二人の少女があなたを誘う、いびつな恋の物語──
最終更新:2023-07-10 12:12:01
5897文字
会話率:38%
第一王子が物語のように婚約破棄を叫ぶだなんて、だれが想像したであろう。
その「婚約破棄騒動」は「彼女」を壊してしまった。
出会ったときの「彼女」の長い髪が印象的で、ぼくは胸が高鳴った。
「彼女」は王都でとても辛い思いをしたのだとか。
婚
約者に裏切られ。
幼馴染みに傷つけられ。
父親に捨てられたと。
ぼくは、「彼女」に笑って欲しかった。
※設定はゆるんゆるん。
※作者独自のなんちゃってご都合主義異世界だとご了承ください。
※どこかで見たような名称があっても、恐らくあなたの知るそれとは違うものです。
※この作品はアルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 07:00:00
179476文字
会話率:20%
「……ごめん。ぼくは、きみではない人を愛してしまったんだ」
幼馴染みであり、婚約者でもあるミッチェルにそう告げられたエノーラは「はい」と返答した。その声色からは、悲しみとか、驚きとか、そういったものは一切感じられなかった。
──どこ
ろか。
「ミッチェルが愛する方と結婚できるよう、おじさまとお父様に、わたしからもお願いしてみます」
決意を宿した双眸で、エノーラはそう言った。
この作品は、アルファポリス様にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-18 12:03:50
17952文字
会話率:42%
目の前で抱き合う、婚約者であるダレルと、見知らぬ令嬢。立ち尽くすアレクシアに向き直ったダレルは、唐突に「きみには失望したよ」と吐き捨てた。
「ぼくとバーサは、ただの友人関係だ。なのにきみは、ぼくたちの仲を誤解して、バーサを虐めていたんだ
ってね」
ダレルがバーサを庇うように抱き締めながら、アレクシアを睨み付けてくる。一方のアレクシアは、ぽかんとしていた。
「……あの。わたし、そのバーサという方とはじめてお会いしたのですが」
バーサは、まあ、と涙を滲ませた。
「そんな言い訳するなんて、ひどいですわ! 子爵令嬢のあなたは、伯爵令嬢のわたしに逆らうことなどできないでしょうと、あたしを打ちながら笑っていたではありませんか?!」
「? はあ。あなたは、子爵令嬢なのですね」
覚えがなさ過ぎて、怒りすらわいてこないアレクシア。業を煮やしたように、ダレルは声を荒げた。
「お前! さっきからその態度は何だ!!」
アレクシアは、そう言われましても、と顎に手を当てた。
「──わたしがあなた方の仲を誤解していたとして、それがどうしたというのですか?」
「だ、だから。バーサに嫉妬して、だから、ぼくの知らないとこでバーサを虐めて、ぼくから離れさせようと……っ」
「そこが理解できません。そもそもそのような嫉妬は、相手を愛しているからこそ、するものではないのですか?」
ダレルは、え、と口を半開きにした。
この作品は、アルファポリス様にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 18:07:46
9807文字
会話率:54%
――たとえばぼくが死ぬとして。
だけどぼくはあなたに伝えたい。
最終更新:2023-03-25 08:13:48
2441文字
会話率:0%
――はい、はい、また死んだ。
死んでも死んでも起き上がる「みことちゃん」は、殺されるたびに生き返り、その人差し指を自ら犯人に突き付ける(行儀が悪いぞ)。
「犯人は――あなたです!」
ぼくは坂江午後。みことちゃんの隣に常に寄り添う探偵だ
が、お察しの通りぼくが犯人を当てる必要はない。
ただ、こんなバグ技使い放題の状況でも、意外と「推理すべきこと」はあるものだ。
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ある意味異能系のトンデモ推理ものです。登場人物のアリバイを整理したりトリックを考えたりなどは一切せずにお読みいただけます。この作品はTwitterにも掲載しています。しばらく毎日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-21 21:09:32
42931文字
会話率:50%
数字が好きなぼく君。そうなる理由は中学2年に、とある変わった先生との出会いがきっかけであった。きっとあなたにもあった、もしくはこれから起こりそうな青春の1ページのはじまり。
最終更新:2023-03-05 11:17:37
985文字
会話率:29%
鯉の歌である。塩郷の。
この作品はTwitterにも載っているものかもしれません
最終更新:2023-01-23 19:00:00
1934文字
会話率:0%
想いあっているのに、愛の証である指輪だけを残し、別れを選択した彼女。彼女がぼくのそばを離れた理由は?
……これは、その離れてしまった彼女を思い続ける、とある男の話です──。
最終更新:2023-01-10 15:00:00
8000文字
会話率:52%
ぼくは家賃代わりに抱かせてあげると言う魔女と子供が欲しいから満月の日にセックスしましょうと言う鬼女と、二人の性友を持っていた
ある夜、コンパで知り合った女性と付き合うことになった
魔女はタロット占いで、女性は姫、あなたは騎士だから、ホ
テルなんかに行ってはダメ、女性が困ったことになったら助けてあげなさい、と言う
その女性が何故か日々痩せ衰えていくのだった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 20:13:58
7618文字
会話率:68%
ぼく魔法少女すき! あなたは!?
最終更新:2022-11-16 14:34:21
14398文字
会話率:52%
君は、『オハコビ竜』を知っているかな。かれらは、あの空のむこうに存在する、スカイランドと呼ばれる世界の竜たち。
不思議なことに、優しくて誠実な犬がまざったような、世にも奇妙な姿をしているんだ。
地上界に住む君も、きっとかれらの友達になりたく
なるはず!
空の国スカイランドを舞台に、オハコビ竜と科学の力に導かれ、世にも不思議なツアーがはじまる。
夢と楽しさと驚きがいっぱい!
竜と仮想テクノロジーの世界がミックスした、ドラゴンSFファンタジー!
(本作は、アルファポリスさんでも投稿しております。 次話掲載予定日:7/26)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-14 20:13:22
295280文字
会話率:22%
湧き水は何年も地中を彷徨い、濾過され綺麗に湧くのです。
最終更新:2022-09-08 19:49:06
225文字
会話率:0%
恐怖は、自分が信じられない自分の嘘を見破ることで、克服できるはず。
最終更新:2022-06-27 20:00:35
254文字
会話率:0%
幸せって難しいですね。
最終更新:2021-01-06 20:23:05
632文字
会話率:0%
平凡な大学生・布施は最近悩んでいた。誰かの視線を常に感じる。
「もしやぼくにストーカーが?」
「おるで。すぐ後ろに」
ストーカーはかわいい女の子でした。
「逮捕する」
なぜストーカーでなく、ぼくを逮捕するのか。悩む布施にストーカー少女
が告げる。
「あなたには幽霊がとりついてるんです!」
幽霊なんて信じない布施に迫る国家権力。
「逮捕する」
「なぜえ!」
果たして布施は逮捕されるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 15:00:00
10491文字
会話率:69%
To Freedom Online----"あなたの求める自由は…ここにある!"
ひょんなことから死に自身の価値を見出だした蓮見 優。
死んでいる感覚を味わいがために公式認定の不遇種族である[ゾンビ]を選択?!
ま
ぁ、不遇な種族は[ゾンビ]であって……
その後、なんやかんやあって[吸血鬼]に……え?これバグなの?……あ、うん、大丈夫だから続けてもよい、と…じゃあ気にせず続行ーっ!!
そんな優はこのゲームで綺麗な死に方を求めて歩き回る!
なんて物騒に聞こえるけど、実際はただの観光スポット巡りだよー………ほんの少し死体要素があるだけでねー?
「んー、どこかに幻想的な場所ないかなー?そしたら綺麗な死に方ができるのに……」
今日も明日もワールドを、映える死を求めて旅します。
だれかー。いい感じで綺麗なスポットおしえてー……あ、リアルでは死んじゃダメって妹に言われてるから----[TFO]内のでよろしくねー?
※主人公の優は強いことには強いのですが、決して最強ではありません。ぼくTUEEEではないのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-29 16:00:00
118567文字
会話率:39%
「銀河を駆ける壮大な日常をあなたに」がキャッチコピーの、SFMMORPGフロンティアギャラクシー。そのゲームの世界から、突如現実の宇宙へ放り出されたプレイヤーキャラクター、シン=カザネ。ゲームのキャラがなぜ実体化したのか、そんなことを考える
ひまもなく、ひょんなことから出会った仲間達と共に、宇宙の何でも屋であるバンディットとなって、大小さまざまな依頼を受けて銀河を縦横無尽に飛び回る。飛べアルスティオン!!銀河を切り裂いて!!戦えマグナイザー!!笑われても気にするな!!合体せよ!!銀河鋼神アルスマグナ!!「ぼくのかんがえたちょうつよいろぼっと」で、宇宙(※主にわが社)の明日を切り開け!!---◆---初投稿です。色々ツッコミどころ多数かと思いますが、暖かく見守っていただけると幸いです。なるべく週一くらいで投稿できるよう心がけますので、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 21:28:21
140250文字
会話率:24%
「サングィスさま、あなたが五年前に攫ったぼくの母を帰してください」
人族の少年サトルは、竜族の王サングィスの御前試合で勝利し、そう願った。
が、突如ティラノサウルスに先祖返りした対戦相手と、乱入してきた獣族の少女によりうやむやとされたばかり
か、王を狙った罪人として、王妃サョリから狙われることになる。
タリアが接触してきた理由、竜族を先祖返りへ追い込む者たち、そして行方不明の母の残滓を巻き込んで星は動乱の嵐が吹く。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-03 08:03:25
103761文字
会話率:45%
〈ぼくの住む街に、今冬最初の雪が降りました。あなたの街ではどうですか? ……なんてね。何年か前に約束したよね。同窓会の時、覚えてる? きみが暖かいところにいるから、ぼくの住む街に、はやめの雪が降った時には教えるよ、ってやつ。いやごめん。実は
忘れてて、でも今年になって思い出したんだ〉
〈他の小説投稿サイトでも重複投稿しております(note、ノベプラ、カクヨムなど)〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 16:44:11
7506文字
会話率:20%
ぼくはいつも心の何処かで誰よりも何よりもどんなことよりもぼくを愛してくれるそんな存在(ヒト)を求めていた。いつもの様な日々を過ごしていたある日、ぼくは遠い遠い世界でたったヒトリあなたに出逢った。これは願望のような妄想のような、想いあるいは希
い(ネガイ)のような、そんな非現実的な奇跡の物語。
何をされてもどんなことがあっても、あなたがどんなヒトでどんなにぼくと不釣り合いだろうと、ぼくはたったヒトリあなただけを愛してしまうのだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-08 11:57:42
2607文字
会話率:0%
「あなたが好きです。つきましては、私の話を聞いてください」
ある日、ボクは変わり者の少女「姉川聡子」に愛の告白をされる。
理詰めで付き合わされそうになったが、ボクは彼女が構築した理論を容易く論破する。
それが切欠で、ぼくと姉川のやや爛
れた交際が始まる。
幸せな毎日を過ごすボクたち。だが、ボクの持つ予知夢の能力は、暗い未来を示していた。
これは最善ではなく次善を目指す、ボク達の物語。(全5話の予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-22 15:02:50
13569文字
会話率:31%
ある日、奇妙な夢を見たぼくは……。
最終更新:2021-07-13 21:11:19
70339文字
会話率:12%