蒸気機関の発達した平行異世界、19世紀末。
日本生まれの泥棒ピーペは、生き抜くチャンスを掴もうと世界第一の蒸機都市ロンドンへ到着するも、いきなり人間離れした殺人鬼と出くわす。
連続殺人『切り裂きジャック』事件の始まりだった。
ところが、現
場に居合わせた怪しい貴族の青年デスは「遺体はフェイク、今のところ犠牲者はゼロ」だと言う……?
「ではこのまま。『ジャック』を出し抜き、誰も殺させないで捕まえましょう。そして、手柄も宝もいただきです」
「すごい無茶言ってるの分かってる?!」
天才(奇人)発明家で美貌の青年貴族デスと、人たらし中年怪盗ピーペが、解析機関で情報を割り出し、スチーム動力マシンを駆って凶行の裏を掻く。
蒸機ロマンと悪意渦巻くスチームパンク・シティの闇に挑むミステリー冒険活劇!
珍妙バディの活躍を、お見逃しなく!
※「Nolaノベル」、「pixiv」にも同じ内容で投稿しています(文字数調整や推敲・修正などによる少しの差異はあります)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 19:00:00
425281文字
会話率:47%
毎週水曜日、図書館のある敷地内のベンチで楽しげに読書談議をする若い男女がいた。
男性は王城に勤める役人と思われる貴族の青年で、相手の方はどこかの貴族の家のメイド見習いらしき、まだ少女といった方が適切だと思える女性だった。
いつし
か二人は互いに思い合うになっていたが、それを口に出したり感情を表すことはなかった。
二人が身分違いで結ばれることができないことなど一目瞭然だったからだ。
それ故にお互いに本名も住まいも伝えることはなかった。
そんな中、ちょっとしたすれ違いで、彼女は水曜日に図書館に現れなくなった。
彼女を探し出して謝罪したくても、彼女の居場所がわからない。それなら王都中の貴族の屋敷を調べてやると思ったが、彼にはやるべきことがあり、それを優先しなければならなかった。
それは母親が推し進めてくる縁談の阻止だった。
しかしその過程で偶然に想い人である少女と再会する。
そして二人は身分違いだけでなく、互いの両親が因縁の仲であることを知ってショックを受ける。
しかし、そんな辛い想いを隠しつつ、とある疑惑の解明に向かって二人は協力して行くことになる。
そして待ち受ける、二人の運命は……!!
クズ親のせいで辛い思いをして育った二人が、自己を犠牲にしても過去からずっと続いてきた犯罪を明らかにしていく、ちょっとだけサスペンス風の恋愛ものです。
ハッピーエンドで、ざまぁ有りです。作者は微ざまぁ専門なのですが、今回は過激なものはありませんが、微といはいえないかも……です!
あくまでも異世界の話で、出てくる社会制度も薬も植物も料理も虚実が混ざっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 20:00:00
29479文字
会話率:20%
一番下っ端の聖女として、修行という名の下働きをするマリエッタは今日も身をすり減らしていた。そんな時偶然出会ったのが、伯爵令嬢ながら男装姿で活動するサーシャ。身分や立場の違いを乗り越えて二人は無二の親友となる。しかし、楽しい時間は永遠に続くは
ずがなかった。やがて、サーシャは貴族の青年アドルファスと、マリエッタは裕福な農場主キリアンとそれぞれ結婚することになる。二人の道は分かれ、新しい家族と新しい人生を歩むことになる。それでも一度誓った友情は変わることはなかった。苦楽の末に再び出会った二人は何を選択するのだろうか。
女の友情+男女の恋愛+女の一代記みたいな話です。途中辛い展開もありますが、ハッピーエンドなので最後までお付き合いくださると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 09:10:00
29643文字
会話率:51%
明治時代、鹿鳴館が華やいだころの物語。
華族令嬢の宵子は、実家が祀っていた犬神の呪いで声を封じられたことで家族に疎まれ、使用人同然に扱われている。
特に双子の妹の暁子は、宵子が反論できないのを良いことに無理難題を押し付けるのが常だった。
あ
る夜、外国人とのダンスを嫌がる暁子の身代わりとして鹿鳴館の夜会に出席した宵子は、ドイツ貴族の青年クラウスと出会い、言葉の壁を越えて惹かれ合う。
けれど、折しも帝都を騒がせる黒い人喰いの獣の噂が流れる。狼の血を引くと囁かれるクラウスは、その噂と関わりがあるのか否か──
ノベマ!、カクヨム、アルファポリスにも掲載しています。
全31話約10万字、完結まで毎日更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 07:10:00
101414文字
会話率:18%
よくある異世界転移者の私は、ゲーム上で息子として作成したNPC(何故か幼児化)を胸に抱えて、気付けば見知らぬ西洋ファンタジー風の世界に立っていた。葛藤も渇望も、乗り越えたり蓋をしたりして、どうにか生きること10年。ある日、独り立ちしたはずの
息子が、超絶イケメン貴族を連れて実家に戻ってきたところより、物語は始まる。
ちなみに、このアポなし息子、来たのは出勤一時間前の早朝。夜も明けていない時間である。そう、化粧も身支度もしていない室内着で、明らかに貴族の青年と向かい合わせで座る羽目になった母親の心境を100字以内で答えよ。
*ボーイズラブ表記は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 22:06:25
135257文字
会話率:27%
よくある異世界転移者の私は、ゲーム上で息子として作成したNPC(何故か幼児化)を胸に抱えて、気付けば見知らぬ西洋ファンタジー風の世界に立っていた。葛藤も渇望も、乗り越えたり蓋をしたりして、どうにか生きること10年。ある日、独り立ちしたはずの
息子が、超絶イケメン貴族を連れて実家に戻ってきたところより、物語は始まる。
ちなみに、このアポなし息子、来たのは出勤一時間前の早朝。夜も明けていない時間である。そう、化粧も身支度もしていない室内着で、明らかに貴族の青年と向かい合わせで座る羽目になった母親の心境を100字以内で答えよ。
*ボーイズラブ表記は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-04 23:07:07
2381文字
会話率:20%
森の奥で行き倒れたその少女は、すべての記憶を失っていた。王子はそれを歓迎し、貴族はひどく嘆き悲しんだ。
記憶を取り戻させたくない一国の王子と、記憶を蘇らせたい貴族の青年。その二人に見守られながら、少女は失くしたものに想いを馳せる。ただ一つだ
け胸に残った、復讐の炎に身を焦がしながら。
この物語は、王子と貴族、第三者視点の三視点で進みます。
多少の残酷描写があるかもしれません。
更新は不定期、かつ間が空く可能性が大です。
「カクヨム」の方でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 00:00:00
6743文字
会話率:51%
フランスが舞台の貴族の青年と売られていた少女の交流を描いた小説。
人形が人間になる話。
※pixivにも重複投稿しています。
(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21863525)
最終更新:2024-03-29 17:14:04
9494文字
会話率:43%
身内の金遣いの荒さに口を挟み続けた結果、追放されることになった貴族の青年マルコ。
途中仲間にした獣人のミャアと共に追放先の『ローグの地』で農業したり錬金術したり静かに暮らそうと思っていたのだが、迫害された獣人族をローグの地で次々保護すること
になって……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 11:08:10
205463文字
会話率:49%
近世イタリア。辺境の村に移住した没落貴族の青年アベーレと従姉のヨランダ。村とその周辺では、人狼の仕業とされる惨殺事件が続発していた。
♝エブリスタで公開している小説の改訂版です。
最終更新:2024-03-12 23:59:04
93353文字
会話率:42%
21歳の貴族の青年、リュス・クロスは、友人のブラッケン・ユーグノーに、リュスの実妹を殺した罪で死刑にされる。しかし、実際はリュスは無実であり、地獄に堕ちた後に、地獄の門番のケルベロスに無実だと言い渡される。しかし、リュスは生き返りブラッケ
ンに復讐することを決意する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 00:00:00
4628文字
会話率:61%
奴隷の少女と貴族の青年の話。あまり内容が思い浮かばなかった。原作短い。(※重複投稿しています)
最終更新:2024-03-07 07:00:00
342文字
会話率:0%
悪趣味な貴族の青年と醜い少年の、耽美系ブロマンス。
醜いはずの少年が、美しい生き物の振舞い方を心得ている。イアンは、少年に興味を惹かれ、飼うことにした。
やがて、歪に美しい少年の魅力に陶酔し、執着を強めていく。
全7話の想定です。
最終更新:2024-02-07 15:05:38
3552文字
会話率:39%
婚約者に浮気されたエリーゼは国を出ることにする。ひょんなことから助けた隣国の貴族の青年の世話になることになり、彼の勧めで騎士を目指すことになる。どうせなら、と騎士団長の座を獲得しようと邁進する。
最終更新:2024-02-01 00:00:00
154728文字
会話率:41%
「この記憶は誰のものだ」
四枚の花びらを広げたような形をした大陸ハイドランジア。
その大陸に歴史に名を残す五人の王がいた。その王たちは、水を操り雨を降らせ、時に人の傷を癒す最上級魔法の水の使い手であった。
古代、争いの絶えぬ大陸の
中央を平定した統一王マニュス。
奴隷の身で反乱を起こし、奴隷たちに希望を与えた奴隷王サクスム。
中世、水害や干ばつから民を救い、絶大な人気をはくしつつも、幾度とない臣下の裏切りに合い、多くの人を虐殺した暴君ルド。
近代、天災で苦しむ村を水魔法で救い、神聖視され王となった、水神王アニバル。
現代、争いを鎮め、大陸の三つのエリアを治め繁栄をもたらせた賢王リアム。
賢王リアムの死後、少女ロラは生まれた。父親が愛してくれると信じながらも虐待を受け、首を絞めれたときに濁流のように己ではない記憶が押し寄せる。自分ではない思考が父を罵り、追い詰めていく。ロラは己が恐ろしくなり混乱の中、魔物の住む森へ飛び込んでしまう。そこで貴族の青年と出会い、運命が動きだす!
※世界史や日本史の小ネタ・パロディあり。神とは歴史とは人とは何か。時代を越えた一人の魂が積み上げた記録です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 07:00:00
1904814文字
会話率:43%
私は、ある日、突然異世界に召喚されてしまった日本人の女子高校生。
貴族の青年の婚約者となり庇護されることになった。
三年後、二十歳になった私は婚約者から婚約の撤回を告げられる。
突然、この世界に呼ばれたあの日のように……。
こうなったら言っ
てやる!。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-01 06:00:00
7579文字
会話率:32%
雨が降る中、村娘のリーリエは瀕死の青年を助けた。立派な馬に乗り上質な服を着た貴族の青年に、リーリエは命の代価として要求したものは──。
最終更新:2023-05-26 07:00:00
9660文字
会話率:32%
目覚めると、金髪碧眼の貴族の青年と目が合った。
彼は一体誰……?
恥ずかしがり屋の主人公と
努力家で優秀なのに自己評価が低い美貌の青年。
夏の初め、二人の関係は――。
◆模倣・盗用・転載・盗作禁止◆
(C)一番星キラリ All Right
s Reserved.
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-20 12:00:00
14868文字
会話率:20%
王侯貴族を中心に「的中率100%」の異名を持つ稀代の占い師エリーゼ。
類稀な才能と88年もの人生経験が心に染みわたると話題沸騰の、今最も王都で予約が取れない王侯貴族専門の占い師である。
どんな恋の悩みもひとたび相談すれば、霧が晴れるように解
決するという噂が口コミで広がり、今日も今日とて人目を忍んで恋に迷う高位貴族が押し寄せる。
とはいえ、占い料が高額すぎる、法外だ、悪徳商法だ、平民のくせに無礼だなんだという声があるのも事実。
批判の声も何のその、平民上等無礼無双の老婆には誰にも明かしてはならない秘密があって…。
そんなある日、誰にも言えない深い悩みがあるので占ってほしいと貴族の青年からの依頼があり、エリーゼはいつものように粗野な老婆として客人を迎え入れるのだが―。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 14:27:53
8298文字
会話率:40%
実の弟に婚約者を寝取られたジェネシスは、新しい婚約だの結婚だのに全く興味関心が持てなかった。しかし貴族の嫡男の義務として、世継ぎは必要だ。世話焼きで下世話な上司の紹介で、子爵令嬢のユリカと出会う。ユリカは外見底辺の子女であった。結婚を視野に
入れていても、心通わせることが出来るのだろうか。
心に傷を負った貴族の青年と、自分に自信が持てない令嬢が、少しずつ互いに愛情を持つようになるお話です。
※匂わせ程度の記述あり。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 23:26:24
7632文字
会話率:29%
突然婚約破棄を突き付けられたフローレス。
彼女は公爵家令息との結婚を間近に控えていた。
それなのに婚約者のリカルドに、「お前はもういらない、新しい婚約者がいる」と婚約破棄を宣言されたのだ。
相手はなんと、フローレスの知人であるリリアだ。
悲しいだろう悔しいだろうと傲慢な態度で煽ってくるリカルド。
愛する婚約者に公衆の面前で捨てられたら傷付くに決まっている。
「でも私、あなたのこと愛していないので」
けろっとした顔で言うフローレスに、リカルドは愕然とする。
愛してるふりをしていた、リリアをけしかけたのだって私だし。
まんまと策略にはまってくれてありがとう。
畳み掛けるように言われて、あとには退けないリカルドとリリア。
策略通りめでたく自由の身となったフローレスは、慰謝料を得てカフェ経営の夢をかなえた。
そして一年後。
フローレスの店に一人の貴族の青年が訪れた。
眉目秀麗、謹厳実直。
物語のヒーローのような彼は、しかし笑顔の可愛い気さくな好青年だった。
貴族なんてもうこりごりだと思っていたフローレスが、彼を好きになるのにそう時間はかからなかった。
※アルファポリスで連載していたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-04 20:19:25
72869文字
会話率:30%
仕事帰りのケイトは、階段から落ちかけたところを一人の青年に助けられる。
ケイトは自分がぶつかったせいだと謝る青年に、ごはんを奢ってくれたらチャラと提案した。
アーサーと名乗ったその青年が、必要以上に落ち込んでいるように見えたから。
図々
しい提案にアーサーは快く応じてくれて、身分違いの友人関係が始まったのだった。
政略結婚で結婚した妻に裏切られた貴族の青年が、屈託なく明るい庶民の主人公に心を癒やされ恋をするお話です。
※アルファポリス様で連載していたものを少し修正して投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-12 15:17:58
18731文字
会話率:34%