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空想科学[SF]ランキング 9351~9400位
「そろそろ現実に目を向けたらどうですか」
「暑い」
「そうですか」
東京のどちらかと言えば端の方。車や人が行き交い、ビルが立ち並ぶまさに都会!といった場所を少し探すとある、ほの暗い脇道。そこを進んで行くと、二階建ての一軒家がひっそりと佇んでいる。といっても、端から見れば小さな町工場のようだ。近づいてみれば、入り口の横に『JSWD <関係者以外立ち入り禁止>』というプラスチックの札を見つけることができる。
ここはスーパーヒ
ーロー達が代々使う、つまり御用達の武器開発・研究所「日本特殊武器開発センター」略して「JSWD」だ。とは言っても、皆普通に「研究所」と呼んでいるのだが。
丁度5年ほど前、爆発的人気を誇るヒーローチームが居た頃はそれはそれは忙しく、毎日のように研究に明け暮れていた。見たこともないような武器や鮮やかな技、目を引く揃いのコスチューム。誰もが新しい『ヒーロー』という存在に釘付けだった。
しかしその人気はヒーローたちが引退し、数年ごとに代替わりしていくにつれ勢いを落とし、大衆の『ヒーロー』への興味は薄れてしまった。今となってはちびっこの憧れランキングでは「警察官」や「消防士」、「宇宙飛行士」などに大敗を喫している。リアルな「公務員」なんかも地道に票を伸ばしている。要するに、現在の日本の殆どの認識として、『ヒーロー』は過去のものとなっている。
そんなわけでこの研究所は年を追うごとに研究員が退職してゆき、今はたった二人で支えているという状態だ。
_という日本で研究員やヒーローたちががんばる話。折りたたむ>>続きをよむ
雪に覆われた静寂の中、独り歩き続ける者。それは何者か?そして目的は何か?雪のみが知る。
西暦2070年。地球と異世界が次元連結トンネルで接続された。だが法律は地球にしか適応されないため、異世界へ逃げようとする犯罪者には賞金をかけることで制裁を与える仕組みになっていた。
主人公の稲村東征は、身体を改造したサイボーグで、賞金稼ぎだ。東征は麻薬の売人をやっていたエルフの賞金首を狩ろうとした。だが、シンジ・ムラカミという異世界転移したチート魔術師に邪魔された。そのシンジも逃走幇助で賞金首に指定されて、なんと2000万ドルもの高額
になった。
東征は、2000万ドルもの高額賞金を欲したのと、狩りを邪魔された因縁を晴らすため、異世界までシンジを追いかけた。だが本人の思惑とは関係なく、地球と異世界をまたにかけた政治の陰謀に関わることとなり、運命の歯車がまわりはじめた。
東征とシンジは、賞金稼ぎと賞金首の立場を越えて、時代の立役者となっていく。折りたたむ>>続きをよむ
近未来。「小説家になろう」登録者数は150万を優に越え、秒単位で新作が生まれては消えていくようになり、多くの底辺作家が「感想(パン)が欲しい」と飢餓にあえいでいた。
ある底辺作家が「必要なのはジャガイモだ。感想が足りないなら、AIに感想を書かせればいい」と叫んだ時。
大半の者が鼻で嘲笑った。「機械に書かせたって有難味ないだろ!」と。ところが……
「ほう──ならば作ってやろうではないか。飢餓に苦しむ『なろう』の世界に、ジャガイモを。
人間が書いた感想と区別がつかぬほどの、素晴らしいヤツをな」
その戯言を聞き入れた男の名はアクマ博士。元なろうの底辺作家だった。
彼はついに作り上げた。
300の読み専スコッパーIDを操り、秒速20万字の速読解機能を持ち、作者一人一人の環境・心理・欲望を最適格に分析・学習できる高性能人工知能を備えた、自動感想送信システム「小野イモ子」を!
彼女(?)は飢餓にあえぐ底辺作家たちの心の支えとなる「カリスマ読者」としての地位を固めていく。
ただの慈善事業にしか見えないが、その裏にはアクマ博士の企む恐るべき陰謀が──!
果たしてイモ子さんは、殺伐とした「なろう」の世界を救えるのか!?折りたたむ>>続きをよむ
※Pixivとの重複投稿になります。
22歳のOL・筑波みらいは、ショッピングモールに突如現れたゾンビに襲撃される。
自らもゾンビと化し、目覚めると、そこはゾンビの巣となった大倉庫だった。
「増やし隊」のリーダー・たいちょーに導かれるまま、ゆるくて適当なゾンビたちの世界に巻き込まれる。
目標のないまま日々を退屈に過ごしていた少年=シンは、授業中に偶然とある海外サイトに行きつく。シンは一瞥してサイトを閉じようとするも、瞬く間にウイルスがインストールされてしまう。
シンはウイルスの謎を解明していくにつれ、それが特異なものであることに確信を深めていく・・・
大学に入学して一人の友達を作って。その友とサークルを作り。色々していくそんなお話
完全循環都市。
それは人が完全なる生活を送るために作られた楽園とも言えるもう一つの世界であったが、ある事件によりその完全性が失われてしまう。
そんな世界にさらなる異変が起きる。
〈潜みし者ども(ハイディングワンズ)〉と呼ばれる怪物達の出現。
そして便利屋の青年、カザミの前に現れた一人の少女と、都市に紛れる怪事件が完全な都市の地盤をさらに揺るがしていく…。
化学兵器が使用され、人々はそれまでの生活を失うことになった。
わずかな生き残りの社会で送られる、ありふれた不自由者の日常。
Twitterで面白い書き込みを見たので、小説を書いてみました。
原型はほとんど残っていないのでまあ大丈夫だろうとは思いますが、もしも問題があるようであれば削除いたしますので、お手数ですがご一報ください。
美鈴と陸の恋愛物語。 早瀬美鈴は自他共に認める童顔で天然。そんな見かけとは裏腹に人には言えない特殊な能力を持った女性であった。ある日、美鈴の親友であり便利屋をしている佐波裕助の頼みで「高野」という人物に頼まれた品物を渡しに行ったときに陸にあった。冷めた態度で生意気な高野陸。兄がやくざの組長をしており両親もいない環境に育ち高校も中退して怠惰な生活を送っていた。そんな陸は、おっとりとした美鈴の見かけとは別の顔を見て惹かれていく。
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このお話は「重複投稿」となります。
「Pixiv」様で投稿したお話の改稿版です。折りたたむ>>続きをよむ
2045年、陸自カフカズ派遣隊にあって、二脚歩行戦車を駆る水橋唯二尉。その使命とルーツ。
自サイト「爆走ストルイピンカ」よりの転載です。
近未来……人類は生活領域拡大の為に新天地を海上へと求め、広大なメガフロート国家を建設した。
その洋上の人工国土を維持・管理する為に、装着型の水中専用パワーアシストスーツを新たに開発。
やがてそれを興行用に改造し新たなスポーツが始まる、その名はエリアル。
全身に企業ロゴ宿す人魚型パワーアシストスーツ・マーメイドウェアを纏い、少女達が織り成すは水と空を翔ける演技。
未だかつて無かった少女達だけのモータースポーツ、お伽噺を具現化するかのような
幻想的な美しさと演技に世界中の人々は熱狂した。
そのエリアルに、まるで彗星のように一人の天才・風見早紀が現れる。
デビューから引退まで全勝無敗、彼女は誰よりも高く美しく優雅に舞った。
余りに卓越した彼女の力はたった一人で競技のレベルを十年上げたと言わしめ、不動の伝説となる。
主人公・ハルカもまた彼女の演技に魅せられて、自らもエリアルの選手・マーメイドとなり勝利を目指す。
これはそんなエリアルに青春と情熱をかける少女達の物語。折りたたむ>>続きをよむ
その時僕は、閉鎖されている筈の廃墟の扉がうっすらと開いていることに気がついた。脱力系(?)ゆるSF。[個人サイトと同時公開]
*この作品は「ハーメルン」でも同名義で掲載しております。
いつ始まったのか、どんな理由だったのか、そんな記録も残っていない程長く続いた世界大戦。
その終結から二年が経った今、荒れ果てた世界の片隅で。
男性の殆どが姿を消し、大人もたくさんいなくなってしまった世界から。
アッシュフォート・スプリングス守備隊は今日も平和な日々を送っています。
個性豊かな部隊員達の時々おバカな日常を、荒れ果ててしまった世界の現状と共にお送りします。
(
この物語は女の子率は大ボリュームですが、萌え属性としては多岐ではない事を了承して下さい)
(警告タグを付けてはいますが、抑え気味にしてありますから大丈夫…だと思う)
特定の主人公はいないので、誰でも好きな子を主人公だと思って読んでください。
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「そんな大袈裟な。たかが切手が、なんで地球の命運を左右するんです? からかうのもいい加減にして下さいよ」
「お言葉ですが、あなたをからかって私に何のメリットがあるんです? これだから自意識過剰の地球人は困るんですよねえ」
禁断の異文化交流を破った一通の手紙。
大家さんとして君臨した猫耳メイドの彼女は、果たして地球存亡の危機を救う気があるのか?
人類が新たに発明した技術『コード技術』によって、<情報化>された世界。<街>の準特権階級であるGインフォ地区に住む少女、紗世はごく普通の高校生として平凡な日常を送っていた。しかし、その日常は転校してきた少女によって大きく変貌を遂げる。物語の鍵を握る、『革命の力』とは? 少年少女たちの、革命の物語。現在休載中。改稿予定ですが時期は未定です。
空から変なモンが落ちてきました。それを囲んでの村の大騒動(?)
多分コメディー
昼休みの社員食堂で、和泉は秘書の栄木に、「彼女がいるのか」と、唐突に言い出した。身に覚えのない話に戸惑う栄木だったが……。
※ブログ「日々是無計画」より転載。
http://juria1780noplan.blog86.fc2.com/blog-entry-510.html
井原西鶴の『好色一代男』に描かれた、但馬世之介七十七代目の世之介は、父親に「十八才の誕生日までに、童貞を卒業しないと、廃嫡勘当を申し渡す!」と言い渡される。何とか童貞を卒業するため、女だけの惑星「尼孫《アマゾン》星」を目指すため、宇宙船に乗り込むが、到着したのはツッパリ・ヤンキーがうじゃうじゃ棲んでいる「番長星」だった!
世之介は、何とか地球へ戻るため、この「番長星」で思いもかけない、冒険を経験するのだったが……。
この小説の世界観に疑
問が出たら、『温故知新~ウラバン前史~』をお読み下さい。世界設定を説明するための章ですが、人によっては煩く感じるのではないかと、別の短編としてアップしています。折りたたむ>>続きをよむ
一年戦争時の帝国軍主力戦車開発の裏側を書いた作品です。メサイアも何も出てきません。あしからず。
ロボット技術が発達した未来、ロボット兵器の暴走によって壊滅的な被害を受けた世界はシティと呼ばれる都市国家とそれをまとめる連邦政府が設立された。だが、連邦設立から100年がたち、武装テロリスト「セレクターズ」が新たな脅威となりつつあった。連邦歴116年、プレストシティ海軍はセレクターズの脅威に立ち向かうべく、新しい二人のアンドロイドを開発した。マルスとリョーカはそれぞれの場所で任務を遂行する。
この作品はピクシブhttps://www
.pixiv.net/novel/show.php?id=5403951にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ
34歳で過労死したはずの俺が、目を覚ますと中学3年生の体に戻っていた。しかも2005年!? ノスタルジーと混乱の中、部屋のノートPCを起動すると、なぜか「ChatGPT」が搭載されていた。未来の最強AIをこっそり使って、翻訳、スピーチ文、レシピサイト、ニュース、コラム……地味に始めた副業は、やがて社会を動かす規模に!? 幼馴染の少女・澪と過ごす穏やかな時間も、なぜか昔よりずっと眩しく見えてきて――。これは、時代を20年先取りした中学生が
、AIチートで金を稼ぎながら、少しずつ未来と自分に向き合っていく、ちょっとズルくてワクワクする、AI×タイムスリップ青春物語。
※毎日投稿。完結まで執筆済み。
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ホーミュリア一族現当主、ヘラ・フォン・ホーミュリア。彼女はいつも家で一人だった。遊ぶ友達と言えば、メイド長のターカス。ターカスはロボットだが、ある日、新式のメイドロボットを買い入れてからは雑用係に回されて、休む場所は裏庭の端にある倉庫に。そんなターカスを見ていられず、そして父も母も居なくなってしまった家に未練もなかったヘラは、ターカスを連れて家を出ると決め、ターカスにそれを命じてしまう。ヘラとターカスはどこへ行ってしまうのか。二人の暮ら
しは上手くゆくのか。二人はまたホーミュリア家に帰ってくることはできるのか。折りたたむ>>続きをよむ
一人の足を洗った殺し屋が、怪獣の討伐隊の中で生きてゆく。
過不足なく食事が取れて、命を狙われることなく眠ることができて、なおかつしっかり給料が出る。
「俺、こんなに幸せでいいのかな」
ベロキ・ルキの第二の人生が幕を開ける。
否、幕を開けたのは、ベロキの人生だけではない。
もうひとつ何かが、蠢き始めたのだから.....。
その日、突如現れたのは…
漆黒のロボと白金の少女だった!?
中小企業で働く底辺プログラマー・岩動 楼汰(いするぎ ろうた)は一人寂しく酒をたしなむ23歳の青年。
そんな中、白金の少女によって彼はロボ・リーパーの適合者と告げられる。
その後襲い来る異世界のマシンや様々な脅威に彼は立ち向かう。
彼はいつしか、世界のヒーローとなっていく。
これは、そんな彼がたった一人で戦う覚悟を決めるための物語。
そして、そんな彼を支える!?一人の少女の
物語。
初投稿です。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ
あらすじ
地球を救うのは、アルバイターの宇宙人!?
そんな宇宙人と事件を舞い込む女刑事がタッグを組み地球を救うそんなお話。
・ヒーロー対ヴィランの構図を下地とした物語です。
・人の姿のまま強大な力を発揮する「超人因子」を持つ者は厚遇されます。
・異形の姿で強大な力を発揮する「怪人因子」を持つ者は冷遇されます。
・超人因子持ちのみヒーローになれます。
・怪人因子持ちはヒーローになれません。
・超人因子持ちのヴィランもいます。
・二つの因子は根本的には同じものです。
月が3つある星にある大陸、フクオスラで起こる物語、
不思議な生き物ヤジュウクを狩り生計を立てていた者たちが偶然にもボロボロの少年をみつける、彼は金色の目を持っておりなぜか次から次へと彼を狙う者たちが現れる、
人間社会の陰に潜む異形のものたち。 それを狩るのは、もう一つの異形。 古より繰り返される生存を賭けた闘争。 青年は、如何にしてそれに身を投じることとなったのか――
osmunda japonica
SF
空想科学[SF]
太古の昔から、人類は死の境界を越える方法を求め続けてきた。古代ギリシャの神話では、アスクレピオスは医術と治癒の神として、死者さえも蘇らせる能力を持っていたという。しかし、そのような力は神々の領域を侵すものとされ、ゼウスの怒りを買い、彼は雷で打ち殺されることとなった。この物語は、西暦2743年の未来を舞台にしている。人類は太陽系に広がり、遺伝子工学は日常の医療技術となっていた。惑星間生命倫理委員会(IPEC)が技術の規制を行う時代—過去の
神話は単なる寓話として片づけられていた。しかし、古代の物語には時に深い真実が隠されている。アスクレピオスの血を引く一人の科学者が、死の限界に挑んだとき、彼女は単なる医学的奇跡ではなく、人類の進化の次なる段階を解き放つことになる。そして太古からの恐るべき脅威が太陽系に迫るとき、人類の生存はこの新たな進化に懸かっていることが明らかになる。この物語は科学と神話の交わるところで繰り広げられる。それは変容の物語であり、選択の物語であり、そして何よりも—進化の物語である。死と再生、恐怖と勇気、そして個と集合の間で揺れ動く魂の探求。アスクレピオスの杖を手に、新たな時代の扉が開かれようとしている。折りたたむ>>続きをよむ
妻を亡くした高齢の小説家が、冷凍睡眠で百年眠りたい、と無茶を言い出した。無茶ではあったが可能だったため、望み通りになり、男は百年後の未来に目を覚ます。社会の変化に戸惑いつつ、新たな原稿を書こうとするが、満足の行く仕上がりにはならず、男はまた百年後へ逃げ出すことにした。男が目覚める度に社会は思いもよらない方へと変化していく。
2045年、異世界ゲートが開かれる!
莫大な資源争奪のため魔獣とドローンの戦闘が始まる
sugishina sakura
SF
空想科学[SF]
1匹のネコと暮らす彼は、話し相手としてロボを自作した。それまではその飼い猫に話しかけていた彼であったが、ニンゲンの言葉で受け答えをするロボの参加により、ずいぶんと言葉を話す機会が多くなり、あんなことやこんなことを話していく内に夢が膨らんで・・・。
お互い出会うことも思い出すこともできない、そんなふたりの時間……
ユーチューバーの耕太は、環境、紛争、ウイルスなどの世界問題に絶望し、その絶望を過激に加速させる言動でフォロワー300万人越えのカリスマインフルエンサーとなっていた。
そんな破滅的な耕太の前に、1人の女が現れる。
耕太を睨みつけて女は言う。
「未来をぶっ潰したあんたを殺しにきた」
主人公は、生まれながらにして自分の人生を設計できるシステムの世界で、両親、容姿、能力などを自由に選べる「ライフデザインセンター」を訪れる。しかし、最高の全てを手に入れるためには莫大なコストがかかり、両親のパラメータを上げると容姿が平凡になる、逆に容姿に重点を置くと両親は貧乏になるなどのトレードオフが存在する。主人公は、両親への感謝の気持ちと、自分自身の理想の間で葛藤し、最終的にどのような選択をするのかを描く物語。
働かなくても最低限の生活が保障される、クレジットカードを通貨としたユートピアのような社会。この世界では労働の価値が均一化され、貧富の差が消えたかのように見えた。しかし、完全な平等の裏に隠された不自由さが、少しずつ住民たちを蝕んでいく。
主人公の彼は、制度の恩恵を享受しながらも、どこか空虚さを抱えて生きていた。ショートピースをくゆらせ、甘いアイスコーヒーを楽しむ日々。しかし、過去に好意を寄せていた渡部彩奈との再会が彼の運命を変える。政府
によって決められた結婚相手との生活を拒む彩奈。彼女は涙ながらに助けを求め、彼は決断する――この閉ざされた社会からの脱出を。
「自由を奪われた人生に、価値はあるのか?」
戦闘機を駆り、命懸けの逃避行が始まる。追い詰められる中で、彼が見つけた本当の「幸福」とは何なのか。そして、彩奈との絆が導く結末は。
緻密な世界観とスリリングな展開で描かれる、本当の自由と人間の生き方を問う近未来社会ドラマ。制度が全てを支配する社会で、主人公は真実の自由を手に入れることができるのか?読めばきっと、この世界を自分に重ねずにはいられない。折りたたむ>>続きをよむ
科学技術により、夢を自由に見ることができるようになった未来。
人々はFREAM<フリーム>と呼ばれる装置で自由に夢を楽しんでいた。
都内の高校に通う三宅雄一(みやけゆういち)も、その一人である。
三宅はある日、暗闇にいる少女の夢を見る。それは、世間で話題となっている都市伝説、「夢の中の幽霊」によく似た夢だった。
その夢を見た人は、意識不明となって、目覚めることが無いという。
三宅は、オカルト研究部の部長、南美亜子(みなみみあこ)と共に
、「夢の中の幽霊」の正体に迫っていく。折りたたむ>>続きをよむ
遠くない未来、人々の娯楽は戦争観戦であった。人類は女神という人型の戦闘兵器を駆使し、「バグ」と呼ばれる異形の昆虫と戦っていた。この戦争は人類に多大な被害を及ぼし、バグは大きな脅威となっていた。そのため、人類は自らの種族間で戦うことをやめた。平和を脅かす「敵」を得たことで、大多数の人々はかりそめの平和を手に入れたのだ。戦争そのものが娯楽になるような、そんな時代。自分とは遠く関係の無い所で、どこかで誰かが戦って、死んでいる。死んでいるのは
子女神という、女神を小さくしたような量産型の機体に乗っているパイロット達だ。彼らは過酷な戦場で疲弊し、擦り切れるように戦っていた。
本作は、ある子女神の小隊を書いたものである。主人公、利人は新人の子女神パイロット。持ち前の運動神経で、新人とは思えないほど戦場で活躍していた。ただ、小隊長の佐藤に対して反抗心が強く、我が強い一面があり、精神的に幼い。彼は戦いの中で少しづつ成長していく。利人は開発局にいる父親から、ある兵器のモニターになることを頼まれた。しかし、その兵器を使用した戦闘で四肢を失うことになる。
もう一人の主人公である野村は女神のパイロットをみる軍医。彼は軍医の中でも特別な位置にいた。野村はこの戦争の真実を記そうと、記録を残していた。それはメビウスという女神のパイロットとの関係を記した記録でもある。力を酷使しすぎたメビウスのパイロットは死期が迫っていた。野村はそのことに気づきつつも、どうすることもできない。そもそも女神とは軍が開発したものではない。では一体何なのか。この答えに野村は近づいていた。
研修医であるジョンはメビウスのパイロットを診察することが許され、彼女に近づいていく。その中でジョンはある真実を知り、軍を辞める決意をする。その真実とは「バグ」は軍が製造した敵であり、この戦争自体が作られたものだという真実だった。メビウスのパイロットからもらった「情報」を「力」にしてジョンは軍を相手に戦うことを決意した。また、利人を失った小隊は、終わりの見えない過酷な戦争に絶望し、ジョンと伴に軍を逃走。人類がつかの間に作り出した平和は終わろうとしていた。ジョンは人類同士の戦いを始めようとしている。ジョンの得た力とは女神の細胞を媒体としたサイキックであり、それは己の肉体を蝕み、人と人の精神の境界を曖昧にしていく諸刃の力である。
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**舞台設定:**
2185年、垂直都市ネオ・サッポロ。廃棄されたデータの山から価値あるメモリーを発掘・修復する職業「デジタルアーキビスト」が台頭している時代。
**主人公:**
名前: 霧島コト (25歳)
職業: 見習いデジタルアーキビスト
特徴:
- 古いデータを「触れる」特殊な感覚を持つ
- サイバネティック義手を使用
- アナログな紙の日記を書く変わり者
**重要な設定:**
- 人々の記憶はクラウドに保存されるのが当た
り前の時代
- 廃棄されたデータの中には、時として危険な真実が眠っている
- データ修復には「感情」の理解が必要
**ストーリーの核となる要素:**
- デジタルとアナログの境界
- 失われた記憶の価値
- 技術の進歩と人間性の相克
**キーアイテム:**
「メモリー・レストアラー」- 壊れたデータを修復する特殊装置。使用者の感情を同調させる必要がある。折りたたむ>>続きをよむ
大学に入ると手に入ったもの、それは一人暮らしの優雅な時間でありまた
自分の事を俺の嫁だと言い張って家に住み着いてくる頭のおかしい女だった
大学一年生の月島亮太は北条ミノルと名乗る女を追い出そうとするもなかなかでていかず困っていた。
しかしミノルの背景には彼女の暗殺を試みる世界戦の違う「月島亮太」がいたり、彼女の体内には地球を粉々にするほどの爆弾があるなど大変な事情があった。
月島亮太は仲良くなっていくミノルに対しその事実を突きつけられ
本当に家から出ていかせるのか、苦悩することになる。
そして世界線の違う「月島亮太」の処分、そして地球の爆発か彼女を選ぶかの選択、様々な珍事が亮太を襲う。折りたたむ>>続きをよむ
「アリア・サファリナ、お前との婚約は破棄する!」
一年前に前世の記憶を取り戻してから様々に挽回をはかってきたが、極悪令嬢というレッテルを覆すことはできず、ついに私は王太子から婚約破棄をされてしまった。
折しもその時、人の身長の数十倍はあろうかという巨大魔獣が王都を襲撃した。
混乱のさなか、魔獣がすぐ目の前に迫る。
しかし──
オレンジと黒のカラーをした巨大ロボットが私と魔獣の間に割り込んだ。
魔光スピーカーから
国王の声が響く。
「乗るんだ、アリア! グランドレスに乗り、王都を、この国を、世界を救え!」
言われるがまま機体に乗り込み始まった、私とグランドレスの巨大魔獣と戦う日々。
激闘の中で、第二王子、騎士団長、商会ギルドの御曹司など様々な人物と出会う。
体を、心を傷つけながらも戦い続けることで、極悪令嬢と見下す周囲の視線も徐々に変わっていった。
そして、伝説の巨大魔獣ミラージュが五百年ぶりにその姿を現すという。
巨大魔獣はなぜ襲ってくるのか、グランドレスとは何なのか、国王が握る秘密はいったいどんなものなのか。
戦闘、謎解き、お金儲け、パーティー、探検、お茶会etcetc...悪役令嬢の人生はいつだって忙しい!
これは、私が自分の居場所を見つけ、幸せを手にするまでの物語。
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俺の好きな彼女は、”俺を実験台にして恋愛脳”を取り出したかったみたいだ!
危篤の病床で幽体離脱した女は、「声」に導かれて家の外へと抜け出ると、そこには闇のトンネルが口を開けていて。そこで女が見たものは。「声」の正体とは。
この作品はNOVEL DAYSにも掲載しています。
“俺が1年間、病院のベットで寝ていたら? 世の中はいろいろ変わっていたんだ!”
ロボットとアンドロイドにAI人格を導入した事で、世界中で大規模な戦争が起きてから数百年。
戦争に負けた人類はロボットとアンドロイドと共存する道を強制されていた。
人類にはAI社会や身体機構の発展と創造に関する研究を強要する代わりに、
AIは武力や計算力を差し出し、人間達の安全と暮らしを支える事を約束した。
そうして不自由ながらも恒久的な平和を手に入れた人類は
機械の為に生きて死ぬことを受け入れ、AIの善き隣人となった。
しかし、人類の
中にはそれを望まない異分子も少なからずいた。
これは完全なるAI社会に立ち向かう一人の少年の物語。
新たな"三原則"に牙を立てる物語である。折りたたむ>>続きをよむ
日々を退屈そうに生きている社会人男性(ぼっち)はいつものように休日を過ごし家に帰宅している最中に交通事故に巻き込まれてしまった。次に目が覚めると知らない天井、小さくなった身体、なんと転生していたのだ。しかも未来の戦争によって荒廃した世界にだった。
次は退屈しないような人生にしようと彼は決めたのだ。
地球に飛来した、未確認有機生命体「ウェッジ」
それを迎え撃つ、人型機動防衛兵器「スィーエル」
人類の存亡を賭けた戦いが、ここに始まる。
2100年、地球を捨てた人類は新しい星で暮らしていた。ある王は、最新型の人型AIと共に贅沢な日々を過ごしていたが、その生活は次第に堕落していった。ある日、王の国で奇妙な出来事が発生する.....
2113年の地球、それまで起こっていた第3次世界大戦は、
新技術『物質電送』の失敗により地球ごと誤転送された結果、地球全体のデータが『バグった』せいで終結した。
それから10年、バグった世界は復興を遂げていた裏で、物質電送の事故により『生物+無機物+概念』の3つのデータが混ざり生まれた怪人達、『バグズグリーズ』が生まれ、様々な問題が生まれていた。
高本守莉ことラビットバグズグリーズは、物質電送実験の失敗の原因でもある『0号バ
グズグリーズ』である。
人々の平和を守る為、日本政府の支援と仲間のバグズグリーズの力で日夜、凶悪であり同時に資源であるバグズグリーズ達と戦っているのだ!
作者が密かに書きたかった『特撮風スーパーヒロイン物』、何回かの試作を経て登場です!折りたたむ>>続きをよむ