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空想科学[SF]ランキング 9301~9350位
主人公の瀬沙(セザ)は、十七歳までを唖透(アスカ)と共に孤児院で過ごす。
他の子供と何か異質なものを感じていた大人たちは、この二人を忌しいものと扱っていた。ある日〈零一〉(レイイチ)という男からの手紙の存在を知る。二人は「自分たちの居場所は〈零一〉にある」と信じ、孤児院を出る。
〈零一〉の住所にたどり着き、二人は零一と再会する。しかしそこにいた男は二人を突き放した。途方に暮れる二人。その夜、唖透は何の前触れもなく死んだ。
瀬沙は唖
透の亡骸をつれ、再度〈零一〉を訪ねた。その家で、瀬沙は零一の助手という御影(ミカゲ)と会う。零一は「二人を認められない」と言いながらも、瀬沙に協力することを承諾。瀬沙は零一と御影の研究室で居候をすることとなる。
何気ない日常を過ごしていく瀬沙。零一の人間性に翻弄されながらも、日々付けている日記には唖透への一方通行な想いだけが書き綴られていった。
ある日、零一は瀬沙を地下の研究室へと招き入れた。「全てを知る日が近い」と告げられ動揺するも、不思議な興奮を覚える。
その後零一は瀬沙をクラシックコンサートへ誘う。「瀬沙と唖透を認められない」と冷たくあしらっていた零一からの誘いに、瀬沙は心ときめかす。しかし、それは零一の最後の抵抗であり、瀬沙をまたどん底へ突き落とす結果となった。
その晩、深夜、瀬沙は何かに呼ばれるように、地下の研究室へと足を運ぶ。そこで待っていたのは蒼流(アオル)だった。蒼流は零一の別人格で、瀬沙と唖透が探していた〈零一〉、まさにこの男だった。瀬沙は「蒼流が僕たちを救ってくれる」と強く感じた。
翌日から瀬沙の心に異変が起こる。蒼流に愛されている実感から、零一への執着がなくなる。そしてどこか、零一の寂しげな表情を感じていく。
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いきなり記憶がなくなり、異世界ゲーム内に転生(?)する、幼馴染であり、ゲーマーであり、戦友であり、敵でもある3人。主人公ケン、幼馴染のケン、ヒカリ。
そして、異世界ゲーム内で出会った3人と一緒に冒険する「レイ」
このゲームを攻略するために3人と1人は一緒に冒険をする。元の世界でのゲームの知識を生かし、冒険をしていくが、リアルな世界ならではの難しさ、恐ろしさ。そして、違和感。3人はこのゲームを攻略して、何を知る?
【待ち人すぐそば。】意中の相手を初詣に誘うことができなかった少年は、ひとり縁結びの神社を訪れるが――?
【待ち人来まくり。】初詣に誘われなかった少女は、ひとり近所の神社を訪れるが――?
奇跡や運命を信じない主人公‐優‐と不思議なマドンナ松本魅繰(みく)が繰り広げる奇跡の日常物語
クワス算はそこにある。
medium.comと重複。
県内屈指の名門校に通う主人公錦ヶ丘(にしきがおか)英二(えいじ)は何事もなく普通の高校生活を送っていくハズだった。しかし、ある日学園のアイドルとのトラブルにより運命の歯車はずれていくこととなる。
何が正義で何が悪なのか……揺れる世界の中で戦いの渦へと巻き込まれてゆく主人公とそれを取り巻く個性的で愉快な仲間たちのSFアクション
覚醒者編
誰もいない世界で目覚め、誰もいない世界をゆく。
その世界は、誰のために、いつ作られたのか。
探求者編
愛を確かめた地球での日々。
不思議な蝶に導かれる先に待ち受けるものは。
SF恋愛。
現在考えてる転生物のお話の一つ。
巨大な場所の中(?)で理由も分からず追いかけられ、それから逃れて戦う話。
SFな世界でファンタジーな事をやってみたいと思って考えた。
試作品なので、色々と試行錯誤しながら書いてみたいと思う。
出来れば連載したいが、それについては評判を見てからになるかなと。
感想などはメッセージにて。
返事は期待しないで欲しい。
奇跡の星・地球は四十六億年をかけてとある生命を産んだ。
『マナ』――そう名付けられた意思を持つ巨大な金属生命体。人工機械で成し得ない超能力を持つその機体を、偶然にも己の土地で発掘した日本は、世界の流通・文化・武力全てにおいて絶対の覇権を手にし、それを追うように『マナ』を巡る戦争が勃発する。
日本は圧倒的な力を抱えながらも、がんじがらめになった規則の中で徐々に衰退していくこととなる。そのさなか――時は2217年。地球外で誕生した『マナ』
が地球を襲う事態が発生した。
舞台はそれから七年後。
『地球型マナ』の搭乗者として優秀な成績を誇るものの、仲間からは嫌われ者の青年、鬼塚定清(おにづかじょうせい)は、今日もひたすらに日本を守り続けていた。
とある葛藤を内に秘めたまま。
そんなある日、彼は戦場で重傷を負った敵国の少女・ヴィオラを保護する。
『マナ』は何を思うのか?
『マナ』とはなんなのか?
『二人』が出会った時、世界は、宇宙は、進化に向けて加速する。
※一週間に1話〜2話ほどの更新を予定。なお、予定のため大幅な変更がある可能性があります。
物語の序盤が固まるまでは、ある程度早い投稿頻度になっています。
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2045年、日本の首都東京の中枢地域では対テロ組織として眷獣官という役職が増設された。
それから9年、眷獣官は今日も『眷獣』という特殊な武装を用いて、町の治安を守る
※この小説は同様の内容のものを小説投稿サイトカクヨム様にも投稿しています
雪に覆われた静寂の中、独り歩き続ける者。それは何者か?そして目的は何か?雪のみが知る。
同棲相手にも逃げられ漫画喫茶で一人苦しむシンヤ。父の病院で移植した心臓にはある秘密が隠されていた。
突如追われる身に!
謎の新薬gimmick(ギミック)とは。心臓に眠る記憶がシンヤを突き動かし始める!
姉の心臓を探すアオイ。機械オタクのマサキ。仲間とその謎に迫っていく。そして、全ての謎が解けた時レシピエントの奇跡が起きる。
※Pixivとの重複投稿になります。
22歳のOL・筑波みらいは、ショッピングモールに突如現れたゾンビに襲撃される。
自らもゾンビと化し、目覚めると、そこはゾンビの巣となった大倉庫だった。
「増やし隊」のリーダー・たいちょーに導かれるまま、ゆるくて適当なゾンビたちの世界に巻き込まれる。
目標のないまま日々を退屈に過ごしていた少年=シンは、授業中に偶然とある海外サイトに行きつく。シンは一瞥してサイトを閉じようとするも、瞬く間にウイルスがインストールされてしまう。
シンはウイルスの謎を解明していくにつれ、それが特異なものであることに確信を深めていく・・・
突如として訪れた、生物の大量死事件、『大滅葬』により、当時子供の生物は全て死亡した。
それは人間とて例外ではなく、一時期世界に子供が存在しなくなった。
それは再来した魔法の産物であり、最悪の形での魔法との再会は、人を討つ力と使われることへの序章となった。
それから18年。大量死の後に産まれた魔女の末裔、火姫が高校に入学した。
共に進展し始める事態と、現代の魔法のあり方に、古典な魔女の火姫は何を思うのか。
カクヨムさんでも連載していま
す。
練直しにつき終了します。折りたたむ>>続きをよむ
アララト海。ソビエトおよびゲルマニア共和国、英国領ミストランドその他周辺国に跨がる世界最大の沼沢地。1年を通じて濃霧に覆われる霧の沼。
静かな世界を騒がすものは3つ。泥を滑る装甲橇。霧の王者浮動戦列車。そして、蒸気の鎧を纏う不退転の戦士、機関猟兵。
泥にまみれた資源を求め、国家の威信がぶつかり合い、盲目の兵士達の壮絶な戦いが、神無き水底に沈殿する。
霧の沼に獣が吠える。姿は見えない。
完全循環都市。
それは人が完全なる生活を送るために作られた楽園とも言えるもう一つの世界であったが、ある事件によりその完全性が失われてしまう。
そんな世界にさらなる異変が起きる。
〈潜みし者ども(ハイディングワンズ)〉と呼ばれる怪物達の出現。
そして便利屋の青年、カザミの前に現れた一人の少女と、都市に紛れる怪事件が完全な都市の地盤をさらに揺るがしていく…。
美鈴と陸の恋愛物語。 早瀬美鈴は自他共に認める童顔で天然。そんな見かけとは裏腹に人には言えない特殊な能力を持った女性であった。ある日、美鈴の親友であり便利屋をしている佐波裕助の頼みで「高野」という人物に頼まれた品物を渡しに行ったときに陸にあった。冷めた態度で生意気な高野陸。兄がやくざの組長をしており両親もいない環境に育ち高校も中退して怠惰な生活を送っていた。そんな陸は、おっとりとした美鈴の見かけとは別の顔を見て惹かれていく。
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このお話は「重複投稿」となります。
「Pixiv」様で投稿したお話の改稿版です。折りたたむ>>続きをよむ
近未来……人類は生活領域拡大の為に新天地を海上へと求め、広大なメガフロート国家を建設した。
その洋上の人工国土を維持・管理する為に、装着型の水中専用パワーアシストスーツを新たに開発。
やがてそれを興行用に改造し新たなスポーツが始まる、その名はエリアル。
全身に企業ロゴ宿す人魚型パワーアシストスーツ・マーメイドウェアを纏い、少女達が織り成すは水と空を翔ける演技。
未だかつて無かった少女達だけのモータースポーツ、お伽噺を具現化するかのような
幻想的な美しさと演技に世界中の人々は熱狂した。
そのエリアルに、まるで彗星のように一人の天才・風見早紀が現れる。
デビューから引退まで全勝無敗、彼女は誰よりも高く美しく優雅に舞った。
余りに卓越した彼女の力はたった一人で競技のレベルを十年上げたと言わしめ、不動の伝説となる。
主人公・ハルカもまた彼女の演技に魅せられて、自らもエリアルの選手・マーメイドとなり勝利を目指す。
これはそんなエリアルに青春と情熱をかける少女達の物語。折りたたむ>>続きをよむ
その時僕は、閉鎖されている筈の廃墟の扉がうっすらと開いていることに気がついた。脱力系(?)ゆるSF。[個人サイトと同時公開]
*この作品は「ハーメルン」でも同名義で掲載しております。
いつ始まったのか、どんな理由だったのか、そんな記録も残っていない程長く続いた世界大戦。
その終結から二年が経った今、荒れ果てた世界の片隅で。
男性の殆どが姿を消し、大人もたくさんいなくなってしまった世界から。
アッシュフォート・スプリングス守備隊は今日も平和な日々を送っています。
個性豊かな部隊員達の時々おバカな日常を、荒れ果ててしまった世界の現状と共にお送りします。
(
この物語は女の子率は大ボリュームですが、萌え属性としては多岐ではない事を了承して下さい)
(警告タグを付けてはいますが、抑え気味にしてありますから大丈夫…だと思う)
特定の主人公はいないので、誰でも好きな子を主人公だと思って読んでください。
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人類が新たに発明した技術『コード技術』によって、<情報化>された世界。<街>の準特権階級であるGインフォ地区に住む少女、紗世はごく普通の高校生として平凡な日常を送っていた。しかし、その日常は転校してきた少女によって大きく変貌を遂げる。物語の鍵を握る、『革命の力』とは? 少年少女たちの、革命の物語。現在休載中。改稿予定ですが時期は未定です。
空から変なモンが落ちてきました。それを囲んでの村の大騒動(?)
多分コメディー
昼休みの社員食堂で、和泉は秘書の栄木に、「彼女がいるのか」と、唐突に言い出した。身に覚えのない話に戸惑う栄木だったが……。
※ブログ「日々是無計画」より転載。
http://juria1780noplan.blog86.fc2.com/blog-entry-510.html
井原西鶴の『好色一代男』に描かれた、但馬世之介七十七代目の世之介は、父親に「十八才の誕生日までに、童貞を卒業しないと、廃嫡勘当を申し渡す!」と言い渡される。何とか童貞を卒業するため、女だけの惑星「尼孫《アマゾン》星」を目指すため、宇宙船に乗り込むが、到着したのはツッパリ・ヤンキーがうじゃうじゃ棲んでいる「番長星」だった!
世之介は、何とか地球へ戻るため、この「番長星」で思いもかけない、冒険を経験するのだったが……。
この小説の世界観に疑
問が出たら、『温故知新~ウラバン前史~』をお読み下さい。世界設定を説明するための章ですが、人によっては煩く感じるのではないかと、別の短編としてアップしています。折りたたむ>>続きをよむ
異界-日本皇国奮戦記-の世界で本編に書ききれなかった部分を書いていきます。
一年戦争時の帝国軍主力戦車開発の裏側を書いた作品です。メサイアも何も出てきません。あしからず。
ホーミュリア一族現当主、ヘラ・フォン・ホーミュリア。彼女はいつも家で一人だった。遊ぶ友達と言えば、メイド長のターカス。ターカスはロボットだが、ある日、新式のメイドロボットを買い入れてからは雑用係に回されて、休む場所は裏庭の端にある倉庫に。そんなターカスを見ていられず、そして父も母も居なくなってしまった家に未練もなかったヘラは、ターカスを連れて家を出ると決め、ターカスにそれを命じてしまう。ヘラとターカスはどこへ行ってしまうのか。二人の暮ら
しは上手くゆくのか。二人はまたホーミュリア家に帰ってくることはできるのか。折りたたむ>>続きをよむ
一人の足を洗った殺し屋が、怪獣の討伐隊の中で生きてゆく。
過不足なく食事が取れて、命を狙われることなく眠ることができて、なおかつしっかり給料が出る。
「俺、こんなに幸せでいいのかな」
ベロキ・ルキの第二の人生が幕を開ける。
否、幕を開けたのは、ベロキの人生だけではない。
もうひとつ何かが、蠢き始めたのだから.....。
あらすじ
地球を救うのは、アルバイターの宇宙人!?
そんな宇宙人と事件を舞い込む女刑事がタッグを組み地球を救うそんなお話。
人間社会の陰に潜む異形のものたち。 それを狩るのは、もう一つの異形。 古より繰り返される生存を賭けた闘争。 青年は、如何にしてそれに身を投じることとなったのか――
妻を亡くした高齢の小説家が、冷凍睡眠で百年眠りたい、と無茶を言い出した。無茶ではあったが可能だったため、望み通りになり、男は百年後の未来に目を覚ます。社会の変化に戸惑いつつ、新たな原稿を書こうとするが、満足の行く仕上がりにはならず、男はまた百年後へ逃げ出すことにした。男が目覚める度に社会は思いもよらない方へと変化していく。
2045年、異世界ゲートが開かれる!
莫大な資源争奪のため魔獣とドローンの戦闘が始まる
200年前、この世界は一度滅んだ。
ヒトと機械の間で悲惨な戦争が起きてしまったから。
そして、この砂漠ではその余波はまだ吹き荒れている。
この砂漠には、世界を変える力を秘めた秘宝が眠っているから。
※pixiv、小説家になろう、カクヨムに並行して上げてます。
銀河のとある星で、会社員として働いていた主人公「私」は、上司に楯突いたことで「地球」という星に左遷されてしまう。どうやら最近の地球は思っていたよりも騒々しい場所のようだ。降り立った日本の「福岡」という場所で、彼は様々な人間と出会い、人間を知っていく。
主人公は、生まれながらにして自分の人生を設計できるシステムの世界で、両親、容姿、能力などを自由に選べる「ライフデザインセンター」を訪れる。しかし、最高の全てを手に入れるためには莫大なコストがかかり、両親のパラメータを上げると容姿が平凡になる、逆に容姿に重点を置くと両親は貧乏になるなどのトレードオフが存在する。主人公は、両親への感謝の気持ちと、自分自身の理想の間で葛藤し、最終的にどのような選択をするのかを描く物語。
搭乗式汎用人型機動兵器『ヴァンガード』。兵器として開発されたこの巨人の戦場は生中継先の闘技場に移り変わり、今やエンターテインメントの一大ジャンルとなりつつあった。そんなヴァンガードの操縦士を目指す自称『ホワイトハッカー』の青年『大神ヒビキ』は、気だるげツインテールの天才操縦士少女『宇佐美エレン』と出会う。
ケモノというか
おおかみになりたい ただ一度と言わずずっと
ジャンルが分からないのでとりあえずSFと言っておきます
えせエフだよこんなの~
ある日の午後、私は会社の研究部署に呼び出され、試験運用のVR装置を体験することになった。
「君は長年、事務局長として働いているからね。ぜひこの装置を体験してもらいたい」
私より十は年上の研究部長が、カプセル型の装置を前に説明を始める。
「このVRは、地元地域の40年前の立地を再現したものになるんだ。建物や道路のデータは全て建築会社などに残されているからね。とても懐かしい光景が見られると思うよ」
その後、私は装置の中に入り、頭
と手足に様々な装置を取り付けられ、過去の散歩に赴くことにした。折りたたむ>>続きをよむ
遠くない未来、人々の娯楽は戦争観戦であった。人類は女神という人型の戦闘兵器を駆使し、「バグ」と呼ばれる異形の昆虫と戦っていた。この戦争は人類に多大な被害を及ぼし、バグは大きな脅威となっていた。そのため、人類は自らの種族間で戦うことをやめた。平和を脅かす「敵」を得たことで、大多数の人々はかりそめの平和を手に入れたのだ。戦争そのものが娯楽になるような、そんな時代。自分とは遠く関係の無い所で、どこかで誰かが戦って、死んでいる。死んでいるのは
子女神という、女神を小さくしたような量産型の機体に乗っているパイロット達だ。彼らは過酷な戦場で疲弊し、擦り切れるように戦っていた。
本作は、ある子女神の小隊を書いたものである。主人公、利人は新人の子女神パイロット。持ち前の運動神経で、新人とは思えないほど戦場で活躍していた。ただ、小隊長の佐藤に対して反抗心が強く、我が強い一面があり、精神的に幼い。彼は戦いの中で少しづつ成長していく。利人は開発局にいる父親から、ある兵器のモニターになることを頼まれた。しかし、その兵器を使用した戦闘で四肢を失うことになる。
もう一人の主人公である野村は女神のパイロットをみる軍医。彼は軍医の中でも特別な位置にいた。野村はこの戦争の真実を記そうと、記録を残していた。それはメビウスという女神のパイロットとの関係を記した記録でもある。力を酷使しすぎたメビウスのパイロットは死期が迫っていた。野村はそのことに気づきつつも、どうすることもできない。そもそも女神とは軍が開発したものではない。では一体何なのか。この答えに野村は近づいていた。
研修医であるジョンはメビウスのパイロットを診察することが許され、彼女に近づいていく。その中でジョンはある真実を知り、軍を辞める決意をする。その真実とは「バグ」は軍が製造した敵であり、この戦争自体が作られたものだという真実だった。メビウスのパイロットからもらった「情報」を「力」にしてジョンは軍を相手に戦うことを決意した。また、利人を失った小隊は、終わりの見えない過酷な戦争に絶望し、ジョンと伴に軍を逃走。人類がつかの間に作り出した平和は終わろうとしていた。ジョンは人類同士の戦いを始めようとしている。ジョンの得た力とは女神の細胞を媒体としたサイキックであり、それは己の肉体を蝕み、人と人の精神の境界を曖昧にしていく諸刃の力である。
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大学に入ると手に入ったもの、それは一人暮らしの優雅な時間でありまた
自分の事を俺の嫁だと言い張って家に住み着いてくる頭のおかしい女だった
大学一年生の月島亮太は北条ミノルと名乗る女を追い出そうとするもなかなかでていかず困っていた。
しかしミノルの背景には彼女の暗殺を試みる世界戦の違う「月島亮太」がいたり、彼女の体内には地球を粉々にするほどの爆弾があるなど大変な事情があった。
月島亮太は仲良くなっていくミノルに対しその事実を突きつけられ
本当に家から出ていかせるのか、苦悩することになる。
そして世界線の違う「月島亮太」の処分、そして地球の爆発か彼女を選ぶかの選択、様々な珍事が亮太を襲う。折りたたむ>>続きをよむ
昔のオタク文化に憧れる大学生の主人公は気がつくと
2000年代前半の秋葉原にタイムスリップしていた。
人が月にコロニーを建設し、移住したのは100年ほど前。
ある日、地球との通信が途絶えてしまう。
月に残された人々は、
地球からの返答をひたすら待つが、
もう、20年、なんの返答もない。
月に移住していたのは
科学者やその家族を中心に、1000人くらい。
20年の間に、
コロニーはすっかり荒廃する。
月の限られた空間の中で、
人々は生きている。
「……ん?」
部屋でくつろいでいると、突然「トサッ」と何かが落ちる音がした。音の方に目をやると、部屋の中央に一通の封筒が落ちていた。
しかし、妙だ。この封筒はどこから来たのか。窓は閉まっているし、天井に穴が開いているわけでもない。他の郵便物に紛れていたとしても、まったく見覚えがなかった。
考えても仕方がないので、とりあえず封筒を開けた。中に入っていたのは……手紙だ。
ロボットとアンドロイドにAI人格を導入した事で、世界中で大規模な戦争が起きてから数百年。
戦争に負けた人類はロボットとアンドロイドと共存する道を強制されていた。
人類にはAI社会や身体機構の発展と創造に関する研究を強要する代わりに、
AIは武力や計算力を差し出し、人間達の安全と暮らしを支える事を約束した。
そうして不自由ながらも恒久的な平和を手に入れた人類は
機械の為に生きて死ぬことを受け入れ、AIの善き隣人となった。
しかし、人類の
中にはそれを望まない異分子も少なからずいた。
これは完全なるAI社会に立ち向かう一人の少年の物語。
新たな"三原則"に牙を立てる物語である。折りたたむ>>続きをよむ