それはちょっとした意趣返しのつもりだった
紫雲蓮司は長年幼馴染である鶴姫舞華に召使いのような扱いを受けていた。
社長令嬢である舞華と、その社員である親の格差をそのまま受け継ぎ、彼女の言葉に耐える日々
それに耐えられなくなった蓮司は絶縁を言
い渡すが、舞華は嫌だと縋りつき、挙句の果てに金で買収してくる始末
なけなしのプライドを刺激された蓮司は、そんな舞華にある言葉を返すのだった
―――幼馴染料金を払うなら今の関係を続けても構わない、と
そういえば、きっと愛想を尽かすと思っていた。離れていくと思っていた。
所詮金で繋がるだけの関係。これまでの年月とは相反する間柄になれば、彼女も変わると思ってた。
だけど、そうではなく
蓮司の意思に反して、舞華はその関係にのめりこんでいく。まるでホストならぬ『幼馴染狂い』のように―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-15 18:30:29
27916文字
会話率:24%
☆あらすじ
「触れた相手の超能力を特定できる超能力」『証明指向』を持つ風炉井時幾(ふろいじいく)。彼は楼流経留真(ろうるへるま)が院長を務める精神病院で精神科医として働いている。
そんな時幾の前に「焔を自分の身体から発生させる」『真空発火
』を有する患者、賀集(かしゅう)まほろとメイドの福津吹雪(ふくつふぶき)が現れる。
物理的な影響を与える超能力が存在しないこの世界において『真空発火』は前代未聞。世間に露見すれば、まほろは世界中の研究機関や軍事組織に狙われる。
そのうえまほろは、父の賀集金之助(きんのすけ)に嫌われて家族と絶縁状態になっていた。
まほろと吹雪に助けを請われる時幾。時幾は解決策が見出せなかったがまほろを放っておけず、何とかすると彼女と約束する。
楼流の助言を受け、時幾はまほろの関係者に聞き込みをしていくが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-05 18:00:00
116621文字
会話率:45%
私の夫とその両親は絶縁関係にあった。私ははじめて、彼の両親に会いに行く覚悟をきめた。
最終更新:2021-04-04 20:40:41
2182文字
会話率:44%
鑑定士のゼクスは、勇者パーティの支援職をしてきた。
だがある日、剣姫である幼馴染から非道な仕打ちを受けた上、パーティから追放されてしまう。
しかしゼクスは追放される前、生殺与奪を掌握する魔眼に目覚めていた。
そのうえ覚醒した力で助けた女性
が、なんと国の第三王女でそれ以来つきまとわれることになる。
一方でゼクスを追放した勇者パーティは、崩壊の一途を辿っていた。
これは、隠遁生活を求める自称一般人と彼を放っておかない世界を描いた物語。
※カクヨム様にてIFストーリー展開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-13 18:15:17
106505文字
会話率:41%
鑑定士のゼクスは、勇者パーティの支援職をしてきた。
だがある日、剣姫である幼馴染から非道な仕打ちを受けた上、パーティから追放されてしまう。
しかしゼクスは追放される前、生殺与奪を掌握する魔眼に目覚めていた。
そのうえ覚醒した力で助けた女性
が、なんと国の第三王女でそれ以来つきまとわれることになる。
一方でゼクスを追放した勇者パーティは、崩壊の一途を辿っていた。
これは、隠遁生活を求める自称一般人と彼を放っておかない世界を描いた物語、の序章である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-27 20:05:16
6316文字
会話率:31%
「実現の神《ルスマヒカ》」と称される魔攻開発部のレイと「絶縁の神《アマーロ》」と称される魔防開発部のノアが上司に引っ張られて、一緒に飲んだ結果。
---
アルファポリスさまにも掲載しています。
最終更新:2021-02-24 06:00:00
8590文字
会話率:6%
主人公シャルロット=アフリアは、子爵令嬢としてこの世に生を受けた。しかし、母が病気で亡くなってから家は衰退していくばかり。
父が商家の未亡人を後妻に迎え、妹と弟も増えると、シャルロットは使用人の様に扱われるようになる。
そしてシャルロット
は、婚約者まで義妹に奪われてしまった。
全てに絶望して家を飛び出したシャルロットは、偶然にも赤髪のイケメン魔法使いを拾う。
シャルロットはその魔法使いの(金の)力を借りて、自由を手に入れることに。
「私の人生は、ここから再スタートします!」
家族とは絶縁して自由に暮らそうとするシャルロット。
しかし、シャルロットを取り巻く人々は、仕返しする気満々で……。
アルファポリスでも投稿してます。(完結済み)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/839527709/923377456
カクヨムにも少しずつ投稿しています。
※感想・ブクマ・評価等ありがとうございます!
とても励みになっております。
また、誤字報告から修正してくださった読者の皆様、ありがとうございます。m(..)m
タイトル変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-08 00:01:57
120418文字
会話率:48%
不景気で都会の本社から田舎に異動になった23歳会社員、樹本有理は他人に関心ない為に友人関係は希薄で遊ぶ場所も何も無い田舎でやる事ないので昔作った通販サイト登録だけに作ったメールアドレスを削除して新しいメールアドレスを作ろうとパソコンを開くと
、『賢者様』という怪しいタイトルの迷惑メールを見つける。
魔法の使える別の世界では錬金術師は本職に劣る癖に、国から援助金を貰って国のお荷物と蔑まれ日々食べる物すら満足に食べることが出来ない国があった。そんな国に生まれた錬金術師のセフィールは、5人に1人程度の確率でスキル持ちが生まれるというスキルを持って生まれた。村で盛大に祝われたが、12歳になるまで発動しなかった為無能扱いを受け絶縁され家から追い出される。
33歳になった彼は突如スキル『賢者との交信』が発動する。
地球の女性が暇潰しに始めた厨二病だと思われる男にネットの知識を与えながら、異世界の錬金術師が与えられた知識によって世界の価値観を変えて行くお話です。
(今のところ思う気ままに始めたので間が開くことがあると思います。それと、本人ぼんやりしているので設定間違うことがあると思うのでたまに修正入ると思います。悪しからず。後、迷惑メールは返信しないのがベスト)後、カクヨムにも載せています。アルファポリスにも載せてます。でもこっちは気が向いたら更新って感じです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-01 00:50:07
153252文字
会話率:54%
山野辺良太は『リョータ』の名で活動する動画クリエイター。実の兄である人気YouTuber・カケルの右腕として活躍し、チャンネル登録者数は400万人超、お金・名声・フォロワーなどあらゆるものを10代にしてゲットしていた。しかし、ある日、最愛の
妹・姫花を人生で失い、そのことが原因でカケルと絶縁。YouTube界から突然姿を消す――それから2年が経過。失意の日々を送っていた良太のもとに間瀬杠と名乗る少女が家を訪れてくる。彼女は姫花と瓜二つの美少女で、かつて良太が返したファンレターの返事を理由に「わたしを人気YouTuberにしてください!」とプロデュースを申し出てきて……YouTuberのリアルに迫った、擬似兄妹コメディ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-26 22:32:53
120950文字
会話率:57%
一年前、魂だけが日本の女子高生と入れ替わったレティシアは、突然元の世界へと引き戻された。
しかし戻った元の身体は色々とやらかしており、婚約者からは婚約破棄を言い渡され、家からも絶縁される。
生活資金を稼ぐため町を目指す途中、旅芸団の団長を務
めるガレンと言う男に拾われるが、レティシアの前に再び元婚約者が現れ――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-09 20:36:56
93755文字
会話率:60%
冒険は終わった。
ウィルとファルは三代魔女の子孫である身分を隠し冒険者をやっていた。
身分を知っての上で受け入れてくれた仲間と共に。だが長くは続かなかった、ある戦いがきっかけでウィルとファルは三代魔女の子孫である事がバレて、二人は縁を切る事
に。
仲間が殺され、家族も失い居場所もない、その上世界のギルドのお尋ね者にまでなる。元いた王国を離れ、かつての仲間と夢見た大都市に訪れ冒険者の身分ではなく一般人として過ごすことを決めた矢先、偶然にも知った顔の女に出会った。それは母さんを討伐した大剣士の娘。
そしてまた始まった。
ウィルと彼女を取り巻く冒険が始まる。
これは復讐ではない。
生前母さんが言った言葉 ”この血に勝ちなさい、この力で世界を救いなさい”
ただ一人母の言葉を信じ、お尋ね者冒険者ウィルの”救う”物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-30 21:57:07
34789文字
会話率:46%
婚約破棄された悪役令嬢が、二丁拳銃によって物語を抹殺するお話。この作品はPIXIVでも公開する。
最終更新:2020-10-16 00:00:00
3793文字
会話率:27%
2020-05-24「Pixiv」に投稿したものを転載。
[あらすじ]
主人公に愛想をつかした恋人は、同棲生活をやめて部屋を出ていった。恋人が帰ってこないことを悟った彼は、父親の形見であるラジオのつまみを回した。すると、何事もなかったかの
ように恋人が戻ってきていた。管理栄養士を目指している恋人は昼食を用意し、二人は食卓を囲む。 会話中彼女は、主人公が自分のタイプではないことを告げる。ならばどうして付き合っているのか、と言う彼の疑問に対し、彼女は長年連れ添っていたような、なじむ感覚があるからだと答える。 主人公はその言葉に触発されるように、堰を切って話し始める。一人暮らしをする前から、アパートに住んでいた彼は外見が何もかも同じ住宅であるアパートには自分たちしか住んでいないのではないか、住人たちは自分たちには他の人間に見えるだけで、実は全員自分と同じ存在なのではないか、という思い込みを抱いていた。 それはただの妄想に過ぎないと彼女は切って捨てるも、主人公は熱に浮かされたようにしゃべり続ける。近代化、画一化が進むありかたの前には、何もかもが代用が効いてしまう。制度はもちろん、人間も同じことである。 そんな頭がおかしいような妄言を繰り返す彼に愛想をつかした彼女は、彼の説に疑問を唱える。「ならば、なぜ主人公は、なぜ自分に――恋人に固執するのか?」 主人公は答える。近代化の終点は誰も見たことがないからこそ、新たに直面する危機にどう対応していいかわからない。だからこそ、一度手に入れたものに固執する。それが一度失われてしまえばなおさらのことである。画一化によって閉塞すると、人間は逆に変化を嫌うようになる。 恋人はまたも部屋を出ていくが、主人公は笑いながらラジオのつまみを回し、再び恋人が戻ってくるのを待っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-04 00:56:50
4733文字
会話率:51%
2020-08-08「Pixiv」にて投稿した作品を転載する。
[あらすじ]「僕」はカラシニコフを持っている。標的として設定された「空の酒瓶」を頭に乗せた人間を殺すためだ。銃はどこからともなく送られてきて、標的を撃つことで報酬を得ることがで
きる。銃の扱いについては講習もあるのだが、どういう仕組みなのかは一切が謎に包まれていた。
銃はすべての市民が持っているわけではなく、学校では主人公の隣の席の女子だけが持っていた。彼女は銃を持つということを特権的に考えていて、新たな銃を購入するほどだった。
突如担任の教師が「空の酒瓶」を載せた人間になってしまい、彼女が射殺したために午後の授業は流れた。主人公は躊躇いなく標的を撃つ彼女に、銃が送られてくる理由や、仕組みについての疑問を打ち明けるが、彼女は「第三の男」を例に出し、「観覧車の上から見れば、どんな人間も点に見える。撃てば高額の賞金がもらえる無数の『点』を撃つことについて『悩む』のか」と尋ねる。
それでも制度について疑問を捨てきれない主人公は、その銃を得たであろう人々の中で、「空の酒瓶」以外を撃った人間が報道されていないという点から切り込むと、彼女は「自分がやってみたら」と主人公を唆す。
主人公は唐突に標的を切り替えて、目の前のクラスメイトを撃ち殺す。撃てば煙のように消えてしまう人間と違って、彼女はその場に倒れ伏す。彼女の死こそが、「空の酒瓶」たちの非現実的さとのアクセントになっていた。
しかし、彼女は突然何事もなかったかのように立ち上がると、主人公の両手を握って狂喜する。彼女は主人公に「現実へようこそ」と言い、主人公に地上を見下ろすように言う。
下校し始める無数の生徒たちは点には見えなかった。しかし、全員の頭の上に空の酒瓶があった。クラスメイトは「空の酒瓶を載せた人間を撃つこと」という暗黙の了解を破ったことで、主人公が現実に目覚めたと喜んでいるのだ。主人公は、咄嗟に自分の頭に手を伸ばすも、彼女と同じく自分の頭には何もないことを悟る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-03 13:41:22
4493文字
会話率:19%
『サラリーマン、高校生になる。 〜25歳サラリーマン、不可抗力で高校生に取り憑いたので社会のノウハウを活かして青春謳歌〜』の続編。
主人公鈴木高広は、ある日の放課後にヒロイン白石美穂に絶縁宣言を言い渡されていた。
どうしてこうなってしまった
のだろう。
新入生オリエンテーション。新入生部活動紹介。体育祭。
三つの催し物を送りながら、彼らの思いは揺れ動く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-05 07:00:00
103057文字
会話率:36%
100回もパーティを追放され誰とも組めなくなった落ちこぼれ錬金術師シン。
冒険者の道を諦めかけた時に出会ったのは、癖は強いが実力はSランク級の少女達だった。
「これは絶縁の呪いです」
賢者の少女に、追放される呪いを反転させられたシン。
彼
は溜まっていた経験値で『追放』のギフトを手に入れる。
その力で伝説級のポーションを作り、冒険者として認められるシン。
「これで新大陸へ渡れる!無法の新大陸なら元パーティに復讐ができるぞ!」
…だが虐げられ続けたシンは性格がねじ曲がっていた。
そんな彼を受け入れるもっとヤバいヒロイン達と共に、ざまぁしたり絆を深めたりしていくお話です。
※タイトル検討中です
旧題:101回目のパーティで真の仲間を引き当てた錬金術師は追放され過ぎて手に入れたチートスキル『追放』と最強の仲間達で新大陸を攻略します~物質分離の追放術士は復讐を諦めない~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-28 12:00:00
84305文字
会話率:41%
帝国に仕える家系に生まれた騎士の息子エディン。
彼は若くして騎士団に入ってからというもの、万年雑用係としてこき使われてきた。
わがまま姫様のお守りを任され無理難題を押し付けられる毎日。
だが悪化し続ける姫の暴君っぷりを命がけで止めたエディン
は、姫に愛想を尽かして帝国を後にする。
エディンは助けた少女とともに冒険者の才能を発揮し、万能な一流冒険者になっていく。
一方、雑用としてあらゆる仕事を押し付けられていたエディンが抜けた穴は他の誰にも埋めきれず、わがまま姫が統治する帝国は土台を失ったかのように徐々に傾いていくのだった。
雑用係だった騎士がパワハラ体質の姫を国ごと見限ったことがきっかけで、新天地の人々にどんどん真の実力が評価されていく話です。
※タイトル検討中です。
(旧題:雑用騎士は幼なじみのわがまま姫と絶縁し、Sランク冒険者として気ままに生きる)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-02 19:02:33
255969文字
会話率:37%
いびつで複雑、でもどこにでもあるような家庭環境で育ったあたしは、どこでにもあるようないびつでどうしようもない決断に迫られる。
絶縁した母との確執。
救いを求めてすがった伯母夫婦が告げる、冷たくてでもそれだけじゃない一言――
あたしがなりた
かったもの。
あたしだけの世界のシンデレラ。
思い出のお城は、幼い記憶の中にあって。
ありふれた、誰にでも訪れる日常のおはなし。
想いを受け継ぐ、小さな愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 07:00:00
6329文字
会話率:25%
【祝!日刊ハイファンタジーランキング入り!】
教会の名門司教家出身のルミラ=アルカディアは、メルノイス魔術学院を首席の成績で卒業する。
そのため将来を展望されていたルミラだったが、状況は最悪な方向へと一変してしまう。
卒業式に行われた
スキル認定式で、教会のトップであるラミエル法王猊下から、【凶禍の呪術師】という邪悪なスキルの認定を受けてしまったのだ。
そしてその日の夜、いままでの態度から急変して、父親であるルイス=アルカディアから絶縁を言い渡されてしまうルミラ。
【凶禍の呪術師】は文字通り、凶事を招き、禍いとなす呪われたスキルだ。
俺に関わった人間は、皆不幸に見舞われてしまう。
俺に幸せなんて、もはやどうやっても訪れることはない――
ルミラは絶望して、行くあてもなくふらふらと、隣接する大国まで辿り着くが――
ここから彼が本当の幸せを掴んでゆくことなど、誰も予想はできなかったのだ。
※ざまぁ展開は少し先になります。
※本当の主人公無双、ハーレム展開は二章からになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-18 12:01:04
67434文字
会話率:43%
魔王と聖女の間に産まれた王子グレイフィールは、両種族を愛する「半魔」だった。
しかし聖女が亡くなると、魔王はふたたび人間界を滅ぼそうとしはじめる。
戦争なんていやだと塔にひきこもるグレイフィールだったが――、
それをやめさせよう
とする【吸血鬼のメイド】、
かつて物置の奥にしまい込んだ【魔法の鏡の精】、
大昔に絶縁したはずの【ワーウルフの商人】、
彼らと出会うことで、かつての思いをよみがえらせる。
「そうだ、私は……人間たちと仲良くしたかったんだ」
これは人づきあいが苦手な魔王の息子が、仲間たちの助けを得て、魔道具技師として世界を救っていく物語である。
※不定期更新です。
※カクヨムにも投稿しています。
※第一章は仲間たちとの出会い&再会編、第二章からは人間界でこっそり活動編、第三章からは魔界と人間界の和睦を実現編、となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-02 22:05:11
203338文字
会話率:52%
「やっと普通の令嬢に生まれることができたわ!」
ナタリーは幾度となく悪役令嬢に転生を繰り返してきた。
そんな彼女が目を覚ますと、そこには自分とは別の悪役令嬢。ナタリーはその取り巻きであること以外、平凡なモブ令嬢に転生していた。
「ア
タシは平凡に暮らして、お友達と学園生活を送りたいの!」
すぐに悪役令嬢――ガレリアと絶縁を宣言したナタリー。
彼女は転入生のミリアと友達になり、夢にまで見た普通の学園生活を謳歌し始めるのだが……。
「泥棒猫……!」
ガレリアの嫉妬の炎は、激しく燃え盛り始めるのだった。
これはその、始まりの物語(という名の短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-22 14:15:50
4306文字
会話率:35%
俺こと、本宮 翔は、何故か周りから彼女認定された幼馴染の堀川 茜 のわがままをずっと聴き続けていた。
朝は、4時に起き、茜を起こし、茜の弁当も作り
この生活を中学1年の時から、ずっとやってきた。
なのに、茜は、それを当たり前だと思っていて、
さらに、暴言まで言ってくる始末。
もう、身も心もボロボロだ。
そんなある日、茜の一言で俺の何がプッツンと切れた
「わたしが彼女ってことに感謝しなさい!」
「なら、いいや。お前はもう幼馴染でも彼女でもない。赤の他人だ。」
と、言って絶縁したら、俺は、その日から生活が一変し、何故か、妹をはじめ、美少女たちが俺に話しかけてきました!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-27 00:51:56
27917文字
会話率:41%
凍てつく美貌と莫大な魔力から氷の魔女と呼ばれ皆に忌避されるフレヤは、両親にすら疎まれた末に絶縁されるという過去を持つ。
正式に魔術師となった彼女はなるべく目立たぬように過ごしていたが、ある日見知らぬ男からプロポーズされるという珍事が起こる。
ウルリクと名乗った男は王国軍少佐で、隣国の紛争を終結させた英雄だった。
どう考えてもおかしいと本気にしないフレヤだが、ウルリクは一向に手を引く気配がない。やがて彼の登場をきっかけに周囲との関係も変わり始め…?
無表情だけど優しい魔女×そんな彼女が好きすぎる脳筋軍人。春の雪国で巻き起こる恋と騒動のお話。
*ざまぁ要素はおまけです。
*警告なしの暴力表現あり。苦手な方はご注意下さい。
アルファポリス様にも投稿しています。
//5.29タイトル変更しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-06 13:31:40
74115文字
会話率:44%
恋愛ドラマや映画を見て、その世界が壊れていく姿を夢想するのが好きな高校一年生の内気な在川悠。平凡な日常に辟易していたある日、「大声大会」で城下優里という強気な同級生が、祭りの悪口を叫び始める。城下優里が気になり始めた在川。
高校二年生で
彼女と同じクラスになり、二人は会話を交わすようになった。楽しい時間が過ぎるが、なんでもストレートに言いすぎてしまう優里は虐められるようになり、引き篭もってしまう。心配した在川は彼女の家を度々訪ねるようになり、二人は親密な関係となっていく。他の人との会話では得られないようなことを彼女が告げるたびに、在川は彼女が好きになるのだった。
しかし冬休みに入ったある日、優里に貸していたDVDに彼女が傷をつけていたことを知り喧嘩してしまう。以後絶縁状態に。優里以外に友達も話し相手もいない在川は精神的に追い詰められ、生活は徐々に廃れていく。
高校三年生の秋には、夢と現実の区別も曖昧になっていった。ある日、優里の引きこもりが長引いている理由は、優里の言葉でメンツをつぶされた男たちが優里に毎日嫌がらせの手紙を送っていたからだと知る。優里を慰めなくてはと思い優里の家に向かうが、優里はその少し前の日、自殺していた。DVDの傷も、優里が在川に出した最後のSOSだったのだ。在川は生きる希望を無くし、自殺しようとする。
引き留めにきた母に、在川は「城下さんのところに行くんだ」と告げる。だが母は恐ろしいものを見る目で、「城下さんって誰? そんな人はいないのよ」と答えた。学校にも、近所にも、城下優里という人物は存在しなかった。城下優里は、長年引き篭もっている在川が空想のなかで作った人物で、だからこそ在川に都合のよい存在だった。
在川は狂ったように笑いながら、また一歩死へと歩みを進めるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-05 20:51:45
37321文字
会話率:45%