その王国には聖女と呼ばれる者が存在し、強大な浄化の力を以て、王国を平和のうちに栄えさせていました。
しかし、平和と繁栄に慣れきった王家と貴族達は、聖女の力を背景に周辺国に対して高圧的な態度を隠さず、搾取と変わりない形で利益を貪るようになって
いったのです。
そのような危うい背景を気にも留めることなく、好き放題に育った王太子とこれまた聖女に選ばれたことで好き放題を始めたご令嬢が、邪魔者になった王太子の婚約者を排するための断罪劇を始めてしまったのでした。
それが自分たちの破滅の引き金になるとは露程も思うことなく……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 07:00:00
4085文字
会話率:42%
癒やしの力を持つ聖女メルヴィオラは、儀式の旅に出る直前、喋る大きな狼に攫われてしまった。
メルヴィオラを攫ったのは、海賊の船長ラギウス。自身にかけられた魔狼の呪いを解いて欲しいという。メルヴィオラは浄化の力を使うものの、その解呪は中途半端で
――ラギウスの体には狼の耳と尻尾だけが残ってしまった!
完全に呪いが解けるまで、メルヴィオラはラギウスの海賊船で、聖女の力を高める儀式の旅を続行する羽目となり……。
呪いを解いて欲しい海賊と、負けん気の強い聖女。
海軍大佐の追跡も振り切って旅を続けるうちに、メルヴィオラはラギウスの隠されたもうひとつの顔を知る。
俺様系海賊×勝ち気聖女のケンカップル恋愛ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 19:00:00
158518文字
会話率:54%
プリフィエールは町で診療所を営む一般聖女である。
彼女は大きな戦いに参加した際、限界を超えて浄化の力を使い、
触れた相手の性欲を浄化する能力を得てしまった。
性欲を突然に失った男は、プリフィエールに泣いて謝る。
性欲は男の根幹のひとつであ
る。
それを失い、浄化された冷静な頭で自らの淫らな行いを顧みれば、
もはや泣いて謝るしかなくなるのである。
こんな有様では、キスやハグはおろか、手をつなぐこともできない。
事実上、彼女はまともな恋愛が不可能となってしまった。
その絶望に沈む暇もなく、彼女を護衛するためにやってきたのは、
教会の騎士ブレドナートだった。
ブレドナートは彼女に何度性欲を浄化されようとも、
めげずに何度でもムラムラするおかしな騎士だった。
はたしてプリフィエールはこの困難な状況を乗り越え、
しあわせをつかむことができるのか!?
※全7話予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 15:00:00
44229文字
会話率:40%
モラン公爵家のサブリナは第二王子マーカスに聖女カレンを貶めた罪で婚約破棄と国内追放を言い渡される。しかし、サブリナには前世の記憶があり、それを既知していた。隣国ダグラスに追放されたサブリナは、大神官ルークスたちと黒い小川の浄化の旅に出ること
になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 18:40:03
31204文字
会話率:54%
自ら婚約破棄された令嬢フレデリカは、父から家を追放されてしまう。
だが、それはフレデリカにとって、念願であった新しい生活の始まりを意味していた。
フレデリカは亡き母から譲り受けた小さな洋館で、黒猫姿の精霊と二人暮らしを始める。
そこに、幼
い頃慕っていた叔父のジェレミーが訪ねてきた。
再会を喜んでいると、ジェレミーは今の仕事で困った案件があるとこぼす。
興味本位で何があったのか尋ねてみると、ある貴族から呪われた『開かずの館』を処分したいと頼まれているのだと言う。
フレデリカは叔父の浄化能力があれば、どんな曰く付きの物件も立ち所に優良物件となることに気づき……?
魔眼持ちの令嬢と絶対浄化能力を持つ叔父が、王都に存在する呪いや障りを片っ端からマネタイズして幸せになる物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-19 12:00:00
49469文字
会話率:47%
神聖力を持つものは、等しく神殿で聖女として従事する国、アイルティム王国。
未来の王妃に、当代で一番の聖女が選ばれるほどに聖女の存在は尊いものだった。
気弱な聖女レティシアは、聖女に相応しくない《外れ》スキル持ち故に、他の聖女の使いっ
走りにされて忙しく駆け回る日々を過ごしていた。
そんなある日のこと、瀕死の重体の王太子殿下が神殿に担ぎ込まれてきた。
神殿一の聖女でさえ浄化できない呪いを浴び、誰もが最悪の結果を覚悟した。
レティシアは震える足を踏み出して王太子殿下を救うべく、意を決して――殿下の頬を力一杯引っ叩いた。
◇1万字程の短編です
◇設定緩めなのでお気軽にどうぞ
◇アルファポリス様でも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 19:17:47
9752文字
会話率:41%
山田夏花には秘密がある。
それは「屁」と「嘘」だ。
「嘘を見聞きすると屁が出てしまう」体質の夏花は、ある日奉公先の主人・丹羽冬史郎が居るとも知らず、豪快に屁をぶっ放してしまう。
だが冬史郎は怒るどころか、夏花の屁を胸いっぱいに吸い
込んでいた。自分の屁を吸われ夏花は気が遠くなりそうだったが、冬史郎の亡霊のような見た目はみるみるうちに健康そうな美青年へと変わっていった。
丹羽家に与えられた「呪い喰い」の能力を受け継いだ冬史郎は、本来自分の中で消化していた呪いが夏花の屁によって浄化することができることに気づいたのだ。
夏花に屁をさせようと嘘ばかりつく冬史郎に、夏花の恥ずかしさと不満はどんどんたまっていく。
そんなある時、夏花の前に冬史郎の継母である艶子が現れ、冬史郎の抱える秘密を告げる。
二人の本音がぶつかるまで、屁は何度でも生まれては消える――。
※主人公が屁を吸われる少し下品な話です。R15と残酷な描写~は保険です。きっとハッピーエンド。のんびり更新。
※肥前文俊先生主催第十四回書き出し祭り参加作品(改題前「屁っこき娘と噓つき坊ちゃま」)の連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 17:29:04
49947文字
会話率:42%
ユーシス王国の聖女アイナは浄化の力で、毒の瘴気に侵された人々を日々救っていた。
そんなある日、アイナを目障りに感じた親友の公爵令嬢から死の呪いを受け、彼女は意識を失った末に崖から海へと落とされてしまった。
しかしアイナの持つ聖女の力によ
り、呪いを浄化して一命を取り留める。
アイナは見知らぬ砂浜で目覚めるのだが、彼女の体は浄化しきれなかった呪いの効果で子供のものになっていた。
困惑するアイナだったが、そこでとある青年と出会い保護される。
ただ、その青年こそが人間と敵対していた魔族の王こと魔王だったのだが……。
「魔族は瘴気なんて発さないし、俺たちも苦しめられているが」
「魔族って悪者じゃないんだ……」
これは親友に裏切られた元聖女が幼女の姿となって、意外と優しい魔王の元で幸せになる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-29 11:38:14
14309文字
会話率:23%
ぼんやりとしか見えない弱視の伯爵令嬢リリア=フラクトルは屋敷にこもりがちだった。兄に誘われ夜会に参加するも酔っぱらいに絡まれてしまう。そこを第3騎士団黒騎士隊長のアルベルト=ウォルスターに助けられる。
後日助けてもらったお礼をすると、なぜか
アルベルトとの縁談をすることに。欲がなく、心優しいリリアに興味を持ったアルベルトはお互いを知る期間としての婚約者になろうと提案してきた。過去2回の縁談を駄目にしてきたリリアは最後の縁談だと思い、一時でも婚約者ができることを嬉しく思い了承する。だが、彼女には公にできない秘密があった。
それを隠したままアルベルトとの婚約期間を楽しんでいると、彼が1か月の遠征に行くことになる。その遠征先で、仲間を庇ってアルベルトが怪我をしてしまった。その怪我は負の力を帯びた魔気と呼ばれる瘴気が体に侵入して彼を蝕んでいった。
浄化の力がなければ回復させることのできない傷を負ったことを知ったリリアは、隠していた力を使って彼を助けることにした。
仮面をつけて、浄化の力を使える聖女ということを隠したまま大切な人を護るために奔走する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 10:00:00
453712文字
会話率:41%
50年前、突然、世界各地で死体が黄泉がえり人々を襲い始めた。
火葬が一般的だった東洋の国・日本では黄泉がえりの発生が少なく被害も少なかったことから、黄泉がえりをヨモツと名付けて様々な研究を行った。
しかし、日本の研究でもヨモツがどうし
て発生したのか、そして、もっとも人々が知りたかった、どうやって殺すのか、ということは分からなかった。
ヨモツが世界中に広がるのに、そう長い時間はかからなかった。
世界各地で、人々は何もわからないまま、黄泉がえった死なない化け物・ヨモツと戦うことになった。
科学や宗教など、考えられるありとあらゆる手段を用いて、人々は黄泉がえった死者・ヨモツを滅ぼそうとした。
しかし、すでに死んでいる「ヨモツ」を再び「殺す」ことはできなかった。
たった数年で世界はヨモツに蹂躙され、かろうじて生き残った人々はヨモツに怯え、見つからないように息をひそめて、恐怖の中、隠れて暮らしていた。
そんな中、かつてヨモツを研究しながら、何も解明できなかった日本で、ヨモツを滅ぼす神の光・神光(テラ)が発見された。
神光は日本に住むスメラギ家が代々祀っていた古き神・オオヒルメの光といわれ、その光を浴びせると、ヨモツは黒く煤化し、浄化されて滅んでいった。
しかし神光はスメラギ家から持ち出すことが難しく、その照らせる範囲も小さかったため、生き残った人たちは唯一ヨモツを浄化できる神光(テラ)がある日本に救いを求めて集まった。
スメラギ家の当主・スメラギ・ホノ・ニニギは、集まった人々の叡智を結集し、神光で国を照らすオオヒルメの塔を建て、塔を中心とした国家ヤマトを建国して初代の帝となった。
しかし、オオヒルメの塔から離れれば神光は弱まり、浄化の力が届かなくなるため、人々は突如、地面に現れる黄泉平坂(ヨモツヒラサカ)から出てきたヨモツに襲われていた。
人々を守るため、ヤマトの帝となったホノ・ニニギはスメラギ家の持っていた神光(テラ)の知識と、錬金術師ビスクマルクによって西洋から伝えられた錬金術を併せて、対ヨモツ決戦人形兵器・神衣(カムイ)を作り出した。
神衣は御霊(ミタマ)と呼ばれる人工知能を持ち、御霊と契約した人間が主・神衣主(カムイムチ)となった。
これは新たに神衣主となった少年と御霊の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 12:50:20
231096文字
会話率:52%
千年前に封印された魔王の復活の日が近いーー
女神は勇者に太陽の剣をふるうために必要な「光の力」を、聖女に魔を浄化する「浄化の力」を与える。
復活の日に魔王を倒すため、千年の時を超えて受け継がれた二つの力。
二人は女神から「力」を受け
取り、魔王退治の旅へと共に旅立つ!
……はずだったのだが。
「間違えちゃった。てへっ」
ポンコツ女神のせいで勇者なのに剣が使えない!聖女なのに浄化できない!人類詰んだ!
こうなったら魔王が復活する日までに勇者が聖女に、聖女が勇者にジョブチェンジするしかない!?
「無理に決まってんだろうがぁぁっっ!!」
旅立つ前から詰んでる魔王退治の旅が今、始まる!!
※「カクヨム」「アルファポリス」にも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 15:10:38
9004文字
会話率:58%
癒しと浄化の力を持って生まれたシャーロットは王城で暮らし始めてから休みなく働いてきた。休暇を打診して一年、手に入れたのは休暇ではなく王弟殿下からの溺愛だった。
最終更新:2022-02-06 19:31:28
7916文字
会話率:25%
「浄化の力を持つ聖女よ、どうか我が国をお救いください」
「......ねえ、それやったら、私に何か利点があるの?」
聖なる力を持つ姫巫女(略して聖女)の末裔サーシャの前に突如現れ、そんな願いを口にしたのは、見目麗しいプラチナブロンドの髪
を持つ王子様だった。
だが、ちょっと待った!!
実はサーシャの曾祖母は「お前のその力なんぞ不要だわっ」と言われ、自国ライボスアの女王に追放された過去を持つ。そしてそのまま国境近くの森の中で、ひっそりとあばら家暮らしを余儀なくされていたりもする。
そんな扱いを受けているサーシャに、どの面下げてそんなことが言えるのだろうか。
......と言っても、腐っても聖女の末裔であるサーシャは、嫌々ながらも王都にて浄化の義を行うことにする。
万物を穢れを払うことができる聖女は、瘴気に侵された国を救うことなど意図も容易いこと。
でも王子のたった一つの願いだけは、叶えることができなかった。
などという重いテーマのお話に思えるけれど、要は(自称)イケメン種馬王子アズレイトが、あまのじゃく聖女を頑張って口説くお話です。
※アルファポリス様で連載中の作品を数話まとめて転記してます。なので、更新頻度はまちまちになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-15 18:08:46
78120文字
会話率:25%
浄化の力をもつ闇遣いのシェリーは、従者であるヴィクターと数名の護衛ととも儀式を行うために旅をしていた。最終的に己を捧げなくてはいけない儀式にシェリーは複雑な思いを抱いており、ある行動を起こす。
全3話で完結です。※完全なハッピーエンドでは
ありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-25 19:00:00
19906文字
会話率:55%
水を浄化する力しか持っておらず魔女になれない主人公。
魔女である祖母から突然送られてきた種を育ててみたら、花からイケメンが生まれて――!
花の化身・フロルという存在であるイケメンはロジエと名乗り、魔法使い以上の浄化の力を持っていた。
けれど
、フロルは育てた人が浄化をした水を飲まないないと生きていけない。
主人公はフロルと力を合わせて世界を浄化していくことになるのだが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-05 18:41:03
24616文字
会話率:35%
闇に蠢く悪霊を、その浄化の力で退治する巫女。彼女達は国の指揮の元、日夜悪霊と戦い続けていた。
ある時、一人の巫女の戦線離脱を切っ掛けに、国の指揮への疑問が呈される。そこで民間の研究機関が巫女の指揮を委託された。
指揮を任されたのは館森(たて
もり)修悟(しゅうご)。彼はいわゆるサラリーマンだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-16 00:00:00
1000文字
会話率:57%
田舎暮らしの高校生である薩摩隼人(さつまはやと)はひょんなことから戦国時代へタイムスリップしてしまう、しかしその時代にいた武将はなぜかみんな女の子になっているのだった。そこでは魔物が存在していて隼人はその魔物の浄化の力を持っていることがすみ
れのおかげでわかる。隼人は魔物の浄化とすみれの成仏という二つの使命をおう。そして、織田の棟梁の夫となり世の魔物の討伐を任されることになる。夫になった矢先、美濃の龍興が魔に堕ちたとの情報を得る。そして織田は美濃の攻略に移るのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-15 15:10:27
51459文字
会話率:66%
この世界には魔物が存在する。
同時に、彼らを払う力を持った聖女がいる。
聖女は、天より浄化の力を授けられる。各国において丁重に扱われ、大陸にあまねく信奉される神殿に住まい、彼女らを守る騎士が置かれる。
なんていう建前のもと、少女
レーは神殿住まいの日常の中で、うっかりドッキリなハプニングを引き起こして、聖騎士セアとなかなか切れない縁が出来ちゃって……
なるたけ早めにのんびりな毎日に戻りたいレーと、なにをどう頑張っても堅物で生真面目なままなセアとの、先に進むのか進まないのかはっきりしない日々のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-19 23:44:40
90667文字
会話率:46%
八十七歳の老人である月島玄は、娘を守ろうとして殺されてしまう。
死後、女神ロラに頼まれ、十八歳の姿で魔王転生する事に。
浄化の力以外では倒せないゾンビを、魔王の滅びの力で蹂躙していく。
異世界で眷属(ハーレムメンバー)を増やしながら、ゾンビ
と勇者を相手に戦い続ける物語です。
人間以外にも、多種多様なゾンビが出る予定。(ドラゴン・巨人・騎士・魔術師・オーク・悪魔など)
エロとグロが苦手な方は読まないことをお薦めします。
現在、第八章 魔王帰還編を執筆中。
第一章 魔王覚醒編
第二章 カルミラダンジョン編
第三章 ゾンビ進行編
第四章 カリグラ帝国戦争編
第五章 暁島編
第六章 パンドラ島編
第七章 帝都陥落編
第八章 魔王帰還編
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-01 13:37:01
116414文字
会話率:39%
女子高生青空ヒカルは時空の亀裂より突如現れた巨大な獣との遭遇で意識を喪失してしまう。
謎の空間で意識を取り戻した彼女は神々に身体を弄られて
「異世界の知識』『癒やしと浄化の力』『驚異的な身体能力』『四属性の力と姿への変身能力』
を与えられる
。
力と知識を与えられた彼女は侵略そのものを無かった事にするため、
時を遡った異世界で悪しき存在による『神々と人々の断絶』を解決する旅に出る。
変身するたびに服は消し飛び、エネルギー切れで即変身解除という乙女には厳しい仕様に悩まされながらも悪しき存在と戦い、
解決後の事後処理や人助けをしているうちに聖女と呼ばれることとなる少女の物語。
※この作品は「カクヨム」にも投稿しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-06 01:49:54
106178文字
会話率:44%