小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
推理ランキング 551~600位
現在無職の男、綿貫耀太は美容師をしている恋人の吾妻弘美からいきなり別れを切り出される。
諦めきれない耀太は何とか説得しようと弘美のアパートに向かうが――そこで見つけたのは右手を切断された彼女の死体だった。
その手口は耀太に、二年前に起きた女性ばかりを狙った連続殺人を思い起こさせた。
お嬢様の北条赤姫は友人の貝原美屋子、二ノ宮香椰と共に、服屋にショッピングに出かけていた。
そこで奇妙な光景を見た。三十度を超える真夏日に、冬物のコートを買う女性の姿。
『謎』を見ると眠れなくなり、他のことが疎かになる悪癖によって赤姫は窮地に陥ってしまう。
すると香椰がとあるクラスメートの話をする。翌日、赤姫はそのクラスメート、峰霧秋を尋ねるのだった。
お嬢様と守銭奴の出会いの物語。
全盲の美少女渡良瀬椿と、ごく普通の高校生赤川大地が校内で起きる珍事件を次々と解決する推理小説。
処女作+未完ゆえ期待しないでください
私の名前はエドワード・J・テイラーだが、厳密にはエドワード・J・テイラーではない。ニューヨークを舞台に数々の難事件を解決した私だが、目下の敵は彼の零す醤油とケチャップとコカイン抜きのコーラである。
名探偵に憧れる高校生、浅野十嗣《じゅうじ》が肌身離さず持ち歩く『エドワード・J・テイラーの事件簿』――それが私だ。
ただ悲しいことに、私の端麗な容姿と明晰な頭脳が事件を解決する事はない。何せこの話の主人公は、浅野十嗣なのだから。
「泉さんのことをイジメとったのアンタやろ」
勘違いから始まった事件。
私の中学時代の同級生である、泉ケイが殺された。
調べを進めていくうちに、彼女の通っていたとされる三波学園高等部を突き止めた。
風俗街に位置し、連絡を取ることもできた。
しかし、そんな高校は存在しないという。
文部科学省も県も、三波学園の存在を否定したのだ。
いったい、泉ケイが通っていた三波学園高等部とは?
彼女の死は避けられなかったのだろうか?
そして彼女を殺した本当
の犯人とは?折りたたむ>>続きをよむ
「大切な事がきみの中に眠っている」
友人の稲岡英介は優しく宥める。
妖孤、山姫、朱色の着物、懐中時計──
果たして自分の記憶は正しいのか。
文芽の中に眠る記憶が引き金になり、
山姫は再び血を欲す。
557位 夏雲
小学生最後の夏休みを間近に控えたある日、松井大輝の通う小学校では怪奇現象に遭遇する生徒が現れる。好奇心の強い幼馴染の彩夏と一緒に大輝はその怪奇現象を調査し始める。調査の途中で「オカルトなんて有り得ない」が持論の同級生、小野寺秀も加わった。果たして怪奇現象の正体は!?
ちょっとしたきっかけからトリックを用いたミステリを書いてみようと思い立ち、作ったのがこの作品です。
小説形式を取ってはいますがあくまで「問題と回答」が目的のため、事実説明に偏っております。複雑な心理テーマなどはありません。
「よし解いてやろうじゃないか」という情熱のある方、または細かい長文でも平気だよ!という方にオススメです。
※携帯閲覧では改行が入ります※
恋愛小説家の夫に不倫され続けている専業主婦の文花。夫への執着心で愛人の素性も自力で調査し把握していた。夫の事になると頭のネジが抜ける文花は、「メンヘラ地雷女」だと周囲から噂されるほどだった。
そんな折、毒舌ブログを書いている婚活カウンセラーと夫が不倫をし始める。何かと敵が多い婚活カウンセラーは占い師も敵にまわしネットで炎上していた。占い師は「婚活カウンセラーを呪いで殺す」と宣言するが、実際何者かに殺されてしまい…?
動機がある
文花や夫も警察に疑われていく。
本妻が愛人の調査能力で謎を解く、ゆるっと炎上風コージー・ミステリ。
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ある中学で規定人数を割ってしまった同好会や研究会が集まって合同同好研究部という形で存続しているふわふわ寄り合い同好会集団が、雑な知識で雑語りしたりとぐだぐだだべる様子です。
考察中にやや恐ろし気な表現がありますが作中で殺人事件などの発生はないです。
※歌詞転載に関して小説家になろうガイドラインhttps://syosetu.com/site/song/
※遺体保存技術の話などがあるので念のためR15です。
※不定期更新です
2023年、千葉県『木白町』。暴力団や不良グループが蔓延るこの町において、最強と呼ばれた孤高の少女『佐倉小春』。そして、女子高生でありながら幾多の事件を解決に導いた探偵の少女『白百合玲音』。2人が出会う時、最強の”相棒”が生まれる。
「私がこの謎を解いて」「私がぶっとばすッ!」「ぶっ飛ばしちゃダメだからッ!!」
探偵事務所へ集う仲間や依頼。それらを解決に導く探偵エンタメ!!
毎週更新予定!
大学内でインフルエンザが流行してしまった。何故か、新聞サークルに所属している園田タケシは、それを「自殺してしまった中国人留学生の霊の祟りだ」と訴えて、霊を鎮める為の寄付を呼びかける活動までし始めてしまう。同じく新聞サークルに所属している佐野と火田は、「このままでは迷惑になる」と彼を説得しようと試みるのだけど……
【ミステリー×山間の館】
アフロディーテ探偵事務所の探偵、亜美が久々の現場復帰で遭遇した事件は『不可能犯罪』?
アフロディーテ探偵事務所の探偵、亜美は探偵として久々の現場復帰を果たす。
相棒の探偵・虚澤とともに、山間にある館で起きた殺人事件の調査に赴くが――。
事件解決した矢先、犯人の凶刃の前に虚澤が倒れ、亜美は生存者とともに監禁されてしまう。
辛くも監禁部屋から脱出した亜美が目撃したものは――自分たちを監禁した犯人の死体だった。
第三者犯行説? それとも内部犯?
予想だにしない事態に亜美は戸惑い、探偵としての本分を見失いかける。
もう辞めちゃおうかしら――。
揺れ動く探偵は果たして事件を解決できるのか?折りたたむ>>続きをよむ
江ノで起きた殺人事件。
公園で死んでいた彼女は誰に殺されたのか?
事件解決のため動く警察は思想が歪んでいる。探偵は探偵で自分のことばかりを考えているし、容疑者は全て頭がおかしい。それでも解決しなければならない。
それが探偵と少女が交わした約束なら。
天には海があり、そこには聖域と呼ばれる浮島がある。
リリー・エウルは、その聖域の城の近衛兵として働く17歳の少女。最愛の姫君の横で働くため大事な試験を控えるその日、城下では残酷な事件が起きていた。
七年前に国家を分裂させる原因となった、非情な事件。天使の世界に平和を取り戻そうと事件の解決を決心するリリーだったが、捜査機関によって容疑者の一人に挙げられてしまう。
疑いを晴らし、本当の意味での事件の収束を目指すため、少女は奔走
する。
しかし、事件の調べを進めるうち、17歳の少女には苦痛に思えるような事実が判明する。白銀が包む天上の世界は、おぞましい形のナイフを持って、リリーを待ち構えていた。折りたたむ>>続きをよむ
僕に住み着くパラサイト。
それはかわいくて、かしこくて、やさしくて、狂っている。
いつか彼女を元に戻すんだと、少年は奮起する。
短編集 :あの刻
様々な主人公がもう一度"あの刻"を体験する物語。
頭が良さそうな公安警察の藍京が余裕で事件を解決していく予定の物語です。
登場人物
藍京:銃が嫌いな公安警察
七瀬:名前からしてヒロイン候補の女性警官
麻生:頼れるオヤジ上司
柏木:やるときはやるおっさん
もともとゲーム用のシナリオなので体裁がめちゃくちゃですみません。
直そうとおもったんですがめんどうなのでこのまま投稿します。
連ドラ最終回前に脚本家が消えた!困ったプロデュサー達は新人作家を呼び出す!
「五つのヒントで好きな人を当てる」という学校とかでやりそうな遊びをやるだけ。
彼女が好きな人は誰なのか!(登場人物は2人しかいないけど)
ちょっとした発想を入れてみたかった自己満足ですので、ご注意を。
未解決事件特別探偵事務所。
探偵の助手をしている■は。探偵の名前を知らない。
※一応推理するストーリーですが。そんなガチガチの推理物ではないのであしからず。
時は2036年。化学分野や電子技術、医療など、天才と呼ばれる偉人達が作り上げたものは、誰も想像できなかったところにまで発展し、その様は魔法と呼べるような存在にまで成り上がっていた。しかし、そんな時代でも人の闇という部分は変わらないものである。イジメ、暴行、殺人、自殺......。人は死に対してどこが軽い部分がある。
この冬、両親の事故死によって、東京の親戚の家に引っ越してきた『清宮海翔』は、転校した先の『私立凛成学園』にて、偶然にもと
ある事件に巻き込まれてしまう。しかし、想いを1つとする仲間達と巡り会い、共に探偵団を結成することとなる。探偵団の仲間と共に刻む摩訶不思議な学園ストーリーが今、新たなるページを刻む!折りたたむ>>続きをよむ
「ワトスン君、きみのことは文学者とみとめなけりゃならんと思うのだけど、『怪奇』という語をどう定義するね?」
「奇妙——以上とかだよ」
(「ホームズの最後のあいさつ」コナン・ドイル 阿部知二訳 創元推理文庫)
巨大な邸宅の一室に突如現れる人外。それは理不尽な要求を突きつけくる。男との1対1の言葉での攻防。終始加熱していく言葉の応酬。一体人外の目的とは?
農家のご令嬢・織子さんが、日常を観察する中で出会った不可解な謎を解決する、コージーミステリー。
※ノベルアップ+ でも掲載しています
ある日、私立探偵の鈴木の元に憂という少年が現れる。
雇って欲しい、と。
そんな憂に鈴木は難解な事件を解かせる。こんな難しい事件、解ける筈がないと割りきっていた鈴木の予想とは裏腹に、憂はいとも簡単に真相を導き出してしまう。
そうして憂と鈴木は数々の事件を共に解決していくことになる。
※あらすじだけだと鈴木が主人公みたくなってますが、主人公は憂です。そしてこれはあくまで日常系探偵小説です。
以前投稿きた同名タイトルの、加筆修正版です。
フェアな内容かは、正直微妙です。
フワッとなんでも楽しめる方向けです。
なんちゃって、ご都合主義考察満載です。
それでも大丈夫、という方のみ閲覧をお願いします。
奇想天外な事件が起こった時にのみお呼びがかかる
敏腕凄腕刑事 榊原ツナマヨ
普通の人間では発想もできない発想力を持つ男として、変な事件の時にのみ呼ばれることに拗ねている。
相棒の竹中昆布はエリート組として期待をされすぎたために、やっかみがすごかった。ツナマヨを隠れ蓑としてうまく誘導し手柄を立てさせることで順調に昇進を果たそうとする持ちつ持たれつの関係。
今回は壁が薄くて有名な海苔パレスで起きた悲しくも面白い事件に二人が挑む!
凶器の「四角くて焼くとアミアミになってふっくら甘いお菓子を作る電子機器」とは何なのか!
ワッフルサンドメーカー殺人事件始まり!始まり!折りたたむ>>続きをよむ
581位 思窓
人はみな、それぞれの思いを持っている。
その気持ちを覗く窓「思窓」が存在した。
それを覗き込むことができる者
人の心の闇を見て、心を救う気まぐれ探偵「白橋清晴」
その彼と周りを取り巻く人間たちの、SFミステリー
我々が考えている以上にデスゲームは奥が深いのかもしれない、と考えている方向けの講義です。シラバスに示した教科書を持ってきていただければ結構です。
*今年度に行っていない講義のログが表示されることがあります。発見した場合は速やかに学部事務所に報告して下ささささささささささsasasasasasasasasasasasasaasaaasaaaaaaaaくぁwせdrftgyふじこlp。
戦後間もない一九四八年、警察庁で史上三回目となる婦人警官五十四名が採用され、勤務に就きました。
警察医として働く油谷恵子はその中の一人である、勝ち気で喧嘩っ早い、若い婦警の三浦愛と出会います。
彼女は貧困を脱するために努力を重ね、警察組織に志願していました。
ある事件を境に、二人はタッグを組み、共に捜査をしていくことに…
全く正反対の二人は、無事に事件を解決することが出来るのか。
戦後の昭和を舞台にした、ノンストップ・ガールズ・ス
トーリー。折りたたむ>>続きをよむ
■あらすじ
私に一本の電話がかかってきた。一枚の絵を探して欲しいという。資産家である南平氏がある業者に騙し取られたのだ。絵はある画廊に入荷していた。南平氏はその絵の返却を求めて交渉に行くが断られてしまう。そこで、南平氏は改めて私の所へ相談に来た。
※400字詰め原稿用紙換算枚数:24枚
※非ラノベ作品です。
※こちらの作品はエブリスタ、カクヨム、小説家になろうの各小説サイトにも掲載中です。
【毎日0時更新!】
北の塔に棲んでいるのは悪魔なのだという……
ある帝国の北方にて。
異邦の血を引く少女は、領主の城でメイドとして働いていた。
しかしある日、彼女はいつもと違う仕事で『北の塔』へ行くことを命じられる。
そこで出会った『悪魔』の気紛れで、以降彼の側仕えをすることとなった。
『悪魔』の名はヨハン=アルブレヒト、その残虐さを咎められ、城主イェーガー方伯によって幽閉された次男であった。
彼は少女に魔女『ヘカテー』の名を与え
、自らが『悪魔』と呼ばれる真の意味を教える。
世の革新を願う『悪魔』ヨハンと、彼に感化され手助けを始めるヘカテー。
二人の前に立ち塞がるものは……
12世紀末ヨーロッパのパラレルワールドを舞台に、医学と謀略が交錯するゴシック・サスペンス!
耽美にして残酷な、知の迷宮へようこそ。折りたたむ>>続きをよむ
やぁ、俺たちはPKST団
俺は偵察担当のトラゾーだ!
他にも潜入担当のぺいんと、死神、クロノアが
何?聞いたこともない!?
こんぶ失踪事件、くつした盗難事件、監視カメラで自撮りしてみた事件
これらは、俺たちが起こした事件のほんの一部に過ぎない
すべてが順調だった俺たちだったが
仲間の一人がすべての金をカジノで使いつくしてしまった・・・
金持ちだったころから一変、借金まみれになった俺たちは・・・
ある情報をてにいれた
<ゴルゴン邸>
ゾペロニア地方全域を統べる 領主ゴルゴンの館
俺が偵察した結果・・・
そこには莫大なお宝が眠っていた!
そこで、3人を館に潜入させるために
新たな執事として雇う手続きを済ませた俺は
玄関で3人の到着を待っていた・・・
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謎の組織『ダ・ヴィンチ』のリーダー、神重始の過去に迫る物語。
13日の金曜日になるとジェイソンが現れるという心霊スポット「ジェイソン邸」。
心霊系YouTuberのTASUKUは、ジェイソン邸における動画撮影中、ジェイソンによって惨殺される。
そして、死んだはずのTASUKUのアカウントからYouTubeに公開された「殺人ショー」動画により、この事件は日本中の注目を浴びることとなる。
推理動画によってPV数を増やし、バズることを狙う地下アイドルの朝野奈柚(なゆち)は、このジェイソン襲
撃事件に目を付け、警察とは別に「捜査」を始める。
なゆちのヲタクである樫井湊人(みなと)を巻き込んで。
探偵役=地下アイドル、助手役=ヲタクの異色の探偵モノミステリー第2弾。
なお、本作は、前作「踊る飛び降り死体〜アイドル探偵朝野奈柚は推理でバズりたい!①〜」の続編ですが、作品ごとに完結してますので、前作を読まずとも楽しめます。折りたたむ>>続きをよむ
学校からの帰り道。
友達のケンジが突然
「ウミガメのスープやろうぜ!」
と言い出した。
ウミガメのスープについて何も知らないマコトは乗せられるがままにウミガメのスープ―――別名、水平思考問題をやらされることとなった。
果たしてマコトはケンジの出すウミガメのスープ問題を解くことができるのだろうか?
※ウミガメのスープとは関係ありません。
これはクイズのようななぞなぞのようなクイズのような問題である。
頭を冷やしてグツグツ煮込めばきっと答えにたどり着き離れるでしょう。
……エンジョイ!
徳和大学大和田ゼミの九人が謎の失踪を遂げてから半月後、失踪した一人が都内で遺体となって見つかった。一人目の遺体を皮切りに次々と失踪者の遺体が発見される。警視庁との密約を経て捜査に協力することになった探偵恒河沙法律は、遺体が『九相図』に倣って遺棄されていることに気づく。
一つひとつ謎を解きほぐしていく恒河沙法律。しかし刑事部捜査一課の籐藤剛は、『狂人』なる前評判にそぐわない温厚な探偵に疑問を抱く。恒河沙法律とは何者なのか。そして九人の失踪
に隠された真実とは――折りたたむ>>続きをよむ
警察の手にも負えなくなった難事件。それを解決へ導き、犯人を暴き出すのが伯爵の務め。わたしはそんな伯爵に拾われ、いわゆる助手的な立場にいる。……本音を言うと楽しくない訳ではない。探偵モノや刑事モノの小説やドラマは大好きだった。「――……私の顔に何か付いているのか」「はい、目と鼻と口が丁度良い按配でございます」「それがない人間はいないだろう」「そうですね、ちょっとした冗談ですよ」頭の回転が早く秀麗だけど少しヘタレな伯爵と腹黒くて勘の鋭い現代
の元女子高生な男装少女が、王都で起こる難事件に挑むお話。※ボーイズラブは一応。
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十九世紀のイギリス。産業革命により人々は繁栄を謳歌する……のは一部の金持ちだけ。
売女・盗み・酒飲みが闊歩するアンダーグラウンド『イーストエンド』に住む墓荒らしのジョーンズは同じ墓荒らし仲間のユーリ。
今夜は若い妊娠した女の死体を掘りに墓を暴きに行ったが、鎖でグルグル巻きにされた棺には死体がなかった。
だが代わりにその目的の女の死体がゾンビとしてうろついていたのだ。
警察にしょっ引かれたジョーンズたちは裏とのつながりが欲しいホイ
ッグ警部に頼まれて、大金と引き換えにゾンビ探しを行うことになった。
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木山蓮(きやま れん)の壮絶な冬から数ヶ月、春が訪れて木山の学年は晴れて2年になった。しかしまだ木山に平穏は訪れない。学校の異常現象を調べているオカルト研究部が去年の冬の木山の行動を不自然に感じ、表向きの事件とは裏の「何か」があったと踏んで調べ始めたのだ。
ある夜、佃将一は大学時代の友人の千葉和人から連絡を受け取る。それは学生時代、研究室の夏の岐阜への旅行中に自殺した新井良太についてのことだった。自殺に関して不審な点を見つけた将一たちはあの時の再現をするために離れ離れになった研究室の一同を集め再び岐阜へ向かった。そこで新たな事件が発生したのであった。
とある日曜の昼下がり。
日本屈指の大企業である桜製薬の社長に悲劇が襲う。
「裏切り者が……一人、いる」
三人の愛娘に囲まれた中で一言だけ呟き、社長は静かに意識を手放した。
裏切り者は、いったい誰? 桜家のお茶会の行方は?
帝應大学の若き天才女性心理学者の主人公、氷山遊(ひやま ゆう)が、たたき上げの中年刑事、鳴海徹也(なるみ てつや)とともに、難事件を解決に導いていくというミステリー小説「ユングの娘 偽装の心理」の続編です。短編形式で書いていこうと考えています。
読んでいただけるとうれしいです。ご意見・ご感想もいただけると幸いです。
ブログ>s://ameblo.jp/mysterynovels
ツイッター>https://twitter.com/k
anedoyutaka折りたたむ>>続きをよむ
「8月17日の朝、子供は外に出て遊んではいけない」
長谷部涼太は幼い日、京都に住む祖父の才次郎からそんな話を聞かされたことがある。
夜空に赤々と「大」の字が灯される「五山の送り火」当日のことだった。
17日の朝に外で遊んではいけない理由。
それは、恐ろしい姿をした鬼が出るからだ。
才次郎は終戦直後の昭和20年8月17日に血に濡れた鬼を目撃したという……。
その話を聞かされた10年後、涼太は大学進学のために京都に住むことに
なる。
才次郎はすでに故人となっていたが、涼太は祖父の目撃した鬼の正体を突き止めることを決意する。
協力者は、幼馴染の琴美と大学の同級生である香奈子、そしてフリーライターの砂川。
やがて涼太たちの前に、田中と名乗る男が現れる。
砂川の知人である田中は、鬼の正体の見当がついているようだった。
彼は涼太に「鬼の正体に辿りつくには、五山の送り火の歴史を調べる必要がある」と告げて姿を消す。
涼太たちが調べていくなかで、かつて一度だけ五山の送り火がおこなわれなかった年のあったことが分かる。
それは昭和20年のことだった。
五山の送り火とは、祖先の霊をあの世に送り返す行事。
それがおこなわれなかったため、霊が迷い出てきたのだろうか?
そしてそれを子供のときの才次郎が目撃した……?
その後、鬼を目撃したのは才次郎だけではなかったことが判明する。
だが、そのもう一人の目撃者は涼太たちと会う前に殺されてしまうことに……。
調査が行き詰まった涼太たちの前に、再び田中が現れる。
そしてすべての謎が彼によって解き明かされていく。
果たして「8月17日の鬼」の正体は……?
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小学生のそっくり双子兄弟――真斗と正志。
おいお前らどっちだよと迷惑してる友達――ナオ。
彼らメンバーが日常系の『謎』に悩んだり考えたりする。
短編の『双子トランプ大戦』『双子ケーキ論争』の続編。
一話で解決の日常系ミステリ短編群『ツインスタンダード』シリーズの過去編。