光属性の聖女である主人公、エステルは、あろうことか毒属性も持っており、作る料理は全て毒物に変わってしまうという特性を持っていた。
彼女の作る料理は、不思議なことに味は美味いが、大量に食べると死に至る劇物である。
しかし神殿の意向でエステル本
人には毒属性を知らされておらず、戦後の貧しい国民のため、神殿が行う施しのため炊き出しに参加していた。
実は彼女の料理は、喰うとネズミや魔物さえも死ぬと言われており、そのことから、彼女の料理はネズミ除け、魔物除けの効果を持つと評判になっていた。
そんなある時、神殿にエステルの婚約者である第二王子レナルドが現れる。
彼はエステルに次の来賓を迎えた晩餐会で料理を振る舞ってほしいと言い出す。
晩餐会の主賓は、友好国である隣国の若き皇帝ガルリア。
自分が王になりたいレナルドは、皇帝をエステルの作る毒料理で暗殺して帝国の領土を自分の手中に収め、それを戦果として王に成り上がろうと考えていた。
そんな企みなど知らず、王城で厨房を借りることになったエステル。
しかし、料理を作っている最中に、レナルドと男爵令嬢の逢引現場を目撃してしまい、レナルドからは「面白みのない女と彼女は違う。お前とは婚約破棄して、彼女と結婚する。お前は愛妾にでもしてやろう」と言い出す。
それでも、自分に与えられた仕事を全うしようと、純粋に皇帝をもてなすために腕を振るうエステル。
そして晩餐会、普通の人間ならば美味いと言って食べた数秒後に腹痛を訴え始めるのだが、皇帝ガルリアは一切それがなく、なんとエステルの料理を完食して…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 08:33:50
32703文字
会話率:39%
アラサー独身OLの長瀬は、ある日の仕事終わりに、憧れの上司である島田課長に食事に誘われる。
突然の僥倖に舞い上がる長瀬。
しかも食事の最中に、課長から「大事な話がある」と言われ、心臓の高鳴りは最高潮に――!
が、次の瞬間、飲酒運転で暴走した
トラックが店内に突っ込んで来て、長瀬は命を落としてしまった――。
かに見えたが、その直後なんと長瀬は『学園に咲く一輪の薔薇』という乙女ゲーの悪役令嬢である、エステルに転生していたのだった。
しかも長瀬と同時に死んだ島田課長も、エステルの婚約者であるカーティス王子に転生したことが発覚。
このままゲームの通りにシナリオが進めば、エステルの断罪エンドは避けられない。
果たして二人は、ゲームシナリオという絶対的な運命を変えることはできるのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-15 21:06:57
8455文字
会話率:41%
電子書籍配信記念
『バッドエンド確定なので死亡偽装&亡命したら攻略キャラが壊れたそうです~悪役令嬢はオネエ系魔王と悠々自適を満喫します~』タイトル変更『バッドエンド確定したけど悪役令嬢はオネエ系魔王に愛されながら悠々自適を満喫します』のスピ
ンオフ作品です。
主人公視点のエステルからからアリスに変わるので、今回は短編枠としてシリーズとして投稿しました( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
悪役令嬢のエステルは、転生者であり乙女ゲーム《歌姫の終幕の夜が明けるまで》通称《ウタアケ》のプレイ記憶が残っていた。断罪イベントとなる婚約破棄はシナリオ展開通りに進んだので死んだように偽装をして、隣国ノードリヒト国に亡命。シリーズ3のラスボスとなる元魔王ギルフォードとのんびり悠々自適生活の最中にヒロイン3と出会ったあとのお話です。
エステルと出会ったことでシリーズ3の最悪な未来を回避したアリスだったが、生活環境が一変し、自分が何をすべきか考え、元悪役令嬢だったエステルに相談したら……。
ほのぼの後日談。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 19:16:47
13578文字
会話率:55%
「エステル、君とは結婚できない。僕は──真実の愛に目覚めてしまった!」
(うわぁ……。公衆の面前で礼節と品格に欠ける行動を王子が本当に言うのかと思ったけれど、一字一句間違いなく言い切ったわ、この馬鹿王子)
悪役令嬢のエステルは、転生者で
あり乙女ゲーム《歌姫の終幕の夜が明けるまで》通称《ウタアケ》のプレイ記憶が残っていた。断罪イベントとなる婚約破棄はシナリオ展開通りに進んだので死んだように偽装をして、隣国ノードリヒト国に亡命。シリーズ3のラスボスとなる元魔王ギルフォードとのんびり悠々自適生活となるのだが……。
「(ルームシェアだって思っていたけれどこれって同棲なんじゃ!? ど、どうしよう。色々順番をすっ飛ばしているような。でもでも一目惚れで、異性として好きだっていきなり言ったら迷惑よね)……こ、これからよろしく、魔王ギルフォード。ううん、ギル!」
「(外見だけじゃなくて、可愛いもの好きとか趣味が一緒だし、とっても好みなのだけれど、私のことなんて絶対に恋愛対象外よね。でもこの同棲を機に異性として見てもらうようにすれば……!)ええ、よろしく。元悪役令嬢のエステル」
お互いに異性として好きなのだが、今の生活を崩したくなく一歩踏み出せない。甘々両片思い同棲。そこにシリーズ2、3の攻略キャラたちが現れ、エステルの素晴らしさにヒロイン3までも……。
その一方、ハイヒメル大国ではエステルが死亡フラグ回避のためにしてきた『料理』や『大手商業ギルドへの納品』がストップしたことで攻略キャラたちにも異変が……。
※R15は保険。※ざまあ要素あり。※両片思いの甘々ほのぼの(?)甘々展開のハッピーエンドです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-07 19:15:16
144091文字
会話率:46%
国王付きの近衛騎士であるオーウェンは、修道女見習いのエステルに恋をしていた。
恋心を内に秘めていたオーウェンだったが、相棒の近衛騎士ハロルドに気づかれてしまう。
ハロルドは「応援してやってもいいし」と話していたが、彼とエステルの間に親密
さを感じ取ったオーウェンの心は穏やかでいられない。
おまけに想い人のエステルは職業柄、誰にでも笑顔を向けて、優しさを振りまいてしまうものだから、執着心の強いオーウェンは気が気ではなくて……。
「少しずつ外堀を埋めて、僕から逃げられないようにする」
そんな作戦を立ててエステルに近づく男を遠ざけつつ、彼女との仲を深めていくオーウェン。
さらに親密になってから想いを告げるつもりだったオーウェンだが、とある事件をきっかけにエステルを泣かしてしまい……思いがけず遠回しな告白をしてしまう。
恋愛脳ではないエステルにオーウェンの告白が届いたのか怪しいが、返事は数日後、お菓子のプレゼントとともにということになり――
執着強めな王国騎士と、特別な人を作ることをおそれるワケアリ修道女見習いの、ハッピーエンドなラブストーリー!
長岡更紗さま主催の「騎士コンビと恋愛企画」参加作品です。
▶アマゾナイトノベルズ様より2023年6月に発売した電子書籍『鈍感な王妃と不器用な国王』のスピンオフのお話です。
▶単体でも読めます。
▶2023年7月18日に2巻が配信されるため、記念の小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 22:31:26
61048文字
会話率:28%
王弟派の粛清が進むフロレンス国。
その一派だった父と継母や異母妹は隣国へ亡命した。
だが、嫁ぎ先から離縁されて実家に出戻っていたエステルはぎっくり腰を発症したために屋敷に置いていかれる。
一緒に残った亡兄の妻である義姉のマリーと共に政府の
追及を受けることを覚悟した。
だが、到着した騎士隊には……。
上記作品の主人公が後にした国の話で、ほぼ関連性がありませんので単独でお読みいただいても差し障りないようになっています。
この作品は、以前別名義の時に『春先の迷い子』というタイトルで投稿した作品を大幅に加筆修正して再投稿したものにになります。
この作品は「カクヨム」にも投稿しています。
1話1500字〜2000字前後、全7話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 12:15:28
14649文字
会話率:25%
新宿占術師シリーズの最新作。
最終更新:2023-09-01 01:15:19
67699文字
会話率:49%
目が合うと魂を食われる――田舎街ダナエに暮らす常闇の魔女キーラは、人々から忌み嫌われていたが、そんな噂もなんのその。一日中陽の光が差し込まない常闇の森の奥深くで、死霊(ファントム)の使用人オリビン、スフェン、メルリの三人と、人語を話す猫エ
ステルと共に楽しく暮らしていた。
そんなキーラの穏やかで仄暗い生活を一変させたのは、その美貌から山のように縁談が持ち込まれるも全て「興味がない」と断る変わり者の領主ノア・グランフェルト伯爵だった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 23:08:23
116066文字
会話率:55%
不思議なダンジョンでレベルアップ? 魅力上げたらモテモテになれますか?
大学生のユウタはちょっと頭の弱いアホな男の子。
ある日、同じ授業を受けるパリピに彼女を紹介して貰えることになった。
遂に彼女が出来るのかと喜ぶユウタは待ち合わせ場所で
一人の美女と出逢うが、何故かフラれてしまった。
己の魅力が足りないのかと枕を濡らして寝たその夜、ユウタは不思議な夢を見た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 00:00:00
459910文字
会話率:46%
大学に通う主人公の薫は、突如として鑑定能力を手に入れた!
まさにラノベに出てくるような鑑定能力だ!……と期待していたが、ちょっと違ったようです。
でもこの鑑定には、予知能力が付いていたのだ。
これを使って成り上がる!……のは無理そうなので、
可愛い美人な後輩と幸せになりたいと思います。
カクヨム、アルファポリスにも掲載しています。
R18作品ですが、ノクターンにも別作品がありますので良かったらどうぞ。
『女性だらけの世界に迷い込んだショタが、年上のお姉さん達に色々されてドロドロに溶かされるまで』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-24 05:00:00
335410文字
会話率:48%
エステリア王国は春、夏、秋の三季を持つ国で、広大な平野は黄金の穀物と彩り鮮やかな果実で埋め尽くされ、木々が微風に揺れ、花の香りと鳥の歌声が自然の調和を奏でている。その中心に位置する城内では、護衛騎士団の団長であるクレア・マリンスと副団長のリ
ネル・ナンドが毎日剣術の練習に励んでいる。
そこに、15歳の若き王女アルテミスとその側近ゼファーが会議に向かう途中、2人の練習を見かける。彼らは訓練中のクレアとリネルに話しかけ、クレアの剣士としての誇りと使命感を再確認する。しかし、アルテミスが2人の練習を見て使命感を再確認するのは、会議前の日課だった。そして、アルテミスが会議に向かった後、クレアとリネルは遠くの空に赤い閃光を確認する。彼らは国を守る使命をますます感じざるを得なかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 04:08:14
20513文字
会話率:19%
溺愛したいけど溺愛できない!筋肉イケメン御曹司のジリジリ愛とぽやぽやぽっちゃり女子のなかなか交わらない恋の行方。
***
25歳の誕生日に痩せようと決意した白井優里はジム『stone』に通い始め、そこで長身イケメン会員の柳田昴に出会う。
柳
田はイケメンというだけでなく、白井が理想とする筋肉を持ち、女性会員にも大モテ。
しかし、柳田はそんな女性方をさし置いて、ぽっちゃり系の白井に声をかけてきて。
最初は嬉しく浮かれていた白井だったが、柳田のあまりの手のかけように、自分を気にかけてくれるのは、何かの意図があるのだろうか? と、少しずつ疑問を持つようになる。
御曹司がゆえ、恋に失望してしまっている柳田の、溺愛したいけど溺愛できないジレジレな恋と、ぽやぽや素直な白井の迷走する恋の行方は?
***
お読みいただければ幸いです。
他サイトさんにも投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 10:38:55
75709文字
会話率:47%
「悪女エステル・オブラン。俺と結婚しろ」
初対面で美貌の侯爵に言い放たれた言葉、二つ返事のお父様、夜会に引きずり出されただけの引きこもり魔法陣オタクのこの私。
……はて、悪女とは?ちょっと、お父様?妹が私の名を騙ってたって何ですか?離縁さ
れたら私の研究資料が燃える!?って冗談じゃない!!
悪女じゃないと離縁イコールお宝(研究資料)焼却と思い込んだ主人公と、冷遇する気で悪女を求めたら何か変なのが来ちゃった侯爵の話。
書き溜めは7話くらいまで。全体はそんなに長くない予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 12:00:00
166358文字
会話率:40%
※こちらは【俺と婚約者は悪役カップル!】の続編となります。読まずとも楽しんでいただけると思いますが、気になる方は下記のURLからどうぞ。
https://ncode.syosetu.com/n2319gs/
『マリンフィールドの悪魔』
その通り名を聞いただけで泣く子も黙るどころか震え上がる。その悪魔は視線だけで国を支配し、怒りに任せて国を大陸ごと沈め、再生不可能なほど破壊したほどの脅威な力を持っている。そして何より、魔法で一番難しいと言われる創造魔法の使い手であることに、人は恐怖を隠せない。
そんな『マリンフィールドの悪魔』ことメレディス・アクア・マリンフィールドは乙女ゲーム『支配者の恋人』の悪役。『海の虐殺者』と呼ばれた凶悪王子の末路は死刑ではなく無期懲役という名の奴隷落ちだった。そんな未来から逃れるために奮闘し、悪役令嬢のエステル・シャーメと結ばれ、多くの仲間達に囲まれて幸せの道を無事掴んだ。さあ後はシナリオ終了の卒業式までのんびり過ごすだけ・・・かと思ったら。魔女アンロッドが時間を巻き戻した影響に多くの人が被害に遭っているらしい。
魔女アンロッドがまだこの世にいるのなら、それを完全に消すのが悪役の務めだよな!そしてこの世に知らしめよう。海の支配者、大悪党メレディス・アクア・マリンフィールドってな!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 07:00:00
20229文字
会話率:47%
留学先で銃乱射事件に巻き込まれた大学生---それが大国の王子、メレディス・アクア・マリンフィールドの前世である。七歳の時、お披露目会当日に前世の記憶を思い出した彼は、自分が生きている世界が『支配者の恋人』という乙女ゲームがもとの恋愛小説の舞
台だったことに気付く。自分は将来『海の虐殺者』と呼ばれる凶悪王子だ。主人公たちの敵である自分の末路は死刑ではなく無期懲役という名の奴隷落ち。転生先の未来がお先真っ暗なんて嫌だ!何としてでも破滅回避してやる!そのためには悪役令嬢のエステル・シャーメを惚れさせる!彼女なんてできたことなかったけどな!!
一方、悪役令嬢エステル・シャーメは十八歳から逆行転生していた。「わたくしに釣り合う男はメレディスしかいません!今度は真っ当に長寿してメレディスと幸せになりますわ!!」
※「逆行転生」とありますが、主人公ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 23:00:00
369921文字
会話率:49%
これは、最弱のステラファイターとは真逆の視点から描かれたストーリー。
プリエステ族のヴァルゴは、トキシア族を浄化するのが目的のステラファイター。でもトキシア族は復活を繰り返すたびに強くなる。トキシア族が居なくなる方法はあるのか…?
最終更新:2023-07-14 10:49:18
733文字
会話率:50%
!この小説は、以前投稿した小説の修正版です。
!説明不足なところ、矛盾しているところなどを直しています。
!ストーリーは同じです。
「私はウィザードのエステル・ドゥ・ビューリー、今日からあなたの主人よ」
……いつの間にか異世界に迷い込み、
奴隷にされてしまった青山健。そんなどん底の彼を買ったのは、魔法使いのかわいらしい少女だった。彼女は健の事情を知り、今度の仕事がうまくいけば奴隷から解放してもよいと約束してくれるのだが、果たして彼は、無事に奴隷から解放され、元の世界に戻ることができるのだろうか? (まじめだけどちょっとエッチな主人公と、美女・美少女バウンティハンター達が織り成す、笑いあり、涙あり、バトルあり、お色気あり、な物語です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 15:17:57
377367文字
会話率:27%
「私はウィザードのエステル・ドゥ・ビューリー、今日からあなたの主人よ」 ……いつの間にか異世界に迷い込み、奴隷にされてしまった青山健。そんなどん底の彼を買ったのは、魔法使いのかわいらしい少女だった。彼女は健の事情を知り、今度の仕事がうまくい
けば奴隷から解放してもよいと約束してくれるのだが、果たして彼は、無事に奴隷から解放され、元の世界に戻ることができるのだろうか? (まじめだけどちょっとエッチな主人公と、美女・美少女バウンティハンター達が織り成す、笑いあり、涙あり、バトルあり、お色気あり、な物語です。)
【2015年7月30日完結】 ……でも、少しずつおかしな箇所は修正してます><
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-30 23:06:53
370316文字
会話率:28%
『私はもう、必要ないのですね。』━
公爵令嬢であるエステル・ラクルテルは、婚約者であり、シラク王国王太子でもあるシャルロ・シラクを見ながら感じていた。
何故なら、シャルロの隣には別の令嬢が寄り添っているのだから‥‥
これは『淑女の鑑』と称
される程の公爵令嬢と、そんな婚約者を愛して止まない王太子のすれ違いの物語。
※乙女ゲームの悪役令嬢だとエステルは知りませんし、悪役令嬢の前世の記憶が蘇った系でもありません。
※本編に『乙女ゲーム』『悪役令嬢』の要素を匂わす表現は出てきません。
後々、別視点という形で表現する予定です。
(本編3話+別視点の予定。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 22:00:00
20819文字
会話率:54%
エステル・フォルカーは伯爵家の長女だ。だが、母を病気で亡くしてからというもの、使用人よりも低い扱いを受けている。
母の教えを守っていたエステルだったけれど、形見のネックレスを奪われたことで我慢していた感情が爆発して、家を飛び出してしまう。
あてもなく彷徨って辿り着いたのは、街の外にある森のなかでも一際大きな木の根元。そこでの出会いが、エステルの運命を変えていく。
タイトル回収するのは少し先です。
キーワードは話を進めると増えていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 19:00:00
284368文字
会話率:46%
山間の村で暮らすエステラには、勇者に憧れるセルヒオという幼馴染がいた。子供みたいな夢なんていい加減諦めろと思っていた所、聖女が現れてセルヒオは勇者に選ばれる。そして何故かエステラは魔界へと拉致されてしまう。勇者が魔王を倒しに来る為の人質と
説明されても、エステラには理解が出来ない。しかも人質の割には賓客待遇で――?
複雑な事情を抱える魔王と冷めている村娘の交流、時々勇者一行の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 21:27:47
97225文字
会話率:64%
大聖女ルクレーシャが王宮から追放された。
その報せに国中は動揺したが、錬金術師であるエステラにとっては別に驚くようなことでもない。
王都上空を魔物が飛び交っていようが、どこぞの村が魔物に襲われて壊滅しようが、やっぱりエステラは気にしない。
「あ、エステラじゃん。おかえりー」
「ただいま。なんかルーちゃん宛てに出頭命令がきてるけどどうする?」
「なに、あたしがここにいるってもうバレてんの?」
我が道をいく天才錬金術師と、史上もっともガラの悪い大聖女。
そんな二人を中心として、ノースライド王国で起きたとある一連の騒動と、その結末までの物語。
※恋愛要素は無きにしも非ずな程度。
※ざまぁ・復讐等の要素は一切ございませんので、それでも大丈夫という方のみお進みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-29 19:29:54
157198文字
会話率:51%
エステル・ド・リールは稀代の悪女だった。王妃という立場にあるにもかかわらず、隣国と内通し、両親のリール公爵夫妻と共に国家転覆を企てたのだ。また、彼女の姉がフェリクス王太子と婚約解消となり、公爵家から除籍される原因となった毒殺未遂も、エステル
の自作自演であることが判明した。その罪を問われ、廃妃とされた上で、エステルは処刑された。刑の執行からしばらくたったある日、夫であったフェリクス王の元へ一通の手紙が届く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 23:18:24
4001文字
会話率:1%
クエストを生業とする職業。それはホープと呼ばれている。エステル・ハートはホープとしてクエストを実行中、偶然遭遇した芋虫のような巨大な怪物に重傷を負わされた。彼女は脊髄を損傷して下半身不随となり、ホープを引退せざるを得なくなる。
ホープ
を引退することになり失意のどん底にいたエステル。そこに国軍大佐ウォルト・ウッドマンが現れた。そして彼女はウッドマン大佐からとある少女を紹介されて――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 19:00:00
117809文字
会話率:55%