フロスティア王国の侯爵令嬢ネージュは、早くに母を亡くし、使用人たちからも冷たく当たられていた。
頼りの父は多忙で、ほとんど顔を合わせることもできない。
周囲からの評判は『陰気なブサイク令嬢』
しかも婚約者は「お前が醜いのが悪い!!」と言い放
ち、堂々と浮気。
そんな彼女の唯一の慰めは物語の世界――のはずだった。
だがある日、婚約者に殴られそうになった瞬間、前世の記憶がよみがえる。
そして、かつて"空想の友達"だったはずの存在が目の前に――。
「大丈夫、もう何も怖くないよ」
彼はただの空想ではなく、大地を司る強大な精霊!?
しかも、彼の力を目覚めさせたということは……
「お前はこれで大聖女というわけだ」
「ちょ、ちょっと待って!? 」
突然の聖女認定に戸惑うネージュ。
さらに、「君は美しい」と称える隣国アヴァリア皇国の皇太子まで現れて――?
虐げられてきた少女が運命を切り開き、
聖女としての使命と、少しずつ近づく初めての恋に心を揺らす物語。
恋愛パートに入るまで少し話数があります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 08:00:00
13277文字
会話率:29%
剣と魔法のファンタジー世界アモルトエリス。
その世界の唯一神エリスの友人に認められた者は地球から転移させられ、皆から聖女さまと呼ばれる。
容姿が女の子に見えることを理由に男女問わずにいじめられていた|天《そら》はある日、聖女として異
世界に転移してしまう。
聖女さまは通例で聖女学園に通うものらしく……
「僕、男なんですけど……」
※不定期更新です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 00:04:01
1663610文字
会話率:53%
麗しくも不良な王子様と添い寝をすべく、私ルナはキングサイズベッドを前に、気絶しそうなほど緊張しております。ひょんな事故から私の夢見る特技が王子様にバレてしまい、宮廷に夢使いとして招致されたのです。王子様は幼少の頃から、恐ろしい悪夢に悩まされ
ているご様子。僭越ながら、私が王子萌えの力を以て、悪夢を退治してみせましょう。これは姉妹格差が酷いおちこぼれ聖女の、夢中のサクセス物語で御座います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 20:09:21
147724文字
会話率:41%
聖女が最初に産んだ女の子は12歳になったときに母親と同じく聖女の力に目覚める。しかしジャクリーン・ビューティにはその力がなく、なんと妹が数百年に一人現れる大聖女だった。
ジャクリーンは家族から愛され、聖女ではなくても大事にされていた。
その愛に応えるために空回りしながらも奮闘する、大聖女の姉の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 18:00:00
491819文字
会話率:62%
その憂鬱は、どこからが憂鬱だったのか。
それは、きっかけさえあれば変わるのだと、そう思った。
この世の端っこ。
海の最果てと呼ばれるその場所には、辿り着くには航路が無いと言われている、ある小さな島があった。
その島にあるタナマ村で生まれ
たアルネは、小さな頃から周りとは違う違和感を感じていた。
そして、その日。
アルネは ’おネエさん’ を拾った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
このおネエさんとの出会いが、今後の人生を大きく変えることとなる。
この世界の揺らぎ、均衡を保つために彼女は今決意する。
そして、その為に探す事となる様々な種族達との出会いが、アルネを成長させていく。
大聖女としての力も想いも、この世界の為に…そして、自身のために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 17:35:31
409497文字
会話率:46%
二十年前、ネームルア国を支配しようと魔女が現れた。その魔女を封印したのは大聖女ドロシア=ウィンズレットだった───。
そして、今は亡きドロシアの一人娘である『マナ』は、王宮で聖女として働いている。
偉大なる母と比べられ、いつしか『落ちこぼ
れ』と言われてしまう。そんな時に助けてくれていたのが、ネームルア国の若き王、フェアラートだった。
急に新しい聖女が来ることになったと、マナは王宮聖女をクビにさせられてしまう。
さらにはフェアラートの裏の顔を知ってしまいマナは愕然とする。
そして現れた魔女に王宮は混乱するも、マナの力は及ばす被害が拡大していく。
マナは強く願った。みんなを助けたいと。
すると、現れたのは一人の悪魔だった。その悪魔は契約を持ちかける。
聖女として悪魔と契約なんてしてたまるか、そう思うマナだったが─────。
※以前投稿した「落ちこぼれと呼ばれた聖女は召喚した悪魔と契約を結んでしまいました」の内容を一部変更、加筆修正したものになります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 17:31:41
110427文字
会話率:27%
大聖女のリーズは婚約者の王太子にどんなに邪険に扱われても、受け入れていた。というのもこの婚約は、彼女が願ってしまったあることが原因だったから。
ある日王太子は、『リーズは大聖女の力を失った』と汚名を着せて、追放を言い渡す。
するとリーズの幼
馴染で聖騎士のスヴェンが怒りを爆発させて――
(こちらの作品は、氷雨そら先生主催の「愛が重いヒーロー企画」参加作品です)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 12:00:00
10609文字
会話率:28%
私は大聖女の三華月。
ハーレム・一夫多妻が男の夢だか知りませんが、気持ち悪いので成敗させて頂きます。
成り上がりですか。でも、あなたの成り上がりは、真っ黒けっけの腹黒ですよね。だから、私に成敗されて当然なのです。
大聖女の私を踏み台して、成
り上るのもやめてもらいますか。気分悪いので、もちろん成敗しますよ。
もふもふ、俺最強も、他で勝手にやってて下さいよ。でも、その行為って、最強レベルの自己中心的な我ままなんですよ。あなたに、こびへつらう者以外からは、大大大迷惑なのです。だから、大聖女の私が成敗するに決まっているじゃないですか。
もう遅い?追放されるまで、俺だけの超絶スキルに気が付かなかったって、そんな事信じられませんね。最初から追放されて、ざまぁ、成り上がりするつもりだったのでは無いですか?そのあなたの道楽に巻き込まれた人の身にもなって下さいよ。もちもん、私が、そんな悪党はぶっ潰しますよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 02:14:16
595408文字
会話率:27%
聖女の印《三日月型の痣》を持って産まれたララ・エールは、産まれてすぐに神殿に入り、立派な聖女になるための厳しい修行をしながら育ってきた。そして17歳で正式に聖女に就任すると、国の更なる繁栄の為に聖女としての役割を全うしていた。
ララが聖女と
なって半年後、皇太子セドリックの婚約者で、何かと悪い噂の絶えない侯爵令嬢ヴィクトリア・サンプトンが突然大聖女の力に目覚めた。聖女の力を遥かに凌駕する強大な力を持つ大聖女の出現に、聖女であるララは自分の存在意義を失いかけていた。
そんな時、生まれつき体が弱く15歳にして余命僅かだと言うダニエル王子との婚約が決まったララ。自分の運命を受け入れて強く生きるダニエル王子に惹かれたララは、最後まで彼の側で支えようと心に決める。
ところが、セドリックと新婚旅行中のヴィクトリアが聖女の力を求めている隣国エトルリアの領主に誘拐されてしまい、エトルリア領主はヴィクトリアを返す代わりにララをエトルリアの聖女として引き渡すよう要求した。
国王の命令でエトルリアに移住する事になったララは、行かないでほしいと泣いて縋るダニエル王子に別れを告げて産まれ育った国を出た。
エトルリアでの生活は新鮮で思いの外楽しく、ララは聖女としての自信を取り戻し充実した日々を送っていた。
エトルリアでの生活にも慣れ、そろそろ家庭を持ちたいと思っていたララの元へ、すっかり丈夫な体になり医者から余命宣告を取り消されたダニエル王子が現れて──。
国の事情で一度は引き裂かれてしまった二人が、もう一度恋をやり直すお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 01:21:57
71104文字
会話率:31%
見習い聖女として神殿で働いていた伯爵令嬢リリィは、偽聖女として断罪される。異母妹と浮気していた婚約者も、神殿の大聖女も庇ってくれないまま、リリィは貴族ではなく平民として追放された。
森まで逃げてきたリリィは、騎士に襲われる。危ないところを
美しい狼に助けられた彼女は、病に倒れたという森の番人の代理を務めることに。
定期的に森に現れる客人の悩みを解決するうちに、働きづめだった神殿やひとりぼっちだった実家よりも今の暮らしを心地よく感じ始めるリリィ。そんな彼女の元に婚約破棄したはずの婚約者が復縁を求めてやってきて……。
真面目でちょっとお人好しなヒロインと、訳ありヒーローの恋物語。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 20:01:28
54380文字
会話率:60%
聖女シンディは、恋人だった王太子とともに口うるさい令嬢を断罪しようとするが逆に断罪返しをされ、辺境での巡礼の旅に出ることになった。
シンディの監視役は、美しいが毒舌でおねぇ口調な神官レイノルド。すぐに楽な方に逃げようとするシンディをしごい
てくる厳格な神官だ。
口喧嘩をしつつも仲良くなっていく二人。やがて功績が認められた聖女は、王都への帰還を許されるが、彼女は大聖女になんてなりたくないと言い募る。実は旅を続けるうちに、シンディはレイノルドに好意を抱くようになっていて……。
元気で明るく一途で素直なヒロインと、美しいが口が悪い可愛いもの大好きなヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 20:03:06
7999文字
会話率:65%
リヴィア・ヴァルキュールは、聖女の称号を持つ。母親は大聖女、父親は大魔法使い。
勇者クラスと謳われるほどのパーティからクビを通告されたリヴィアは、落ち込みつつ仕事を探して冒険者ギルドへ相談に行く。
すると、回復役としてパーティに加わっ
てほしいとダークエルフの少年に頼まれた。
臨時で組んだシルバーランクの冒険者パーティと、フェンリルの森に行くとーーーー?
(アルファポリス、カクヨムにも掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 06:03:26
33618文字
会話率:38%
剣術が好き!剣を捨てろとかあり得ない!!
そう駄々をこねていた伯爵令嬢のアリシアは、頭を打った事で前世の記憶が蘇った。なんと前世は全属性使いとも言われる大聖女様。500年経った今でも語り継がれる奇跡を起こした人物だった。
でも文明レベルは前
世と変わらずで魔法は劣化!?こうなったら前世からの夢である騎士、いやせっかくなら剣聖を目指して、一緒に快適な生活も手にしてあげる!でも大聖女様とバレたら剣の道は難しそうだから、バレないように頑張ります!!
果たしてアリシアは前世の正体がバレずに剣聖になれるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 16:26:55
348330文字
会話率:35%
《120年純潔を貫いて大往生したはずの大聖女(恋愛経験値0)が恋バナ好きな神サマの道楽で【稀代の悪女】に転生させられ、好感度マイナススタートで恋をさせられる話》
元聖女が妙にプロ意識高いせいで全く恋が始まらないすったもんだ浄化系悪女ラブコ
メです。
※アルファポリスさんで先行投稿&重複投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 16:21:25
145763文字
会話率:40%
『大聖女はなぜ魔力を失い、姿を消したのか……』
聖女の施す結界が届く範囲が一つの国。それぞれの国は結界城壁で守られ、その入口には月門――げつもん――があり、次に太陽神殿へと続き、その二つを越えてやっと入国できる。
月門には魔力を持つ聖女と
その候補生達が暮らし、外にはびこる魔物達から城郭国家を守っている。そして太陽神殿では、同じく魔力を持つ神官たちが聖なる魔法で人々の怪我や病気を治癒し、魔法種と呼ばれる子供を生み出す力を、選ばれし女達へと注ぐ。
魔法種の女は純潔を誓って聖女となり、国の為に命懸けで魔物と戦う。魔法種の男は神官となり、魔法種存続のための種馬とされた。
どちらにせよ、聖女も神官も称号を与えられた奴隷だった。
二年前、ハイガーデン王国の大聖女が力を失った。聖女が力を失うのは男と交わった時。大聖女の力が失われた結果、ハイガーデン王国周辺だけ魔物の数が急増した。そのおかげで人々の暮らしはより一層脅威にさらされることになる。国を守る事を放棄し、色に狂って純潔の誓いを破った売女と人々に罵られた大聖女は、その後姿を消す。
大聖女を叔母に持つガートルードは、大好きだった叔母を探す為旅に出る事を決意。そして、謎の男クライヴと神官シンクレアとの出会いによって、かつて叔母に止められた月門へ入ることになってしまった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 16:12:24
58438文字
会話率:48%
ファリス帝国の皇后で『元』大聖女でもあるミルドレッド。彼女の夢は豊かなセカンドライフ。夫であり皇帝のオズワルドを連れて山奥に引っ込みたいところだが、進捗が思わしくない。それなら——と、準備だけ早々に始めてみたら、これが想像以上に面白くて。皇
后業にも張り合いを感じるようになった。完全リタイアかセミリタイアか?最後に選ぶのはどちらの道?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 11:38:24
2872文字
会話率:53%
ファリス帝国の皇后で『元』大聖女でもあるミルドレッド。彼女の夢は豊かなセカンドライフ。夫であり皇帝のオズワルドを連れて山奥に引っ込みたいところだが、進捗が思わしくない。それなら——と、準備だけ早々に始めてみたら、これが想像以上に面白くて。皇
后業にも張り合いを感じるようになった。完全リタイアかセミリタイアか?最後に選ぶのはどちらの道?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 21:37:09
2882文字
会話率:53%
ロゼールは前世も前々世も、大聖女と呼ばれる存在だった。
聖女になったあとは孤独に苦しみ、前世では自殺してしまったので、
現世では絶対聖女にならないと誓う。
しかし聖女の中でも大聖女は世界に1人いるかくらいの非常に珍しい存在。
大聖女がいな
ければ世界は瘴気に覆われ、人々は病に苦しみ、人類は滅亡する。
すでに滅亡秒読みとなっているクローレン王国、
そして世界はロゼールを求めていた。
※精神疾患のような描写、自殺、女性の同性愛が含まれます。苦手な方はご注意ください
※数ヶ月の短期連載です。【本編】【蛇足】の2部構成です
※話の区切り方の都合上、各話で文字数に大きなばらつきがあります
※過呼吸に対して袋を使用するシーンがございますが、現実でやると命の危険に繋がる可能性もありますので十分ご注意ください
※カクヨムとの並行投稿になりますが、更新サイクルは異なりますのでご了承ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 20:00:00
128043文字
会話率:48%
魔法が繁栄をもたらした魔法大国の聖女として崇められ、強い魔法使いだったアスランは、ある日隣国の『普通の人間』たちに処刑されてしまう。
しかし、死んだはずのアスランはある日目を覚ます。
目覚めたのはアスランを処刑した国、ミンス王国だった。ア
スランは100年後のミンス王国の王女アリスとして生まれ変わってしまう。戸惑うアリスの前には優しい両親に自分を大切に扱ってくれる兄と弟。
自分を処刑した国の人々の温かさに触れ、100年前に一体何があったのかを調べ始める。それをきっかけに祖国であるアリアード帝国の戦争計画に気づいてしまい…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 20:58:34
12511文字
会話率:54%
魔族と天使が支配権を争う地上で、人類はその存在を虐げられられてきた。
魔族に殺されてしまった少女は、大聖女と呼ばれる女性に2度目の命と彼女の特殊な力の一部を与えられた。
人類の救済を条件に。
大聖女が力を託したのは12人。前世
の記憶をもつ少女アリスは、残りの11人を探すため旅にでる。
これは、前世の記憶をもつ少女と仲間たちの、人類の存亡をめぐる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 17:45:13
114723文字
会話率:57%
レオン・スパークスはポスティリオン(操縦手)という職業柄、パーティーに参加することも出来ずに日々その日暮らしを重ねる底辺冒険者だ。
王都に移り住んでから約五年が経つも特に目的もなく、上がり目もなく、十八歳になってもこれといって代り映えの
無い毎日を送っていたある日。
帝国に予告無き焼き討ちによって失った故郷の村の唯一の生き残りである幼馴染達と誓い合った【再会の日】が迫っていることに気が付いたレオンは己の惨状を今更ながらに嘆く羽目に。
そうして迎えた誓いの日。
故郷、家族、人生、未来、全てを奪われた恨みと憎しみを胸に、のちにその繋がりや生き残りであることを知られようにするためそれぞれが一切の関係を絶ち、五年後に復讐の戦いへと挑むべく自己研鑽を続けた幼馴染達は誰もがあの頃とは大きく違っていた。
A級冒険者となった頼りになる兄貴分。
|大聖女《プリエステス》として教会の頂点に君臨してしまっていた皆のお姉ちゃん。
里において最強の称号である【精霊騎士】の肩書を手にした生真面目エルフ。
賞金稼ぎとして名を馳せる身体能力お化けな不良獣人少女。
隣国の宰相補佐にまで上り詰めた弟分。
貴族の屋敷で働いていたはずが護身術や暗器術まで身に着け戦闘メイドと化してになっている妹分。
自分がただの底辺冒険者だとは言い出せない空気のまま、そんなトンデモ軍団は帝国への復讐のためにパーティーを組むことになってしまった上に全会一致の推薦によって暗く辛い過去を記憶の底に押し殺して生きて来たレオンは自分達の人生を狂わせた帝国への復讐を目的とする冒険者パーティー【紅蓮】のリーダーになってしまうのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 14:39:09
73242文字
会話率:42%
ナイトレイ子爵家でひっそりと暮らす、落ちこぼれ聖女リズベットは、先の大戦で心を病んだ英雄、第一王子レオナルドの専属医に任命されてしまう。
(大聖女様でも治せないのに、自分にどうしろと)
リズベットはそう思ったが、王命を断れるはずもなく、
仕方なく彼の元へ赴くことに。するとそこには、廃人同然のレオナルドの姿があった。
彼から向けられるのは、殺気と拒絶。
しかし、リズベットはそんなこと全く意に介さず、彼を治すために奮闘する。献身的に尽くしていくにつれ、彼は次第に心を取り戻していくが、同時にリズベットに愛を傾けるように。
(王族と結ばれるなどあってはならないわ。断らなきゃ)
彼の愛を嬉しく思うも、リズベットにはどうしても素性を隠し、静かに暮らさなければならない理由があった。
※全41話+幕間2話(全話執筆済みです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 19:14:14
123168文字
会話率:35%