小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
推理ランキング 101~150位
期待と不安を胸に希望ヶ丘学園へ入学した舞園創。その矢先、初日の入学早々起きてしまう不可解な事件の数々。幼馴染が事件の被害に遭い、数日後にはクラスメイトの不登校女生徒の殺人事件。更には道化の仮面の学園内侵入。その先に待ち受けるトリック、謎が謎を呼ぶキーワード、止まる事のない殺人事件。全30名の重要人物達がそれぞれの思いや立場で動き出し、やがて危険と隣合わせの運命に立たされてしまう。記憶・学園・友達・殺人・犯人。その全てを知る時あなたは何を
〝真実〟と見ているのでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ
彼の物語は推理と恋愛が交錯した物語、と呼ぶことが出来るでしょう。市立羽場高校二年五組出席番号九番の彼は無風部という部活に入り、様々な謎を解決し、多種多様な人間関係を作っていきました。そんな彼の物語は、一年の春休みに一区切りつきました。そして二年生に進学した彼は、初対面の後輩に彼の高校生活を話してほしいと頼まれ、その通りに語り始めます。
これは彼の人生の軌跡で、これは彼の心中の吐露で、これは彼の記憶の整理で、これは彼の謎の解決。
今日も
風は吹いていない。折りたたむ>>続きをよむ
処暑に用意された和膳。
お品書きの中に隠される「秋の七草」。
貴方はいくつ見つける事ができるだろうか?!
新ジャンル「料理献立ミステリー」!!
(と言ってみたかっただけです。特に続きません。)
幼いころに父親を亡くしてしまった大学生の蒼井奏。警察は彼の父親の死を事故死と処理したが、奏自身は他殺だったのではないかと考えていた。
他人の記憶を写真に現像することが出来る能力をもつ「葵さん」が店長兼オーナーを務めるアンティークショップでアルバイトを行いながら、葵さんの裏の仕事である「お客様の記憶を写真に現像する」という事を通し、父親を殺した犯人の記憶を持っている人間を探していた。
二日酔いの痛さとともに起き上がると、昨日夜をともに暮らした女は既にいなかった。その残り香を追って玄関に向かうと一つのヒント。 果たしてその女に再び会うことはできるのか。
山村編集長は、レンタルビデオ店について、変な噂を聞き込んでいた。
ダイイングメッセージ、それは死の間際、ただで死んでなるものかと、被害者が残る力をかき集めて残す、犯人へと到るメッセージ。 「犯人は、僕だそうです」――犯人はお前か!? なんで伝聞調なんだよ、から始まる殺人事件。 この物語は、悪役令嬢が死亡により退場(おさらば)した、その後の物語です。 シリーズ三作目で、ダンスパーティーで婚約破棄を叫び(未遂)、男爵令嬢と婚約した第二王子(確定)した一作目悪役令嬢殺人事件、のネタバレが容赦なくあります。
探偵役は、一作目と同じく第二王子ら四人組です。 【あらすじ】学園で起こった悪役令嬢殺人事件から少し時が経ち。 改めて、正式に癒し手として、神殿にてお披露目することになった元・ドアマットヒロイン。 そこでまた、殺人事件が起こる。 今回の被害者はなんと、ダイイングメッセージを残していた。 そして、ダイイングメッセージが告げる犯人は、専属護衛騎士。 舞台は神殿、渦巻くは偽証、欺瞞、暗躍、陰謀。 物語は、犯人が暴き出される時を待つ! 全八話です。
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名探偵として数々の大事件にかかわってきた名探偵・榊原恵一。だがしかし、彼だっていつも大事件にかかわり続けているわけではない! 榊原やその関係者たちがかかわってきた、シリアスからギャグ、そして日常から殺人まで、様々なネタが詰まった一話完結の数珠玉の短編集。肩の力を抜いて読んでみてください。書きたいときに書く不定期更新です。
山城の壮行会が、蘭との婚約披露宴を兼ねて、依田のホテルで行われた。
愛知県知多地方で60年前に起きた未解決事件の解明のため地方テレビの記者が容疑者の痕跡を求め内津峠方面を探索するのだが、、、、、
一人旅の私のもとに現れたバイカーは八尺様に追われているという。私はネットロアで有名な八尺様が何かを考える。
「きゅうてんいちいち」。このキーワードを元に、伝子は東京・大阪防衛作戦を決行した。
『どんな感情にも左右されず、依頼された事を百パーセント成功させる』と言う信念を持つ、腕の良い殺し屋の主人公に、ある日母親から電話がかかって来る。何故自分の居場所が分かったのかと戸惑う主人公だが、どうやら母親は、主人公の居場所だけでは無く、殺し屋をしている事まで知っているらしい。更に母親は、「これ以上、手を汚すのはやめて頂戴、お願い」と、主人公を止めようとしているようだが、主人公は一切止まる気は無く、「もうかけてくんじゃねえぞ!」と言い、
電話を切り、殺し屋を続ける。しかしそれから主人公は、ライフルの引き金を引こうとする度に、母親の声が頭の中を駆け巡り、引きづらくなるのであった。折りたたむ>>続きをよむ
マンションに引っ越して三日目。隣には小学生の男の子が住んでいるらしい。
その日何気ない日常を過ごしていた少年の日々は、世界とともに崩壊した
都内の高校似通っている少年、橘和紀(たちばなかずのり)はありふれた日常を送っていたはずだった、あの日までは
とある孤児院で暮らすことになったエドワード・ホームズ。
そこにいたのは五人の子供と一人の「先生」だった。
――ずっと前から、君は孤独な世界にいた。
今日はお花見同窓会。
場所取りなら任せておけ!
とっておきの場所を知ってるんだ。
と、言っていた彼から連絡がくることはなかった。
早朝に届いた一通のメールを皮切りに、次々に届く幼なじみからの思い出話メール。
果たして、そのメールに込められた本当のメッセージとは…?
※この作品はGREEにも掲載しています。
気が付けばそこにいた。何もわからない。
ここはなんだ?いったいどうすればいいんだ?
「「俺は正直もう生きてたくないんだ。」」
これは1つの体で2つの人生を同時に歩んだ青年の話。
1人は政府公認マフィア黒梅殲滅組織“桔梗”のトップ。
1人は“桔梗”に狙われるマフィア“黒梅”のトップ。
「「さよなら、ありがとう、お前ら。」」
主人公俺は一人暮らしの大学生。よく心の中で独り言を言う変人。またに言葉に出てしまう。やりたいことがあれば思い立ったが吉日すぐ行動に移してしまう。そんな俺の物語。
むかしむかし、あるお城に十二人の美しいお姫様がおりました。お姫様達には朝、目が覚めると靴がボロボロになっているという不思議な謎がありました。王様がいくら聞いてもお姫様達は分からないと答えます。困った王様はこの謎を解いた者には褒美として姫を娶らせ国を継がせようと御触れを出しました。ただしこの謎は三日以内に解かなければならないのでした。
誰かのフィクション、部下を言葉の刃で死なせてしまった上司の話……だが、書き手は誰なのだろうか?
現代社会に隠れる犯罪者を集め、実際に命を賭けた人狼ゲームを強要する物語です。
主人公の役職さえわからないような書き方に工夫しておりますので、誰が人狼なのか予想して読んでいただければと思っています。
推理ジャンルにて日間2位、週間2位にランクインしました。
たくさんの人に読んでいただけて、感謝しております。
なじこあ様より、本作品をアプリ化していただけました!(アプリで使用しているちー様のイラストを挿絵として利用させていただいています
)
以下URLより、アプリもよろしくお願い致します。
https://najicore.com/jinroadv.html
さらにアプリとは別の絵師あしかが様より、参加者9人のイラストを提供いただけました。
「05、配役」にて挿絵として使用させていただいております。
素晴らしいイラストをありがとうございました。
<あらすじ>
ある日、女子高生の桃山日菜々はヒーローマスクを被った男、セイギノミカタに拉致される。
目覚めた時には、円卓に固定され命を賭けた人狼ゲームに挑まされる。
探偵
ギャンブラー
心理学専攻大学生
ヤクザ
ひきこもり
指名手配殺人犯
お嬢様
舞台俳優
果たして
参加者達の秘める大罪とは?
そして、誰が人狼なのか?
あなたは、真実と嘘を見分けられますか?
感想、アドバイスなどありましたら、是非よろしくお願い致します。
<注意点>
大人数での議論が人狼ゲームの主な性質です。
誰が何を発言したかもヒントになり、その認識を手早くするため、セリフ前にはキャラ名を入れる書き方を採用しています。(脚本のような書き方)
犯罪の内容に関しては、実際にあった事件を参考にしている場合があります。
感想の内容に、物語のラストに関する重大なネタバレが含まれていますので、初見の読者様はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ
大正時代の伝説的詐欺師モンドが、粋な芸事の師匠藤巻茜とその腰巾着の男を巻き込んだ結婚詐欺を仕掛ける。まんまと大金はせしめた。それなのに、なぜかしっくりこない。その手筈を改めて振り返ってみれば、腰巾着男の果たした役割の大きさと手際の良さが侮れないことに気付かされる。これから更に大きなヤマを踏むにはこの男抜きには考えられないと、一緒にやることを誘いかけ、どうにか仲間に引き込んだ。メインを担うのがモンドなら、この男はあくまでもアシスタントのよ
うなもの。それ以来サブと呼ぶことにしてコンビを組んだ。騙しの仕事はとんとん拍子に進んだが、実績を挙げればそれだけ名が売れ顔が知られてやりにくくなる。やむなく闇の世界へと足を延ばして、ピストルや麻薬を売りさばくことにした。そしてついには軽はずみな嘘がバレて悪者どもに追われる身となり、サブはその場で命を落とす。一人隠れ家に逃げ込んだモンドのもとに、あの世からサブが訪れ死を誘う。モンドは先行きのなさに身をはかなみ、サブと一緒にビルの窓から飛び降りた。
やって来たのは、あの世の入り口にあたる天の移民局。管理官に、二人の絶妙なコンビネーションと詐欺の腕を買われて、死ななくてもよい命を救う救急救命士にならないかと勧められる。
地獄へ落ちるよりはよいだろうと地上に戻った二人が向かった先は、現代のオフィス街。百合という名の女性が働いている。このうら若き女性が、勤め先の上司に期待を裏切られたとの勝手な思い込みから、絶望の淵に立っている。その理由はつかめたものの、救ってやるにもまさか誰もが驚くような手は使えない。一度死んだ者として、ここはこっそり死なずに済むようにしなければならなかった。しかし、幽霊に物理的な力は発揮できない。考えあぐねているうちに、上司を道連れに飛び込もうとする電車がやって来る。残された手は、念ずる力と、どこへでも行くことができる移動の力ぐらいのもの。ふたりは力を合わせて、元の会社の同僚や上司を利用して、すんでのところで百合の無謀な行為を止めた。そこで気付かされた罪滅ぼし。百合は昔騙した藤巻茜の曾孫だった。
一件落着と天に戻るが、地獄行きが免除されて天国への道が開かれる、というわけにはいかない。管理官は救急救命チームとして働き続けることを進める。その意義に同意するモンド。しかしサブは心が定まらない。どうなるモンドとサブ。乞うご期待。折りたたむ>>続きをよむ
ひとりの伯爵夫人が殺された。
その殺され方は凄惨なものでとてもここでは書き表せない。
誰が、何のために、こんな無残な殺し方をしたのか。
人間以外の種族がわらわら暮らす、そんな世界のファンタジー日常ミステリー
カクヨムのとある企画で書いた作品です
一万文字以内、ハッピーエンド、という条件で書きました
それは何の変哲もない日常の1ページ――の、はずだった。
俺は名前は榎本ルカ、高校一年生。
学校の帰り道、クラスメイトの花房航平(はなぶさこうへい)とコンビニに寄ったところ、コンビニ強盗に出くわしてしまう。
さらに、そこにはクラスメイトの美少女、鴇宮朱鞠(ときみやしゅまり)も居合わせていて……?
密室を舞台にした、ツッコミどころ満載のハイテンション・コミカル・ミステリー!
千葉県のとある署に勤務する刑事、木虎真白(きとらましろ)は、ある夏の日に幼馴染の金田始(かねだはじめ)と再会する。しかし、それは容疑者と刑事としてだった。彼が事件の犯人でないと思った木虎は事件の解決へ乗り出したのだった。
笑顔の裏では、人の悪意がある。
人が笑っているうちに、世界では貧困や戦争が起こり、涙を流している人がいる。社会では笑顔を造れても、それは道化の仮面であり、毒は身体に蓄積される。ある瞬間、例えば、無慈悲に愛する人を亡くしたり、身体を汚されたり、その毒のトリガーは人それぞれだが引き金を引くと、その“毒”は、貌を変え、悪意の化物となる。
ESS(English Speaking Society)部の部室を根城にしている砂寺サテラの元に、用務員にして叔父の砂寺逍遥(しょうよう)がある事件について相談にやってきた。
それは『密室内の教室に何者かが侵入し、部屋を荒らしていった』というものだった。
そしてそれは五十年前の殺人事件も関係しているという。
日常に飽いていたサテラは、胸の高鳴りを覚え、この不可思議な謎に挑む。
ある日、日本国憲法第零条少年法が改正された。静岡県警捜査第一課に所属している畠山健が担当していた事件がその模範事件になってしまう。容疑者の少年の過去、それに関わった人々を知るうちに健は容疑者に感情移入していく。果たして本当に少年が犯人なのか、政府の本当の目的は何かのか。
二作目です。叙述トリックはありません。
高校生と探偵が主人公です。全4話。
137位 日常
世間では新年となりおめでたい雰囲気の中、とくにうれしくもなんともない人もいる。
多くの人は休みを取ったり、お年玉を貰ったりあげたりしていることだろう。
が、そんな裏で、いつもどうり仕事をしている人も多くいる。
テレビ関係や病院関係、警察関係等々、何かとみんな忙しい。
そんな中で、年明けをたいして意識せずに迎えた一人の若者の話である。
児童相談所で相談員を務める平野は、旧友の川村と小学校の同窓会に参加し、クラスメイトの田辺と再会する。美しい女性に成長した田辺、昔から出鱈目だった川村。二人との会話を弾ませながら、平野は忘れていた過去に少しずつ近づいていく。
「僕はノゾミが好きだった」
18年前の平野が、今の自分に向けた書いた手紙。タイムカプセルから掘り出されたその手紙の真相にたどり着いた時、平野は、自身が児童相談所で働くことに執着する理由に気づく。
「愛は難しいが、恋に落ちたい」
このモットーで、3年生の高校生 たぬき 彼の高校生活を始めます
彼はかわいい同級生に会った さくら しかし彼の同級生はいつも彼女を避けた。今、この不思議な少女と絡み合って、彼の高校生の生活に何が起こるのでしょうか。
知りたくもない現実に絶望した、2つの名前を持つ青年。彼の死後、彼を渦巻いていた周囲の人間達は次々と不可解な死を迎え始めていて──
さてさて、貴方の本当の名前は?
プロローグ
終わりの始まり
悲鳴と共に目が覚めた。
現状を理解できないまま辺りを見渡すと、そこには血まみれで体の一部が切断されている男と泣きじゃくっている女性がへたり込んでいた。
混乱して息もみだれている、落ち着かなければいけないと、状況整理する為にも僕は少し目を閉じた。
たった数秒であるが、えらく長く感じるまぶたの中の暗闇に、カナデは走馬灯を見た。
僕はカナデ、一般には裕福とよばれる家元に生まれ・・・
・・・・僕に
は双子の弟がいて僕はその双子の兄であって弟のヒビキは僕よりちょとコミュニケーションをとるのが苦手でいつも一緒にいる、かわいいやつで・・・
・・・・大学に入って友達が沢山できた。まずはマコト、マコトは馬鹿が付く正直者で嘘もつけないまっすぐで正義感の強い友達で、次にリュウイチ、短気だが面倒見のいい頼れるやつ。次にユウタ。引っ込み思案だが、よく頭が働くインドア派な性格だけど男友達たちではみんな仲がいい。リナは、泣き虫だがとても気のきく優しい子だ。スズカはリナの大の友達で、ものすごく好奇心旺盛でアグレッシブな女の子。そしてアイは付き合い始めて間もない僕の恋人だ。時々何を考えているか分からないけど、そんなミステリアスな彼女でも意外としっかりしている大好きな彼女だ。そのサークル友達と・・僕と・・・。
「確か、僕と弟のヒビキと友達と旅行にいく為に、ボートにのって波止場でボートを止めるときアイの帽子が風でとばされたのを皆で見ていた。
離島の山奥のあるぼくの家族の別荘である洋館へきていて・・・
沢山あるいて汗をかいたのでシャワーを借りようと部屋に入り、それから・・。」
目を開けると何が起きたか少しずつ理解していくなかで、今まさに大変な事になっていることをようやくカナデは意識できた。
目を開けてもそこに広がる光景はまだ、瞳のおくにあった走馬灯の続きとしか思えない。
その瞬間からカナデは
「終わりの始まりがきた」ということだけはしっかり理解した。
〜〜〜〜〜「 W 」〜〜〜〜〜
折りたたむ>>続きをよむ
中学生の探偵見習いは、古ぼけた事務所に住み着いている探偵のもとで働いている。見習いがやることは情報収集、現場へ赴き、分かったことを探偵に報告すること。探偵は分かったことをもとに、数々のトリックを解く。探偵は事務所の珈琲を淹れることもできない。両足の機能が効いていないからだ。探偵ができることは謎を解くことだけ。
今日も、珈琲の香りと事件の香りが静かにまじりあう。
教室清掃のゴミ当番から戻ると、仲の悪い女子生徒のスマホが置かれていた。
オレはいたずら心から、スマホの暗唱番号をトッパし、彼女のメールを見てしまう。
そのメールには何故かオレの名義でのやりとりが残されていた。
小磯工業団地裏の大規模不法投棄現場が再開の兆しを見せる。そこは硫黄臭が立ち込める異様な現場だった。伊刈のチームはタレコミによって再開寸前の現場をロックアウトし、徹底的な証拠調査を実施して不法投棄の全容を解明する。この現場が自然発火による火災を起こす。大炎上はしないものの地下に火種が広がり火災は長期化の様相を呈する。伊刈は不法投棄常習業者を撤去シンジケートに転じて、大規模な撤去と覆土によって火災を鎮圧する。この現場を最期に、犬咬市を舞台
にした組織的不法投棄は完全休止する。
伊刈は不法投棄の構造を暴いた「不法投棄コネクション」の出版を決意する。
首都圏の不法投棄ルートの最大の拠点だったレーベルの包囲網が形成され、大蓮社長が夜逃げする。レーベルは破産し、伊刈のチームが始めた不法投棄軍団との戦いは完全勝利に終わる。折りたたむ>>続きをよむ
ユウカが殺された日、あたしは四人の客の相手をして、チップまでもらった。
あたしとユウカはデリバリー・ヘルス〈アヴァロン〉の女。決して親しくはなかったユウカだけど、そんな彼女が殺される直前に、あたしに電話をかけて来たのだった。
ふとしたきっかけで、あたしは事件の真相に近づくのだった。
新潟市内の中学校で教師の死体が発見される。被害者は頭部を殴られ、ほぼ即死と見られていたが、現場にはダイイングメッセージと思われる血文字が残されていた。
一方、素人探偵、安堂理真(あんどうりま)の実家では、飼い猫のクイーンが脱走していた。朝になっても帰ってこないクイーンのことを心配する理真のお母さんは、娘の理真に電話を入れる。理真は、ワトソンの江嶋由宇(えじまゆう)と一緒に、クイーンの捜索を開始する。折しも新潟市内では、猫などの小動物ば
かりを狙った殺傷事件が多発していたのだった。
登場人物(猫物)
安堂理真(あんどうりま)
恋愛作家にして素人探偵。猫は大好きだが、かまい過ぎるためにかえって猫のほうに嫌われてしまうという、悲しい運命を背負っている。
江嶋由宇(えじまゆう)
理真のワトソン。猫は大好きだが、かまい過ぎるとかえって嫌われるということを、理真の行動から学習している。そのため、興味のないふりをして、猫のほうから寄ってくるのを待つが、そのまま無視されることも多いという、悲しい運命を背負っている。
クイーン
安堂家の飼い猫。縞三毛模様の三毛猫。当然メス。かつては自由に家と外を行き来していたが、捕ったスズメをおみやげに持って帰ってきたことがきっかけで、完全室内飼いの猫となった。理真のお母さんのことが大好き。名前の由来は、かのレジェンド探偵から。
大林美緒(おおばやしみお)
南中学校に通う二年生の女子生徒。猫が大好き。
高宮明日奈(たかみやあすな)
西中学校に通う二年生の女子生徒。猫が大好き。
形塚武生(かたづかたけお)
南中学校の国語教師。死体で発見される。
冬科陣平(ふゆしなじんぺい)
西中学校近くに住むフリーター
清水(しみず)教頭
南中学校の教頭。担当は数学。
藤川(ふじかわ)教諭
南中学校の教師。担当は理科。
近野(こんの)教諭
南中学校の教師。担当は体育。折りたたむ>>続きをよむ
148位 香記
天涯孤独となった八歳児、蘇芳佑磨は、ある晩、怪しげな女に出会う。女は佑磨の傷口を抉るような発言をした後、黒い傘を残して佑磨のもとを去っていく。
そんな女に興味を示した佑磨は、残された傘をもとに、女の居場所を突き止めていく。しかし、それはもとより女に仕組まれた盤上で、佑磨は女の意図通りに導かれていたのだ。
謎の女の目的は一体何なのか。佑磨は次第に奔放な彼女に巻き込まれていき、次々に非日常を経験していくことになる。その折節に、女の目的
と、その正体が明らかになっていく。折りたたむ>>続きをよむ
頭脳、身体能力、精神力、その全てが並み以下の少年、島田紗勒(シマダシャロク)はある日、生まれて初めての愛の告白を受ける。
しかしその告白は送り主の名前が書かれていないラブレターによるもので、さらにそれは高校の補講中に席を外したたった十分の間に届けられたものだった。
補講中の空き教室(ミッシツ)で行われた十分間の犯行(コクハク)。
容疑者は彼と共に補講を受けていた校内でも色々な意味で有名な三人の美少女。
千載一遇の恋人をつくるチ
ャンスだと、誰もかれもが自分に惚れているのではないかと疑心暗鬼に囚われながらも、なんとか必死でラブレターの送り主を探していくが、やがて彼は衝撃の事実に辿り着くことになり……。
ちょっとばかり自意識過剰な高校生探偵(?)が送る、新感覚青春ミステリー!折りたたむ>>続きをよむ
地元の祭りの夜に異世界に迷い込んだユキヤとミツキ。
その世界では迷宮を踏破するとどんな願いでもかなうと信じられていた。
性転換の呪いを受けたユキヤ。迷宮を踏破し病死した妹を生き返らせようとするミツキ。
ユキヤは解呪を諦める事になろうとも危険な迷宮に潜るのには反対し続けたが、恩人の助けとなるためにミツキ達と共に迷宮に潜る事を決意する。
しかし、初めての迷宮探索中に仲間が一人殺されて……。
外部からの干渉が出来ない安全地帯で行わ
れた犯行。誰も凶器を中に持ち込んではいない。そして安全地帯の結界を破るという魔物の噂。
一行は魔物の影に怯えながら迷宮の出口を目指すが……。折りたたむ>>続きをよむ