W杯準決勝、A代表は前半で2点リードしました。さしものクロアチアも2戦連続で120分戦った影響があったようです。
そして後半開始時、最高の1選手は股関節をさすっています。彼もいい歳なので蓄積した疲労もあるのでしょう。
普通ならここで交代があ
ってもおかしくありません。決勝に向けて大事な彼を休養させたいですし、何よりこの試合の勝利を確実なものにしたい。
ここでハードワークできるフレッシュな選手を入れて、彼の守備をリカバーしていた選手の負担も軽くしたい。
ですが、それが出来ない監督の事情も分かります。彼の取扱いには、細心の注意を払って払いすぎるということはありません。
そして、彼は試合を決める3点目のアシストをします。流石です。今大会の彼は従来と一味違います。
メキシコ戦で得点したミドルシュートは「何で今までそれをやらなかった」です。
さすがにこれで交代でしょうと思いましたが、何もありません。
しまいには解説の方に「交代しませんね、彼。でもそれが彼なのでしょう」とまで言われる始末。
そうしている内にクロアチアの主将、モドリッチ選手が労いの拍手を受けながら下がっていきます。自身の疲れもあるでしょうが、勝敗の決したこの試合、後進に道を譲るのが普通です。
私は思います、このモドリッチのような選手がA代表にいたのなら、彼も不向きな主将の役から
解放され代表のタイトルももっと取れていたかも知れません。
結局、彼はフル出場しました。正直、この期に及んで”得点王”や”バロンドール”かと思います。
これでは以前の彼、そのままです。
そこで表題の
「史上最高の1選手は代表の為に優勝したいのか、それとも自身が最高の選手だと証明したいから優勝したいのか、どっちだ」
になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 21:52:39
10110文字
会話率:5%
私は前前世はゲームオタクの干物女として生きてきて、仕事が休みの日にはジャージを着て主にRPGのゲームに熱中してた。
ある日不慮の事故で亡くなったわけだが、次の人生はRPG好きの私としては『当たり』な人生だった。
その次の人生にあたる前世で
は聖なる力も兼ね備え沢山の魔法を扱える光の大賢者としての人生だった。
そこでは英雄の右腕として生きてきたわけだが、最後の決戦で仲間達を庇い、一身に仲間達の呪いを受け、最早チートと呼べるこの人生の幕は閉じた。
だが思いきりRPGの世界を堪能した私は心残りも無く、次の人生にもし生まれ変わるなら前回の人生の様に注目される人生ではなく穏やかに静かに暮らしたいと思いながら生まれたその先も魔法の存在する世界だが、RPGの様な世界ではなくなんと乙女ゲームの様な世界。
しかし前世の様なチート級の力は一切無くなっていて…
乙女ゲーム守備範囲外な私は本来の干物女な地味な令嬢として、魔力も一切持たないので出来損ないな令嬢として目立たずひっそりと生きていくことに心に決めたが…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-25 00:00:00
176416文字
会話率:33%
俺の名はガルト・リッシュフォード。
勇者パーティーで盾の守備役として皆を守護していた。
ある日、勇者であるグロリアスから突拍子もない発言が出た。
「お前、無能で役に立ってないから追放するわ」
その一言で俺は追放される事になった。
が、こ
のパーティーから脱げるのは俺だけでなく、白銀猫耳族の娘のマレンと勇者の従魔であるシルバーフェンリルの爺さんと万能スライムのライムも一緒に脱げる事になった。
俺の盾と恩恵スキル【守護神】の事を全く知らない彼らは後に俺達を追放した事を後悔する事になり、俺を罵り蔑む彼らは破滅のルートへとまっしぐら進む事になる。
追放された俺達は故郷である小国に戻り、ある切っ掛けで門兵の職へとつく事になり、国と家族と愛する幼馴染みの王女を守る為に最強の城壁となり、様々な脅威から守って見せるぞ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 12:00:00
29836文字
会話率:52%
これは、欠陥品と見なされた少女が希望を灯す物語。
これは、何もかも失った男が過去をかき集める物語。
異形に籠城を強いられる要塞で、連日に殺人事件が繰り返される。
勇者の妹であるクリシスは、記憶が欠如したまま要塞に戻り、その渦中に飛び込むこ
とになる。
毒舌のメイド。
単細胞の守備軍。
正体不明の冒険者。
慈悲深い見習い神官。
書斎に籠もりきる領主。
西大陸の第一次防衛戦の要である場所に、人類の未来を顧みない殺戮を繰り返す者がいる。
真実が全て明らかになる時、己の正義を掲げる者は、少女に『灰』への第一歩を踏み出させる。
SF色のダークファンタジー。ミステリもどきの第一巻・開幕折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-13 19:00:00
330338文字
会話率:27%
【毎週金曜日更新中です!】
【外伝作品『邂逅 ー神霊術少女チェルニ外伝ー』https://ncode.syosetu.com/n8600gm/ も掲載中!】
ほとんどの国民が神霊術を使うルーラ王国の、都会でも田舎でもないキュレルの街の
食堂兼宿屋〈野ばら亭〉。看板娘姉妹の妹の方、チェルニは、じつはかなりの神霊術の使い手です。
お店のお手伝いをしながら平和な毎日を送っていた彼女は、ある日、街で起きた誘拐事件解決のために、街の守備隊から協力を求められるのです。そして、そのことが彼女の運命を大きく変えて……。
王国騎士団長との邂逅を果たした彼女は、元気いっぱいのまま、予想していなかった毎日に踏み出していきます。
「羅針盤を司る神霊さん。緊急事態です。」
彼女の周りには色んな人物たちと色んな神霊さんが次々に登場して――。
八百万の神霊さんに彩られたルーラ王国の、元気に品行方正な少女チェルニと、微笑ましい家族との団結の、個性的な神霊さんとの冒険の毎日の、そしてチェルニの淡い恋のはじまり……の物語です。
◇短編として投稿させていただきました『神霊術少女チェルニ 最初の冒険』の連載版です◇折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 18:00:00
868397文字
会話率:43%
「お前達……こんな展開はどうだ?」
対象の攻撃/守備属性や外部認識を自由に変えられる超スキル持ちのランジット。
冒険者ギルド職員として悠々自適な毎日を送っていたが、150年ぶりに降臨した魔王により彼の生活は一変する。
スキルを持つランジット
のもとに、驚きの人物が相談に訪れたのだ。
☆勇者になりたいが適正無しな幼馴染の少女→属性改変で勇者候補へ。
★世界征服に興味無しの部下に舐められてるカワイイ魔王様→認識改変で恐怖の大魔王へ。
彼女たちの悩みを解決していくなかで、魔王の兄が帰還するまで時間を稼げば魔王軍と講和できることが分かる。
ランジットはこのふたりにプロレスをさせ、時間を稼ぐことを思いつく。
だが、空気の読めない魔王軍の四天王や他国の勇者候補がこぞって戦いを先に進めようとするのだ。
ランジットは世界の平和を守るため、勇者と魔王と協力し、戦いを引き延ばすのだった。
これは、レアスキル持ちのランジットが可愛いヒロイン達と共にあの手この手で時間稼ぎをする八百長英雄譚提案系コメディ!
※他サイトでも連載予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-06 16:33:09
58860文字
会話率:37%
「フェール、そなたに国境守備隊への異動を命じる!」
執事として王女に仕えてきたフェールは、国王から理不尽な理由で国境守備隊に異動させられそうになる。
「王女の頼みを聞けない」
「王女に冷たい」
成人した王女の「一緒に寝て?」なんて
頼み聞けるわけないし、迅速に仕事をこなしているだけなのに。
国境守備隊は過酷な任務として有名で、しかも国王はフェールを飼い殺しにしようとしていた。
もう我慢できない!
「今を持って辞職させていただきます」
辞表を叩きつけて王宮を飛び出したフェールは憧れだった冒険者になる。
「迷宮攻略、楽しみだな」
これは理不尽な扱いを受けた執事がブラックな王宮を飛び出し、ホワイトな冒険者生活を満喫する......はずが何故か様々な事件に巻き込まれ無自覚に人助けをする、そんなお話。
*カクヨムで先行公開しております。また、アルファポリスでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-17 18:05:40
64249文字
会話率:57%
時は大魔王時代。人間と魔王軍に分かれて生き残りをかけた戦いが行われている。魔王が魔物と共に人間を滅ぼそうとしている。そこで魔王軍を倒すべく立ち上がった者が、4人でパーティーを組み冒険をしている。攻撃をする攻撃者と、守備をする守備者でパーテイ
ーを組む。だが攻撃者のレンが加入したパーティーは全員攻撃者だった。※コメディーものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 16:42:38
4321文字
会話率:31%
気づいた時には異なる世界で王都守備隊に所属する騎士そのAとなった俺。
戦いに強い恐怖を抱きながらも、逃げに特化した力でどうにか生き残り続ける。そんな俺に上司から一つの命令が下された。それが「勇者の伝承が存在する村を見つけ出し、国の希望
として勇者を連れて来い」という命令であった。
前世で漫画やアニメを貪っていた俺は、この展開には心当たりがあった。言わば俺は勇者を迎えに行くモブ兵士の様な立場だったのだ。
もしもこのまま展開を進めてしまえば、俺は勇者の糧となって死ぬか。あるいは報われない友人キャラの二択になってしまう。普通に嫌だったが、嫌だからと命令が断れるはずも無い。
俺は伝承の存在する村に向かう。
村に辿り着けない可能性や、勇者が女性でありそれを支える存在になれる可能性。それを心の支えにどうにか村に辿り着くが、そこにいた勇者は傍にツンデレヒロインっぽいのがいるイケメンであった。
もはや高望みは死を招くだけだと理解した俺は、素敵な恋愛という夢を捨て、無事に勇者の戦いを終えることだけを目標に、それなりに頑張る。
その結果、気づかぬうちに勇者のヒロインだった人に好かれ、病ませた主人公のお話。
※病むのは少し後の予定
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-28 07:00:00
51516文字
会話率:46%
佐藤「俺は佐藤。プロ野球選手である。プロ野球選手と言っても年俸400万円の補欠選手で、なかなか試合で結果を出せずにいた。守備はレフトである。」
最終更新:2021-11-18 18:00:00
2230文字
会話率:56%
【自分の限界を超えていけ】
「ようこそ、明鈴高校女子野球部へ」
全てはこの一言から始まった。
────やっぱり野球が好き。
怪我で野球を辞めた高校生、藤崎巧は監督としてグラウンドに戻っていた。
巧が高校に入学して数日、中学時代の知
人、明鈴高校女子野球部の『大星夜空』と再会した。
「アドバイスだけでもお願い!」
「夜空さんがやればいいじゃないですか」
「私感覚派だし、明日の練習試合を見てアドバイスをくれるだけでいいから!」
「それくらいなら……」
夜空のお願いを巧は渋々引き受ける。
そして翌日、練習試合の途中で夜空はとんでもないことを言い始めた。
「監督やってみない?」
一試合限りの監督をすることとなった巧は見事勝利を収めることに成功した。
そして試合後も勧誘を受け続ける。
監督を引き受ける気のなかった巧だったが、女子野球部のしつこい勧誘にうんざりしていた。
「私たちが勝ったら監督をする。負けたら勧誘はもうしない。だから勝負してよ」
「嫌だ」
「もしかして自信ない?」
同じクラスで女子野球部の神崎司の策略(挑発)よって、今後のしつこい勧誘をしないことを条件に女子野球部と対決する。
──そして、
明鈴高校女子野球部の監督として藤崎巧はチームを導いていくこととなる。
派手なプレーとは裏腹にどこか闇を抱える全国総合力ナンバーワンワンのキャプテン、大星夜空。
怪我で野球を辞めたが、マネージャーとしてチームを支える、かつての全国ナンバーワンヒッターの本田珠姫。
県内トップクラスのピッチャーで巧にライバル心を抱く、クールで負けん気の強い瀬川伊澄。
煩くチームのムードメーカーながら繊細な守備でオールラウンダーな姉崎陽依。
地味で清楚な見た目からは予想とつかない嫌らしいリードを得意とするキャッチャーの神崎司。
高身長で豪速球を投げるがプレーはまるでど素人な豊川黒絵。
美少女だらけの明鈴高校女子野球部に巧は半ば強引に入部させられることとなる。
独特な個性を持つチームメイト、美少女の中に一人の男子。
美少女に囲まれながらハーレムとはほど遠い野球漬けの毎日。
明鈴高校女子野球部は、高校野球の全国大会、甲子園を目指す。
カクヨム、アルファポリス、ノベルアッププラスでも投稿させていただいています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-16 16:10:24
139968文字
会話率:20%
【自分の限界を超えていけ】
「ようこそ、明鈴高校女子野球部へ」
全てはこの一言から始まった。
────やっぱり野球が好き。
怪我で野球を辞めた高校生、藤崎巧は監督としてグラウンドに戻っていた。
巧が高校に入学して数日、中学時代の知
人、明鈴高校女子野球部の『大星夜空』と再会した。
「アドバイスだけでもお願い!」
「夜空さんがやればいいじゃないですか」
「私感覚派だし、明日の練習試合を見てアドバイスをくれるだけでいいから!」
「それくらいなら……」
夜空のお願いを巧は渋々引き受ける。
そして翌日、練習試合の途中で夜空はとんでもないことを言い始めた。
「監督やってみない?」
一試合限りの監督をすることとなった巧は見事勝利を収めることに成功した。
そして試合後も勧誘を受け続ける。
監督を引き受ける気のなかった巧だったが、女子野球部のしつこい勧誘にうんざりしていた。
「私たちが勝ったら監督をする。負けたら勧誘はもうしない。だから勝負してよ」
「嫌だ」
「もしかして自信ない?」
同じクラスで女子野球部の神崎司の策略(挑発)よって、今後のしつこい勧誘をしないことを条件に女子野球部と対決する。
──そして、
明鈴高校女子野球部の監督として藤崎巧はチームを導いていくこととなる。
派手なプレーとは裏腹にどこか闇を抱える全国総合力ナンバーワンワンのキャプテン、大星夜空。
怪我で野球を辞めたが、マネージャーとしてチームを支える、かつての全国ナンバーワンヒッターの本田珠姫。
県内トップクラスのピッチャーで巧にライバル心を抱く、クールで負けん気の強い瀬川伊澄。
煩くチームのムードメーカーながら繊細な守備でオールラウンダーな姉崎陽依。
地味で清楚な見た目からは予想とつかない嫌らしいリードを得意とするキャッチャーの神崎司。
高身長で豪速球を投げるがプレーはまるでど素人な豊川黒絵。
美少女だらけの明鈴高校女子野球部に巧は半ば強引に入部させられることとなる。
独特な個性を持つチームメイト、美少女の中に一人の男子。
美少女に囲まれながらハーレムとはほど遠い野球漬けの毎日。
明鈴高校女子野球部は、高校野球の全国大会、甲子園を目指す。
カクヨム、アルファポリスでも投稿させていただいています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 00:02:10
554836文字
会話率:25%
拙作『サポートキャラに悪役令嬢の魅了は効かない』https://ncode.syosetu.com/n4505eu/
と同じ世界観と言うか、近くの某国がメインの話です。
番外編のような感じでしょうか。
サポートキャラ~のキャラクターが出てき
たりもします。向こうにも出て来ます。
いい加減な親に振り回されて婚期が遅れた王女とその幼馴染たちの話になります。
基本ギャグ調です。
そんなに更新は頻度ではない予定です。良しなに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-18 08:28:03
152854文字
会話率:43%
王都守備隊に勤める少女ヒメは、不治の病に侵された妹を生き永らえさせる為、やむなく敵国のスパイに情報を売っていた。
だが、ある日、自分の流した情報が、職場の仲間たちの命を危険にさらす事を知ってしまったヒメは、なんとか事態を収拾しようとするが
……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 06:00:00
4889文字
会話率:39%
オタク女子高生、織部市夏は16歳の夏に病死した。異世界に転生した姿は、世界を滅ぼす伝説の炎竜グラナティス。炎竜を崇拝する悪の組織に育てられ、甘やかされ、わりと平和に暮らしていたが、正義の魔術師の襲撃を受け、気がつくと森のなかにひとりぼっち。
「みんなが迎えにくるまで、ひとりでやっていくしかない」魔法で人間になった市夏は、正体を隠して暮らし始める。
【二部から】衣食住のあてを探していたイチカは、国境の守備隊にもぐりこむことに成功する。この世界では魔術師は希少であるようだ。顔はいいが性格の悪いアーベル、強いが頼りにならないシュルツの元で魔法修行を始めるも、巡回任務の途中でイチカは森の精霊にさらわれてしまう。イチカの正体を知った森の精は、イチカに助けを求めてきた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-18 12:26:09
521011文字
会話率:48%
魔王を倒した(和解)した元勇者・ユメは、平和になった異世界を満喫していた。
しかしある日、風の帝王に呼び出されるといきなり『追放』を言い渡された。絶望したユメは、魔法使い、聖女、超初心者の仲間と共に、理想郷を作ることを決意。
帝国に負
けない【防衛値】を極めることにした。
信頼できる仲間と共に守備を固めていれば、どんなモンスターに襲われてもビクともしないほどに国は盤石となった。
そうしてある日、今度は魔神が復活。各地で暴れまわり、その魔の手は帝国にも襲い掛かった。すると、帝王から帝国防衛に戻れと言われた。だが、もう遅い。
すでに理想郷を築き上げたユメは、自分の国を守ることだけに全力を尽くしていく。
※旧タイトル『エンディングからはじまる【闇スキル】を極めし和解勇者の破壊と再生』のリブート小説です
※別の世界線版をカクヨム様でも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-29 01:00:00
377889文字
会話率:52%
しがないサラリーマン斉藤義房は三百匹のペット達を救助中、火事に巻き込まれて異世界へ転生していた。
モンスターテイマーの学園生、ナタク・オルナダークとして。そんな彼はモンスターと対峙する。魔物使い検定試験だ。結果はぼろ負け。
成績は最高
クラスだが、学園創立以来初の劣等生、または公爵家の失敗作と揶揄されていた。全身包帯グルグル巻きも相まって当然全学園の嫌われ者。
決して能力が低い訳ではない。修業して卓越した力が備わっていた。それでも彼が認められないのは、この世界がモンスターテイマー至上主義であるからだ。
使役出来ない者は経典によると悪魔の使い奴隷以下なのである。なので、仮にも王国四大の一角ゴルディオン公爵家二五男だが、モンスターレスというだけで生徒どころか教師にさえ人間扱いされない。
それでもナタクがここにいる理由は、ひとえに動物が好きだからだ。
だから生徒達から馬鹿にされながらもモンスター達と仲良くなることを夢見て静かに過ごしていた。
季節は冬季から春期へ入れ替わったばかりの頃、事件が勃発し始める。
純血貴族絶対主義派と名乗っている集団の暴動騒ぎだ。
神の系譜、純血ではないと、現王家に反発する分を弁えない純血派貴族達が魔物で暴動を起こす。
ほぼスーパーレアクラスで構成されていたので、使役しているテイマーの能力同期化もあって、守備兵のコモンやノーマルクラスではとても太刀打ち出来なかった。
しかし、彼らの所業が実を結ぶ事はなかった。何故なら、巷を賑わしている謎の魔物と、それを使役するダークナイトと呼ばれている謎のヒーローが暗躍しいているからだ。
そんな世間の騒動とは無縁のナタクは日々、学業以外は大抵地下のラボにいた。日課の魔物の死骸いじりだ。朝狩ってきた野生モンスターの素材となる箇所を切り取ってスキルの冷凍アイテムボックスへ保管している。
常人ならモンスターの力を使わないと出来ない狩りをナタクは単独でこなすことが出来る。
協力者白夜から研究と死霊術を伝授された。
そう、モンスターを従わせられないのなら、自分で作ればいいのだという発想のもと、魔物の素材を組み合わせて最強の人造モンスター「シルヴァーナ」を完成させる。世間を騒がしている魔物はシルヴァーナで、ダークナイトとは操縦者のナタクであった。
出来るだけ毎日更新します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-30 13:23:14
76726文字
会話率:44%
拝啓、お父様、お母様。
私、樫原鈴は異世界へと転生し、健やかな日々を過ごしております。
可愛い女神の友達と、武神の師匠と、六人の悪魔と、心優しい部下(冥界の亡霊やら幽霊やら)と共に、第二の人生を謳歌しております。
でも、少し、いやかなり、
いやめちゃくちゃ心残りがありまして、それは……
「そっちで結婚したかったあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
もう既に十二世紀と少し婚期を逃してるんですよ! こんなの行き遅れどころじゃないですよ!
カッコいい騎士様を見つけたら、強くなり過ぎたせいでそう言う目で見られないし! イケメン神父様には崇められるし! イケメンはみんな私から遠のいていく……
それでも! 私相手に気兼ねなく接してくださる方……子がいるんです!
まぁ、彼は私の主人ですが、顔は良いんですけど守備範囲外なんで頂く気はありませぬ。
ああ、誰が私を娶って下さいな!
時間軸がポンポン経過する拙い文章だとは思いますが、温かい目で見ていただけると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-16 10:26:57
30605文字
会話率:39%
俺は目が覚めると戦場で横たわっていた。
ガルム砦という小さな砦に、多数の敵国の兵が押し寄せていた。
守備隊長、副隊長も戦死したが視察に来ていた貴族の子弟が指揮をとるこことになった。
俺は参謀として戦に参戦する。
後の世に王家の槍とうたわ
れる大将軍、ガーフシャールの戦いが始まった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-19 11:57:16
214769文字
会話率:65%
昔々のそのまた昔の昔の話である。
ある二つの生物がその場で出会った。
片方は最強の名を手にし、天田の戦場を駆け回っている“堕天使“
片方は守備力が異常な、主を守るべく技術があたおかな“大天使“
両者とも敵対している関係であるが
故に、戦いが始まるのは必然であった。結果は相打ちであった。最強と最強が混じって擬空が歪むとか、矛盾理論で世界が始まりに戻る、とかそんな超次元な話ではなく、両者の最高が繰り出された結果の相打ちである。おそらく世界で最初で最後の“戦い“であったが、それがもたらした影響は戦地となった森が森たるあれをそれしていた。荒れ果て、荒れ果て、荒れ果て…一周回って満ちていた。
そんな戦いがあった昔昔の昔々、ただ死ぬだけでは終わらなかった。力があるモノ故に、自信を自身たり得るために、自身として存在したいが為に…力として濃縮された武器防具に成り下がった。訳であるが両者とも最高峰である事には揺るぎない。
昔々に遡り、勇者、蛮勇、悪魔。様々な力を求める者、未来を見つめる者、立ち上がり続ける者の手に渡り、様々な戦場を駆け回る事になる。
そう、最高峰の二つはお伽話ではなく、現実であったのだ。伝承であった。過去をなぞるかのように戦いに明け暮れる両者である。今度は当人ではなく、武器としてであるが、あったがそれでも目的が違えない両者は満足をしていた。
片方は自身の力を認めさせる事に。
片方は主に傷一つ付けさせない事に。
善人、悪人、無機物、と握られ、纏われ続けた両者であるが、何百年も争い続けるほど馬鹿ではない。それが学習する生物なのだ。
結果として、お伽話に堕ちた両者があった。
何百年、何千年と待ち待ち待ち焦がれ…ついに辛抱できなくなった。
最強は自身の意思で剣を振るい、最強度は意志に従い続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 17:12:41
14299文字
会話率:44%
バレーボール。それは、身長が高ければ高いほど有利なスポーツである。
しかしそんなバレーにも唯一高さの関係ないポジションが存在する。その名はリベロ。攻撃に参加することができない守備専門の役職だ。そして、コートに立てるのはただ一人のみ。
万年一
回戦負けの花美高校にもリベロ希望の選手が二人いた。
身長146cm、バレーに興味がなく、試合に出ることにのみこだわる高校二年生、小野塚梨々花。
身長147cm、試合に興味がなく、バレーをやることのみにこだわる高校一年生、水空環奈。
二人は共に高い実力を持つが、後輩である環奈の方がわずかに勝っていた。
梨々花と環奈の二人はたった一つのポジションを巡り、短い青春を駆け抜けていく。
これは、繋がらない二人のバレーボールの物語。
※バレーボールをテーマとしたストーリーですが、試合描写はほとんどないためバレーを知らなくても楽しむことができます。
ノベルアップ+、ノベリズムにも書いています。
twitter↓
https://twitter.com/syotikubai20折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-20 00:09:22
391849文字
会話率:47%