小説家になろう 勝手にランキング
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推理ランキング 201~250位
入学式の日、桜の木の下で1人の男の遺体が見つかる。それは、連続殺人事件の始まりだった。
泥棒に入られた頭もよく金持ちの一家。二度と泥棒に入られないように鍵屋に頼むも…またもや泥棒が。
むひょーん!びろろーん!ぶろろーん!ふえいふえい!ぎゅるるるる!
現実逃避、現実逃避。ごろにゃーん!ごろにゃーん!
はあはあはあ…。
お稲荷さんの、御利益があるというキツネの置物に塗られたものは
高校2年生の俺、井上悠は何故か付き合って半年の彼女、楓に刺されて死んでしまう。どうしてかと考えていると…何と半年前の楓と付き合う前に生き返っていた!これからどうやって学校生活を送ればいいのか?青春ミステリーが今ここに。
『殺人は癖になる』と言った言葉をご存知だろうか。
オリエント急行殺人事件で知られる名探偵、エルキュール・ポアロの言葉だ。
この言葉は、人を殺めた人間が人殺しの快感に目覚めてまた人を殺してしまう、といった意味ではない。
一度、殺人によって問題の解決を図ったものは、次なる問題が発生した場合、やはり同じように殺人によって状況を打破しようと考える、という意味だ。
私はこの考え方にひどく同意をせざるを得ない。
なぜなら、その実例がすぐ側にいるか
らである。折りたたむ>>続きをよむ
宮城県と山形県を結ぶ国道48号線。深夜、その道路で自動車の転落死亡事故が起こった。保険会社の栗林は、その事故に疑問を感じ独自調査を開始する。その事故は思わぬトリックをもちいた殺人事件だったのである。
とある理由で警察を追放された男、宮下守。
とある理由で指名手配されている女、森山香澄。
元刑事と指名手配犯が送るミステリー、ここに開幕!
近未来を舞台にした学園で、ハードボイルドなヒロインと謎を追う日常風学園ミステリーです。
転入してまだ間もない主人公の高遠ユウジは特別校舎での授業を終えて本校舎に戻る途中、下駄箱前で立ち尽くすクラスメイトの麻峰レイに遭遇する。
レイは同じクラスでありながらも、その完璧に近い美貌と近寄りがたいクールな雰囲気によってユウジは自分とは縁がないと思っていた人物だった。
靴が紛失し立ち往生していたレイを助けたユウジは翌日、彼女から昨日の礼と靴の盗
難事件が多発していることを聞かされる。
レイは既に盗難事件について独自の調査を開始しており、自分を含めた被害者の生徒はいずれも同じ寮の女子生徒であることを突きとめていた。
そしてユウジは、レイからこの事件を一緒に解決しようと誘われる。好奇心からと、レイのような美少女と仲良くなるチャンスを拒む理由はないユウジはその申し出を受ける。
このようにしてユウジとレイはバディを組むと、事件と学園の謎に迫るのだった。折りたたむ>>続きをよむ
日本を陰から護る秘密警察IGAの肘川支部に所属する、探偵にして元殺し屋の田井中は、同僚を襲い、そして返り討ちに遭った犯人を追い、肘川の辺境の山林地帯にある村を訪れる。
人材不足なために田畑の跡取りが居なくなり、消失寸前になったものの、土地の1部を別荘地として貸し出す事で存続できるようになったその村に潜伏する犯人を捕らえるため、田井中は直ちに行動を開始するのだが……村に伝わる謎の存在【ジャガンジャ】によって事件が勃発!?
どうい
うワケだか、偶然村の別荘に居た同僚の召喚獣・伝説の神獣アーティスティックモイスチャーオジサンと共に、果たして彼は事件を解決する事ができるのか!?
この作品は「N7783FL」の二次創作です。作者より許可を頂いています。折りたたむ>>続きをよむ
謎の言葉を残し、瀬戸藍児は大学を去った。それから半年経ったクリスマス・イヴ。緋村奈生と若庭葉の二人は、ある人物と謁見すべく、絶海の孤島に建つ館──“流浪園”を訪れる。図らずも、亡き当主の遺言を公開する場に立ち会うこととなった彼らは、そこで奇妙なお告げを聞かされ……。直後、その内容をなぞるかの如く、「幻獣の骸」が出現した!
剥製、標本、美術品、古武器、錬金術、託宣、迷宮──博物学的趣味の横溢する「珍奇の園」で、想像を絶する悪意が胎動す
る。見立て殺人の謎に挑む、シリーズ第二長編。折りたたむ>>続きをよむ
バス停で拾った少女をのはただの気まぐれだった。
人間って、たまには誰かに優しくしないと死んじゃう生き物なんですよね。
私の友人のA美(仮)を、C子さん(仮)は何故か敵視している。ところが、何故かそんなA美にC子さんは最近、親しげに接し始めた。私にはそれがとても不可解で……
和谷真は、聖ライナ学院に通うごく普通の十三歳だ。ある朝、学校へ行く前に立ち寄ったパン屋で強盗殺人事件の犯人にさせられてしまう。否定する和谷に周りの反応は冷たく、和谷は孤立無援に立たされた。
そこに”たまたま居合わせた”同じ聖ライナ学院に通う少女ーー林道茜ことリンが和谷を擁護し、彼女の持つ”エンドアイ”の力によって事件の紐は解かれていく。
”エンドアイ”を所有し探偵まがいのことをするリンと、凡人和谷が繰り広げるファンタジックミステリーの序
章が始まる。折りたたむ>>続きをよむ
孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が……そして碑文の言葉通りに、彼らが一人ずつ殺されてゆく! 犯人は誰だ?最後には過去の事件が全て繋がり、衝撃的な犯行の真実が明かされる。
夏休みに入る少し前だった。僕は不思議な体験をする。最初は周りの人間が少し勘違いをしている……そう思っていた。それは知っているけれど面識の無い――ある一部で有名で特別な存在。いわゆるカリスマ。まったく覚えがないのにその人物となぜか間違えられる僕の友人コトリ。似たような特徴があるだけで間違われてしまった、よくある話……最初はそう考えていた。だけど、それは意味や理由がやはりあって、最終的には取り返しがつかない事態になってしまう。本当によくある
失敗談。
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「奴」の死をもってやっと平穏な日々が訪れたと思ってた。
しかし、マスターの前に最大の敵が現れる。
20年前にマスターの妻『美和』を殺した『男』
しかも今度は明日香に狙いを定めたようだ。
ある日突然明日香の前に現れた『男』
「お前は何故生きてる。俺が殺したはずだ」
と不気味な事を言う。
マスターは明日香を守れるのか?
マスター最大の闘いを明日香目線から描きます。
署長と志田がひょんなことから関わる事件。
注)
「寝ぼけ署長:十目十指」(山本周五郎)を原作に動画用に執筆
快楽の中に突如訪れる絶望の報せ、日常盛大シリーズ第二弾。
解答は後書きに書いてます。
劇団の看板女優が毒殺された。容疑者は同じ劇団の6人。不思議の国のアリスをテーマにした殺人事件にいつものコンビが挑みます。果たして誰がアリスを殺したのか?《先生と助手シリーズ第8弾》
『倫敦大使館付武官、里中勇治郎』
1888年、倫敦。
倫敦大使館付武官として派遣された海軍少尉、里中勇治郎は、本国の密命を受けていた。
彼には裏の顔がある。
日本國警視局降魔課ーーー里中は、明治の時を以て歴史の表より消えた陰陽寮の命脈を継ぐ、怪異国防を担う者の一人である。
親日家であるイギリスの名家、エドワース子爵家を襲う霊障を払えと命じられて出向した彼は、エドワース家の奥方夫人を襲う霊障と切り裂き魔事件の繋がりを疑い
、切り裂き魔事件を追っていた。
その中で彼は、エドワース家の美しい一人娘、アリス・エドワースに心を惹かれる。
これは堅物の日本軍人が、イギリスの子爵令嬢の為に奔走した時の記録である。
※※※
『《七殺》の久遠〜日本国警視庁降魔課の男〜』
※ただし普段は専業主夫。
天野久遠は、無精髭に寝癖頭のぼんやりした男だ。
稼ぎ手の嫁様には、失敗しては怒られてばかりで、ご近所さんからはヒモと陰口を叩かれている。
それでも生まれた娘は可愛く、彼女のお世話を頑張るものの、子どもを育てるっていうのははたから見るより色々やらなきゃならない事が多い。
日々の食事や着替えの世話から、予防接種や突発の熱。
様々な出来事に振り回されて失敗ばかりの彼には、しかし裏の顔がある。
表に出ない公的機関、日本国警察警視庁降魔課所属の凄腕巡査―――《七殺》の久遠。
降魔課黎明期に活躍した伝説の男、里中勇治郎の血を継ぐ彼は、密命を遂行する傍ら、要請あれば人に害なす怪異の収束に赴く。
でも、夜出掛ければ、夜遊び扱い。
子どもの検診の帰りに寄り道すれば、不審者扱い。
それでもめげない久遠は、今日も嫁と娘を愛でながら、ヘラヘラと生きて行くのである。
―――笑顔の裏に、全ての闇を覆い隠して。
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信州の山奥に移築された古城を舞台にした本格ミステリーです。
関東軍の軍令憲兵である【主人公】は、長野・茅野市の別荘で養生している貴族院の【高平政信】議員に送りつけられた殺害予告により、上司に調査を秘密裏に依頼される。【主人公】は満州事変の折、右脛を銃弾に貫かれた【黒羽武】少佐として議員宅に招かれたが、正体は不明である。
その日の夕食は、政信の妻【高平節子】、長男【高平和政】、長女【高平恵子】、次女【高平彩子】のほか、貴族院の議員、地元
の有力者、警察署長など七名が招待されていた。殺害予告された【高平政信】議員が、送り主の心当たりのある容疑者を別荘に招待したのである。
【主人公】は犯人を見つけようと行動を開始するが、その矢先、貴賓室に飾られていた黄金の装飾銃と銃弾七発が何者かに奪われてしまった。【高平政信】は盗まれた装飾銃と銃弾が、三つの塔をもつ『三叉槍(トライデント)』と呼ばれる古城を異国から移築するとき、一緒に譲り受けた美術品だと言った。
そして招待客が部屋に戻った深夜、中央塔を挟んで客室と反対側にある高平家の私室で、招待客の一人が黄金銃の暴発で死んだ。市警察の【近藤貞治】署長は、暴発で死んだ招待客が殺害予告を送りつけた犯人だったと推理したものの、【主人公】はリボルバー式拳銃の回転弾倉に残り六発の銃弾がないことに違和感を覚える……
関東軍の憲兵である黒羽武少佐を名乗る【主人公】が、山奥の古城という閉鎖空間で起こる連続殺人事件を捜査する本格ミステリーです。
【更新は週に二、三回を予定しており、完結まで二ヶ月程度となります】折りたたむ>>続きをよむ
この世には一定数のサイコパスがいる。彼らは目立たずにそれでいてたのしく生きている。
サイコパス犯罪を防ぐため、警察庁に設立された部署があった。
サイコロ課の変人達が事件に挑む!
この作品は、「星空文庫」に掲載しています。http://slib.net/a/18175/
高校一年生の佐藤悠真が先輩の東雲碧によってもたらされる謎を、友人の大泉壮介の無意識な支援のもと解決していく。
今回の謎は暗号です。
平凡な学校生活で起こるささやかな謎を解く、王道青春ミステリー第一弾。
全十二話です。
毎日正午更新します。
今回の謎はとても簡単です。
キャラクター紹介程度に読んでいただけると幸いです。
↓別シリーズのミステリー小説です
氷の女王とその下僕
https://ncode.syosetu.com/n98
92dl/
氷の女王とその下僕 第二弾
https://ncode.syosetu.com/n5374ds/折りたたむ>>続きをよむ
警視庁きっての切れ者、刺有花谷花音。
名前の読み方は特殊で、"バラタニカノン"
いつも振り回され役の上司、飯田警部と共に数々の事件に首を突っ込み、様々な謎を解き明かす‼
俺はいきなり左目を刺されて意識を失った。気が付くと、見知らぬ廃墟のビルの中に閉じ込められていた。他にも数人居たが、同じく怪我などをしている。俺は脱出しようとする。しかし、何かがおかしい……。
近未来の日本にクローン人間を育成する学園があった。生徒たちの呼称は〈セレブレ〉。地下に造られた広大な施設を学び舎とし、成人年齢である十六歳に近づいた第一期生が卒業式を迎えようとしていた。
ところが修学旅行で初めて外の世界に出たとき、一人のH組生が逃亡を謀る。
拘束された生徒は殺処分されることに決まったが、彼のとった逸脱はH組関係者の運命を凄惨なものへ変えていく。
臓器提供者などにするべく育てられた少年少女たちの学園ミステリー。
※最後の一行で衝撃の真実が明かされます。
(毎日18時頃更新)※最終章のみ同日に一挙公開。11/11完結しました!折りたたむ>>続きをよむ
「警部、これは密室殺人です」三浦が興奮したように言った。
振り込め詐欺の受け子が来る前に殺害された被害者。
被害者のベランダにスズメバチの巣。二人の刑事はスズメバチに刺された男を追った。
とよばみ探偵事務所の経営者こと豊喰弥太郎の元を訪れるのは魑魅魍魎。
相談に来るのは「うっかり太鼓のばちを落とした」雷神様でであったり、「最近野犬が増えて迷い人を安全に送れない」送り狼であったり、「台風で倒壊した」塗り壁であったり。
さて、本日の依頼内容は――?
***
一話完結型の短編集。
一話ごとの長さは五千~一万字程度(40*40文字が5~10ページ程度)です。
執筆期間:2013/10/10~
探偵藤崎誠は、またジュリアのためにひと肌脱いだ。
舞台はDM・・・
聖技能学園、それは未来の正義の味方を養成する高校だ。そこは異能力を持った者しか入れない超難関校だ。その学園の生徒になった僕こと柊瞬(ヒイラギシュン)は、学園一の美少女でシャーロック系の能力者である尾田真理とニオイで情報が分かる田畑耕治と共に、学園探偵☆☆☆として、アンティークドール事件に挑むことになる。前作、聖技能学園の☆☆☆(トリプルスターズ)のシリーズ第二作です。
ある死刑囚の刑が執行されようとしていた。ところが・・・
名探偵藤崎誠は、カラオケバトルのファンだった。
友人のマッドサイエンティストの男はカラオケで満点を取れると言う。
彼は本当に満点を取ったのだろうか。
コミュ力低めの大学生男×貧乏美少女×奇妙な現象=謎解きラノベ!
とあるアパートを舞台にした、日常ライトミステリーです。
出会いと失敗と謎と青春、ほのぼの、ちょっぴりラブ。
海で嵐に見舞われ、ボートから転落し遭難した主人公が目覚めると、孤島に流れ着いていた。助けを求めるべく、人を探し求めてあたりをさまよっていると洋館を発見する。助かったと安堵するも、洋館の中には複数の死体が転がっていた。
思わぬ事態に驚愕する主人公。何が起きているのか把握するために、死体のそばに落ちていたビデオカメラの中身をたしかめる。するとそこにはこの島に集った十人の人々と、彼らの身に起きた惨劇の様子が記録されていた。狼マスクをかぶった
殺人鬼の手により、射殺されていたのだ。しかも殺人鬼はこの島に集った十人の中のだれからしい。だが襲われた彼らは自分たちのなかに犯人がいるとは考えてはおらず、外部犯の仕業だと決めつけていた。
その事実を知り主人公は絶望する。助けを求めようと生存者を探して接触しようとすれば、これでは犯人扱いされてしまう。へたすれば、犯人だと決めつけられて殺されてしまうかもしれない。さらには助けを求めた生存者が犯人だったとしたら、邪魔者扱いされて殺されてしまう。
名前もわからぬ十人の人々のなかから犯人を特定するべく、いつ生存者と犯人から襲われかねない状況のなか、主人公は洋館を探索しながら、犯人につながる手がかりを探しはじめることになる……。
第62回 江戸川乱歩賞 一次通過作品です
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人間に災いをなし、怪異を引き起こす『魔法工芸品』という道具があった。
完全犯罪。または、怪事件を引き起こし、警察にも手に負えない異変を解決するのは、『鑑定師』という特殊な『呪いの道具』を相手にする職業だった。
主人公。浅霧循も、鑑定師をする高校生だった。
依頼なし。用事もなし。解決件数もなし。の彼の元を訪れたのは、かつて祖父に世話になったという少女・今井凉下。彼女が手にするのは、かつて祖父が解決したという《魔法工芸品》―――
自律する『西洋人形』のフランチェスカ(Francesca)であった。
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ある女記者が男から罪の告白を聞く。それは完全犯罪の記録だった。
「まずはこの家にかかった呪いを解くぞ」真夜中のほろ酔い道中、少女の怪に晒された大学生林は、十九年前に自殺した少女の幽霊が現れると云う氏家宅へ白伊豆兄妹と共に赴くが……。
作:竜司
本格的に秋が深まってくるこの季節。学校は文化祭一色に染まりつつあった。高校生活最大のビッグイベント。そんなおあつらえ向きのイベントにアクシデントとハプニングはつき物である。一番楽しく、一番大変な一ヶ月前のこの時期、さまざまな出来事は重なって起こった。
新聞部に所属する小野澄太は、とある廃墟に集まる数十匹もの猫について調査を始めた。住人はいなくなり、朽ち果てて今にも崩れてしまいそうな廃墟に猫たちが集まってくる理由とは?
断言しよう、この暗号は誰にも解けないと。
ロンドンにある図書館の館長ジョン・フォスターは、自分を変えた約束の人との思い出を回想する。
2000年代始め。当時は毒舌な批評家として知られ、ある児童文学を批判して不評を買っていた彼は、アーサー王伝説を題材にした映画撮影の協力で訪れたグラストンベリーで、王と同名にして高名なオカルティストの友人アーサーと出会う。
知的な遊びが好きなアーサーは、まだ誰にも解かれていない暗号を発見したとして解読
に挑戦してみないかとジョンを誘うのだった。
それが彼を開放するものになろうとは、まだジョンは知らなかった。折りたたむ>>続きをよむ
社会に疲れた、人嫌いの女の子がソロキャンプをします。
しかし、至福のリラックスタイムになるはずが、思わぬ訪問者があらわれて・・・・・・
古い魔法店を改装した喫茶店。その店にはひと時の憩いを求める来店客以外にも、色々な騒動が持ち込まれる。こともたまにあるかもしれない。
「毎日のように給仕や司書の真似事ばかり。たまには本職のお仕事とか来ませんかね?」(魔法使い談)
夜会で殺人未遂事件が起きた。
犯人とされたのは、第一王子の婚約者であるティナ・セルラト。
ティナは無実の罪を着せられて、投獄されることになった。
牢に入れられる直前、階段から転がり落ちたティナは、
王都から遠く離れた小さな村の外れ、魔術師クロードの家に転移していた。
クロードはティナの首に〝種〟が植え付けられていることに気づく。
それは過去にクロードから全てを奪ったもので、今ティナの魔力を枯らすもの。
クロードは〝種〟と冤罪事件
は密接に関係していると考え、
利害が一致した二人は、冤罪事件を引き起こした黒幕を探し始める。
ティナに殺人未遂の罪を着せたのは誰なのか。
ティナに種を埋め込み、魔力を奪ったのは誰なのか。
過去にクロードを苦しめた種とは。
次なる殺人事件も起きてしまい――。
魔力を奪う種と冤罪事件の黒幕を二人は追っていく。
☆同じ傷を持つ孤独な二人が寄り添いながら、お互いが大切な存在になっていくラブストーリー
☆冤罪事件と種にまつわる謎を解くミステリー
8月中には完結します、ハッピーエンドです。
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ナイル河の東岸は生者の町、西岸は死者の町。
これは古代エジプトを齧ると必ず聞く言葉である。
そこまで興味を持たなくても、パッケージツアーを利用したエジプト観光をしても、ガイドの口からその言葉は何度も聞く。
そして、これは呪文、または呪縛のようにエジプト学者からも頻繁に飛び出す。
だが、これは怪しい。
そう思った名探偵、いや、迷探偵がこれが真実なのかを検証する。
横崎警察署の管轄内で起こったドラマを一話完結でお送りします。
警視庁任命の諮問魔術師エレン・ディグビーの事務所に一通の封書が届いた。
やたらと立派な封蝋つきの封書の送り主はスタンレー卿エドガー・キャルスメイン・ジュニア。
三か月前の事件で偶然知り合った、連合王国でも指折りに富裕な大貴族コーダー伯爵家の嫡男だ。
エドガーはエレンに「身分ある知り合いからの秘密の依頼」のために、王立劇場の自分の桟敷に来て欲しいと頼んできた――
そんな具合に始まる、19世紀初頭のイギリスをイメージした異世界舞台のフ
ァンタジック・ミステリーです。
シリーズとして書いている『令嬢諮問魔術師の事件簿』五作目に当たりますが、単独でも読めるはず。
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