主人公竜司は、ボートピープルのベトナム人両親から横浜で産まれる。貧乏ながら信仰思想が強く、自由で謙虚で素朴な両親のもとで育った竜司は、大学に進学することなく両親の手伝いをする中、阪神淡路大震災を境に、神戸へと移り住む。
震災直下の神戸から
は、人間の持つ本意を学び、生涯の友にも第二の父となる師ともまた、生涯のパートナーとも出逢うこととなる。
家族と離れ、全く異なった生活を送ることとなった竜司は、その若さでは想像もできない、命からがらの出来事の中を歩み始めた。
日々変わり行く激しい出来事の中、様々な国の様々な人たちと接することで、相手の立場や考え方を理解しようと心掛け、今、自分に何ができるのか?を追求し、徐々にその才能が開花してゆく。そう。竜司はバランサーとして自覚し、周囲もその存在を重要視していくことになる。
現代では、移り行く様々なシーンを背景に、have toを回避しwantと追及していく中にビジネスも、愛も友情をも、その信念と師の教えの中で過ごしている最中、
大きな時代の変化を予期し、それを迎える準備を組織したことにより、また命からがらの日々を送ることとなった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 10:01:21
177364文字
会話率:47%
地球に突然の脅威が現れたとき、謎のベトナム系アメリカ人科学者が一群の日本人の若者を導き、終わりのない敵の波から地球を守ろうとする。
最終更新:2025-04-14 12:50:50
2846文字
会話率:16%
いよいよX大学の構内まで足を運びましたよ。
最終更新:2025-03-23 17:05:50
909文字
会話率:0%
泥沼のベトナム戦争の最終局面。戦争傍観者に終始したニッポンで、口角泡を飛ばして激論を交わしていた二人の男とは。
最終更新:2025-02-15 15:26:28
1313文字
会話率:70%
「春分の日の約束」は、1975年の日本を舞台に、若い夫婦の日常と世界情勢を織り交ぜた物語である。主人公の野村隆介と妻の三津子は、スタグフレーションという経済不安の中、市営団地の小さな部屋で結婚生活を始める。結婚記念日の春分の日を皮切りに、物
語はベトナム戦争の終結とサイゴン陥落、そして三津子の妊娠という個人的な喜びを並行して描く。
隆介は学生時代に参加した反戦デモで歌った「We shall overcome(いつか勝利は来る)」という歌の意味を、三津子との生活の中で再考する。彼らは困難な時代にあっても、小さな幸せを大切に暮らしていく。そして春分の日に生まれた息子には「希望」という名前を付ける。
物語は2025年の現代へと飛び、隆介と三津子の息子・暢章とその娘(同じく「希望」と名付けられた)が登場する。テレビではロシアとウクライナの戦争のニュースが流れており、50年前とほとんど変わらない映像に、人間の愚かさと戦争の繰り返しを感じさせる。
しかし、季節は巡り、人々の日常は続いていく。世代を超えて受け継がれる「希望」の名前と共に、「We shall overcome」の真の意味を模索しながら、人々は小さな幸せを守り続けていく姿を描いた作品である。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-20 21:50:57
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会話率:41%
うだる暑さのフィリピン・セブ島。語学留学のために訪れたその街で、僕の短くも退屈な生活が始まる。
どうしようも無く性格の合わないルームメート、故郷から逃げるようにセブ島へやってきた中国人のシユ、後ろめたい過去を持つベトナム人のロン。留学生の彼
らはそれぞれに目的を抱え、それぞれの孤独を背負っていた。
常夏の熱気に侵された僕は、ある"手紙"によって自分の内面を見つめ直す。
果たしてその"手紙"が暗示するものとはーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-13 16:15:37
19150文字
会話率:19%
1968年、ベトナム戦争が激化する中、アメリカ陸軍の小隊が、ゲリラ掃討作戦中に孤立する。小隊は、敵の罠や自然の脅威に晒されながら、生き残りをかけて戦い抜く。その過程で、兵士たちは戦争の残酷さや人間の業に直面し、心に深い傷を負っていく。
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最終更新:2025-02-09 08:43:44
8897文字
会話率:23%
ファイタースイープと言えばやはり、「オペレーション・ボロ」であろう。
http://www.masdf.com/crm/bolo1.shtml
http://takoba.exblog.jp/16860884/
『 爆弾を抱えたF-1
05はその護衛にあたるF-4よりも低い高度で空中給油を受けるのが常であった。
北ベトナム軍は、張り巡らされたレーダー網により、敵機の動きを分析。その動きからF-105と判別した敵編隊に向けて、MIGの編隊を差し向けるようになった。
米空軍はこれを逆手にとり、F-105が行う空中給油、飛行コース、飛行高度、交信をF-4編隊に行わせ、MIGをおびき寄せることとした。
オペレーション・ボロと名付けられたこの作戦は、1966年12月22日に立案され、第8戦術戦闘ウイングのロビン・オールズ大佐の指揮のもとで翌年1月2日に実行にうつされた。』
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最終更新:2025-01-24 13:40:43
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会話率:8%
柴田とサッコ、ミキが赤道直下の国で隣国からの侵略を阻止して三年、フランスに留学したミキが帰ってきた。
柴田は建設現場で働くベトナム青年の依頼で、サッコ、ミキと共にメコンに行く。
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最終更新:2024-12-24 23:58:33
34199文字
会話率:45%
アメリカが製造し、ベトナムが治験を最初にやっておきながら日本が世界で最初に「レプリコンワクチン」が承認されました。
これは日本が「国家的な治験」を行わされているのではないか?
ということと、それに対する対応について個人的な考えを書い
てみましたのでどうぞご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 18:08:21
4596文字
会話率:0%
およそ半世紀、12人のアメリカ大統領に直接、外交や安全保障上の助言をしてきたヘンリー・キッシンジャー氏が23年11月30日100歳で亡くなりました。
今回は彼が日本に影響を及ぼした「対米従属」と「食糧安全保障」について考えていこうと思
います。
どうぞよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 18:01:07
3254文字
会話率:3%
大東亜戦争に敗北した大日本帝國は、GHQにより非武装国家という絵空事を押し付けられた。しかし1950年に勃発した朝鮮戦争により事態は急変。ソ連の支援、中国の軍事介入により在日米軍は総出撃。マッカーサー総司令官は日本に再軍備を要請。紆余曲折を
経て大日本帝國はGHQ命令により憲法を改正、再軍備を成し遂げた。再軍備当初はアメリカ合衆国の譲渡兵器を装備したが、合計3回の国防力整備計画により強大な軍備を整備。その間アメリカ合衆国の要請で、ベトナム戦争や湾岸戦争等に介入。日米関係は良好であった。しかし冷戦終結とソビエト連邦崩壊により徐々に摩擦が増大。その摩擦は新成なったロシア連邦との大日本帝國の接近、大日本帝國のバブル景気によりより増大。その中で発生したアメリカ合衆国への『911同時多発テロ』と大日本帝國への『915大阪テロ』。両国を攻撃した犯人は?攻撃した目的は?
日米は再び戦争に突入するのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 05:12:02
183955文字
会話率:15%
褐色の召使い ジナダーサと、二十一歳になった角川奈々の、危険な物語。褐色の召し使い ジナダーサと、二十一歳になった角川奈々の、危険な物語。褐色の召しつかい ジナダーサと、二十一歳になった角川奈々の、危険な物語。
〔 セレンディップな
日々 の標題で掲載中のサイトあり 〕
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 16:21:36
12675文字
会話率:5%
日本と同じ仏教国ベトナムにも神霊体験や、幽霊を見たと言う話をよく聞きます。
これから1話づつ怖い話を掲載していきます。
実際のベトナム人から聞いた実話ばかりですのでお楽しみください。
最終更新:2024-06-29 12:02:36
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会話率:3%
1905年4月13日
日本海近辺で日本海軍と雌雄を決するべく最後の石炭と水、食料の補給のためにロシア最強のバルチック艦隊は同盟国フランスの領土であったベトナム・カムラン湾に入港した。ベトナムを統治するフランス政府の要求で石炭運搬の強制労働
を課せられたベトナム人漁師たちがこの作業の無意味さを知り、同じアジアの同胞である日本人を助けようとして2週間のサボタージュを含めてさまざまな妨害活動をした。この結果心身ともに疲労したバルチック艦隊は最悪のコンディションのまま決戦海域に臨むのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-29 10:19:26
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会話率:63%
これは作者鈴川愛夏が実際に旅をして感じた旅日記である。
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最終更新:2024-06-28 16:56:31
9710文字
会話率:7%
この旅日記は実際に鈴川愛夏が経験した旅日記である。
最終更新:2023-07-05 16:44:11
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会話率:12%
雑文となります
面白くはありません
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最終更新:2024-06-21 21:34:17
344文字
会話率:0%
雑文となります
面白くはありません
最終更新:2023-11-22 01:17:15
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会話率:0%
雑文となります
面白くはありません
最終更新:2023-11-16 20:32:54
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会話率:0%
ミカはお気に入りのカフェに、お気に入りの本を持っていった。
小説の世界に浸りきっている時、ある「音」でその至福の時間が破られる。
そこにいたのは・・・
最終更新:2024-05-28 11:26:50
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会話率:77%
ある日、ゲートと呼ばれるもので繋がった異世界と日本。
当初は平和的に交流が進むも、日本やその他の地球の国家から流入した技術により世界秩序が崩壊。各地で内戦が始まってしまう。日本と同盟国は異世界の安定化のために軍事介入を実施することに。
そんな情勢下で、異世界における同盟国であり覇権国家フィルネシア帝国を援助すべく、軍人である伊勢司中佐は現地に派遣される。
彼の任務は現地住民を訓練し、内戦を終結させること。
「これは魔法使いinベトナム戦争みたいな感じだ……」
魔法あり、ケモミミあり、エルフあり、近未来兵器もありで、個性的な味方も盛りだくさんな伊勢の大戦争が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 21:51:57
6283文字
会話率:56%
古物商で僕はベトナム人の青年からとある物を買った。
どんな願いでも叶うという「猿の手」を。
最終更新:2024-01-24 23:55:54
2873文字
会話率:22%
1257年冬。モンゴル帝国の大軍が、当時のベトナム――陳朝大越に侵攻した。
大越皇帝太宗は、自ら軍を率いてこれを迎え撃つも、精強なモンゴル軍の前に、大越軍は崩壊寸前。
太宗はついに全軍撤退を決意。大越の命運は、殿軍を任された御史中将・黎秦(
レ・タン)の双肩に委ねられた――。
拙作『ベルトラム王国物語』の男主人公・タリアン=レロイのモデルとなったベトナムの武将・黎輔陳(レ・フー・チャン)こと黎秦の活躍をお楽しみください。
※本作はカクヨムの短編賞創作フェスお題「危機一髪」向けに書き下ろしたものの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 20:00:00
5259文字
会話率:15%
「パトリシア、お前を離縁する」
チャリオン朝ベルトラム王国の王妃パトリシア=プラムは、子供ができないからという理由で、十九歳にして国王カイン=チャリオンから離縁を言い渡される。
元々彼女はプラム朝ベルトラム王国の王女であり、権臣シュラ
ウドにより幼くして女王に立てられ、彼の従兄の子であるカインと結婚させられて王位と国を譲らされ、父や一族も殺された身の上だ。
怒涛のように襲い来る理不尽に屈することなく、神殿に身を寄せて治癒術士としての研鑽を積む彼女の前に、かつての幼馴染、タリアン=レロイが現れる。
タリアンに好意を抱きつつも、シュラウドの目を憚り一歩踏み出すことができないパトリシア。
そして、彼女の人生を踏みつけて平和を謳歌するベルトラム王国に、世界征服を企むアンゴルモア帝国の魔の手が迫る!
ベルトラムの運命は、そしてパトリシアの恋の行方はいかに。
※本作はベトナム史上唯一の女帝・李昭皇こと李仏金(リ・パット・キム)の生涯を異世界恋愛物として脚色したものです。固有名詞は元ネタをもじったものですので、「ヨーロッパ諸言語として見たときに統一感が無さ過ぎる」といった苦情は受け付けません(笑)。
また、史実に寄せているため、作中で一気に時間が流れる描写があります。ご注意ください(それでも史実よりはイベント前倒ししたりしています)。
恋愛がメインでざまぁはおまけです。あしからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 19:31:00
32157文字
会話率:25%
「モンゴル軍の侵略を撃退したのは日本だけだ!」、「んなわけあるか!」といった話題に際して、しばしば引き合いに出されるのが、エジプトマムルーク朝のバイバルスと、もう一人。ベトナム陳朝の将軍、陳興道(チャン・フン・ダオ)です。
今回はベトナムが
誇る英雄の一人である陳興道という人物を取り上げます。
全四話構成。毎日更新でお届けしますよ~。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-04 08:53:12
16504文字
会話率:4%
昭和二〇年八月七日、ついに大日本帝国はポツダム宣言を受諾し、連合国に降伏した。連合国にとっては意外な急転直下の大戦終結だった。太平洋方面の主軍たる米軍は、フィリピン、硫黄島、沖縄と増大する日本軍の抵抗に、本土決戦は必至であり、激戦と甚大な
損害は免れないものと覚悟していたからだ。
予想外の状況は、ソ連軍が侵攻した樺太と満州でも起きた。樺太守備の日本軍は逆襲し、ソ連領内まで攻め入った。満州の関東軍の抵抗も頑強で、撃退に成功するかと思われた。結局、米軍の満州領内への進撃と原爆投下があって、一五日に日ソ両軍は停戦した。ともあれ、あと一年は続くとされていた戦争の終結に連合国は安堵した。
早すぎる終結は連合国の準備不足を意味した。大日本帝国の解体と占領は既定事項だったが、その詳細計画は未定だったし、大東亜に大きく広がっていた日本軍の占領地については何も考えられていなかった。単に日本軍を武装解除し解散させれば済む問題ではない。日本軍の消滅は力と統治の空白を生む。すでに、ビルマとベトナムには独立政権が存在し、インドネシアでも独立が宣言された。大東亜各地で大きな混乱と騒乱、そして内戦が予想される。
いよいよ連合軍の進駐と占領が開始される。先行きは予断を許さない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 12:00:00
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会話率:59%
不思議な美しい服を着た女性を夢で見た。大手電機メーカーをリストラされた翔太は、ある田舎町の工場でライン工になる。工場とアパートの往復、むなしい日々が続いた。ある日、工場に或る国からの技能実習生が来ることになった。暗闇に墜ちた人生が明るくな
っていく、ストーリーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 17:34:05
1855文字
会話率:40%