「僕」は突然、天使とも悪魔とも分からない存在と出会った。
ソイツは言う。
「契約を交わせばお前の彼女は幸せになれる。代償はお前の努力のみ。ヒントはないが『正解』を引き当てればお前の『やり直し』は終わる。『正解』が必ずあることは保証する」
幼馴染みにして恋人は死病に冒されていて、余命もわずかだった。
「僕」はその契約に応じた結果、彼女を何とかするために
何度も何度も、彼女の余命二ヶ月間を繰り返すことになる。
どうすれば「彼女」は幸せになるのだろう。
※超ビターエンドですので閲覧注意※
ハッピーエンド至上主義の方はご注意です!
実際の医療等に関しましては、フィクションという事をご承知ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-15 21:47:03
5465文字
会話率:26%
小説か文学か――――――――否、哲学である。
〝貴方〟は訪れた世界で女の子に出逢う。女の子は世界のルールと過去を語る。その中でリボンちゃんという少女が登場する。リボンちゃんは世界にたった一人で存在していたが、ある時一人の訪問者と出逢
い、世界は徐々に変化を始める。何でも幸せの世界になるのだとリボンちゃんは聞く。ただその変化にリボンちゃんはついていけなくて。世界の変化につれて世界には人々が増えていく。人々はみんな幸せを享受した者達でこの世界で幸せでない者はただ一人リボンちゃんだけある。幸せの世界であるはずなのに元々世界に居たリボンちゃんだけが幸せを享受できていない。なんとおかしなことであろうか。一番初めにこの世界に訪れた訪問者――――先生――――は言う。リボンちゃんは幸せになる権利がある、と。ではリボンちゃん自身の幸せとは一体何だろうか? それはリボンちゃん自身にも分からないものであった。何故、リボンちゃん自身が己の幸せが分からないのか、それはリボンちゃんと世界の関係にある事をまだ知らなかった――――――――。果たして女の子から話を聞き終えた時〝貴方〟は何を思うのか――――。
この作品はOuter World(https://outerworld.x.fc2.com/)でも掲載しているものの小説家になろうに投稿に当たって一部変更しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-31 17:00:05
106955文字
会話率:32%