小説家になろう 勝手にランキング
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童話ランキング 1201~1250位
*この小説はRNC文芸誌に投稿した短編を加筆修正したものです。*
メロンは友人セロリンティウスと共に、食品ロスを引き起こす人間を裁こうとする夢を見た。
目を覚ましたメロンは「不味いから」という理由で残して捨てられるセロリンティウスを尻目に美味しく食べられる幸福を味わう。
むかしむかし。
ある村にいた百姓の三郎は、収穫の時期を見据えてカカシを作っている最中だった。
そこへ突然、村全体を襲う強風があった。
ひたすらに巻く強い風は、途中から汗を思わせる暖かいしずくを含み、三郎はじめ村人たちを濡らしていく。
やがてその風がやんだ時、三郎は三郎ではなくなりかけていた……。
ハッハァー!
ようこそマッチョ!
シンデレラァーーーッ!!!!!
マッチョなガール!!!!!
フーン!!(バーベル上げ)
昔ッ、どっかの王国にッ、シンデレラがいたッ!
筋肉の才能あふれるガールだッ!
しかぁし、シンデレラは孤児だったッ! プロテインも買えないぞッ!
ある日、お金持ちのマッチョ紳士に才能を見出されたッ!
マッチョ紳士はシンデレラをたいそう、「かわいがった!」
「腹筋!」「はい」
「背筋!」「はい」
「スクワットォォォ!」「はい」
「「HAHAHAHAHAHAHAHA」」
「ホエイプロテインだ、飲め」「んぐんぐんぐ」
「よーし、早寝早起きするんだぞ」「はい」
ある日、マッチョ紳士は寿命で亡くなったッ!
無念ッ!
すると……彼の伴侶が本性を表したッ!!
「あたしゃマッチョは嫌いだよ」
シンデレラの筋トレの邪魔をしたッ! 許せん、許せんぞー!!
プロテインも買ってもらえない。とんでもないッ!
だが、しかしッ、シンデレラはマッチョを諦めていなかった!!折りたたむ>>続きをよむ
その昔、龍たちと虎たちがお互いの威信をかけて全面戦争をおこないました。その結果は。
ちいちゃんが、お母さんから聞いた「雪の日にしか咲かない花」を探すお話です。
お引越しをしたらさなえちゃんに会えなくなってしまった。それで私はさなえちゃんを探しに行った。だけど、さなえちゃんには会えなかった。さなえちゃんはもう大人になっちゃったんだ。私のこといらなくなっちゃったんだ。
ちょっぴり泣き虫なてぶくろは、たった1つの『かたわれ』 を探しにでかけます。
外の世界は、小さなてぶくろが初めて見るものでいっぱいでした。冒険の結末は、さて、どうなるのでしょう。
冬の童話祭2021 『さがしもの』 参加作品です。
秋の終わりのリスさんは大忙し。
冬に食べるドングリをたくさん拾って隠します。
それはたくさん、たくさん。
それらの大半は、冬の厳しさを過ごす動物たちの美味しいご飯になります。
隠した場所は、いくつか探し出せても、春になれば春の御馳走があります。
そして、リスさんは首をかしげるのです。
あれ?なにを探していたんだっけ?
アイス大好きカンナちゃん
それはどんなアイスなのかしら
食べてみたいの、必ずね
冬童話企画参加作品です。
チカちゃんはじいちゃんと畑にお野菜を取りに行きました。
そこは……、まっしろけっけ。だいこんもはくさいもにんじんもおネギもみいんな雪の下でした。
あるところに美しいが高慢な女がおりました。女は求婚に来るものを何かと理由をつけて突っぱねていたのですか、それにはある理由があったのです。
「わたくしの、わたくしだけの王子様が、いつか見つけてくださると信じているの」
自分はきっと透明人間なんだ。
-冬童話2021参加作品-
むかしむかし。
とある村の近くに、御山さまと呼ばれる山があった。
季節を問わず獲物がとれるありがたい場所だが、その肉はすこぶる臭いが強く、まずい。
しかし例の村では、その肉を食べ、更には定期的に血をささげるという、しきたりがあった。
なんでも、古くからの約定なのだとか……。
逆さまに、前向きに、力強くどうでもよく生きている人たちのお話。
暗くなにもない世界にぽつんと家があった。
家には1人、帽子を深く被りお気に入りの椅子に座りながら本を読む男が住んでいる。
迷い込んだ少女は何をするわけでもなく、ただ男の側に座って時間が過ぎる。 そんな少女に男は気まぐれなのか物語を読み聞かせ始める。
少女は何を求めているのか、男は何を思っているのか………
一枚の写真から発想した、ものがたり。
いじめっこのサタンオオカブトの|オオ狼太<<おおろうた>>と、優等生のグラントシロカブトのグラン太の、ふたりのカブトムシにおきた事件。
母子家庭で家事をになっている12歳のひなこ。
ある日、熱にうなされ倒れたひなこに、不思議なことが起きる。
ひなこをいやす薬とは……。
とある時代のとある王様。
これは、優しき王と仲間たちの物語。
あるところに一人の天使がいました。
彼女は神様から預かった何でも書けるペンと、なんでも消せる消しゴムをもっていました。
ところがうっかり消しゴムを落としてしまい、天使は慌てて探しに空から地上に降りていきました。
消しゴムを拾ったのは一人の男の子でした。
彼はその消しゴムを使ってあるものを消してしまいました。
五歳になる和くんの子供部屋には、一匹の大きな黄色いウサギのぬいぐるみがいます。それは和君の一歳のお誕生日に、おばあちゃんがくれたものでした。和君はウサギがお気に入りで、寝る時もご飯の時もいつも一緒でした。だから、ウサギはもうすっかりくたびれて、薄汚れてしまっていたのです――
冬童話2020参加作。無事完結しました。
運び屋のケインは、愛機リトルホープ号で荷物を運びます。
届け先は、国の真ん中に大きな湖が在る王国。
1年前、獣のジーミを駆除する目的で、獣のキコを届けました。
今回は、獣のキコを駆除する目的で、獣のピョポンを届けに行きます…。
※アルファポリスにも投稿。
南国からやってきた、10人兄弟のバナナのものがたりです。
人魚姫がモチーフの作品です。
アルテナちゃんが幸せになるハッピーエンドと、これぞバッドエンドというバッドエンドをご用意いたしました。
人魚姫、皆さんも久方ぶりに読み返してみてはどうでしょうか。
なぐることがだいすきなゴブ次郎がむらのえいゆうになるまでの『いちだいすぺくとるろまんぼうけんたん』です。
魔女の血を引く者。
むかしむかし、、、ある村に、、、!
一人の魔女がいました。
その魔女は、心優しく明るい魔女です。
ココの村の者たちも、みんなこの魔女の事が大好きでした。
フィギュアスケート選手だった青井美空。亡き母親の飛ばしていたラジコン飛行機P-51マスタング“リトルレディー”と出会い、空を夢見て再び前に進み出していく。
大きな工場が解体されたことで、遠くにあるボウリング場の明かりが、部屋に直撃するようになった、学生時代のおじさん。
その明かりはスポットライトのようで、部屋にかけた制服一式に、光を集める。
翌日から、秋とは思えない暑い日が続く。
登下校以外、制服のブレザーを脱いでいい、というお達しが出たのだけど……。
冒険好きな怪獣のこどもチャロが
一本の大きな樹のまえに辿り着く。
近くにはふしぎなアーチがあって・・・
山奥の深い森の中の、人里離れたところに、小さな里がありました。
この里にはもう人は住んでいません。
みんな人の住んでいる里に出て行き、今は森の化け物たちしかいませんでした。
その里を、もぐらくんとひまわりくんは訪れました。
里から出ようと出口の橋に行くと、毛むくじゃらの化け物が一人佇んでいます。
何をしているのか尋ねると友達とお話をしていたと言います。
誰もいないと言うと、その毛むくじゃらの化け物のは地面に指を指し、その指さすところを見
ると、そこには、ここには居ないはずの少女の影がありました。
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12月25日に、みんなが唱える「メリー・クリスマス」という言葉。
その由来は、実は国を守った英雄を讃えた祝福の言葉だった。
ぼくは今日もバスを眺める。
ベランダはぼくの特等席なんだ。
―――
7月26日が幽霊の日と聞いて突発的に描いたホラーもどき。
全然怖くない怖くない。
暑い日が続きます。皆さんくれぐれも気をつけて。
さて、彼と人間が共存する未来はありうるのだろうか。
週末、お父さんが時間をかけて作った水出しコーヒー。
お父さんは、ゆっくりと飲もうと思っていましたが、みんなも大好きなコーヒーでした。
むかし、むかし。赤ずきんの荷物を狙った狼は、猟師さんによって撃ち殺されました。
むかし、むかし。虐げられたシンデレラは、フェアリー・ゴッドマザーの魔法によって舞踏会に行き、王子様と結ばれました。
これらはとある場所で語られた、とある語り部によるおとぎ話。
だったら、こんな話は知ってるかな?
赤ずきんは狼と友達になり、シンデレラは王子様以外の人と結ばれた話は…………?
今日語るのは、そんなお話。
ある美しい心を持った乙女の物語
。
さあ、物語を始めよう。物語の合図はわかっているかな?
─クリック?
─クラック!
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ある日、岩だらけの海岸で生を受けたカモメのルー。彼は生まれながらに、ひとより短い羽根と長い足をもっていた。
飛ぶことよりも、走ることを選んだカモメの話。
noteにも掲載しています
フワフワ浮いていて、愛嬌のある顔の怖くないオバケ。
しかしそれは・・・・・・
桃太郎のお話は実は勘違いだった?作者の勝手な想像から生まれた物語。
とある村の調査を任された彼は、若者だけが集って生活するその場所に疑問を持ちつつも、研究を続ける。やがて一人の娘に恋をし、20歳になると行う儀式を目の当たりにすることになる。その儀式は門外不出で、だからこそ、恐ろしいのだ。この村には、秘密がある。その秘密を知った時、彼女と彼の運命は……
寒い冬の日、少女はマッチを売っていた、それがたとえ売れなくとも……
これは一人の貧しい少女に起きた奇跡を描いた話
白雪姫は林檎を食べません。
林檎が嫌いだったから。
ではどうやって林檎を『処分』したのでしょう?
そして、小人達はどうやって白雪姫に貢献したのでしょう?
それはそんなもしものifのお話です。
おばあさんのところへ一歩足を踏み出したマッチ売りの少女。
気が付くと、そこは少女の知らない不思議な世界でした。
マッチは全然売れないし、戸惑うことばかり。
それもそのはず、少女は時を超えて21世紀に来てしまっていたのです。
むかしむかし、あるところに男が住んでいました。
男は面倒だからと、一匹の仔鹿を治療し、仔鹿もその恩を感じ、恩を返そうと頑張ります。
しかし、仔鹿は鹿であって、犬でも馬でもなく、失敗ばかりです。
果たして、コジカは恩を返すことができるのでしょうか?