大衡国の公爵、潭国公に嫁いだ鄭瑛。
お屋敷にはボス級の妻妾・董蓉がいた。董蓉は正妻のように振舞っており、鄭瑛は目障りだった。
嫁いで早々、董蓉らからの嫌味の応酬がはじまる。他の妻妾たちにも見えない序列があり、穏やかそうに見えても、緊張状態だ
った。
孤立無援の鄭瑛はお屋敷で生きるために戦いを始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 12:57:19
105882文字
会話率:57%
中秋節明けの平日という事もあり、菊池須磨子の通う台南市の中学では月餅の交換が行われていた。
しかし同じ地域に住んでいる中学生という事もあり、同じ月餅を何度も好感する羽目になってしまう。
この状況を打破したのは、クラスメイトの提案した「博餅」
というゲームだった。
月餅を賭けてサイコロの出目を競う「博餅」は、台湾の英雄である鄭成功に由来するゲームでもある。
そして日本人と台湾人のハーフである菊池須磨子にとって、鄭成功は特別な思いのある偉人だった…
(本作品は、武 頼庵様御主催の『24秋特別企画 秋の収穫祭!! 味覚祭り!!』 企画の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 06:22:33
1000文字
会話率:46%
時は2019年、マジカ地域にある月元国の大企業に入社した新入社員の山本
山本と一緒に仕事をする事になったマジカ地域事業所を転々とする男
その二人が鄭国という国のブサという都市にある事業所に配属になり
鄭国という今まで見た事の無い国の日常を
眼にする
同じ頃、山本の出身大学の研究室では
”仮想空間で多くの人が生活できる
バーチャルタウンを構築して
住人を増やす事ができるか?”
という社会実験を開始する事になり
手始めに誰でも参加できるテレビゲームを開発する事となった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 06:03:21
113051文字
会話率:21%
三国志知識なんぞないという方、特に女性にも楽しんで貰える作品を目指しました。大胆な創作設定で描く、過去にない恋愛憎ドラマ三国志。
本作は、この後始まる長編への序章的作品です。
切なく耽美な大人の世界観で綴ります。……
【あらすじ】
中国後
漢末期の混乱期。細作一族・韋虞(いぐ)氏の郷で、性奴隷とされていた孤児少年、狛(はく)は、細作にさらわれてきたらしき美麗少年、遙(よう)と出会う。
性別不明の謎めいた遙から、あるとき狛に投げられた衝撃の言葉。それにより、人生に諦めかけていた狛は、己の未来を自ら大きく変えていく。
そして成長した狛を待ち受けていたものは、驚きの事実であった。……
この後迎える三国時代の激流に、人生を巻き込まれることになる少年・狛の、出立期物語。
【用語解説】
◆細作(しのび):秘密や内情を密かに探るしのび。諜報、破壊、暗殺などの闇仕事を行うプロ。
◆字(あざな):姓名とは別に持つ、通常呼び合う時に使用する名前。他人が相手を本名(諱:いみな)で呼ぶのは禁忌(タブー)。
◆漢王朝:秦王朝後に劉邦が創立した、中国初の長期統一王朝。前漢と後漢に分かれる。
◆泰山(たいざん):兗州泰山郡(山東省中部)にある泰山山脈の主峰。死者の霊が集まる場所として信仰される。
◆垓下(がいか):現在の安徽省宿州市霊壁県。「霊壁奇石」は中国四大奇石の一つ。
◆五斗米道(ごとべいどう):後漢末に起こった初期道教の宗教結社。
◆漢中(かんちゅう):益州(四川省方面)の南鄭(陝西省漢中市)を中心とした一帯。漢王朝発祥の地。
◆荊州(けいしゅう):七郡を擁する広大な州(湖北・湖南両省を中心とした一帯)。
◆中原(ちゅうげん):黄河の中・下流域にある平原。中原の覇者は天下に君臨できる。
◆新野(しんや):荊州南陽郡(河南省南陽市)に属する県。
◆刺史(しし):州の監督官。やがて権限を強めた『牧』へと移行。
◆牧(ぼく):州の長官。行政・軍事全てにおいて、州の最高権限を持つ官。
◆三国鼎立:中国が三つの勢力(魏・呉・蜀)に別れ、鼎の足のように互いに対立する状態。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 11:40:21
36762文字
会話率:21%
これは西暦1650年、江戸時代初期の長崎での物語。当時の長崎は鎖国、そして出島の影響により未曾有の好景気に直面しており、ほどなく江戸、大阪に次ぐ三番目の大都市として成長を遂げる。その大成長の少し前の物語、当時の長崎では『でんでらりゅうば』
という唄が大いに流行っていたと言われている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 20:10:00
20906文字
会話率:15%
悠久なる中華の文明。
その長い歴史の中にはたくさんの英雄たちがひしめいている。
戦の上手な英雄、人心掌握に長けた英雄、天下無双の智謀を持つ英雄、あげればきりがない。
ではその英雄たちの中で誰が最も日本と関係が深いだろう?
それは間違いなく
『鄭成功』だ。
何しろこの人物の母親は日本人、他のどの英雄よりも深い関係にあるといってよい。
台湾で『国神』とあがめられている『鄭成功』、その成長には母親『マツ』の存在が大きく影響していた。
現代社会で死亡した『夏木華蓮(なつきかれん)』は江戸時代の『マツ』に転移し、初めての子育てをする。
生まれたての英雄は現代人の母親からチートな教育を受け『国神』になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-08 12:27:36
24914文字
会話率:9%
卒業後、何も成し遂げられなかった鄭峥(ていちょう)は、偶然仙人の遺物を手に入れ、低調に都市での修真生活を始めることになる。翡翠の宝塔を手に入れたことで、霊草を育て、霊獣を飼い、宝物を養い、七極浮屠(しちごくふと)に化身することができる。もち
ろん、美しい妖精も手に入れることができる。主人公がどのように都市を舞台に活躍し、花に囲まれながら、自分の巨大な帝国を築き上げるのかを見てみよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-17 16:33:15
7709文字
会話率:3%
ソマリアのラムゼイ・ハリド・クソマエルという、チビくろラムゼイとよばれた醜いクロンボのお話です。
最終更新:2023-06-29 18:40:30
6589文字
会話率:34%
古代中国をモデルにした世界。
遊牧民の少女「万華」は幸せな日々を過ごしていたが、鄭の国の妃候補に仕立て上げられてしまう。
鄭国の自警団「見廻り組」に属す、青年「周徠」との出会いから物語は始まる。
国と人…様々な思惑が交差する中で、人々はどう
生きていったのか。
作品の紹介PVはこちら(https://www.youtube.com/watch?v=ns0Rn6lHWXI)にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-04 20:15:48
50583文字
会話率:30%
文化祭の準備をしていた主人公は、明(みん)・清(しん)・順(じゅん)が激しい戦いを繰り広げていた明朝末期の中国沿岸へと転移してしまう。
同じく転移に巻き込まれた、第二次世界大戦前夜の日本軍の一部隊と行動を共にする事になるのだが、この部隊
は、どうやらパラレルワールドから飛ばされて来た部隊のようで……。
彼らは、実際の歴史では成立しなかった「国姓爺(こくせんや)」との提携を決断し、明朝支援に乗り出すのか、それとも孤立を選ぶのか?
また日本の江戸幕府と、どう向き合い、どの様な影響を与えて行く事になるのか?
さらに、史実ではアッと言う間に滅亡してしまった「大順」だが、方術(ほうじゅつ)を操る方士(ほうし)の力で、清に逆襲を試みる。
大陸の覇権の行方や、如何に?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 00:04:33
1315004文字
会話率:30%
時は江戸時代、三代将軍家光の末期。
時代に取り残された浪人の多くが、幕府に対する不満を募らせていた。
そうした浪人を相手に軍学を教える由井正雪もまた倒幕を視野に入れた活動をしていた。
同じ時代、東アジアでは清によって明が滅亡したが、皇族の
生き残りが有力者の庇護を受けて抵抗を続けていた。
国姓爺と称される鄭成功もまたそんな一人であり、日本とも縁のある彼をはじめね多くの者が江戸幕府に支援を求めていた。
こうした状況の中、幕府老中筆頭・松平信綱は一石二鳥の手を思いつき、実行に移す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-20 20:23:22
5004文字
会話率:47%
諸葛亮から反骨の相が有るとして初対面の席でいきなり死罪を言い渡された武将である魏延。
劉備の取り成しで配下となり、南鄭太守・北伐軍先鋒隊大将として蜀の重鎮としての地位を築いた。
軍師諸葛亮が第五次北伐中に陣没した事から話が始まる。
「俺を配
下として遇してくれた劉備様の恩義に報いる為だけに戦ってきた。反骨の相など単なる言い掛かりである。俺は劉備様の為にもう一度戦い抜いてみせる。」
*登場人物によっては史実と人物像が大幅に異なる場合があります。
*カクヨムに先行投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 18:49:29
204528文字
会話率:57%
戦火により家と家族を失い、生きる目的を見失いながらも、主と定めた者を守るためにだけに生きてきた女性、黄蟻。新たな主である紫鄭舜の命で他国の姫を護衛することとなり、バセニア皇国を中心とした一連の騒動に巻き込まれる。その過程で彼女が得たものは何
か。彼女の成長と彼女を取り巻く恋模様が軸となるお話です。
「赤い鳥は誰のもの」のこぼれ話をまとめていたら、ずいぶんとお話が盛り上がってしまったので、スピンオフとして作り込みました。
本編を読んでいなくても意味は通じますが、読んでいただいた方が繋がりが楽しめるかもしれません。
赤い鳥は誰のもの
https://ncode.syosetu.com/n5372dv/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 08:00:00
184628文字
会話率:31%
日中友好に鄭麗君の歌が役立つ
最終更新:2021-11-20 01:13:04
2224文字
会話率:75%
とある砂漠の王国にて、王室護衛官の青年に命を救われたお嬢様、スフィーリア。
恩人に憧れた少女は、定められた運命から逃亡し、「少年」として生きていく覚悟を決める。
数年後、「少年護衛官」となった彼女は、王室護衛官になる夢を叶えるため、仲間とと
もに最難関の憲兵学校卒業試験に挑んでいた。だが奇妙な試験を乗り越えるうちに、彼女は憲兵学校の裏に隠蔽された真実を紐解いてしまい…。
一方その憲兵学校には、「とある事件」を追って、「バケモノ」の異名をもつ第一王子ホムラが訪れていて…?
【男装護衛少女】が【交渉術の天才王子】と出会うとき、王国の闇に潜む犯罪に、正義の鉄槌がくだされる! ミステリー要素がちょっと強めな、頭脳戦略アクション。
【会計術】✕【交渉術】=【事件解決】の、異世界王国ミステリー、外伝。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-26 18:07:14
402464文字
会話率:43%
18世紀末ベトナム。当時はふたつの国に分かれていてがあり、南側に広南国という国があり、グエン(阮)という一族が支配していた。1762年当時の王の孫としてグエン・フック・アインが誕生。だが彼が3歳のとき、祖父の王が死に次期王になるはずの父は、
奸臣により失脚し殺害された。やがて西山(タイソン)という地域にいた3兄弟を指導者とする農民の反乱によって国は滅ぼされ、アインを除く王族は全員殺害。アインに変わり西山朝が誕生した。国を率いる3兄弟の1人にグエン・ヴァン・フエという勇猛な武将がいて、広南国だけでなく北にあった鄭(テイ)一族が支配する後黎(レ)朝も滅ぼし、一時的にベトナムを統一、その北にあった清国の攻撃も守り、生き残ったアインがタイの軍隊を借りて反撃するのも退ける。そして皇帝となったフエが無くなった後、フランスの力を借りたアインが逆襲ついに西山朝を滅ぼし、1802年から1945年まで続く阮朝が誕生した。
ベトナムで最も多い苗字「グエン」を名乗る、立場の全く違うふたりのグエンを追いかける時代小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-05 01:07:41
10987文字
会話率:40%
宇宙への憧憬を持つキータが遺した物の話。
最終更新:2019-10-15 20:21:01
2192文字
会話率:31%
古びた本があった。何を書いてあるのかは読めなかった。
最終更新:2019-10-05 04:42:03
429文字
会話率:17%
ある寒い夜、恋人と歩いている時の事。
最終更新:2019-10-05 02:10:00
215文字
会話率:25%
AIによる腐食金属細菌テロにより荒廃した日本。
賭け、違法研究、ヤクザ。地下に生きる少年少女。
そこではVRゲーム『ハンニバル』が流行していた。
そしてそれをめぐる闘争。
なにかが起こる。そんな予感。
最終更新:2018-03-24 15:44:53
31404文字
会話率:32%
浄瑠璃の戯作者として一世を風靡した近松門左衛門。彼は還暦を過ぎて人生を振り返る。
ちょうどそのころ発表した人形浄瑠璃『国性爺合戦』が大成功を収めて祝杯を挙げていたとき、小屋の座長と浄瑠璃義太夫の政太夫にせがまれ昔話をすることになる。
『
国性爺合戦』の元になった明国の武将・鄭成功には秘密があったのだ。
既に数十年が経過し、その秘密を知る者もご公儀にはいなくなったからと、門左衛門は二人にすべてを打ち明けようとする。
四十年近く前。門左衛門は江戸で辻講釈師・吉次郎と名乗っていた。そこに近づいてきたのは少女を連れた若きサムライ・結城。彼は吉次郎に中国の書籍を講釈するように依頼する。和訳と講談風のアレンジに苦労したが、おかげで唐物講釈は人気となる。
あろうことか将軍の弟・甲府宰相に目を留められ、屋敷に呼ばれる事となった。
結城は吉次郎に正体を明かす。何と彼は明国の人間で、しかも鄭成功の孫・鄭大成であり、鄭成功が日本に援軍を求めるために大成を派遣したのだという。
吉次郎は幕府高官に近づくために利用されていたのであった。
大成の人柄を信用した吉次郎は協力することになり……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-15 10:00:00
142507文字
会話率:45%
中国、春秋時代。周王朝の荒廃した時代にあって、その出生ゆえに、母から憎まれ続けた男がいた。名を寤生、春秋、鄭国の太子である。
理不尽に母に恨まれながらも、彼は孝心をなくすことなく、強く、誠実に生き続けていた。この人物こそ、勤王を重んじ、
傾く周室を輔翼せんと志ながらも適わなかった、不遇の覇者である。五覇に数えられることは先ずない人物であるが、作者はこの人物もまた春秋の覇者の一人であると信じている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-28 12:00:00
10530文字
会話率:17%
建築士の見習い長柄陽一は気になる大学時代の友人、桧枝りらと親友、鄭竜成と共に出雲旅行をすることに。そこで拾った不思議な勾玉の力によって、なんと神話時代のイズモ王国へと飛ばされてしまったのだった。同じく飛ばされてきた他の若者たちと、オオクニヌ
シの元で過ごしていると、高天原から不穏な挑戦が…。そして、イズモ王国から再び不思議な力によって飛ばされた先は、7世紀のヤマト。イズモからやってきた陽一たちは隠された出自を持つ大海人王子の仲間となり、壬申の乱に巻き込まれていく。これはイズモ王国時代から続く、神々の戦争なのだった…。
※pixivと個人ブログに重複掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-13 22:20:16
505579文字
会話率:50%