【オルタナティブ・青春スポーツラブコメ】開幕!
***
ーー優勝争いもできないのに、闘う意味なんてないだろ。
中学時代、バレーボールの県代表にも選ばれていたエーススパイカーの快龍(かいたつ)は、膝の怪我により満足に跳べない身体になり、
高校では勉強にのみ集中していた。
しかし高校2年の4月。新歓ムードであらゆる部活が盛り上がりを見せる中、快龍は女子バレー部のマネージャーにならないかと誘われる。
「何回負けてもいい。だけど、1回でいいから、私は勝ちたい」
キャプテンの熱意に押されて入部を決める快龍だったが、部員はたったの4人。
しかも、さっそく練習をサボる曲者だらけだった……。
「このままのんびり部活を楽しめたら、それでいい。ウチはそう思う」
「わ、私、男の人が苦手なんです!!!」
「でも、一つだけ言えるのは、あなただけが頑張っているわけじゃないし、あなただけが挫折しているわけじゃないってこと」
勝つことが全てだった快龍は、弱小部活のマネージャーとしてやっていけるのか?
優勝ではなく、たった1勝を目指す。
オルタナティブ・青春スポーツラブコメ、開幕です。
(スポーツ:3 恋愛:5 コメディ:2 くらいの割合になる予定です!)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 19:00:53
63266文字
会話率:33%
バレー選手としてオリンピックを目指すスパイカー・鷲尾翼。
高一の春に病気で男性機能を失い、選手生命をも絶たれた彼の選んだ道は…
…性転換して女子バレー選手になること。
だがそれは二年間の雌伏と、意思とは反する人生の始まりでもあった。
そん
な翼の生まれながらの相棒でセッターの鷹村広海。
相棒のためできることを模索し続けた彼は選手として人間として成長し、
…やがて翼の先んじて世界への道を歩み出すことに。
だが相棒と同じくらいバレーを愛するようになった彼は決断を迫られる。
人生をバレーに賭けるか…郷里の医療を支える兄との約束を果たすか…
そんな彼に課せられた過酷な運命とは…
彼らと仲間たちの男前な成長物語を逆説的に描くバレー小説。
現在より若者が真摯だった一昔前の昭和を舞台に、コメディーベースで軽めに描きます。
火曜日朝11時に定期掲載予定。
なお私の小説では「」は男声、『』は女声です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 11:00:00
1463554文字
会話率:33%
世界の球技人口の多さで、1・2位を争うバレーボール。そのバレーボール界の言わば底辺、『弱小ママさんバレーチーム』その監督を引き受けた、若手男子の奮闘記。
6人制バレーボールは世界的に有名だが、日本独自と言ってもいい9人制バレーボール。中で
もママさんバレーは、各地・各地域で盛んに行われている。しかしそのレベルは様々で、バレーボール経験者が多く所属している強豪チームや、チーム構成員のほとんどが家庭婦人になってからバレーボールを始めたという弱小チームなどが存在する。
どう見てもスポーツが出来るような体型ではない者、女性同士が故の諸事情、色々な環境のもと集まったチームの構成員がくりなす人間模様、勝利への思いや葛藤。
筆者が実際に『弱小ママさんバレーチーム』の監督として経験した、これらの生々しい現実を監督と言う立場から赤裸々に語った奮闘記。
法治国家に存在するのに、世間の常識などでは語れない、超法規的集団『弱小ママさんバレーチーム』。
今度は、構成員が若い(一部例外アリ)。そして子供達が小さい(未就園児多数)。
バレーボールチームなのか、園児保育教室なのか、さっぱり分からない『弱小ママさんバレーチーム』。しかし、気持ちのどこかで勝ちたいと思っていた。そこへお仲人さんの奥さんに頼まれ、断り切れずに現れた陽介が、またもや個性の強いメンバーを相手に監督を引き受け、葛藤・奮闘をもってその地区の家庭婦人連盟が開催する公式戦に挑む。
※登場人物・団体名・地域・地区名などは、全て仮称とさせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 11:32:58
91917文字
会話率:1%
世界の球技人口の多さで、1・2位を争うバレーボール。そのバレーボール界の言わば底辺、
『弱小ママさんバレーチーム』 その監督を引き受けた、若手男子の奮闘記。
6人制バレーボールは世界的に有名だが、日本独自と言ってもいい9人制バ
レーボール。中でもママさんバレーは、各地・各地域で盛んに行われている。しかしそのレベルは様々で、バレーボール経験者が多く所属している強豪チームや、チーム構成員のほとんどが家庭婦人になってからバレーボールを始めたという弱小チームなどが存在する。
どう見てもスポーツが出来るような体型ではない者、女性同士が故の諸事情、色々な環境のもと集まったチームの構成員がくりなす人間模様、勝利への思いや葛藤。
筆者が実際に『弱小ママさんバレーチーム』の監督として経験した、これらの生々しい現実を監督と言う立場から赤裸々に語った奮闘記。
法治国家に存在するのに、世間の常識などでは語れない、超法規的集団『弱小ママさんバレーチーム』。
練習や試合の後に必ず行われる『これからの時間』と称する飲み会では、バレーボール以上に力を発揮する者、家族や仕事もあるのに深夜まで飲み続ける強者が、本領を発揮する。
バレーボールチームなのか、飲み会のサークルなのか、さっぱり分からない『弱小ママさんバレーチーム』。しかし、気持ちのどこかで勝ちたいと思っていた。そこに現れた陽介が、自分より年上のメンバー、あまりにも個性の強いメンバーを相手に監督を引き受け、葛藤・奮闘をもってその地区の連盟が開催する公式戦のタイトルを全て奪取する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-30 15:20:16
727344文字
会話率:2%
全日本中学校バレーボール選手権。誰もがあの小さなボールを追いかけ、自陣のコートに落とさず、二人目の選手へと繋ぎ、スパイクの音を響かせていく。全国の頂点に立つために。誰も負けるために来たわけじゃない。勝つために。ただ、それだけを考えて試合へ
と臨んでいく。
ある年の準決勝。長野県代表の梓花(あずさばな)中学には今年注目のアタッカーがいた。全中に出るのは最後の年。中学三年生。その女子生徒は、梓花中学を優勝に導いていけるものだ、と周囲の人間たちは信じて疑わなかった。しかし、決勝を目の前にした準決勝の試合中に事故は起きた。事故だったのか、それとも今までの試合や練習による疲労の蓄積がここにきてあらわれたのかは分からない。ただ、はっきり言えることは、『今後、激しいスポーツをすることは不可能でしょう』という医師からの冷たく重い言葉だった。
そして高校へ。誰も自分のことを知らない地域へ。少しでもバレーボールというものに触れない地区で高校生活を。と考えていた女子生徒は一人の男子生徒と出会う。男性生徒と出会うことによって彼女はもう一度、否、今度は全日本バレーボール高等学校選手権で優勝を味わうために再びバレーボールと向き合うことになるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 09:10:26
100173文字
会話率:52%
バレーボール。それは、身長が高ければ高いほど有利なスポーツである。
しかしそんなバレーにも唯一高さの関係ないポジションが存在する。その名はリベロ。攻撃に参加することができない守備専門の役職だ。そして、コートに立てるのはただ一人のみ。
万年一
回戦負けの花美高校にもリベロ希望の選手が二人いた。
身長146cm、バレーに興味がなく、試合に出ることにのみこだわる高校二年生、小野塚梨々花。
身長147cm、試合に興味がなく、バレーをやることのみにこだわる高校一年生、水空環奈。
二人は共に高い実力を持つが、後輩である環奈の方がわずかに勝っていた。
梨々花と環奈の二人はたった一つのポジションを巡り、短い青春を駆け抜けていく。
これは、繋がらない二人のバレーボールの物語。
※https://ncode.syosetu.com/n9983gc/のリメイク作品です。バレーボールをテーマとしたストーリーですが、バレーを知らなくても読めるようにしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 08:11:15
128890文字
会話率:57%
かつて鎌鼬と呼ばれる超有名バレー選手だった伊達颯。しかし見知らぬ女子を車から庇ったせいで二度とスポーツができない身体になってしまう。バレーを捨てられず女子バレーボール部のマネージャーとして働く伊達だったが、酷い虐めに遭ってしまっていた。
そこに同じく超有名バレー選手の英栖オリヴィアが入学してくる。だが颯のファンだったオリヴィアは彼の置かれている現状に激昂し、入部を取りやめてしまう。
絶対的エースを失ったバレー部は許してほしいと懇願してくるが、彼らにその気はない。低身長先輩と、高身長方言後輩女子のラブコメが始まった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 08:04:20
30177文字
会話率:60%
色々わけあって立花悠司は運動能力抜群の女の子になってしまった!
女の子に突然なっても周りの環境が変化することはなく、国籍捏造その他もろもろの手段を使い、立花優莉として人生をリスタートすることになってしまった。
そんな元彼、現彼女は新た
に女子高生として高校に入学するが、そこでひょんなことからバレーボールに出会い…
※このお話は拙作『異世界を救った少年 少女になって戻ってくる』の続きの様なお話です。ただし、異世界要素はありません。また、この作品から読んでいただいても問題ない様に話を作っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 01:00:00
1023053文字
会話率:32%
※第1作はこちら→https://ncode.syosetu.com/n0433ig/
インターハイ予選での敗戦をバネに、1月開催の春高バレーでの全国制覇を目標に再始動した、琉聖たち愛知県立実里丘高校男子バレー部。
その矢先、愛知県ナンバ
ーワンの強豪校・東堂大学附属高階高校のキャプテンを兄に持つという一年生がラグビー部から転部してくる。
怪我による琉聖の戦線離脱。そして、煌我に代わってチーム1の点取り屋となるべく名乗りを上げた元ラグビー部の新メンバー・高木快の台頭。
開くばかりの実力差。噛み合わないコンビネーション。
日を追うごとに錆びついていく、少年たちの心の歯車。
誰も予想しなかった、丘高バレー部瓦解の危機が訪れる。
全国制覇という夢は幻と消えてしまうのか。
それとも。
――人とは弱い生き物です。欠けたところを補ってくれる誰かとともに歩まなければ、まっすぐ進むことすら難しい。
とある少女にかけてもらった言葉に、琉聖は大切なことに気づかされる。
――遅くなったけど、迎えに来たぞ。泥船での航海は終わりだ。
バレーボールに背を向けてしまった仲間も。
――己の技術よりもまず、仲間を信じる強い心を持て。
自信を失ってしまった仲間も。
一人じゃないと思えた時、夢への扉は何度だって開かれる。
弱小バレー部を高みへと押し上げるのは、十一人の色とりどりの個性。
一癖も二癖もある、バレーボールが大好きな少年たちが織り成す、挫折と苦難と再生を描く青春ストーリー第2作。
目指すのは、まだ誰も見たことのない景色。
※エブリスタにて同時連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 20:17:27
142795文字
会話率:35%
類い希なバレーボールセンスで『魔術師』と呼ばれた天才セッター、久慈琉聖。彼は中学時代、全国大会決勝戦での敗戦の責任を理不尽に押しつけられたことから心が折れ、バレーボールと縁を切った。
しかし、よく考えず選んで入った愛知県立実里丘高校の入
学式で、規格外のジャンプ力を持つアタッカー、佐藤煌我と出会ってしまう。この日を境に、一度途切れた琉聖のバレーボール人生が再びゆっくりと動き始める――。
「目標は全国制覇!」
そう言って譲らない超絶ポジティブアタッカー・煌我と、「バレーなんて、セッターなんてつまらない」と常に後ろ向きな琉聖。
彼ら二人と、同じ男子バレーボール部で活動する七人の仲間たちが織り成す、挫折と苦難と再生を描く青春ストーリー。
――バレーが好きなら、何度だってやり直せる。
※エブリスタ様でも同時連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 06:28:11
105846文字
会話率:42%
突然目の前に俺の孫だと名乗る女の子が現れた。
まだ俺中学生なんだけど……
「バレーボール部に入部しなさい」
中学生になり、入部する部活動を決める日。
未来から来たという俺の孫は、何故かバレー部への入部を勧める。
彼女の願いは
何なのか。
俺は彼女と、ある約束を交わす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 17:57:11
20704文字
会話率:48%
俺の名前は鳴宮快斗。
小学生の頃からバレーボールを始めて、ついには日本代表選手にまで選ばれた実績がある。
普段は、ビクトリーサンダーズという実業団チームでプレイしており、明日は因縁のライバルチーム、ホワイトウルフズとの闘いだ。
熱い想いを胸
に、遠征先の老舗旅館に泊まったまでは良いものの、起きたら俺はなんと高校生一年生に戻っていた。しかもどうやら単純に高校生に戻っただけでなく、当時と違うところがいくつもあった。最大の違いはここが超バレーボール至上主義の世界であることである。
この物語は、元日本代表選手が再び高校生になって、バレーボール至上主義の世界で、バレーボール無双していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 15:11:25
12297文字
会話率:41%
初戦突破で月曜の授業が無くなる。それだけの為に県総体を戦う普通の高校の普通のバレーボール部員の全国を目指さない物語。
最終更新:2024-05-13 04:14:11
919文字
会話率:0%
だいたい毎日20:30ごろ更新
あかり、つくよ、せいな、こゆきの4人は今日もどこかの世界に飛ばされ、ゆる〜く課題をこなす。
なにかを見つける。なにかをつくる。ゲームをクリアする。4人が出会う。ただただ場所を回る……etc
飛ばされる
世界は、現実世界やファンタジー世界、物語の中の世界など様々。ただし作りが少し雑なところもちらほら……
さて、今日の4人はどんな世界に飛ばされるでしょう……。
いーじーTASK(いーたす)プロジェクトは ”誰もが1次創作者になれるコンテンツ” がコンセプトです。
決められたルールさえ守っていれば『いーじーTASK』として発表することができます。
詳細は本編の21、22話を参照してください。
↓作者(原案者)のツイッター
https://twitter.com/sizumishizumi
↓作者(原案者)の(アニメ)ブログ
https://www.sizumi423.com/
日常 ほのぼの 可愛い 癒し 女主人公 ファンタジー 異世界 3D世界 イラストあり 挿絵あり 学校 部活 バレーボール折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 20:31:37
446824文字
会話率:59%
山月凛はテニスにおける圧倒的なセンスで中3という若さでユースに選ばれ世代ナンバーワンの呼び声も高かった。しかし病に倒れたことで高校2年時に突然辞めざるを得なくなる。それからというもの、世界から色が消えてしまいぼんやりとした生活をすごす。そう
して退屈な日々を送る彼女はなんとなく入った大学でバレーボールに出会いーーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 19:33:41
1341文字
会話率:59%
高校生同士のBL。
放課後、人気のない調理実習室で昼寝をしていた男子高校生が、押しの強い先輩に強引にお菓子研究会に入らされる話。
無気力な後輩×明るくて押しの強い先輩 のイメージ。
攻め視点です。
※本文で、主人公がバーレーボールをやりた
がらない描写がありますが、長身の方がやっていそうなスポーツとしてなんとなく選んだだけで、バレーボールを貶める意図はありません。
ご不快に思われましたら申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 17:00:00
13621文字
会話率:59%
今の思考や感覚のまま、過去のトラウマと向き合ったらどうなるんだろう…?
そんな話を、妄想力全開で書いていきたいと思ってます〜〜。
あらすじ
30歳を迎えた、みずほ台・鶴瀬・鶴ヶ島の3人は久々に集まってお酒を飲む。
肴はバレーボールの試合、
3人が揃う最後のインターハイ予選の映像。
今は違う環境で生きている3人だが、昔の自身を観て、忘れていた感情が一つまた一つと浮かびあがる。
共有できていたもの、ずっと心に秘めていたもの――。
あの時の僕らは、漠然とした、転がるように変化する感情の中で闘っていた。
ネットを挟んだ相手とも、自分を動かす心とも――。
夜も深まり、陶然とし始める頃……3人はふとこんな事を考える。
「今の思考や経験を得た自分たちが、モニターに映るあの頃の僕らだったら――?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 18:34:40
33137文字
会話率:27%
〈ポエマー〉とからかわれている内気な高校生・幸谷正孝は、二年に進級して早々、学校を辞めたいと思いながら、一人校舎裏で昼食を食べる場所を探していた。その時偶然にも、〈魔女〉とあだ名されている同級生・佐藤愛美が気まぐれに放ったバレーボールが、正
孝にぶつかってしまう。その偶然の接点から、愛美は、他の男子とは少し違う正孝に興味を持ち始めるが、内気で敏感で、考えすぎる性質の正孝は、愛美の本意が解らず、警戒してしまう。繊細系男子と魔女系女子、不思議な二人のラブストーリー。(毎日7時と17時に更新します)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 11:01:30
184988文字
会話率:41%
中学二年生の私は、冬休みが終わっても学校に行かないことに決めた。
聞こえてくるクラスメイトの嬌声は、全然きれいな色合いじゃないから。
先生は意地悪だし、体育のバレーボールでミスをすると舌打ちをされたりもする。
勉強なら、家でもできるもの。
――そんな時、私は一人の女性と出会った。撫子色の、かわいくて優しい美月さんに。
カクヨムでも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 22:38:53
10000文字
会話率:61%
伝統校同士による運動部の対抗戦、定期戦。
【下高】で開催された大一番に【海高】バレー部のエースアタッカーとして出場した「俺」は、最終セット終盤、対戦校【下高】のセッター「奴」の無気力プレーに憤慨し、周りの反対も聞かず無理な交代を申し出て、
試合から去ってしまう。
無理な交代をしたことで、監督から反省を命じられた「俺」は、【海高】に戻され体育館内の部室で一人、部員達の帰りを待つことに。まんじりともせず待ち続ける「俺」の前に現れたのは、【海高】バレー部のキャプテンの若菜だった。若菜は「奴」を伴って帰って来ていた。「俺」の行動に納得がいかず、どうしても直接会って確かめたいことがあるという。
無人の体育館で対峙した「俺」と「奴」は激しく互いを罵り合う。そこで「奴」の語る無気力プレーの真相を聞き「俺」は愕然とする。実はそのプレーは、「奴」の無気力プレーではなく、「俺」の最高のプレーだったというのだ。一方で「奴」は「俺」が試合から去ったことに責任を感じ、謝罪しようとするが、「俺」に一喝され二人のわだかまりは解消する。
わだかまりは解消されたものの、自らの勝手な行動で、周りに迷惑をかけたことに落ち込む「俺」。
そんな「俺」を心配してくれた人達に、張り詰めていたものをぷっつりと切られてしまう話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 07:42:29
29300文字
会話率:41%
バレーボール。それは18m×9mのコートの中で6人vs6人、計18人が自コートにボールを落とさないように必死になって繋ぐスポーツ。言葉にすれば単純なようでその実、とても複雑で奥深く底が見えない面白いスポーツ。これはそんなバレーボールに挑む才
能に恵まれなかった1人の少年の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-08 16:04:47
5803文字
会話率:36%
全国制覇を狙う強豪女子バレーボール部のセッター、
八坂 紫乃(17歳)は、全国大会の準決勝中、不慮の事故に遭う。
気を失い、目が覚めた場所は、体育館とも日本ともまるで違う異世界の王城で…。
魔王討伐の為、聖女召喚されたもののスキルは誰も聞い
た事が無い【トス】のみ。召喚失敗と城を追い出された彼女だったが…?
どんな時にも冷静沈着、クールなセッター紫乃と、落ちこぼれ勇者パーティーがおりなすダンジョン攻略劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 14:35:00
399文字
会話率:20%
街下座 草まちかざ くさは15歳の男子高校生であり、運動神経は平均をやや下回る。学力も学年240人中50位、趣味は音楽と読書、文学部に所属していて、アルバイトはやっていない。絵に描いたようなごく平凡な学生である。
草は、クリスマス前の雪の
降る恵比寿駅でサンタクロースの格好でバイト中のクラスメイト、女子バレーボール部のエースにして運動はもちろん、勉学も優秀。ただし対応が冷たいあまり友達がいない。冷徹の女王(笑)、貧畑喜多《ひわたきた》と出会う。
観察眼に優れた草は彼女の異変に気づき、こんなところで何をしているのか問いただすが、口を閉ざす喜多。そこで喜多は草にゲームの挑戦を持ちかける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 21:16:11
3031文字
会話率:22%