地面に頭をぶつけた拍子に、私は前世の記憶を取り戻した。それは、他力本願をモットーに生きていた、無職独身アラサー女の記憶だ。
現状を確認してみると、今世の私が生きているのは危険なファンタジー異世界で、自分の身体は幼気な六歳児だと判明。しか
も、社会的地位が不安定な孤児だった。
前世は日本で生まれ育ち、親の脛を齧って生きていた私には、なんとも厳しい現状……。更に悪いことは重なり、今世の私の身体には『虫一匹殺せない』という縛りが設けられていた。
人を襲う魔物、凶悪な犯罪者、国家間の戦争──様々な暴力が渦巻く異世界で、か弱い私は生きていけるのか……!?
幸いにも、魔物使いの才能があったから、そこに活路を見出したけど……私って、生まれ変わっても他力本願がモットーみたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 16:10:00
525500文字
会話率:33%
異世界から地球へ魔物が現れるようになり、200年が経った。
魔物は人類の兵器では太刀打ちできず、同じ時に現れた異能を使う少女……魔法少女たちの手によって、人類は守られていた。
そんな中、世界初男の身でありながら、魔法少女の才能に目覚
めた少年、神楽井継武。
理想の自分に変身できると知った継武は、深夜テンションによって『超絶美少女』に変身することを願う。
願いによって念願の美少女になったが、あまり目立つことはしたくない継武。周りに悟られないよう、魔物との戦いも最小限に留めていた。
が、ある日。魔法少女配信者の1人のライブ配信に映り込んでしまい、『可愛すぎる魔法少女』として大バズり。
更に継武の力は、歴史上最強レベルの力を有しており、世界がその力に注目する。
容姿端麗、慈愛の心、最強の力。
全てを併せ持つ継武は、いつしか人々は『クイーン』と呼び、崇められることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 16:05:03
1711文字
会話率:24%
地球にダンジョンが現れて300年。
ダンジョンが日常に浸透した世界でダンジョン攻略配信と言うのが、一大コンテンツとして世界中に広がっていた。
しかし、ダンジョン内には危険が付き物。
仕掛けられた罠。
過酷な環境。
地球には有り得
ない生物、魔物。
そして……人間。
それらの危険から能力者たちを遠ざけ、守る。
それが彼ら──ダンジョン警備員である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 22:30:30
172032文字
会話率:52%
テイマーという職業は、魔物をテイムし、使い魔として使うことの出来る職業。
それがテイマー。
それが、主人公コハクの天職である。
ただコハクは、普通の魔物をテイムすることが出来ない。
そのため【無能】のレッテルを貼られ、どこのギ
ルドでも【門前払い】されていた。
しかし彼は、ある特殊な魔物だけテイム出来る特異体質だった。
強力だがこの世で最も数が少なく、人前には姿を現すことのない幻の種族。
幻獣種《ファンタズマ》。
それが彼のテイム出来る唯一の魔物であり──彼は幻獣種《ファンタズマ》に愛される【聖なる魂】の持ち主だった。
ターコライズ王国の全てのギルドで【門前払い】を受けたコハクは、他国に移住することを決意する。
すると、そのことを知ったターコライズ王国に集っていた幻獣種《ファンタズマ》も、コハクについて移住を決意した。
王国で神として崇められていた幻獣種《ファンタズマ》も。
英雄に力を与えていた幻獣種《ファンタズマ》も。
王国を守護していた幻獣種《ファンタズマ》も。
その数、千にも及ぶ幻獣種《ファンタズマ》が一斉にターコライズ王国を離れた。
そのせいで、経済力も武力も一気に衰退するターコライズ王国。
しかし彼らは知らない。
それが1人の少年が移住したことで起こった悲劇であることを。
少年の力を理解しようとせず、少年を【門前払い】したツケであることを。
彼らは破滅への道を歩んでいることを……この時はまだ、誰も知らなかった。
◆◆◆◆◆
2021年1月14日 日間ランキング10位
2021年1月16日 日間ランキング8位
2021年1月21日 100万PV達成折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-15 21:16:52
358596文字
会話率:43%
毒舌を売りにして芸能界で活躍できる様になった。
元々はアイドルとしてデビューしたが、ヒラヒラの衣装や可愛い仕草も得意じゃ無かった。
バラエティーの仕事を貰って、毒舌でキャラを作ったらこれがハマり役で世間からのウケも良くとんとん拍子で有名人に
なれた。
だが、自宅に帰ると玄関に見知らぬ男性が立っていて私に近づくと静かにナイフで私を刺した。
突然の事で、怖くて動けない私は何度も刺されて意識を失った。
主人公の時田香澄は殺されてしまう。
気がつくとダンジョンの最下層にポイズンキラーとい魔物に転生する。
自分の現象を知りショックを受けるが、その部屋の主であるリトラの助言により地上を目指す。
ダンジョンの中で進化を繰り返して強くなり、人間の冒険者達が襲われている所に出くわす。
1人の女性冒険者が死んでいた。
スキルの完全擬態を使いその女性に成り切り地上に出ていく。
魔物でありながら、擬態を使って人間としても生きようとする主人公の運命は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 16:01:27
128818文字
会話率:25%
人々が魔物や魔族と殺し合う過酷な世界。この世界では生存競争が日常であり、優れた「魔法」と「戦闘技術」が求められている。
そんな世界で指折りの栄華を誇るヴァルシア王国には、多くの魔法使いや戦士が存在する。その理由は、かつて王の命によって設立
された「セイクリッド学院」にある。この学院は国の安寧を守るために創設され、数多くの強者が輩出されている。
2年間の鍛錬を経て、多くの者が聖騎士の称号を手に入れる。しかし、その中でもほんのひと握りが王の側近である「ライトサイド」の一員に選ばれることがあり、それはとても栄誉である。
それを目指す者の中に主人公(セオン・クレスト)もいた。セオンは魔力は多いが、魔法の才能に恵まれず、未だに魔法を使うことができず、常に自らの力不足を感じていた。
それでも亡き父の夢を叶えるため、生まれ育った小さな村と愛する母を守るため、セオンは学院に入学し、ライトサイドを目指す。
だが、ある出来事をきっかけにセオンの前世の記憶が「回帰」し、全てが変わる―――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 16:01:07
29333文字
会話率:46%
僕の実家は王国の侯爵家。
三男なので適度なスキルで気ままに暮らす予定だ。
そんな僕が10歳の開化の儀で|能力板《スキルボード》を授かったら、クラスが『大盗賊』だって。さすがに父ちゃんも激怒して家を追い出されたとさ。
たどり着いた街でパーテ
ィに誘われるも戦力外でさようなら。
スキルも覚えず能力値もオール1の僕ができるのは薬草採取だけ。
採取中でも魔物に襲われボロボロになり、店先で落ちてる果物を手にすると、冤罪で捕まって牢屋で迂闊だったと反省する。
次の日には「もう来るんじゃないぞ!」と送り出されたけど…
大盗賊ってなんだろね?
そんな侘しさを抱えた僕の冒険譚。
------------------------------------------------------------
4/8、9は16時、18時、20時の3話づつ更新。
10、11、12は16時更新。
13、14も16時、18時、20時の3話づつ更新。
以後、毎日16時更新、土日は16時、18時の2話づつ更新。
ストック状況によっては追加更新あるかもなのでブックマークいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 16:00:00
168111文字
会話率:34%
≫ 侯爵家の三男だけど能力板には大盗賊って出ちゃいました。
https://ncode.syosetu.com/n7409iu/
各章毎のまとめとなります。
各章の最終話が投稿された1時間後に投稿される予定です。
補完が必要な事項があれ
ばコメントに頂ければと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 15:00:00
17622文字
会話率:4%
僕は大川猛流(おおかわたける)。
我ながら大人しい性格で平凡な毎日を送っていた。
ある日のホームルーム。先生が教室を出ると教室全体が光に包まれた。
そしてクラス転移した先は王城の広間。
そして目の前には髭を蓄えたガタイの良い王様、美しい
王妃様、そしてかわいらしい姫だった。
「魔物を倒し、世界を救ってほしい」
王のそんな願いで償還されたこのクラスは、お決まりのステータスという声と共に、自分のスキルに一喜一憂するのだった。
そしてスキル『超回復』を得た僕は、同席していたA級パーティ『遥かな頂き』に一人だけスカウトをされたのだ。
「君のスキルはきっと俺たちの助けになる!一緒に世界を救おう!」
そんな言葉に胸を躍らせ、冒険を重ねていた僕は、攻撃手段がないためレベルもスキルレベルも上がらないので、ずっと回復は自分にだけ。
役立たずと国に戻った際にはいじめられ、王からは指名した手前とりあえずは最初の目的のドラゴン討伐までは帯同するように命令された。
そして『遥かな頂き』の面々も渋々了承した。
そして険しい火山地帯の先にいる火竜を僕以外のメンバーが総力を挙げて討伐した。
みんなぼろぼろの状態ではあったが、喜びに満ちていた。
僕が回復できたらいいのに・・・そんなことを思っていたら、僕の体がふわりと浮いた。
まさかの胴上げ?僕は役に立たなかったのに・・・そんなことも思ったが嬉しさに涙がこみ上げ・・・
そしてそのまま僕は落下していった。
慌てて周りを見ると下にはボコボコとしたマグマが見える。
「はーやっとスッキリする!役立たずにまで褒賞を分けことになるんなら、さすがに我慢できねーからな!」
「討伐の末に犠牲になったとかうまくいっとくから!」
「安心して死ねよーー!」
そんな言葉が聞こえる中、僕は・・・数十メートルはあろう火口を落下し、そのままマグマに身を焼かれた。
全身が焼けただれる激しい痛みの中、僕は焦燥感にかられ、ただただお荷物になっていた自分を思い返していた。
「でも・・・それでも僕は・・・さすがに切れてもいいですかね?」
そんなつぶやきが、マグマに焼かれ消し炭のようになる僕の最後の言葉になった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 20:00:00
168855文字
会話率:42%
魔王様のお悩み相談室…
それは精神科の元医者だった先生がナイフで刺されて天国に行くと思いきやまさかの転生魔王様になり、様々な魔物の悩みを相談するのも
これは医者だった先生がいろんな魔物たちの相談をする物語である。
最終更新:2024-05-10 15:51:34
8614文字
会話率:37%
「使えないレッサーサーペントを殿にして逃げよう!」
レッサーサーペント。それは魔物の中でも厄介なスキルを持ち中位に属する魔物だ。しかし今蜥蜴の尻尾切りなろうとしている「星辰」は何もスキルをを持たない。下位の魔物にも劣るのであった。
ある
日星辰は国に高ダンジョンと認定されている「死の森」で出会った魔物の足止めとして捨てられた。
星辰は弱い蛇の魔物であった故にお荷物として魔物なへの「生贄」とされたのであった。
(俺は死ぬのか…)
目前に死が迫まったとき星辰は新しいスキルを獲得する。この能力をきっかけに星辰の運命は大きく変わるのであった。
ーーこれは無能だと捨てられたある1匹のレッサーサーペントが神獣だと崇められる迄の話であるーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 15:00:00
42788文字
会話率:34%
「お前はもうこのパーティから抜けてもらう」
長年連れ添ったグレンに戦力外通告を受けた、ぼく、ラビ。悲しみに暮れながらも一人で生きていこうと決意する。
最弱の魔物と言われるホーンラビットが頑張って生き抜く物語。いや、パーティに入ってたので
ある程度強くはなってるんだけど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 15:00:00
207445文字
会話率:60%
罪の子として、精人の皇国で虐げられ続けた姫は……
ある日、前世の記憶が蘇り、ここが小説の世界だと気づきます。
おまけに自分が、小説の序盤で斬り殺され、大陸戦争の小さなきっかけとなった端役だということも……。
運命を変えようと必死に抵抗す
るも虚しく、魔物討伐の見返りとして、竜人族の支配する国に送られた姫は……
物語の通りに老王に斬り殺されることもなく
なぜか、竜王に溺愛されます。
やがて……”尽くしたい系”騎士に拐われて、
彼女が幼少の頃から、残虐の限りを尽くしてきた ”支配したい系”皇太子と
彼女を巡る三つ巴の争奪戦になったりと……大変な目に合うお話しです。
主人公目線だけではなく……
同じシーンの男性目線のストーリーを
ヤンデレ要素をたくさん込めて書くのが好きです。
ヤンデレ不足解消用に、自分都合に綴っているので、
読み苦しく、また誤字脱字などありましたら申し訳ございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 14:23:01
53487文字
会話率:16%
トラウマから一人で仕事を抱え込み、過労死寸前の伊藤 崇──ある日突然、妖精、精霊、魔法・魔術が実在する幻想的な異世界に転移してしまう。
世界樹に抱かれる森の中、エルフの郷で念願の精霊魔法を習得し、お世話になった聖樹様の恩に報いるため、精
霊の調査に乗り出すことに。
ついでに憧れてた異世界をのんびり観光、極上グルメを心ゆくまで堪能する。
どういうわけだか、行く先々で出逢った魅力的な妖精・半妖精、幻獣と悉く繋がりまくってしまう主人公──同伴契約!? なにそれ? まさかのケモミミが! 次第にきゃっきゃっうふふのハーレム状態に。
旅の道中、ラノベ好き・料理好きが功を奏して、魔法や料理、物作りにも更なる磨きがかかっていく──大概できるよ。なのに、いつでもどこでもトラブル続き……初っ端から美少女勇者に殺されかけ、魔王疑惑をかけられたりと。
背後に忍び寄るのは、この世界の平和を脅かす魔物の影。
精霊の調査が進むに連れ、魔物との関係が明らかに。
魔物発生の原因は? どこからやってきているのか?
動物ばかりか、人や妖精すらも変貌させてしまう悪霊とは、いったい全体なに?
人知及ばぬ地獄さながらの界域の先に待つものは……。
あらゆる困難を乗り越えて、果たして崇は真の原因に到達できるのか?
どたばた展開のロードムービー調──基本ほのぼの&コメディー、時々シリアスなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 13:40:00
488933文字
会話率:22%
「じきに空が沈む」
神戸市街地の交差点。
歩行者天国の信号機の上で、スカートをはためかせる女子高生が1人、座っている。
並行世界の断層、——タイムスクエア・ゾーン。
そこは、現実の「壁」に飲み込まれる、滅びる運命を持つ世界だっ
た。
女子高生、——大坂楓は、時空要塞の都市、クロノポリスに住まう住人であり、“セカンド・キッド”と呼ばれる「アノマリー」の1人で、22世紀の世界へと時空を繋ぐ計画、『人工時間結晶化プログラム』の実行のための、重要な任務を任されていた。
世界は滅びる運命だった。
それは、1995年に起きた災害、”阪神淡路大震災“をきっかけとして引き起こされた、『第一次タイム・クラッシュ』が原因であり、ある科学装置を使ったこと、——起こるべきはずだった出来事を変えてしまったことが、全ての始まりだった。
世界の時空平面上に広がる境界、「ベッケンシュタイン境界」。
その境界に入った亀裂を塞ぐため、人類は時空の『修復』を行うことを試みる。
大坂楓は、街に出現した「ゼノ」を排除するため、1人奔走していた。
「ゼノ」は時空の亀裂から出てきた“魔物=外来種“であり、世界には元々存在していなかった異形の怪物たちだった。
彼らは人類最後の砦、クロノポリスへと侵入し、人類の計画を阻止しようと攻撃を続けていた。
彼女は街中の交差点で、ある少年と出会う。
並行世界の果て、——過去と未来が交錯する、時の平原の彼方で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 13:34:56
11458文字
会話率:20%
『アノマリー』と呼ばれる神々に統制された世界、ドミニオン。
ここでは、“魂の器”と呼ばれるコモンが製造され、かつて世界を支配していた「人間」という種族を復活させるためのプロジェクトが、着々と進行していた。
ドミニオンは西暦2099年
に起きた機械戦争、通称「中央大陸戦争」によって荒廃した世界から発展した架空都市であり、当時の社会の環境保全を担っていた通信ネットワーク「STREAM(ストリーム)」により生まれた、“仮想空間”だった。
この仮想空間は【スコール(電子雲)】と呼ばれ、非物質と物質の境界線上にある“ホログラフィック・ルーム(存在と非存在の断層)“とも揶揄された。
アノマリーは現実世界に於いて、暗闇に飲み込まれた人間の魂を呼び戻すため、魂を入れることができる人形をつくり続けていた。
しかし人々の魂を呼び戻すには、中央大陸戦争を引き起こした7体の悪魔、『七つの大罪』を抹消し、彼らを闇へと葬り去る必要があった。
アノマリーは彼らが鎮座する7つの大陸にそれぞれ兵士養成学校を創設し、悪魔を討伐できる「ゴースト・プロトコル(傭兵部隊)」の育成を試みる。
戦いは長きに渡って繰り広げられていた。
人と魔物と、——滅びし世界と。
かつての地上と空を取り戻すべく、ゴースト・プロトコルたちは立ち上がる。
爽快バトルファンタジー、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 19:59:12
566文字
会話率:0%
男爵令嬢、リフレクシア・リターナは、万象の反射という桁外れに凶悪無比な特性を持ってこの世に生まれ落ちた。
魔物の群れを鎧袖一触、ただそこにいるだけでことごとく蹴散らした恐るべき力を買われたのか、さして高くもない身分でありながら、美貌の見事さ
とオツムのよろしくなさで知られる第二王子の婚約者として選ばれたリフレクシアであったが、
「リフレクシア・リターナ! 今日この時をもって、お前との婚約を破棄させてもらう!」
バカ王子が、バカなことして、バカな取り巻きやバカな泥棒猫共々、バカな末路を辿りましたとさ。
かくして男爵家に出戻りしたリフレクシア。
やることがなくなり手持ち無沙汰となった彼女が、ある日、男爵領にある広い森へと暇潰しの散歩に行くと、一人の少年が太い木にもたれるように倒れていた。
「行き倒れですわね。別に珍しくもありませんわ」
そのままスルーするかと思われたが、少年がまだ息があるとわかり、リフレクシアはやむなく彼を助けることにするのだった──これが運命的な出会いだったと知ることもなく。
今作は、短編『婚約破棄はよろしいですけど、私の異名をお忘れではなくて?』のその後の話となっております。短編が未読でも今作を読むのに特に支障や問題はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 13:33:10
46114文字
会話率:52%
獣人ナーニョ・スロフは両親を亡くし、隣村で孤児として妹と一緒に育つ。妹を守るため魔法使いになると決心をし、王都に向かった。
魔法使いの試験を見事合格したのだが妹と共に王都に向かう途中で魔物に襲われ、人間の世界に迷いこんでしまう。
魔法使い
の居ない人間の世界。魔物の脅威に怯える生活。
ナーニョと妹ローニャは人間世界でどう生きていくのか。
※魔獣に襲われる場面がありますのでR15設定にしています。
Copyright©︎2024-まるねこ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 13:27:58
126314文字
会話率:50%
【手直しての再掲載です】
魔法が使えなかったせいで落ちこぼれ街道を突っ走り、伯爵家から売られたソフィ。
泣きっ面に蜂とはこの事、売られた先で魔物と出くわし、置いて逃げられる。
それでも挫けず平民として仕事を頑張るわ!
いつも通り、ふ
んわり設定です。
Copyright©︎2022-まるねこ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-02 12:00:00
41787文字
会話率:39%
ある日女神から魔王が生まれたと神託が下った。女神は魔王に立ち向かう者達を選び紋章を授け、魔王の討伐を行う事を強いる。
今代の勇者は公爵令嬢。剣も持ったことの無い生粋の令嬢だった。
少しばかり魔物退治の表現があるのでR15指定入れました
。
アルファポリス、カクヨムにも投稿中。
Copyright©︎2022-まるねこ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-03 20:24:45
50003文字
会話率:39%
今からずっと昔の話、『迷宮』という存在が生まれた。
人は其処に一攫千金のロマンを求め、挑んでいった。
危険を承知で夢に挑む彼らを人は『冒険者』と呼んだ。
人間社会は、迷宮産物によってかつてなく潤っていた。
今の世は正に、迷宮浪漫時代。迷宮
の黄金期だった。
そんな時代に生きる孤児のルーは、借金すら出来ないその日暮らしの日々。
ゴミを漁り、物乞いをしないと生きられない俺。
表の通りを見れば、幸せそうな街の人々。
この違いは何だ? 本当に俺はこのままの人生で終わっていいのか? 嫌だ、絶対に嫌だ。
大金を稼いで自分の生きたいように生きる。
身寄りも、身分もない俺は冒険者になるしかなかった。
何故か、「今日も、すごくいい魔物ぶっ殺し日和だね。」
ヤバい奴らと迷宮に挑む羽目になった。
チートなんて便利なものは無い。此処に神様は居ない。
頼れるのは自分と金と仲間たち。今日も迷宮に挑む。
これは、一攫千金を願う少年の非日常な冒険生活の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 13:15:33
488文字
会話率:53%
そこは、こことは異なる世界。自分の才能、適正にあった職を選ぶことで神の祝福を得られる世界。
人を先導出来る才能があるのならば貴族へ。経済への理解が深いならば商人へ。そして、多々買うものであれば、剣士や弓士に。
しかし、適正の職がな
く、しかし勇者、英雄に憧れる少年が一人、ここにいた。
その名はトーゼツ·サンキライ。
彼はその馬鹿にされながらも、夢のへと走り続け、多くの人々を守るために冒険者として魔物と戦っていた。
そんな彼が英雄となるまでの物語である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 13:10:11
296061文字
会話率:28%
10年前、異世界からやってきた謎のゆるキャラ生命体ダンポンによってダンジョン生み出され、ダンジョンが日常の中に入り込んだ日本。
高校生の壱野泰良は友だちに誘われて大阪梅田駅のダンジョンに行く
しかし、そこは大勢の人で溢れていて、まともに魔
物を倒すことができるような状況ではなかった。
手に入ったのはわずかな経験値と、何が入っているか、どうやったら空くかわからないD缶という缶詰のみ。
家に帰って自分専用のダンジョンが欲しいと思っていたら、突然D缶が開いた。
中に入っていたのはスキルを覚えることができる飴玉。
泰良はその飴玉でスキルを覚え、最強のダンジョン探索者になるべくダンジョンに潜っていく。
※ダンジョン配信要素は3章からの予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 12:37:43
87137文字
会話率:29%
ただ、物を集めるのが好きだった俺は72財宝と呼ばれるアイテムを集めさせられるために大魔王の娘ルシルによって召喚された。
そして、説明を聞いている途中で、大魔王の力を己の身体に取り込んでしまい、強大な力を手に入れてしまった。その力で俺は材
料からアイテムを作り出すための能力、アイテムクリエイトを習得した。
ちょっと間抜けな女勇者の従者になったり、大魔王の娘をチョコレートで餌付けしたり、迷宮に魔物を配置したりと大忙しだが、とりあえず目指すはアイテム全取得!
862139218種類制覇!
店を経営したり、迷宮の中でコボルトと一緒に農作業をしたり、鍛冶師になってオリジナルの武器を作ったり、他の魔王に狙われたり、料理に殺されそうになったり(?)、巨大鯨や巨大樹と戦ったり、女の姿になって聖女様とあがめられたり、指人形を集めたり、孤児院の救済に乗り出したりと大忙しな俺のアイテムコレクション物語。
もちろんアイテムチートで強くなっていき、ミノタウロスくらいなら小指で倒せるようになります。
全五巻、好評発売中(電子書籍版もあるよ)
本編完結
ComicWalker様にて漫画連載!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-07 00:11:25
1863316文字
会話率:38%
気が付いたら僕はブラックバスだった。
で、神様に言われた。
『ブラックドラゴンを目指してほしいんだ!』
え? ブラックドラゴンになるのに、ブラックバス?
鯉が龍になるのも難しいのに!?
しかも、ここは異世界で、魔物もいるような場所で。
はぁ、文句を言っていても始まらない。
とりあえず、まずは両生類目指して頑張るか。
というお話です。称号とスキルをいっぱい獲得していき、進化を積み重ね、いつかブラックドラゴンになる、というまさかのサクセスストーリーがここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-08 23:41:02
432384文字
会話率:23%
回文をオチにしたショートショートショートです。
「のほほん」の続編で、「続・のほほん」です。
一話完結で、内容は様々。
ケモノも、鳥も、虫も、植物も、無機物も喋ります。
宇宙人も、ロボットも、怪獣も、勇者も、魔物も出てきます。
テーマはナン
センス。分野はファンタジー?
四コマまんが感覚で書いています。
肩のチカラを抜いてお読みください。
肩のチカラを抜いて、書いていますので……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 12:35:10
52541文字
会話率:33%
ヒトとの協定を破りヒトの街を魔物に襲わせるようになった魔王。魔剣によって強敵の大鬼を退けた街の冒険者4名は、領主の命で魔王討伐に出ることになり、旅の末に魔剣と魔王の真実を知ることになる。
最終更新:2024-05-10 12:27:34
41561文字
会話率:47%
仮想世界の発展から早百年前、その中でも特に賑を見せる娯楽界隈、そのトップに君臨するケイオス・ドリーム社は新たな新作タイトルを世に産み落とした
"Fantasia・ Another・ World"
プレイヤーは女神の祝
福を受けた使徒として世に降り立ち、日に日に強大化する悪神の眷属、"魔物"の脅威に立ち向かう、そんなシナリオ
しかし、主人公はそんなプレイヤーとは真逆、人類の敵対者として、世界に降り立った
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 12:24:17
557153文字
会話率:61%
侯爵令嬢だったジュリエッタは、ただ一人森の中にいた。彼女は婚約者だった王子に濡れ衣を着せられてしまい、罪人として辺境の森に追放されてしまったのだ。この森には恐ろしい魔物が棲むと言われている。きっと王子は、彼女がここで失意のうちに命を落とす
ことを期待したのだろう。
しかしジュリエッタはめげなかった。王子には秘密にしていたのだが、彼女には前世の記憶があったのだ。前世の彼女は、小さな村で暮らす薬師の娘だった。その記憶を活用すれば、この森でもきっと生きていける。そう確信した彼女は、笑みを浮かべながら新たな生活を始めていった。
そうしてつつましくも元気に暮らしていたジュリエッタのもとに、思いもかけない同居人が転がり込んでくる。それが運命の出会いだったのだと、彼女が気づくのはまだ先のことだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 12:14:35
587703文字
会話率:40%
ある日突然前世の記憶が戻った私。私が転生していたこの世界は見覚えのある乙女ゲームの世界で、私はそこで魔物と戦う聖女様だった。
せっかく乙女ゲームの世界に転生したんだから、主人公らしく誰かを攻略して自分好みのハッピーエンドをつかんでやろう
じゃないか。そう思ったのに、ゲームでは見た覚えのないものが次々と出てくるし、知らないイベントに巻き込まれるし……私、ちゃんとハッピーエンドにたどり着けるんだろうか。
これは異世界に聖女として転生した一人の乙女が、聖女らしからぬ悪戦苦闘を繰り広げる物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-09 18:12:22
185136文字
会話率:43%