第一王子が物語のように婚約破棄を叫ぶだなんて、だれが想像したであろう。
その「婚約破棄騒動」は「彼女」を壊してしまった。
出会ったときの「彼女」の長い髪が印象的で、ぼくは胸が高鳴った。
「彼女」は王都でとても辛い思いをしたのだとか。
婚
約者に裏切られ。
幼馴染みに傷つけられ。
父親に捨てられたと。
ぼくは、「彼女」に笑って欲しかった。
※設定はゆるんゆるん。
※作者独自のなんちゃってご都合主義異世界だとご了承ください。
※どこかで見たような名称があっても、恐らくあなたの知るそれとは違うものです。
※この作品はアルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 07:00:00
179476文字
会話率:20%