目が覚めると12才の少女になっていた。
エンジニアだったはずの自分が、なぜ? 疑問に思うも、この少女はスキルを持っていた。
『神託スキル』
エンジニアの自分にとって、神託って言ったら、データベースを指す。
前世の記憶のまま、SQLで、データ
ベースを検索してみたら、なんと、検索出来ちゃった!
驚愕のスキルだったが、READ ONLY つまり、書き込みは出来ず、参照のみ。
それでも、十分凄いのだが、少女はもう一つスキルを持っていた。
VPSスキル。仮想専用サーバがスキルとして使えた。
しかも、開発者ツールまでインストールされていて、スキルの術式の解析、デバッグ、
チューニングまで出来る。
だが、神(運営)と思われる者から、メールが届いていて、転生者の目覚めと共に、
レイドボスの復活が仄めかされ、急いで対応を始めた方がいいという。
ゲームみたいな異世界に転生したエンジニアの青年が、少女になって、DBを検索しながら
VPSを使って、スキルを解析し、困難に立ち向かっていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 12:12:55
458870文字
会話率:44%
数ある異世界は、異世界事にバランスを保つ為に連なる世界からリソースとして力を得た種族を召喚・転生させる。
中には力がない者を召喚・転生させるケースもあるが、創造神やそれに連なる者により力のリソースを受ける。
バランスを乱す召喚は邪道だと
言われ現在では事故死など召喚者が死亡してしまう瞬間を止め、神々により転移を行うのが基本であり、転生は所属する世界から生まれ変わり先がなく溢れてしまう者を調整し異世界へと所属を変更する流れだ。
特に多いのが転生であり、出生率が減り行き場を無くす魂達の行先である異世界なのだが何処もバランスを保てておりこれ以上追加するとバランスが崩壊してしまう。
バランスを乱さぬよう新たな異世界を作り管理者として新米創造神が指名された。
「世界を1から作るって何すればいいのじゃ・・・?。とりあえず、デフォルトで剣と魔法の世界を作ってみるかの」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 16:00:00
142313文字
会話率:57%
数ある異世界は、世界ごとに魂の上限は決まっており、バランスを保つ為、連なる世界から色々な種族を召喚、転生で迎え入れていた。
数ある惑星でもとりわけ【地球】では行き場を無くした魂たちを、神々の力により異なる世界へと転生させてバランスを保って
いた。
現在では辛うじて空きが出来た異世界へ魂を送り、騙し騙し運用をしている神々だったが、限界を迎えた事に気づいた神々は会議を開き一つの結論にたどり着いた。
「そうだ、新しい世界を作って溢れないように調整しようか(笑)」
「お、それならうちの娘なんてどうよ?そろそろ頃合いじゃねぇか?」
こうして魂を受け入れる為に一人の女神が選ばれ、創造神となった。
「のじゃぁぁぁぁぁあ!?世界を1から作るってどうするんじゃ!?」
生成するキーワードを入力してください。
「なんじゃこれ?楽しい!剣!魔法!これで良いんじゃろか?」
楽しい剣と魔法の世界を生成しました。
神にとって楽しいとは何を表すのか少なくとも普通ではない世界が産まれた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 16:00:00
31535文字
会話率:55%
ゲーム会社の新人教育カリキュラムで、なろう小説を連載をすることになりました!
一年間連載せよということなので、月イチ掲載で全12回と決めました。
人気を得るべしという会社の業務命令(ムチャブリ)を果たせるのか…そもそも無事に1年間の連載を乗
り切れるのか不安ですが一所懸命頑張ります。
ゲーム業界あるあるや制作ウンチクなど。現役ゲームデザイナーとして開発現場に興味ある人や業界を目指している人に有益な情報も盛り込みたいです。
AIイラストを使用し、ふんだんに挿絵を入れることでノウハウのあるゲーム企画書っぽいグラフィカルな仕上がりを目指します。
小説の内容は、たまたまDNA適性を持つだけのごく普通の人が、ゲームプロデューサーに騙されVRゲームのつもりでUFOの拉致被害者救出に大活躍するって話です。
そして著者がこの作品で伝えたいことは、非日常=救出活動は刺激的で楽しい…でも、それって何気ない日常を味わってこそだよ。それこそが一番大事…ってことです。
作品を通して語るべきテーマをここで要約してしまって台無しな気もします…しかし、大丈夫。
この作品の裏テーマは「ネタバレ」です。
適度にネタバレされた方が物語は楽しめる。私が気づいたライフハックを、この作品で試してみたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 17:00:00
14059文字
会話率:42%
真面目で誠実な二十代後半の男性、大須 啓太は、ゲームのデバッグを仕事とする派遣会社に登録して働いていたが、ある時、過労が祟ったのかそれ以外の原因か、仕事終わりに意識を失い倒れてしまう。
そして目覚めた彼の目に飛び込んできたのは見覚えのない
大自然と空を飛ぶドラゴン……。
突然の出来事に一般人であれば困惑するか興奮するかのどちらかだっただろう……しかし彼はどこまでも真面目で誠実で、生粋のゲームデバッガーである。
「ふむ」と一言、訳の分からない現状をただそのまま受け入れると、その見たことのないファンタジーな世界を検証することにした……。
これは、そんな訪れる先々で周囲の迷惑をあまり考えず、ただ真面目にハチャメチャな検証を行う彼の、平凡な日常を描いた物語……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 08:00:00
1156413文字
会話率:41%
「本上(もとがみ) 英雄(ひでお)さん。私はの名はセレス。あなたからすれば、異世界であるガイヤを管理する三女神の一柱です」
「あの、すみません……違うんです」
「え? 何がですか?」
「名前の読みが違うんです……それ、本上(もとがみ) 英雄
(◯◯◯◯)って読みます。
それが全ての始まりだった。
不幸な事故で命を絶ったゲーム好きなプログラマーは、ゲームが存在しない、異世界ガイヤで勇者として生き返った。
「ガイヤの世界に危機が迫っています。どうか勇者となって、世界をお救い下さい」
「え? お断りします!」
女神に世界を救って欲しいと頼まれるが……速攻でお断り! 泣き出す女神に困り果てた勇者は、ある条件を女神に提案する。
女神から授かったスキルは、一度だけ仲間のステータスを書き換える事ができるデバッグスキル。
自分に使えないぶっ壊れスキルを持って、ガイヤに降り立った勇者は、女神の代わりに仕方なく世界の異変を探る旅に出る。
旅の途中、言葉が分からない異世界で最初に出会った少女リーシア……勇者と出会ったのが運の尽き! 否応なしに彼女の運命はぶっ壊されていく。
これは数々の苦難を乗り越えて、勇者?として成長するゲーマーと、デバッグスキルで人生をぶっ壊された仲間との物語である!
注)この物語はフィクションです。
登場するゲーム機とソフトは架空の産物であり、実在の人物や団体などとは関係ありません。
サブタイトルに『☆」が入った話には、あとがきにイメージイラストや挿絵が差し込まれています。
この小説は『カクヨム』『アルファポリス』にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 06:00:00
1135223文字
会話率:48%
ゲームのリセマラや検証、デバッグなどが趣味の主人公、篠原 励(シノハラ レイ)は突然クラスメイトと共に異世界に召喚されてしまう。
そんな彼に与えられたユニークスキル「ステータスリセット」は、自分のステータスを初期値に戻す能力だった。
これ幸
いと「ステータスリセット」を使いまくり、ステータスの変動で何が起こるか、現実にどう影響するかを研究して(遊びまわって)いたところ、戦力にならないと言われ王国軍から追放され、見知らぬ地へ飛ばされてしまう。
その先で新たな仲間と出会い、強くなり、王国軍を出し抜いて魔王を討伐しに行く。
そんな話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 15:54:01
543125文字
会話率:41%
ごく普通の少年旗目幸村はある時空にヒビが入っていることに気づく。さらに不思議なことにどうやら彼以外誰もヒビは見えないらしい。だからと言って彼に何かができるわけでもなくそのまま1ヶ月が経つ。何気なくまたヒビを眺めていると自分のことを“ナビゲー
ター”だと名乗る謎の少女と出会う。そんな彼女にこの世界には”バグ“と呼ばれるものが存在し、彼の命を奪いにくると告げられた。そしてそれと同時に彼には”バグ“に対抗し得るほどの特別な能力があると知る。空に入ったヒビは何を示しているのか、謎の少女は何者なのか、“バグ”の正体とはーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 16:10:00
2543文字
会話率:25%
インターネットが可視化された電脳世界とそこに潜るためのダイブシステムを、電脳世界に住まう電子生命が人類に対して公開してから約1世紀が経った。電脳世界を現実世界に重ね合わせるように表示する拡張現実システムが作り上げられ、人類は日常を拡張され
た現実の世界で生活しながら、より幅広い交流の場として電脳世界に潜る日々を過ごしている。
そんな世界で依頼を受けての問題解決を”趣味”とする男は、学生時代の先輩から依頼を持ち込まれる。
この作品はカクヨムでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 02:00:00
2926文字
会話率:64%
世界滅亡はバグで救われた。
将来的にそんなことを言う人もいるが、当事者にとってはとんでもない。
巨大隕石は忽然と姿を消し、代わりに現れたのは一般的には対処不能なモンスター達。
だが、変わった世界には様々なバグが含まれており、そのバグを利用
することで辛うじて活路が見出だせた。
バグの中心である学校で、7日間のα時代を解決したデバッガー達の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 12:20:08
231837文字
会話率:28%
とある小料理屋における某店主と某社長との日常会話。テーマは転売対策。
最終更新:2023-06-08 20:14:38
1573文字
会話率:100%
世界滅亡は世界がバグって救われた。
その後、最初の致命的なバグに対応する時代や、最終的にバグを解決する時代もあるが、それは過去や未来の話であり、別の話だ。
現在は致命的なバグは解決したが、バグったモンスターが未だに脅威的である時代だ。
そ
んな時代で何故か3日間を繰り返すバグに陥った1人の人物。
気にせず日常を過ごしていたが、ある時繰り返しから外れた存在に気づく。
1人でどうにか対処しようとするも、既に手遅れなくらい強化され続けていたモンスター。
力不足により八方ふさがりな状況で出会ったのはかつての英雄だった。
[補足]『外伝』となっていますが、この話の開始時点で本編はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 19:14:01
225595文字
会話率:35%
社会的にVRシステムの実験・運用にかかわってきた近未来の時代。
各社奮闘しつつも、とある企業に勤める社員らが試作版VR機器に捕らわれ、仕方なしにバグを修正していくのだが…
最終更新:2024-02-13 19:00:00
111150文字
会話率:37%
事故にあった私は、体や脳の一部をナノマシーンで治療した。ナノマシーンがあるとフルダイブVRと驚くほど相性が良い。VRゲームのデバッグやテストプレイも高速でできる。
いつものようにデバッグを行っていると、異常に再現度の高い不思議なゲーム
に入ってしまった。リアルと区別が付かないほど、人物が作り込まれている。ナノマシーンの再現データも無数にある。現状のシステムで再現できるの?
その中でプレイヤーは「精霊」と呼ばれる。精霊は依り代となった少女と共に魔物と戦う。これは精霊と少女との出会いの物語。私は少女とその一族を守るため、その世界の謎に挑む。
ついでに私に変な改造をしたマッドな教授のフィルタをくぐり抜け、必ず世界に向けて告発してやる!
命を救ってもらえたのは確かだけど、それはそれだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-05 00:00:00
1223132文字
会話率:59%
事故にあった私は、体や脳の一部をナノマシーンで治療した。ナノマシーンがあるとフルダイブVRと驚くほど相性が良い。VRゲームのデバッグやテストプレイも高速でできる。乙女ゲーやギャルゲーも高速でできる。
いつものようにデバッグを行っている
と、異常に再現度の高い不思議なゲームに入ってしまった。リアルと区別が付かないほど、人物が作り込まれている。ナノマシーンの再現データも無数にある。現状のシステムで再現できるの?
その中でプレイヤーは「精霊」と呼ばれる。精霊は依り代となった少女と共に魔物と戦う。
これは精霊と少女との出会いの物語。
多少耽美でも腐っていても大丈夫!
この時代の「腐る」は、男女平等ですノヨ!
BLもGLも極めてみせますワ!
ああ! 早く年齢制限のない大人になりたい!
私は少女とその一族を守るため、その世界の謎に挑む。
ついでに私に変な改造をしたマッドな教授のフィルターをくぐり抜け、必ず世界に向けて告発してやる!
命を救ってもらえたのは確かなんだけど、それはそれだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-21 21:14:12
115045文字
会話率:31%
趣味でVRMMOをAIの『ぷにこ』と創作していたビイトだったが、デバッグも終わりに近い週末に幼馴染とログインしてみると・・・といった具合のテンプレ劇。
最終更新:2023-12-10 10:00:00
86610文字
会話率:52%
「夜」が、殺された。
「睡眠」、「食事」、「人間」さえも。
世界を構成するあらゆる「概念」を奪い取り、支配する力を持つ者、『死神』
双葉とユイは、死神たちの跋扈するとんでも世界に迷い込む。
安穏な日常を追い求め、彼女たちの存亡をかけた脱出
劇が、いやいや始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 23:18:58
13790文字
会話率:28%
上司の圧から休職を選んだ灰根改-はいねあらた-は、貯金も尽き手当だけのギリギリアウトな生活を送っていた。
そんな改はある日、一件の高額収入の仕事を見つける。
『月給百万以上! 好待遇! やる気があれば誰でも大歓迎!』
「……いや、明ら
かにおかしいだろ……?」
そう思った改だったが、自分の今の状態は一寸先は闇状態であることを考え、騙されるつもりで面接の申し込みをした。
つつがなく進む面接に、問題なく渡される合格という結果。色々と聞かれたこともあったが、厚待遇と会社のある場所の魅力にハマり、改は入社書類にサインをした。
「――それで、あの、仕事の内容なんですが」
「そうだな。改君には、まず簡単なゲームから見てもらおうかな? 護人のいる部屋に行こうか」
「あ、はい。デバッグかなにでしょうか?」
「……いや? ――え。まさか、聞いてないの?」
「え、っと。ゲームを見守る、みたいな話は聞きましたが」
「あっはっは、人が悪いなぁ。くくくっ、あぁ、ゴメンね? ゲームはゲームでも、デスゲームだよ? もちろん、リアルな、ね」
「デス、ゲーム……?」
「そう、デスゲーム。聞いたことあるでしょ? リアルタイムで、今まさに生きた人間同士で行われているデスゲームを、企画運営しながら最後まで見守ることが俺たちの仕事だよ」
デスゲームを見守る護人-もりびと-となった改の、想定外の毎日が始まった――。
※一部鬱表現、残酷な表現が含まれます。
苦手な方はご注意ください。
※上記に合わせ、よく人が死にます。
苦手な方はご注意ください。
※主人公が入社したてなので、多分続編書きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 21:21:48
125951文字
会話率:75%
ゲームマスターとは、ゲームの中に入って、トラブルの解決をする運営スタッフのこと。
20XX年に発売された、典型的なファンタジー世界を舞台にしたMMORPG。
使い古された設定と揶揄する声もありましたが、蓋を開けてみれば、その自由度の高
さが支持されて、大ヒット。
10年以上、世界トップシェアを誇る傑作と評価されています。
やっぱり、何だかんだ言って、みんな、ベタ、が好きなんですよ。
私は、その開発チームの一員にして、ゲームマスター……通称「なかのひと」なのです。
毎日、ゲームの中を歩き回って、バグを見つけて、デバッグチームに対応を指示したり、ユーザーの通報で駆けつけ、トラブルシューティングを行うのが、私のお仕事。
こういうアフターサービスや、ランニングデバッグの充実も、このゲームが評価されているポイントなんですよね。
ゲームマスターは、私の他にも、大勢いますが、私はゲームマスターの中で、唯一の制作スタッフであり、ゲーム内での大きな権限を持っていました。
時々、デモンストレーションプレイヤーとして、見本実演をして、ゲームの内容を広報したりもします。
それから、チュートリアルで動いているキャラクター……アレも私がプレイした様子を記録したものなんですよ。
さてと、今日も、ゲームの世界を徘徊しましょうかね……。
どうして、こうなった?
どうやら、私……ゲームの世界に飛ばされたらしいのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 22:41:42
7359186文字
会話率:23%
トラックに轢かれるわけでもなく逆に原付で猫を撥ねてしまった正にのその瞬間に異世界転移したみたいだけれどもどうにもそこはクソゲーと呼ぶに相応しいほどの無理無茶無謀な不条理不合理世界なのであってそれでも逆らえば死という全方位塞がり状態の中で模索
するうちに何となく噛み砕いて咀嚼できるようになった難解な仕様とかルールを逆手にその世界を救う英雄へと駆け上がるかそうでないかは今後に委ねられることも無きにしもあらざらむこと山の如し件折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 20:08:51
99137文字
会話率:24%
父親が開発に関わっているVRゲームのデバッグを手伝うことになった葛城裕一郎は、美少年のアバターを預かってゲームをしていたが、どうやってもログアウトできなくなる。
バグの修正を続けていればいつかもとの世界へ戻れるのではと考え、ひとり孤独に
バグをさがす毎日。ゲーム内時間で三年ほど経った頃、裕一郎は偶然訪れたダンジョンで、ふたりのNPCと知り合う。
NPCクエストらしいのだが、ダンジョン内では大きなバグが発生し、挙動がおかしくなっていた。
©2023 弓良 十矢
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 13:04:13
15247文字
会話率:49%
俺の名前は、田中ヨシヒロ。社会人5年目で渋谷のソシャゲ会社で『魔王コレクション』の運営をやっている。
突然、前任のマネジャーが失踪して、俺はプロジェクト・マネジャーを任されることになった。
しかし、管理職とは名ばかりでやっているのはマスター
データの更新からお知らせの作成、デバッグとやっていることはプランナー時代と何も変わらない。
ある日、深夜にハイパーインフレした『クァンタム・スーパーレア』のガチャのお知らせを更新しようするが、意識を失い眠りに落ちた。
目が覚めると、そこにいるのは薄紅色の髪色のロリ魔王だった。
「…おい。何をそんなところで呆けておるのじゃ」
「ここは……ダンジョン? それにしてもボロボロじゃないか」
「こっ、このダンジョンは開発中で…マグマ床もこれから発注する予定……なのじゃ」
1ヶ月後にやってくる勇者。完成しないダンジョン。終わらないデスマーチ。
これは、現代のプロジェクト・マネジャーがダンジョン開発をし、勇者を迎え撃つ物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 23:05:36
44194文字
会話率:37%
一堂リクは、五年前から発生している、連続誘拐事件に巻き込まれる。
だがそれは、現実ではなく、現実に近い異世界へと誘拐されるものだった。
一堂リクは「イチ」という名前を与えられ、「デバッガー」として「バグ」というモンスターを駆除する使命を負
う。
異世界にやって来たデバッガーには、一人一体、取扱説明書(マニュアル)が与えられる。
イチのマニュアルは、黒髪ボブカットの美少女で、名前を「ユメ」と言った。
デバッガーが現実に帰るための方法は二つあった。
デバッグの仕事を終わらせ、異世界を完成させる。
もしくは、HPを0にする。だが、死ぬ方法で帰還すると、この世界での記憶を全て失う事になる。
残ったデバッガーたちは、現実へ帰る必要のない、社会からドロップアウトした人間達だった。
彼等は自身の記憶を現実に持ち帰るため、バグを駆除し、異世界を完成させようとしていた。
イチは他のデバッガーに殺されるが、死ななかった。
セーブしていた地点へロードを繰り返してしまう。
ユメは「セーブとロード」の能力を持っていて、現実に帰る事が出来ないことが判明する。
イチは現実に帰るため、異世界のプログラマーを探し、この世界の真相を探り始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-12 18:23:48
282857文字
会話率:33%
二〇四〇年。人と人との心や思考を共有する革命的な機器『デウス・ワン』が開発され、教育現場での実証実験の一環として、とある高校の二年一組に配布された。
しかし、装着が任意かつ安全機構による機能制限があったため、しばらくの間は見向きもされない
。実験の失敗も囁かれる中、一人の生徒が機能制限の働かないデバッグモード『チャネル0』を発見してしまい――。
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本作品は、文芸サークル「変態美少女ふぃろそふぃ。」が2021年に発行した「花・カフェ・宝くじ」に寄稿・収録されたものを当サービス向けに加工し転載したものです。
なお、本文はCreative Commons Attribution 4.0 Internationalでライセンスされています。
花・カフェ・宝くじ(PDF) : https://hentaigirls.net/book/flowers-cafe-lottery/
ライセンス詳細 : https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 01:40:35
18205文字
会話率:53%