太古の昔に現れた黒死病。もし進化を遂げ、実態をもったならどうなるだろうか
最終更新:2022-11-27 18:00:00
853文字
会話率:0%
——-時は14世紀。
黒死病戦役と呼ばれる大きな戦争が終焉を迎えた。
ユーラシア大陸に存在する小国、「ロマン国」では、未だ戦禍の傷跡が残っていた。そんな中、新型の鎧「ルネサンス・プレート」が製造されている噂を嗅ぎつけた盗賊団は、新型の鎧の
奪取を計画する。
それが大きな計画の一部だとも知らずに……。
「この作品は、ハーメルン及び鎧の種」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-26 09:59:13
21817文字
会話率:34%
スペックは高めだが、過去のトラウマで他人を信頼できず、ぼっちの高校生活を送っていた夜野煌16歳。ある日、彼が眠りから醒めると、そこは謎の怪物が出没する不気味な町だった。
そこは、悪夢の世界『クレイドル』。突如として世界に発生した原因不明の謎
の死病『悪夢症候群』の元凶であり、そこでの死が現実での死と直結するという、まさにデスゲームであった。
彼らを殺しに来る怪物。それに対処するため、煌が与えられた能力はーー
「あの、何も書いてないんですけど」
「…は?」
持っているはずの能力も与えられなかった彼は、この「死の世界」を如何にして切り抜けるのか?
そう。彼が迷い込んだのは、数多の命が潰える、悪夢の世界。
そして紡ぐは、一人の青年が世界に叛逆する物語。
現実と悪夢が織りなす、希望と絶望の物語。
喜悦と悲哀が奏でる、欲望と惰性の物語。
世界が、終焉の淵に向かう物語。
悪夢は醒めない。
夜は、まだ更けたばかりだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 22:45:42
359099文字
会話率:38%
黒き風の病ー地球風に言うと黒死病
突然それは大陸中を駆け巡り
全ての動物の命を次々と死に至らしめ
全ての国を混乱に陥れた
そんな中現れた光が大司教に任命されたかの男である
最終更新:2022-01-22 15:23:26
1028文字
会話率:73%
瑞穂国の没落した武人貴族である老齢の梓弓行武は、若い頃の政争に敗れて中級職に据え置かれて30年、瑞穂の国が草創期における剣と弓の時代から、安定した筆と紙の時代に移りつつある中、時の大王が死病に見舞われて明日をも知れぬ状態となる。
大王の
友でもあった梓弓行武は、北で起こった反乱の鎮圧を行うという名目で征討軍の将軍に任じられて都から遠ざけられることとなった。
長年勤めた瑞穂の国に対する最後のご奉公と思い定める行武であったが、しかし時代は彼を埋もれさせることはなかったのである。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-05 22:23:12
391423文字
会話率:33%
ブラント王国の防衛を一手に引き受けてきたバージル様は、魔術師にとって避けられない死病である魔素病により瀕死の状態に陥っていた。その病を治すため、国中の治癒術師が王宮に召集されていた。見習い治癒術師であるエマの師匠、アディール師の元にも召喚状
が届いたが、遠方であることと、目を離せない患者がいることから、身代わりでエマが王宮に向かう事になった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-16 23:47:49
10291文字
会話率:53%
新石器時代を題材にした小説が少ないので、リハビリがてらに描いてみました。新石器時代における肺ペストによる大規模な人口減少を取り扱った短編です。陰鬱な話ですが、暇つぶしにどうぞ。
新石器時代──それは人類が初めて疫病による文明崩壊を経験した
、最初の黄金時代であり、暗黒時代であった。
史上初の『黒死病』による猛威の最中、あるスウェーデンの廃村で、ただ一人生き残った女は誰の為でもなく名も無き墓標を積み上げ続ける。夜明けが訪れるその日まで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-15 21:00:00
4688文字
会話率:15%
有史以前より、地獄から這い出る悪魔に苛まされ続けるも、人間社会はどうにか発展を続け、遂には令和の時代にまで突入した現代日本。
こよなく猫を愛する少年天草竜胆は、地獄由来の死病に苦しめられつつ必死に日々を生きてきたが、ある日悪魔に襲われる
猫を目撃してしまう。現代兵器を結集してさえ抗し切れない圧倒的戦闘力を持った悪魔相手に、弱点を突いてなんとか猫を助け出せた竜胆は、猫の正体が、地獄でもとりわけ危険な高位の悪魔だと気づかされる羽目になった。
どうやらこの悪魔猫は、地獄の悪魔たちに命を狙われているらしい。人間社会に紛れるために美少女へと姿を変えた悪魔猫は、竜胆を死病から救う名目で、転生と称して悪魔の体に作り替え、おまけに彼を完全制御下に置けるリモートコントローラーを駆使して、攻め入る悪魔や気に食わない人間をかたっぱしからブッ飛ばしていく。実行犯は当然全て竜胆だ。
人間社会の裏で暗躍する、人身から変化した天使たちからも彼は目を付けられ、竜胆に普通じゃないほどに懐く妹も悪魔の襲撃を受けて天使化。人類側軍隊と、襲い来る悪魔も交えて、竜胆は混乱を極めた戦いのるつぼへと否応なしに巻き込まれていく。
自分の意志がどうであれ、リモートコントローラーの導くままに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 17:34:40
496443文字
会話率:38%
Q.心霊現象が出現したらどうする? A.全身全霊で暴き出す!
日常に潜む怪異を暴き出す、とある大学のオカルトサークル(自称)。
――その名は”夕闇倶楽部”。怪異、心霊、超常現象なんでもやってます!
この物語は、ほのぼのとした怪異譚。自由
気ままに語られる怪異譚。
謎が謎を呼んで世界を覆すような大事件に巻き込まれることはなく。
人が何人も死んでいく悲惨で猟奇的な事件に関わってしまうこともなく。
日常を生きる怪異を明らかにして、理不尽を超えていく日常系オカルティックホラーコメディ!
第一章【呪いのゲーム】
プレイしたものは狂ってしまうという、呪いのゲーム。
科学に潜んだ怪異。矛盾を抱えた怪異に夕闇倶楽部の面々が挑む。
第二章【忌児の廃寺】
忌み嫌われた子どもを『供養』していたという廃寺。
山奥で眠っていたその地には、どんな怪異が生きているのだろうか。
第三章【禁呪の魔本と理想の主人公】
願いを叶える呪いの本に唐突に現れた理想の少女。
そして始まる日常の侵食。そうなった時、私たちはどうすればいい?
第四章【異界団地】
黒羽団地には消えてしまった謎の四号棟があるらしい。
人々から忘れ去られ、異界と化したその地に夕闇倶楽部は足を踏み入れる。
第五章【炎失峠と幸福世界】
事故を起こした車が必ず炎上し、搭乗者が焼死する峠道があるという。
その地に眠っている怨念、淵叢なる何かが生み出した幸福世界とは?
第六章 【狂霊映画と幻死病】
見た人すべてを狂気に陥らせるという狂霊映画。
ひょんなことから夕闇倶楽部の面々は撮影に参加し、撮影舞台の廃村に向かった。
呪いの映画を取り巻く怪異、そして映画を見た人がかかる幻死病の正体とは?
第七章【偽欲なる自己像幻視】
目の前に、突然現れた誠也の自己像(ドッペルゲンガー)。
日常に潜んだ血と、欲望と、禁忌の影。狂気の世界が幕を開ける。
第八章【未来占術と魔女の予言】
「未来を予言する」という謎の魔女と出会った誠也。
未来を見通す占い、魔女、そして複雑に絡み合う事件。
少しずつ、だけど確実に日常を侵食する怪異に夕闇倶楽部は挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-02 00:15:22
533041文字
会話率:46%
あり得たかもしれない歴史…精神のみ並行世界へ行ってしまう病「精死病」とそれの治療法の確立により、それが否応なく認知され始めた世界で、柏木真人はとある精死病患者の記録を見る…。
「これ火葬戦記だ!?」
この作品は「N5084BV」の「銀
河連合日本」の二次創作です。作者の柗本保羽様より許可を頂いています。
本家銀河連合日本は「外伝 Project Enterprise」まで読んでいれば問題はないように作っております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-01 18:12:31
65072文字
会話率:28%
世界の終わりを前に、最後の時を普段の日常と同じように過ごしている夫婦がいた。彼らは幸せだった。他の誰に何を言われようと、このまま二人で最期の時を迎えられることを幸福だと感じていた。本来ならば同じ最期を迎えられないはずの運命だったからだ。その
理由は妻が冒されているある病気にあった。不老不死病。年老いた夫と若い姿のままの妻。本来ならば彼女は死ぬことが出来ない。そんな二人に遂に最期の日が訪れる。そして、最期を迎える二人を見ている人間がいた。
pixivで開催された『日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト(さなコン)』一次通過作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-26 17:34:31
5251文字
会話率:34%
時代は中世ヨーロッパ。山と海に囲まれた小さな国は、食糧問題を貿易で何とか賄っていた。ある年、国に黒死病(ペスト)が流行り、国外れの小さな町が壊滅した。悪い流行病は魔女の仕業とされていた時代、一人の女性に魔女の疑いがかかった。魔女狩りを止めさ
せようと、女性の夫は視察で近くまで来ていた国王に、黒死病は魔女の仕業ではなく、予防と対処法があると本物の魔女から学んだと説明し、魔女狩りを止めた。その代わり、青年は壊滅した町を使い、魔女から学んだ予防と対処法の裏付けを取れと仕事を振られた。
十数年後、壊滅した町は整備された村となった。ある日、季節外れの大雨で、国境の川が氾濫した夜、村の公衆衛生の仕事をしているシオンは隣の国の子供と、何処からか流れてきた奴隷姿の青年リュヤーを助けた。助けられた異国の青年リュヤーは、シオンとギャビンと一緒に仕事をするようになる。そんな中、シオンは趣味と実益(貿易の交換材料・収入源)を兼ねて育てている庭で、一人の娘エヴァと出会う。エヴァは森の娘で、魔女の見習いだと名乗った。次第に惹かれあう二人だったが、エヴァが怪我を負い、毒に侵された。同じタイミングで、エヴァを魔女だと言うものが出てきて、十数年前の黒死病が再び流行ることを恐れた街の人々が、魔女狩りをしようとシオン達の職場に詰め寄っていく・・・
※この話は『pixiv』にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-11 17:59:04
73474文字
会話率:29%
「カンタレラ、貴方にはこのパーティーから抜けて貰う。」
「何をしたかだと?そんな事は貴方が一番理解しているだろう。
この期に及んで忘れたとは言わせない。」
「もう良いだろう。全て分かっている
黒死病をバラ撒いて聖女を持ち上げたのも、
早馬を始末して救援を遅らせ救国の勇者として演出たのも、
異民族ににサイケデリックを安値で流通させて薬漬けにしたことも、
民衆の怒りを煽り、侵略の理由を作るためだけに罪無き自国の村を火の海にしたこも、全部分かっている。」
そう告げたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-17 07:00:00
3275文字
会話率:21%
如月と田中は山の仲間。何度も一緒に山に登った。だが、田中は結婚後に死病に犯される。如月は病身の田中をつれて最後の登山に向かった。/某企画に参加して書いた漫画脚本形式の練習作、そろそろ時効と思うので公開させてください~。
最終更新:2020-12-12 23:15:07
2664文字
会話率:39%
ここは異世界の国『サンドラ』
ポーションや、回復魔法は有るが、外傷にしか効果が無く、内蔵疾患系の病気、いわゆるガン等は死病とされている世界。
そこに世界一の医者で有るドクターが転生した!
世界一の医者で有り治せない病気は無いと、
豪語するドクターは、医療中毒で有る!
三度の飯より医療が好き!
恋愛よりも医療が好き!
睡眠よりも医療が好き!
医療が出来ないと生きられない!
病院の中が一番落ち着く!
そんなドクターと仲間達が医療行為を通じ、大きく世界のバランスが変化する。
そして、知らず知らずの内に世界を救う事になって行く。
そんな物語の始まりです。
※気軽に感想や評価を頂けましたら更新の励みになりますので宜しくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-04 07:04:35
124076文字
会話率:44%
「僕」は突然、天使とも悪魔とも分からない存在と出会った。
ソイツは言う。
「契約を交わせばお前の彼女は幸せになれる。代償はお前の努力のみ。ヒントはないが『正解』を引き当てればお前の『やり直し』は終わる。『正解』が必ずあることは保証する」
幼馴染みにして恋人は死病に冒されていて、余命もわずかだった。
「僕」はその契約に応じた結果、彼女を何とかするために
何度も何度も、彼女の余命二ヶ月間を繰り返すことになる。
どうすれば「彼女」は幸せになるのだろう。
※超ビターエンドですので閲覧注意※
ハッピーエンド至上主義の方はご注意です!
実際の医療等に関しましては、フィクションという事をご承知ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-15 21:47:03
5465文字
会話率:26%
旅する薬師の少女・ハナが出会ったのは、オルク(オーク)の血を引く大男。
彼はこの世でたった一人の姉のため、死病を癒す秘薬を求めていた。
その巨躯と剛腕によって、どんな障害も取り除き。
いかなる犠牲も厭わず。あらゆる対価も惜しまず。
たとえ誰
かの大切なものを壊しても。
かけがえのないものを滅ぼしても。
二度と戻らないものを葬っても――
ただ奪い摘み取るだけのその怪物を、“診極める”者などいなかった。
だからこれは彼女にしか書けない診療録(カルテ)。
―――――――――
◆ガール・ミーツ・ボーイならぬ、ガール・ミーツ・オークから始まる暗黒御伽草子!
◆永遠に終わらない呪われたトレジャーハント。この世すべての病を相手取るには、いくつあっても秘薬が足りない!
◆呪詛を言祝(ことほ)ぐ悪しき世界で、薬師の使命と生命の尊厳を問う!
◇剣≪きぼう≫も魔法≪きせき≫もこの幻想にはありえない
ここから始まるのは、愚かしき薬≪どく≫と病≪のろい≫の原罪録――
<本作の特徴>
・簡素な中世系異世界。ゲーム色なし。
・真面目で健気で礼儀正しい女の子が主人公。
・どこへ嫁に出しても恥ずかしくない高女子力の主人公。
・医療系の仕事に誇りと使命感を持つ、職業意識の高い主人公。
・そんな主人公が、どうしようもなく理不尽な“症例”と向き合うことになり、ひたすら苦悩させられるダークな物語です。主に精神面で何度も打ちのめされながら、自分に何ができるのか問い続けます。
・薬師なんかやめてもいいんだよ?と言いたくなるようなつらいことばかりが待ち構えています。それでも踏みとどまろうとする人物に魅力を感じられる方に、自信を持っておすすめしたいです!
※事故回避※
・ざまぁ系(つけあがった者が転落する話)ではありません。常に謙虚な主人公。
・チートによる解決もありません。むしろチートによって事態は悪化する傾向にあります。
・薬師が主人公なため、医療と関係のあるシビアな問題にも度々触れています。依存症、トロッコ問題、尊厳死など。(※作中で示される見解は登場人物個人の価値観であり、作者の思想の反映ではありません)
・純粋な医療モノでもありません。病気よりも呪いがメインのダークファンタジーです。「医療者志望の若者」の心の闘いを書いています。
・異種恋愛要素はちょっぴりあります。同種は百合しかありません←折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-19 15:11:48
323594文字
会話率:28%
金も、頼れる大人もおらず取り残された姉弟の、ひと夏のディストピア。
弟の自由研究にと昆虫採集へ出かけた2人。自殺した鴉の死骸をみつけ、中から這い出した紫色の蝿を追いかけて雑木林を抜け、湖畔に建つサナトリウムに辿り着く。
そこには、死ねずに死
を希求する『死病』を患った人々と、姉弟の小学生時代の校医が待っていた。
毒草だらけの庭。
車椅子に拘束された、校医の妻を殺した義弟。
腐っていく体で、気の触れた男。
弟の『処置』のために待っていたという校医。
そして、自らも『死病』であるという弟に告げられる別離。
「俺はここに残るよ。姉さんは自由の身だから、もう、なにも我慢しなくていいんだ。死ぬも、生きるも。でも、夏休みが明けるまでは一緒に過ごそう」
弟の言葉が信じられず、連れ帰ろうとする姉に、弟の肉体の死が近づいていると告げる校医。
死病とは、死を売り渡した人間の慟哭。肉体が死んで腐り落ちれば、死をばらまく死蝿となって彷徨い、人間に寄生して死を招く。
処置をしなければ弟も同じ運命を辿ると告げられ、心臓が止まるまでの猶予期間、2人はサナトリウムで過ごすことに。
だが、育つのは離れがたい気持ちばかりで、いっそのこと同じ病であればと思い始める姉に、弟が語る真相。
それは、死を目前にした瞬間に現れる、謎の死を買う男の存在。男は神出鬼没で、サナトリウムの持ち主だという。死の気配に現れて、傲慢に、自分のためだけに死を集め、死ぬためだけに生きているという。
男に会いたいと願う姉だが、刻一刻と時間は過ぎていき、ついに夏休み最終日が訪れる。
1人サナトリウムを離れ、彼女が選んだ結末は、眩しいヘッドライトと轟音の中だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-16 22:15:56
48856文字
会話率:51%
国中で、いえ、世界中の人類で一番高い魔力をもって生まれた男爵令嬢のユーフェミア。
その魔力を見初められ、第一王子様と婚約して、めでたし、めでたし……とならないのが、彼女の物語の始まりでした。
彼女の故郷で発生した、死の病は、徐々に徐
々に国中へ広まろうしていました。
死病に汚れたという理由で婚約破棄された彼女。さら追い討ちを掛けるように残酷な使命が言い渡されます。
竜神様の住まう森へ旅立ち、生け贄となり、死の病から国を救うことが、彼女の死命となりました。
竜神様の助けを借りて、巫女だ聖女と騒がれながら、信念に一途な騎士団長様、甘えん坊な第二王子、様々な人を巻き込んで社交界を賑わせます。
甘いものが大好きで、ちょっとせっかちで、なんだかんだで優しい竜神様の助けを借りて、巫女の血を受け継ぐ少女が紡ぐ、林檎のようにほんのり甘いラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-20 20:45:41
42138文字
会話率:48%
第四次戦争。それは100年も続いた第三次戦争の後、やっと安定した暮らしをおくれるようになった矢先に起きた大戦争。といっても第三次戦争と違いこれは1年もせずに終結した。圧勝とも言える戦争をした日本皇国はこの世界の実権を名実ともに握ったのであっ
た。その50年後に事件は起きた。この国の寿命年齢が200歳を越えたのだ。本来ならめでたいことだかこの事に焦ったのはこの世界の管理人自称神様。自称神様はこの国に神罰を下すことを決定。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー~ーーーーーー~~ーー
この国では病がない、いや、医療の発達により、病なんてかすり傷のようなものとなったのだ。ただそんな彼らを襲ったのは「奇病」と言われるようになった病気であったこの病気にかかるかどうか7歳でわかる。その年にこの病は発病する。あるものは泣いたら水晶が出る。あるものは笑うことしかできなくなった。あるものは心臓に花が咲いた。そう彼らは病人だ。この国の医療をもってしても彼らを治すことはできない。いや治す前に自分たちが死んでしまう。「奇病」にかかったものは周囲に病を蔓延させる。そしてこの病は様々な病気だ。コレナ、黒死病、赤痢菌、インフルエンザに肺炎等々。そして「奇病」によってかかった病は治すことはできない、今のところは…いやきっと一生無理であろう。彼らは病人だ。ただこの国にとってはただの殺処分の対象でしかなくなった。ただ彼らを殺すことは出来ない、なぜなら彼らが殺すことで約100万の人間が死ぬのだから。だから彼らを殺すことは出来ないのだ。だから国は彼らをある隔離病棟ですむようにいった。彼らは嬉々にその事を承諾した。彼らにとってここは地獄でしかないのだ。
そう隔離病棟があるのは人がいない何10年も前に人がいなくなったという離島である。そして彼らは廃病院にすむこの美しき離島の住人となったのである。
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駄作です。不定期更新です。無断転載禁止。
自称神様はあまり出てきません。
筆者は誹謗中傷する意思は全くありません。
筆者は誰かを差別する為にこの物語はかかれておりません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-09 00:16:11
5584文字
会話率:27%