日比野幸(ひびのこう)は、学校の帰り道を歩いていた。
すると、女性の声が“……助けてお願いです……”と聞こえてくる。
だがその声を確認する暇もなく、自分の真下に現れた黒穴へと落ちた。
その後、幸は草原の真ん中で目覚める。
そうここは、別の世
界アルデバルドにあるセーゼルス国のココリア大草原だ。
その後、転移の直後に聞こえた女性の声について考えていた。すると、目前に一枚の紙が落ちてくる。
手紙は、女神からで【ギフトを授け忘れたから自力でなんとか頑張ってね……テヘッ(*ノω・*)テヘ♡】と書かれている。
その手紙を読み怒りを露わにした。
しかし手紙には、この世界の危機的状況が書き込まれている。それと、その他のことも記載されていたのだ。
そんなこんなで、仕方なく頼みを聞くことにする。
その後、色々と試行錯誤しながら成長していく。
そんな中で仲間と出会う。そして、仲間と更に努力を重ねていく。
これは異世界に転移させられ、不運にもギフトをもらえなかった者の物語だ。
そしてここから努力の日々が始まり、物語は幕を開ける……。
★★★★★
《小説家になろう・ノベルアッププラスにて連載》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 16:22:16
56415文字
会話率:48%
★あらすじ★
武野羽美鈴(むのう みすず)は会社の帰り、道を歩いていると、目の前に水たまりがあり立ち止まった。
そして美鈴は、昔のことを懐かしく思い出しジャンプすると、水たまりに着地する。
だが着地と同時に美鈴は、水たまりの中へと吸いこま
れていった。
そうその水たまりは水をつかさどる女神スイクラムが、自分の世界スイラジュンムに、勇者を召喚するために仕掛けておいた魔法陣だった。
水とともに美鈴は、女神スイクラムの頭上へと落下した。
女神スイクラムは、自分が魔法に失敗したにもかかわらず、怒り狂い美鈴に八つ当たりをした。そして美鈴は、とんでもない場所へと飛ばされる。
そう美鈴が飛ばされたところとは、この世界の野獣のすみかだった。
その野獣たちと、美鈴は戦うことになるが……。
そしてここから、美鈴のハチャメチャな異世界の旅が始まるのだった。
˚✩∗*゜⋆。˚✩☪︎⋆。˚✩˚✩∗*゜⋆。˚✩⋆。˚✩☪︎⋆
☆ノベルアッププラス先行連載、カクヨム、アルファポリス 掲載☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 19:00:00
130409文字
会話率:36%
*アルファポリス・カクヨム・ノベルアップ+・エブリスタ・ツギクルに連載中*
龍崎涼香(りゅうざき りょうか)は幼馴染の久瀬要(くぜ かなめ)と一緒に歩いていると、突然目の前に竜巻が発生しのみ込まれ、いつの間にか異世界ラシアリュージュにいた
。
涼香と要は歓迎されるが、この時既に、この国の王と大臣の陰謀により、涼香は龍神の生贄にされようとしていた。
このルトルシニア国では、毎年龍神の怒りを鎮める為に龍神祭を行なっていたのである。
涼香は龍神の生贄にされ、喰われそうになるが、無意識に能力が発動し、その力は涼香の中に龍神を吸収しようとした。
龍神はこのままでは自分も涼香も消滅すると言い、契約を持ちかけて来た。
それで助かる可能性があるならと涼香は龍神と契約を結んだ。
しかし、龍神を自分の中に吸収した涼香の身体は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-05 19:02:17
109519文字
会話率:38%
「今日から、この子はお前の妹だ」
背中に大きな翼を持つ鳥人族の少年、ハヤブサ。長く里を離れていた彼の父、鳥人の族長が拾ってきたのは人の子。森でさまよっていたとかで、ボッロボロのガッリガリの幼い女の子。
「人の子が、ボクの妹!?」
「この子の世話は、お前にまかせた」
父親に、無理やり人の子を押し付けられたハヤブサ。
「なんで、ボクがお世話しなくちゃいけないんだ!」
それも、よりにもよって、人の子なんて!
鳥人と人は仲が悪い。森は鳥人のもの。野は人のもの。そう太古の昔に神々が定めたのに。人は自分たちを神の末裔だとか言って、世界を自分たちのものへと作り替えていく。鳥人の森を奪っていく。
そんな、憎くて、大っきらいな人の子の世話。
イヤでイヤでしょうがないのに、人の子はハヤブサにとっても懐いて……?
「……少しだけだからな。ちゃんとお世話しないと、父さんに怒られるからな」
しぶしぶ、人の子の世話をするハヤブサ。
鳥人の兄と人の子の妹。どんだけ嫌っても、ずっと自分を慕って懐いてくる人の子。ハヤブサたちに出会う前、心を砕かれ声を失うような目に遭った人族の少女。
「メドリは、ちょっと翼をなくしただけの女の子だ」
少女に「メドリ」と名付けたハヤブサ。彼と、彼の仲間、そして他の鳥人たちも、メドリを受け入れ始めた。――けれど。
彼女が手にする薄桃色の勾玉。森に突き立てられた剣。彼女を求める人の皇子。
メドリには、なにか秘密があるようで――!?
はるか昔、神々の時代が終わり、人の時代が始まる少し前の世界の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 16:00:00
48274文字
会話率:37%
――婚約をなかったことにしてほしい。愛する人が出来たんだ。
二年も待たされた挙句、一方的に婚約解消されたエセル。
ディオン公子に、大公位とともにセットでエセルを譲られたのは、弟レオナルト公子。
「はあ!? ふざけないでよっ!!」
身勝手すぎるディオンの行為に、怒るエセル。ディオンを奪ったのは、正統派ヒロイン容姿のリリアーナ。
私、もしかして、このままいけば「悪役令嬢」ポジション!? 二人の仲を邪魔する悪者!?
冗談じゃないわ。誰が悪役になんてなってやるもんですか。
………いいじゃない。こうなったら、リベンジよ。
私を捨てたディオン公子を、思いっきり後悔させてやるっ!!
貴賤結婚!? ロマンス小説のような恋⁉ 勝手にやってろ、アホディオンッ!! アンタみたいな無責任男、こっちから願い下げよっ!!
新たな婚約相手となったレオナルトと、トコトンラブラブになって、幸せになってやるんだからっ!!
泣いて、「俺が悪かった」って土下座しても、遅いんだからねっ!!
『ポジション「悪役」になりました。~婚約破棄されても、ハピエンを目指します!!』(https://ncode.syosetu.com/n5626gh/)
その続編。
ヒーロー役(!?)レオナルトSideのお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-27 21:26:40
4817文字
会話率:5%
――婚約をなかったことにしてほしい。愛する人が出来たんだ。
二年も待たされた挙句、一方的に婚約解消されたエセル。
ディオン公子に、大公位とともにセットでエセルを譲られたのは、弟レオナルト公子。
「はあ!? ふざけないでよっ!!」
身勝手すぎるディオンの行為に、怒るエセル。ディオンを奪ったのは、正統派ヒロイン容姿のリリアーナ。
私、もしかして、このままいけば「悪役令嬢」ポジション!? 二人の仲を邪魔する悪者!?
冗談じゃないわ。誰が悪役になんてなってやるもんですか。
………いいじゃない。こうなったら、リベンジよ。
私を捨てたディオン公子を、思いっきり後悔させてやるっ!!
貴賤結婚!? ロマンス小説のような恋⁉ 勝手にやってろ、アホディオンッ!! アンタみたいな無責任男、こっちから願い下げよっ!!
新たな婚約相手となったレオナルトと、トコトンラブラブになって、幸せになってやるんだからっ!!
泣いて、「俺が悪かった」って土下座しても、遅いんだからねっ!!
※ こちらの作品は「PIXIV」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-25 21:02:07
55834文字
会話率:26%
ブラックギルド所属のサラリーマン、田中誠。
彼は探索者として世界でもトップクラスの実力を持ちながらも、田中はギルドに安月給でこき使われ、死んだ目で毎日を過ごしていた。
そんなある日、田中は会社への記録用の映像を間違って全国配信してしまう
。
田中の常識外れの力を見た視聴者たちは熱狂し、その配信には最終的に1億もの人が集まる。
一躍時の人となる田中。
彼の所属するギルドの社長はそのことにキレて彼に怒鳴り散らし、過剰なノルマを課そうとする。
それを聞いた田中は吹っ切れ、「じゃあ辞めます」とギルドを去る。
無職となった田中は、フリーのダンジョン配信者として活躍し、どんどん有名になっていく。
一方田中を追放したギルドは、彼がいなくなったことでどんどん落ちぶれていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 14:20:32
345162文字
会話率:33%
飯だから後で描くわあ!!怒
最終更新:2024-05-19 14:03:36
2162662文字
会話率:1%
魔法高等学校に入学した魔法士アルト・シュナイドは、同じく新入生である少女エミリーが男子上級生に襲われている現場に遭遇した。嫌がるエミリーを無理矢理物陰に連れ込もうとする上級生を止めるべく、アルトは間に割って入って説得を試みるも、邪魔されて
激怒した上級生は攻撃魔法を繰り出したのである。
しかし、アルトは魔法士の中でも最上級の才覚を持つS級で、上級生の魔法を簡単に打ち消して反撃し、一瞬にして相手を気絶させる事に成功した。
だが、この一件は学校内で権力を握る令嬢系生徒会長リンザローテに目撃されていて、無許可で魔法を行使したとして追放処分を言い渡されてしまう。当事者であるエミリーからの必死の訴えも虚しく、校則違反だと取り合わないリンザローテだが、アルトは機転によって校長の手助けを取り付けて一時的に退学は保留となり、処分が完全に撤回されるようリンザローテに改めて立ち向かう決意をするのであった。
S級ならば別に学校に通う必要は無いのではとも思うが、胸の内に秘めたとある夢と目標、そして約束のためにも退学になるわけにはいかないのだ。
が、リンザローテとの因縁など序の口で、闇魔法士と呼ばれる無法者の襲撃に遭ったり、暴走する魔法生物に襲われたりと、波乱万丈な学校生活が待ち受けているのであった……
果たして、アルトは無事に学校を卒業して夢へと近づけるのか? そして、彼を取り巻く恋愛事情の行く末はいかに…?
これは、一人のS級魔法士を中心とした学校系魔法ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 13:14:08
405975文字
会話率:53%
双子の姉妹であるステラ・ノヴァとエステル・ノヴァは、アストライア王国において最強クラスの退魔師である。姉ステラは遠距離攻撃を、妹エステルが近距離攻撃を得意とし、華麗なコンビネーションによって各地で猛威を振るう魔物を討伐していく。
「エス
テル、一気に敵を倒すよ!」
「ステラ姉様、私が先行して斬り込みますから援護をお願いします」
信頼し合う二人の前に魔物は蹴散らされ、王国の民達は守られてきたのだが、強大な魔女などの新手が次々と現れて大忙し。二人きりの平穏な時間を邪魔する魔物への怒りと共に、今日も戦場を駆け抜けるのであった。
行方不明の母親代わりに面倒を見てくれる祖母や、一方的にライバル視してくる金髪ツインテール少女らと関わりながらも戦いの日々を送る中、王国に更なる不穏が訪れようとしていた。大昔に絶滅したはずの魔龍の影、魔物を活性化させる何かなど……
「エステルのためにも勝つ!」
「姉様とならどこまでもイける!」
果たして、双子は大いなる脅威を討ち払い、お互いを守り合うことが出来るのか?
これは、しっかり者の姉ステラと、シスコン系妹エステルが織り成す百合ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 13:14:15
172043文字
会話率:58%
これは歴史上で一番血の似合う聖女が不死身の従者と共にいくつもの国を巡る話。
社交界の悪女と呼ばれる公爵家次女、クリスティーナ・レディングには一つの秘密があった。
それは彼女の従者リオが特殊な体質『不死身』であるということ。とはいえ、日常に
於いて従者が不死身であることなどがバレる場面などそうそう起こり得ない。
従者が『不死身』且つ自身が悪女と呼ばれる嫌われ者であること以外、至って普通の一令嬢としてクリスティーナは過ごしてきた。
しかしその日常は一変、『普通』であった彼女は『規格外』となる。
負傷した騎士へ近づいたクリスティーナは相手の傷を瞬時に癒してしまったのだ。
この世界で回復魔法を使えるのは『聖女』と呼ばれるただ一人の存在のみ。
聖女の力に目覚めたクリスティーナの日常はこの日を境に失われた。
魔物の襲撃、殺人事件、果てには皇太子暗殺未遂容疑を掛けられるという怒涛の非日常イベントを網羅したクリスティーナは、聖女であるにもかかわらず気が付いたら追放を告げられ、あれよあれよという間に国を出ることに。
国外へ逃亡したクリスティーナは聖女という立場に降り掛かろうとする厄介事を避けるべく不死身の従者と共に果てなき旅路の第一歩を踏み出した。
――ところで、どうして私は従者の生首を抱えて走っているのかしら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 12:33:05
1392621文字
会話率:32%
魔王軍最高戦力の『滅界竜』グリムワルド。しかし、彼はなかなか働こうとしません。業を煮やした四天王は、魔術で彼と幼女の身体を入れ替えてしまいました。そうやって、服従させやすい『幼女の意識を持つ竜』を手に入れようとしたのです。
◆これは、幼
女になった竜が、竜になった幼女と共にお互いの身体を取り戻すために頑張るお話です。
クセのある自分の部下に襲われても、彼のことが大好きな四天王に迫られても、幼女連れの勇者に因縁をつけられても、グリムワルド改めグリムちゃんはへこたれず進む。なぜって、その先に幼女との本当の幸せが待っているから。
泣いて叫んで怒って拗ねて。調子に乗って怒られて。それでも最後には素晴らしい結末にたどり着くのです。
◆◆ 第三部分までがプロローグです。状況はシリアス。でもどこかコメディ。徐々に本性を抑えきれなくなるグリムちゃんを、珍獣を観察するような感じで最後まで見守ってもらえると嬉しいです。◆◆
◆◆前作同様に完結させますので、よろしくお願いします◆◆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 12:27:14
244650文字
会話率:53%
アルファポリスにて、恋愛小説大賞に参加作品
(読者投票13位獲得)現在も連載中
最高ランキング、
HOTランキング・日間全小説・恋愛小説 2位
4/24現在 154 / 100,411位
恋愛小説 106 / 28,077位
htt
ps://www.alphapolis.co.jp/novel/547434934/356455574
7歳の時から婚姻契約にある我が婚約者は、どんな努力をしても私に全く関心を見せなかった。
13歳の時、寄り添った夫婦になる事を諦めた。夜会のエスコートすらしてくれなくなったから。
16歳の現在、シャンパンゴールドの人形のような可愛らしい令嬢を伴って夜会に現れ、婚約破棄すると宣う婚約者。
そちらが歩み寄ろうともせず、無視を決め込んだ挙句に、王命での婚姻契約を一方的に「破棄」ですか?
ただ素直に「解消」すればいいものを⋯⋯
婚約者との関係を諦めていた私はともかく、まわりが怒り心頭、許してはくれないようです。
恋愛らしい恋愛小説が上手く書けず、試行錯誤中なのですが、一話あたり短めにしてあるので、サクッと読めるはず? デス(。˃ ᵕ ˂。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 12:22:05
269605文字
会話率:36%
突如として異世界に召喚された鉢木 牧緒は、勇者候補として英才教育を受けることになる。
しかし魔法を使えない牧緒は国王の怒りを買い、理不尽にも国家反逆の罪で難攻不落の監獄に投獄される。
そこには、単独で世界を滅ぼし得る“終末級”の大罪人たちが
収監されていた。
元の世界に戻るべく、牧緒は知恵と行動力だけで脱獄を試みる。
彼の軌跡は世界を終焉に導くか、それとも世界を救う一助となるか――。
これは彼が【魔境の王】と呼ばれ、世界を掌握するまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 12:07:04
105095文字
会話率:26%
あるところに双子の少女がいた。
二人は水色の長い髪に金色の瞳。見た目はそっくりだったけど妹のユリアには神の祝福と呼ばれる不思議な力があった。
その力に見惚れた王子に見初められたユリアは上手くまるめこまれて連れてかれた。
姉のラナは夢で見た
泣きじゃくるユリアの姿に妹を取り戻すことを決意する。
ようやく城に忍び込めたラナはそこで変わり果てた妹の姿に驚愕し、国を出ようとユリアを連れ出す。
逃走中にとある旅芸人の人たちが隣の国に行くというので乗せてもらう。
ユリアが居なくなったことで、王子は怒り少女たちを追うことを決めた。
逃げる少女たちと追う王子たち。
王子はユリアの不思議な力を取り込んで王族の力を増やす算段だったのに逃げられてかなり苛立っていた。
一番疑わしいラナのところに行くが、とうの昔にもぬけの殻だったためにラナを指名手配するも目撃情報は全くと言っていい程得られなかった。
その最中に王子の妹の少女は崖から転落し大ケガをしたために城に戻るはめになった。
王子はなんとしてもラナに惨めな死をと躍起になって二人を探す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 12:01:07
109955文字
会話率:32%
上位冒険者シンに告白された主人公
相手がいい男過ぎて気後れするも友達にデートだけてもしてみなよと言われて行ってみることにした。行ったら行ったでめったに行くことのないダンジョンだったため相手を忘れてはしゃいでしまった。
呆れられてると反省する
主人公にシンは可愛らしいと答える。
そうやって時間を過ごす内に辺りの様子がおかしいことに気づく。
シンに戻った方がいいと言われて慌てて立ち上がって周りを見ているて遠くの方の景色がおかしいことに気が付いた。
あれは?と主人公が不思議がっているとモンスターの異常発生だとシンは慌てて主人公を抱き抱え安全そうな場所に移動させられる。君はここで待っててくれというシンに主人公はあなたも危ないと言うが冒険者だからと言われて行ってしまった。
主人公はシンの無事を祈りつつ時折聞こえる怒号と悲鳴と地響きに怯える時間を過ごした。どれくらい経ったのか分からないが怒号も悲鳴も聞こえなくなってきたので恐る恐るそこから出ると空にはいくつもの雲に向かって伸びる黒い煙におびただしい魔物の死骸にもうダメなんじゃないかと歩き回り時折聞こえてくるうめき声にビビりつつシンを探し歩いた。
そうやって歩き続け、時に怪我してる人に応急措置をしたり、人を呼んで助けたりしつつシンを探した。シンは中々見つからずあっという間に夕方になってしまいもうダメかと主人公が諦め掛けた時、いきなりたくましい腕に横から抱き締められ主人公がびっくりして腕の主の顔を見るとシンだった。主人公はシンの名前を呼びながら心配したんだと泣き出した。
完結まで予約投稿済折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 00:00:00
13655文字
会話率:46%
シュティリアは冒険者になったばかりの十四歳の少女。彼女の兄は田舎で魔力とコストだけが無駄に必要な魔素材屋を営み生計をたてているが、お客さんは殆どと言っていい程こない。お店には毎日のようなに閑古鳥が鳴くような状態。
そんなお店をどうにかしたか
ったが、シュティリアの魔力は人並みしかない。素材の解体には大量の魔力が必要になるのに。
それでも、何かしら出来るんじゃないか、少しでも兄の助けになるようにと有名な冒険者になればそこからのツテでお客さんが来るようになって欲しいと淡い期待を胸に冒険者になった。
だが、そんな日常は呆気なく崩れた。ある日、兄のところに来た客のせいで、壊れてしまっのた。
その客が言うには、兄には多額の借金があり、とてもじゃないが返しきれるような額ではなかった。
兄を連れて行って借金返済の為にタダ働きさせると言うが、シュティリアは兄と離れたくないと借金取りに頼み込んで、借金を返すのに協力する事になった。が、冒険者になったばかりのシュティリアでは返せるあてもなく途方に暮れながらもギルドに行くと、お誂えのように高額報酬の討伐依頼があった。
シュティリアはそれを受けるというが、幼馴染のノエルは止めようと説得してきた。どうしても行きたかったシュティリアは「それなら一緒に来い!」とノエルにキレて同行させる事に成功。
しばらく旅を続け、討伐対象の行方を捜し疲れ、休憩しようと焚き火をしてると討伐対象の半獣の青年ロータスが現れ戦いになる。
ロータスは半ば遊びながらの戦いだったようだったが、シュティリアたちでは全く歯が立たずにこのままでは殺されてしまうんじゃないかと恐怖していた瞬間。なんとシュティリアはロータスと隷属契約をしてしまう。
その事にロータスは激怒するものの契約のおかげで暴れるような事もなく、無事に村に帰る事が出来た。
これは兄の借金返済を!と意気込む少女とそれに無理やり付き合わさせられる半獣の青年の話。
残酷な描写ありは念の為。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-29 12:31:54
21226文字
会話率:57%
剣士がいてモンスターがいて、魔法が当たり前にある世界。迷宮都市内で、ザクロ・スプルースはのんびりと小さな薬屋を営んでいる。今日も近所の人達が、時折傷薬や飲み薬を買いにくる。あぁ、この穏やかな生活が心地いい……。え?ポーション(回復薬)?大
通りに売ってるんで、そちらでどうぞ。
細々と楽して生きたい薬師に、そうは問屋が卸さない!宝の持ち腐れ薬師が驚かれ、怒られ、時にドン引かれる忙しない日常が、悲しいかな幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 12:00:00
51121文字
会話率:35%
おさんどん女子高生とひとならざるものの、愛も状況も重めでちょっと切ない異類婚姻譚もどきの現代ファンタジーです。もしよかったらのぞいてやってください。宜しくお願い致します。
高校一年の木ノ下澄雨は、母親と幼い弟の幹也と三人暮らし。
父親を
亡くして三年、フルタイムで働く母親を支え、家事育児の一切を担い逞しく生きていた。
それなのに、年も押し迫った十二月も初めのこと。
澄雨の元に、かつて父親の葬儀に来たという見知らぬ若い男が姿を現す。
目にも鮮やかな深緋色(こきあけいろ)のスーツを身に纏ったその男は、縦に光る不思議な虹彩の挑戦的な眼差しで澄雨を眺めやる。
「あの時の、溢れんばかりだった怒りや悲しみは、まだ君の中に残っているかい?」
男はひとならざるもので、かつて交わした約束通り澄雨を迎えにきたという。
おとぎ話だ、いまさらだと澄雨は拒絶する。
父親を亡くしたばかりの心細げな女子中学生ならいざ知らず、今となっては押しも押されもせぬ、家事育児に忙しい立派なんおさんどん女子高生と化していた。
けれど、慎ましい胸の奥にわだかまる、この黒い泡はなんだろう。
澄雨の迷いを察した男は、
とある選択を持ち掛けてくるのだが。
クリスマスの夜に向かって、事態が急速に収束していく中、
雪はただ、しんしんと降りゆく――。
この作品はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 11:54:31
28920文字
会話率:40%
スーリヤ国では、貴人が死ぬとその妻も埋葬されるという風習がある。
王妃アイシャも、若くして病死した夫の亡骸と共に墓室に入る。愛する夫にお供できるのは妻として名誉であり幸せのはず──だが、墓室が閉ざされる直前に、アイシャは夫の死の真実を知
らされる。
アイシャの侍女で、夫の側室でもあったダミニが夫を裏切って毒殺していたというのだ。
信頼していたダミニの裏切りに怒り絶望し、夫を助けられなかったことを悔やみながらアイシャは息絶える。やり直したい、と強く願いながら。
そして気付くと、アイシャは十年前の夫との婚礼の席にいた。時を遡った奇跡に驚きつつも、彼女は決意する。今度こそ夫を陰謀から救い出し、共に生きるのだ、と。彼女の決意は、夫との「未来」を、国の在り方を変えることができるのか……!?
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 09:13:23
22709文字
会話率:32%
【憎しみに燃える悪女が権力を掴み国を傾ける中華復讐譚】
魁《かい》国には、外戚の禍を避けるために、皇太子の生母は必ず死を賜るという法がある。
その残酷な法により姉を殺された翠薇《すいび》は、姉の子が健やかに成長して名君になることを願っ
ていた。けれど、後宮の権力争いにより、その子までもが暗殺されてしまう。
怒りと悲しみの中で、翠薇はすべてに復讐することを決意する。魁国の法、皇帝、後宮の女たち──そのすべてに。皇后の地位も国母の栄誉も、生きながらにして手に入れることによって、法に盲従した者たちをあざ笑うのだ、と。
手始めに、翠薇は姉に似た容姿を利用して皇帝を篭絡する。あるいは皇帝の寵愛を笠に着て、あるいは野心を持つ臣下と結んで。競争相手を追い詰め、邪魔者を排除する彼女は、やがて悪女と呼ばれるようになるが──
カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 07:13:34
143171文字
会話率:28%
颯馬が入院している峯岸病院の院長先生は、ちょっと変だ。同室の陸翔と口げんかして、死ねって言ったらすごい怒られた。ほんとに死ねば良いとか思うはずないのに。夜中におかしなものを見ちゃったし、最悪だ。
夏ホラー2019参加作品です。カクヨムにも
投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-25 18:06:51
14753文字
会話率:48%
二〇XX年、世界人類の八割が突如現れた異能力者達……『魔神』によって滅ぼされた。
残った人類を救うため、政府は一人の少女を『魔神』が住まう街に派遣した。
それが私、不破夢路。
当面の目標は、魔神が世界を滅ぼすのを防ぐ事。
魔神は残酷か
つ気まぐれで、倫理観の欠片も無い。
その一方で感情豊かな面もあり、人並みの喜怒哀楽や感情表現も見せる。
その隙を衝くのが私の仕事。
彼らを徹底的に絆し、愛され、油断させ、弱点となる情報を引き出すのだ!
そのためなら、どんなにみっともない事でもやるつもりだ。
たとえそれが、八方美人を尽くした姫プレイだとしても……!
※二~三日に一度更新予定です。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-19 09:04:27
183992文字
会話率:34%
ジュリアロスの森でAIや精霊たちと、忙しくもまったりとした日々を過ごしていたヴィヴィアン。しかし精霊たちは、女神様が目覚めたと大はりきり。サンデール王国にて大号令を発してしまう。
300年ぶりに鳴りひびく「精霊の鐘」。慌てふためく王国。あげ
くに大号令の意味を取り違え、とんでもない貢ぎ物をしてしまう。
それに気づいて怒れる巫女ラナメール。知っていて何もできなかった第一王子オットー。狡猾に新天地を狙うバルダララス。そして貢ぎ物とされた第二王子ダグ──。
それぞれが、それぞれの思惑を胸にジュリアロスの森を目指し、精霊とAI、そしてヴィヴィアンを巻き込み、混沌の渦に飲まれていくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 09:00:00
11848文字
会話率:21%
二人の女神に祝福されしクルシウス大陸。その北部には魔族と呼ばれる者達の国、アルカンディア帝国がある。
長きに渡りその帝国の一角を支えて来た獣王将軍ガデラインの長女であるペルディータは魔力があっても魔法自体はからっきし。しかしその代わりに物を
自由に動かす不思議な力を持っているのだが、何故か父親からはその力を極力使わない様にと常々注意を受けていた。割と便利なのでうっかり使ってしまう事がしばしばあり、今では父親どころか専属メイドにまで怒らる始末である。
そんな彼女の夢は立ち遅れてる自国のファーマシスト(薬師)に憧れ独学で専門書や薬草を集めて勉強をしていたが、文武両道を旨とする父の教育方針で日課としてやっている剣術や多様な座学の合間にするしかなかった。
悶々と日々を過ごす十五歳のある日、嘗ての敵でもあった人族の国、マージナル王国の王立学園へ皇女殿下の名代として留学する事を打診され、国外への憧れも相まって魔族の者として初めて学園へ行く事になるのだが……。
そこで出会う聖女のルームメイトやその婚約者の王子、そしてやたらと気に掛けてくれる見覚えのある青年との学園生活が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 08:36:50
232402文字
会話率:57%
【☆書籍化☆ 角川ビーンズ文庫より1〜3巻発売中です。コミカライズ春頃連載開始予定。ありがとうございます!】
お兄様、生まれる前から大好きでした!
社畜SE雪村利奈は、乙女ゲームの悪役令嬢エカテリーナに転生した。
前世の頃から皇子より悪
役令嬢の兄アレクセイにハマっていたけど、実物はさらに素敵!そして悪役兄妹の生い立ちが可哀想すぎて泣く!
よーし破滅フラグと国の滅亡フラグを回避して、みんなで幸せになるぞー。
かくして建国以来四百年続く超名門ユールノヴァ公爵家の悪役令嬢と、口が悪くて気が強い歴女なアラサー社畜、ふたつの人格が統合。外見は上品なお嬢様、中身は怒涛のツッコミ属性。社会人の常識や歴史の知識で、多忙な兄を助けつつゲームイベントを乗り切ってゆく。
なんかそのたびに、超有能お兄様のシスコンレベルが上がっていくような。いや最初からシスコンだけど。ブラコンシスコンのラブラブ兄妹で幸せだけど。
そして、ヒロインと皇子に近づかないという破滅フラグ対策が、どんどんグダグダになってしまうのはなぜなのか。いや、二人ともいい子でいい友達だけど。けど皇子、君は私にとって破滅フラグの化身なんで……仲良くなるのはまずいんだよう。
それにしても乙女ゲームの世界と言いつつ、設定になかったことだらけ。
とにかく悪役令嬢エカテリーナは、お兄様のために頑張ります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 08:00:00
1038741文字
会話率:29%
長崎県の梅島に住む『怖がり屋さん』の千沙は、島の高校が廃校になり、止む無く長崎市内の高校へ進学、叔母である樹里の美容室2階に下宿する。初めて会う樹里は美容師以外に、失くしたものを探す『失せもの探偵』なる副業を持っていた。助手として樹里にいい
ように使われる千沙だったが、その過程で様々な人に出会い、巻き込まれ、そして自らの大きな『失せもの』に近づいて行く。様々な人生の喜怒哀楽が坂の街に交錯する探偵物語。
「おっちょこ」「しんみり」「冒険」「ほっこり」のアソートをお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 08:00:00
66148文字
会話率:63%
納屋で見つけたのは昔の軽自動車。若葉マークをパーカスが応援する、スバリストにちょっぴり嬉しい旧車物語。◎◎・・・
夏休み、母の実家に帰省した免許取りたての花梨は、納屋で古い1台の軽自動車を見つける。花梨が苦手意識を持つ厳格な祖父がかつて乗っ
ていた車だと聞くが、これならぶつけても怒られないと考えた花梨に、祖父はその車を整備し乗れるようにしてくれた。ウリボーと名付けたその車に花梨が慣れてきたころ、シルバー仲間と出掛けた祖父が怪我をしたと電話が入る。救急車が出払っているので迎えに来て欲しいと言うが、家には花梨しかいない。花梨は思い切ってウリボーで祖父を迎えに行き、その道中で祖父の意外な過去を聞く。ぐっと縮まる二人の距離を乗せて、走れ!六つ星の軽自動車。
なお、本作品は既に他サイトに掲載済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-24 08:00:00
33894文字
会話率:57%
蛇足と言うより蛇に鶏冠。
最終更新:2024-05-19 07:47:02
280文字
会話率:0%
その勢い、まさに疾風怒濤。
最終更新:2024-05-18 06:42:03
301文字
会話率:0%
人生なんて、たいていは崇高なものでもない。
雑多のなかにころがって、それでもたまに、きらりと光るなら。
そんなのが、おれかおまえの人生なら、悪くもないよ。
最終更新:2022-09-22 07:00:00
369文字
会話率:0%
とある農場で、劣悪な労働環境で働かされていたライアス・エーデルワイスには妹がいた。妹のレイニー・エーデルワイスは呪われていた。妹は周囲から憎まれ、虐げられていた。そんな世界がライアスは憎くてたまらなくて、嫌いだった。妹に襲いかかる悪意を共に
負い、反抗し、怒りを振りまいて生きてきた。そんなライアスに、呪われた子である妹は負い目を感じていた。ある日、妹はライアスの前からいなくなった。この広い国のどこから姿を消したのだ。ライアスは妹を探して旅に出る。たったひとりの家族である妹はライアスの全てだった。失うわけにはいかなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 06:22:47
75218文字
会話率:53%