物語は、主人公であるエリオット・アーサスが幼い頃から始まる。彼は他の子どもたちとは一線を画すほどの才能を持ち、手にした石を砕く力、空を飛ぶ矢を止める目、チーターのように速く走る力を持っていた。しかし、エリオットの心は冒険者の道に興味を持っ
ていなかった。彼は、科学や数学に強い興味を抱き、魔法の代わりに学問を追求したいと考えていた。
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最終更新:2025-04-04 21:22:06
358278文字
会話率:38%
「わたしの夢は空を飛ぶことです!」
本気でそんなことを言う"鳥子"に、僕はいつも馬鹿だと言った。
鳥子はいつだって間抜けに笑っていた。
だけど本当は、僕は彼女のことを何一つ理解していなかった。
最終更新:2025-04-04 20:31:38
1508文字
会話率:40%
無限に広がる大地、マグナスカブ。
人間社会の発展すら追いつく事が出来ない程に広いその世界で、それでも世界の広さに抗う国家シルフェニアがある。
シルフェニアにおいて国軍に所属し、空を飛ぶ船、飛空船の艦長をする彼、ディンスレイ・オルド・クラレイ
スは、シルフェニアの人間として、そこに自分個人の望みも含めて、広い世界への旅を始めていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 19:15:50
1071939文字
会話率:45%
平面世界フリーガーデン。
そこはどこまでも大地が続く肥沃な世界。
あまりにも広大な大地と、大地と同じく広大な空。
その空を飛ぶ者達がいた。彼らは飛空船と言う乗り物で空を飛び、宙を掛け、
広い世界を突き進んでいる。
いつかその果てが見えるそ
の時まで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-22 20:04:28
380167文字
会話率:46%
これは異世界転生してドラゴンと呼ばれた僕と、ある少女の物語。
※冒頭に【作品説明】と【あらすじ】を入れてみました。ちょっと気になった方は、先ずはそちらを読んで頂ければと思います。
その日、引きこもりの僕は家でプラモデルを作っていた。
それ
は昔の日本陸軍の四式戦闘機・疾風《はやて》。
手間暇かけて完成させた直後、大きな地震に見舞われ、僕はプラモデルをかばって死んでしまった。
・・・多分。
次に気が付いた時、僕の身体は本物の四式戦闘機・疾風《はやて》になって、異世界の空を飛んでいたのだ。
「ひょっとして異世界転生?」
「転生ってそもそも生物ですらないんだけど?」
そんな僕が小さな池のほとりで出会ったのはピンクの髪のお嬢様。
『え~と。ドラゴンさん?』
貴族のお嬢様に拾われた僕は、戦闘機なのにドラゴンと勘違いされ、彼女のパートナーとして契約した事にされてしまう。
海賊退治に領地経営の手助け、他国の軍隊を相手にしつつも、やっぱり平和が一番だよね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 18:02:41
2994678文字
会話率:27%
周りの国々が軍事力を上げている中、主人公のクララは王子から軍事予算を少なくすることと、婚約破棄を告げられる。
王子が戦争反対の保守派に利用されたと気付き、「バカなのか」と口走ってしまったことから不敬罪として国外追放になってしまったクララ。
クララは空を飛ぶことの出来る車で田舎を目指すが、その道中、空中用戦闘機械兵器(ヴルム)の争いに巻き込まれてしまう。
注意:恋愛を含めていますが内容は結構ドシリアスですし、どちらかというと戦争ものです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 18:00:00
76996文字
会話率:41%
魔法使いたちの住む魔法の森で暮らしている魔法学校に通う十歳の男の子、メテオラは今年、見習い魔法使い卒業試験の年を迎える。でもメテオラは今でも、空を飛ぶことができない落ちこぼれの魔法使いでした。
そんなメテオラは同じ(落ちこぼれ)教室の仲
間と魔法学校の先生でもあるマグお姉ちゃんと一緒に、魔法学校の卒業試験に挑みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 15:58:10
2700文字
会話率:12%
冒険者の少女、エッダは相棒の空を飛ぶ白き神獣の女の子、フラウと一緒に大自然の中を自由気ままに冒険する。
最終更新:2025-04-03 12:48:35
1165文字
会話率:5%
ぼくは子供のころに真っ白なもふもふの犬に似ている空を飛ぶ不思議な動物と出会った。
最終更新:2025-01-28 16:48:02
650文字
会話率:0%
時は2070年、高度に発達した科学文明。その日常に調和して溶け込む、人と、人ではない者たち。幻想と日常の境界は薄れて消えた、そんな未来。
「これからあなたは高校生3年間、彼女たちと自給自足の同棲をしてもらいます」「嘘だと言ってよ!」
ドラゴンの少年のユーリは、高校生にこれからなろうという中学3年生の3月のある日、幼馴染の吸血鬼令嬢、アンジェリカとの婚約を急に告げられる。
だがアンジェリカを含めた吸血鬼三姉妹、実はとんでもない問題児で――!?
「ユーリの物はわたくしの物、ユーリもわたくしの物ですわ!」
始まる4人による3年間2000万円生活(食費、光熱費、家賃、学費込み)。始まる高校生活。吸血鬼三姉妹が起こす騒動に、ユーリは次々巻き込まれていく。騒動の中、出会っていく少女たちもこれまた問題児だらけ!?
なくなる胃薬。『小魔王』『悪役令嬢』『放蕩騎士』に囲まれた『苦労執事』は今日も死んだ目で空を飛ぶ!
「僕の平和な日常の行く先って、どっちなんだろうな」
近未来ハーレムラブコメファンタジーの、はじまり。
「――胃が取れそう……」
(残酷な描写、ボーイズラブ、ガールズラブタグは念のためつけていますが、要素は薄めの予定です)
(この小説はカクヨムにも投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 12:00:00
805020文字
会話率:50%
無人戦闘機が大頭する近未来。不確定要素たる人間は、空を飛ぶ価値があるのか。
最終更新:2021-03-28 21:10:21
4783文字
会話率:48%
※本作はシリーズ物の第七作です、未読の方は是非ぜひ! 第一作「少女マリーと父の形見の帆船」からご覧下さい! 目次の下部にリンクがございます!
シリーズ第七作! 近世大航海時代。立ち塞がる危険、溢れ出す勇気、その先にあるのは名声と報酬か、そ
れとも。
父の因果が娘に報い……ではないが、追われる身の上となったマリー。だけど全ての海は繋がっており、船乗りは何処へ行くのも自由なのだ。海賊にも海軍にも、海の商人根性を見せつけてやれ! そして陰謀渦巻く大都会でマリーが見たものは、謂れなき罪で処刑台に送られようとしている、親友の姿だった。
船長なのに船に酔う、力も強いわけじゃない、空を飛ぶ事も火を吹く事も出来ないマリーはしかし、助けを待っているだけのか弱いヒロインではなかった。
自分では自分を臆病な人間だと思っている、着ている服で性格が変わる、親譲りの無鉄砲で「助けに来るヒロイン」マリー・パスファインダーの冒険と航海は、まだまだ、続きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 00:37:19
937642文字
会話率:46%
女神テリ・ハイラが住まうとされるハイラ山脈。そこに存在する湯場を営む山間の村、ケハノ。そこの村長の息子として生きるシャルはある日の仕事終わり、従弟であり親友のショウと共に彼が山の中で昨日見つけたという「とんでもないもの」を見に行くことになる
。だがそれは彼を波乱と大いなる女神の力、「地導」へと導く「試練」であった...。
雄大な大自然と重厚な物語の中で織りなされる冒険ファンタジー、良ければ是非お楽しみ下さい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 21:47:04
518123文字
会話率:54%
竜が空を飛ぶ時代。俺は、欧州にある国連軍所管竜騎乗兵学校へ入学した。
最終更新:2025-04-01 00:00:00
4404文字
会話率:24%
私は、ずっと空を目指していた。
最終更新:2015-03-01 00:00:00
564文字
会話率:41%
真面目で誠実な二十代後半の男性、大須 啓太は、ゲームのデバッグを仕事とする派遣会社に登録して働いていたが、ある時、過労が祟ったのかそれ以外の原因か、仕事終わりに意識を失い倒れてしまう。
そして目覚めた彼の目に飛び込んできたのは見覚えのない
大自然と空を飛ぶドラゴン……。
突然の出来事に一般人であれば困惑するか興奮するかのどちらかだっただろう……しかし彼はどこまでも真面目で誠実で、生粋のゲームデバッガーである。
「ふむ」と一言、訳の分からない現状をただそのまま受け入れると、その見たことのないファンタジーな世界を検証することにした……。
これは、そんな訪れる先々で周囲の迷惑をあまり考えず、ただ真面目にハチャメチャな検証を行う彼の、平凡な日常を描いた物語……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 08:00:00
1331836文字
会話率:40%
魔女見習いであるビビアンは、日々研究に明け暮れていた。空を飛びたい!その一心で。しかし、ようやく成功したかと思われたが、まさかの異世界転移。空を飛ぶ魔法は失敗だし、体も小さくなるし、魔力は枯渇してるしで最悪の異世界生活スタート。
残酷な描
写ありは、保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 00:17:35
8667文字
会話率:37%
これは空を飛ぶ船で育った主人公が謎の黒い龍に家族同然にしたっていた仲間や自分の育ちの船を全て壊された主人公が地上で色々な経験を得て謎の黒い龍に復讐をする物語…最後に現実とは非常に残酷で冷酷だ
最終更新:2025-03-30 15:56:31
102310文字
会話率:48%
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少女には羽が生えていた[l][r]
少女は自由に空を飛ぶ事が出来自由に旅に出ることができた[l][r]
少女「今日はどこにいこうかしらエルフの森へ寄ってみようかしら[l][r]
少女はエルフの森へと向かって行った[l][r]
エルフの森に着くと街の人は驚いていた[l][r]
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最終更新:2025-03-27 08:29:37
23707文字
会話率:42%
バレー選手としてオリンピックを目指すスパイカー・鷲尾翼。
高一の春に病気で男性機能を失い、選手生命をも絶たれた彼の選んだ道は…
…性転換して女子バレー選手になること。
だがそれは二年間の雌伏と、意思とは反する人生の始まりでもあった。
そん
な翼の生まれながらの相棒でセッターの鷹村広海。
相棒のためできることを模索し続けた彼は選手として人間として成長し、
…やがて翼の先んじて世界への道を歩み出すことに。
だが相棒と同じくらいバレーを愛するようになった彼は決断を迫られる。
人生をバレーに賭けるか…郷里の医療を支える兄との約束を果たすか…
そんな彼に課せられた過酷な運命とは…
彼らと仲間たちの男前な成長物語を逆説的に描くバレー小説。
現在より若者が真摯だった一昔前の昭和を舞台に、コメディーベースで軽めに描きます。
火曜日朝11時に定期掲載予定。
なお私の小説では「」は男声、『』は女声です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 11:00:00
1495095文字
会話率:33%
第1部完。
直径4000キロメートルもある巨大な円形の山脈内に、超常現象によって日本が国土ごと転移した。
海から完全に切り離されたことで海洋国家でなくなり、アメリカも他の国々もいない完全孤立となった日本。
転移した星は地球よりはるか
に巨大で人工衛星が回り、テレビ放送を発信し、国家や軍、国連と同等組織が存在する現代文明が栄えていた。
日本が転移した円形山脈もイルリハランと言う国の領土であり、日本は不本意ながら侵略をしてしまったのだった。
そしてこの星に生きる人種は不可思議にも生身で空を飛び、乗り物も全て空を飛ぶよう研究開発をしていた。
円形山脈の領土国であるイルリハランは空飛ぶ軍を派遣し、日本も調査として地上を走って異星の地を掛ける。
お互いに宇宙から来ると信じていた異星人と初めて相対した時、銃を向けて挨拶をするか、会話による挨拶をするのか。
文明格差が同じだった場合、果たして日本は、イルリハランは、転移先の星の社会はどんな反応を示すのか。
ただ一つ分かるのが、異星国家として現れた日本が戦おうとまず負けてしまう。
戦わずして勝ちを得るしか生存の道はない。
国家存続を賭けた、全てが手探りな外交が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 19:52:58
1818530文字
会話率:40%
<2021/1/17 歴史[文芸]ジャンルランキング 日間1位、週間1位、月間1位!ありがとうございます!>
明治34年、五摂家の1つである鷹司家の末娘、耀子は、わずか4歳にして薬液から白い糸を合成する方法を発明する。この糸は史実では「6
6ナイロン」と呼ばれ、アメリカで発見されるはずの物質でできていた。それもそのはず、鷹司耀子は120年以上も未来の令和の時代を生きた高分子化学者が、記憶をそのままに転生した娘だったのである。
これは、高分子のこの字もない時代に転生した高分子屋が、日本の歴史を変えるために奮闘する物語。
※時代柄、戦争を扱うので念のため「残酷な描写あり」としています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 18:01:27
607118文字
会話率:60%
逆行転生者「鷹司耀子」により、日本が主にプラスチック材料の力で史実を大きく超える国力を得た世界線。チベットはイギリスと日本の支援によって辛亥革命中の清から独立し、史実より大きな領土を手に入れる。その中には現代で「宝の盆地」と呼ばれ、石油を
はじめとする様々な資源が算出するツァイダム盆地が含まれていた。
ツァイダム盆地の資源を元手に、日英の支援も引き出しつつ急速に近代化を進めていくチベット。中国とインドの水源を握る重要な立地も手伝って、史実を遥かに凌ぐ国力を身に着けていくが、人口が不足していて生産力に見合った軍事力が持てないでいた。困った政府は一部の兵科で女性を士官に任官することを認める。
カヤバ・ミカ・サカダワも、そんなチベットで戦車兵を目指す士官候補生である。学校で教官として活躍する日本人の父の背中を追いながら、やがて立派な戦車兵になることを夢見ていた。
しかし、1928年7月7日、突如としてウイグルの軍閥である新疆軍がチベットに侵攻、首都ラサが陥落の危機にさらされ、まだ士官候補生である彼女も突然戦場に引っ張り出される。
これは、歴史が歪みに歪んだ世界で奮戦し、やがて一流の戦車兵へと昇り詰める女戦車兵の物語。
この作品は「鷹は瑞穂の空を飛ぶ(N1453GS)」のスピンオフです。そちらをお読みいただくと、より深く作品の内容を理解できるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-11 18:00:00
82324文字
会話率:54%
TS転生したら綺麗なソ連みたいな国でした。
軍人さんはみんな誇り高くて、指導部も平和主義で外交も内政も上手です。そんな国で、航空クラブに入ってしまって空の魅力に取り憑かれました。ずっと飛行機に乗っていたいので空軍のパイロットになることにし
ました。飛行機万歳!
うちの国からどこかに戦争を仕掛けることは絶対に無いでしょう。それに、こんな強い国に戦争を仕掛ける国も居ないでしょう。よっぽど狂犬でもなければ。
ドイツみたいな国はこの世の全ての問題を引き受けてくれたようです。
大恐慌はその国から始まって、ハイパーインフレと終わりのない内戦に苦しめられていました。けど、その内戦もそろそろ終わるようです。平和になったらみんなで旅行に行きましょう。
なんか嫌な予感がしますね。
私は伝令兵なので関係ないですけど。今日も色んな基地にお手紙やら大事な指令やらを運ぶお仕事をします。
もし戦争になっても首都が落とされなければ平気ですよ。
前世のソ連だって勝ったんですから、より良い我が国が負けるはずありません!
◇
ハーメルン、なろう、カクヨムに投稿してます
不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 12:10:00
392230文字
会話率:35%
実験作です。展開を『転結起承破』にしてみたつもりてす。
まだ3月だというのにまるで8月のように暑い日、T県K市にあるK西高校二年生の打吹《うつぶき》繭《まゆ》は空を飛んでいた。たまたま涼みに訪れた川辺で見つけた羽衣を身に纏ったところ、そ
れは飛行能力を有していたのだ。
気持ちよく空を飛んでいると、島根県人たちが後を追いかけてきた。彼らは島根県人こそ日本を作った神の末裔であると信じ、その妄想力で空を飛ぶこともできたのだ。そして、ゆえに鳥取県人が空を飛ぶことをけっして許さなかった。
島根県人たちは繭を砂丘へ追い詰めた。しかしそこには鳥取県の守護神が待っていた。ラクダだ。
ラクダは繭に、借りがあった。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-20 07:45:40
3347文字
会話率:37%
少年たちが変身して空を飛ぶだけの物語。
最終更新:2024-08-18 20:13:43
2017文字
会話率:32%
人魚の姉は空を飛びたがった。人魚の妹は毎晩空を飛んでいた。
最終更新:2021-11-21 09:04:02
4750文字
会話率:60%
昔々、世界は何もない「無の海」に沈んでいた。そこには時間もなく、風もなく、ただ静寂だけが広がっていた。
しかし、その「無の海」の奥底には、いくつかの小さな光が揺らめいていた。その光は「精霊」と呼ばれる存在で、長い眠りの中で夢を見ていた。彼
らの夢は、空を飛ぶ鳥の夢、森に響くせせらぎの夢、大地を駆ける獣の夢──そう、世界の夢だった。
やがて精霊たちは目を覚まし、その夢を現実にすることを決めた。
炎の精霊─世界に太陽を灯し、生命の情熱を与えた。
水の精霊─大地を潤し、川や海を作り、生命が生きる場を与えた。
風の精霊─空に風を吹かせ、命が息をするための空気を満たした。
地の精霊─大地を固め、山や谷を作り、生命の足場を築いた。
光の精霊─闇を払い、世界に光をもたらした。
闇の精霊─光の影を作り、休息と静寂をもたらした。
こうして、世界が形作られていった。
しかし、精霊たちは気づいた。この世界にはまだ、笑い声も、歌声も、語り合う者もいない。世界は美しいが、あまりにも静かだった。
そこで精霊たちは新しく、ふたつの精霊を作り出した。
時の精霊─昼と夜を作り、季節を作り、世界に動きをもたらした。
音の精霊─物質の感情や思念を伝えるため、川のせせらぎや風のざわめきで世界に感情の豊かさをもたらした。
そして精霊たちは力を合わせ、一つの存在を作り出した。炎の精霊は心に情熱を、水の精霊はやさしさを、風の精霊は自由を、地の精霊は忍耐を、光の精霊は希望を、闇の精霊は夢を見る力を吹き込んだ。
こうして生まれたのが、人間だった。
そして、精霊たちは人々にこう告げた。
「我らはお前たちに力を与えた。しかし、その力をどう使うかは、お前たち次第だ。」
人々は誓った。精霊たちを敬い、世界を壊さず、大地とともに生きることを。
それ以来、精霊は目に見えなくとも、人々のそばにいると語り継がれている。
その精霊たちの力を強く感じ取れる人間が時折生まれてくる。その者たちは「精霊の加護を受けし者」と呼ばれ、精霊たちに与えられた力を使うことができるという。
「精霊の加護を受けし者」は普通、一人に一つの精霊の加護を持って生まれるが、ごく稀に「全ての精霊の加護を受けし者」が生まれることがある。
この物語の主人公、キリ・エヴァンスがその一人だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 14:00:00
209452文字
会話率:38%