小説家になろう 勝手にランキング
小説家になろう の 非公式 ランキングです
純文学ランキング 301~350位
7月半ばの3連休に電車に乗っていたら、『日曜日の21時過ぎにギターケースを背負い、制服姿で港町に降りていく一人の女子高生』という、妙に感傷を刺激する明るい暗色のような存在に遭遇してしまった結果、衝動的に書かれることとなったショートショートです。
数分でさくっと読めますので、宜しければスナック菓子感覚でご一読ください。
クマバチとは、ミツバチ科クマバチ属に属する昆虫。この昆虫は、長い間「航空力学上、飛べるはずのない形なのに、飛んでいる」とされ、その飛行方法は大きな謎とされてきた。
かつて飛べないはずのクマバチが飛んでいる理由として、「クマバチは、飛べると信じているから飛べるのだ」という説が、まことしやかに論じられていたのだ。
重大なプロジェクトと任されたサラリーマンの静かなる心の葛藤。
304位 渇求
「キュリオン」は繁華街からやや離れたところに構える
落ち着いたバーである。
宗慈は閉店間際、馴染みの客、もはや友人と言っていいその男と二人で談笑していた。
と言っても主に宗慈は友人の「狙ったとおりあの女を抱いてやった」「あいつと不倫している」
などの下世話な話の聞き役だ。
バーのマスターというのは牧師並みに秘密を打ち明けられる。
宗慈はオーナーからこの店を任せられるようになってからというもの常々そう思っていた。
店の扉が開き、男が一
人入ってきた。
長身でその身を隠したいかのように長いコートと帽子を被っている。
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note掲載小説
キリン×note「また乾杯しよう」コンテストピックアップ作品。
https://note.com/yagicowcow/m/mefbcda0b8cca
テニス部の僕とYは真夏の神宮球場でバイトしていた。
ある日、部活からバイトまで水分を補給出来なかった。
青春真っただ中。
夏の夜空の下、高校生の男の子二人の通じない気持ち。
少女が通う雪の森には、小さなキツネが暮らしている。
頼りなく震える身体、穴倉で丸くなる尻尾を、少女はいつも心配しながら眺めた。
無垢な少女は、ただキツネの幸福をだけを祈って、その姿を見守るのだった。
しかし、運命は残酷である。
キツネのささやかな平和は、腹を空かせたオオカミに脅かされてしまう。
捕食者の出現に、揺れ動く少女の心――無力な彼女は、キツネの無事をひたすら祈り続けるのだった。
307位 花冠
ひとつの卵から命を分け合った
双子の私たち 美帆子と美央子
高校時代に憧れた人は、わたしの片割れに恋をした。
心の中に封じ込めた記憶が、同窓会をきっかけに息を吹きかえす。
同じ顔なのに、中身はまるで違う。
誰かの気をひくことも、守られることも得意なはずなのに
本当にわたしがほしいものは手に入らない
どうしてわたしは、わたしなんだろう。
鏡のように互いを見ては
自分を見つけ出そうとする 双子の私たちの物語
俺達は歪んだ愛し方しか知らなかった。
月(るい)の隣に引っ越してきた星(ひかる)
彼との出会いが、俺の人生をかえていく。
初めて芽生えた気持ち
初めて感じた気持ち
これは、運命?
俺と彼の視点で交互に描く物語。
繋がり合おうとする度に、引き離されていく。
月(るい)と星(ひかる)の中にある二つの愛(きもち)。
それでも、手離したくない。
二つの愛。
化け物に喰われそうになる度、助けてくれたのは、いつも、君だった。
どれだけ、遠回りしても
ずっと別の人を愛していても
俺には、君が必要で
僕には、君が必要で
俺は、君と生きていける?
僕は、君と生きていける?
俺は、君の隣で生きていきたい。
僕は、君の隣で生きていきたい。
歪んだ愛に翻弄されて生きていく二人の物語。
それでも、幸せになることを望んだ二人の物語。
二つの愛(きもち)を胸に抱えて生きていく二人の物語。
この物語は、フィクションです。折りたたむ>>続きをよむ
今よりはるか昔の時代、石川隆二の妻と娘は未知の病にかかってしまう。医者に説明された唯一の治療法は都市伝説に登場する薬草を使うことだった。医者の説明を聞き、薬草を手に入れるため隆司は禁足地へ足を運ぶ。
人は変わっていくのであります。
……ただし個人差あり。
314位 死体
そこは地獄と言うにふさわしいと思えた、町中が死体であふれていた、どこまで歩いても視界に入るのは死体ばかりであった、町中が死体で覆われていた....
神様になりたい少年のお話
(WONDERER RECORDS公式サイトにて、1週間分のまとめが投稿されます。)
サービスエリアで昼食を済まそうとした私は、ふとイカ焼きの値段が340円であることが気になってしまった。
あの日、あの場所、あの時間、いつも寄り添ってくれた存在
どんな人も最後の瞬間は救われていてほしいという願いを込めました。
もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対、ていう女の子の話
主人公、山路美知留は埼玉県の坂戸市で水商売で生計を立てる母親に放置されて育った。母親のせいで友達にいじめられ、何とか自分を幸せにしてくれる青い鳥を見つけようと、銀座の高級クラブのホステスを目指して上京する。いっとき夢を叶え、優越感に浸るが、共に働く友人の旦那さんにちょっかいを出した事がもとで銀座にいられなくなり、神奈川県の小田原へ逃げる。水商売も年齢的に続けられなくなり、仕事を転々とする美知留は新しい出会いがあり、45歳にして妊娠。やっ
と幸せになれると思ったのに、相手に逃げられてしまう。そんな美知留に救いの手を差し伸べたのは意外な人物だった。
人の人生は、良い時とそうでない時の繰り返しです。あなたにもきっと青い鳥が微笑んでくれます。折りたたむ>>続きをよむ
自我が芽生えた砂時計と執筆から心が離れていく小説家のお話。
「僕」と「教授」と「白いカラス」の物語です。
複数のサイト様に重複で投稿しています。
『自由の実像、或いは、自由の実存について』
自由に於ける、本質的自由の意味を探る、評論的文章の連作。対義語として存在する、不自由を持ち出して、本来の自由とは、一体何なのかを、実像と実存に意識を向けて述べて行く。
人類の幸福をめざすにはちょっとした品も必要かもしれませんね。
夢の世界を水の魔法を使って自由に旅できるイド。
現実の世界とは違い、夢の世界のイドは少女に似た姿になる。
今夜もイドは、新しい夢の世界を旅していく。
漫画家さんが年を重ねると作品内の登場人物の表情や動きが少なくなる現象って何故なんだろう。
という疑問からできた短編です。
※特に特定の漫画家さんをイメージした作品ではありません。
※表現作品の価値や評価は単純に表情や動きの多い少ないだけでは決める事は出来ない物だと考えております。特定の漫画作品・作者を貶める意図はありません。
※誹謗中傷、誰かを傷付ける意図をもった文脈でこの作品を引き合いに出す行為は固くお断りします。
※念のためR1
5付けてます。折りたたむ>>続きをよむ
盗み、脅し、殺し、捨てて拾って、人間は罪深い。そして、それを産み落とした神は、罪深くは無いのだろうか?
大学1年生の秋頃から生徒たちの間で、よく話題に上がる店があった。興味を持った僕は、その店についてSNSで情報を集めてみる。すると、『あったり、なかったりする』『見つけられない』など不可解な話が....
時間とともに、多くの出会いの機会のある大学生。そんなあの頃見た、大人たちが形作る不思議な場所をテーマにした作品。
プロ野球選手を諦めひょんなことからプロボクサーとなった主人公である藤原拳心のお話し。
マコトは高校二年生だ。今日は、年に一回の厄日(自称)な十七歳の誕生日。幼馴染のマチ子と付き合っているけれど、周りから「本当に付き合っているの?」と、最近言われることも多くなって……手を繋ぐだけではだめ? 僕は、マチ子が好きだ――そんなマコトとマチ子の、幼馴染な二人の小さなお話。
332位 交換
隣の芝生は青いかもしれないが、毒が有るかもしれませぬ。
登場人物、●、▲、■で構成されています。友人に頼まれて、初めて書いた脚本です。読みづらかったら、お好きな人物に当てはめて見てください。
神話の時代、映画「バイオハザード」の世界に人は生かされている。
魔法勢力と本の勢力は敵対していて、月矢は、デカルトの教養の一種である魔法的自我を持っている。
本を読もう。
この物語は友達と安易な好奇心から生れ出た短編集(黒歴史)だ。
興味を持った人は、読み進めてくれると嬉しい。
困惑したのは何かっていうと、物語一頁書かないとあらすじすら入れられないんだね、ここ。
僕はそこに戸惑ったよ。
原稿用紙三枚分の短い文です。
これは、まだ上げていない小説の習作として書きました。
いつかそちらもあげようかな。
主人公の「僕」は野良犬。普段は散歩をしている。散歩と言ってもそれは「僕」なりの模索だ。先が見えない世界で「僕」なりの死なないための何かと生きるための何かを探している。ある日、「友人」から彼女とうまくいっていない、という相談を受けた。好き同士で付き合ったはずの二人が別れるということになり、「僕」はどうしてよいのかわからなかった。
婚礼の日、花嫁は貧血で倒れる。病床に見舞いに訪れた花嫁の母は、自分たちの血筋の因縁と迷信について語りながら私に詫びるのだったー。
342位 繭
はじめてのオリジナル作品です。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11923202
からの転載になります。よろしくお願いいたします。
男が転移した世界は、ケシの花が歌うたい、鯨が空を飛んでいた。
ひゅーん!パックン!男は鯨に食べられた!おお!良いのかそれで!と書き終え作者は彼にモヤっときてます。
土日完結、5話終了
「わたし」は過去の事件をきっかけに自分が身体障害性愛者であることを認識する。
他人とは違うことで、これまでお世話になった祖母に心配をかけないためにも自分の性質を隠すことを決心する。
でも根本的な性質を帰ることは出来ない。
井戸の枯れた集落にペットボトルの水を届ける男の話。
夢を叶えようと上京した僕は田舎に戻るが……。
回文です。ジャンルが分からなかったので純文学にしました。良ければ読んでやってください。
小説を、この時代に小説を書くということはどういうことか?アーマーゲドンは回避出来るのか?小説家が、現在なすべきことは何なのか?答えを見つけるヒントがここにはある。仙と「声の付き合い」がある筆者だから書けた問題作。
ケーキ好きの紅花(こはる)が、パティシエ見習いの碧(あおい)の協力のもと、自分史上最高のケーキを求める物語
この作品は「ノベルアップ+」「カクヨム」でも公開しています