「ドロシー・ドロフォノス、今日限りでお前との婚約を破棄する」
傲慢なクロッド王子は、勝ち誇った笑みを浮かべてそう言った。ドロシー嬢は答えた。
「なんと言われようと婚約破棄はお断り致します」
人形のように無表情な謎多きご令嬢と、道化のよ
うに滑稽な傲慢王子による婚約破棄劇の顛末。
※ざまあはちょっぴり。
※一部グロテスクな描写があります。
※ヘンテコな部分は薄目でみてね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 00:00:00
65954文字
会話率:37%
絹子叔母が華道を教えた元弟子から、久々に絵葉書が届いた。早速、電話をしてみたが、通じない。手紙のやり取りを通じて、遊びに行くことになった。
姪の綾部理加とその元飼い猫である理斗は、高齢の叔母に付き添って、元弟子の住まいである箱根に行く。とこ
ろが、着いた先は人気のない家だった。
調べると、その弟子は、とうに亡くなっていた。理斗は、勤め先の碰上大学理学部心霊学科で、その話をする。
学生たちが、調査したいと言い出した。うち一人は、観光目的としか思えない。
理斗は、仕方なしに、学生たちを連れて箱根へ向かうのであった。
後半で、一部グロテスクな状況描写があり、苦手な方にはご注意願います。該当する回には、*を付します。
「元ねこ桜ヶ池始末」の番外編で、本編終了直後の時期に当たります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-23 21:19:55
29239文字
会話率:34%
碰上大学心霊学部に通う綾部理斗は、元猫である。飼い主の理加と共に、夏休みの課題をこなすため、心霊問題に悩む叔母の知人がいる、長野県軽井沢へと向かう。「元ねこ、大学へ行く」の番外編に当たります。終盤、一部グロテスクな場面があるので、閲覧にご注
意願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 21:22:30
44470文字
会話率:31%
※一部グロテスク表現あり!
タイトルを【悪役令嬢に転生しました】を【悪役令嬢に転生した私が知る真実】に変更しました
最終更新:2023-06-23 02:06:04
1912文字
会話率:74%
神・・・それはすべてを超越した絶対的な存在である。そんな神たちが集う世界を神界といい、王であるルーンは、ある時、自分に意見する天界の神ティアに牢獄行きを言い渡す。だが、その後ルーンは突然見たこともない小屋へと飛ばされる。状況がまったく理解で
きないルーン。試しに様々な力を駆使して脱出を試みるもすべて失敗。この異世界では神の力がまったく通じないと気付き、ルーンは顔面蒼白。その時、小屋の隅にいた冥界神アビドスから驚きの事実が伝えられる。この世界から脱出するには課せられたノルマを達成すればいい。そのノルマとはある地点に穴を掘ればいいという単純なものであったのだが・・・
このお話はチート能力を持ち、すべてを思いのままにしてきた4人の神たちが穴掘り労働という単純作業にひたすら苦心する物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-13 18:19:08
21780文字
会話率:53%
幼い頃に去勢され、声変わりをしないまま成長した男性ソプラノ「カストラート」の登場で熱狂的な音楽の流行が起こった時代。一人の「カストラートの道を蹴った吟遊詩人」が、その長い人生の中で様々な人々に出会い、成長した、手記形式の短編連作。
時に
人に傷つけられ、時に人を傷つけた。
暗黒時代の中世ヨーロッパをモチーフにした、美しい声で鳴く一人の鳥をめぐる群像劇。
誰もが彼の歌声と穏やかな美貌に魅了される。
(一部グロテスクな表現、暴力的な表現、同性愛的な表現、性的な表現があります。)
※中世ヨーロッパに実在したモチーフが出てきますがあくまでもファンタジーです。実在の吟遊詩人やオペラの歴史とは全く関係ありません。
※この作品はカクヨム(https://kakuyomu.jp/works/16816452220936020996)、ノベルアップ+(https://novelup.plus/story/360026312)、個人サイト(https://plus.fm-p.jp/u/ankokunogrove/book?id=4)にも掲載しています。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-27 09:36:41
40531文字
会話率:41%
知り合いから久しぶりの電話。何でも、先輩が目の前で消えたらしい。その先輩の遺体は山中で見つかった。俺は彼の疑いを晴らすために先輩が消えたという場所へと向かう。そこにはあるはずのない建物があって……。一部グロテスクな表現を含みます。pixiv
にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-18 15:52:22
12596文字
会話率:38%
今に伝わる桃太郎の鬼退治伝説から幾年……
当時逃げ延びた鬼とその頭「八雲家」一族は、奪われた鬼ヶ島を奪還するため、日本各地で人間社会にその身を潜めていた。
しかし鬼と桃太郎の戦いから今日までに、主が不在となった鬼たちは好き勝手に人間や同族へ
いたずらに悪事を働くようになり、また人間を守護する側であるはずの桃太郎の一族も怪しい動きをみせる……。
そんな中、稀代の妖力をもって人との間に生まれた八代目当主・剣丸は、鬼ヶ島奪還の悲願を遂げるため、また再び人と鬼とが共存する世を実現すべく、悪の始末にかかるのだった。
身近な学校の怪談から都市伝説、ついでに街全体を巻き込む超常現象まで、その元凶が鬼であるならばすぐさま駆けつけ奮闘する、鬼による鬼退治のお話です。
※直接的な性描写はありませんが、BLHLGLすべての要素を含みます。
※一部グロテスク描写あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-16 22:21:44
22161文字
会話率:55%
大学生の二灰洞紅露(ニカイドウクロ)は、少し硬い口調の親友、樹玖島柚兎(キクシマユウ)と、二人の一つ上の先輩で、三年生の雨抓裏々佳(ウツミリリカ)の三人で、ある集まりを開いていた。紅露にとって、そこは、何にも代えがたい大切な場所だった。
ある日、柚兎は紅露にこう告げるのだった。
「私はもう死んだかもしれんのだ」
実際には大したことない、日常会話で見るような、程度を強める「死」の言葉。
だが、紅露も柚兎も、雨抓も知る由もない。
二灰洞紅露に静かに、静かに、死の気配は既に忍び寄っていることに。
平凡なキャンパスライフが徐々に狂っていく、日常浸蝕系の「かくれんぼ」。
見つけられなければ、ほら――。
その、空いた席に、座っているのが、見えない?
※一部グロテスクな描写があります。念のためR15指定をしていますが、冒頭や後半の一部のみですので該当描写は少ないです。
※ショッキングな描写が一部ございますので苦手な方はご了承ください。
※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
※ホラー小説は初めて書くため、拙い部分などあるかもしれませんがご了承ください。
※あらすじを読んで頂きありがとうございます。よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 21:00:00
29790文字
会話率:38%
魔物が跋扈する世界で描く、1人と1匹の魔物の孤独な旅の物語。彼らの目的は同じく『原初の魔物殺し』であった。崩壊しゆく世界の中で今生の彼らが迎えた結末とは。
(あらすじ)
魔物達は5柱の『原初の魔物』に生み出され、生物と同じような生態系を築
いてきた。魔物は非常に狡猾で交戦的で、人間種とも敵対的であった。主人公のアウラ(女)は、街を魔物に襲われ、親代わりの存在を殺されたことを期に原種の魔物殺しの旅に出ることとなった。それと時同じくして、一匹の魔物(ノラ)が彼女の前に現れた。親代わりの存在を殺した魔物だと気付いたアウラは初めは激しく彼を憎むも、助けられる内に少しずつアウラはノラに心を開き始め、やがて共闘する仲間のようになっていく。彼らは「大樹海」「深海」「霧で覆われた空」「地下世界」「炎と氷の巨山」の領域を渡り歩き、世界の謎に迫っていく。
(注意)
この小説にはなろうらしい、ご都合主義、ハーレム、異世界転生、擬人化といった要素は含まれません。萌え系の要素も殆どないです。一部グロテスクな表現を含む場合はあります。
(筆者から)
処女作です。とにかく自分の好きな小説を書きたい、未知の世界を表現するワクワクを楽しみたい、そんな想いから執筆を始めました。幻想的な動植物を描きたいと考えておりますが、拙い表現で上手く伝わらない場面もあるかと思います。文章力が上がったたら適宜修正も入っていくかもしれません。映画『センターオブジアース』とか、ゲーム『サブノーティカ』が好きな人は特にお楽しみいただけるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-06 12:21:42
2618文字
会話率:0%
聖女ステラエアは、聖騎士である青年ヴァルをお共に世界救済の旅に出ていた。
その途中で立ち寄った小国で、ステラエアは王侯貴族達の策略によって呪いの儀式の生け贄にされてしまう。
しかし王侯貴族達は知らなかった。ステラエアは〝史上最強〟と謳われ
るほどの神聖力の持ち主であり、何より邪教徒を狩ることを専門とする特務機関の――異端審問官だという裏の顔があることを。
結果――
「私、なぜかアンデッドになったっぽいんだけど……あとなんか呪いのせいか魔力がヤバい。私、もしかしたら世界最強になったかも」
「いや、というか関係ない俺まで不死になってますが! それになんか外が酷いことになってますよ! どうするんですかこれ! 絶対ステラエア様のせいですよ。聖女パワー強すぎて呪いが反転したんじゃないですか」
ステラエアに降りかかった強大な呪いは一部だけ彼女達に残って不死と魔力を与え、残りの呪いは国中にばら撒かれてしまったのだった。
そのせいで小国は半壊。唯一、呪いの源であった王侯貴族達だけはそれを免れていた。
「とりあえず聖女なのにアンデッドなのは困るし、何よりあいつら全員邪教徒確定でしょ。呪いを解く為にも――仕方ありません……異端審問を開始しましょう」
「いや、そう言いながら滅茶苦茶嬉しそうじゃないですか!」
「あいつら全員に異端審問官をナメたら、身包み剥がされてその肉の最後の欠片までもが滅殺される、ってことを魂に刻みこんでやる」
「敵ながら、同情する……」
こうして不死となり無敵の魔力を得た聖女による、異端審問の旅が始まる。
「ぎゃあああ首が取れたあああ! ヴァル、私の首拾っておいて! とりあえず首切ったあいつに聖女パンチをブチ込んでくるから!!」
「あ、ちょっと! 首なしで動くのは止めてくださいステラエア様!!」
のちにその国で、アンデッドな聖女の武勇伝が語れるようになったことは言うまでもない。
*ダークファンタジー感ある世界観ですが、主人公達は基本的にギャグ世界の住人です
*苦戦要素なし
*敵が可哀想(ざまあ要素あり)
*一部グロテスクな表現があります。適当に読み飛ばしてください
*他サイトにも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 14:43:11
30060文字
会話率:56%
彼女は怪しい一枚の紙切れから新しい職場と〝運命的〟な出会いをした。
そのサガシヤという小さな事務所は「何でも探す」ことを生業としている。ネット中毒者の警備員。看板娘の女子中学生。そして、出会いが視える社長。個性的な面々で通常の依頼をこなす
一方でサガシヤにはもう一つの顔があった。
交錯する秘め事の中で彼らは真実を見つけることができるのか……。
お読みいただきありがとうございます。この作品は月、木、土曜日の夜更新です。ペースが遅いため1話を分割して投稿しています。
偶然と必然の物語、最後までお付き合いいただけると幸いです。
感想など一言でもいいのでいただけると大変嬉しいです!
一部グロテスクな表現がございます。苦手な方はご注意ください。
この作品はカクヨムでも掲載しております。
現在投稿を停止しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-17 21:00:00
188649文字
会話率:53%
とある広告のRPGゲームから始まった悲劇の物語。
主人公、夢亜梨(ゆあり)はこの悲劇から逃げられるのか...。
※文面で一部グロテスクな、または不愉快になられてしまうおそれがあります。
ご注意ください。
最終更新:2020-09-27 14:50:39
2634文字
会話率:27%
青年には色がない。彼にみえるのは、白と黒の濃淡で染まった世界。色を見たい。知りたい。そう渇望していた。ある日出会った魔物に、願いを叶えるためには世界にある四つの愛を壊せばいいと唆され、彼の日々はゆっくりと動き始める。変化を始めた世界に、また
一つイレギュラーが起こる。ある月夜の晩、光を纏った真っ白な少女が青年の前に舞い降りた。
何万年も昔、月夜に出会った青年と少女の一年を紡いだ物語。
物語を綴る旅人の、長い旅の末。
繋がった過去と運命と、彼らの未来への第一章となります。
※一部グロテスクな表現・児童虐待シーンを含みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-02 23:15:14
122407文字
会話率:28%
ある日、村長の孫で酒場の給仕係をやっているレイラが勇者になった。
勇者宣言を受けたその場に主人公であるイクスは居合わせて、巻き込まれるように勇者の従者として旅に出る。
か弱い勇者を守る心に決め、旅に出るが……イクスだけが知っている。
勇者
の運命を。
これは勇者を救う物語。
※本作品の世界観にはレベル・ステータス・スキルは存在しません。
――が、脇役で異世界転移者の出番があります。
また、一部グロテスクな表現を予定しています。
書き溜めてからの不定期更新です。
ご意見ご感想お待ちしております。
極端に過度な表現がある場合はタイトルに□等の記号を入れるようにします。
細かい表現記号は以下の通りです。
グロ:□
胸糞:凹
えってぃ:△
他に入れた方がいいものがあれば言っていただければ追加します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-14 12:00:00
222678文字
会話率:41%
心に浮かぶ言葉をまとめた、詩集のようなものです。
※ダークサイド側のものが多いため、一部グロテスクな表現、また同性愛的な表現が含まれることがありますので、ご注意下さい。
※~変な奴~までは、mixiゲーム内の携帯小説に掲載したものを加筆修
正しております。
※投稿スピードは遅いので、気長な方向け。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-27 19:02:12
8153文字
会話率:4%
※設定はそのままに大改稿しました。
高校二年生の高城敦子は、神社の石階段から転落死して《魔法郷》と呼ばれる世界に転移する。
転移といっても、敦子の魂はマルガリータ=フローレンティというメイドの少女に憑依。
マルガリータとして生きていくこ
とになった敦子だが、仕えている屋敷の面々といい、どこか見覚えがあって──?
※一部グロテスクな表現があります
※アルファポリス様に似たような設定の小説を投稿させていただいてますが、ストーリーは全くの別物です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-06 20:36:32
21207文字
会話率:44%
勇者の計略により異世界に飛ばされた魔王と四天王。そんな彼らが慣れない異世界でドタバタギャグコメディをしつつ、元の世界へ帰ろうと旅をする、…そんな小説にしたいなあと思っています。魔王とその配下、そして旅先で出会う者達との奇妙な会話をお楽しみ下
さい。
*初めての投稿作品ですので拙い所が多々あると思いますが、ご笑覧いただけると幸いです。更新頻度はまちまちです。二週に一回くらい、あるいはもっと長いです。
*どこかで見たようなファンタジーの設定・種族が多数出現するいわゆるB級映画の様な作品です。何となくファンタジーが読みたい人とかに良いかも知れません。
*挿絵有りになってますが、地図などの図を載せてるだけで、キャラ絵などは御座いません。ご注意下さい。
*本作品には一部グロテスクな表現が含まれます。そのような表現が苦手な方は閲覧されない方が良いかも知れません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-03 12:00:00
1896571文字
会話率:48%
あてのない散歩中、俺はとある路地裏に既視感を抱き、考えるが何故か思い出されたのは、幼い頃に、今は亡き母から聞いた物語だった。そしてその後、引き寄せられるように入ったカフェ『夕暮』で、「さくら」という女性と出会い、強引ではあるが、共に旅をする
こととなる。
果たしてこの旅の行く末に何が待つのか…
※一部グロテスクな表現を含みます。(R15)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-24 13:35:30
1082文字
会話率:0%
対人恐怖の主人公が、ペルソナ(仮面)の力を使い様々な問題を解決していくローファンタジー
人とは何なのか・・・生きるとは・・・ペルソナとは・・・
「命、大事にしないと」
・・・
「カルダ、疑って、ごめん」
「なんで謝る。
てめーはてめー
の行いが信じられねーのか!」
この小説は作者の実体験による考察とキーワードが元になっています。
前半部分では深い世界をお楽しみいただき、後半部分でファンタジー世界をお楽しみいただければと思います。
かなり暴力的で、一部グロテスク、また暗いタッチで描いてますので、読む際はご注意ください。
30話が特にグロテスクなので、お読みになる際はご注意ください。
この小説は、カクヨムでも公開しています。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884818278折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-15 20:04:35
68086文字
会話率:28%
謎の女から666個のチートスキルを譲り受け意気揚々と異世界に転生した俺だが、転生初日に心臓発作で不遇の死を遂げてしまう。怨嗟の念から幽霊と成り果てた俺は、人里離れた場所に住む一人の少女と出会い……?
※一部グロテスクな表現があります
最終更新:2017-07-08 11:54:57
12663文字
会話率:45%