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回復魔法研究の第一人者ウィーラーとウェビアンの元に生まれたウェーブ=ウォールナットは「不死の研究」を行う大罪人としてオーウィット王国を追放された。
領地の外へ逃げだしたウェーブはそこで意識
を失う。
瀕死のウェーブを救ったのは魔王軍だった。
国に追い出され、流れ着いた先の魔王軍の領地で、ウェーブは「回復魔法の在り方」を考える。
回復魔法とは何か、自分が今できることは何か、魔王軍の居心地の良さはこれほんとなんなのかとか。
ウェーブは父の最期の言葉通り「人々を救い、未来を創る」ことはできるのか!
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まったり更新出来ればと思います。
よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 21:01:38
7940文字
会話率:34%
どうやら異世界には人間だけでなく未知のコンピュータウイルスまで転生するらしい!?
アクションRPG『ランド・オブ・イグノ』で常にトップランカーを争っていた「江田孝介」は、不運なことにウイルスに感染した彼のパソコンと共に交通事故に遭って亡く
なってしまう。しかし、孝介は彼のパソコンと、そして感染していた未知のコンピュータウイルスと共に、剣と魔法に溢れる異世界へ転生してしまった!
意思を持ち、データを破壊する運命から解放されたウイルスの女の子「ヘデラ」
そして、”キーボード”を駆使して自在に魔法を操ることができる孝介
異世界では圧倒的な力を誇る二人は、災害を引き起こす闇の力の解明をしながら、異世界の秩序を保つ旅に出る!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 11:38:05
1937文字
会話率:18%
3:02 a.m.──場所はトリウォール州・西3番街。
暴徒のクーデタが発生。4分後、鎮圧完了。
特別な理由があるわけでもない。
好きなラジオ番組に間に合わせたかっただけだ。
この街では日常茶飯事のこと。
だが私は市民を守らなければなら
ない。
魔衛局神異課──与えられた異名は"Dober"。
『新着メールが1件あります』
こんな夜中にメール……?
「…………なんだこれ」
2023.05.06. "Dimple again."折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 14:13:50
11922文字
会話率:41%
暴走族『湘南之獅子』の総長である主人公『獅童 輪廻(しどう りんね)』は、抗争の果てに足場の崩落に巻き込まれて命を落とした。
主人公は光の結界壁『ウォール』に守られた世界の6番目『ウォール6』にて目を覚まし、成り行きで修道士として働くこと
になる。
5つの区域が制定されているウォール6には、
東の『華嶋組』、西の『NADs』、南の『紅龍会』そして北の『フィオーレファミリア』という裏社会風の組織があり『異能力』を使う少女たちが属している。
この少女たちはウォール外生命体『レムナント』から国を守る守護者であった。
元暴走族総長である主人公は異能力者である少女たちと出会い、この世界で唯一無二の権力を持つ『マジェスト教』という教団が抱える闇に立ち向かっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 15:00:00
25931文字
会話率:28%
魔王の指示による魔族の侵撃は止まることを知らずに進んでいって魔王支配による混沌の世界から人々を救うべく勇者パーティーの一員として最年少メンバーとして魔王城に向けて私は、高い魔法スキルを持ちながら強大すぎる彗星魔法が故に使いこなせないでいた。
そんなとき、ギルドマスターからわたしの魔法スキルを魔王討伐の為に役立てて欲しいと一三歳という最年少で勇者パーティーに選抜されて魔王城に向けて仲間と共に旅立った。付いた二つ名は流星魔導師。それからは戦闘の援護と生活魔法を徹底して使い、紆余曲折を経て、たどり着いた魔王城。遅いくる四天王をバッサバッサと薙ぎ倒す勇者の影に隠れて援護魔法で前線には参加できないけど勇者パーティーの為に自分の役割をこなしていく。自分もパーティーの役に立ってるんだと思っていたけど玉座の間の前で勇者ユウトからい言い渡されたのは言い渡されたのは『追放』の二文字だった。「お前は無能で戦闘の役に立たない、攻撃魔法を放てば被害を出す。どうしてお前なんかが勇者パーティーに居る!お前はクビだ。」そう言われ、理不尽に勇者パーティーを追放された。
パーティーを追放されて故郷へ向けて転移したはずが、魔法の暴走で、迷宮都市セブンスウォールへと降り立ってしまう。七大迷宮都市の七番目の都市へと。そこは冒険者が闊歩する多種族が共存する街冒険者と商人の迷宮都市だった。
日も暮れ道に迷って公共の広場に腰を下ろしてこれから先、どうしよう故郷まで転移する魔力なんてもう、残ってないしと考えをいると魔女帽子に黒い魔女服を身に包んだ2つか3つくらい年上の魔女が「大丈夫?こんな時間に一人で」とが話しかけてきて、帰るところが無いと言うとあれよと言う間にわたしは魔女の屋敷に招待される。こんな怪しい人について行くか!などと拒絶すると、ここは夜な夜な人攫いが出ると言ってくる。
初めは怖かった魔女もそれよりも夜にやってくるあぶない輩の方が怖くなり魔女のお姉さんの家でお世話になることにしたのだった。マシロは旅の疲れを存分に癒し念願の平穏を手にする話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 17:48:26
8710文字
会話率:55%
これは過去の分岐したイフの物語。
2005年、東京都品川で謎の空間変異が発生した。
それを直感的に感じ取れたのは一部の人間のみ。だが程なくして、恐怖の具現のような貌でそれは人々の前に顕れた。
品川に出現した謎の生命体、『虚魔(ニ
ビル)』。出現した虚魔は次第に人間を襲いはじめ、品川がパニックと化した。その恐怖は日本中、やがては世界中へと伝播していく。虚魔の活動範囲が品川一帯に限定されていると分かるまで、人々は死の恐怖に晒され続けた。
25年が経過した2030年現在では、品川は『ハイパー・ウォール』と呼ばれる、高さ20mの壁で覆われ閉鎖されている。これによって、人々は虚魔の恐怖を忘れるかの如く日常を過ごしていた。
また、虚魔の出現とは別にもう1つ、大きな変化がみられた。
それは一部の人間に発現した『異能の力』。
空間変異以降、世界中でごく一部の人間に異能の力の発現が確認された。異能の概要は個々様々で、異能を持つ人間は『能力者(ホルダー)』と呼ばれている。
高校3年生になる夕神楓(ゆうがみかえで)も、そんな特異な力を左眼に宿す人間の1人。楓は左眼のことは誰にも他言せずにこれまで日常を過ごしていた。
しかし、2030年、楓は夏休みに遭遇した事件を機に、自らの異能と25年前に起きた空間変異の真相に向き合っていくこととなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 19:48:31
21183文字
会話率:40%
ド・モラクス公爵家の令嬢エスターは、母や兄ほど強い光魔法が使えないことがコンプレックスの十五歳。ある日、エスターは初めて領地を離れて王城にやってきました。呼びつけた宰相ウォールドネーズ曰く、隣国ニュクサブルクの密偵『テネブラエ』が第一王子イ
ヴリースの婚約者プレツキ公爵令嬢アマンダを籠絡しようとしている、というのです。そこで、エスターの力を借りたい、ということですが……?
※「私のせいで婚約破棄されたそうでお城を解雇されました。」https://ncode.syosetu.com/n7719hu/の続編です。そんなに長くならないと思いますが、一日一回以上できるだけ更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-26 07:00:00
39238文字
会話率:44%
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イジワル騎士が本気の求愛〜幼馴染がこんなに情熱的なんて聞いてません!〜後日談
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コーンウォール公爵家からの横槍を跳ね除け、無事婚約を済ませたレティーシャとランスロット。
半年前の凱旋パーティーでの一幕からようやく落ち着いた日々を取り戻した二人は、手紙の束を整理しているうちにランスロットからのメッセージカードを見つける。
そこには、レティーシャが当時全く気づいていなかった、ランスロットからの想いが詰まっていて…
鈍感な令嬢が、年月を経て気付く彼からの想いに、ありったけの愛をお返しするお話です。
※冒頭にも書きましたが、こちらは前作「イジワル騎士が本気の求愛〜幼馴染がこんなに情熱的なんて聞いてません!」の後日談となります。
第1回アイリス異世界ファンタジー大賞の、受賞記念SSです。
本編をまだお読みいただいてない方は、ぜひ併せてお楽しみください。
https://ncode.syosetu.com/s7848g/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-01 21:00:00
8034文字
会話率:37%
北の大国ナバランドの貴族、ヴァンダーウォール伯爵家の令嬢アリステルは、継母に冷遇され一人別棟で生活していた。
ある日、継母から仲直りをしたいとお茶会に誘われ、勧められたお茶を口にしたところ意識を失ってしまう。
アリステルが目を覚ま
したのは、魔の森と人々が恐れる深い森の中。
森に捨てられてしまったのだ。
南の隣国を目指して歩き出したアリステル。
腕利きの冒険者レオンと出会い、新天地での新しい人生を始めるのだが…。
苦難を乗り越えて、愛する人と本当の幸せを見つける物語。
※R15は魔獣との戦闘シーンで暴力的な表現があるため設定しています。
苦手な方は読み飛ばしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-26 15:00:00
110831文字
会話率:38%
【古の惑星と遭遇した人類が出会う、太古の意識体との時を越えた物語】
太陽系外の宙域を移動する探査船。その行く先に未知の惑星と遭遇し、人型の分身体に意識を転送しているデイヴィット・ウォールトンは、創造された人工の意識体ガーディアンに見解を求
める。
ガーディアンは未知の惑星探査を承認し、ウォールトンは生命科学を専門とするBIR-Fを招集、未知の惑星探査を開始する。
太古の昔、誕生間もない太陽系では、巨大なガス惑星達が、大きさを徐々に小さくしてゆきながら、整然と並ぶ美しい惑星系が存在していた。
灼熱に滾る主星の傍には、グラファイトの地殻と、濃硫酸の大気に覆われた第一惑星が存在し、酸を吸収するアメーバが発生すると、長い歳月を掛け、クリスタルの周囲で集団生活をする真菌へと進化をしていった。
ある時、整然と公転していたすべての惑星達が、一列に並び始める。
惑星達は、互いの重力に引かれ、混沌としたガスの重力場へ、進化した真菌達を抱えた第一惑星が進入、一瞬の閃光と共に、第一惑星は、二つの塊に分かれ、外宇宙へと弾き出されてしまった。
その第一惑星の中では、真菌達が進化した知的生命体の物語が紡ぎ出されていた。
キの民、キナガのムゥは、戦士になる事を拒み、敵対するアヌの民、アヌナガの血を引くナンと共に、古から伝わる楽園へと旅立つ。
それを発見したムゥの父であるエキは、それを止める為に、クリスタルを纏った戦士たちをムゥのいる洞窟で発生させると、洞窟が振動し周囲の岩壁が崩壊し始め、
足元の割れ目から、
青い色の光に包まれ、黄金色の光を放つ巨大な何かが姿を現し、
天井が崩れた頭上の空間からは、
激しく光り輝き、ガスの帯で繋がった、惑星達が並んでいた。
惑星内部へと入るBIR-F隊、岩壁に溶け込んだクリスタルから、静電気を感じたウォールトンの意識の中に、何かの映像が浮かび上がると、最終目的地であるA333へ向かう事を決める。
途中、地底湖の奥底に、神殿のような空間へと辿り着く。すると洞窟が振動し岩壁が崩壊し、大量のクリスタルが水中へと落ちてゆき、未知の脅威からの攻撃を受けると、湖底が割れ地底奥底へと落ちてゆく。
ウォールトンは、地下空間に存在した生命溢れる世界で目覚めると、A333に誘われるように、巨大な何かの下へと向かって行き、その運命を錯綜させてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-04 20:37:58
41034文字
会話率:33%
SRPGの世界に転生した私。
今の名前は悪役令嬢、ウルティア・ナーヴウォール。
ウルティアは人間でありながら魔王の手先となり、スパイとして主人公やヒロインの側にいるが、2周目には追加ヒロインとなり専用のハッピーエンディングまで用意されてい
る。
更にルート分岐によりゲーム内最強の隠しボスとして登場するバッドエンディングも存在する。
なにがなんでもエンディングを迎えたくない私は隠れて努力し、ゲームの舞台である王立学園に入学する頃には最弱の魔法と言われる水属性魔法を極めていた。
ひっそりと第二の人生を歩みたい一心なのだが、どうしてもストーリーに関わらせたいらしい。
それならば、ゲームには存在しないトゥルーエンドを目指しましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 21:03:52
100458文字
会話率:34%
公証人とは、その契約行為が、法律に従って正しいかどうかお墨付きを与える役目を行政から任された、いわゆる国家権力だ。
私は王国の法律に精通し、街の秩序を保つこの職務に誇りを持って務めている。
しかし、目の前に立つこの女は。
「しょうひた
いしゃく…?」
「ーーーあ、これは日本特有の言葉だったわね。えーと、融資…と言えばわかるかしら?」
融資。つまり貸付のことを言っているのだ。もちろん言葉としての融資は知っている。
しかしお金の貸し借りとは、親しい間柄の人間同士が助け合いの精神でお金を融通しあうことであって、ましてや…。
「おまえは見ず知らずの他人に金を貸すと言うのか?」
「あなた文字が読めないの?そう書いてあるでしょう」
分からない。
貸付を事業にするなど聞いたことがない。
それでも、法的に禁止されているものではない。
「…ミュール王国シエンナ辺境伯領公証人として、ここに『ビアンカアンドカンパニー』の設立を認める。…ちなみにアンドカンパニーとはなんだ?」
「私、ビアンカとその仲間たちってとこかな?」
「仲間いないじゃないか。1人会社だろう」
「うるさい。これから増やすんだからいいのよ」
これは、ミュール王国の田舎町を足がかりに、現代日本のビジネスウーマンが異世界で成り上がる、金融エンターテイメントである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 03:44:48
1303文字
会話率:12%
荒廃した大地、汚染された海、人を拒む森。
負の遺産が蔓延る、人類が生きるには過酷な地にて、それでもまだ人類は何とか生きている──
一人の賞金稼ぎを自称する青年ユーヤ・イケダ。17歳。
彼には、数奇な過去、果たすべき約束、達成しなければいけ
ない目標がある。
しかし、今はまだその方法が分からない。
悶々としつつも、相棒の無骨な傭兵ウォールと共に、生きる為の日々を過ごしていた。
そんなユーヤが、ある日一人の少女?と出会う事により、大きな運命の転換点と遭遇する事になる。
蘇る過去の約束と、新しい絆の為に、ユーヤは懸命に奔走する。
※ストックが切れたので、不定期更新中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-06 09:00:00
50450文字
会話率:40%
「ヴィンセント、お前を伯爵家嫡男から外し、当家より放逐する」
「……はい、お父さま」
魔導伯と呼ばれる、王国の辺境を強力な魔術によって護る地位にあるローズウォール家。その嫡男として産まれたヴィンセントは、5歳で初めての魔術を使った時に
、作り出した炎で自分の身を焼いてしまう。
それは彼が莫大な魔力を持つとともに、彼の魔術が出来損ないであることを意味していた。
魔導伯の地位を支える広域殲滅魔術を扱えないヴィンセントは、家督を継ぐことを放棄して家から出る事となる。
それでも自らの魔力を生かすための人生を求めて。
彼は闘技場にて自らの武勇を示す決闘士になることを選んだ。
そう。ヴィンセント・ローズウォールの名を捨て、ただのヴィンスとして闘技場に立ち、ここから成り上がるのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-07 17:33:06
238087文字
会話率:33%
ルウォールは、とある盗賊団に所属する少年である。彼は自分を義賊だと考えていた。
彼のいる街、ソリフィでは『美少女無罪法』なる法律があった。一部の例外を除く、大抵の犯罪は美少女であれば許されるというものだ。男性でも女装して役所の審査を受
けて構わない。
しかし、どこからか美少女粉末なる使い捨ての薬品が出回るようになった。
それを使えば、役所の審査を自動的に通ることができる。役所はなぜか、美少女粉末の効果が切れても一度決めた認定を訂正はしなかった。
そんなある日、ルウォールは盗みに入った屋敷で魔法使いの少女ファランと知り合う。
彼女は文字通りの美少女だが、屋敷に飾ってあった絵の中から抜けでて現れた。
屋敷の警報が鳴り、辛うじてファランと共に脱出したルウォール。追っ手をかわす内に二人で廃下水道に潜入した矢先、大蛇に襲われてしまう。
そこで、ルウォールはかつて自分が剣技に優れた人間だったのを思いだした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-23 22:46:52
105463文字
会話率:53%
謎の巨大な黒い壁に囲まれた国、ブラックウォール王国で暮らす少女、木崎リンカ。
山奥で武術の修業をしながら暮らしてきたリンカは、魔術師にも負けない最強の格闘家になる為に魔術学校へと行き、魔術の勉強をすることを決断する。
一方この国を支配し
王になる事を目論んだ男、サイファーはこの世で最も強力な魔術アイテムである3種類のフラグメントオーブを全て集めようとしていた。
最強無敗の格闘家を目指すリンカは最強の魔術師サイファーと戦うことは避けられない。
この世で最強は誰なんだ! そして、リンカの戦いの中でこの国と魔術の謎が解き明かされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-19 00:24:19
415494文字
会話率:48%
太陽が惑星状星雲を形成してから、五百億年後の未来。人類は四次元空間を拠点として発展した第四宇宙連合へ加盟していた。マルチバース宇宙論は確定され、人類も別の四次元宇宙空間へと進出していった。
白井雪華は、フォトグラファーの仕事をしている。銀河
や散光星雲、そして、宇宙の大規模構造のグレートウォールなどを撮影して、芸術作品として発表している。将来の夢は、自身の撮影した作品で個展を開くことである。
しかし、彼女はフォトグラファーの仕事だけでは、生計を立てられず、アルバイトでドキュメンタリー番組のカメラマンの仕事をしている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-23 07:58:13
23632文字
会話率:53%
10歳になるソラは
いつもの人と
いつもの時間
いつもの日常を過ごしていた
しかし無実の罪を着せられ家族を殺され壁の外に追放されてしまった
壁の外はなんでもありの世界で窃盗、強姦、薬、人殺し何をしても罪にならない無法地帯だった
ソラは生き残
れるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 15:24:10
2602文字
会話率:31%
五十も半ばを過ぎたのに、宗介はいまだ高等遊民を続けている。世間には高名な画家、母と自分には傲慢の権化としてのしかかる父、是枝恭介の亡霊で霞を食むように生きてきたのだ。それは、父の死後も自分たち親子を慈しんでくれる藤田さんによって「続けさせ
られてきた」のだった。
母と藤田さんの絹のような柔らかさでがんじがらめにされていた宗介は、母の死をきっかけに新しいトライアングルが生まれる。自分と藤田さん、そして親子ほど離れたカービングナイフのように美しい妹の楓。
楓には、宗介が持て得なかった父恭介の芸術性があふれるように備わっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-05 09:15:16
33721文字
会話率:19%
平凡な生き方を信条としている高校二年生の池田瑞希は、偶然立ち寄ったジャンクショップの老人に鍵型のメモリーカードを渡された。そのメモリーカードを端末に差し込むと真っ白い世界と白い衣装の少女が現れ「たすけて」と言っただけで姿を消した。瑞希の幼
馴染で親友の阿部里子は、その話を聞いて単身ジャンクショップへ乗り込んだ。老人は話の最後に「これは運命だ」と言った直後突然現れた少女に切り倒された。何とか逃げだした里子は、助けてくれた後輩の工藤美香が自分の身代わりになったため、敵を討つと決意した。
日本のネットワークが十二台のメインフレームを中心としたシステムに移行してから、そのオリジナルメインフレームYUKIは、自ら思考し進化するためのプロセスを停止させられ、長い間「眠り姫」と呼ばれてきたが、メインフレームを監理するユキシステムズの急進派は、「眠り姫覚醒プロジェクト」を強引に推し進めようとしていた。
その勢力と対抗し、覚醒を阻止するために、田澤佳奈は地元の管理会社の新人山下紀子とともに、YUKIの設置されている市立大学へ向かった。
一方、推進派についた杉中涼子と合流した瑞希と里子は、臨時で設置されたサーバーを使いYUKIへのハッキングをはじめる。YUKIのファイアーウォールを守る上田京子との激しい戦闘の最中、推進側の工作員である山口によりYUKIの周囲を固めていたサーバーと外部への回線が遮断され、瑞希たちは直接YUKIの部屋へ向かった。
YUKI部屋で里子は美香の仇を討つべく京子と戦かっていたとき瑞希は紀子の説得をはじめた。しかし紀子は突然考えを変え、YUKIの覚醒のコマンドを入力した。
当たりが真っ白になって現れたYUKIは、瑞希に将来の選択をせまる。今のままがいいと叫ぶ瑞希にYUKIは同意し姿を消した。
すべてが終わったあとで、瑞希は「平凡に生きること」を再確認する。
2004年第4回スパーダッシュ小説新人賞 1次選考通過作品です。
設定や登場人物で他の作品と異なります。舞台は函館です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 00:37:42
68780文字
会話率:45%