引っ越し作業を終えた丸岡は、昼食の為にコンビニに行こうと玄関の扉を開くと、隣に住んでいる女性と目が合った。
それから彼女と親しくなり、遂にはお裾分けを貰う事に。
しか
しある日、お裾分けに来た彼女の様子がおかしかった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 12:15:34
7025文字
会話率:18%
氷川恵一は27歳にして“腎がん”を患い余命宣告を受けた。家族との話し合いの結果、治療はせず緩和ケアを希望する。それを機に実家へと移る引っ越し作業の中、古びたノートを見つける。
そこには初恋の人、壬生紗季への想いが綴られていた。
壬生紗季と
の記憶をよみがえらせた恵一は、その余韻が夢として現れたのか、綴った内容に沿った夢を見始める。しかし、その内容は現実のものとは違う展開を見せるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 01:00:00
18668文字
会話率:45%
とある剣と魔法の世界に、突如として『チート』が降り注いだ!!
...が、実際には世界を管理する女神が起こした事故であった。女神は地位と権能を奪われ、現代日本から強制召喚した男子高校生と魔王城の皆様方と共に、嫌々ながらもチート回収作業に
参加する事になる。
思考だだ漏れメスガキ女神、失敗作チート高校生、強すぎる魔王、怖すぎるメイド長、弱すぎる騎士団長、サイコパスすぎる錬金術師に変態すぎる武器職人....
「るァーー!!単位を揃えろバカやろーがァ!!」
世界の存亡を懸けたあとしまつに、魔王城が一丸となって取り掛かる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 00:13:42
48951文字
会話率:71%
外見草食系男子な深川 正幸(ふかがわ まさゆき)。女子が彼にスカートの中を見られてもなんとも思わないレベルの草食系だと思われている彼だが、夜と朝、彼は3人の美女と共に過ごしている。漫画家、メイクアップアーティスト、配信者。そんな仕事はバラバ
ラな彼女たちだが、正幸とは同じベッドで過ごしたことのある仲。そんな彼女たちと生活する中、漫画家である美女が締め切りに間に合わないと騒ぎ始める。そんな彼女を手伝うため、作業を始める正幸。その作業はスムーズで手慣れた様子だったが、彼は趣味だと言い張るものの……。
※感想、誤字報告等お気軽にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 18:05:11
6354文字
会話率:51%
《ここは心の間。
皆様の心の奥を覗かせていただく部屋です》
急に目の前に画面が現れ、映し出されたのは”私たちが必死に積み上げてきた絆という脆い木を切り倒す作業”。
三人目の犠牲者は見せかけの、「鳳凰が現れるほどの素晴らしい統治」を守ろうとし
て、鋭い牙で切り裂かれていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 06:54:23
1372文字
会話率:16%
《ここは心の間。
皆様の心の奥を覗かせていただく部屋です》
急に目の前に画面が現れ、映し出されたのは”私たちが必死に積み上げてきた絆という脆い木を切り倒す作業”。
二人目の犠牲者は最後まで輝かしい人生を思い描きながら燻んでいくのだった…
最終更新:2023-04-30 13:54:30
1619文字
会話率:22%
《ここは心の間。
皆様の心の奥を覗かせていただく部屋です》
急に目の前に画面が現れ、映し出されたのは”私たちが必死に積み上げてきた絆という脆い木を切り倒す作業”。
一人目の犠牲者は最後の一葉を愚かにも散らしていくのだった…
最終更新:2023-04-27 20:51:43
1916文字
会話率:18%
アデリンダ・エーレンベルクは完璧な淑女と称されていた。
しかし王太子と結婚して一年、夫は浮気相手の元に入り浸り、彼女の寝室を訪れることはなかった。
そのためアデリンダは、「自分は女としての魅力にかけているのでは?」と思い悩んでいた。
アデリンダを心配した侍女が、彼女の自信を取り戻すために「王太子妃に泥をつけ高貴さを損ね、モテモテにするぞ! 芋掘り大作戦」を決行することに。
当日芋掘り会場に集まったのは、自国の宰相の息子に、騎士団長と魔術師団長の息子、隣国の皇太子に、精霊王に、妖精王、竜人族の王子などそうそうたるメンバーで……。
【こんな人におすすめ】
・ハッピーエンドが好き
・くすっとした笑いが欲しい
・ほのぼのした作品が好き
・ざまぁは添える程度
※無断転載を禁止します。
※ペンネーム変更しました。
※小説家になろう先行投稿。
「Copyright(C)2023-まほりろ/若松咲良」
ペンネーム変更しました「九頭竜坂まほろん」→「まほりろ/若松咲良」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 18:20:03
9149文字
会話率:35%
感想欄にネガティブなコメントが記された。
あるいは批判、荒らしと変わらない感想がきた。
さて、ユーザー諸氏はどう対処するべきか。
推理文芸日間一位がネガティブコメントについて簡単に語る。
先に記すが完璧な対処法はない。
完全に読み手が「漢字
の誤読」をして、誤字機能を使い間違えた訂正をしてくることもある。
別にいいじゃない、知らない漢字があったって。
私もあるから(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 00:17:14
2242文字
会話率:4%
数年前、隣町と合併した旧黒羽村地域にて、ゴミ収集作業員の仕事をしている男がいた。
この地域にはカラスが非常多く、住民のゴミ出しマナーが悪い事もあって、何処のゴミ捨て場も生ゴミが散乱している有り様。昔から伝わる言い伝えが原因らしい。
ゴミ捨て
場の汚さに嫌気がさしていたが、その日訪れたゴミ捨て場は生ゴミが散らかってなく……
※ハーメルン、カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 21:00:00
12033文字
会話率:26%
キプロスの古代文字の刻まれた、円筒形の印章に焦点を当てて、日本語として解読出来るか否か、作業してみたら、短時間で予想外の成果が生まれました。
最終更新:2023-04-29 17:23:58
5809文字
会話率:0%
これまで古代ギリシャ(線文字A,クレタ聖刻文字など)、キプロス(キブロ・ミノア文字、キプロス音節文字)、そしてインダス河流域の古代文字を日本語として解読する作業を続けてきました。そして予想外の成功を収めつつあります。しかし切り口が斬新なだけ
に、周囲を説得するためには一工夫必要でしょう。
考古学では、常識が速いスピードで塗り替えられます。例えば1986年の吉野ヶ里遺跡の発見や、1996年、シュメール人の文明より古い、トルコのギョベクリテペ遺跡の発掘。昔、弥生時代は、紀元前300年頃に始まったとされましたが、今では、前1000年頃まで遡る説があります。「大和朝廷」と称したものが、今や「ヤマト王権」です。すると海外の未解読の古代文字で、日本語を記していたと判明しても、さして驚嘆すべきでないかも知れません。
今までコロナ禍の巣籠生活の中で深く潜行し、進めてきた研究ですが、5年以上になるので、少しづつカミングアウトせざるを得ない、そんな問題意識です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 11:27:02
16186文字
会話率:4%
ミノア文明の古代文字を日本語として解読し、一定の成果が出ていたところ、今度はインダス文字に関し、「ミノア文明の文字に似ている」との指摘を受け、解読作業に入りました。
最終更新:2021-05-15 16:21:41
34457文字
会話率:0%
人気のない公園で僕は砂遊びをしていた。
孤独を紛らわすべくひたすらその作業に没頭する。そんなある日現れたのが一匹の猫だった。
最終更新:2023-04-28 00:43:45
1587文字
会話率:37%
ーー彼は「物語」が好きであった。
幼少の頃から病弱で屋外で遊んだ経験もほとんど無く、生涯のほとんどをベッドの上で過ごした少年、高野 棗。
彼の死後、自称神様を名乗るお姉さんから「神域の図書館」の従業員になる事を勧められ
る。
最初は慣れない作業で失敗も目立っていたが神界の人達のサポートもあり何とか作業を続けることが出来た。
ーーそこから数年
彼は「神域の図書館」の真の役目を知ることになる。それは、「異形」と化した物語の登場人物を鎮める事だった。
図書館長の元で本格的に修行を積み、図書館長と共に「物語」の世界に足を踏み入れるーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 17:59:06
267491文字
会話率:36%
公爵令嬢アイリス・フィンドレイは王太子ニコラスの婚約者である。
しかし、王太子ニコラスは彼女のことをこう呼ぶ。
「壁の花」と。
毎週王太子主催で開かれるダンスパーティー。
王太子は数多くの貴族令嬢と卑猥なダンスを繰り返し、アイリスは放置され
たまま。
傷心のアイリスはニコラスにそっくりの貴族と出逢い、その人柄に惹かれていく。
その思いは心に秘めたまま。しかし何故か、王太子に不実を理由に婚約破棄を宣告される。
だが、アイリス以外にも多くの者の怨みを買っていた王太子一味の栄華は長くなかった。
そして、アイリスは実はニコラスの双子の弟だった貴族ナイジェルと結ばれる。
婚約破棄、ざまあありのハピエンです。全7話。4月26日中に完結します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-26 19:00:00
15757文字
会話率:47%